JP4314913B2 - 積層体の製造方法及びそれを用いた表示媒体 - Google Patents

積層体の製造方法及びそれを用いた表示媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4314913B2
JP4314913B2 JP2003270610A JP2003270610A JP4314913B2 JP 4314913 B2 JP4314913 B2 JP 4314913B2 JP 2003270610 A JP2003270610 A JP 2003270610A JP 2003270610 A JP2003270610 A JP 2003270610A JP 4314913 B2 JP4314913 B2 JP 4314913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
phosphazene ring
containing layer
inorganic compound
laminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003270610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005022375A (ja
Inventor
卓三 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2003270610A priority Critical patent/JP4314913B2/ja
Publication of JP2005022375A publication Critical patent/JP2005022375A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4314913B2 publication Critical patent/JP4314913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

本発明は、高いガスバリア性を示し、且つ基材密着性に優れた積層体に関するものである。また、それをEL素子などの表示媒体に全面保護層として用いた表示媒体に関するものである。
近年、EL素子などのディスプレイ等の分野において、高いガスバリア性を有するフィルムの要求が高まっている。
前述のEL素子は、少なくとも一方が透明な2枚の電極の間に発光媒体層を挟持した構造であり、両電極間に電流を流すことにより発光媒体層で発光が生じるものである。ただし、EL素子は、大気中の水分や酸素などの影響により劣化する。EL素子劣化の具体例として、ダークスポットと呼ばれる非発光領域が発生し、時間の経過と共に拡大するといった現象がある。特に、ガスバリア性が低いプラスチックフィルムを基材として使用した場合には、EL素子の劣化はさらに早く進行する。
背面側(光取り出し面と反対側)に配置するガスバリアフィルムとしては、透光性である必要が無く、特にガスバリア性が高いアルミニウム箔などの金属箔を積層したフィルムで封止することが効果的である。それに対して、前面側(光取り出し面側)のフィルム基材は、透光性であることが必要なため、無機薄膜蒸着フィルムなどを積層したフィルムが用いられてきた。しかしながら、これらのバリアフィルムは、基材となるプラスティックフィルムに対して無機蒸着層を、単層で設けおりそのバリア性は高いものではなかった。そこでバリア性を高めるためにプラスティックフィルムへ、無機蒸着層+コート層あるいはアンカー層+無機蒸着層のような積層構成が用いられている。
たとえば、基材にSiO蒸着膜とPVAとテトラエトキシシランの加水分解物をコートしバリア性を高めている(特許文献1参照)。基材に変性ポリオレフィンとポリウレタンをコートしその上にSiOをCVDにより形成している(特許文献2参照)。しかしながら加水分解時の水がコート層に残存することによりバリア性が低下や(特許文献3参照)、無機蒸着層と、有機物のコート間の密着性が低いことによる層間剥離現象(特許文献4参照)から、バリア特性が経時での劣化など、あたらにバリアフィルムの信頼性低下が指摘されている。
特開平8−267637号公報 特開平7−89002号公報 特開平8−267637号公報 特開平7−89002号公報
本発明は上記課題を解決するために、高い密着性を示し、経時によるバリア性の劣化を伴わない信頼性の高い積層体を提供するものである。また、この積層体を用いた表示媒体を提供するものである。
請求項1の発明は、少なくとも基材上に、無機化合物層(A)と、下記化学式(1)で示されるホスファゼン環を持つ化合物(B)を含むホスファゼン環含有層(C)を真空中で連続して成膜し、かつ、前記ホスファゼン環含有層(C)をフラッシュ蒸着法により成膜することを特徴とする積層体の製造方法である。
(Rは活性エネルギー線反応性官能基)
