JP5672882B2 - 通信装置およびプログラム - Google Patents
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そして、省電力状態として動作するための構成として、例えば特許文献1に見られるように、メインコントローラの他に、消費電力の少ないサブコントローラを備え、省電力状態の動作時にはメインコントローラの動作を停止させ、サブコントローラでネットワーク通信を行うことにより、消費電力を節約可能にする技術が開示されている。
そして、従来の画像形成装置においては、サブコントローラだけではこの定期送信ができず、定期送信に係る送信動作を行う度に、メインコントローラを通常電力状態(「通常電力モード」,「通常モード」,又は「通常状態」ともいう)に復帰させる必要があっため、定期送信の実行が必要な状態では頻繁に通常電力状態に復帰してしまい、十分に消費電力を低減できないという問題があった。
上記第1の制御手段に、データの定期送信の実行が必要となった場合に、省電力状態においてもその定期送信を継続する必要があるか否かを判断する判断手段と、上記判断手段が継続する必要があると判断した場合に、上記必要となった定期送信を制御するための制御情報を上記第2の制御手段に送信して記憶させる設定手段とを備え、
上記第2の制御手段に、上記第1の制御手段の設定手段から送信された制御情報を記憶する記憶手段と、少なくとも上記省電力状態においては、その記憶手段に記憶されている制御情報に基づきデータの定期送信を実行する定期送信手段と、上記記憶手段に上記制御情報を記憶させる際に十分な空き容量がなかった場合に、その記憶させる制御情報及び上記記憶手段に既に記憶している制御情報の中で、次に実行すべき定期送信に係る制御情報以外の少なくとも1つの制御情報を、所定の外部装置に送信して記憶させると共に上記記憶手段から消去する第1の制御情報管理手段とを備えたものである。
さらに、上記制御情報に、上記定期送信を実行するタイミングを規定するタイミング情報を含み、上記第2の制御手段に、上記第1の制御手段の設定手段から送信された制御情報に含まれるタイミング情報に基づいて、その制御情報に基づく定期送信の実行タイミングを管理するタイミング管理手段を設けてもよい。
上記通信装置を制御する第1,第2のコンピュータのうち省電力状態でも動作する第2のコンピュータを、上記設定手段から送信された制御情報を記憶する記憶手段と、少なくとも上記省電力状態においては、その記憶手段に記憶されている制御情報に基づきデータの定期送信を実行する定期送信手段と、上記記憶手段に上記制御情報を記憶させる際に十分な空き容量がなかった場合に、その記憶させる制御情報及び上記記憶手段に既に記憶している制御情報の中で、次に実行すべき定期送信に係る制御情報以外の少なくとも1つの制御情報を、所定の外部装置に送信して記憶させると共に上記記憶手段から消去する第1の制御情報管理手段として機能させるためのプログラムとを備えたものである。
さらに、上記制御情報に、上記定期送信を実行するタイミングを規定するタイミング情報を含み、上記第2のコンピュータを、上記設定手段から送信された制御情報に含まれるタイミング情報に基づいて、その制御情報に基づく定期送信の実行タイミングを管理するタイミング管理手段として機能させるためのプログラムを更に備えてもよい。
また、この発明のプログラムによれば、通信装置を制御する第1のコンピュータに第1の制御手段としての機能を、通信装置を制御する第2のコンピュータに第2の制御手段としての機能をそれぞれ実現させることにより、同様な効果を得ることができる。
〔画像形成装置管理システムのネットワーク構成〕
まず、この発明による通信装置の一実施形態である画像形成装置を含む画像形成装置管理システムの概要について説明する。
図1は、その画像形成装置管理システムのネットワーク構成例を示す概念図である。
管理装置30は、各画像形成装置10からそれぞれ定期送信されるデータ(送信データ)を収集し、その送信データを保管して解析することにより、その送信データの送信元の各画像形成装置10を管理する。
次に、画像形成装置10のハードウェア構成について説明する。
図2は、その画像形成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この画像形成装置10は、図2に示すように、コントローラボード11及びエンジン13を備えている。そのコントローラボード11及びエンジン13は、エンジンインタフェース14を介して通信可能に接続されている。
メインシステムMは、通常電力状態において画像形成装置10を制御するハードウェア群であり、省電力状態では動作を停止するメインコントローラ(第1の制御手段)に相当する。
PHYチップ115は、メインCPU111からの論理信号を所定の電気信号に変換し、その電気信号をエンジンインタフェース14に入力する。
PHYチップ116は、メインCPU111からの論理信号を所定の電気信号に変換し、ハブ118に入力する。
ハブ118は、USBインタフェース119及びエンジンインタフェース14とバスを介して通信可能に接続されている。
USBインタフェース119は、USB接続のためのハードウエアインタフェースである。
ネットワークインタフェース126は、図1のネットワーク1上のサーバ20と通信可能に接続するためのハードウェア(通信手段)であり、ネットワーク通信における物理層の機能を実現する。
操作パネル131は、各種情報を表示する液晶パネル等の表示部(表示手段)や、各種情報を入力するハードウェアキー等の入力部(入力手段)を備える。
プリンタ133は、エンジンインタフェース14を介してASIC114より入力される画像データを印刷用紙等の印刷媒体に可視画像として印刷(プリント)する。
FCU134は、公衆回線を介してFAX(ファクシミリ)装置、あるいはFAX機能を有するPCや複合機等の画像形成装置と送受信を行う。
次に、図2のメインシステムMのRAM113およびサブシステムSのRAM123にそれぞれロードされる、定期送信の制御に関わるソフトウェア(各プログラムモジュール等)の構成について説明する。なお、各プログラムモジュールによる処理は、実際にはCPUが各プログラムモジュールに基づいて動作することによって実行するが、説明の都合上、各プログラムモジュールが処理を実行するものとして説明する。以後も、各プログラムモジュールが何らかの処理を行うものとして説明を行う場合には、同様とする。
メインシステムMのRAM113には、通信制御モジュール201,状態管理モジュール203,サブシステム設定モジュール204,およびサブシステムインタフェースモジュール(以下単に「インタフェース」ともいう)205がロードされている。これらのプログラムモジュール等は、例えば電源投入時にメインCPU111によりASIC114を介してROM112又はHDD117から読み出され、RAM113にロードされる。RAM113にロードされた各プログラムモジュールは、それぞれに実装された処理手順をメインCPU111に実行させることにより、それぞれの機能を実現する。
送信間隔は、定期送信に係る送信の間隔を規定するデータであり、定期送信を実行するタイミングを規定するタイミング情報である。
送信データは、通信相手の装置に送信すべきデータである、HTTP(hypertext transfer protocol)リクエストやFTP(File Transfer Protocol)リクエスト等である。送信先である通信相手のアドレスも、この送信データに含まれる。また、HTTPリクエストやFTPリクエストは、画像データ等を含み、サイズが非常に大きい場合もある。
受信タイムアウトは、レスポンス受信の最大待ち時間を規定するデータである。
送信終了条件は、定期送信を終了する条件を、リトライ回数や経過時間等により規定するデータである。
サブシステム設定モジュール204は、上述した自動送信制御情報202を、サブシステムインタフェースモジュール205を介してサブシステムSに設定するプログラムである。
サブシステムインタフェースモジュール205は、メインシステムMがサブシステムSと通信するためのインタフェースを提供するプログラムである。
自動送信制御モジュール212は、メインシステムMから渡された自動送信制御情報202に基づいて定期送信を制御し、自動送信制御情報202に含まれる受信データに基づき、受信した応答をサブシステムS側で処理するかメインシステムMで処理させるか等を判定するプログラムである。
なお、送信スケジュール管理テーブル220には、現在実行中の定期送信毎に送信スケジュールが登録される。従って、送信スケジュール管理テーブル220には0から複数の送信スケジュールが登録されることになる。そして、各送信スケジュールは、送信ID、送信間隔、及び次回送信時間の情報を含む。このうち送信ID及び送信間隔は、実行する定期送信に係る自動送信制御情報に基づいて登録し、次回送信時間については、送信を実行する毎に、現在時刻と送信間隔に基づき算出して登録する。
自動送信制御情報記憶モジュール215は、自動送信制御情報202をサブシステムSの記憶領域に読み書きするプログラムである。
自動送信制御情報送受信モジュール216は、サブシステムSで記憶できない自動送信制御情報202を外部端末にアップロードし、必要になったタイミングで外部端末から自動送信制御情報202をダウンロードするプログラムである。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
図6は、第1実施例における、図3に示した各プログラムモジュールの通常電力状態での動作シーケンス例を示す図である。
なお、図6には、省電力状態においても継続する必要がある定期送信の例として、生存確認パケットの定期送信と、データ送信エラー発生時の定期的な再送を挙げた。
また、通信制御モジュール201は、省電力状態においても定期送信を継続するか否かの判断において、判断手段として機能する。
また、以上の処理は、通信制御モジュール201が、定期送信の実行が必要になったことを検出し、かつその定期送信を省電力状態においても継続する必要があると判断する毎に行う。そして、複数ある通信制御モジュール201のいずれが定期送信の実行が必要になったことを検出した場合でも、定期送信登録要求は、その検出した通信制御モジュール201がサブシステム設定モジュール204に渡し、以後の処理は共通である。
図7は、第1実施例における、図3に示した各プログラムモジュールの省電力状態での定期送信実行に関する動作シーケンス例を示す図である。
省電力状態での定期送信の実行は、上述のようにサブシステムSのモジュールが担当するが、このための処理は、以下の(A8)〜(A12)に示すものである。
そして、その自動送信制御情報202に含まれている送信データと受信タイムアウトの情報を含む送信要求を自動送信モジュール214に渡して、その送信データの自動送信を実行させる(S36)。自動送信モジュール214は、この要求に応じて、送信データにより指定された通信相手に、送信データに含まれる、送信すべきデータを送信し、応答を受信する(S37)。これらのステップS36及びS37の機能が、この発明に関わる定期送信手段としての機能に該当する。
そして、自動送信モジュール214は、受信した応答のデータを自動送信制御モジュール212に返す(S38)。受信タイムアウト期間内に応答を受信しなかった場合には受信NGを示すデータを返せばよい。
そして、定期送信を終了する場合(定期送信の継続が不要になった場合)に、ステップS31で受け取った送信IDに係る自動送信制御情報及び送信スケジュールを削除するように、自動送信制御情報記憶モジュール215及び自動送信スケジュール管理モジュール213にそれぞれ要求し(S41,S42)、これらの削除を行わせる。
その機能は、この発明に関わる消去手段としての機能に該当する。
そして、図示は省略したが、この要求に応じて状態管理モジュール203は画像形成装置10を省電力状態から通常状態へ復帰させる。その後、自動送信制御モジュール212は各インタフェースモジュールを介して、ステップS38で受け取った応答データをメインシステムMに渡し、メインシステムMはその応答データに応じて必要な処理を実行する。
以上の(A11)及び(A12)に示した処理機能が、この発明に関わる応答データ処理手段としての機能に該当する。
(a1)メインシステムM(メインコントローラ)が、データの定期送信の実行が必要となった場合に、省電力状態においてもその定期送信を継続する必要があるか否かを判断し、継続する必要がある場合に、上記必要となった定期送信を制御するための制御情報をサブシステムS(サブコントローラ)に送信して記憶させ、そのサブシステムSが、メインシステムMから送信された制御情報を記憶し、少なくとも上記省電力状態においては、その記憶している制御情報に基づきデータの定期送信を実行することにより、省電力状態でも動作を停止しないサブシステムSが使用する記憶領域の大きさを抑えながら、省電力状態では動作を停止するメインコントローラの省電力状態維持期間を長くすることができる。
(a3)サブシステムSが、メインシステムMから送信された制御情報に含まれる送信間隔(定期送信を実行するタイミングを規定するタイミング情報)に基づいて、その制御情報に基づく定期送信の実行タイミングを管理することにより、省電力状態でも定期送信を確実に実行することができる。
サブシステムSに自動送信制御情報を記憶させる定期送信についても、通常動作時においては、同様にメインシステムMに設けたモジュールが担当することも可能である。
従って、サブシステムSに自動送信制御情報を記憶させる定期送信については、通常動作時においても、サブシステムSが担当するようにした方が、制御の切り替えの単純化等の点で好ましいと言える。
次に、第2実施例について説明する。
図8は、第2実施例における、図3に示した各プログラムモジュールの通常電力状態での動作シーケンス例を示す、図6と対応する図である。また、メインシステムM側の動作は図6と共通するため図示を省略している。
(B2)第1実施例の(A2)と同様の処理を行う。
(B3)第1実施例の(A3)と同様の処理を行う。図8にはこの部分以降を示した。
(B4)第1実施例の(A4)と同様の処理を行う。
(B5)第1実施例の(A5)と同様の処理を行う。
以上の(B7)の処理に係る機能が、この発明に関わる第1の制御情報管理手段としての機能に該当する。
以上の図8に示した処理により、画像形成装置10は、定期送信として実行すべき動作の内容(ここでは一定時間毎の生存確認パケットの送信)や、その結果の取扱いに必要な情報を、サブシステムSに設定することができる。またこのとき、サブシステムSのメモリに、その設定しようとする情報を記憶するだけの容量がない場合、すぐに使用しない情報は外部装置に送信して記憶させることができる。
図9は、第2実施例における、図3に示した各プログラムモジュールの省電力状態での定期送信実行に関する動作シーケンス例を示す、図7と対応する図である。図7と同じステップ番号を用いた箇所は、第1実施例と処理が共通する部分である。また、メインシステムM側の動作は図7と共通するため図示を省略している。
省電力状態での定期送信の実行は、第2実施例においてもサブシステムSのモジュールが担当するが、このための処理は、以下の(B8)〜(B13)に示すものである。
(B9)第1実施例の(A9)と同様の処理を行う。
(B10)第1実施例の(A10)と同様の処理を行う。
(B11)第1実施例の(A11)と同様の処理を行う。
そこで、自動送信制御モジュール212は、ステップS64において、ステップS62で取得した送信IDを持つ自動送信制御情報202のダウンロードを、自動送信制御情報送受信モジュール216に要求する。自動送信制御情報送受信モジュール216は、この要求に応じて、サーバ20にアクセスし、サーバ20から要求された自動送信制御情報をダウンロードして、ステップS65で自動送信制御モジュール212に渡す。
そして、自動送信制御情報記憶モジュール215がこの要求に応じて渡された自動送信制御情報202をRAM123に記憶させ、その際に空き容量が不足していれば、空き容量を確保するためにいくつかの自動送信制御情報を削除し、それ(ら)をサーバ20にアップロードさせることも、図8のステップS57〜S60の場合と同様である(S67〜S70)。
以上の(B12)の処理に係る機能が、この発明に関わる第2の制御情報管理手段としての機能に該当する。
以上の処理により、画像形成装置10は、省電力状態でも、サブシステムSにより定期送信に係る動作を実行することができる。
(b1)サブシステムSが、自己が使用する記憶領域に自動送信制御情報を記憶させる際に十分な空き容量がなかった場合に、その記憶させる自動送信制御情報び自己が使用する記憶領域に既に記憶している自動送信制御情報の中で、次に実行すべき定期送信に係る自動送信制御情報以外の少なくとも1つの自動送信制御情報を、サーバ20(所定の外部装置)へ送信して記憶させると共に自己が使用する記憶領域から消去することにより、サブシステムSが使用する記憶領域の空き容量が少ない場合でも、省電力状態で次の定期送信を確実に行うことができる。
このようにすれば、自動送信制御情報に含まれる送信データの容量が大きく、その自動送信制御情報の全てをサブシステムSが使用する記憶領域に記憶することができない場合でも、上記自動送信制御情報に基づく定期送信を省電力状態で行うことができる。
例えば、上述した実施形態では、自動送信制御情報に基づいて実行する動作が定期送信である例について述べたが、これは必ずしも一定周期で繰り返し行う動作には限らない。
1回だけの動作を予め予約しておき、省電力状態であったとしてもその予約に従った動作を実行したい場合や、複数回の動作を予め予約しておき、省電力状態であったとしてもその予約に従った動作を実行したい場合等にも、適用可能である。
この場合、図4に示した自動送信制御情報における送信間隔や送信終了条件に代えて、予約した動作を実行するタイミングを規定した情報を登録しておき、自動送信スケジュール管理モジュール213が、その情報に基づき、次に動作を実行する時刻を算出して管理するようにすればよい。
この場合において、定期送信を行う装置が画像形成装置であることも必須ではない。
また、以上述べてきた構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
従って、この発明を適用することにより、電力消費の少ない通信装置を構成することができる。
13:エンジン 14:エンジンインタフェース 20:サーバ 30:管理装置
111:メインCPU 112,122:ROM 113,123:RAM
114:ASIC 115,116,124:PHYチップ 117:HDD
118:ハブ 119,125:USBインタフェース 121:サブCPU
126:ネットワークインタフェース 131:操作パネル 132:スキャナ
133:プリンタ 134:FCU 200:アプリケーション
201:通信制御モジュール 202:自動送信制御情報
203:状態管理モジュール 204:サブシステム設定モジュール
205:サブシステムインタフェースモジュール
211:メインシステムインタフェースモジュール 212:自動送信制御モジュール
213:自動送信スケジュール管理モジュール 214:自動送信モジュール
215:自動送信制御情報記憶モジュール
216:自動送信制御情報送受信モジュール
Claims (14)
- 省電力状態では動作を停止する第1の制御手段と、省電力状態でも動作を停止しない第2の制御手段とを有する通信装置であって、
前記第1の制御手段に、
データの定期送信の実行が必要となった場合に、省電力状態においてもその定期送信を継続する必要があるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が継続する必要があると判断した場合に、前記必要となった定期送信を制御するための制御情報を前記第2の制御手段に送信して記憶させる設定手段とを備え、
前記第2の制御手段に、
前記第1の制御手段の設定手段から送信された制御情報を記憶する記憶手段と、
少なくとも前記省電力状態においては、該記憶手段に記憶されている制御情報に基づきデータの定期送信を実行する定期送信手段と、
前記記憶手段に前記制御情報を記憶させる際に十分な空き容量がなかった場合に、該記憶させる制御情報及び前記記憶手段に既に記憶している制御情報の中で、次に実行すべき定期送信に係る制御情報以外の少なくとも1つの制御情報を、所定の外部装置に送信して記憶させると共に前記記憶手段から消去する第1の制御情報管理手段とを備えたことを特徴とする通信装置。 - 請求項1に記載の通信装置であって、
前記第2の制御手段に、
前記記憶手段に記憶している制御情報に基づく定期送信の継続が不要になった場合に、該制御情報を前記記憶手段から消去する消去手段を設けたことを特徴とする通信装置。 - 請求項1又は2に記載の通信装置であって、
前記制御情報は、前記定期送信を実行するタイミングを規定するタイミング情報を含み、
前記第2の制御手段に、
前記第1の制御手段の設定手段から送信された制御情報に含まれるタイミング情報に基づいて、該制御情報に基づく定期送信の実行タイミングを管理するタイミング管理手段を設けたことを特徴とする通信装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置であって、
前記第2の制御手段に、
前記定期送信手段が定期送信を実行し、次に実行すべき定期送信が前記外部装置に送信して記憶させた制御情報に係る定期送信である場合、前記外部装置から該制御情報を受信して前記記憶手段に記憶させる第2の制御情報管理手段を設けたことを特徴とする通信装置。 - 省電力状態では動作を停止する第1の制御手段と、省電力状態でも動作を停止しない第2の制御手段とを有する通信装置であって、
前記第1の制御手段に、
データの定期送信の実行が必要となった場合に、省電力状態においてもその定期送信を継続する必要があるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が継続する必要があると判断した場合に、前記必要となった定期送信を制御するための制御情報を前記第2の制御手段に送信して記憶させる設定手段とを備え、
前記制御情報は、前記定期送信により送信先装置へ送信すべき送信データを含み、
前記第2の制御手段に、
前記第1の制御手段の設定手段から送信された制御情報を記憶する記憶手段と、
少なくとも前記省電力状態においては、該記憶手段に記憶されている制御情報に基づきデータの定期送信を実行する定期送信手段と、
前記記憶手段に前記制御情報を記憶させる際に十分な空き容量がなかった場合に、前記制御情報のうち前記送信データを前記記憶手段に記憶させずに所定の外部装置に送信して記憶させる送信データ管理手段とを設け、
前記定期送信手段が、前記制御情報のうち前記送信データを前記外部装置に記憶させた制御情報に基づき定期送信を実行する場合に、前記外部装置から前記送信データを受信しながら、並行して該送信データを該定期送信に係る送信先装置へ送信するようにしたことを特徴とする通信装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信装置であって、
前記第2の制御手段に、
前記省電力状態における前記定期送信手段による定期送信に応じて得られた応答データを、前記記憶手段に記憶している制御情報に基づき処理できるか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段が処理できると判断した場合に前記応答データを前記記憶手段に記憶している制御情報に基づき処理する一方、処理できないと判断した場合に前記第1の制御手段を前記省電力状態から通常状態に復帰させると共に前記応答データを前記第1の制御手段に送信する応答データ処理手段とを設けたことを特徴とする通信装置。 - 請求項6に記載の通信装置であって、
前記第2の制御手段の前記応答データ処理手段が、
前記第2の判断手段が前記応答データを処理できないと判断した場合であっても、該処理の緊急度が高くない場合には、該応答データを記憶しておき、前記第1の制御手段が前記通常状態に復帰した場合に、該記憶しておいた応答データを前記第1の制御手段に送信するようにしたことを特徴とする通信装置。 - 通信装置を制御する第1,第2のコンピュータのうち省電力状態では動作を停止する第1のコンピュータを、
データの定期送信の実行が必要となった場合に、省電力状態においてもその定期送信を継続する必要があるか否か判断する判断手段と、
前記判断手段が継続する必要があると判断した場合に、前記必要となった定期送信を制御するための制御情報を前記第2のコンピュータに送信して記憶させる設定手段として機能させるためのプログラムと、
前記通信装置を制御する第1,第2のコンピュータのうち省電力状態でも動作する第2のコンピュータを、
前記設定手段から送信された制御情報を記憶する記憶手段と、
少なくとも前記省電力状態においては、該記憶手段に記憶されている制御情報に基づきデータの定期送信を実行する定期送信手段と、
前記記憶手段に前記制御情報を記憶させる際に十分な空き容量がなかった場合に、該記憶させる制御情報及び前記記憶手段に既に記憶している制御情報の中で、次に実行すべき定期送信に係る制御情報以外の少なくとも1つの制御情報を、所定の外部装置に送信して記憶させると共に前記記憶手段から消去する第1の制御情報管理手段として機能させるためのプログラムとを備えたことを特徴とするプログラム。 - 請求項8に記載のプログラムであって、
前記第2のコンピュータを、
前記記憶手段に記憶している制御情報に基づく定期送信の継続が不要になった場合に、該制御情報を前記記憶手段から消去する消去手段として機能させるためのプログラムをさらに備えたことを特徴とするプログラム。 - 請求項8又は9に記載のプログラムであって、
前記制御情報は、前記定期送信を実行するタイミングを規定するタイミング情報を含み、
前記第2のコンピュータを、
前記設定手段から送信された制御情報に含まれるタイミング情報に基づいて、該制御情報に基づく定期送信の実行タイミングを管理するタイミング管理手段として機能させるためのプログラムをさらに備えたことを特徴とするプログラム。 - 請求項8から10のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記第2のコンピュータを、
前記定期送信手段が定期送信を実行し、次に実行すべき定期送信が前記外部装置に送信して記憶させた制御情報に係る定期送信である場合、前記外部装置から該制御情報を受信して前記記憶手段に記憶させる第2の制御情報管理手段として機能させるためのプログラムをさらに備えたことを特徴とするプログラム。 - 通信装置を制御する第1,第2のコンピュータのうち省電力状態では動作を停止する第1のコンピュータを、
データの定期送信の実行が必要となった場合に、省電力状態においてもその定期送信を継続する必要があるか否か判断する判断手段と、
前記判断手段が継続する必要があると判断した場合に、前記必要となった定期送信を制御するための制御情報であって、前記定期送信により送信先装置へ送信すべき送信データを含む制御情報を前記第2のコンピュータに送信して記憶させる設定手段として機能させるためのプログラムと、
前記通信装置を制御する第1,第2のコンピュータのうち省電力状態でも動作する第2のコンピュータを、
前記設定手段から送信された制御情報を記憶する記憶手段と、
少なくとも前記省電力状態においては、該記憶手段に記憶されている制御情報に基づきデータの定期送信を実行する定期送信手段と、
前記記憶手段に前記制御情報を記憶させる際に十分な空き容量がなかった場合に、前記制御情報のうち前記送信データを前記記憶手段に記憶させずに所定の外部装置に送信して記憶させる送信データ管理手段として機能させためのプログラムとを備え、
前記定期送信手段が、前記制御情報のうち前記送信データを前記外部装置に記憶させた制御情報に基づき定期送信を実行する場合に、前記外部装置から前記送信データを受信しながら、並行して該送信データを該定期送信に係る送信先装置へ送信することを特徴とするプログラム。 - 請求項8乃至12のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記第2のコンピュータを、
前記省電力状態における前記定期送信手段による定期送信に応じて得られた応答データを、前記記憶手段に記憶している制御情報に基づき処理できるか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段が処理できると判断した場合に前記応答データを前記記憶手段に記憶している制御情報に基づき処理する一方、処理できないと判断した場合に前記第1のコンピュータを前記省電力状態から通常状態に復帰させると共に前記応答データを前記第1のコンピュータに送信する応答データ処理手段として機能させるためのプログラムをさらに備えたことを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
前記応答データ処理手段が、前記第2の判断手段が前記応答データを処理できないと判断した場合であっても、該処理の緊急度が高くない場合には、該応答データを記憶しておき、前記第1のコンピュータが前記通常状態に復帰した場合に、該記憶しておいた応答データを前記第1のコンピュータに送信することを特徴とするプログラム。
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JP2012065031A (ja) | 2012-03-29 |
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