JP4313494B2 - 商品ピッキング設備における荷卸し装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品ピッキング設備における荷卸し装置に関する。さらに詳しくは、多数の物品(商品)を物品棚や自動倉庫から、オーダにあわせて品物をピッキングし、検品・箱入れしてオーダ単位の配送を行う商品ピッキング設備における荷卸し装置に関する。このような商品ピッキング設備は、アパレルや流通などの分野で利用できるが、とくに本発明は、通信販売業の流通・配送センターに好適な設備に関する。換言すれば、本発明は流通業界のなかでも特に客先毎の商品まとめを行う通信販売業に好適な商品ピッキング設備における荷卸し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からある商品ピッキング設備としては通信販売用のものは少なく、ほとんどがアパレル用(衣類用)である。アパレル用は客先、すなわち一般ユーザに仕分ける必要がなく、せいぜい小口ユーザー(スーパーや百貨店など)毎の一括まとめが普通である。このため、商品を一括してまとめて搬送するバッチ処理を基本システムとしており、一まとめされた商品をさらに仕分けすることは余り考慮されていなかった。
【0003】
上記のようなアパレル用の従来例として、特開平9−58860号公報に記載されたものがある。この従来例は、大量の衣類などの商品をアイテム別、またはオーダ別に仕分ける設備であり、概ね図11に示すように構成されている。
自動倉庫などで構成された物品保管エリア901 から一括して商品を取出し(ピッキング)、収納部902 で各搬送用吊下容器(一種のコンテナ)に商品を入れ、多数の搬送用吊下容器をバッチ別に待機部903 で待機させ、供給ライン904 を経て多数のオーダ別仕分けライン905 に供給する。そして、各仕分ライン905 で、小口ユーザー(スーパーや百貨店)向けに商品a,b,cが梱包される。
そして、上記各作業を実行するため搬送用吊下容器にはハンガー部にバーコードラベルが取付けられ、種々の指示情報が読み取れるようになっている。
【0004】
しかるに、前記従来例を含めバッチ式のピッキング設備では、つぎのような問題がある。
(1) 基本システムについて
物品の搬送ラインの基本形態は、主搬送ラインの末端においてのみ分岐ライン(仕分ライン905 )が設けられているだけである。換言すれば、主搬送ラインへ途中から自動で自由に合流させる機能がないため、被搬送物や使用目的が制限され、バッチ処理可能な商品にしか使用することができない。
(2) ピッキング方式について
ピッキング方式を大別するとバッチピッキングとオーダピッキングに分けることができる。バッチピッキングは、前記従来例のように、いくつかのオーダをまとめて品物の集約ピッキングを行い、この品物を更に仕分けソータなどを使いオーダ別に仕分けを行う方法であり、オーダピッキングは最初からオーダ単位にピッキングする方法である。
このバッチピッキングは、スーパーや百貨店などの小口ユーザーへ配送する場合は、そのままでよいが、個人個人の顧客からのオーダに対応するには、最後にオーダ別に仕分けし直す工程を設けなければならない。そのため、商品を二度扱うこととなるため作業効率に問題がでてくる。とくに、オーダが1日に数万の単位になるとバッチピッキング後の1回のオーダ別仕分では、バッチ数が大きくなりピッキングエリアにおけるバッチピッキング時間の同期が取れない可能性が高くなる。その為、1次、2次に分けた仕分けシステムとなり設備コストや、作業全体の効率が悪くなる。
一方、オーダピッキングはオーダ数が多くなる程、時間と手間が多くかかり搬送容器も順序を守ったままで順送りされるので、多大な時間を浪費してピッキング効率が悪くなるため、大規模システムでは採用し難い。
(3) 搬送手段について
バッチ方式のピッキング設備では搬送手段はコンテナが用いられ、コンテナによって商品がピッキングエリア供給され、コンテナ単位でピッキング指示が行われる。この方式では、保管エリアが広くなるほどピッキングステーションが増え分岐・合流が繰り返され、またオーダ数に比例してコンテナ量が増大する大規模システムでは採用し難い。
(4) 情報の管理について
バッチピッキングにおいては、オーダ情報をバッチ単位に集約し、保管形態別ピッキング情報を作成、コンテナ投入管理、ピッキングルート別指示などの情報に加工する必要がある。またバッチ仕分けは、バッチピッキングされた商品がすべて仕分け完了されるまで、そのオーダの出荷ができないという問題がある。また一旦バッチ編成されてしまうと緊急オーダの割り込みができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のごときバッチ処理を基本とするピッキング設備では、オーダ別ピッキングができず、商品別搬送ができても顧客先搬送ができず、システムの制御情報は加工に手間がかかり、しかも読み取りのみで書き込みができないから、制御の自由度が劣るものである。したがって、とくに大規模システムとしては実現し難いものである。
そこで、本発明者は、顧客毎にオーダピッキングして搬送梱包することができ、ピッキング動作の自由度を高めてピッキング開始から出荷までのリードタイムを短くし、大規模システムにも適用可能な商品ピッキング設備を開発している。
ところで、商品ピッキング設備において、搬送容器にピッキングした商品は、最終的には梱包エリアにおいて、搬送容器から取り出されて梱包される。しかるに、ピッキングエリアでの商品ピッキングの能率が向上しても、梱包エリアでの作業能率が悪いと、全体としての能率が高くならない。また、作業員が梱包作業する場合、搬送容器自体をシュートラインから取り外す必要があるが、商品も含めた搬送容器の総重量が5kgにも達すると、シュートから搬送容器を外す作業を長時間続けた場合、大変な重労働になる。
本発明はかかる事情に鑑み、能率よく検品・梱包でき、搬送容器を取扱う作業が容易な荷卸し装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の商品ピッキング設備における荷卸し装置は、複数の搬送容器がオーダ伝票記載の商品をピッキングするピッキングエリアと、前記各搬送容器から商品を取り出して検品し梱包する検品梱包エリアと、該検品梱包エリアにおいて前記各搬送容器を搬送する梱包ラインを備えた商品ピッキング設備において、前記搬送容器は、箱状の容器と、該容器に揺動自在に取付けられたハンガーと、該ハンガーに取付けられたフックとからなり、前記検品梱包エリアは、複数の梱包ステーションを備えており、前記梱包ラインの分岐部からは、前記各梱包ステーションに搬送容器を供給する梱包シュートラインが分岐しており、前記分岐部には、搬送容器を前記梱包ラインから梱包シュートラインに進入させる分岐装置を設けており、前記梱包シュートラインは、前記梱包ラインから分岐し搬送容器を自由すべりさせる傾斜レールと、該傾斜レールに接続され、自由端を少し下傾させた状態と、大きく下傾させた状態との間で上下変位可能な可動シュートとからなり、前記可動シュートは、前記傾斜レールとの接続端側を揺動中心として自由端側が上下に揺動するものであり、前記可動シュートの自由端には前記搬送容器のフックの自由すべりを止めるストッパが形成されており、前記可動シュートが下方に変位したときの前記ストッパの高さは、梱包ステーションの机上にすべり降りてきた搬送容器の容器が前記梱包ステーションの机の上に載せられ、該搬送容器の前記ハンガーを揺動させると前記フックが取り外せる高さに設定されていることを特徴とする。
請求項2の商品ピッキング設備における荷卸し装置は、請求項1記載の発明において、前記可動シュートは、エアシリンダで吊り下げられており、該エアシリンダは、可動シュート上を前記搬送容器が自由すべりしていない状態で可動シュートを上方に引き上げ、可動シュート上を前記搬送容器が自由すべりして、前記ストッパで止められたときは可動シュートの下降を許容するものであり、前記エアシリンダには前記搬送容器の重量の軽重に拘らず下降速度がほぼ一定になる流量制御機構が組み込まれていることを特徴とする。
請求項3の商品ピッキング設備における荷卸し装置は、請求項2記載の発明において、前記可動シュートが、左右一対に設けられており、いずれも前記傾斜レールの先端に接続され、左右いずれの可動シュートも、1個の搬送容器を自由すべりさせている時は、次の搬送容器の進入を阻止し、他方の可動シュートに搬送容器を進入させる交互切出し機構を備えていることを特徴とする。
請求項4の商品ピッキング設備における荷卸し装置は、請求項1記載の発明において、前記搬送容器に取付けられた、固有の容器NO. オーダされた商品情報、商品投入の有無、分岐指令を含むオーダ情報を記録するIDタグと、前記梱包ラインの分岐部に取付けられた、前記IDタグを読み取るIDタグリーダーと、前記IDタグリーダーで読み取ったIDタグの分岐指令に基づき、前記分岐装置を作動させて該搬送容器を梱包シュートラインに分岐させる物流システム計算機とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明によれば、つぎの効果を奏する。
a)分岐装置により梱包シュートラインに分岐した搬送容器は、最初に自由すべりする傾斜レールで案内されるので、分岐動作が簡単な構成で行われる。
b)搬送容器が次に進入する可動シュートは、自由端が少し下傾した状態の可動シュートにより搬送容器は梱包ステーションまで移動するので、作業員の労力を要せず、ほぼ自動的に処理でき、処理能力が向上する。
c)搬送容器が可動シュートの自由端まですべり落ちたとき、ストッパで止められ、その状態で搬送容器は梱包ステーションの机上に載せられる。そして、搬送容器のフックは可動シュートの自由端のストッパを越えて外せるので、全く搬送容器を持ち上げる必要はなく、検品梱包作業の労力が大幅に軽減される。
請求項2の発明によれば、可動シュート上を搬送容器が自由すべりしてストッパで止められると、エアシリンダは可動シュートの下降を許容する。このように可動シュートはエアシリンダにより、自動的に姿勢を変化させるので、人手を要することなく、搬送容器の送り込みを継続させることができる。また、搬送容器を送り込むときの下降速度は流量制御機構によって、搬送容器の重量の軽量があってもほとんど変化しないので、安定かつ円滑な移動を実現できる。
請求項3の発明によれば、可動シュートが左右一対あるので搬送容器の取扱い量が増え、しかも可動シュートが交互切出し機構によって、交互に搬送容器を排出するので、混乱を生ずることもない。よって、能率よくピッキングされた商品の検品梱包が行える。
請求項4の発明によれば、IDタグリーダーがIDタグから読み取った情報により分岐装置が作動して、搬送容器の任意の梱包シュートラインへの分岐を制御するので、自動化が達成されており、大規模システムであっても、出荷リードタイムを短縮できる。また、搬送容器に取付けたIDタグに制御に必要なオーダ情報を記憶させているので、搬送容器自体が自ら情報媒体となっており、複雑な制御プログラムを要せず、簡単な制御プログラムで検品梱包作業を制御できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図7は本発明が適用される商品ピッキング設備の概略構成図、図8は搬送容器の斜視図、図9は搬送手段の説明図、図10は図7の商品ピッキング設備のブロック図である。
【0009】
まず、図7に基づき、商品ピッキング設備の基本構成を説明する。本発明に係る商品ピッキング設備は、大きく分けて、伝票投入エリアAとピッキングエリアBと検品梱包エリアDとからなる。そして、伝票投入エリアA内には伝票投入ラインLaが配設され、ピッキングエリアB内には主搬送ラインLbが配設され、検品梱包エリアD内には梱包ラインLdが配設され、この梱包ラインLdと伝票投入ラインLa間には返送ラインLrが配設されている。伝票投入ラインLaと主搬送ラインLbと梱包ラインLdと返送ラインLrは一連に続され、多数の搬送容器が循環できるようになっている。
【0010】
前記伝票投入エリアAは、複数の、例えば4ヶ所の伝票投入ステーションa1,a2,a3,a4を備えている。各伝票投入ステーションa1〜a4は、いずれもオーダ別に発行された伝票を空の搬送容器に入れ伝票投入ラインLa投入し発進させる場所である。
【0011】
前記ピッキングエリアBは、商品をオーダピッキングする最も重要な場所である。なお、商品をABC分類(アイテム別出荷傾向)により分類すると出荷頻度の最い商品をAランク品といい、Bランク品とは中位の出荷頻度、Cランク品とは低い出荷頻度の商品をいう。また、特定商品とは、品種は少ないが、ほとんどの顧客に提供するような、出荷量の多い商品、パンフレット、宣伝物等をいう。前記ピッキングエリアBは、多数の商品ピッキングアイランドP1と、小数の特定商品ピッキングアイランドP2とから構成されている。
【0012】
前記商品ピッキングアイランドP1の数は任意であるが、数ヵ所から数10ヵ所位設けられる。この商品ピッキングアイランドP1は、通信販売される非常に多種多様な膨大な数の商品、例えばAランク品からCランク品までの商品群を、各商品ピッキングアイランドP1に均等に入れるように分け、個々の商品群に属する商品を保管し、その商品群中の商品のみをピッキングする目的で設けられたものである。前記各商品ピッキングアイランドP1でのピッキング主搬送ラインLbから分岐し再度合流する商品ピッキングラインで搬送容器を各商品ピッキングアイランドP1に立寄らせることにより行われる。
前記特定商品ピッキングアイランドP2の数も任意であり、1ヵ所から数ヵ所設けられる。この特定商品ピッキングアイランドP2は、多くのオーダに共通する商品、例えば、Aランク品や特定商品などの品種は少ないが、多くの顧客に提供するような出庫量の多い商品を、搬送容器に投入する場所である。この特定商品ピッキングアイランドP2でのピッキングも、主搬送ラインLbと並列に設けられた特定商品ピッキングラインで搬送容器を特定商品ピッキングアイランドP2で立寄らせることにより行われる。
【0013】
前記検品梱包エリアDは、ピッキングを完了した搬送容器を集め、各搬送容器から商品を取出して検品し、梱包する場所であり多数の梱包ステーションd1,d2…d10 と、前記梱包ラインLdから前記各梱包ステーションd1〜d10 に分岐した梱包シュートラインから構成されている。各梱包ステーションd1…で搬送容器1から商品が取り出されると、空の搬送容器1は各梱包ステーションd1…を循回する内部の返送ラインLrと、これを伝票投入ラインLaに接続する外部の返送ラインLrを通って再び伝票投入ラインLaへ進んでいく。なお、この検品梱包エリアDにおける荷卸し装置は、本発明の大きな特徴であるので、その詳細は後述する。
【0014】
上記の基本構成を有する商品ピッキング設備の特徴は、後述する搬送容器が任意の商品ピッキングアイランドP1,P2…に対し、主搬送ラインLbから自由に分岐して立寄り、再び合流することが可能であり、かつ他の商品ピッキングアイランドP1,P2に立寄らないで通過することも自由にできるという点にある。このため、顧客からのオーダは種々様々であるから各搬送容器に投入する商品も本当にバラバラになっているものの、各搬送容器が異なる商品ピッキングアイランドP1,P2…に立寄ってピッキングし、別の商品ピッキングアイランドP1,P2…は通過することにより、各搬送容器が別の搬送容器の走行やピッキング動作を待つことなく、ほとんど自由に自ら所望する商品をオーダピッキングして検品梱包エリアDへ搬送することができる。このように、本実施形態では、各搬送容器がランダムに動いてピッキングすることにより、オーダピッキングが可能となっている点に特徴があり、そのため出荷リードタイムを短縮することができるのである。
【0015】
つぎに、上記のごときオーダピッキングに好適な搬送容器1を説明する。図8に示す搬送容器1は、伝票投入ラインLaを走行する間にオーダ伝票が投入され、主搬送ラインLbを走行する間にオーダ伝票に基づいてピッキングされた商品が収容され、梱包ラインLdまで搬送するものである。
図8に基づき、この搬送容器1の具体的構成を説明する。搬送容器1は、箱状の容器1aとハンガー1bとフック1cとから構成された吊下型容器である。容器1aは縦長の合成樹脂製の箱であり、剛性があり、上面と前面上部が開口されている。この開口が大きいことにより、かなり大形の商品でも容器1aに投入することができる。また、前記開口から手の届きやすい位置にある内壁の上部にはオーダ伝票Sを挟んでおく、ポケット1dが設けられている。
前記ハンガー1bは容器1aに対し揺動可能に任意のヒンジ1eで連結されている。このため、容器1aを傾けることができ、商品の投入、取り出しが容易にできるようになっている。
前記フック1cは前記ハンガー1bの中央に立設されており、上端部が半球状に湾曲している。このフック1cが後述する搬送手段に係合して、搬送容器1が走行するようになっている。
前記ハンガー1bの片側の上面にはIDタグ2が取付けられている。このIDタグ2は、固有の搬送容器NO. の他に、オーダされた商品情報、商品投入の有無、分岐指令信号などオーダに付随する各種オーダ情報を記録することができる。一方、後述するごとく前記各搬送ラインLa,Lb,Ld,Lrの要所要所にはIDタグリーダー3やIDタグライター4が設置されており、これらにより、IDタグ2に必要な制御情報を読み出し、また書き込んで必要な個所で搬送容器1を分岐させたり、合流させる等の制御を行っている。
このように、IDタグ2とIDタグリーダー3およびIDタグライター4を組合せた結果、搬送容器1は、ピッキングした商品を収納する搬送手段となるだけでなく、それ自体を動かす制御情報搬送媒体となっているのである。
【0016】
図9は前記搬送容器1の搬送手段の一例を示している。
この搬送手段は、図7に示す伝票投入ラインLa、主搬送ラインLb、梱包ラインLdおよび返送ラインLrを構成するものである。なお、前記各ラインLa,Lb,Ld,Lrから分岐する商品ピッキングラインや特定商品ピッキングライン、梱包シュートライン(後に詳述)などは、前記フック1cを自由すべりさせるレールや、これと爪付コンベヤとの組合せなど、任意の搬送手段を用いることができる。
図9の搬送手段は、建屋の構造体100 に対し、レール5が固定されており、レール5には走行車輪6が等間隔で配置されている。各走行車輪6には一連のチェーン7が取付けられ、このチェーン7は図示しないモータ等で走行動力を与えられ、各ラインLa,Lb,Ld,Lrを循環するようになっている。
そして、前記チェーン7には1定ピッチでキャッチ8が取付けられている。このキャッチ8は、搬送容器1を自由に着脱できるツメ状ラッチを有しており、このキャッチ8に搬送容器Aのフック1cが引っかけられ、吊り下げられた状態で搬送される。
【0017】
既述のごとく、上記の搬送手段は、前記各ラインLa,Lb,Ld,Lrを構成するものであり、これらから分岐したシュートラインや分岐ライン等への分岐動作および合流動作は、任意の構成の合流装置および分岐装置を用いて行われる。このため、前記搬送容器1は、各搬送ラインLa,Lb,Ld,Lrを循環し、かつ各分岐ラインへ進入し、分岐ラインから合流する等の自由な動きが可能となっているのである。
【0018】
つぎに、上記商品ピッキング設備の全体を制御する制御方式を図10に基づき説明する。
HCは商品の主要な入出荷計画等を管理するホスト計算機であり、SCはピッキング動作の具体的な動きを制御する物流システム計算機である。ホスト計算機HCは物流計算機SCに出荷計画を与え、物流計算機SCはホスト計算機HCに出庫出荷実績を報告する。また、ホスト計算機HCは出庫計画に基づいてオーダ伝票を作成し、作成されたオーダ伝票は伝票投入エリアに運搬される。また、物流システム計算機SCは商品保管倉庫に向け必要な補充指令を出す他、ピッキング動作を制御する。すなわち、物流システム計算機SCは、個々のオーダ伝票の情報を読み取った後、その伝票の入った搬送容器1のIDタグ2へのオーダ情報の書き込みを指令し、ピッキングエリアBにおいて、搬送容器1の行先を指令すべく分岐指令と合流指令を出し、ピッキングすべき商品を指定する。また、ピッキング終了後の検品梱包エリアDへの進行を指令し、商品を取り出した後の搬送容器1のIDタグ2からデータ消去を指令する。
物流システム計算機SCの上記の指令は、IDタグリーダー3やIDタグライター4を用いて行われる。
【0019】
つぎに、本実施形態における商品ピッキング設備における荷卸し装置の詳細を説明する。
図1は第1実施形態に係る梱包シュートライン50の動作説明図、図2は梱包シュートライン55の動作説明図、図3は同梱包シュートライン55の要部平面図、図4は同梱包シュートライン55の要部正面図、図5は第2実施形態に係る梱包シュートライン55の平面図(a) と正面図(b) と側面図(c) 、図6は検品梱包エリアDの斜視図である。
【0020】
まず、図6に基づき、検品梱包エリアDの詳細を説明する。
検品梱包エリアDは複数個所、例えば10数個所から数10個所の梱包ステーションd1,d2…を備えており(図7参照)、各梱包ステーションd1,d2…には、梱包ラインLdから分岐した梱包シュートライン50,55が配設されている。
梱包シュートライン50,55の分岐部にはIDタグリーダー3が設けられ、IDタグ2の分岐情報を読み取っており、梱包シュートライン50,55の端末部にもIDタグリーダー3が設けられ、顧客別媒体種等の情報が読み取れるようになっている。
前記ピッキングエリアBでピッキングの完了した搬送容器1は、梱包ラインLdによって検品梱包ステーションd1…にランダムに供給される。
この梱包ステーションd1…では作業者は、搬送容器1から商品を取り出し出荷用の箱に入れ替える。
なお、前記IDタグリーダー3により搬送容器1のIDタグ2を読み込み、当該オーダ毎に添付される媒体棚62のランプを点灯させ、ランプの点灯した棚から媒体物(パンフレット等)をピッキングし、商品と一緒に箱入れする。商品の入った出荷箱は、コンベア63によって封かんライン、方面別仕分けエリアに搬送される。
商品を取り出した搬送容器1は、媒体表示の時、IDタグ2の内容を全て消去して空搬送容器とし、図7に示す内部の返送ラインLrと外部の返送ラインLrを通って最初の工程である伝票投入ステーションAに戻される。
【0021】
つぎに、第1実施形態の梱包シュートライン50を図1に基づき説明する。
この梱包シュートライン50は、梱包ラインLdの分岐部から分岐し、下方に緩傾斜する傾斜レール51と、この傾斜レール52の先端に接続され、下方に緩傾斜する可動シュート52とからなる。
前記傾斜レール51は、搬送容器1のフック1cを自由すべりさせるレールである。
【0022】
前記梱包ラインLdの分岐部、すなわち傾斜レール51との接続部には、分岐装置31が設けられている。この分岐装置31は、搬送容器1のフック1cを主搬送ラインLbを構成しているチェーン7のキャッチ8(図9参照)を開放する装置である。キャッチ8から落下したフック1cは傾斜レール51上に載り、そこから自由すべりするようになっている。傾斜レール51を先端まで滑り降りた搬送容器1のフック1cは、可動レール52に進入していく。
【0023】
前記可動シュート52は、傾斜レール51との接続端側である基端部をピン等で揺動自在に支持されており、先端には、ストッパ53が形成されている。この可動シュート52は、自由端を少し下傾させた状態と、大きく下傾させた状態の間で上下変位可能であり、自由端を少し下傾させた状態で、前記搬送容器1が自由端に向って自由すべりするようになっている。また、この可動シュート52はエアシリンダ54で吊り下げられている。このエアシリンダ54は、伸縮させると可動シュート52を上下動させることができ、エアー回路内のバルブの開閉(作業者の押ボタン操作等で開閉制御される)によって、伸縮するようになっている。そして、図1の(b) 図に示すように、可動シュート52上を搬送容器1が自由端側へすべっていき、ストッパ53まで到達すると、可動シュート52がエアシリンダ54が伸長して下降する。このような動作をさせるため、エアシリンダ54には流量制御機構が設けられている。この流量制御機構は、メータアウト方式の排気絞り弁で構成されている。このような流量制御機構を組込んだエアシリンダ54によれば、搬送容器1全体の重量が1〜5Kgの範囲であれば、ほぼ等速で下降させることができる。このように、搬送容器1の重量の軽重にかかわらず可動アーム52の下降速度がほぼ同じであると、重いときに急に下降することもないので、安全で円滑な梱包作業が行える。
【0024】
前記可動シュート52によって、搬送容器1は自由端側へすべっていって、ストッパ53でフック1cが止められたとき、搬送容器1は梱包ステーションd1…の机61上に載せられるように、可動シュート52の高さと机61の高さが設定されている。このように、机61上に搬送容器1が載った状態では、図1の(c) 図に示すように、搬送容器1のフック1cは、ハンガー1bと共に手前に動かすだけで、可動シュート52のストッパ53を越えて取り外すことができる。よって、作業員は、搬送容器1を持ち上げることなく可動シュート52から掛け外せるので、作業員が過大な労力を費やす必要がなくなる。
【0025】
つぎに、第2実施形態の梱包シュートライン55を、図2〜5に基づき説明する。
図2に示すように、梱包シュートライン55は、1本の傾斜レール51と、その先端に接続された左右一対の可動レール52A ,52B とからなる。傾斜レール51は前記図1で示した傾斜レール51と実質同一である。可動レール52A ,52B の詳細は後述するが、可動レールが2本あることにより、搬送容器1の取扱い量の倍増することができる。
【0026】
図3〜4に基づき、前記可動レール52A ,52B を詳述する。
可動レール52A ,52B はいずれも、くの字形に曲げられたレールで構成されており、基端側の内側に回動支点となるピン57A ,57B を備えている。
前記可動レール52A の基端部分は保持部材56A を介して支持板58に吊下げられ、自由端はエアシリンダ54A のロッドが連結されている。このエアシリンダ54A のシリンダは前記支持板58に連結されている。この支持板58は図示しない支柱等で建屋から吊り下げられている。
前記保持部材56A は前記ピン57A を備えており、可動レール52A はこのピン57A まわりに回動する。よって、エアシリンダ54A が収縮している状態(x方向への回動後の状態)では、図4(A) 図示のごとく、可動レール52A の基端は降下して、傾斜レール51に接続され、かつ自由端は上昇している。そして、エアシリンダ54A が伸長すると、可動レール52A が、前記ピン57A まわりにy方向に回動して、図4(B) 図示のごとく、自由端側が大きく下がり、基端側は上昇して傾斜レール51から退避する。
【0027】
上記の保持部材56A とピン57A は、特許請求の範囲にいう交互切出し機構を構成しており、可動レール52A の自由端側が大きく下がったとき、基端側も少し上がることにより、傾斜レール51の先端より切り離され、フック1cは進入できなくなる。このため、搬送容器1のフック1cは下降していない方の可動シュート52B へ進入する。
前記可動レール52B は前記可動レール52A に対し、左右対称に設けられている点で相違するが、その他の構成は実質同一である。このため、可動レール52B は、搬送容器1が吊り下げられていない状態では、エアシリンダ54B は収縮して可動レール52B は実線で示すように上昇位置にある。そして可動レール52B の基端側に搬送容器1がすべり込むと、エアシリンダ54B は伸長して、ピン57B まわりに可動シュート52B が回動し、自由端側が大きく下がり、基端側も少し上がる。このとき搬送容器1は可動レール52B に沿って自由降下し、フック1cがストッパ53に引掛って停止する。この後、傾斜レール51上の後続の搬送容器1は右側の可動レール52A 側へ送られる。
このようにして、本実施形態の梱包シュートライン55では、搬送容器1は、2本の可動シュート52A ,52B へ交互に送られていくのである。
【0028】
本実施形態の梱包シュートライン55は、上記のごとく構成されているため、図5の(a) ,(b) に示すように、左右一対の可動シュート52A ,52B が交互に搬送容器1を梱包ステーションの机上に降ろすので、作業能率が高くしかも、混乱を起すこともない。また、図5の(c) に示すように、すべり降りた搬送容器1は机61上に載ると、フック1cを可動シュート62A ,62B のストッパ53を越えて掛け外せるので、労力が大きく軽減される。
【0029】
図6に基づき記述したごとく、前記梱包ラインLd上における前記分岐装置31により手前には、搬送容器1のIDタグ2を読み取るIDタグリーダー3が配置されている。前記IDタグ2に記憶させているオーダ情報が、検品梱包を指示しているなら、分岐装置31を作動させて搬送容器1を当該梱包ステーションd1…の梱包シュートライン51,52に分岐させる。
このように、本実施形態によれば、IDタグリーダー3がIDタグ2から読み取った情報により分岐装置31が作動して、搬送容器1の任意の梱包シュートライン50,55への分岐を制御するので、自動化が達成されており、大規模システムであっても、出荷リードタイムを短縮できる。また、搬送容器1に取付けたIDタグ2に制御に必要なオーダ情報を記憶させているので、搬送容器1自体が自ら情報媒体となっており、複雑な制御プログラムを要せず、簡単な制御プログラムで検品梱包作業を制御できる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、搬送容器の分岐動作が簡単な構成で行われ、搬送容器が梱包ステーションまで自由移動するので、作業員の労力を要せず、ほぼ自動的に処理でき、処理能力が向上する。
請求項2の発明によれば、搬送容器が梱包ステーションの机上に載せられたとき、搬送容器のフックは可動シュートの自由端のストッパを越えて外せるので、全く搬送容器を持ち上げる必要はなく、検品梱包作業の労力が大幅に軽減される。
請求項3の発明によれば、人手を要することなく、搬送容器の送り込みを継続させることができ、搬送容器を送り込むときの下降速度は流量制御機構によって、搬送容器の重量の軽量があってもほとんど変化しないので、安定かつ円滑な移動を実現できる。
請求項4の発明によれば、搬送容器の取扱い量が増え、しかも交互に搬送容器を排出するので、混乱を生ずることもない。よって、能率よくピッキングされた商品の検品梱包が行える。
請求項5の発明によれば、大規模システムであっても、出荷リードタイムを短縮できる。また、複雑な制御プログラムを要せず、簡単な制御プログラムで検品梱包作業を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る梱包シュートライン50の動作説明図である。
【図2】梱包シュートライン55の動作説明図である。
【図3】同梱包シュートライン55の要部平面図である。
【図4】同梱包シュートライン55の要部正面図であり、(A) はエアシリンダ54A ,54B が収縮したときの可動レール52A ,52B の状態を示し、(B) はエアシリンダ54A ,54B が伸長したときの可動レール52A ,52B の状態を示している。
【図5】第2実施形態に係る梱包シュートライン55の平面図(a) と正面図(b) と側面図(c) である。
【図6】検品梱包エリアDの斜視図である。
【図7】本発明が適用される商品ピッキング設備の概略構成図である。
【図8】搬送容器の斜視図である。
【図9】搬送手段の説明図である。
【図10】図7の商品ピッキング設備のブロック図である。
【図11】従来の商品ピッキング設備の概略ブロック図である。
【符号の説明】
D 検品梱包エリアD
Ld 梱包ライン
1 搬送容器
2 IDタグ
3 IDタグリーダー
50 梱包シュートライン
51 傾斜レール
52 可動シュート
53 ストッパ
54 エアシリンダ
55 梱包シュートライン
Claims (4)
- 複数の搬送容器がオーダ伝票記載の商品をピッキングするピッキングエリアと、前記各搬送容器から商品を取り出して検品し梱包する検品梱包エリアと、該検品梱包エリアにおいて前記各搬送容器を搬送する梱包ラインを備えた商品ピッキング設備において、
前記搬送容器は、箱状の容器と、該容器に揺動自在に取付けられたハンガーと、該ハンガーに取付けられたフックとからなり、
前記検品梱包エリアは、複数の梱包ステーションを備えており、前記梱包ラインの分岐部からは、前記各梱包ステーションに搬送容器を供給する梱包シュートラインが分岐しており、
前記分岐部には、搬送容器を前記梱包ラインから梱包シュートラインに進入させる分岐装置を設けており、
前記梱包シュートラインは、前記梱包ラインから分岐し搬送容器を自由すべりさせる傾斜レールと、該傾斜レールに接続され、自由端を少し下傾させた状態と、大きく下傾させた状態との間で上下変位可能な可動シュートとからなり、
前記可動シュートは、前記傾斜レールとの接続端側を揺動中心として自由端側が上下に揺動するものであり、
前記可動シュートの自由端には前記搬送容器のフックの自由すべりを止めるストッパが形成されており、
前記可動シュートが下方に変位したときの前記ストッパの高さは、梱包ステーションの机上にすべり降りてきた搬送容器の容器が前記梱包ステーションの机の上に載せられ、該搬送容器の前記ハンガーを揺動させると前記フックが取り外せる高さに設定されている
ことを特徴とする商品ピッキング設備における荷卸し装置。 - 前記可動シュートは、エアシリンダで吊り下げられており、該エアシリンダは、可動シュート上を前記搬送容器が自由すべりしていない状態で可動シュートを上方に引き上げ、可動シュート上を前記搬送容器が自由すべりして、前記ストッパで止められたときは可動シュートの下降を許容するものであり、
前記エアシリンダには前記搬送容器の重量の軽重に拘らず下降速度がほぼ一定になる流量制御機構が組み込まれている
ことを特徴とする請求項1記載の商品ピッキング設備における荷卸し装置。 - 前記可動シュートが、左右一対に設けられており、いずれも前記傾斜レールの先端に接続され、左右いずれの可動シュートも、1個の搬送容器を自由すべりさせている時は、次の搬送容器の進入を阻止し、他方の可動シュートに搬送容器を進入させる交互切出し機構を備えている
ことを特徴とする請求項2記載の商品ピッキング設備における荷卸し装置。 - 前記搬送容器に取付けられた、固有の容器NO. オーダされた商品情報、商品投入の有無、分岐指令を含むオーダ情報を記録するIDタグと、前記梱包ラインの分岐部に取付けられた、前記IDタグを読み取るIDタグリーダーと、前記IDタグリーダーで読み取ったIDタグの分岐指令に基づき、前記分岐装置を作動させて該搬送容器を梱包シュートラインに分岐させる物流システム計算機とを備える
ことを特徴とする請求項1記載の商品ピッキング設備における荷卸し装置。
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