JP4314397B2 - うなぎを主原料とする栄養補助剤及びその製造方法 - Google Patents

うなぎを主原料とする栄養補助剤及びその製造方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、栄養成分の豊富なうなぎそのもの又はうなぎの肝を主原料として粉末状、タブレット状、ゼリー状、液体などに加工した栄養補助剤とその製造方法に関するものである。なお、うなぎそのものとは、うなぎの身の他、頭、骨、内臓などを全て包含する場合を指し、また、うなぎの肝とは、うなぎの肝臓のみを指す場合と、肝臓を含めた内臓を指す場合とがあり、本発明では、後者の肝臓を含めた内臓を指すものとする。
【0002】
【従来の技術】
従来、うなぎの身とうなぎの肝は、栄養の豊富な食品として注目され、うなぎの身は白焼き、蒲焼き等として、うなぎの肝は肝のお吸い物、肝焼き等として食され、特に、夏ばて防止に効果のある食品として食されてきた。表1は、うなぎの身とうなぎの肝の100gあたりの主要な成分を表したもので、括弧内は、1日あたりの摂取目安量に対する割合を示したものである。この表からも明らかなように、どの栄養素もその割合が非常に高く、中でも、レチノール当量と呼ばれるビタミンAは、皮膚や粘膜の潤いを保つ効果、夜盲症の予防効果、風邪をひきにくくする効果、歯や骨を形成する効果など、重要な働きをする栄養素である。ビタミンAは、脂溶性であり、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの脂肪分を多く含むウナギは、このビタミンA成分を効率良く摂取出来る代表的な食品とされている。この他にも、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1、あらゆる栄養素の代謝に重要なビタミンB2、皮膚の代謝に関与するナイアシン、さらに身体機能の維持や調節に不可欠なミネラル類も多く含むため、疲労倦怠の回復に大きな効果のある食品である。
【表1】
Figure 0004314397
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記表1から分かることは、うなぎの身であっても、うなぎの肝であっても栄養成分量が多いということである。特に、肝の部分は、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンK、ナイアシン、葉酸、鉄、亜鉛の100gあたりの栄養成分量が身の部分に比較して多い。ビタミンAについては、脂溶性であるため、うなぎの身の部分を蒲焼すると脂質部分と共に流出し易いが、肝の部分は流出しにくく、肝に含まれるビタミンAの割合がうなぎの身の部分の3倍になり、その効能もより大きなものであり、従来より、うなぎの肝は、肝吸い・肝焼き・肝だきなどの調理方法によって食されてきた。これらのうなぎの身又は肝は、上記100gあたりの栄養成分量が豊富であるとはいえ、一度の食事において摂取した栄養成分量を正確に把握することが出来ず、さらに、日常的に、継続して、場所を選ばずに摂取することが出来ないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、うなぎそのもの又は肝を種々の形態に加工して、いつでも、どこでも効率的かつ継続的な摂取を可能にし、また、長期保存ができ、持ち運びがし易く、さらに、正確な栄養成分の摂取量の把握を可能にした栄養補助剤とその製造方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
うなぎの身の他、頭、骨、内臓などをすべて包含するうなぎそのものの洗浄、不要部分の除去の前処理を行う前処理工程と、
前処理後のうなぎそのものをマイクログラインダーにより微細化処理を施して練り物状に加工する微細化処理工程と、
微細化処理して練り物状にしたうなぎの殺菌及び寄生虫の除去を行う熱処理工程と、
熱処理した練り物状のうなぎをマイクログラインダーにより再度微細化する微細化処理工程と、
微細化した練り物状のうなぎをスプレードライにより乾燥させる乾燥工程と、
練り物状のうなぎを乾燥させて固まったものをマイクログラインダーにより再度粉末状に加工する粉体加工処理工程と
からなることを特徴とするうなぎを主原料とする栄養補助剤の製造方法である。
【0006】
このような方法により製造したうなぎの粉末は、生の状態での成分に比べて、どの成分も非常に高い数値になっており、生のうなぎに比べて、少量の粉末を摂取することで同等の栄養価を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
第1実施例;
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明によるうなぎそのもの又はうなぎの肝を種々の形態の栄養補助剤に製造する方法を示したフローチャートである。
このフローチャートにおいて、(a)前処理工程、(b)熱処理工程、(c)微細化処理工程、(d)乾燥工程、(e)粉体加工処理工程、(f)造粒工程を経て完成品となる。以下、各処理工程について具体的に説明する。
前述のように、うなぎそのものとは、うなぎの身の他、頭、骨、内臓などを全て包含する場合を指し、また、うなぎの肝とは、うなぎの肝臓のみを指す場合と、肝臓を含めた内臓を指す場合とがあり、本発明では、後者の肝臓を含めた内臓を指すものとする。
【0008】
(a)前処理工程;
先ず、うなぎそのものを利用する場合には、目視で確認できるゴミ、寄生虫などを除去するための水洗いをする。うなぎの肝を利用する場合には、うなぎの身の部分と内臓部分とを分離して、内臓部分のみを取り出す。この取り出した内臓部分をそのまま用いてもよいし、この内臓から不要部分を取り除いてもよい。具体的には、肝の浮き袋の部分を取り除き、腸の先端をカットして胃及び腸内に残留しているえさ等を取り除き、目視で確認できる寄生虫が付いている場合には、これを取り除き、水洗いをする。
【0009】
(b)熱処理工程;
次に、うなぎそのもの又は取り出したうなぎの肝に熱処理を施す。これは、殺菌、寄生虫の除去を目的として行うものであり、また、うなぎの血液中には、イクシオトキシンという毒性物が含まれており、これは加熱によって毒性を失うため、加熱を行うことが望ましい。この熱処理工程における加熱の方法には、ボイル、スチーム、ガス、電気、光など様々な加熱方法があり、また、その加熱温度も加熱の目的によって異なるものである。
【0010】
(c)微細化処理工程;
次に、熱処理を行ったものに微細化処理を施して、全体を練り物状に加工する。ここで微細化処理を行う目的は、次の乾燥工程での水分の蒸発を容易にすることと、微細化しつつ混ぜ合わせることで、栄養価を均一にすることである。微細化処理を行う装置として、ミキサー、マイクログラインダーなどがある。また、微細化することによって、胃や腸での接触表面積が数千倍から数万倍になるので、消化と吸収にかかるそれぞれの時間の短縮と吸収効率の増加が見込まれ、より栄養的な効果が高まる。
【0011】
(d)乾燥工程;
微細化処理を施して練り物状に加工したうなぎそのもの又はうなぎの肝を乾燥させて水分を取り除く。ここで、乾燥の常法として、真空凍結乾燥、真空乾燥、スプレードライ等が挙げられるが、例えば、真空凍結乾燥、いわゆるフリーズドライと呼ばれる方法で乾燥させる。100gのうなぎそのもの又はうなぎの肝を乾燥させると、その乾燥の程度にもよるが、約5g〜20gの重量まで減少する。また、前工程終了時点では練り物状だったものが、このフリーズドライによって乾燥させることで、再び固形状になる。この固形状のものは保存に適しているため、一連の作業で完成品としなくとも、この乾燥工程終了後の固形物を保存又は出荷することも可能である。
また、スプレードライを用いて乾燥を行う場合には、前処理として微細化処理を行って細かくしてから乾燥処理を行う。このとき油分を乾燥処理させるために賦形剤(デキストリン等)を混合してから乾燥する。賦形剤の混合はその他の乾燥方法においても使用する場合があり、この賦形剤の混合の比率は、うなぎの質によりその都度適量に調整する。
【0012】
(e)粉体加工処理工程;
前工程で乾燥させて水分を取り除いたものを粉末状に加工する。加工には、ミル、フードプロセッサー、マイクログラインダー等を用いる。粉末をそのまま製品とする場合には、次工程は省略して完成品とする。
【0013】
(f)造粒工程;
前工程で得られたうなぎそのもの又はうなぎの肝の粉末を、タブレット、カプセル、糖衣錠剤などに成型して完成品とする。
【0014】
上記(a)〜(e)の工程によってうなぎそのもの又はうなぎの肝の粉末を完成品として得ることができ、また、さらに(f)の工程を経ることによってタブレット、カプセル、糖衣錠剤等の完成品を得ることができる。これらの完成品の100gあたりの成分のうち、いくつかの成分について生のうなぎの肝と比較したのが、以下に示す表2である。
【表2】
Figure 0004314397
【0015】
表2に示すように、100gあたりのうなぎの肝の粉末の成分は、生の状態での成分に比べて、どの成分も非常に高い数値になっており、ここに示していない各成分についても数倍の値となっている。よって、生のうなぎの肝に比べて、少量の粉末で同等の栄養価を得ることができる。また、粉末、タブレット、カプセル、糖衣錠剤等として摂取するときに、一定量あたりの成分量を認識することができ、栄養バランスを考えながら摂取することができる。
【0016】
第2実施例;
前記第1実施例では、うなぎそのもの又はうなぎの肝から粉末、タブレット、カプセル、糖衣錠剤等を製造する方法を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。前記第1実施例での(a)〜(e)の工程で製造したうなぎそのもの又はうなぎの肝の粉末を下記(g)の加工処理工程で処理することによって、うなぎそのもの又はうなぎの肝を主原料とする栄養補助ドリンクに加工してもよい。
【0017】
(g)加工処理工程;
うなぎそのもの又はうなぎの肝の粉末を液体に混合する。この混合の際に、液体に溶けにくい粉末や油分を有するおそれがあるので、乳化剤を添加してもよい。また、混合の割合によっては、舌触りに影響するおそれがあるため、混合の割合は適宜調整する。この液体と混合したものを完成品としてもよいし、この液体との混合物をゼリー状に加工してもよい。ゼリー状に加工する場合には、液体の場合よりもうなぎの粉末の混合割合を増やしてもよい。
【0018】
第3実施例;
前記第1実施例では、うなぎそのもの又はうなぎの肝の栄養価に注目して、加工して、粉末、タブレット、カプセル、糖衣錠剤等を製造する方法を説明し、前記第2実施例では、この第1実施例での粉末を用いて栄養補助ドリンクを製造する方法について説明した。うなぎ又はうなぎの肝は非常に栄養価が高くそのまま加工しても非常に効果のあるものであるが、さらに、足りない栄養素、又は、追加することでより一層効果のある栄養素を添加して製造するようにしてもよい。
【0019】
例えば、うなぎにはビタミンCが不足していると言われており、このビタミンCを添加することで、よりバランスの良い栄養補給が可能になる。ビタミンCは熱に弱く、水に溶け易い性質を持つため、熱処理工程前に添加するのは好ましくなく、熱処理工程後に添加することが望ましい。
この他にも、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸等の少ないもの、欠けているものを添加することで、より一層栄養バランスの良い栄養補助剤を製造することができる。もちろん、このようにして製造した粉末を第2実施例に用いて、よりバランスの良い栄養補助ドリンクを製造しても良いことは言うまでもない。
【0020】
前記第1実施例乃至第3実施例では、製造した粉末を、粉末のまま、タブレット、カプセル、糖衣錠剤、栄養補助ドリンク等として完成品とする例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、図1のフローチャートの(h)の工程で示すように、製造したうなぎそのもの又はうなぎの肝の粉末を他の食品に添加する原材料として使用してもよい。
【0021】
前記実施例では、製造工程の順番は、(a)前処理工程→(b)熱処理工程→(c)微細化処理工程→(d)乾燥工程→(e)粉体加工処理工程、の順で製造したが、本発明はこれに限られるものではなく、(a)前処理工程以外の工程は、適宜順番を変更して行えるものである。
例えば、
(a)前処理工程→(c)微細化処理工程→(b)熱処理工程→(d)乾燥工程→(e)粉体加工処理工程
の順で製造してもよいし、また、
(a)前処理工程→(c)微細化処理工程→(d)乾燥工程→(b)熱処理工程→(e)粉体加工処理工程
の順で製造してもよい。
さらに、(a)前処理工程→(c)微細化処理工程→(b)熱処理工程の後に、さらに、再度(c)微細化処理工程を挿入し、→(d)乾燥工程→(e)粉体加工処理工程
の順で製造するようにしてもよい。
【0022】
前述のように、うなぎそのもの又はうなぎの肝を主原料とする栄養補助ドリンクの加工工程を説明したが、より詳細な製造工程を図2に基づき説明する。
(イ)前処理工程;
先ず、うなぎそのものを利用する場合には、目視で確認できるゴミ、寄生虫などを除去するための水洗いをする。うなぎの肝を利用する場合には、うなぎから肝を含む内臓部分を取り出し、肝の浮き袋の部分、胃及び腸内に残留しているえさ等の不要部分を取り除き、水洗いをする。
(ロ)微細化処理工程;
前処理を行ったものに微細化処理を施して、練り物状に加工する。
(ハ)熱処理工程;
微細化処理を施したものに、殺菌、寄生虫の除去を目的として熱処理を施す。
(ニ)乾燥工程;
微細化処理を施して微細化処理を施したものを乾燥させる。
(ホ)粉体加工処理工程;
乾燥させたものを粉末状に加工する。(ロ)微細化処理工程で微細化処理を施しても、(ニ)乾燥工程で再度固まるので、もう一度粉末状に加工する。
(ヘ)液体混合工程;
粉末状のものを液体に混合する。粉末状のものから栄養素を抽出するには、例えば、アルコールなどの溶媒を加えて撹拌し、一定時間をおいてフィルターなどでろ過し抽出する。
【0023】
前記実施例において、(ハ)熱処理工程の後ですぐに(ニ)乾燥工程を行うようにしたが、(リ)微細化処理工程にて、(ハ)熱処理工程にて熱処理を行ったものを再度微細化処理を施すようにしてもよい。
【0024】
前記実施例では、粉末状のものから栄養素を抽出する場合、(ホ)粉体加工処理工程の後としたが、これに限定されるものではなく、次のように、工程の途中であってもよい。
例1:前述の(ロ)微細化処理工程の後に(ト)抽出工程を挿入し、前述の(ロ)微細化処理工程による微細化処理直後のものが生のままのとき、液体に混合し、粉末状のものから栄養素を抽出する。
例2:前述の(ハ)熱処理工程の後に(チ)抽出工程を挿入し、微細化処理をし、さらに、前述の(ハ)熱処理工程による熱処理を行った状態で液体に混合し、粉末状のものから栄養素を抽出する。
例3:前述の(ニ)乾燥工程の後に(ヌ)抽出工程を挿入し、微細化処理をし、熱処理を行い、さらに、前述の(ニ)乾燥工程による乾燥処理を行った状態で液体に混合し、粉末状のものから栄養素を抽出する。
【0025】
前述のように、本発明はうなぎの肝を含む内臓部分を主原料としたものに限られるものではなく、うなぎ全体を主原料としたものも含まれる。うなぎ全体からなる粉末を用いて、タブレット等の栄養補助剤、栄養補助ドリンクを製造してもよい。また、うなぎ全体を用いた製品は、うなぎの肝のみを用いる場合に比べて、ビタミンA、B1、B2、B6、K、亜鉛などの100gあたりの成分量は減少してしまうが、ビタミンB12、D、E、DHA、EPAなどのように、うなぎの身の部分も一緒に加工することで増える成分もあり、栄養補助剤としての効果は十分に期待できるものである。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、うなぎの粉末の効率的、かつ、継続的な摂取を可能にするとともに、栄養成分の摂取量を確実に把握できる。また、この粉末は、原材料として他の食品に添加することもできる。
【0027】
うなぎの粉末を造粒工程によって造粒した栄養補助剤を製造することにより、持ち運びが容易で、栄養成分の摂取量を確実に把握できるようにした栄養補助剤を得ることができる。
【0028】
うなぎの粉末を液体又はゼリー状に溶解加工して栄養補助ドリンクを製造するようにしたので、うなぎの栄養成分をより素早く摂取することができる。
【0029】
粉末にする原料は、うなぎそのもの、うなぎの肝のみ、うなぎの内臓のみ、うなぎの内臓単体など、栄養価や使用目的などで異ならせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるうなぎの栄養補助剤を製造する工程の一実施例を順次示したフローチャートである。
【図2】本発明によるうなぎの栄養補助剤のうち、特に栄養補助ドリンクの製造工程の一実施例を順次示したフローチャートである。
【符号の説明】

Claims (8)

  1. うなぎの身の他、頭、骨、内臓などをすべて包含するうなぎそのものの洗浄、不要部分の除去の前処理を行う前処理工程と、
    前処理後のうなぎそのものをマイクログラインダーにより微細化処理を施して練り物状に加工する微細化処理工程と、
    微細化処理して練り物状にしたうなぎの殺菌及び寄生虫の除去を行う熱処理工程と、
    熱処理した練り物状のうなぎをマイクログラインダーにより再度微細化する微細化処理工程と、
    微細化した練り物状のうなぎをスプレードライにより乾燥させる乾燥工程と、
    練り物状のうなぎを乾燥させて固まったものをマイクログラインダーにより再度粉末状に加工する粉体加工処理工程と
    からなることを特徴とするうなぎを主原料とする栄養補助剤の製造方法。
  2. 粉体加工処理工程の後に粉末状のうなぎを液体に混合する液体混合工程を付加したことを特徴とする請求項1記載のうなぎを主原料とする栄養補助剤の製造方法。
  3. うなぎの身の他、頭、骨、内臓などをすべて包含するうなぎそのものの洗浄、不要部分の除去の前処理を行う前処理工程と、
    前処理後のうなぎそのものをマイクログラインダーにより微細化処理を施して練り物状に加工する微細化処理工程と、
    微細化処理して練り物状にしたうなぎの殺菌及び寄生虫の除去を行う熱処理工程と、
    熱処理した練り物状のうなぎをマイクログラインダーにより再度微細化する微細化処理工程と、
    微細化した練り物状のうなぎをスプレードライにより乾燥させる乾燥工程と、
    練り物状のうなぎを乾燥させて固まったものを液体に混合し、栄養素をその液体に抽出する抽出工程と
    からなることを特徴とするうなぎを主原料とする栄養補助剤の製造方法。
  4. うなぎの身の他、頭、骨、内臓などをすべて包含するうなぎそのものの洗浄、不要部分の除去の前処理を行う前処理工程と、
    前処理後のうなぎそのものをマイクログラインダーにより微細化処理を施して練り物状に加工する微細化処理工程と、
    微細化処理して練り物状にしたうなぎの殺菌及び寄生虫の除去を行う熱処理工程と、
    熱処理した練り物状のうなぎをマイクログラインダーにより再度微細化する微細化処理工程と、
    微細化した練り物状のうなぎをスプレードライにより乾燥させる乾燥工程と、
    練り物状のうなぎを乾燥させて固まったものをマイクログラインダーにより再度粉末状に加工する粉体加工処理工程と
    によって製造されたことを特徴とするうなぎを主原料とする栄養補助剤。
  5. 粉体加工処理工程の後に粉末状のうなぎを液体に混合する液体混合工程を付加したことによって製造されたことを特徴とする請求項4記載のうなぎを主原料とする栄養補助剤。
  6. うなぎの身の他、頭、骨、内臓などをすべて包含するうなぎそのものの洗浄、不要部分の除去の前処理を行う前処理工程と、
    前処理後のうなぎそのものをマイクログラインダーにより微細化処理を施して練り物状に加工する微細化処理工程と、
    微細化処理して練り物状にしたうなぎの殺菌及び寄生虫の除去を行う熱処理工程と、
    熱処理した練り物状のうなぎをマイクログラインダーにより再度微細化する微細化処理工程と、
    微細化した練り物状のうなぎをスプレードライにより乾燥させる乾燥工程と、
    練り物状のうなぎを乾燥させて固まったものを液体に混合し、栄養素をその液体に抽出する抽出工程と
    によって製造されたことを特徴とするうなぎを主原料とする栄養補助剤。
  7. スプレードライにより乾燥させる乾燥工程は、油分を乾燥処理させるために賦形剤を混合してから乾燥することを特徴とする請求項4、5又は6記載のうなぎを主原料とする栄養補助剤。
  8. 熱処理工程後にビタミンCを添加することを特徴とする請求項4、5、6又は7記載のうなぎを主原料とする栄養補助剤。
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