JP5704141B2 - 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像形成装置およびそれに関連する技術に関する。
MFPなどの画像形成装置は、ユーザ情報および宛先情報などの各種の情報をその内部に格納している。
このような各種の情報を複数の画像形成装置に亘って同期させる技術が存在する(例えば、特許文献1,2参照)。なお、データの量にも依存するが、一般的に同期処理は比較的長い時間を要する。
特許文献1においては、異なるファイル形式の複数のファイルのうち比較的短い処理時間で済むファイルを用いて、同期処理を実行する技術が記載されている。また、特許文献2においては、インポート側の装置で利用可能な宛先情報のみをエクスポートすることによりインポート側装置でのインポート時間を短縮する技術が記載されている。
特開2011−120177号公報 特開2003−087539号公報
上記特許文献1,2に記載の技術においては、インポート時間の短縮が図られてはいるものの、データをインポートする側の装置はインポートデータの送信完了まではジョブを実行することができない。したがって、データをインポートする側の装置を利用したいユーザは、インポートデータの送信完了を待たなくてはならない。
たとえば、上記特許文献1(あるいは特許文献2)に記載の技術において、古いMFPから新しいMFPへのインポートデータの送信を伴う同期処理の実行中に別の装置(たとえばコンピュータ)から認証プリントジョブが新しいMFPに向けて投入される状況を想定する。ここで、認証プリントジョブは、ユーザの認証動作を伴うジョブである。認証プリントジョブにおいては、上記コンピュータにてユーザにより入力された入力情報と新しいMFP内に格納されているユーザ情報とが比較されてユーザ認証動作が実行され、当該認証が成功すると印刷出力処理が許可され、印刷出力処理が実行される。
このような状況において、上記の新しいMFPは、当該インポートデータの送信完了までは、ジョブ(認証プリントジョブ等)を実行することができない。したがって、ユーザは新しいMFPによるジョブの実行開始をインポートデータの送信完了まで待たなくてはならない。また、特に、認証プリントジョブに関しては、インポート動作の完了前且つ新たなMFPにユーザ情報が未だ存在しない状態においては、ユーザ認証動作を実行することができず当該認証プリントジョブを完了することはできない。すなわち、仮にインポートデータの送信完了前に認証プリントジョブを無理に実行しようとしても、当該認証プリントジョブを完遂することはできない。
なお、同期処理は、古い装置と新たな装置との間のみならず、使用中の装置同士の相互間等においても行われ、そのような各種の同期処理において上記と同様の問題が生じ得る。
そこで、この発明は、インポート動作の完了を待たずに各種のジョブを実行することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成装置であって、インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、優先的に前記格納装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記取得手段は、前記格納装置から前記画像形成装置に未だインポートされていない前記ジョブ関連情報を、前記格納装置から取得することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像形成装置において、前記取得手段は、前記インポート動作の開始後且つ完了前に、前記格納装置から前記ジョブ関連情報を優先的に取得することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記取得手段は、前記インポート動作の完了前に、未受信のインポートデータのうち、前記ジョブ関連情報を優先的に前記格納装置から取得することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記ジョブ受付手段は、前記インポート動作の開始前に予約ジョブを受け付け、前記取得手段は、前記インポート動作の開始指示あるいは開始予約時刻の到来に応答して、前記ジョブ関連情報の取得を開始することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記ジョブは、ユーザ認証を伴うジョブであり、前記ジョブ関連情報は、ユーザ情報を含むことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記決定手段は、前記ジョブ関連情報の種類を決定し、前記取得手段は、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート動作の完了前に、前記格納装置から取得することを特徴とする。
請求項8の発明は、画像形成装置であって、インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、を備え、前記取得手段は、所定の制限期間内に前記格納装置から前記ジョブ関連情報を取得できない場合には、前記ジョブ関連情報の取得を中止し、前記インポート動作を再開させることを特徴とする。
請求項9の発明は、画像形成装置であって、インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、を備え、前記ジョブ関連情報は、第1の情報と第2の情報とを含み、前記取得手段は、前記ジョブ関連情報のうち、まず前記第1の情報を前記格納装置から取得し、次に、前記第1の情報を用いた所定の処理によってジョブ続行が許可されることを条件に前記第2の情報を前記格納装置から取得することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9の発明に係る画像形成装置において、前記ジョブは、ユーザ認証を伴うジョブであり且つ前記画像形成装置のボックス内ファイルへのアクセスを伴うジョブであり、前記第1の情報は、ユーザ情報を含み、前記第2の情報は、前記ボックス内ファイルのデータを含み、前記取得手段は、前記ジョブ関連情報のうち、まず前記ユーザ情報を前記格納装置から取得し、次に、前記ユーザ情報を用いたユーザ認証処理に成功することを条件として前記第2の情報を前記格納装置から取得することを特徴とする。
請求項11の発明は、画像形成装置であって、インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、を備え、前記ジョブは、前記画像形成装置におけるボックス登録ジョブであり、前記ジョブ関連情報は、未使用ボックスIDに関する情報である未使用ボックスID情報を含み、前記ジョブ実行手段は、前記未使用ボックスID情報に基づいて、前記未使用ボックスIDに対する新規登録を許可することを特徴とする。
請求項12の発明は、画像形成装置であって、インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、を備え、前記ジョブは、前記画像形成装置におけるアドレス登録ジョブであり、前記ジョブ関連情報は、未使用アドレスIDに関する情報である未使用アドレスID情報を含み、前記ジョブ実行手段は、前記未使用アドレスID情報に基づいて、前記未使用アドレスIDに対する新規登録を許可することを特徴とする。
請求項13の発明は、画像形成装置であって、インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、を備え、前記ジョブは、前記画像形成装置におけるアドレス登録ジョブであり、前記ジョブ関連情報は、未使用ユーザIDに関する情報である未使用ユーザID情報を含み、前記ジョブ実行手段は、前記未使用ユーザID情報に基づいて、前記未使用ユーザIDに対する新規登録を許可することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項7ないし請求項13のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記取得手段は、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、決定された種類以外の種類の前記インポートデータに優先して前記格納装置から取得することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項11ないし請求項13のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記ジョブ実行手段は、前記新規登録に関する登録内容を前記格納装置内の前記インポートデータに反映させ、前記インポート手段は、当該登録内容が反映された前記インポートデータをインポートすることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項1ないし請求項15のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記格納装置は、前記画像形成装置の外部のコンピュータであり、前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記外部のコンピュータからネットワークを介して取得することを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項1ないし請求項15のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記格納装置は、前記画像形成装置とは別の画像形成装置であり、前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記別の画像形成装置からネットワークを介して取得することを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項17の発明に係る画像形成装置において、前記インポート手段は、予め定められた前記別の画像形成装置から前記インポートデータをインポートすることを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項16または請求項17の発明に係る画像形成装置において、前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記画像形成装置に送信すべき旨の送信要求を前記格納装置に送信し、前記格納装置から送信されてきた前記ジョブ関連情報を受信して取得することを特徴とする。
請求項20の発明は、請求項1ないし請求項15のいずれかの発明に係る画像形成装置において、前記格納装置は、前記画像形成装置に接続される記憶装置であり、前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記記憶装置から取得することを特徴とする。