請求項2の発明は、前記化学式(1)中のR1が、下記化学式(2)で表されることを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法である。
(式中、Rは水素又はメチル基、nは自然数を示す。)
請求項3の発明は、前記無機化合物層(A)と前記ホスファゼン環含有層(C)がそれぞれ複数積層されていることを特徴とする請求項1または2に記載の積層体の製造方法である。
請求項4の発明は、前記無機化合物層(A)と前記ホスファゼン環含有層(C)が、基材上に無機化合物層(A)、ホスファゼン環含有層(C)の順に積層されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層体の製造方法である。
請求項5の発明は、前記無機化合物層(A)と前記ホスファゼン環含有層(C)が、基材上にホスファゼン環含有層(C)、無機化合物層(A)の順に積層されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層体の製造方法である。
請求項6の発明は、最上層がホスファゼン環含有層(C)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層体の製造方法である。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の積層体の製造方法により製造された積層体を用いた表示媒体である。
本発明によれば、基材上に無機金属化合物層と、ホスファゼン環を持つ化合物を含むホスファゼン環含有層を積層することにより、高いバリア性と密着性を示す積層体を信頼性良く得ることができる。
また、本発明の積層体は、EL素子などの表示媒体に好適に用いることができる。
以下に、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明は基材上に、無機化合物層(A)とホスファゼン環を持つ化合物(B)を含むホスファゼン環含有層(C)が交互に積層されていることを特徴とするものである。
前記無機化合物層(A)と前記ホスファゼン環含有層(C)の積層数は特に限定するものではないが、それぞれ2回以上積層することが好ましい。バリア性が向上するからである。より好ましくは2〜10回積層していると良い。10回を越えるとバリア層にクラックが発生したり、密着性低下などが生じるためである。更に好ましくは2〜5回積層していると良く、このとき高いバリア性と基材の密着性、バリアフィルムの信頼性が得られる。
無機化合物層(A)とホスファゼン環含有層(C)はどちらを先に設けることもでき、基材と高い密着性を示す層を最初に形成することができる。
また、最上層にはホスファゼン環含有層(C)を設けることが好ましい。これは、ホスファゼン環含有層(C)が保護層としての役割を果たすためである。
本発明に用いる基材は、特に限定するものではなく様々な公知の基材を用いることができる。例えばプラスチックフィルムからなる基材は透明性、可撓性の点から好ましいものである。このようなプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルフィルムやポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等を用いることができる。
本発明の無機化合物(A)は、水蒸気や酸素等のガスの透過を防ぐ、いわゆるガスバリア層となるものである。無機化合物層(A)は特に限定されるものではなく、珪素、アルミニウム、クロム、マグネシウム等の金属の酸化物、窒化物、フッ化物や、錫含有インジウム酸化物(ITO)などの複合酸化物、窒化物等、透明でかつ酸素、水蒸気等のガスバリア性を有するものであればよい。
中でも無機酸化物を好ましく用いることができる。例えば、酸化珪素は、より高いバリア性と、ホスファゼン環含有層(C)と高い密着性を得られるため好ましい。
これらの無機酸化物層(A)は公知の方法で成膜することができる。例えば、真空蒸着法、スパッタリング法やイオンプレーティング法、プラズマ気相成長法(CVD)などを用いることもできる。
無機化合物層(A)の膜厚は1.0〜300nmである。1.0nm未満のときは膜厚が十分ではないことから、バリア材としての機能を十分に果たすことができない場合がある。また膜厚が300nmを越える場合はクラックが発生するためである。より好ましくは10〜150nmであり、この時高いバリア性が得られる。
本発明のホスファゼン環含有層(C)は、無機酸化物との層間密着性を高める、いわゆる中間接着層の役割を果たすものである。前記ホスファゼン環含有層(C)は、下記化学式(1)で表されるホスファゼン環を持つ化合物(B)を含むものである。
前記化学式(1)中、Rは活性エネルギー線反応性官能基である。このようなものとしては特に限定はしないが、例えば、アクリル基、メタクリル基、ビニル基等を有する官能基等があげられる。アクリル基、メタクリル基を有する化合物としては、下記化学式(2)で表されるもの等が挙げられる。
