JP4313523B2 - 画像データ出力装置および画像データ出力プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリンタ等の画像出力デバイスが接続され、その画像出力デバイスに向けて、その画像出力デバイスでの画像出力のために画像データを出力する画像データ出力装置、および、コンピュータをそのような画像データ出力装置として動作させる画像データ出力プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、印刷の分野では、印刷を行なうのはかなり大がかりな作業となるため、画像の編集を行なった後、実際に印刷を行なう前に、例えばプリンタにより、印刷を行なったときに得られる印刷物としての画像を摸擬したプルーフ画像を出力し、そのプルーフ画像上で印刷物の色彩等を判断し、必要に応じて修正を行なって再度プルーフ画像を出力し、そのような過程を経て最終的に良好な印刷物を得ることができるという判断を行なってから実際の印刷を行なうことが広く行なわれている。そのような、プルーフ画像を出力する、例えばプリンタ等の画像出力デバイスは、一般にプルーファと呼ばれている。
【0003】
ここで、例えばあるプリンタをプルーファとして用いてそのプリンタでプルーフ画像を出力するにあたっては、その画像について最終的に印刷を行なおうとしている印刷機のインクと比べそのプリンタのインクが異なることや、そもそもそのプリンタ自体が印刷機とは異なることなどから、プリンタで画像をプリント出力したときに印刷機での印刷により得られる画像を色彩上も正しく摸擬したプルーフ画像が得られるように、編集の行なわれた画像を表わす印刷機用の画像データに所定の色変換処理が施されてプリンタ用の画像が生成され、そのプリンタ用の画像データがプリンタに入力されてプルーフ画像がプリント出力される。
【0004】
ここで、近年盛んに提唱されているリモートプルーフについて説明する。
【0005】
例えばある編集者や印刷者が依頼者から印刷用の画像の編集や印刷を請け負って、編集者が印刷用の画像編集を行なった場合、その編集された画像の良否は、最終的には依頼者の判断を仰ぐことになる。この場合に、従来は、編集者側でプルーフ画像をプリント出力し、そのプリント出力されたプルーフ画像を依頼者に郵送していた。
【0006】
近年では、このような郵送に代わり、編集者側の編集用パーソナルコンピュータを通信回線に接続し、依頼者にもその通信回線に接続されたパーソナルコンピュータとそのパーソナルコンピュータに接続されたプルーフ画像出力用のプリンタを用意しておき、編集者側での編集により生成された画像データを通信回線を経由して依頼者側に送信し依頼者側でその受信した画像データに基づいてプルーフ画像をプリント出力するという、リモートプルーフの考え方が提唱されてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このリモートプルーフを具体的に実現しようとすると、編集者側でプリント出力したプルーフ画像と、依頼者側に画像データを送信し依頼者側でプリント出力したプルーフ画像とが同じ色の画像であることの保証が必要となる。現実的には、編集者側に設置されたプルーフ画像出力用プリンタと依頼者側に設置されたプルーフ画像出力用プリンタとでは機差が存在し、しかも別々の環境下にあり環境変化等によってそれぞれのプリンタの特性が変動するため、双方のプルーフ画像が同じ色であることを保証することはかなり困難である。
【0008】
この問題を解決するために、余白に確認用のカラーパッチが付加されたプルーフ画像をプリント出力し、そのプリント出力されたプルーフ画像の余白に出力されたカラーパッチを測色し、ある所定の測色値が得られることをもってそのプルーフ画像の色の同一性を保証することが考えられる。
【0009】
この方法を採用するときの前提は、編集者側にある測色計と依頼者にある測色計とが同一の特性を示すことで存在するが、現実的には各地にある測色計には容認レベルを越える機差が存在する場合があり、完全な解決策とはならない。
【0010】
また、別の解決策として、基準となる、色の安定した同一の基準パッチを編集者側と依頼者側との双方で持ち、余白にその基準パッチと同一の色の確認用のカラーパッチが付加されたプルーフ画像をプリント出力し、プリント出力された確認用のカラーパッチと基準パッチとの双方を測色してそれら双方の測色値どうしの差を求めるという方法が考えられる。
【0011】
この場合、基準パッチとしては十分に安定したものを用意することができ、編集側の測色計と依頼者側の測色計とに機差が存在していても、編集側でのプリント出力により得られた確認用カラーパッチの、基準パッチからの測色値の偏差が十分小さく、かつ依頼者側でのプリント出力により得られた確認用カラーパッチの、基準パッチからの測色値の偏差も十分小さいことをもって、双方のプルーフ画像の色が十分に一致していることを保証することができる。
【0012】
しかしながら、この方法を採用すると、編集者側のプリンタと依頼者側のプリンタのいずれでプリント出力された確認用カラーパッチも、基準パッチに対し十分に近似した色である必要があり、これらのプリンタそれぞれが極めて厳密に管理されている必要があり、その管理が大変であるという問題がある。
【0013】
本発明は、上記事情に鑑み、双方のプルーファの特性がある程度大きく変動しても双方のプルーファで得られるプルーフ画像の色が十分に一致する条件を見つけ、それら双方のプルーファで得られるプルーフ画像の色の一致を保証することのできる画像データ出力装置、およびコンピュータをそのような画像データ出力装置として動作させることのできる画像データ出力プログラムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明の画像データ出力装置は、画像出力デバイスが接続され画像出力デバイスに向けて画像データを出力する画像データ出力装置において、
この画像データ出力装置は、通信回線に接続されたものであって、他の画像出力デバイスが接続され他の画像出力デバイスに向けて画像データを出力する、その通信回線と同一の通信回線に接続された他の画像データ出力装置との間でその通信回線を介在させた画像データの送受信が可能なものであり、
自分に接続された画像出力デバイスに向けて色精度確認用の確認用パッチを表わすパッチデータを出力する出力部と、
自分に接続された画像出力デバイスによりパッチデータに基づいて出力された確認用パッチの測色値の、所定の基準パッチの測色値を基準としたときの第1の色差ベクトルを算出する色差算出部と、
上記他の画像データ出力装置から上記他の画像出力デバイスに向けて出力されたパッチデータに基づいて上記他の画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値の、基準パッチの測色値を基準としたときの第2の色差ベクトル、もしくはその第2の色差ベクトル算出の基になる測色値を、通信回線を経由して受信する受信部と、
第1の色差ベクトルと第2の色差ベクトルとの間の偏差を求める偏差算出部と、
上記偏差と所定の基準偏差との大小を判定する判定部とを備えたことを特徴とする。
【0015】
本発明は、確認用パッチの、基準パッチからの測色値の‘ずれ’の量のみでなく、その‘ずれ’の方向を含む「色差ベクトル」を求めるものであり、通信回線を介して接続された相手側で得られた色差ベクトル(第2の色差ベクトル)を入手して、その第2の色差ベクトルと、自分の側で得られた色差ベクトル(第1の色差ベクトル)との偏差を求め、その偏差がしきい値(基準偏差)を越えているか否かを判定するようにしたものである。換言すると、確認用パッチの色が基準パッチの色からある程度大きく変化していても、相手側の変化の方向と自分の側の変化の方向が近似しており、双方で出力したプルーフ画像の色がほぼ一致しているときは、それを十分な精度のプルーフ画像として受け入れるというものである。
【0016】
こうすることにより、相手側と自分の側との双方で、確認用パッチの色が基準パッチの色に十分近似している必要がある、という前述の判定基準を満たす場合よりも、プルーファの管理の精度がかなり緩められ、しかも相手側と自分の側とで十分に色の一致したプルーフ画像を得ることができる。
【0017】
ここで、上記本発明の画像データ出力装置において、偏差算出部は、現在から遡った所定の期間内に出力されたカラーパッチに関し、第1の色差ベクトルと第2の色差ベクトルとの間の偏差を求めるものであることが好ましい。
【0018】
時間を経るとそれだけ画像出力デバイスの特性も変化している可能性が高まるため、直近の所定の期間内に出力されたカラーパッチについて上記の偏差を求めるようにしたものであり、こうすることにより一層の精度向上が図られる。
【0019】
また、上記本発明の画像データ出力装置において、上記出力部は、自分に接続された画像出力デバイスに向けて、パッチデータを所望の画像を表わす画像データと統合することにより生成された、カラーパッチ付き画像を表わす画像データを出力するものであることが好ましい。
【0020】
カラーパッチを、所望の画像、すなわち、上述の説明にいうプルーフ画像等と一緒に出力することにより、その所望の画像を出力した、正にその時点における画像出力デバイスの状態を知ることができる。
【0021】
また、上記本発明の画像データ出力装置において、色差算出部は、自分に接続された画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値と、その確認用パッチの測色の時点で測色された基準パッチの測色値との双方を取得し、これら取得された確認用パッチおよび基準パッチ双方の測色値に基づいて第1の色差ベクトルを算出するものであることが好ましい。
【0022】
基準パッチの測色値としては、一度測定して得た値を記憶しておき、確認用パッチのみその都度測定することも考えられるが、測色計自体についても、当初の機差のみでなく、環境等による変動が考えられる。そこで、確認用パッチを測色してその測色値を求めるとともに、その確認用パッチの測色の時点で基準パッチについても測色して測色値を求め、それら確認用パッチの測色値と、その確認用パッチの測色の時点で測色して得た基準パッチの測色値との双方を入力して第1の色差ベクトルを求めるように構成すると、測色計の経時変化をキャンセルした第1の色差ベクトルを求めることができ、一層の高精度が期待できる。
【0023】
さらに、上記本発明の画像データ出力装置は、上記他の画像データ出力装置との間で、通信回線を介して直接に通信を行なうものであってよく、あるいは、上記本発明の画像データ出力装置は、上記他の画像データ出力装置との間で、サーバを介在させて、通信を行なうものであってもよい。
【0024】
また、上記目的を達成する本発明の画像データ出力プログラムは、画像出力デバイスが接続されたコンピュータ内で実行され、そのコンピュータを、画像出力デバイスに向けて画像データを出力する画像データ出力装置として動作させる画像データ出力プログラムにおいて、
このコンピュータは、通信回線に接続されたものであって、他の画像出力デバイスが接続され他の画像出力デバイスに向けて画像データを出力する、その通信回線と同一の通信回線に接続された、他の画像データ出力装置として動作する他のコンピュータとの間で通信回線を介在させた画像データの送受信が可能なものであり、
自分のコンピュータに接続された画像出力デバイスに向けて色精度確認用の確認用パッチを表わすパッチデータを出力する出力部と、
自分のコンピュータに接続された画像出力デバイスにより上記のパッチデータに基づいて出力された確認用パッチの測色値の、所定の基準パッチの測色値を基準としたときの第1の色差ベクトルを算出する色差算出部と、
上記他のコンピュータから上記他の画像出力デバイスに向けて出力されたパッチデータに基づいて上記他の画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値の、基準パッチの測色値を基準としたときの第2の色差ベクトル、もしくはその第2の色差ベクトル算出の基になる測色値を、通信回線を経由して受信する受信部と、
第1の色差ベクトルと第2の色差ベクトルとの間の偏差を求める偏差算出部と、
上記偏差と所定の基準偏差との大小を判定する判定部とを有することを特徴とする。
【0025】
ここで、上記本発明の画像データ出力プログラムにおいて、上記偏差算出部は、現在から遡った所定の期間内に出力されたカラーパッチに関し、第1の色差ベクトルと第2の色差ベクトルとの間の偏差を求めるものであることが好ましく、また、上記出力部は、自分に接続された画像出力デバイスに向けて、パッチデータを所望の画像を表わす画像データと統合することにより生成された、カラーパッチ付き画像を表わす画像データを出力するものであることも好ましい形態である。
【0026】
さらに、上記本発明の画像データ出力プログラムにおいて、上記色差算出部は、自分のコンピュータに接続された画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値と、その確認用パッチの測色の時点で測色された基準パッチの測色値との双方を取得し、これら取得された確認用パッチおよび基準パッチ双方の測色値に基づいて第1の色差ベクトルを算出するものであることが好ましい。
【0027】
本発明の画像データ出力プログラムを、画像出力デバイスが接続され、さらに通信回線に接続されたコンピュータにインストールして実行することにより、そのコンピュータを、本発明の画像データ出力装置として動作させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0029】
図1は、本発明の画像データ出力装置の一実施形態が組み込まれた印刷−プルーフシステムの全体構成図である。
【0030】
カラースキャナ10では、原稿画像が読み取られて、その読み取った原稿画像をあらわす、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、およびK(ブラック)からなる4色の色分解画像データが生成される。このCMYKの画像データはワークステーション20に入力される。ワークステーション20では、オペレータにより、入力された画像データに基づく、電子的な集版が行なわれ、印刷用の画像をあらわす画像データが生成される。この印刷用の画像データは、CMYK4色それぞれについて階調を有する画素からなる画像を表している。印刷を行なう場合は、この印刷用の画像データが、網点画像を表す製版用の画像データに変換されてフィルムプリンタ30に入力され、その製版用の画像データに対応した、CMYK各版の印刷用フィルム原版が作成される。
【0031】
この印刷用フィルム原版からは刷版が作成され、その作成された刷版が印刷機40に装着される。この印刷機40に装着された刷版にはインクが塗布され、その塗布されたインクが印刷用の用紙上に転移されてその用紙上に印刷画像41が形成される。
【0032】
この、フィルムプリンタ30によりフィルム原版を作成し、さらに刷版を作成して印刷機40に装着し、その刷版にインクを塗布して用紙上に印刷を行なう一連の作業は、大がかりな作業であり、コストもかかる。このため、実際の印刷作業を行なう前に、パーソナルコンピュータ100とプリンタ150により、以下のようにしてプルーフ画像151を作成し、印刷画像41の仕上りの事前確認が行なわれる。
【0033】
プルーフ画像151を作成するにあたっては、ワークステーション20上の電子集版により作成された印刷用の画像データがパーソナルコンピュータ100に入力される。このパーソナルコンピュータ100は、本発明の画像データ出力装置の一実施形態に相当するものである。このパーソナルコンピュータ100に入力される印刷用の画像データは、上述したように、CMYK4色それぞれについて階調を有する画素からなる画像を表しており、パーソナルコンピュータ100では、この印刷用の画像データが、プルーフ画像151を出力しようとしているプリンタ150に適合したプルーフ画像データに変換される。プリンタ150には、そのプルーフ画像データが入力され、プリンタ150では、その入力されたプルーフ画像データに基づくプルーフ画像151がプリント出力される。
【0034】
このようにしてプルーフ画像を作成してそのプルーフ画像を確認することにより、印刷の仕上りを事前に確認することができる。
【0035】
ここで、プリンタ150でプルーフ画像151を出力するにあたっては、そのプリンタ150が所期の色を正しく再現することができる正常な状態にあるか否かが問題となる。
【0036】
図2は、プリンタが正常状態にあるか否かの確認方法の説明図である。
【0037】
図2(A)には、用紙50上に図1のプリンタ150でプリント出力された、プルーフ画像51と、確認用のカラーパッチ52が示されており、また図2(B)には、基準パッチ60が示されている。
【0038】
基準パッチ60は、ほとんど褪色することのない極めて安定した色材で形成された、基準となるカラーパッチである。
【0039】
プリンタでプルーフ画像をプリント出力するにあたっては、図1に示すパーソナルコンピュータ100内では、図2(A)に示すように、本来のプルーフ画像51と、用紙50上の余白に、プリンタが所期の性能を厳密に維持している状態において基準パッチ60と同一の色が再現される確認用のカラーパッチ52がプリント出力されるように画像データを合成して、その合成した画像データをプリンタに送り、プリント出力させる。
【0040】
このようにしてプルーフ画像がプリント出力されると、その余白にプリント出力された確認用のカラーパッチ52の色と、あらかじめ保存しておいた基準用パッチ60の色とが比較される。
【0041】
この色の比較は、測色計で測色してそれらの測色値どうしを比較してもよく、あるいは目視による比較でそれらの色が十分に一致しているか否かを判定してもよいが、以下に説明する本発明の実施形態においては、測色計で測色されて測色値が求められる。
【0042】
このようにして確認用のカラーパッチ52の色が基準用パッチ60の色と比べ十分に一致していると判定されると、その判定をもって、その同じ用紙50上にプリント出力されたプルーフ画像51は、印刷により得られるであろう画像41(図1参照)と比べ十分に色が一致した高精度なプルーフ画像であると判定される。
次にリモートプルーフについて説明する。
【0043】
図3は、リモートプルーフシステムの一例を示す模式図である。
【0044】
ここには、図1に1つのブロックで示すパーソナルコンピュータ100を含む、2台のパーソナルコンピュータ100,200と、通信回線600でそれら2台のパーソナルコンピュータ100,200と接続されたホストコンピュータ300が示されている。図1を参照した説明では、パーソナルコンピュータ100が本発明の画像データ出力装置の一実施形態に相当する旨説明したが、もう一台のパーソナルコンピュータ200もまた、本発明の画像データ出力装置の一実施形態に相当する。それら2台のパーソナルコンピュータ100,200には、それぞれ各プリンタ150,250が接続されている。また、ホストコンピュータ300は、2台のパーソナルコンピュータ100、200の間で送受信されるデータを仲介するサーバとしての役割りを担っている。
【0045】
パーソナルコンピュータ100は、図1に示すワークステーション20から印刷用の画像データを受け取り、プルーフ画像データに変換して自分に接続されたプリンタ150でプルーフ画像を出力することもでき、あるいはワークステーション20から受け取った印刷用の画像データあるいはその印刷用の画像データを変換したプルーフ画像データを、通信回線600およびホストコンピュータ300を介してパーソナルコンピュータ200に送信し、パーソナルコンピュータ200側で、印刷用の画像データを受け取ったときはプルーフ画像データに変換した上で、あるいはプルーフ画像データを受け取ったときはそのまま、自分に接続されたプリンタ250にプルーフ画像を出力させることもできる。
【0046】
ここで、先ず、2台のパーソナルコンピュータ100,200およびホストコンピュータ300のハードウェア構成について説明する。
【0047】
各コンピュータ100,200,300は、外観上、CPU(中央演算処理装置)、メモリ、ハードディスク等が内蔵された本体装置101,201,301、その本体装置101,201,301からの指示に応じて表示画面102a,202a,302a上に画像を表示する画像表示装置102,202,302、本体装置101,201,301にキー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード103,203,303、および表示画面102a,202a,302a上の任意の位置を指定することにより、その位置に表示されたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104,204,304を備えている。また本体装置101,201,301は、外観上、MOディスク(光磁気ディスク)を装填するためのMO装填口101a,201a,301aおよびCD−ROM310を装填するためのCD−ROM装填口101b,201b,301bを有する。
【0048】
図4は、図3に示すパーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。図3に示す2台のパーソナルコンピュータ100,200は、同一の構成を有するものであり、また、ホストコンピュータ(サーバ)300も本質的には同様の構成を有するものであり、ここでは、代表的に、それらのうちの1台のコンピュータであるパーソナルコンピュータ100について説明する。
【0049】
パーソナルコンピュータ100の本体装置101の内部には、図4に示すように、各種プログラムを実行するCPU111、ハードディスク装置113に格納されたプログラムが読み出されCPU111での実行のために展開される主メモリ112、各種プログラムや画像データ等が保存されるハードディスク装置113、MOディスク320が装填されその装填されたMOディスク320をアクセスするMOドライブ114、CD−ROM310が装填され、その装填されたCD−ROM310をアクセスするCD−ROMドライブ115、ワークステーション20(図1参照)と接続され、ワークステーション20から画像データを受け取る入力インタフェース116、プリンタ150に画像データを送るプリンタインタフェース117、および通信回線600を介在させた通信(ここでは具体的には、図2に示すホストコンピュータ300を介在させての、もう1台のパーソナルコンピュータ200との間の通信)を担う通信インタフェース118が内蔵されている。
【0050】
これらの各種要素、さらには図3にも示す画像表示装置102、キーボード103、マウス104は、バス110を介して相互に接続されている。
【0051】
ここで、CD−ROM310には、このパーソナルコンピュータ100を本発明の画像データ出力装置の一実施形態として動作させるための画像データ出力プログラムが記憶されており、そのCD−ROM310はCD−ROMドライブ115に装填され、そのCD−ROM310に記憶された画像データ出力プログラムがこのパーソナルコンピュータ100にアップロードされてハードディスク装置113に記憶される。
【0052】
図5は、CD−ROMに記憶された画像データ出力プログラムの概要を示す模式図である。
【0053】
このCD−ROM310に記憶された画像データ出力プログラム70は、画像出力部71、画像入出力部72、画像合成部73、色差算出部74、通信部75、偏差算出部76、判定部77、および表示部78により構成されている。この画像データ出力プログラム70の各構成要素71〜78の作用については後述する。
【0054】
このCD−ROM310に記憶された画像データ出力プログラム70が、図3に示す2台のパーソナルコンピュータ100,200のそれぞれにインストールされて実行されることにより、それら2台のパーソナルコンピュータ100,200のそれぞれを本発明の画像データ出力装置の一実施形態として動作させることができる。
【0055】
図6は、本発明の画像データ出力装置の一実施形態が通信回線およびサーバを介在させて2台接続された状態のリモートプルーフシステムの機能ブロック図である。
【0056】
この図6に示すリモートプルーフシステムは、図3に示すリモートプルーフシステムを構成する2台のパーソナルコンピュータ100,200のそれぞれに図5に示す画像データ出力プログラムがインストールされて実行され、さらにホストコンピュータ300により構成されるサーバにそれら2台のパーソナルコンピュータ100,200の間の通信を仲介させることにより構成される。
【0057】
この図6には、通信回線600およびサーバ700を介在させて接続された、2台の画像データ出力装置80A,80Bと、それら各画像データ出力装置80A,80Bにそれぞれ接続された2台のプリンタ90A,90Bが示されている。これら2台のプリンタ90A,90Bは、図2に示す2台のプリンタ150,250にそれぞれ対応するものであり、2台の画像データ出力装置80A,80Bは、ハードウェア上は、図2に示す2台のパーソナルコンピュータ100,200にそれぞれ対応するものである。またサーバ700は、図2に示すホストコンピュータ300がその役割りを担っている。
【0058】
ここに示す2台の画像データ出力装置80A,80Bは、画像出力部81A,81B、画像合成部82A,82B、画像入出力部83A,83B、通信部84A,84B、色差算出部85A,85B、偏差算出部86A,86B、判定部87A,87B、および表示部88A,88Bから構成されている。
【0059】
この図6に示すリモートプルーフシステムは、自分に接続されたプリンタに画像データを送ってプリント出力させて得たプルーフ画像と、その画像データを通信回線600およびサーバ700を介して相手側に通信して相手側のプリンタでプリント出力させて得たプルーフ画像との間での色の一致を保証するシステムが組み込まれたリモートプルーフシステムであり、以下、この点を中心に、この図6のリモートプルーフシステムについて説明する。
【0060】
尚、前述の説明では、図1に示すパーソナルコンピュータ100は、ワークステーション20から印刷用の画像データを受け取り、その印刷用の画像データをプルーフ画像データに変換してプリンタに送る旨説明したが、図6に示すブロック図との関係では、色変換処理を行なう必要があるときは、その画像データ(印刷用の画像データ)は、画像入出力部83A,83Bから一旦この図6に示すブロック図の外部(ただし、図1に示すパーソナルコンピュータ100,200の内部)に出力されて色変換処理が行なわれ、あるいはもともとこのブロック図の外部にある印刷用画像データがプルーフ画像データに変換され、その色変換処理後のプルーフ画像データが、画像入出力部83A,83Bに入力されるものとする。以下での説明では、色変換は必要なときには当然行なわれるものとし、繁雑さを避けるため、色変換の前後を問わず単に画像データと表現する。
【0061】
また、図6に示す画像データ出力装置80A,80Bを構成する各構成要素81A,81B〜88A,88Bは、それぞれ、それらの各構成要素81A,81B〜88A,88Bと同一の名称を付した、図5に示す画像データ出力プログラム70を構成する各構成要素71〜78に対応する構成要素であるが、図6の画像データ出力装置80A,80Bの各構成要素81A,81B〜88A,88Bは、ハードウェアとソフトウェアとの組合せであるのに対し、図5に示す画像データ出力プログラム70の各構成要素はそれらハードウェアとソフトウェアのうちのアプリケーションプログラムの部分を指している。
【0062】
上述したように、図6の機能ブロック図は、図5の画像データ出力プログラム70が図2のパーソナルコンピュータ100,200にインストールされて実行されたときの機能を示すものであり、したがって以下では、図5について直接に説明することは避け、図6について説明することで、図5の画像データ出力プログラムについても合わせて説明を行なうものとする。
【0063】
図1のワークステーション20から図3のパーソナルコンピュータ100に送られてきた画像データは、色変換処理が行なわれた後、画像データ出力装置80Aの画像入出力部83Aに入力される。この画像入出力部83Aは、入力された画像データを、画像合成部82Aと通信部84Aに渡す。
【0064】
画像合成部82Aは、画像入出力部83Aから受け取った画像データと、確認用パッチを表わすパッチデータとを統合して、図2(A)に示すようなカラーパッチ付き画像を表わす画像データを生成する。このカラーパッチ付き画像を表わす画像データは、画像出力部81Aに送られ、画像出力部81Aは、その画像データをプリンタ90Aに送る。プリンタ90Aは、その送られてきた画像データに基づいて、図2(A)に示すような、カラーパッチ付き画像をプリント出力する。
【0065】
また、画像入出力部83Aから画像データを受け取った通信部84Aは、その画像データを、通信回線600を経由してサーバ700に送る。サーバ700は、その送信されてきた画像データをもう一方の画像データ出力装置80Bへの通信用に、そのサーバ700の記憶部710に一旦格納する。もう一方の画像データ出力装置80Bは、自分の都合の良いタイミングで、サーバ700に、その画像データの自分に向けての送信を依頼し、画像データ出力装置80Bでは、その送信されてきた画像データを通信部84Bで受信し、画像入出力部83Bに渡す。この画像入出力部83Bが受け取った画像データに色変換処理が必要なときは、前述したとおり、この画像入出力部83Bから、一旦この画像データ出力装置80Bの外部(ただし、画像データ出力装置80Bが構成された図3に示すパーソナルコンピュータ200の内部)に出力され、色変換処理が行われて再びこの画像入出力部83Bに入力される。
【0066】
画像入出力部83Bは、受け取った画像データを画像合成部82Bに渡す。画像合成部82Bは、画像データ出力装置80Aの画像出力部81Aと同様に、画像入出力部83Bから受け取った画像データと、確認用パッチを表わすパッチデータとを統合して、例えば図2(A)に示すようなカラーパッチ付き画像を表わす画像データを生成する。この画像データは、画像合成部82Bから画像出力部81Bに送られ、この画像出力部81Bはその画像データをプリンタ90Bに送ることでプリンタ90Bを駆動し、プリンタ90Bではその画像データに基づくカラーパッチ画像がプリント出力される。
【0067】
このようにして、画像データ出力装置80A側と画像データ出力装置80B側との双方で、一応は同一の画像がプリント出力される。
【0068】
尚、ここでは、画像データ出力装置80Aから画像データ出力装置80Bに画像データを送信する場合について説明したが、画像データ出力装置80Bから画像データ出力装置80Aに画像データを送信する場合があってもよく、その場合も、画像データ出力装置80Aと画像データ出力装置80Bの役割りが交替するだけであり、説明は省略する。
【0069】
次に、この図6に示すリモートプルーフシステムに組み込まれた、2つのプリンタ90A,90Bでそれぞれ得られた画像の色の同一性を保証するシステムについて説明する。
【0070】
画像データ出力装置80A側、および画像データ出力装置80B側のそれぞれには、同一の色であることが保証された基準パッチ(図2(B)参照)が準備されており、これら画像データ出力装置80A側および画像データ出力装置80B側では、自分の側に接続されたプリンタ90A,90Bでプリント出力されたカラーパッチ付き画像(図2(A)参照)のカラーパッチの色と予め準備されている基準パッチの色が、それぞれの側に準備された図示しない各測色計で測定され、それぞれの測色値が得られる。この測色計による測色の作業は、画像データ出力装置80A,80Bからは離れ、オペレータにより測色計を用いて行なわれる。画像データ出力装置80A,80Bには、このようにして得られた、それぞれの側のプリンタでプリント出力された画像上のカラーパッチの測色値とそれぞれの側に準備されている基準パッチの測色値が入力される。また、ここでは、基準パッチおよび確認用パッチの測色を行なった日時を表わすデータも入力される。基準パッチおよび確認用パッチの測色値は、色差算出部85A,85Bに入力され、色差算出部85A,85Bでは、基準パッチの測色値を基準としたときの確認用パッチの測色値の色差と、その色差の方向との双方を表わす色差ベクトルが算出される。
【0071】
このようにして求められた色差ベクトルおよび測色の日時を表わすデータは、詳細は図7のフローチャートを参照して説明するが、基本的には、通信部84A,84Bを経由してサーバ700に送信される。サーバ700では、各画像データ出力装置80A,80Bから送信されてきた色差ベクトルおよび日時が記憶部310に一旦記憶され、相手側の画像データ出力装置80B,80Aからの要請に応じて、その相手側の画像データ出力装置80B,80Aに送信される。
【0072】
サーバ700から送信されてきた相手側の色差ベクトルおよび日時は、通信部84A、84Bで受信されて偏差算出部86A,86Bに入力される。また、この偏差算出部86A、86Bには、自分の画像データ出力装置80A、80Bの色差算出部85A、85Bで求められた自分の側の色差ベクトルも入力される。この偏差算出部86A、86Bでは、自分の側の色差ベクトルと相手側の色差ベクトルとの間の偏差が求められる。ここで、この偏差を求めるにあたっては、相手側の色差ベクトルについては現在から遡った所定の許容期間内、例えばここ一週間以内の色差ベクトルの平均的な色差ベクトルが求められ、自分の側の最新の色差ベクトルと相手側の所定の許容期間内の平均的な色差ベクトルとの間の偏差が求められる。
【0073】
色差算出部85A、85Bで色差ベクトルが算出されたときの、その色差ベクトルの絶対値、すなわち、基準用パッチの測色値を基準としたときの確認用パッチの測色値の色差、および偏差算出部86A、86Bで自分の色差ベクトルと相手側の平均的な色差ベクトルとの偏差が算出されたときのその偏差は、判定部87A、87Bに入力される。判定部87A、87Bでは、自分の色差ベクトルの絶対値(すなわち自分の側の色差)が入力されたときはその色差が所定の第1の許容値と比較され、自分の色差ベクトルと相手側の平均的な色差ベクトルとの偏差が入力されたときはその偏差が所定の第2の許容値と比較される。
【0074】
判定部87A、87Bにおいて、自分の側の色差が所定の第1の許容値以内であると判定されたとき、あるいは自分と相手側との間の偏差が所定の第2の許容値以内であると判定されたときは、通信部84A、84Bに対し、色差算出部85A、85Bで算出された、自分の側の色差ベクトルをホスト700に送信するよう指令を出す。
【0075】
また、判定部88A、88Bでの判定結果は、表示部88A、88Bに送られてその表示部88A、88Bに表示される。オペレータは、その表示を見て自分側でプリント出力されたプルーフ画像と相手側でプリント出力されたプルーフ画像とが色彩上高精度に一致したものであるか否かを知ることができる。
【0076】
図7は、図6のリモートシステムにおける、2つのプリンタ90A、90Bでそれぞれ得られた2つのプルーフ画像の色の同一性を保証するシステムを表わすフローチャートである。このフローチャートに従った処理は、図6のリモートプルーフシステムにおいては、2つの画像データ出力装置80A、80Bの双方の側でそれぞれ行われる。
【0077】
図1に示すワークステーション20あるいは相手側の画像データ出力装置から画像データを受信すると(ステップS1)、確認用パッチを付加して(ステップS2)、確認用パッチ付きのプルーフ画像(図2(A)参照)をプリント出力する(ステップS3)。
【0078】
次に、このプリント出力された確認用パッチ付きのプルーフ画像中の確認用パッチと、自分の側にあらかじめ準備されている基準パッチ(図2(b)参照)の色がオペレータにより測色計を用いて測定され(ステップS4)、その測定により得られた測色値が自分の側の画像データ出力装置80A、80Bに入力される(ステップS5)。
【0079】
画像データ出力装置内では、その入力された測定値に基づいて、基準パッチの測定値を基準としたときの確認用パッチの測定値を表わす色差ベクトルが算出されその色差ベクトルの絶対値、すなわち色差が、所定の第1の許容値Th1以内であるか否か判定される(ステップS6)。
【0080】
図8は、図7のステップS6における第1の許容値Th1および図7のステップS11における第2の許容値Th2を示した模式図である。
【0081】
図8の点Oは基準パッチの測色値、点A,A',B,B',B''は、いずれも確認用パッチの測色値を示している。
【0082】
ステップS6における色差ベクトルがベクトルOAである場合、このベクトルOAの絶対値である色差は許容値Th1以内であり、自分の側のプリンタは正常であると判定される。
【0083】
図6に示す2台のプリンタ90A、90Bでプリント出力された確認用パッチの色差ベクトルが、ベクトルOA、ベクトルOBのようにいずれも許容値Th1以内のときはこのリモートプルーフシステム全体が厳密な意味で正常な状態にあり、その時点でプリント出力されたプルーフ画像は信頼できるものである。色差が第1の許容値Th1から外れる場合については、図7のステップS11で説明する。
【0084】
ステップS6において自分の側の色差ベクトルの絶対値(確認用パッチの、基準パッチからの色差)が第1の許容値Th1以内のときは、今回プリント出力された確認用パッチ付きのプルーフ画像は正常であると判定され(ステップS7)、その算出された色差ベクトルと、その色差ベクトル算出の基になった測色値を得たときの測定の日時がサーバに送信される(ステップS8)。
【0085】
一方、色差ベクトルが例えば図8に示すベクトルOA'のように、第1の許容値Th1から外れる場合、図7のステップS6からステップS9に進み、サーバから、相手側の色差ベクトルと測定日時を取得し(ステップS9)、相手側について、許容期間内(例えば現在から遡る一週間以内)の色差ベクトルの平均値としての色差ベクトルが算出され(ステップS10)、自分の側の今回の色差ベクトルと、相手側の平均値としての色差ベクトルとの偏差が求められ、その偏差が所定の第2の許容値Th2以内であるか否かが判定される。
【0086】
自分の側の色差ベクトルが、図8に示すベクトルOA'であり、かつ、相手側の平均値としての色差ベクトルがベクトルOB'であったときは、その偏差は第2の許容値Th2以内であり、ステップS7に進み、今回プリント出力されたプルーフ画像は正常なものであると判定され、一方、相手側の平均値としての色差ベクトルがベクトルOB''であったときは、その偏差は第2の許容値Th2を越えており、ステップS12に進み異常出力と判定される。
【0087】
ステップS7に進んで正常出力と判定されたときは、自分の側の色差ベクトルおよびその測定日時がサーバに送信される(ステップS8)。一方ステップS12に進んで異常出力と判定されたときは、今回プリント出力されたプルーフ画像は信頼のおけるものではなく、その利用は制限され、オペレータによりプリンタの調整作業が行われる。この調整作業については、ここでの主題ではなく、詳細説明は省略する。
【0088】
尚、上記のリモートプルーフシステムでは、自分の側で色差ベクトルを求め、サーバにはその色差ベクトルを送信する旨説明したが、サーバには基準パッチの測色値と確認用パッチの測色値そのものを送信し、相手側の測色値をサーバから受信して、自分の側で相手側の色差ベクトルを求めてもよい。
【0089】
また、上記のリモートプルーフシステムでは図7のステップS6とステップS11との2段階の判定を行なっていたが、ステップS6は置かずに常にステップS9に進み、ステップS11での一段階の判定のみを行なってもよい。
【0090】
このリモートプルーフシステムでは、以上のようにして、上記のように第1の許容値Th1以内であるか否かという判定のほかに第2の許容値Th2以内であるか否かという判定が行なわれ、プリンタの特性がある程度大きく変動してもプリント出力されたプルーフ画像が信頼できる条件が見つけられる。
【0091】
図9は、リモートプルーフシステムのもう1つの例を示す図である。
【0092】
ここでは、2台のパーソナルコンピュータ100、200が通信回線600を介して接続されており、図3に示すようなホストコンピュータ300は接続されていない。2台のパーソナルコンピュータ100、200には、それぞれプリンタ150、250が接続されている。この図9に示すリモートプルーフシステムでは、図3に示すリモートプルーフシステムと同様、2台のコンピュータ100、200それぞれが画像データ出力装置として動作するが、サーバ(ホストコンピュータ)を介在させることなく、それら2台のパーソナルコンピュータ100、200の相互間で直接に通信が行なわれる。
【0093】
この図9に示すリモートプルーフシステムは、パーソナルコンピュータ相互間で直接に通信が行なわれることを除き、図3に示すリモートプルーフシステムと同様であり、ここではこれ以上の説明は省略する。
【0094】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、プルーフ画像どうしの色の一致を保証しつつプルーファの管理の基準を緩めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像データ出力装置の一実施形態が組み込まれた印刷−プルーフシステムの全体構成図である。
【図2】プリンタが正常状態にあるか否かの確認方法の説明図である。
【図3】リモートプルーフシステムの一例を示す模式図である。
【図4】図3に示すパーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。
【図5】CD−ROMに記憶された画像データ出力プログラムの概要を示す模式図である。
【図6】本発明の画像データ出力装置の一実施形態が通信回線およびサーバを介在させて2台接続された状態のリモートプルーフシステムの機能ブロック図である。
【図7】図6のリモートシステムにおける、2つのプリンタでそれぞれ得られたプルーフ画像の色の同一性を保証するシステムを表わすフローチャートである。
【図8】第1の許容値および第2の許容値を示した模式図である。
【図9】リモートプルーフシステムのもう1つの例を示す図である。
【符号の説明】
50 用紙
51 プルーフ画像
52 確認用のカラーパッチ
60 基準パッチ
70 画像データ出力プログラム
71 画像出力部
72 画像入出力部
73 画像合成部
74 色差算出部
75 通信部
76 偏差算出部
77 判定部
78 表示部
80A、80B 画像データ出力装置
81A、81B 画像出力部
82A、82B 画像合成部
83A、83B 画像入出力部
84A、84B 通信部
85A、85B 色差算出部
86A、86B 偏差算出部
87A、87B 判定部
88A、88B 表示部
90A、90B プリンタ
100 パーソナルコンピュータ
150 プリンタ
200 パーソナルコンピュータ
250 プリンタ
300 ホストコンピュータ
700 サーバ
710 サーバの記憶部

Claims (10)

  1. 画像出力デバイスが接続され該画像出力デバイスに向けて画像データを出力する画像データ出力装置において、
    この画像データ出力装置は、通信回線に接続されたものであって、他の画像出力デバイスが接続され該他の画像出力デバイスに向けて画像データを出力する、該通信回線と同一の通信回線に接続された他の画像データ出力装置との間で該通信回線を介在させた画像データの送受信が可能なものであり、
    自分に接続された画像出力デバイスに向けて色精度確認用の確認用パッチを表わすパッチデータを出力する出力部と、
    自分に接続された画像出力デバイスにより前記パッチデータに基づいて出力された確認用パッチの測色値の、所定の基準パッチの測色値からの差を表す第1の色差ベクトルを算出する色差算出部と、
    前記他の画像データ出力装置から前記他の画像出力デバイスに向けて出力されたパッチデータに基づいて該他の画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値の、基準パッチの測色値からの差を表す第2の色差ベクトル、もしくは該第2の色差ベクトル算出の基になる測色値を、前記通信回線を経由して受信する受信部と、
    前記第1の色差ベクトルと前記第2の色差ベクトルとの間の隔たりを表す偏差を求める偏差算出部と、
    前記偏差と所定の基準偏差との大小を判定する判定部とを備えたことを特徴とする画像データ出力装置。
  2. 前記偏差算出部は、現在から遡った所定の期間内に出力されたカラーパッチに関し、前記第1の色差ベクトルと前記第2の色差ベクトルとの間の偏差を求めるものであることを特徴とする請求項1記載の画像データ出力装置。
  3. 前記出力部は、自分に接続された画像出力デバイスに向けて、前記パッチデータを所望の画像を表わす画像データと統合することにより生成された、カラーパッチ付き画像を表わす画像データを出力するものであることを特徴とする請求項1記載の画像データ出力装置。
  4. 前記色差算出部は、自分に接続された画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値と、該確認用パッチの測色の時点で測色された基準パッチの測色値との双方を取得し、これら取得された確認用パッチおよび基準パッチ双方の測色値に基づいて前記第1の色差ベクトルを算出するものであることを特徴とする請求項1記載の画像データ出力装置。
  5. この画像データ出力装置は、前記他の画像データ出力装置との間で、サーバを介在させて、通信を行なうものであることを特徴とする請求項1記載の画像データ出力装置。
  6. この画像データ出力装置は、前記他の画像データ出力装置との間で、前記通信回線を介して直接に、通信を行なうものであることを特徴とする請求項1記載の画像データ出力装置。
  7. 画像出力デバイスが接続されたコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、該画像出力デバイスに向けて画像データを出力する画像データ出力装置として動作させる画像データ出力プログラムにおいて、
    このコンピュータは、通信回線に接続されたものであって、他の画像出力デバイスが接続され該他の画像出力デバイスに向けて画像データを出力する、該通信回線と同一の通信回線に接続された、他の画像データ出力装置として動作する他のコンピュータとの間で該通信回線を介在させた通信データの送受信が可能なものであり、
    自分のコンピュータに接続された画像出力デバイスに向けて色精度確認用の確認用パッチを表わすパッチデータを出力する出力部と、
    自分のコンピュータに接続された画像出力デバイスにより前記パッチデータに基づいて出力された確認用パッチの測色値の、所定の基準パッチの測色値からの差を表す第1の色差ベクトルを算出する色差算出部と、
    前記他のコンピュータから前記他の画像出力デバイスに向けて出力されたパッチデータに基づいて該他の画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値の、基準パッチの測色値からの差を表す第2の色差ベクトル、もしくは該第2の色差ベクトル算出の基になる測色値を、前記通信回線を経由して受信する受信部と、
    前記第1の色差ベクトルと前記第2の色差ベクトルとの間の隔たりを表す偏差を求める偏差算出部と、
    前記偏差と所定の基準偏差との大小を判定する判定部とを有することを特徴とする画像データ出力プログラム。
  8. 前記偏差算出部は、現在から遡った所定の期間内に出力されたカラーパッチに関し、前記第1の色差ベクトルと前記第2の色差ベクトルとの間の偏差を求めるものであることを特徴とする請求項7記載の画像データ出力プログラム。
  9. 前記出力部は、自分に接続された画像出力デバイスに向けて、前記パッチデータを所望の画像を表わす画像データと統合することにより生成された、カラーパッチ付き画像を表わす画像データを出力するものであることを特徴とする請求項7記載の画像データ出力プログラム。
  10. 前記色差算出部は、自分のコンピュータに接続された画像出力デバイスにより出力された確認用パッチの測色値と、該確認用パッチの測色の時点で測色された基準パッチの測色値との双方を取得し、これら取得された確認用パッチおよび基準パッチ双方の測色値に基づいて前記第1の色差ベクトルを算出するものであることを特徴とする請求項7記載の画像データ出力プログラム。
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