請求項21の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるステップと、b)前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報を決定するステップと、c)インポートデータを格納した格納装置から当該インポートデータをインポートするインポート動作の完了前に、前記ステップb)にて決定された前記ジョブ関連情報を優先的に前記格納装置から取得するステップと、d)前記ステップc)にて取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項22の発明は、請求項21の発明に係るプログラムにおいて、前記ステップb)においては、前記ジョブ関連情報の種類が決定され、前記ステップc)においては、前記ステップb)において決定された種類の前記ジョブ関連情報が、決定された種類以外の種類の前記インポートデータに優先して前記格納装置から取得されることを特徴とする。
請求項23の発明は、請求項21の発明に係るプログラムにおいて、前記格納装置は、前記画像形成装置とは別の画像形成装置であり、前記ステップc)においては、予め定められた前記別の画像形成装置から前記インポートデータをインポートする前記インポート動作の完了前に、前記ジョブ関連情報が前記別の画像形成装置から取得されることを特徴とする。
請求項24の発明は、請求項23の発明に係るプログラムにおいて、前記プログラムは、e)前記ステップb)において前記ジョブ関連情報が決定されると、前記ジョブ関連情報を優先的に送信すべき旨の送信要求を前記別の画像形成装置に送信するステップ、を前記コンピュータにさらに実行させ、前記ステップc)においては、前記ステップe)において前記別の画像形成装置に送信された前記送信要求に応じて前記別の画像形成装置から送信されてきた前記ジョブ関連情報が受信されて取得されることを特徴とする。
請求項25の発明は、コンピュータに、a)第1の画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるステップと、b)前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定するステップと、c)インポートデータを格納した第2の画像形成装置から当該インポートデータを前記第1の画像形成装置にインポートするインポート動作の完了前に、前記ステップb)にて決定された種類の前記ジョブ関連情報を優先的に前記第2の画像形成装置から取得するステップと、d)前記ステップc)にて取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記第1の画像形成装置で前記ジョブを実行するステップと、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする
請求項26の発明は、画像形成システムであって、画像形成装置と、前記画像形成装置へのインポートデータを格納した格納装置と、を備え、前記画像形成装置は、前記格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、優先的に前記格納装置から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、を有することを特徴とする。
請求項27の発明は、請求項26の発明に係る画像形成システムにおいて、前記決定手段は、前記ジョブ関連情報の種類を決定し、前記取得手段は、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、決定された種類以外の種類の前記インポートデータに優先して前記格納装置から取得することを特徴とする。
請求項28の発明は、請求項26または請求項27の発明に係る画像形成システムにおいて、前記格納装置は、前記画像形成装置とは別の画像形成装置であり、前記インポート手段は、予め定められた前記別の画像形成装置から前記インポートデータをインポートすることを特徴とする。
請求項1ないし請求項28に記載の発明によれば、インポート動作の完了前に格納装置から取得されたジョブ関連情報を利用してジョブが実行されるので、インポート動作の完了を待たずに当該ジョブを実行することが可能である。
第1実施形態に係る画像形成システムを示す図である。 MFPの概略構成を示す機能ブロック図である。 MFP(インポート側装置)の動作を示すフローチャートである。 MFP(エクスポート側装置)の動作を示すフローチャートである。 本システムにおけるデータの流れ等を示す図である。 本システムにおけるデータの流れ等を示す図である。 本システムにおけるデータの流れ等を示す図である。 本システムにおけるデータの流れ等を示す図である。 本システムにおけるデータの流れ等を示す図である。 ジョブ関連情報の取得に関する設定画面を示す図である。 ジョブ破棄に関する確認画面を示す図である。 認証プリントジョブに関するユーザ認証画面を示す図である。 第2実施形態に係るシステムを示す概念図である。 第2実施形態に係るMFPの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るMFPの動作を示すフローチャートである。 ボックスプリントジョブに関する設定画面を示す図である。 FAXドライバの設定画面を示す図である。 第3実施形態に係るシステムを示す概念図である。 第3実施形態に係るMFPの動作を示すフローチャートである。 MFP10(送信元装置)におけるボックス登録状況を示す図である。 ボックス登録ジョブに用いられる登録画面を示す図である。 第4実施形態に係る動作等を示す概念図である。 第5実施形態に係る動作を示すフローチャートである。 第6実施形態に係るシステムを示す概念図である。 第6実施形態に係る動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成概要>
図1は、第1実施形態に係る画像形成システム1を示す図である。図1に示すように、この画像形成システム1は、複数の画像形成装置10を備える。また、画像形成システム1は、クライアントコンピュータ(単にクライアントとも称する)30とサーバコンピュータ(単にサーバとも称する)50とを備える。
本システム1における各要素10,30,50は、それぞれ、ネットワークNWを介して互いに通信可能に接続される。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどによって構成される。なお、ネットワークNWに対する接続態様は、有線接続であってもよく、或いは無線接続であってもよい。
この画像形成システム1においては、複数の画像形成装置10の相互間における同期処理を行うことが可能である。具体的には、古い画像形成装置10aから新たな画像形成装置10bへと同期用データ(装置10bでのインポート用データ)が送信される。画像形成装置10aからエクスポートされたデータが、画像形成装置10bにおいてインポートされる。このようなインポート動作によって、両画像形成装置10a,10bの相互間における同期処理が実現される。
また、第1実施形態に係る画像形成システム1においては、後述するように、インポート動作の実行中においてジョブ(詳細にはコンピュータ30からの認証プリントジョブ)の実行指示が受け付けられる。そして、インポートデータのうち所要のジョブ関連情報JM(後述)を先行して取得することなどによって、インポート動作の完了を待たずに当該ジョブを実行することが可能である。
<1−2.画像形成装置10の構成>
この実施形態では、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。
図2は、MFP10の概略構成を示す機能ブロック図である。なお、以下では、MFP10b(図1参照)の機能ブロックを中心に説明する。MFP10aもMFP10bと同様の構成を有する。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、入出力部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像なしいスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、インポートデータ格納部5aとジョブ格納部5bとを有する。インポートデータ格納部5aには、インポートデータ(同期用データ)が格納され、ジョブ格納部5bには、ジョブに関連するデータが格納される。
入出力部6は、MFP10に対する入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。このMFP10においては、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されたタッチパネル(タッチスクリーンとも称する)(図1参照)を有する操作パネル部6cが設けられている。この操作パネル部6cは、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PG1を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラムPG1は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体に記録され、当該記録媒体を介してMFP10にインストールされるようにしてもよい。あるいは当該プログラムPG1は、ネットワークNW等を介してダウンロードされてMFP10にインストールされるようにしてもよい。
図2に示すように、コントローラ9は、プログラムPG1を実行することによって、通信制御部11とインポート処理部12とジョブ受付部14と決定部15と取得部16とジョブ実行部17とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、通信部4と協働して他の装置との間の通信動作を制御する処理部である。
インポート処理部12は、他のデータ格納装置(他のMFP10等)から同期用のインポートデータDM(後述)をインポートする処理部である。
ジョブ受付部14は、MFP10で実行すべきジョブを受け付ける処理部である。ジョブ受付部14は、たとえば、コンピュータ30からの認証プリントジョブ等を受け付ける。
決定部15は、インポートデータDMに含まれる情報のうちジョブの実行に要する特定の情報(ジョブ関連情報)JMの種類を決定する処理部である。