(式中、Rは水素又はメチル基、nは自然数を示す。)
前記ホスファゼン環含有層(C)は、分子内に燐及び窒素原子で構成された無機環状骨格であるホスファゼン環と、メタクリル基を同時に併せ持つことから、ホスファゼン環が無機酸化物と高い密着性を示しかつ、メタクリル基が活性エネルギー線照射により3次元架橋により形成するアクリルネットワークがアクリル層を形成することにより、本来密着しにくかった無機化合物(A)とホスファゼン環含有層(C)の密着性が得られるものである。
さらに、ホスファゼン環含有層(C)には、(メタ)アクリル化合物(D)を配合することができる。
(メタ)アクリル化合物(D)は特に限定されるものではなく、分子内に(メタ)アクリル基を有すれば良く、屈曲性、擦傷性、硬度など目的に応じて単官能、多官能のアクリル化合物を用いることができる。単官能としてはテトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げることができる。多官能としては1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げることができるがこれに限定させるものではない。
本発明の(メタ)アクリル化合物(D)の配合量は、前記ホスファゼン環を含む化合物10〜95重量部に対して5〜90重量部、好ましくは10〜50重量部とされる。5重量部より少ないと、配合目的を達成せず、90重量部を越えると密着性が低下するためである。
本発明のホスファゼン環含有層(C)は、EBやUV等の活性エネルギーを照射することにより架橋させると好ましい。このとき重合を効率良く進行させるために、重合開始剤(E)を配合することができる。
重合開始剤(E)は特に限られる物ではなく、活性エネルギーを照射した際に、ラジカルを発生する化合物であればよい。たとえば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2−メチル[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、ベンゾフェノン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル1−プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキサイド等が使用できる。
本発明の重合開始剤(E)の配合量はホスファゼン環含有層(C)に含まれるホスファゼン環を持つ化合物に対して0.1〜10重量部、好ましくは1〜7重量部、更に好ましくは1〜5重量部とされる。0.1重量部未満の場合は、ホスファゼン環含有層(C)の硬度が不十分となり、10重量部を越えるとホスファゼン環含有層(C)にクラックが生じ易くなる場合がある。重合開始剤(E)の配合量を1〜5重量部に設定すると、ホスファゼン環含有層(C)が効率よく硬化し、クラックの発生を防ぐことができ好ましい。
ホスファゼン環含有層(C)の膜厚は0.01〜10μmとするとよく、0.01μm未満であると十分な中間層として働かないために、高い密着性が得られず、10μmを越えるとクラックが発生するためである。より好ましくは0.1〜5.0μmであり、更に好ましくは0.2〜1.0μmである。この時高い密着性とバリア性が得られる。
本発明のホスファゼン環含有層(C)は、公知の方法で成膜することができる。例えば、公知の各種コーターを用いた塗工法やフラッシュ蒸着法などにより成膜できる。
また、無機酸化物層(A)とホスファゼン環含有層(C)は真空中で連続して成膜することができる。このときホスファゼン環含有層(C)は、活性エネルギー線をEBとしたフラッシュ蒸着法にて成膜する事ができる。通常、無機金属酸化物(A)とホスファゼン環含有層(C)はそれぞれ単独で成膜する。このとき成膜装置間の移動における汚染や、傷付きが発生するが、同一装置で連続して成膜する事により、これらを防ぐことができ、良好なバリア性と、高い信頼性が得られる物である。
本発明で得られた積層体は、EL素子、液晶表示素子などの各種表示媒体のバリア性保護フィルムとして用いることができる。
たとえば、有機EL素子は、通常観察面側から、ガラスやフィルムなどの透光性基板の上にITOなどの透明電極、有機化合物からなる発光層、Alなどの金属電極、背面封止剤の順に形成した構成が基本となるが、本発明の積層体は透光性基板や、背面封止剤として用いることができる。このとき、透光性基板として用いた場合には、フレキシブル性を持つ有機ELディスプレイとして用いることができる。
また液晶表示素子は、液晶を挟んでTFT側の基材とカラーフィルター側の基材を有する構成が基本となるが、本発明の積層体は前記基材として用いることができる。この時も有機EL素子の場合と同様にフレキシブルな表示体とすることができ、軽量化を達成することができる。
以下に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
