JP4978047B2 - 被監視デバイスおよび被監視デバイスの制御方法 - Google Patents

被監視デバイスおよび被監視デバイスの制御方法 Download PDF

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本発明は、被監視デバイスに関し、特に、複数の監視装置と接続される被監視デバイスに関する。
ローカルエリアネットワークをはじめとするネットワークに接続して使用されるネットワークデバイス、例えば、ネットワークプリンタを、ネットワーク上の監視装置を用いて監視することが行われている。ネットワークデバイスは、自発的にあるいは監視装置からの要求に応じて、ネットワークデバイスの動作状態などの属性情報を、監視装置に送信する。
かかる場合、例えば、監視装置に障害が発生したときに、ネットワークデバイスの監視が中断してしまうことを抑制するために、ネットワークデバイスを含むネットワークシステムに複数の監視装置を導入する、いわゆる冗長な監視を行うシステムが知られている。
このようなネットワークシステムにおいて、ネットワークデバイスが、常時、複数の監視装置に対して属性情報を送信していたのでは、ネットワークデバイスの負荷やネットワークトラフィックが大きくなってしまう。このため、ネットワークデバイスが、定期的に自分を監視している監視装置に対して監視信号を送信することによって、監視装置における障害の有無を監視する技術が知られている(例えば、特許文献1)。この技術において、ネットワークデバイスは、自分を監視している監視装置の障害を検出すると、他の監視装置を探索し、新たに自分を監視する監視装置を決定する。そして、ネットワークデバイスは、新たに決定した監視装置に対して代替監視要求を送信し、以後、新たな監視装置に対して属性情報を送信する。
特開2002−330132号公報 特開2003−51822号公報
しかしながら、上記ネットワークシステムでは、ネットワークデバイスの負荷が大きいという問題があった。ネットワークデバイスは、属性情報の送信に加えて、定期的な監視装置の監視、障害時における新たな監視装置の探索・決定、代替監視要求の送信など、多くの処理を行う必要があるからである。このため、例えば、リソースの少ないネットワークデバイスおよび監視装置を用いるネットワークシステムなどのために、監視装置の負荷をあげることなく、ネットワークデバイスの負荷を低減可能なより簡便な仕組みが望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の監視装置と被監視デバイスを含むシステムにおいて、簡便な構成により冗長な監視を実現することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第1の態様は、繰り返し問い合わせを行うことによりデバイスを監視する第1および第2の監視装置と接続される被監視デバイスを提供する。第1の態様に係る被監視デバイスは、受信部と、応答部と、を備える。前記受信部は、前記第1の監視装置からの第1の問い合わせ、および、前記第2の監視装置からの第2の問い合わせを受信する。前記応答部は、前記第1の問い合わせに応じて、前記被監視デバイスに関する属性情報を前記第1の監視装置に通知する。さらに、前記応答部は、最後の前記第1の問い合わせから所定時間が経過した後に、前記第2の問い合わせを受けた場合に、前記第2の問い合わせに応じて前記属性情報を前記第2の監視装置に通知し、最後の前記第1の問い合わせから所定時間が経過する前に、前記第2の問い合わせを受けた場合に、前記属性情報を含まないパケットを、前記第2の問い合わせに対する応答として前記第2の監視装置に送信する。前記第2の監視装置は、前記被監視デバイスから前記第2の問い合わせに対する応答が所定のタイムアウト期間内に無い場合に、前記被監視デバイスに前記第2の問い合わせを再送する
第1の態様に係る被監視デバイスによれば、第1の監視装置からの問い合わせに対しては、属性情報を通知する。そして、第1の監視装置から所定時間に亘って問い合わせがない場合に限って、第2の監視装置からの問い合わせに対して属性情報を通知する。この結果、第1の監視装置や第1の監視装置との通信経路に障害が発生した場合には第2の監視装置に対して属性情報が通知される冗長な監視が実現される。さらに、第1の監視装置が正常な場合、すなわち、定期的に第1の監視装置からの問い合わせが受信されている場合には、第2の監視装置に対して、属性情報が通知されないので、ネットワークトラフィックを抑制することができる。さらに、被監視デバイスは、監視装置からの問い合わせがあった場合に、属性情報の通知・非通知の処理を行うだけでよいので、被監視デバイスの負荷が抑制される。また、第1および第2の監視装置は、被監視デバイスに対して、繰り返し問い合わせを行い、その属性情報を受け取るだけなので、これらの監視装置の負荷が大きくなることもない。
第1の態様に係る被監視デバイスにおいて、前記第1の監視装置は、所定の周期で、前記第1の問い合わせを繰り返し送信し、前記所定時間は、前記所定の周期より長くても良い。こうすれば、被監視デバイスは、第1の監視装置や第1の監視装置との通信経路に障害が発生した場合に限り、第2の監視装置に対して属性情報を通知することを、精度良く行うことができる。
第1の態様に係る被監視デバイスにおいて、前記第1の監視装置は、前記被監視デバイスに対して先に問い合わせを行った監視装置であり、前記第2の監視装置は、前記被監視デバイスに対して後に問い合わせを行った監視装置であっても良い。こうすれば、被監視デバイスは、問い合わせの順序に応じて、優先する監視装置を決定できる。
第1の態様に係る被監視デバイスにおいて、前記応答部は、最後の前記第1の問い合わせから所定時間が経過する前に、前記第2の問い合わせを受けた場合に、前記第2の監視装置に対して前記属性情報を含まないパケットを送信する。こうすれば、第2の監視装置は、パケットを受信することにより、被監視デバイスが第2の問い合わせを受信したことを認識することができる。また、このパケットは、属性情報を含まないため、サイズが小さく、ネットワークトラフィックを増加させることもない。
本発明の第2の態様は、繰り返し問い合わせを行うことによりデバイスを監視する複数の監視装置と接続される被監視デバイスを提供する。第2の態様に係る被監視デバイスは、記憶部と、受信部と、判断部と、応答部とを備える。前記記憶部は、前記複数の監視装置の優先順位を記憶する。前記受信部は、前記複数の監視装置からの問い合わせを受信する。前記判断部は、第1の問い合わせが受信された時より所定時間前から、前記第1の問い合わせが受信された時までの期間に、前記第1の問い合わせを行った監視装置より優先順位が高い他の監視装置からの第2の問い合わせが受信されたか否かを判断する。前記応答部は、前記期間に前記第2の問い合わせが受信されていないと判断された場合に、前記第1の問い合わせを行った監視装置に対して前記被監視デバイスに関する属性情報を通知し、前記期間に前記第2の問い合わせが受信されたと判断された場合に、前記第1の問い合わせを行った監視装置に対して前記属性情報を含まないパケットを前記第1の問い合わせの応答として送信する。前記第1の問い合わせを行った監視装置は、前記被監視デバイスから前記第1の問い合わせに対する応答が所定のタイムアウト期間内に無い場合に、前記被監視デバイスに前記第1の問い合わせを再送する。