取得部16は、決定部15によって決定された種類のジョブ関連情報JMを、インポートデータの格納装置(たとえば、MFP10a)から取得する処理部である。ジョブ関連情報JMは、インポートデータの格納装置、換言すれば、インポートデータの送信元装置であるMFP10a(詳細にはその格納部5)等から取得される。取得部16は、当該ジョブ関連情報JMを、インポート処理部12によるインポート動作の完了前に取得することが可能である。
ジョブ実行部17は、ジョブ受付部14により受け付けられたジョブを実行する処理部である。ジョブ実行部17は、取得部16によって取得されたジョブ関連情報JMを利用して、インポート動作の完了を待たずに当該ジョブを実行する。
なお、MFP10aの通信制御部11等は、MFP10bへとインポートデータDMを送信する動作、およびMFP10bへとジョブ関連情報JMを送信する動作をも制御する。
<1−3.動作>
つぎに、本システム1における動作について説明する。
この実施形態では、古いMFP10aから新たなMFP10bへと同期用データDM(装置10bでのインポート用のデータ(以下、単にインポートデータとも称する))がネットワークNWを介して送信される。なお、古いMFP10a(詳細にはその格納部5)には、インポートデータDMが格納されており、一方、新たなMFP10b(詳細にはその格納部5)にはインポートデータDMは未だ格納されていないものとする。
同期用データDMは、送信元のMFP10a(エクスポート側装置)から、送信先のMFP10b(インポート側装置)へとネットワークNWを介して送信され、MFP10bにインポートされる。ただし、この実施形態では、当該インポートデータDMの送信動作中(詳細には送信完了前)に、コンピュータ30からの認証プリントジョブ(詳細には、ユーザ認証を伴うPCプリントジョブ)がMFP10bにて受け付けられ、MFP10bはインポート動作の完了を待たずに認証プリントジョブを実行する。以下では、図3〜図9等を参照しながら、このような態様について詳細に説明する。
図3はMFP10b(インポート側装置)の動作を示す図であり、図4はMFP10a(エクスポート側装置)の動作を示す図である。また、図5〜図9は、本システムにおけるデータの流れ等を示す図である。
図3に示すように、MFP10aからMFP10bへのインポートデータDMの送信開始に先立ち、まずステップS11において、MFP10bはインポート動作の準備動作を行う。具体的には、MFP10bに対する所定のユーザ操作に応じてMFP10bの操作パネル部6cに表示された設定画面GA1(図10参照)を用いて、ジョブ関連情報(後述)の取得に関する時間制限の有無およびその制限時間TR(後述)がユーザUM(例えば管理ユーザ)により設定される。図10の設定画面GA1においては、チェックボックスCB1にチェック印が付与されることにより、時間制限を行う旨が指定されている。また、入力欄TM1に「120」が入力されることにより、ジョブ関連情報の取得に関する制限時間TRとして「120秒」が指定されている。
次にステップS12において、MFP10aからMFP10bへのインポートデータDMの送信が開始される。具体的には、ユーザUMが指示画面(不図示)のインポート開始ボタンを押下してインポート動作の開始指示を付与すると、当該ユーザUMによる開始指示に基づいて、MFP10bがインポート動作を開始する。
より詳細には、MFP10bは、MFP10aに対してインポートデータDMの送信要求を通知し、MFP10aは、MFP10bからの当該送信要求に応答してMFP10bへのインポートデータDMの送信を開始する(ステップS31(図4))。なお、図5は、MFP10aからMFP10bへとインポートデータDMが送信されている状態を示す図である。
このインポート動作においては、インポート対象の情報が複数のサブ情報(デバイス設定情報、アドレス帳情報、ユーザ情報、およびボックス情報など)に区分して送信され、送信が完了したサブ情報はMFP10bにおいて随時インポートされる。たとえば、まず、「デバイス設定情報」の送信が完了するとともにMFP10bにおいて「デバイス設定情報」のインポートが完了する。次に「アドレス帳情報」の送信が完了するとともにMFP10bにおいて「アドレス帳情報」のインポートが完了する。その後、「ユーザ情報」および「ボックス情報」等の送信動作に伴ってMFP10bへのインポートがサブ情報ごとに随時完了する。このように、複数のサブ情報ごとにインポートが随時完了していく。なお、デバイス設定情報は、MFP10に関する管理情報等を含み、アドレス帳情報は、FAX通信(ファクシミリ通信)、メール通信、SMB(Server Message Block)通信および/またはFTP(File Transfer Protocol)通信等における宛先情報等を含む。また、ユーザ情報は、MFP10のユーザに関する認証情報等を含み、ボックス情報は、MFP10内のボックス(フォルダ)に関する登録情報および当該ボックス内のファイル情報等を含む。
このインポート動作は、仮にMFP10bによりジョブが受け付けられない場合には、送信完了まで継続して実行される。
具体的には、図3に示すように、MFP10bにおいては、ジョブが受け付けられていない(「NO」)と判定され、ステップS13からステップS23に進み、インポート処理完了判定が行われる。そして、インポート処理が完了していない(「NO」)場合には、ステップS23から再びステップS13に戻る。一方、インポート処理が完了(「YES」)すると、図3の処理は終了する。
また、MFP10aにおいては、図4に示すような処理が実行される。詳細には、ステップS32での判定処理(ジョブ関連情報の送信要求の有無判定)において「NO」と判定されると、ステップS38に進む。そして、ステップS38での判定処理(インポート送信完了判定)において、インポート処理が完了していない(「NO」)と判定される場合には、ステップS38から再びステップS32に戻る。一方、インポート送信処理が完了(「YES」)すると、図4の処理は終了する。
ただし、この実施形態では、上述のようなインポート動作中に、図6に示すように、ユーザUA(たとえば一般ユーザ)が自らのコンピュータ30を用いてMFP10bに対してジョブ(詳細には認証プリントジョブ)を投入し、MFP10bが当該ジョブを受け付ける状況を想定する。なお、上述のように、複数のサブ情報ごとにインポートが完了していくため、このようなジョブ投入時点では、たとえば、「デバイス情報」のインポートが完了している一方で、その他の情報(「アドレス帳情報」、「ユーザ情報」、「ボックス情報」等)のインポートは未だ完了していない状況も存在し得る。
図12は、認証プリントジョブに関するユーザ認証画面GB1を示す図である。ユーザ認証画面GB1は、コンピュータ30の表示部に表示される。図12に示すように、ユーザ認証画面GB1は、ユーザIDの入力欄TM11とパスワード(ログインパスワード)の入力欄TM12とOKボタンBN11とキャンセルボタンBN12とを有している。
ユーザUAは、ユーザ認証画面GB1(図12参照)を用いて、認証プリントジョブに関するユーザ情報を入力する。詳細には、ユーザUAは、ユーザID(たとえば、「UserA」)を入力欄TM11に入力し且つパスワード(たとえば、「1234」)を入力欄TM12に入力した後、OKボタンBN11を押下する。
コンピュータ30は、入力欄TM11,TM12に入力されたユーザ情報LU1(ログインIDおよびパスワード)を印刷対象のプリントデータに関連付け、認証プリントジョブデータDJ1を生成する。当該認証プリントジョブデータDJ1は、プリントデータ(印刷出力用のデータ)DP1とユーザ情報(ユーザ認証用の入力情報)LU1とを備えて構成される。
その後、コンピュータ30は、認証プリントジョブデータDJ1をMFP10bに送信する。一方、MFP10b(ジョブ受付部14)は、認証プリントジョブデータDJ1を受信し、認証プリントジョブデータDJ1に基づく認証プリントジョブを受け付ける(図6参照)。
MFP10bが認証プリントジョブを受け付けた旨がステップS13(図3)において判定されると、ステップS13からステップS14に進む。
ステップS14では、MFP10b(決定部15)は、受け付けた認証プリントジョブを解析し、当該ジョブ(認証プリントジョブ)の実行に要する特定の情報JMの種類を特定(決定)する。当該情報JMは、受け付けたジョブに関連する情報であることからジョブ関連情報とも称される。具体的には、MFP10b(決定部15)は、当該ジョブの種類が認証プリントジョブであることを判定する。そして、認証プリントジョブにおいてはユーザ認証が求められることから、当該認証プリントジョブの実行に要するジョブ関連情報JMの種類として、「ユーザ情報」(詳細には、ユーザUA(認証プリントジョブデータDJ1内に格納されたユーザIDで特定されるユーザ)のユーザ情報JM1)が決定される。なお、ここでは、特定ユーザUAのユーザ情報(特定のユーザ情報)のみでユーザ情報JM1が構成される態様を例示するが、これに限定されず、ユーザ情報JM1はユーザUA以外のユーザの情報を含むものであってもよい。ただし、ジョブ関連情報JMの通信時間(図8参照)を抑制するためには、比較的少量の情報(たとえば、特定ユーザUAのユーザ情報のみ)がジョブ関連情報JMとして送受信されることが好ましい。
さらに、ステップS15において、MFP10b(取得部16)は、上記インポート動作によって「ユーザUAのユーザ情報」(ジョブ関連情報JM)がMFP10aからMFP10bへと既にインポートされているか否かを判定する。
「ユーザUAのユーザ情報」がMFP10bにインポート済みである場合には、インポート済みの「ユーザUAのユーザ情報」を利用して認証プリントジョブを遂行することが可能であると判定され、ステップS15からステップS20に進み、認証プリントジョブが実行される。
一方、「ユーザUAのユーザ情報」が未だインポートされていない場合には、ステップS15からステップS17に進む。ステップS17では、MFP10bは、「ユーザUAのユーザ情報」(ジョブ関連情報JM)を優先的に送信すべき旨の送信要求RQ1を、MFP10a(送信元装置(エクスポート側装置))に対してネットワークNWを介して送信する(図7参照)。これにより、ジョブ関連情報JMの取得動作が開始される。
これに対してMFP10aは、自装置内に格納された同期用データDMから「ユーザUAのユーザ情報」を抽出し、未送信の同期用データDM中のうちユーザUAのユーザ情報(ジョブ関連情報JM)をその他のデータに優先して、MFP10bへとネットワークNWを介して送信する(図8参照)。