基材としてPETフィルム(厚さ100μm)を用いた。この基材上に、無機化合物層(A)とホスファゼン環含有層(C)を順次交互に連続して1層づつ積層し、積層体を得た。無機化合物層(A)はSiOxをスパッタ法により10nmの厚さで形成した。ホスファゼン環含有層(C)はホスファゼン環を持つ化合物(B)(PPZ:共栄社化学株式会社製)100重量部をEB線照射によるフラッシュ蒸着法で0.5μmの厚さで積層した。
得られた積層体は水蒸気バリア性と密着性の評価を行った。また、このバリアフィルムを前面保護層として用いたEL素子を作成し、得られたEL素子を40℃90%RHの恒温槽で1000時間保存した後に、EL素子を発光させ発光面積を初期面積と比較した。
基材としてPENフィルム(厚さ100μm)を用いた。この基材上に、ホスファゼン環含有層(C)と無機化合物層(A)を順次交互に連続して2層づつ積層し、さらに最上層にホスファゼン環含有層(C)を積層し、積層体を得た。ホスファゼン環含有層(C)はホスファゼン環を持つ化合物(B)(PPZ:共栄社化学株式会社製)80重量部と2−ヒドロキシアクリレート(ライとアクリレート:共栄社化学株式会社製)20重量部の混合物を用い、EB線照射によるフラッシュ蒸着法により0.02μmの膜厚で積層した。無機化合物層(A)はAlを蒸着法により100nmの厚さで積層した。
基材としてPETフィルム(厚さ100μm)を用いた。この基材上に、無機化合物層(A)とホスファゼン環含有層(C)を順次交互に連続して3層づつ積層し、積層体を得た。無機化合物層(A)はSiOxをCVD法により0.04nmの厚さで積層した。ホスファゼン環含有層(C)はホスファゼン環化合物(B)(PPZ:共栄社化学株式会社製)50重量部とトリプロピレングリコールジアクリレート(アロニックスM220:東亜合成社製)50重量部をEB線照射によるフラッシュ蒸着法で5.0μmの厚さで積層した。
基材としてPESフィルム(厚さ100μm)を用いた。この基材上に、無機化合物層(A)とホスファゼン環含有層(C)を順次交互に連続して5層づつ積層し、積層体を得た。無機化合物層(A)はITOをスパッタ法により80nmの厚さで積層した。ホスファゼン環含有層(C)はホスファゼン環を持つ化合物(B)(PPZ:共栄社化学株式会社製)100重量部をEB線照射によるフラッシュ蒸着法で0.2μmの厚さで積層した。
<比較例1>
基材としてPETフィルム(厚さ100μm)を用いた。この基材上に無機酸化物層(A)としてSiOxをCVD法により40nmの厚さで形成し積層体を得た。
<比較例2>
基材としてPENフィルム(厚さ100μm)を用いた。この基材上に、無機化合物層(A)とホスファゼン環含有層(C)を順次交互に連続して2層づつ積層し、積層体を得た。無機化合物層(A)はSiOxをCVD法により40nmの厚さで積層した。ホスファゼン環含有層(C)は1,6ヘキサンジオールジアクリレート(ライトアクリレート:共栄社化学社製)100重量部をEB線照射によるフラッシュ蒸着法で0.5μmの厚さで積層した。
本発明の積層体は包装体やディスプレイ用途、真空断熱材など高い透明性、ガスバリア性が要求される様々な分野に応用できる。

Claims (7)

  1. 少なくとも基材上に、無機化合物層(A)と、下記化学式(1)で示されるホスファゼン環を持つ化合物(B)を含むホスファゼン環含有層(C)を真空中で連続して成膜し、かつ、前記ホスファゼン環含有層(C)をフラッシュ蒸着法により成膜することを特徴とする積層体の製造方法。
    (Rは活性エネルギー線反応性官能基)
  2. 前記化学式(1)中のR1が、下記化学式(2)で表されることを特徴とする請求項1に記載の積層体の製造方法。
    (式中、Rは水素又はメチル基、nは自然数を示す。)
  3. 前記無機化合物層(A)と前記ホスファゼン環含有層(C)がそれぞれ複数積層されていることを特徴とする請求項1または2に記載の積層体の製造方法。
  4. 前記無機化合物層(A)と前記ホスファゼン環含有層(C)が、基材上に無機化合物層(A)、ホスファゼン環含有層(C)の順に積層されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  5. 前記無機化合物層(A)と前記ホスファゼン環含有層(C)が、基材上にホスファゼン環含有層(C)、無機化合物層(A)の順に積層されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  6. 最上層がホスファゼン環含有層(C)であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の積層体の製造方法。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載の積層体の製造方法により製造された積層体を用いた表示媒体。