第2の態様に係る被監視デバイスによれば、優先順位が最も高い監視装置からの問い合わせに対しては、常に属性情報を通知する。一方で、それ以外の監視装置からの問い合わせに対しては、優先順位の高い他の監視装置からの問い合わせが所定時間以上ない場合に限り、属性情報を通知する。この結果、優先順位の高い監視装置やその監視装置との通信経路に障害が発生した場合には、優先順位の低い監視装置に対して属性情報が通知される冗長な監視が実現される。さらに、優先順位の高い監視装置が正常な場合、優先順位の低い他の監視装置に対して、属性情報が通知されないので、ネットワークトラフィックを抑制することができる。さらに、被監視デバイスは、監視装置からの問い合わせがあった場合に、属性情報の通知・非通知の処理を行うだけでよいので、被監視デバイスの負荷が抑制される。また、第1および第2の監視装置は、被監視デバイスに対して、繰り返し問い合わせを行い、その属性情報を受け取るだけなので、これらの監視装置の負荷が大きくなることもない。
第2の態様に係る被監視デバイスにおいて、前記複数の監視装置は、所定の周期で、前記問い合わせを繰り返し送信し、前記所定時間は、前記所定の周期より長くても良い。こうすれば、被監視デバイスは、優先順位の高い監視装置やその監視装置との通信経路に障害が発生した場合に限り、優先順位の低い監視装置に対して属性情報を通知することを、精度良く行うことができる。
第2の態様に係る被監視デバイスにおいて、前記複数の監視装置の優先順位は、各監視装置からの最初の問い合わせが受信された順番であっても良い。こうすれば、被監視デバイスは、容易に複数の監視装置の優先順位を決定することができる。
第2の態様に係る被監視デバイスにおいて、前記複数の監視装置の優先順位は、ユーザにより前記記憶部に記憶されても良い。こうすれば、複数の監視装置の優先順位をユーザが自由に設定することができる。
第2の態様に係る被監視デバイスにおいて、前記応答部は、前記期間に前記第2の問い合わせが受信されたと判断された場合に、前記第1の問い合わせを行った監視装置に対して前記属性情報を含まないパケットを送信しても良い。こうすれば、第2の問い合わせを行った監視装置は、パケットを受信することにより、被監視デバイスが第2の問い合わせを受信したことを認識することができる。また、このパケットは、属性情報を含まないため、サイズが小さく、ネットワークトラフィックを増加させることもない。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、複数の監視装置と、被監視デバイスを備えるシステムとして実現することができる。さらに本発明は、繰り返し問い合わせを行うことによりデバイスを監視する複数の監視装置と接続される被監視デバイスの制御方法のような方法発明として実現することができる。あるいは、かかる装置、システムまたは方法を構築するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現することができる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
・ネットワークシステムの構成:
図1は、第1実施例におけるネットワークシステムの概略構成図である。ネットワークシステム1000は、図1に示すように、クライアントとしての計算機(以下、単にクライアントという。)CL1〜CL3と、監視装置としての計算機AG1〜AG3(以下、単に監視装置という。)と、ネットワークデバイスとしてのプリンタPRT1〜PRT8と、サーバSVと、を含む。クライアントCL1〜CL3と、監視装置AG1〜AG3と、プリンタPRT1〜PRT8とは、ローカルエリアネットワークLAN1を介して互いに接続されている。一方、サーバSVは、他のローカルエリアネットワークLAN2に接続されている。そのローカルエリアネットワークLAN1は、ファイアウォールFWを介してインターネットINTに接続されている。また、サーバSVは、ローカルエリアネットワークLAN2に接続されており、そのローカルエリアネットワークLAN2は、インターネットINTに接続されている。なお、以下の説明において、各クライアントCL1〜CL3、各監視装置AG1〜AG3、および、各プリンタPRT1〜PRT8を区別する必要がない場合には、符号の末尾の数字を省略し、それぞれ、クライアントCL、監視装置AG、プリンタPRTと表記する。
ファイアウォールFWは、ローカルエリアネットワークLAN1に接続された機器が、インターネットINT経由で不正にアクセスされるのを避けるため、インターネットINT経由で受信するこれら機器への接続要求を破棄するように設定されている。このため、ローカルエリアネットワークLAN1に接続された機器とサーバSVとの間で通信を行うためには、ローカルエリアネットワークLAN1に接続された機器からサーバSVに接続要求を送って、サーバSVとの間の接続を確立する必要がある。
クライアントCLは、中央演算装置(CPU)と記憶装置(ROM、RAMなど)を備える周知の計算機である。クライアントCLのユーザは、クライアントCLからローカルエリアネットワークLAN1を介して印刷ジョブを送信することによって、ローカルエリアネットワークLAN1上のプリンタPRTに印刷を実行させることができる。
サーバSVは、中央演算装置(CPU)と記憶装置(ROM、RAMなど)を備える周知の計算機であり、ローカルエリアネットワークLAN1に接続されたプリンタPRT1〜PRT8の稼働状況を管理する管理サーバとして機能する。サーバSVは、後述するように、ローカルエリアネットワークLAN1に接続された監視装置AG1〜AG3からプリンタPRT1〜PRT8の属性情報を受信することにより、プリンタPRT1〜PRT8の管理を行う。
図2〜図5を参照して、監視装置AG、および、プリンタPRTについて説明する。図2は、第1実施例における監視装置AGおよびプリンタPRTの内部構成を示すブロック図である。図3は、収集情報ファイルの内容を概念的に示す説明図である。図4は、監視設定ファイルの内容を概念的に示す説明図である。図5は、エージェント管理テーブルの内容を概念的に示す説明図である。
監視装置AGは、周知の計算機であり、図2に示すように、CPU110と、RAMなどの内部記憶装置120と、ハードディスクなどの外部記憶装置180と、を備えている。監視装置AGは、さらに、表示部160と、キーボードやマウスなどの操作部170と、通信インターフェース部(I/F部)190と、を備えている。通信I/F部190は、ローカルエリアネットワークLAN1に接続されており、ネットワーク上の他の機器との通信を実行する。
監視装置AGの内部記憶装置120には、種々のプログラムやデータが格納されるが、図2においては、本実施例における処理に必要な構成を選択的に図示し、本明細書においては、図示された構成について説明する。内部記憶装置120には、エージェントプログラム130と、収集情報ファイル140と、監視設定ファイル150とが、格納されている。エージェントプログラム130がCPU110によって実行されることにより、プリンタPRTから属性情報を収集し、サーバSVに送信するプリンタ監視機能が監視装置AGにおいて実現される。
エージェントプログラム130は、問い合わせ部132と、応答受信部134と、収集情報送信部136とを含んでいる。問い合わせ部132は、プリンタPRT1〜PRT8のうち、監視対象であるプリンタに、そのプリンタの属性情報を問い合わせる。応答受信部134は、問い合わせ部132による問い合わせに対して、問い合わせ先のプリンタから送信されてくる応答を受信する。応答に含まれるプリンタの属性情報は、収集情報ファイル140に記録される。収集情報送信部136は、収集情報ファイル140に記録されたプリンタの属性情報を、サーバSVに対して送信する。属性情報の問い合わせ、および、その応答の受信は、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)に従って実行される。属性情報のサーバSVに対する送信は、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に従って、実行される。
収集情報ファイル140は、上述したように監視装置AGが問い合わせによって、監視対象のプリンタから収集されたプリンタの属性情報が格納されている。プリンタの属性情報は、各プリンタにおいてMIB(Management Information Base)として記録されている。MIBには、各種の属性情報がオブジェクトとして格納されている。MIBの各オブジェクトは、ツリー構造で管理され、それぞれにオブジェクトID(以下、OIDと呼ぶ。)が割り振られ、識別できるようになっている。このOIDは、「1.4.2.2.1.3」のようにピリオドで区切られた数字となっている。
収集情報ファイル140には、図3に示すように、各監視対象のプリンタから収集した属性情報が、その属性情報に対応するOID、その収集先のプリンタのプリンタID、および、その属性情報が収集された時刻と関連付けて、記録されている。
監視設定ファイル150は、監視装置AGのエージェントプログラム130が、監視対象のプリンタから属性情報を収集する際に参照する情報が設定されたファイルである。監視設定ファイル150は、プリンタリスト150aと、属性情報リスト150bを含んでいる。プリンタリスト150aは、監視装置AGが監視対象とするプリンタのプリンタIDが、IPアドレスと関連付けて記録されている。例えば、図4に示す監視設定ファイル150のプリンタリスト150aには、プリンタPRT1〜PRT8全てが記録されているので、この監視設定ファイル150を格納する監視装置AGは、プリンタPRT1〜PRT8全てを監視対象としていることが解る。ここで、各監視装置AG1〜AG3は、必ずしもプリンタPRT1〜PRT8全てを監視対象とする必要はないが、プリンタPRT1〜PRT8のそれぞれが監視装置AG1〜AG3のうちの2以上の監視装置から監視対象とされることが好ましい。こうすることによって、各プリンタPRT1〜PRT8について冗長な監視が行われ、監視装置のいずれかが故障した場合などにおいても、監視漏れを防止または抑制することができる。
属性情報リスト150bは、監視対象のプリンタから収集すべき属性情報の項目を特定するための情報である。具体的には、属性情報リスト150bは、図4に示すように、属性情報を識別するOIDが、その属性情報を収集する収集周期と関連付けて記録されている。30秒ごとに収集される属性情報は、例えば、紙詰まりなどプリンタのエラー状態を示すエラー情報や、印刷枚数などプリンタの印刷実績を示す実績情報を含む。また、1時間ごとに収集される属性情報は、例えば、プリンタのトナー残量などの消耗品情報などを含む。1日ごとに収集される属性情報は、例えば、プリンタにインストールされたファームウエアのバージョン、プリンタに搭載されたネットワークボードの種類、プリンタの機種などの構成情報を含む。
監視設定ファイル150は、ネットワーク管理者により各監視装置AGに格納されても良いし、エージェントプログラム130がサーバSVに取得要求を送信することにより、サーバSVから取得されても良い。
図2に示すように、プリンタPRTは、プリンタ本体PRBと、ネットワークボードNBと、を備えている。
プリンタ本体PRBは、プリンタコントローラ260とプリンタエンジン270とを備えている。プリンタエンジン270は、画像の印刷を実行する機構部分である。プリンタコントローラ260は、ネットワークボードNBから与えられた実行対象の印刷ジョブに従って、プリンタエンジン270に印刷を実行させる。プリンタコントローラ260は、印刷ジョブを格納するプリンタバッファ262と、自らの属性情報を記録した上述したMIBを格納するMIB格納部264と、を備えている。
ネットワークボードNBは、CPUとROMやRAMなどのメモリとを備えるコンピュータである。ネットワークボードNBは、通信制御部210と、ジョブ処理部230と、被監視処理部240、エージェント管理テーブル250とを含んでいる。各機能部210、230、240の機能は、図示しないメモリに格納されたファームウエアをCPUが実行することによって実現される。
ジョブ処理部230は、クライアントCLから送信された印刷ジョブをプリンタコントローラ260に渡す。被監視処理部240は、プリンタPRTの被監視デバイスとしての機能を実現する機能部である。通信制御部210は、ジョブ処理部230および被監視処理部240の下位層にある通信プロトコル、例えば、TCP/IPを解釈して、ジョブ処理部230および被監視処理部240と外部の機器との通信を実現する。
被監視処理部240は、受信部242と、判断部244と、応答部246とを含む。受信部242は、監視装置AGからの問い合わせを受信する。判断部244は、監視装置AGからの問い合わせに対して、属性情報を通知するか否かを判断する。応答部246は、監視装置AGからの問い合わせに対する応答を、監視装置AGに対して送信する。応答部246は、判断部244が属性情報を通知すると判断した場合に、応答に属性情報を含ませることにより、監視装置AGに対して属性情報を通知する。なお、被監視処理部240における処理については、さらに後述する。
エージェント管理テーブル250は、プリンタPRTが、自身を監視する監視装置AGを管理するためのテーブルである。エージェント管理テーブル250には、図5に示すように、そのプリンタPRTを監視している監視装置AGのIPアドレスが、優先順位と関連付けられて記録されている。また、エージェント管理テーブル250には、記録されている監視装置AGごとに、問い合わせ受信時刻を記録する欄が設けられている。この欄には、各監視装置AGから送信された最後の問い合わせの受信時刻が記録される。エージェント管理テーブル250については、問い合わせに対する応答処理を説明する際にさらに説明する。
・監視装置AGにおける処理:
図6を参照して監視装置AGのエージェントプログラム130が実行する監視処理について説明する。図6は、監視処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。監視処理は、監視対象であるプリンタに対して繰り返し問い合わせを行うことにより、プリンタを監視する処理である。監視処理は、監視装置AGが起動されている間は、常に実行されている。
エージェントプログラム130の問い合わせ部132は、問い合わせ時刻になったか否かを判断する(ステップS102)。問い合わせ部132は、上述した監視設定ファイル150を参照することにより、監視周期を認識して、監視周期に応じて問い合わせ時刻を設定している。問い合わせ部132は、設定された問い合わせ時刻になったと判断すると(ステップS102:YES)、問い合わせ先のプリンタPRTを特定する(ステップS104)。具体的には、問い合わせ部132は、監視設定ファイル150のプリンタリスト150aを参照して、問い合わせ先となる1または複数の監視対象プリンタを特定する。
監視対象プリンタが特定されると、問い合わせ部132は、問い合わせ項目を特定する(ステップS106)。問い合わせ部132は、監視設定ファイル150の属性情報リスト150bを参照して、収集対象である属性情報のOIDを取得することにより、問い合わせ項目を特定する。
問い合わせ先、および、問い合わせ項目が特定されると、問い合わせ部132は、一の問い合わせ先、すなわち、ステップS104において問い合わせ先として特定された監視対象プリンタの一つに対して、問い合わせを行う(ステップS108)。具体的には、問い合わせ部132は、監視対象プリンタのIPアドレスを送信先IPアドレスとし、SNMPプロトコルに従った情報要求を送信する。情報要求には、問い合わせ項目として取得されたOIDが記述される。
問い合わせが行われると、問い合わせ先の監視対象プリンタから応答が送信されてくるので、エージェントプログラム130の応答受信部134は、かかる応答を取得する(ステップS110)。応答受信部134は、応答を取得すると、その応答に属性情報が含まれているか否かを判断する(ステップS112)。後述するように、問い合わせ先からの応答には、問い合わせにおいて指定したOIDに対応する属性情報が含まれる場合と、含まれていない場合がある。応答受信部134は、応答に属性情報が含まれている場合には(ステップS112:YES)、属性情報を取得して、収集情報ファイル140に記録する(ステップS114)。
応答に属性情報が含まれていない場合(ステップS112:NO)、あるいは、属性情報が収集情報ファイル140に記録された後、問い合わせ部132は、ステップS104において問い合わせ先として特定された全ての監視対象プリンタに対して、問い合わせが終了したか否かを判断する(ステップS116)。問い合わせ部132は、全ての問い合わせ先に対して問い合わせが終了していないと判断すると(ステップS116:NO)、ステップS108に戻って、問い合わせが行われていない問い合わせ先(監視対象プリンタ)に対する問い合わせを実行する。一方、問い合わせ部132は、全ての問い合わせ先に対して問い合わせが終了したと判断すると(ステップS116:YES)、ステップS102にリターンする。
ステップS102において、問い合わせ部132が設定された問い合わせ時刻になっていないと判断すると(ステップS102:NO)、エージェントプログラム130の収集情報送信部136は、サーバ送信時刻になったか否かを判断する(ステップS118)。サーバ送信時刻は、例えば、予め定められた周期(例えば、3時間)で定期的に設定される。収集情報送信部136は、サーバ送信時刻になったと判断すると(ステップS118:YES)、サーバSVに対して、収集情報ファイル140を送信する。具体的には、収集情報送信部136は、サーバSVに対して接続要求を送信して、監視装置AGとサーバSV間のコネクションを確立し、そのコネクションを介して収集情報ファイル140をサーバSVにアップロードする。
収集情報ファイル140がサーバSVに送信されると、収集情報送信部136は、収集情報ファイル140を更新する(ステップS122)。例えば、収集情報送信部136は、送信済みの収集情報ファイル140をバックアップとして保存し、新たな収集情報ファイル140を、以降に収集された属性情報を格納するために用意する。収集情報ファイル140が更新されると、本処理は、ステップS102にリターンされる。
ステップS118において、サーバ送信時刻になっていないと判断されると(ステップS118:NO)、本処理は、ステップS102にリターンされる。
以上説明した監視処理が、複数の監視装置AG1〜AG3において、それぞれ独立して実行される。これにより、複数の監視装置AG1〜AG3において、それぞれの監視対象であるプリンタPRTの属性情報が定期的に収集され、収集された属性情報は、定期的にサーバSVにアップロードされる。
・プリンタPRTにおける処理:
図7を参照して、各プリンタPRT1〜PRT8の被監視処理部240が実行する被監視処理について説明する。図7は、被監視処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。被監視処理は、監視装置AGからの問い合わせを受けた場合に実行される。
問い合わせが監視装置AGから送信されてくると、被監視処理部240の受信部242は、当該問い合わせを受信する(ステップS302)。問い合わせが受信されると、被監視処理部240は、問い合わせ元の監視装置AGを特定する(ステップS304)。IPアドレスは、監視装置AGごとに異なるので、被監視処理部240は、問い合わせ(本実施例では、SNMPに従った情報要求)のヘッダ、例えば、TCP/IPヘッダに含まれる送信元IPアドレスあるいはMACアドレスを参照することにより、問い合わせ元を特定することができる。
被監視処理部240は、次いで、特定された問い合わせ元の監視装置AGがエージェント管理テーブル250に登録済みであるか否かを判断する(ステップS306)。被監視処理部240は、問い合わせ元の監視装置AGがエージェント管理テーブル250に登録済みでないと判断すると(ステップS306:NO)、当該問い合わせ元の監視装置AGをエージェント管理テーブル250に登録する。具体的には、被監視処理部240は、当該監視装置AGを特定するための情報、本実施例では、IPアドレスをエージェント管理テーブル250に登録する(図5)。その際、被監視処理部240は、新たに登録された監視装置AGに優先順位を割り当て、その優先順位を監視装置AGに関連付けてエージェント管理テーブル250に記録する(図5)。本実施例では、エージェント管理テーブル250に登録された順番に、すなわち、監視装置AGからの最初の問い合わせを受信した順番に、各監視装置AGの優先順位が割り当てられる。なお、図5に示すエージェント管理テーブル250には、3台の監視装置AGが登録されていることが解る。
被監視処理部240は、問い合わせ元の監視装置AGがエージェント管理テーブル250に登録済みであると判断した場合(ステップS306:YES)、あるいは、問い合わせ元の監視装置AGをエージェント管理テーブル250に登録した後、当該問い合わせが受信された時刻(問い合わせ受信時刻)を、エージェント管理テーブル250に記録する(ステップS310:図5参照)。問い合わせ受信時刻は、他の機器にとって意味のある時刻である必要はなく、当該プリンタPRT内部で管理されている時刻であっても良い。本実施例では、問い合わせ受信時刻は、プリンタPRTの電源投入からの経過時間を用いる。ここで、被監視処理部240は、問い合わせ受信時刻を記録する際、既に記録欄に以前の問い合わせ受信時刻が記録されている場合には、以前に記録した時刻を消去して、新たな問い合わせ受信時刻に更新する。この結果、エージェント管理テーブル250の問い合わせ受信時刻の記録欄には、登録済み監視装置AGごとに、その監視装置AGからの最後の問い合わせが受信された時刻が記録されていることになる。
次いで、被監視処理部240の判断部244は、問い合わせ元の監視装置AGより優先順位の高い他の監視装置AGが、エージェント管理テーブル250に登録されているか否かを判断する(ステップS312)。判断部244は、問い合わせ元より優先順位が高い他の監視装置AGがエージェント管理テーブル250に登録されている場合(ステップS312:YES)、当該優先順位の高い他の監視装置AGからの問い合わせが、所定期間中にあったか否かを判断する(ステップS314)。所定期間は、現在時刻(処理中の問い合わせの受信時刻)より判断時間T1分だけ前の時点から、現在時刻までの期間である。この判断は、エージェント管理テーブル250に記録されている各登録済みAGの問い合わせ受信時刻を参照することにより、実行される。
本実施例では、判断時間T1=75(秒)とされている。例えば、現在処理中の問い合わせが、受信時刻t=12570(秒)に受信され、優先順位が3番目の監視装置AGからの問い合わせであるとする。この場合、判断部244は、時刻12495から時刻12570(現在時刻)までの期間に、優先順位1番目または2番目の監視装置AGから問い合わせがあったか否かを判断する。
判断部244が、所定期間内に優先順位の高い他の監視装置AGから問い合わせが有ったと判断すると(ステップS314:YES)、被監視処理部240の応答部246は、現在処理中の問い合わせの問い合わせ元である監視装置AGに対して、空パケットを応答として送信し(ステップS316)、本処理を終了する。空パケットは、処理中の問い合わせが要求する属性情報を含まないパケットを意味し、極力サイズを小さくすることが望ましい。
一方、問い合わせ元より優先順位が高い他の監視装置AGがエージェント管理テーブル250に登録されていない場合(ステップS312:NO)、または、判断部244が、所定期間内に優先順位の高い他の監視装置AGから問い合わせがなかったと判断した場合(ステップS314:NO)には、応答部246は、問い合わせに応じて、問い合わせが要求する属性情報を取得する(ステップS318)。具体的には、判断部244は、現在処理中の問い合わせに含まれているOIDに対応する属性情報を、MIB格納部264に格納されているMIBにアクセスして取得する。応答部246は、問い合わせ元である監視装置AGに対して、取得された属性情報を、応答として送信し(ステップS320)、本処理を終了する。
ここで、上述した判断時間T1の長さは、監視装置AGにおける最も短い問い合わせ周期より長く設定される。本実施例では、30秒、1時間、1日の3種類の周期が設定されているため最も短い周期は、30秒である(図4参照)。本実施例では、上述したように判断時間T1は、30秒より長い75秒に設定されている。
以上説明した監視装置AGにおける監視処理(図5)およびプリンタPRTにおける被監視処理(図6)が行われた結果、ネットワークシステム1000において行われる問い合わせとその応答の様子を、図8および図9を参照して説明する。図8は、監視装置AGからの問い合わせと、問い合わせに対するプリンタPRTの応答を概念的に示す第1の説明図である。図9は、監視装置AGからの問い合わせと、問い合わせに対するプリンタPRTの応答を概念的に示す第2の説明図である。
図8および図9に示すように、あるプリンタPRTに対して、3つの監視装置AG1〜AG3が、監視対象として周期的な問い合わせを行っているとする(図6)。3つの監視装置AG1〜AG3は、最初の問い合わせを行った順番に従って、それぞれ優先順位を割り当てられプリンタPRTにおいて、エージェント管理テーブル250に記録される(図7:ステップS308)。ここで、図8および図9においてかっこ書きで示すように、優先順位は、監視装置AG2が1番目、監視装置AG1が2番目、監視装置AG3が3番目であるとする。
図8および図9において、横軸は時間の経過を示し、矢印は矢印の始点に対応する監視装置AGからプリンタPRTへの問い合わせを示す。また、矢印の終点に示す丸印およびバツ印は、その矢印が示す問い合わせに対するプリンタPRTの応答の態様を示す。丸印は、応答が属性情報を含むこと、すなわち、図7:ステップS320によって行われる応答であることを示す。バツ印は、応答が属性を含まない空パケットであること、すなわち、図7:ステップS316によって行われる応答であることを示す。さらに、各監視装置AGに対応する横線のうち実線部分は、その監視装置AGが正常な状態であることを示し、破線部分はその監視装置AGが障害状態であることを示す。ここで、監視装置AGが正常であるとは、監視装置AGが正常に監視処理を実行しており、かつ、監視装置AGとプリンタPRTとの間の通信が可能な状態であることを意味する。監視装置AGが障害状態であるとは、監視装置自体の障害により監視処理が行われなくなった状態と共に、監視装置AGとプリンタPRTとの間の回線の障害などにより通信ができない状態を含む。
まず、図8および図9から解るように、優先順位が最も高い監視装置AG2は、行った問い合わせに対して必ず属性情報を含む応答が送信されることにより、属性情報が通知される。一方、優先順位が低い監視装置AG1および監視装置AG3は、優先順位が最も高い監視装置AG2が正常である期間には、行った問い合わせに対して空パケットが応答として送信され、属性情報が通知されない。これは、判断時間T1が、監視装置AG2の問い合わせ周期である30秒より長い75秒に設定されているため、監視装置AG2が30秒周期で問い合わせを繰り返している間は、監視装置AG1および監視装置AG3が行った問い合わせに対する被監視処理(図7)におけるステップS314において、必ず、所定期間中に優先順位の高い監視装置から問い合わせが有ったと判断されるからである。
ここで、最も優先順位が高い監視装置AG2に障害が発生し、問い合わせができなくなった場合を考える。かかる場合には、監視装置AG2の障害発生前の最後の問い合わせから判断時間T1を経過した後に、2番目の優先順位を持つ監視装置AG1の問い合わせに対して、空パケットに代えて、属性情報を含む応答が送信される(図8)。この結果、プリンタPRTの監視は、障害の発生した監視装置AG2に代わって、監視装置AG1が行うことになる。一方で、3番目の優先順位を持つ監視装置AG3の問い合わせに対しては、空パケットが送信され続ける。
ここで、さらに、2番目の優先順位を持つ監視装置AG1に障害が発生すると、最も優先順位が高い監視装置AG2に障害が発生した場合と同様の経過を経て、3番目の優先順位を持つ監視装置AG3に、プリンタPRTの監視が引き継がれる。すなわち、監視装置AG1の障害発生前の最後の問い合わせから判断時間T1を経過した後に、3番目の優先順位を持つ監視装置AG1の問い合わせに対して、空パケットに代えて、属性情報を含む応答が送信される(図8)。
図9には、障害が発生した監視装置が復旧して、正常な監視処理を開始した場合におけるプロセスが示されている。監視装置AG1および監視装置AG2に障害が発生し、3番目の優先順位を持つ監視装置AG1に属性情報が通知されている状態において、2番目の優先順位を持つ監視装置AG1が障害から復旧し、プリンタPRTに対して問い合わせを開始した場合には、速やかに、復旧した2番目の優先順位を持つ監視装置AG1にプリンタPRTの監視が引き継がれる。すなわち、2番目の優先順位を持つ監視装置AG1からの問い合わせに対して属性情報が通知され、監視装置AG1からの復旧後における最初の問い合わせ後に、監視装置AG3からの問い合わせに対しては、空パケットが送信される(図9)。
さらに、最も優先順位が高い監視装置AG2が復旧して、正常な監視処理を開始すると、監視装置AG2からの問い合わせに対して、属性情報が通知され、他の監視装置AG1、AG3からの問い合わせに対しては、空パケットが送信される(図9)。
以上説明した第1実施例に係る被監視デバイスとしてのプリンタPRTによれば、複数の監視装置AGから繰り返し問い合わせを受けることのより監視対象とされている場合において、最も優先順位が高い監視装置AGからの問い合わせに対しては、常に属性情報を通知する。一方で、それ以外の監視装置AGからの問い合わせに対しては、優先順位の高い他の監視装置AGからの問い合わせが判断時間T1以上ない場合に限り、属性情報を通知する。この結果、優先順位の高い監視装置AGに何等かの障害が発生した場合には、優先順位の低い監視装置AGに対して属性情報が通知される冗長な監視が実現される。
さらに、優先順位の高い監視装置AGが正常に周期的な問い合わせを行っている場合、優先順位の低い他の監視装置AGに対して、属性情報が通知されないので、ローカルエリアネットワークLAN1のトラフィックを抑制することができる。
さらに、各プリンタPRTは、監視装置AGからの問い合わせがあった場合に、被監視処理(図7)を行うだけで良い。すなわち、各プリンタPRTは、被監視デバイスとしての他の処理、例えば、従来技術のように、監視装置を監視するためのヘルスチェック信号を監視装置に送信したり、一つの監視装置に障害が発生した場合に代替監視装置を選択したりする必要がないので、プリンタPRTの負荷が抑制される。
また、複数の監視装置AGは、プリンタPRTに対して、互いに独立に繰り返し問い合わせを行い、その属性情報または空パケットを受け取るだけなので、例えば、複数の監視装置AG間で何等かの連携処理を行う必要がなく、これらの監視装置AGの負荷が大きくなることもない。また、監視装置AGを障害状態から復旧させる時に、監視処理を再開させるだけでよく、代行を行っている他の監視装置AGやプリンタPRTの再設定などを行う必要がない。さらに、ネットワークシステム1000に新たな監視装置AGを追加/削除する場合においても、他の監視装置AGやプリンタPRTに特別な設定などを行う必要がなく容易である。
さらに、複数の監視装置AGからの収集情報ファイル140の送信を受け付け、プリンタPRTの属性情報を管理するサーバSVには、複数の監視装置AGから送信された属性情報が、時間的に重複することがない。このためサーバSVに不要な重複情報が送信されることがなく、サーバSVにおいて属性情報の取捨選択を行う必要がない。従って、さらに、ローカルエリアネットワークLAN1やインターネットINTのネットワークトラフィックを抑制できる共に、サーバSVの処理負荷も低減することができる。
B.第2実施例:
第1実施例において、監視処理は、独立した計算機である監視装置AGによって実行されているが、これに限られない。例えば、監視処理を実行するエージェントプログラム130は、クライアントCLの一部または全部に実装されても良い。かかる場合には、クライアントCLが、第1実施例におけるクライアントとしての機能と共に、監視装置としての機能を備えることとなる。
また、エージェントプログラム130は、被監視デバイスとしてのプリンタPRTの全部または一部に実装されても良い。図10および図11を参照して、監視処理を実行するエージェントプログラム130をプリンタに実装する態様を、第2実施例として説明する。図10は、第2実施例におけるネットワークシステムの概略構成図である。図11は、第2実施例における第1のプリンタPRTaと第2のプリンタPRTbの内部構成を示すブロック図である。
第2実施例におけるネットワークシステム1000bには、第1実施例におけるネットワークシステム1000のような独立した監視装置AGは備えられていない。ネットワークシステム1000bは、第1実施例と異なり、2種類のプリンタ、すなわち、第1のプリンタPRTa1およびPRTa2と、第2のプリンタPRTb1〜PRTb6とを備えている。第2実施例におけるネットワークシステム1000bの他の構成は、第1実施例におけるネットワークシステム1000と同一であるので、図10において、同一の構成について図1と同一の符号を付し、その説明を省略する。また、以下の説明において、各第1のプリンタPRTa1およびPRTa2、各第2のプリンタPRTb1〜PRTb6を区別する必要がない場合には、符号の末尾の数字を省略し、それぞれ、第1のプリンタPRTa、第2のプリンタPRTbと表記する。
第1のプリンタPRTaは、プリンタ本体PRBと、カスタムネットワークボードCNBと、を備えている。一方、第2のプリンタPRTbは、プリンタ本体PRBと、ネットワークボードNBを備えている。第1のプリンタPRTaは、ネットワークボードNBに代えて、カスタムネットワークボードCNBを備える点で、第1実施例におけるプリンタPRTと異なり、他の構成については、第1実施例におけるプリンタPRTと同一である。第2のプリンタPRTbは、第1実施例におけるプリンタPRTと同一である。第1実施例と同一の構成については、その説明を省略する。
図11に示すように、カスタムネットワークボードCNBは、ネットワークボードNBが備える全構成要素、すなわち、通信制御部210、ジョブ処理部230、被監視処理部240、エージェント管理テーブル250を備える。カスタムネットワークボードCNBは、さらに、第1実施例において監視装置AGが備える監視処理のために必要な構成要素、すなわち、エージェントプログラム130、収集情報ファイル140、監視設定ファイル150を全て備える。
この結果、第1のプリンタPRTaは、被監視デバイスとしての機能と、監視装置としての機能を備えることになる。例えば、図10における第1のプリンタPRTa1のエージェントプログラム130は、第1のプリンタPRTa1自身を含むネットワークシステム1000b内のプリンタPRTa、PRTbの全部または一部を監視対象として監視処理(図6)を実行する。さらに、第1のプリンタPRTa1は、第1のプリンタPRTa1自身、あるいは、第1のプリンタPRTa2のエージェントプログラム130からの問い合わせに対して応答するための被監視処理(図7)を実行する。
第1のプリンタPRTaのエージェントプログラム130からみて、第1のプリンタPRTaおよび第2のプリンタPRTbは、全て等価であり、エージェントプログラム130は、エージェントプログラム130自体が搭載されている第1のプリンタPRTaについても、他のプリンタについても区別なく扱うことができる。
以上説明した第2実施例におけるネットワークシステム1000bにおいても、第1実施例におけるネットワークシステム1000と同様の作用・効果を奏することができる。また、ネットワークシステム1000bでは独立した監視装置AGを用意する必要がないため、簡易で小型のネットワークシステムを実現することができる。
C.変形例:
・第1変形例:
上記実施例において、プリンタPRTの被監視デバイスとしての機能は、さらに、簡便な構成としても良い。例えば、プリンタPRTは、各監視装置について優先順位を付けることなく、電源が投入された後、最初に受信された問い合わせの問い合わせ元のIPアドレスを記憶することとする。そして、以後、プリンタPRTは、記憶されたIPアドレスを問い合わせ元とする問い合わせに対しては、常に、属性情報を通知する。一方、プリンタPRTは、記憶されたIPアドレス以外のIPアドレスを問い合わせ元とする問い合わせに対しては、記憶されたIPアドレスを問い合わせ元とする問い合わせが、判断時間T1以上の期間に亘って受信されない場合に限り、属性情報を通知することとしても良い。
このような簡略化された構成であっても、特に、一台のプリンタPRTに対する監視装置AGが2台までであるシンプルなネットワークシステムにおいて、第1実施例と同様の作用・効果を実現することができる。また、さらにプリンタPRTの処理負荷を低減することができる。
・第2変形例:
上記第1実施例においては、複数の監視装置AGの優先順位は、最初の問い合わせが行われた順序に従って、プリンタPRTが自動的に各監視装置AGに付与しているが、これに代えて、ユーザが優先順位を設定してエージェント管理テーブル250に記述しても良い。こうすれば、ユーザの意図に応じたシステム構成を実現することができる。ただし、実施例のように自動的に優先順位を付与する場合には、ユーザの設定負担を軽減できる利点がある。
・第3変形例:
上記第1実施例においては、判断時間T1の長さは、75秒に設定されているが、これに限られない。判断時間T1の長さは、監視装置AGの問い合わせ周期、特に、優先順位が最低ではない監視装置AGの問い合わせ周期を考慮して、適切な値に定められる。判断時間T1は、優先順位が最低ではない監視装置AGにおける最も短い問い合わせ周期より長く設定するのが好ましい。そうでない場合には、優先順位が高い監視装置AGが正常に問い合わせを繰り返しているにも関わらず、より優先順位が低い監視装置AGからの問い合わせに対して、属性情報を通知してしまう場合があるからである。
また、監視装置AGの負荷や、監視装置AGとプリンタPRTとの間の通信負荷などによって、監視装置AGが正常であっても、問い合わせ周期が変動することもあり得るので、このような周期変動を考慮して、判断時間T1の長さを定めることが好ましい。こうすることにより、プリンタPRTは、優先順位が高い監視装置AGに以上が発生した場合に限り、優先順位の低い監視装置AGからの問い合わせに対して、属性情報を通知することを、精度良く実行できる。
さらに、判断時間T1が長すぎると、図8を参照すると解るように、優先順位の高い監視装置AGに障害が発生し、優先順位の低い監視装置AGにプリンタPRTの監視が引き継がれる時に、優先順位の高い監視装置AGにおける障害発生から優先順位の低い監視装置AGに最初に属性情報が通知されるまでの期間(引き継ぎ期間)が長くなる不都合がある。引き継ぎ期間が長くなると、属性情報がどの監視装置AGに対しても送られない、いわゆる監視漏れが増加するおそれがある。
以上を考慮して、判断時間T1は、例えば、実施例のように各監視装置が同じ周期(実施例では、30秒)で問い合わせを行う場合、その周期の2倍〜4倍程度に設定され得る。
・第4変形例:
上記第1実施例において、プリンタPRTは、監視装置AGからの問い合わせに対して属性情報を通知しない場合には、空パケットを監視装置AGに対する応答として送信しているが、監視装置AGに対して何も送信しないこととしても良い。ただし、実施例のように空パケットを送信することとすれば、監視装置AGは、空パケットを受信することによって、自身が行った問い合わせがプリンタPRTにおいて受信されたことを認識することができる利点がある。例えば、監視装置AGは、自身が行った問い合わせに対する応答が所定のタイムアウト期間内に無いときは、問い合わせが送信先に届かなかったと認識して、再び問い合わせを繰り返す仕様とされる場合がある。かかる場合には、プリンタPRTから空パケットが送信されてくることによって、不要な再問い合わせが行われることを抑制できる。
・第5変形例:
上記第1実施例では、プリンタPRTにおいて、問い合わせ元の監視装置AGを特定するための識別情報として、IPアドレスを使用しているが、識別情報は各監視装置AGによって異なる任意の情報とすることができる。例えば、監視装置AGの通信I/F部190毎に別個の値が設定されるMACアドレスを使用しても良いし、AppleTalk(登録商標)のノードIDなどの識別子(ネットワーク識別子)を使用するものとしても良い。いずれの識別情報を用いる場合であっても、監視装置AGからの問い合わせのボディあるいはヘッダに、使用する識別情報を含まれていれば良い。
・その他の変形例:
上記実施例では、被監視デバイスとしてプリンタPRTが用いられているが、他の種類のデバイスを用いても良い。例えば、スキャナSCN、複合機MFD、ファクシミリ、コピー機を、被監視デバイスとして用いても良い。あるいは、ルータ、スイッチを始めとするネットワーク中継装置を被監視デバイスとしても良い。
上記実施例において、ハードウエアによって実現されていた構成の一部をソフトウエアに置き換えても良く、逆にソフトウエアによって実現されていた構成の一部をハードウエアに置き換えても良い。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
第1実施例におけるネットワークシステムの概略構成図。 第1実施例における監視装置およびプリンタの内部構成を示すブロック図。 収集情報ファイルの内容を概念的に示す説明図。 監視設定ファイルの内容を概念的に示す説明図。 エージェント管理テーブルの内容を概念的に示す説明図。 監視処理の処理ルーチンを示すフローチャート。 被監視処理の処理ルーチンを示すフローチャート。 監視装置からの問い合わせと問い合わせに対するプリンタの応答を概念的に示す第1の説明図。 監視装置からの問い合わせと問い合わせに対するプリンタの応答を概念的に示す第2の説明図。 第2実施例におけるネットワークシステムの概略構成図。 第2実施例における第1のプリンタと第2のプリンタの内部構成を示すブロック図。
符号の説明
110…CPU
120…内部記憶装置
130…エージェントプログラム
132…問い合わせ部
134…応答受信部
136…収集情報送信部
140…収集情報ファイル
150…監視設定ファイル
150a…プリンタリスト
150b…属性情報リスト
160…表示部
170…操作部
180…外部記憶装置
190…通信I/F部
210…通信制御部
230…ジョブ処理部
240…被監視処理部
242…受信部
244…判断部
246…応答部
250…エージェント管理テーブル
260…プリンタコントローラ
262…プリンタバッファ
264…MIB格納部
270…プリンタエンジン
1000、1000b…ネットワークシステム
1000b…ネットワークシステム
PRT、PRTa、PRTb…プリンタ
NB…ネットワークボード
AG…監視装置
CL…クライアント
SV…サーバ

Claims (11)

  1. 繰り返し問い合わせを送信することによりデバイスを監視する第1および第2の監視装置と接続される被監視デバイスであって、
    前記第1の監視装置からの第1の問い合わせ、および、前記第2の監視装置からの第2の問い合わせを受信する受信部と、
    前記第1の問い合わせに応じて、前記被監視デバイスに関する属性情報を前記第1の監視装置に通知すると共に、最後の前記第1の問い合わせから所定時間が経過した後に、前記第2の問い合わせを受けた場合に、前記第2の問い合わせに応じて前記属性情報を前記第2の監視装置に通知し、最後の前記第1の問い合わせから所定時間が経過する前に、前記第2の問い合わせを受けた場合に、前記属性情報を含まないパケットを、前記第2の問い合わせに対する応答として前記第2の監視装置に送信する応答部と、
    を備え
    前記第2の監視装置は、前記被監視デバイスから前記第2の問い合わせに対する応答が所定のタイムアウト期間内に無い場合に、前記被監視デバイスに前記第2の問い合わせを再送する、被監視デバイス。
  2. 請求項1に記載の被監視デバイスにおいて、
    前記第1の監視装置は、所定の周期で、前記第1の問い合わせを繰り返し送信し、
    前記所定時間は、前記所定の周期より長い、被監視デバイス。
  3. 請求項1または請求項2に記載の被監視デバイスにおいて、
    前記第1の監視装置は、前記被監視デバイスに対して先に問い合わせを行った監視装置であり、
    前記第2の監視装置は、前記被監視デバイスに対して後に問い合わせを行った監視装置である、被監視デバイス。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の被監視デバイスにおいて、
    前記第1の監視装置及び前記第2の監視装置のうち、少なくとも一方は、前記被監視デバイスに装着されたネットワークボードにより構成される、被監視デバイス。
  5. 繰り返し問い合わせを送信することによりデバイスを監視する複数の監視装置と接続される被監視デバイスであって、
    前記複数の監視装置の優先順位を記憶する記憶部と、
    前記複数の監視装置からの問い合わせを受信する受信部と、
    第1の問い合わせが受信された時より所定時間前から、前記第1の問い合わせが受信された時までの期間に、前記第1の問い合わせを行った監視装置より優先順位が高い他の監視装置からの第2の問い合わせが受信されたか否かを判断する判断部と、
    前記期間に前記第2の問い合わせが受信されていないと判断された場合に、前記第1の問い合わせを行った監視装置に対して前記被監視デバイスに関する属性情報を通知し、前記期間に前記第2の問い合わせが受信されたと判断された場合に、前記第1の問い合わせを行った監視装置に対して前記属性情報を含まないパケットを前記第1の問い合わせの応答として送信する応答部を備え、
    前記第1の問い合わせを行った監視装置は、前記被監視デバイスから前記第1の問い合わせに対する応答が所定のタイムアウト期間内に無い場合に、前記被監視デバイスに前記第1の問い合わせを再送する、被監視デバイス。
  6. 請求項5に記載の被監視デバイスにおいて、
    前記複数の監視装置は、所定の周期で、前記問い合わせを繰り返し送信し、
    前記所定時間は、前記所定の周期より長い、被監視デバイス。
  7. 請求項5または請求項6に記載の被監視デバイスにおいて、
    前記複数の監視装置の優先順位は、各監視装置からの最初の問い合わせが受信された順番である、被監視デバイス。
  8. 請求項5または請求項6に記載の被監視デバイスにおいて、
    前記複数の監視装置の優先順位は、ユーザにより前記記憶部に記憶される、被監視デバイス。
  9. 請求項5ないし請求項8のいずれかに記載の被監視デバイスにおいて、
    前記複数の監視装置のうち、少なくとも1つは、前記被監視デバイスに装着されたネットワークボードにより構成される、被監視デバイス。
  10. 繰り返し問い合わせを送信することによりデバイスを監視する第1および第2の監視装置と接続される被監視デバイスの制御方法であって、
    前記第1の監視装置からの第1の問い合わせ、および、前記第2の監視装置からの第2の問い合わせを受信する工程と
    前記第1の問い合わせに応じて、前記被監視デバイスに関する属性情報を前記第1の監視装置に通知する工程と
    最後の前記第1の問い合わせから所定時間が経過した後に、前記第2の問い合わせを受けた場合に、前記第2の問い合わせに応じて前記属性情報を前記第2の監視装置に通知する工程と
    最後の前記第1の問い合わせから所定時間が経過する前に、前記第2の問い合わせを受けた場合に、前記属性情報を含まないパケットを、前記第2の問い合わせに対する応答として前記第2の監視装置に送信する工程と、
    を備え、
    前記第2の監視装置は、前記被監視デバイスから前記第2の問い合わせに対する応答が所定のタイムアウト期間内に無い場合に、前記被監視デバイスに前記第2の問い合わせを再送する、制御方法。
  11. 繰り返し問い合わせを送信することによりデバイスを監視する複数の監視装置と接続される被監視デバイスの制御方法であって、
    前記複数の監視装置の優先順位を取得する工程と
    前記複数の監視装置からの問い合わせを受信する工程と
    第1の問い合わせが受信された時より所定時間前から、前記第1の問い合わせが受信された時までの期間に、前記第1の問い合わせを行った監視装置より優先順位が高い他の監視装置からの第2の問い合わせが受信されたか否かを判断する工程と
    前記期間に前記第2の問い合わせが受信されていないと判断された場合に、前記第1の問い合わせを行った監視装置に対して前記被監視デバイスに関する属性情報を通知する工程と
    前記期間に前記第2の問い合わせが受信されたと判断された場合に、前記第1の問い合わせを行った監視装置に対して前記属性情報を含まないパケットを前記第1の問い合わせの応答として送信する工程と
    を備え、
    前記第1の問い合わせを行った監視装置は、前記被監視デバイスから前記第1の問い合わせに対する応答が所定のタイムアウト期間内に無い場合に、前記被監視デバイスに前記第1の問い合わせを再送する、制御方法。
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