詳細には、図4に示すように、MFP10aがMFP10bからの送信要求RQ1を受信した旨がステップS32で判定されると、ステップS33に進み、送信要求RQ1にて要求されたデータ(「ユーザUAのユーザ情報」)がMFP10a内に存在するか否かが判定される。当該データが存在する場合には、MFP10aは、インポートデータDMの送信動作を一旦中断し(ステップS34)、要求されたデータ(「ユーザUAのユーザ情報」)を同期用データDMから抽出してMFP10b(要求元装置)へと送信する(ステップS35)。そして、要求されたデータ(「ユーザUAのユーザ情報」)の送信が完了すると、MFP10aは、インポートデータDMの送信を再開する(ステップS36)。そして、処理はステップS36からステップS38に進む。
なお、当該データがMFP10a内に存在しない場合には、ステップS33からステップS37に進む。たとえば、コンピュータ30のユーザ認証画面GB1で非正規のユーザID(未登録あるいは誤ったユーザID等)が入力された場合には、要求されたデータ(たとえば、未登録ユーザのユーザ情報、あるいは、ユーザUAに関する誤ったユーザID)がMFP10a内に存在しないと判定される。そして、ステップS37では、MFP10aは、要求されたデータ(「要求されたユーザ情報」)を送信することができない旨(送信不可の旨)をMFP10b(要求元装置)へと送信する。その後、処理はステップS37からステップS38に進む。
ステップS38においては、インポートデータ送信が完了したか否かが判定される。未送信のデータが残存している場合には再びステップS32に戻り、インポートデータの送信処理が継続される。
以上のようにして、MFP10a側での処理が行われる。これにより、MFP10aは、自装置内に格納された同期用データDMから「ユーザUAのユーザ情報」を抽出し、未送信の同期用データDM中のうちユーザUAのユーザ情報をその他のデータに優先して、MFP10bへとネットワークNWを介して送信する。
これに対して、MFP10bは、ステップS18,S19(図3)を繰り返し実行するループ処理(応答待機処理)を実行し、MFP10aからのジョブ関連情報JMの受信完了(取得完了)を待機する。
MFP10aからの応答を待機する期間(応答待機期間)中にMFP10bの待機時間(待機開始時点からの待機期間の長さ)が制限時間TRを超えると、ステップS18からステップS21に進む。ステップS21では、MFP10bは、上記の送信要求をキャンセルする。詳細には、MFP10bは、ジョブ関連情報JMの送信を中止すべき旨を示す送信中止指令をMFP10aに送信して、インポートデータ送信動作を再開させる。さらに、ステップS21では、MFP10bは、ユーザUAからの認証プリントジョブを破棄するとともに、図11のような確認画面GA2をコンピュータ30の表示部に表示させる。そして、ステップS22において、インポート処理が再開される。このように、MFP10bは、送信要求RQ1に応答して(取得動作開始から)制限期間TR内にMFP10aから「ユーザUAのユーザ情報」(ジョブ関連情報JM)を受信できない場合には、当該ジョブ関連情報の取得を中止し、インポート動作を再開させる。その後、処理はステップS23に進む。
一方、MFP10bは、MFP10bの待ち時間(MFP10aからの応答を待機する期間(応答待機期間))が制限時間TRを超えないうちに、「ユーザUAのユーザ情報」(ジョブ関連情報JM)が取得されると、ステップS20に進む。
ステップS20では、MFP10bは、受信した「ユーザUAのユーザ情報」(ジョブ関連情報JM)に基づいて、認証プリントジョブを実行する。MFP10aから受信した「ユーザUAのユーザ情報(JM1)」には、ユーザUAのユーザID(正規のユーザID)とユーザUAのパスワード(正規のパスワード)とが含まれる。なお、当該ユーザUAのユーザ情報には、さらにユーザUAに対する動作種別ごとの動作許可の是非(たとえば、コピー動作の許可/禁止、スキャン動作の許可/禁止)等が含まれてもよい。
具体的には、MFP10bは、このステップS20において、まず、ユーザ認証動作を実行する。当該ユーザ認証動作は、MFP10aから受信したジョブ関連情報JM(詳細には、ユーザUAの正規のユーザ情報JM1(ユーザIDおよびパスワード))と、コンピュータ30においてユーザUAによって入力されたユーザ情報LU1(ユーザIDおよびパスワード)との同一性に基づいて実行される。そして、認証が成功すると、認証プリントジョブ(具体的には、認証プリントジョブデータDJ1内のプリントデータDP1に基づく印刷出力処理)が実行される。なお、認証が失敗すると、認証プリントジョブは実行されない。
その後、MFP10bは、インポート処理を再開する(ステップS22)(図9も参照)。そして、MFP10bにおいては、ステップS23でインポート処理が完了したと判定されるまで、インポート処理(インポートデータ受信処理および受信データ格納処理等)が継続される。なお、図4に示すように、MFP10aにおいても、同様に、ステップS38でインポートデータ送信処理が完了したと判定されるまで、インポートデータ(MFP10a側から見ればエクスポートデータ)DMの送信処理が継続される。
以上のような動作によれば、インポート動作中に認証プリントジョブがMFP10bにより受け付けられた場合において、MFP10bは、まず、インポートデータDMに含まれる情報のうち認証プリントジョブの実行に要する特定の情報(ジョブ関連情報)JMの種類を決定する(ステップS14)。次に、MFP10bは、決定された種類のジョブ関連情報JMを、インポート動作の完了を待たずに(詳細には、インポート動作の開始後且つ完了前に)、MFP10aから優先的に取得する(ステップS15〜S19)。特に、ユーザ情報JM1がMFP10bに未だインポートされていない状況において、MFP10bは、インポートデータDMのうち優先的にユーザ情報JM1(ジョブ関連情報)を取得する。より詳細には、インポートデータDMに含まれ且つMFP10bに未だインポートされていない情報のうち、ユーザ情報JM1が(他の情報に対して)優先的に取得される。そして、MFP10bは、取得された当該ジョブ関連情報JM(詳細には、ユーザUAのユーザ情報JM1)を利用して、認証プリントジョブを実行する(ステップS20)。したがって、MFP10bは、ユーザ情報JM1を要する認証プリントジョブを、インポート動作の完了を待たずに優先的に実行することが可能である。このように、インポート動作の完了前に格納装置から優先的に取得されたジョブ関連情報を利用してジョブが実行されるので、インポート動作の完了を待たずに当該ジョブを実行することが可能である。
特に、MFP10aからMFP10bに未だインポートされていないジョブ関連情報JMがMFP10aから取得される。詳細には、MFP10bは、ジョブ関連情報JMがMFP10bに未だインポートされていないことを確認して、当該ジョブ関連情報JMの送信要求RQ1をMFP10aに送信し、当該ジョブ関連情報JMをMFP10aから取得する。換言すれば、MFP10bにインポート済みのジョブ関連情報JMは、MFP10aからMFP10bへと(インポートデータDMとは別個に)送出されることがない。したがって、ジョブ関連情報JMが、重複して送信されることを回避することができる。
また、ジョブ関連情報の送信要求後における応答待機期間が制限時間TRを超える場合(詳細には、送信要求RQ1に応答して所定の制限期間TR内にMFP10aからのジョブ関連情報JMを受信できない場合)には、ジョブ関連情報JMの取得が中止され、インポート動作が再開される。したがって、インポート動作の完了が遅延し過ぎることを防止できる。
なお、ここでは、MFP10bからの送信要求に応じて、MFP10aがMFP10bに対してインポートデータDMを送信する態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、MFP10bからの送信要求を伴うことなく、MFP10aがMFP10bに対してインポートデータDMを送信するようにしてもよい。詳細には、MFP10aが送信開始通知をMFP10bに対して送信し、MFP10bから準備完了通知が返信されることに応答して、MFP10aがインポートデータを送信するようにしてもよい。
また、ここでは、古いMFP10aから新たなMFP10bへと同期用データ(インポートデータ)DMが送信される態様が例示されているが、これに限定されない。具体的には、複数のMFP10a,10b,10c,10d(これらの新旧は問わない)の相互間にて各種情報(設定情報等)を同期する際にも上記の思想を適用することが可能である。たとえば、MFP10a、MFP10bおよび/またはMFP10dが、当該各種情報に関する変更を受け付けた別のMFP10cから変更後の同期用データ(インポートデータ)DMを受信して当該インポートデータDMに基づくインポート動作を実行する場合にも、上記の思想を適用することが可能である。
また、ここでは、インポートデータDMがMFP10a(格納装置)に格納されており、MFP10bが当該MFP10aからインポートデータDMを取得する態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、インポートデータDMを格納している他の格納装置(たとえばコンピュータ30,50)からMFP10bへとインポートデータDMがインポートされる際に、上記の思想を適用するようにしてもよい。
<2.第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第2実施形態においては、後に詳述するように、MFP10bがインポート動作の途中においてジョブ関連情報JM(JM21,JM22)を2段階に分けてMFP10aから取得する態様(図13参照)を例示する。
また、この第2実施形態においては、MFP10aからのインポートデータDMの受信中に、コンピュータ30からのボックスプリントジョブがネットワークNWを介して受け付けられるものとする。当該ボックスプリントジョブは、コンピュータ30において次のようにして付与される。具体的には、ユーザUAは、図16に示すような設定画面GB2を用いて、コンピュータ30を介してボックスプリントジョブをMFP10bに指示する。ここにおいて、ボックスプリントジョブは、MFP10のボックス内に格納されたデータファイル(ボックス内ファイル)を印刷出力するジョブであり、MFP10のボックス内に格納されたファイルへのアクセスを伴うジョブ(ボックス関連ジョブ)であるとも表現される。また、ここでは、ボックスプリントジョブとして、ユーザ認証を伴うボックスプリントが例示される。
図16は、ボックスプリントジョブに関する設定画面GB2を示す図である。この設定画面GB2は、コンピュータ30の表示部に表示される。図16に示すように、設定画面GB2は、入力欄TM21〜TM24とOKボタンBN21とキャンセルボタンBN22とを有している。
ユーザUAは、ユーザID(たとえば、「UserA」)を入力欄TM21に入力し且つパスワード(たとえば、「1234」)を入力欄TM22に入力するとともに、ボックスプリント情報を入力する。具体的には、ボックスID(たとえば、No.「5」)が入力欄TM23に入力され且つ印刷対象ファイル名(たとえば、「ABCD.PDF」)が入力欄TM24に入力される。その後、ユーザUAは、OKボタンBN21を押下する。
コンピュータ30は、入力欄TM21,TM22に入力されたユーザ情報LU2(ログインIDおよびパスワード)と入力欄TM23,TM24に入力されたボックス情報LB2(ボックスIDおよび印刷対象ファイル名)とを関連付け、ボックスプリントジョブデータDJ2を生成する。生成されたボックスプリントジョブデータDJ2がコンピュータ30からMFP10bに送信されることにより、MFP10bに対してボックスプリントジョブが付与される。
図14および図15は、第2実施形態に係るMFP10bの動作を示すフローチャートである。
ステップS11〜ステップS14の処理は第1実施形態と同様である。
ただし、第2実施形態に係るステップS13においては、上述のようにしてコンピュータ30からMFP10bに対して付与されたボックスプリントジョブが受け付けられる。
また、第2実施形態に係るステップS14においては、ユーザ情報JM21とボックス情報JM22とが、ジョブ関連情報JMとして決定される。詳細には、ユーザ情報JM21は、ユーザUAのユーザ情報である。また、ボックス情報JM22は、ボックスに関連する特定の情報であり、印刷対象ファイル(ボックス内ファイル)「ABCD.PDF」のデータと当該印刷対象ファイルが格納されているボックスID「5」とで構成される。端的に言えば、ボックス情報JM22は、ボックスID「5」に格納されている印刷対象ファイル「ABCD.PDF」のデータ(印刷対象データ)である。なお、これに限定されず、ボックス情報JM22はその他の情報(たとえばボックスID「5」内のその他のファイルのデータ)を含むものであってもよい。ただし、ジョブ関連情報JMの通信時間を短縮するためには、比較的少量の情報がジョブ関連情報JMとして送受信されることが好ましい。
また、この第2実施形態においては、図13に示すように、MFP10bは、ジョブ関連情報JMを2段階に分けてMFP10aから取得する。具体的には、ユーザ情報JM21とボックス情報JM22との2段階に分けて、ジョブ関連情報JMがMFP10bによって段階的に取得される。詳細には、ステップS41〜S44においてユーザ情報JM21が取得され、その後、ユーザ情報JM21を用いたユーザ認証処理に成功することを条件として、ステップS51〜S54においてボックス情報JM21が取得される。
ステップS14の次のステップS41〜S44においては、2種類の情報JM21,JM22のうちユーザ情報JM21が取得される。具体的には、まず、ユーザ情報JM21がMFP10b内にインポート済みであるか否かが判定される(ステップS41)。ユーザ情報JM21がインポート済みであると判定されると、直ちにステップS45に進む。一方、ユーザ情報JM21が未だインポートされていないと判定されると、ユーザ情報JM21の送信要求RQ21(図13参照)がMFP10a(送信元装置)に通知される(ステップS42)。MFP10aは、当該送信要求RQ21に応答して、ユーザ情報JM21をMFP10bに向けて送信する。一方、MFP10bは、ステップS43,S44の応答待機処理を実行する。MFP10bにおいてユーザ情報JM21が取得されずに制限時間TRが経過すると、ステップS47に進む。ステップS47では、ステップS21(図3)と同様のジョブ破棄処理が実行される。一方、制限時間TR内にユーザ情報JM21が取得されると、ステップS45に進む。
ステップS45では、ユーザ認証動作が実行される。当該ユーザ認証動作は、MFP10aから受信した「ユーザUAの正規のユーザ情報JM21(ユーザIDおよびパスワード)」と、コンピュータ30においてユーザUAによって入力されたユーザ情報LU2(ユーザIDおよびパスワード)との同一性に基づいて実行される。そして、ユーザ認証処理が失敗すると、ステップS46からステップS47に進む。一方、ユーザ認証処理が成功すると、ステップS46からステップS51(図15)に進む。
ステップS51〜S54においては、2種類の情報JM21,JM22のうちボックス情報JM22が取得される。具体的には、まず、ボックス情報JM22がMFP10b内にインポート済みであるか否かが判定される(ステップS51)。ボックス情報JM22がインポート済みであると判定されると、直ちにステップS55に進む。一方、ボックス情報JM22が未だインポートされていないと判定されると、ボックス情報JM22の送信要求RQ22(図13参照)がMFP10a(送信元装置)に通知される(ステップS52)。MFP10aは、当該送信要求RQ22に応答して、ボックス情報JM22をMFP10bに向けて送信する。一方、MFP10bは、ステップS53,S54の応答待機処理を実行する。MFP10bにおいてボックス情報JM22が取得されずに制限時間TRが経過すると、ステップS53からステップS56に進む。ステップS56では、ステップS21(図3)と同様のジョブ破棄処理が実行される。一方、制限時間TR内にボックス情報JM22が取得されると、ステップS54からステップS55に進む。なお、ここでは、ステップS53における応答待機期間は、ボックス情報JM22の取得開始時点(ステップS51)から計時されているが、これに限定されず、ユーザ情報JM21の取得開始時点(ステップS41)から計時されてもよい。
ステップS55では、ボックスプリントジョブに関する残りの処理が実行される。ボックスプリントジョブにおけるユーザ認証動作はステップS45で終了しており、このステップS55では認証後の印刷出力処理が実行される。より具体的には、ボックス情報JM22に基づく印刷出力処理が実行される。
その後、インポート処理が再開される(ステップS57)。そして、ステップS58でインポート処理が完了したと判定されるまで、インポート処理(インポートデータ受信処理および受信データ格納処理等)が継続される。
以上のように、この第2実施形態においては、インポート動作中にボックスプリントジョブが受け付けられた場合において、MFP10bは、まず、インポートデータDMに含まれる情報のうちボックスプリントジョブの実行に要する特定の情報(ジョブ関連情報)JMの種類を決定する(ステップS14)。具体的には、2つの情報JM21,JM22がジョブ関連情報JMとして決定される。
次に、MFP10bは、2つの情報JM21,JM22のうち一方のジョブ関連情報JM21のみをMFP10aから取得する(ステップS41〜S44)。そして、MFP10bは、当該ジョブ関連情報JM(詳細には、ユーザUAのユーザ情報JM21)を利用して、ボックスプリントジョブを実行する(ステップS45)。したがって、MFP10bは、インポート動作の完了を待たずに所要の情報JM21を取得し、ボックスプリントジョブの前段の処理であるユーザ認証処理を実行することが可能である。
さらに、MFP10bは、2つの情報JM21,JM22のうち残りのジョブ関連情報JM22をMFP10aから取得する(ステップS51〜S54)。そして、MFP10bは、当該ジョブ関連情報JM(詳細には、ボックス情報JM22)を利用して、ボックスプリントジョブを実行する(ステップS55)。したがって、MFP10bは、インポート動作の完了を待たずに所要の情報JM22をも取得し、ボックスプリントジョブの後段の処理である印刷出力処理を実行することが可能である。
このように、ジョブ関連情報JM2のうち、まずジョブ関連情報(ユーザ情報)JM21のみが取得されて、ユーザ認証動作が行われる。その後、ユーザ認証処理に成功した場合にのみ、ユーザ認証処理結果に応じてジョブ続行が許可され、ボックス情報JM22がさらに取得されてジョブが完遂される。したがって、ユーザ認証処理に失敗した場合には、ボックス情報JM22の受信動作(取得動作)を行わずに済む。すなわち、無用な情報取得動作を行わずに済み、処理の効率化を図ることが可能である。
なお、上記第2実施形態においては、ユーザ認証情報JM21とその他の情報(具体的には、ボックス情報JM22)との組合せに係るジョブ関連情報JMを取得する際に、まずユーザ認証情報JM21を取得する態様を例示したが、これに限定されない。
たとえば、ユーザ情報とアドレス情報とその他の情報(具体的には、ボックス情報)との組合せに係るジョブ関連情報を取得する際に、まずユーザ情報とアドレス情報とを取得するようにしてもよい。
より詳細には、コンピュータ30におけるFAXドライバの設定画面GB3(図17)を用いて、ユーザUAは、ユーザ情報およびボックス情報を入力欄TM21〜TM24に入力するとともに、入力欄TM25にFAX宛先名称(たとえば、「ABCDE株式会社」)を入力し、OKボタンBN21を押下する。
コンピュータ30は、入力欄TM31〜TM35に入力された各種の情報を互いに関連付け、ボックス内のデータファイルをファクシミリ送信するFAXジョブデータDJ2bを生成する。生成されたFAXジョブデータDJ2bがコンピュータ30からMFP10bに送信されることにより、MFP10bに対してFAXジョブが付与される。このFAXジョブは、MFP10のボックス内に格納されたファイルをFAX送信(送信出力)するジョブであり、ボックス内に格納されたファイルへのアクセスを伴うジョブ(ボックス関連ジョブ)であるとも表現される。
そして、インポート動作中に、このようなFAXジョブが受け付けられた際に、ユーザ情報JM21とボックス情報JM22とアドレス情報JM23とがジョブ関連情報JMとして決定されるとともに、ユーザ情報JM21とアドレス情報JM23とが第1段階の取得処理で取得され、残りのボックス情報JM22が第2段階の取得処理で取得されるようにしてもよい。ここで、アドレス情報JM23は、宛先「ABCDE株式会社」に関するアドレス情報である。
より詳細には、まずユーザ情報JM21とアドレス情報JM23とを取得して、ユーザUAが宛先「ABCDE株式会社」に対するアクセス権限(当該宛先の参照権限)を有していることが確認された後に、残りのボックス情報JM22もが取得されるようにすればよい。これによれば、ユーザUAが宛先「ABCDE株式会社」に対するアクセス権限を有していない場合等においては、残りのボックス情報JM22(データファイル等)の取得動作を行わなくて済む。したがって、無用な情報取得動作を行わずに済み、処理の効率化を図ることが可能である。
<3.第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
この第3実施形態においては、MFP10aからのインポートデータDMの受信中にMFP10bがボックス登録ジョブを当該MFP10bの操作パネル部6c(図1)を介して受け付ける態様を例示する。このボックス登録ジョブは、(MFP10b内に)新たなボックスを登録するジョブである。詳細には、未使用ボックスIDに対して新たなボックス情報が登録される。
具体的には、未使用ボックスIDに関する情報(未使用ボックスID情報)がジョブ関連情報JMとして決定され、当該未使用ボックスID情報の送信要求RQ(RQ3)がMFP10bからMFP10aへと送出される。この送信要求RQ3に応答して、MFP10aは未使用ボックスID情報JM(JM3)をMFP10bに向けて送信する(図18参照)。MFP10bは、受信した未使用ボックスID情報JM3に基づいて、ボックス登録ジョブを実行する。なお、未使用ボックスID情報JM3は、ボックスIDに関する空き情報(未使用ボックスIDを示す情報)であるとも表現される。
図20はMFP10a(送信元装置)側のボックス登録状況を示す図である。図20においては、複数のボックスIDのうち、ボックスID「1」〜「3」および「5」〜「6」に対してはそれぞれ登録がなされており、その一方でボックスID「4」に対しては登録がなされていない状況が示されている。
このようなボックス情報が既にMFP10b(インポート先装置)にインポート済みであれば、MFP10bは、MFP10aにおけるボックス登録状況を考慮して、未使用ボックスIDに対する新たなボックス登録を行うことができる。一方、このようなボックス情報がMFP10bに未だインポートされていない状態では、MFP10bは、MFP10aにおける登録状態を考慮することができない。たとえば、MFP10aにおける使用済みボックスIDと同じ番号のボックスIDに対してMFP10bで新規登録が行われると、その後のMFP10aからのインポートデータDMのインポート時における上書き処理によって、MFP10bでの新規登録内容は消失してしまう。
そこで、この第3実施形態においては、インポートデータDMの送信が完了しておらずインポートデータDM内のボックス情報が未だMFP10bにインポートされていない状態であっても、ボックス登録ジョブを適切に実行することが可能な技術について説明する。
図19は、第3実施形態に係るMFP10bの動作を示すフローチャートである。第3実施形態に係るMFP10bにおいては、図19に示すように、第1実施形態に係るMFP10bの動作に類似した動作が実行される。
詳細には、ステップS11〜S12の後、ステップS13において上述のようなボックス登録ジョブが受け付けられる。その後、ステップS14において、ボックス登録ジョブの実行に要する特定の情報(ジョブ関連情報)JMの種類として、「未使用ボックスID情報」が決定される。ステップS61では、「未使用ボックスID情報」がMFP10bにインポート済みか否かが判定される。「未使用ボックスID情報」がインポート済みであればステップS65に進み、「未使用ボックスID情報」が未だインポートされていなければステップS62に進む。ステップS62では、未使用ボックスID情報がMFP10aに要求される。これに応答して、MFP10aからMFP10bに向けて未使用ボックスID情報が優先的に送信される。そして、未使用ボックスID情報の取得が完了すると、ステップS64からステップS65へと進む。ステップS65では、MFP10bは、取得した未使用ボックスID情報を利用して、ボックス登録ジョブを実行する。
図21は、このようなボックス登録ジョブ(ステップS65)に用いられる登録画面を示す図である。図21に示すように、複数のボックスIDのうち使用済みボックスID「1」〜「3」および「5」〜「6」はグレーアウト(無効化)されており、これらのボックスIDに関する登録操作を行うことはできない。一方、MFP10aで使用されていなかったボックスID「4」は有効化されており、ボックスID「4」に対するボックス登録操作は行われ得る。具体的には、ボックスID「4」の欄における(右端側の)「編集」ボタンが押下されると、さらに詳細な登録画面が表示され、当該ボックスID「4」に対するボックス登録が行われ得る。
このように、ステップS65のボックス登録ジョブにおいては、MFP10bは、MFP10aから取得した未使用ボックスID情報に基づいて、未使用ボックスIDを明示するとともに、複数のボックスIDのうち未使用ボックスIDのみに対してのみ新規登録を許可する。
また、ボックス登録ジョブが完了した後には、MFP10bにて新規登録された内容(ボックスID「4」に関する登録内容)が今度はMFP10bからMFP10aへと送信される。そして、MFP10aは、新規登録された内容をインポートデータDMにマージしてインポートデータDMを更新する。更新後のインポートデータDMには、新規登録に関する登録内容が反映されている。これにより、その後の同期動作に用いられる適切な同期用データ(インポートデータ)DMが準備される。そして、その後の同期動作(ジョブ関連情報JMの取得直後に再開されたインポート動作を含む)においては、新規登録に関する登録内容(ボックスID「4」に関する登録内容)を反映したインポートデータDMが、MFP10bにインポートされる。
仮に、MFP10b側での新規登録内容(ボックスID「4」に関する登録内容)が反映されていないインポートデータDMが、以後の同期動作時に再びMFP10bに送信されると、MFP10bにおいてボックスID「4」に関して未使用である旨が上書き登録されてしまう。換言すれば、上書き登録によって上記の新規登録内容(ボックスID「4」に関する登録内容)が消えてしまう。
一方、ステップS68において、新規登録内容をMFP10aに送信してインポートデータDMを更新しておくことによれば、そのような事態(未同期データを用いた上書きインポート処理に起因する登録内容の消失)を防止することも可能である。
以上のように、この第3実施形態に係る動作によれば、インポート動作中にボックス登録ジョブがMFP10bにより受け付けられた場合において、MFP10bは、まず、ボックス登録ジョブの実行に要する特定の情報(ジョブ関連情報)JMの種類(ここでは未使用ボックスID情報)を決定する。次に、MFP10bは、決定された種類のジョブ関連情報(未使用ボックスID情報)JMをMFP10aから取得する。そして、MFP10bは、当該ジョブ関連情報JM(未使用ボックスID情報)を利用して、ボックス登録ジョブを実行する。したがって、MFP10bは、インポート動作の完了を待たずにボックス登録ジョブを適切に実行することが可能である。
<4.第4実施形態>
第4実施形態は、第3実施形態の変形例である。以下では、第3実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第3実施形態においては、ボックス登録ジョブに本発明の思想を適用した態様が例示されている。
この第4実施形態においては、各種のアドレス(メールアドレス、SMB通信における送信先アドレス、FTP通信における送信先アドレス、ファクシミリ送信先アドレス(電話番号)等)を登録するアドレス登録ジョブに対して同様の思想を適用した態様を例示する。
図22は、第4実施形態に係る動作等を示す概念図である。図22にも示すように、具体的には、第3実施形態における「未使用ボックスID」に代えて「未使用アドレスID」(未使用アドレスID情報)がジョブ関連情報JMとして決定されればよい。
また、この第4実施形態においては、図19と同様の動作が実行される。さらに、MFP10bにおいては、図21のボックス登録画面に代えてアドレス登録画面(不図示)が表示され、未使用アドレスIDに対するアドレス登録動作が行われる。
また、アドレス登録ジョブが完了した後には、MFP10bにて新規登録された内容(たとえばアドレスID「4」に関する登録内容)が今度はMFP10bからMFP10aへと送信される。そして、MFP10aは、登録された内容をインポートデータDMにマージしてインポートデータDMを更新する。これにより、以後の同期時に用いられる同期用データ(インポートデータ)DMが準備される。そして、このようにMFP10bでの新規登録内容を反映したインポートデータ(同期済みデータ)がMFP10bにインポートされることによれば、未同期データを用いた上書きインポート処理に起因する登録内容の消失を防止することが可能である。
このような態様によれば、インポート動作中にアドレス登録ジョブがMFP10bにより受け付けられた場合において、MFP10bは、まず、アドレス登録ジョブの実行に要する特定の情報(ジョブ関連情報)JMの種類(ここでは未使用アドレスID情報)を決定する。次に、MFP10bは、決定された種類のジョブ関連情報(未使用アドレスID情報)JMをMFP10aから取得する。そして、MFP10bは、当該ジョブ関連情報JM(未使用アドレスID情報)を利用して、アドレス登録ジョブを実行する。詳細には、MFP10bは、MFP10aから取得した未使用アドレスID情報に基づいて、未使用アドレスIDを明示するとともに、複数のアドレスIDのうち未使用アドレスIDのみに対してのみ新規登録を許可する。このように、MFP10bは、インポート動作の完了を待たずにアドレス登録ジョブを適切に実行することが可能である。
なお、この第4実施形態においては、第3実施形態と同様の思想をアドレス登録ジョブに適用する態様が例示されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、第3実施形態(ないし第4実施形態)と同様の思想をユーザ登録ジョブに適用してもよい。この場合には、「未使用ボックスID」に代えて「未使用ユーザID」(未使用ユーザID情報)がジョブ関連情報JMとして決定されればよい。また、未使用ユーザID情報に基づいて、未使用ユーザIDに対する新規登録が許可されればよい。さらに、MFP10bにおける未使用ユーザIDに関する新規登録内容がMFP10a(送信元装置)内のインポートデータDMに反映され、当該登録内容が反映されたインポートデータDMがMFP10aからMFP10bにインポートされるようにしてもよい。
<5.第5実施形態>
第5実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第1実施形態等においては、インポート動作中にジョブが受け付けられる態様が例示されれている。
この第5実施形態においては、インポート動作開始前にジョブ(予約)が受け付けられ、インポート動作開始指示に応答して当該ジョブが実行される態様が例示される。また、当該ジョブの実行に際して、MFP10bは、インポートデータDMのうち、当該ジョブの実行に要する特定のジョブ関連情報JMを先行して取得する。これによれば、インポート動作の完了を待つことなく、比較的早期にジョブを実行することが可能である。
図23は、第5実施形態に係る動作を示すフローチャートである。図23に示すように、この第5実施形態では、ステップS71において(ステップS11と同様の)インポート動作の準備動作が行われる。ステップS71においては、インポート動作(インポートデータDMの通信動作等)は未だ開始されていない。
次のステップS72においては、インポート動作の開始に先立ち、予約ジョブが受け付けられる。ただし、この予約ジョブは、直ちに実行されるのではなく、インポート動作の開始に伴って実行されるジョブである。ステップS72においては、当該ジョブ(予約ジョブ)の実行が予約される。ここでは、予約ジョブとして、第1実施形態と同様にコンピュータ30からの認証プリントジョブが受け付けられるものとする。なお、これに限定されず、その他の各種のジョブが予約ジョブとして受け付けられてもよい。
その後、MFP10bは、ユーザからのインポート動作の開始指示を受け付けると、インポート動作の開始に先立って、ステップS14〜S21の処理を実行する。なお、ステップS14〜ステップS21の処理は、第1実施形態と同様の処理である。
その後、MFP10bは、インポート動作を開始する(ステップS76)。そして、ステップS77においてインポートデータDMを全て受信した旨が判定されると、インポート動作が終了する。
以上のような態様によれば、インポート動作開始よりも前に予約ジョブ(認証プリントジョブ)がMFP10bにより受け付けられている場合において、MFP10bは、インポート開始指示に応答してステップS14〜S21の処理を実行する。具体的には、MFP10bは、まず、インポートデータに含まれる情報のうち認証プリントジョブの実行に要する特定の情報(ジョブ関連情報)JMの種類を決定する(ステップS14)。次に、MFP10bは、決定された種類のジョブ関連情報JMをMFP10aから取得する(ステップS15〜S19)。そして、MFP10bは、当該ジョブ関連情報JM(詳細には、ユーザUAのユーザ情報LM1)を利用して、認証プリントジョブを実行する(ステップS20)。したがって、MFP10bは、インポート動作の完了を待たずに所要の情報JMを取得し、認証プリントジョブを実行することが可能である。
また、上記のような態様によれば、インポート動作の開始時点よりも前の時点でジョブを予約しておくことが可能であり、予約されたジョブは、インポート開始指示をトリガとして実行される。
したがって、ユーザは、実行したいジョブを所望の時点で予約しておくことができ、且つ、当該ジョブ(予約ジョブ)をインポート動作の終了を待たずに比較的早期に実行させることが可能である。
なお、この第5実施形態では、インポート動作の開始指示に応答して、ステップS14〜S21の動作が実行される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、ステップS71において、インポート動作の開始時刻(たとえば、「19:00」)の予約設定が行われ、当該予約設定にて設定された開始予約時刻(「19:00」)の到来に応答して、ステップS14〜S21の動作が実行されるようにしてもよい。また、当該予約設定は、定期的な同期動作の開始時刻(たとえば、毎日19:00あるいは毎時00分等)を予約するものであってもよい。
また、この第5実施形態では、インポート開始指示が受け付けられても直ちにはインポート動作が開始されず、ステップS14〜S21の後のステップS76において、インポート動作が開始される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、ステップS73とステップS14との間の時点でインポート動作が開始されるようにしてもよい。そして、当該インポート動作と並行して(あるいは当該インポート動作を一旦中断して)ステップS14〜S21の処理が実行されるようにしてもよい。
<6.第6実施形態>
第6実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態においては、インポートデータDMがMFP10aからMFP10bへと送信される態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、インポートデータDMを格納したUSBメモリ25(記憶装置)が、MFP10bに設けられた接続ポート(USB接続ポート)に装着され、MFP10b(格納部5)がUSBメモリ25からインポートデータDMを取得するようにしてもよい(図24参照)。換言すれば、MFP10bは、当該MFP10b自身に接続された記憶装置(補助記憶装置)から、インポートデータDMを取得するようにしてもよい。そして、そのようなインポートデータDMの取得動作中にジョブが受け付けられる場合において、上記と同様の思想を適用して、インポート動作の完了を待たずに当該ジョブが実行されるようにしてもよい。
第6実施形態においては、このような態様について説明する。図24は、このような態様を示す概念図であり、図25は、第6実施形態に係る動作を示すフローチャートである。なお、この第6実施形態では、MFP10b自身に接続される記憶装置として、USBメモリが例示されるが、これに限定されず、当該記憶装置は、外付けハードディスクドライブ等であってもよい。
図25のステップS11〜S15は、第1実施形態と同様である。ステップS15において、ジョブ関連情報JMが未だインポートされていない旨が判定されると、ステップS86に進む。ステップS86において、MFP10bは、要求されたジョブ関連情報JM(「ユーザUAのユーザ情報」)がUSBメモリ25内(詳細にはUSBメモリ25に記憶されたインポートデータDM内)に存在するか否かを判定する。
当該ジョブ関連情報JMがUSBメモリ25内に存在しないと判定されるときにはステップS21に進む。
一方、当該ジョブ関連情報JMがUSBメモリ25内に存在すると判定されるときには、ステップS87に進む。ステップS87においては、ジョブ関連情報JMの取得動作が開始される。具体的には、MFP10bは、ジョブ関連情報JMをUSBメモリ25から読み出して格納部5内に格納する動作を開始する。
その後、ステップS18,S19の動作が実行されジョブ関連情報JMの取得が完了すると、ステップS20に進み、取得されたジョブ関連情報JMに基づいてジョブが実行される。
なお、このような改変、具体的には、MFP10bに接続された記憶装置(USBメモリあるいは外付けハードディスクドライブ等)からインポートデータDMを受信する改変は、その他の態様(第2実施形態〜第4実施形態等)に対しても同様に行うことが可能である。
<7.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記第6実施形態においては、MFP10bが、当該MFP10b自身に接続された記憶装置(USBメモリあるいは外付けハードディスクドライブ等)からインポートデータDMを受信する例を示しているが、これに限定されない。たとえば、MFP10bは、他のMFP10aに接続された記憶装置(USBメモリあるいは外付けハードディスクドライブ等)からインポートデータDMを受信するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態においては、ユーザ認証に成功した際にはジョブを続行し(図14のステップS46→S51〜S54,S55)、ユーザ認証に失敗した際にはジョブを中断する(ステップS46→S47)態様が例示されているが、これに限定されない。たとえば、ユーザ認証に失敗した際には、ジョブの処理内容を変更するようにしてもよい。具体的には、プリントジョブに係るプリントデータを特定のボックスに一時的に保存するようにしてもよい。当該プリントデータは、管理者あるいは他のユーザにより印刷出力されるようにしてもよい。
1 画像形成システム
10 MFP(画像形成装置)
25 USBメモリ(記憶装置)
30 コンピュータ
DJ1 認証プリントジョブデータ
DM インポートデータ(同期用データ)
JM ジョブ関連情報
TR 制限時間

Claims (28)

  1. 画像形成装置であって、
    インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、
    前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、優先的に前記格納装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記取得手段は、前記格納装置から前記画像形成装置に未だインポートされていない前記ジョブ関連情報を、前記格納装置から取得することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記取得手段は、前記インポート動作の開始後且つ完了前に、前記格納装置から前記ジョブ関連情報を優先的に取得することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記取得手段は、前記インポート動作の完了前に、未受信のインポートデータのうち、前記ジョブ関連情報を優先的に前記格納装置から取得することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ジョブ受付手段は、前記インポート動作の開始前に予約ジョブを受け付け、
    前記取得手段は、前記インポート動作の開始指示あるいは開始予約時刻の到来に応答して、前記ジョブ関連情報の取得を開始することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ジョブは、ユーザ認証を伴うジョブであり、
    前記ジョブ関連情報は、ユーザ情報を含むことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記決定手段は、前記ジョブ関連情報の種類を決定し、
    前記取得手段は、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート動作の完了前に、前記格納装置から取得することを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置であって、
    インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、
    前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を備え、
    前記取得手段は、所定の制限期間内に前記格納装置から前記ジョブ関連情報を取得できない場合には、前記ジョブ関連情報の取得を中止し、前記インポート動作を再開させることを特徴とする画像形成装置。
  9. 画像形成装置であって、
    インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、
    前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を備え、
    前記ジョブ関連情報は、第1の情報と第2の情報とを含み、
    前記取得手段は、前記ジョブ関連情報のうち、まず前記第1の情報を前記格納装置から取得し、次に、前記第1の情報を用いた所定の処理によってジョブ続行が許可されることを条件に前記第2の情報を前記格納装置から取得することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、
    前記ジョブは、ユーザ認証を伴うジョブであり且つ前記画像形成装置のボックス内ファイルへのアクセスを伴うジョブであり、
    前記第1の情報は、ユーザ情報を含み、
    前記第2の情報は、前記ボックス内ファイルのデータを含み、
    前記取得手段は、前記ジョブ関連情報のうち、まず前記ユーザ情報を前記格納装置から取得し、次に、前記ユーザ情報を用いたユーザ認証処理に成功することを条件として前記第2の情報を前記格納装置から取得することを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成装置であって、
    インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、
    前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を備え、
    前記ジョブは、前記画像形成装置におけるボックス登録ジョブであり、
    前記ジョブ関連情報は、未使用ボックスIDに関する情報である未使用ボックスID情報を含み、
    前記ジョブ実行手段は、前記未使用ボックスID情報に基づいて、前記未使用ボックスIDに対する新規登録を許可することを特徴とする画像形成装置。
  12. 画像形成装置であって、
    インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、
    前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を備え、
    前記ジョブは、前記画像形成装置におけるアドレス登録ジョブであり、
    前記ジョブ関連情報は、未使用アドレスIDに関する情報である未使用アドレスID情報を含み、
    前記ジョブ実行手段は、前記未使用アドレスID情報に基づいて、前記未使用アドレスIDに対する新規登録を許可することを特徴とする画像形成装置。
  13. 画像形成装置であって、
    インポートデータを格納した格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、
    前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、前記格納装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を備え、
    前記ジョブは、前記画像形成装置におけるアドレス登録ジョブであり、
    前記ジョブ関連情報は、未使用ユーザIDに関する情報である未使用ユーザID情報を含み、
    前記ジョブ実行手段は、前記未使用ユーザID情報に基づいて、前記未使用ユーザIDに対する新規登録を許可することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項7ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記取得手段は、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、決定された種類以外の種類の前記インポートデータに優先して前記格納装置から取得することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記ジョブ実行手段は、前記新規登録に関する登録内容を前記格納装置内の前記インポートデータに反映させ、
    前記インポート手段は、当該登録内容が反映された前記インポートデータをインポートすることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記格納装置は、前記画像形成装置の外部のコンピュータであり、
    前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記外部のコンピュータからネットワークを介して取得することを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記格納装置は、前記画像形成装置とは別の画像形成装置であり、
    前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記別の画像形成装置からネットワークを介して取得することを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項17に記載の画像形成装置において、
    前記インポート手段は、予め定められた前記別の画像形成装置から前記インポートデータをインポートすることを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項16または請求項17に記載の画像形成装置において、
    前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記画像形成装置に送信すべき旨の送信要求を前記格納装置に送信し、前記格納装置から送信されてきた前記ジョブ関連情報を受信して取得することを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記格納装置は、前記画像形成装置に接続される記憶装置であり、
    前記取得手段は、前記ジョブ関連情報を前記記憶装置から取得することを特徴とする画像形成装置。
  21. 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるステップと、
    b)前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報を決定するステップと、
    c)インポートデータを格納した格納装置から当該インポートデータをインポートするインポート動作の完了前に、前記ステップb)にて決定された前記ジョブ関連情報を優先的に前記格納装置から取得するステップと、
    d)前記ステップc)にて取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムにおいて、
    前記ステップb)においては、前記ジョブ関連情報の種類が決定され、
    前記ステップc)においては、前記ステップb)において決定された種類の前記ジョブ関連情報が、決定された種類以外の種類の前記インポートデータに優先して前記格納装置から取得されることを特徴とするプログラム。
  23. 請求項21に記載のプログラムにおいて、
    前記格納装置は、前記画像形成装置とは別の画像形成装置であり、
    前記ステップc)においては、予め定められた前記別の画像形成装置から前記インポートデータをインポートする前記インポート動作の完了前に、前記ジョブ関連情報が前記別の画像形成装置から取得されることを特徴とするプログラム。
  24. 請求項23に記載のプログラムにおいて、
    前記プログラムは、
    e)前記ステップb)において前記ジョブ関連情報が決定されると、前記ジョブ関連情報を優先的に送信すべき旨の送信要求を前記別の画像形成装置に送信するステップ、
    を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記ステップc)においては、前記ステップe)において前記別の画像形成装置に送信された前記送信要求に応じて前記別の画像形成装置から送信されてきた前記ジョブ関連情報が受信されて取得されることを特徴とするプログラム。
  25. コンピュータに、
    a)第1の画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるステップと、
    b)前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報の種類を決定するステップと、
    c)インポートデータを格納した第2の画像形成装置から当該インポートデータを前記第1の画像形成装置にインポートするインポート動作の完了前に、前記ステップb)にて決定された種類の前記ジョブ関連情報を優先的に前記第2の画像形成装置から取得するステップと、
    d)前記ステップc)にて取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記第1の画像形成装置で前記ジョブを実行するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  26. 画像形成システムであって、
    画像形成装置と、
    前記画像形成装置へのインポートデータを格納した格納装置と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記格納装置から前記インポートデータをインポートするインポート手段と、
    前記画像形成装置で実行すべきジョブを受け付けるジョブ受付手段と、
    前記インポートデータに含まれる情報のうち前記ジョブの実行に要する特定の情報であるジョブ関連情報を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された前記ジョブ関連情報を、前記インポート手段によるインポート動作の完了前に、優先的に前記格納装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ジョブ関連情報を利用して、前記ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  27. 請求項26に記載の画像形成システムにおいて、
    前記決定手段は、前記ジョブ関連情報の種類を決定し、
    前記取得手段は、前記決定手段によって決定された種類の前記ジョブ関連情報を、決定された種類以外の種類の前記インポートデータに優先して前記格納装置から取得することを特徴とする画像形成システム。
  28. 請求項26または請求項27に記載の画像形成システムにおいて、
    前記格納装置は、前記画像形成装置とは別の画像形成装置であり、
    前記インポート手段は、予め定められた前記別の画像形成装置から前記インポートデータをインポートすることを特徴とする画像形成システム。
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