JP2003270610A 2003-07-03 2003-07-03 積層体の製造方法及びそれを用いた表示媒体 Expired - Fee Related JP4314913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003270610A JP4314913B2 (ja) 2003-07-03 2003-07-03 積層体の製造方法及びそれを用いた表示媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003270610A JP4314913B2 (ja) 2003-07-03 2003-07-03 積層体の製造方法及びそれを用いた表示媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005022375A JP2005022375A (ja) 2005-01-27
JP4314913B2 true JP4314913B2 (ja) 2009-08-19

Family

ID=34190518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003270610A Expired - Fee Related JP4314913B2 (ja) 2003-07-03 2003-07-03 積層体の製造方法及びそれを用いた表示媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4314913B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9300949B2 (en) 2007-01-29 2016-03-29 David J. Ahearn Multi-view system
JP5140376B2 (ja) 2007-10-16 2013-02-06 富士フイルム株式会社 ガスバリアフィルムおよび環境感受性デバイス
CN109073816A (zh) * 2016-05-27 2018-12-21 日本化药株式会社 阻燃性偏光板及使用该偏光板的液晶显示设备
US20230225174A1 (en) * 2020-07-07 2023-07-13 Sharp Kabushiki Kaisha Light-emitting device and insoluble film

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005022375A (ja) 2005-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5749678B2 (ja) ガスバリアフィルム
JP5847743B2 (ja) バリア性積層体およびガスバリアフィルム
TW201008768A (en) Flexible substrate
WO2013146069A1 (ja) ガスバリアフィルム
JP2009172986A (ja) 積層体の製造方法、バリア性フィルム基板、デバイスおよび光学部材
JP2005007741A (ja) 積層体
WO2013047522A1 (ja) バリア性積層体、ガスバリアフィルムおよびこれらを用いたデバイス
JP5620852B2 (ja) バリア性積層体およびバリア性積層体の製造方法
TW201806773A (zh) 阻氣膜、有機電子裝置、有機電場發光裝置用基板及有機電場發光裝置
JP6299394B2 (ja) ガスバリア性積層フィルム及び有機elデバイス
JP2009196318A (ja) 積層体とバリア性フィルム基板の製造方法、バリア材料、デバイスおよび光学部材
JP2015103389A (ja) 有機el素子
JP6489016B2 (ja) 電子デバイスおよびその製造方法
JP5580561B2 (ja) バリア性積層体、ガスバリアフィルムおよびバリア性積層体の製造方法
JP5453719B2 (ja) ガスバリア性シート
JP2010030286A (ja) バリア性積層体、ガスバリアフィルム、デバイス
WO2016190284A1 (ja) ガスバリア性フィルムおよびその製造方法
JP4314913B2 (ja) 積層体の製造方法及びそれを用いた表示媒体
JPWO2016190284A6 (ja) ガスバリア性フィルムおよびその製造方法
JP2003335820A (ja) 蒸着膜用樹脂及びこれを用いたガスバリア性プラスチックフィルム
JP6383682B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス装置
JP2010234791A (ja) バリア性積層体、バリア性フィルム基板およびデバイス
JP6142091B2 (ja) 複合フィルム
JP2004009665A (ja) バリア膜付き光学フィルムシートおよびこれを用いた表示素子
WO2014097997A1 (ja) 電子デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees