JP4312661B2 - L型金具 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば土台と柱などの構成である横木と縦木との接合部に、その結合を強化するために取り付けられるL型金具に関する。
従来、例えば土台と柱などの構成である横木と縦木との接合部には、この結合を強化するために平板状の板材をL字形状にほぼ90°に折曲げて2片からなるL型金具が用いられて、このL型金具の2片が横木と縦木との接合部のコーナ部を含む各一面に当接されてからボルト、ビス又は釘などの固定具により横木と縦木に取り付け固定されている。
しかし、単なるL字形状に折曲げたL型金具では、L型金具のコーナ部が強度的に弱いために、L型金具のコーナ部に前記2片に亘って前記コーナ部の内側に膨らむリブを設けたり、前記2片の端縁に繋がった側板を設けたりして補強している(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開平9−256476号公報 実開昭53−139112号公報
ところで、従来のL型金具においては、単なるL字形状に折曲げたL型金具では、前述したようにL型金具のコーナ部が強度的に弱いという問題点があった。
また、コーナ部にリブを設けたL型金具や、2片の端縁に繋がった側板を設けたL型金具では、リブや側板を設けるために製作コストが高くなるという問題点があった。また、前記リブや側板が邪魔して複数のL型金具同士を重ねて収納することができないので嵩張る、つまり収納性、保管性が悪いという問題点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
この発明のL型金型は、横木と縦木との接合部に取り付けられるL型金具において、
平板状の板材をほぼ90°の角度で折曲げ形成して、前記横木の一面に当接する横木当接面を備えた平板状の第1片と、前記縦木の一面に当接する縦木当接面を備えた平板状の第2片と、からなるL型金具本体部と、
前記L型金具本体部のコーナ部に突き当てて前記第1片の横木当接面の反対面に当接する第1片当接面を備えると共に前記L型金具本体部の板厚以上の厚さを有する平板状の補強金具部と、
から構成し、
前記第1片と補強金具部との間に合板を介して取り付ける構成とすることを特徴とするものである。
また、この発明のL型金型は、前記L型金型において、前記補強金具部を複数個、備えて構成することが好ましい。
また、この発明のL型金型は、前記L型金型において、前記補強金具部を、前記L型金具本体部の第1片から延材して180°折曲げて形成することが好ましい。
また、この発明のL型金型は、前記L型金型において、前記L型金具本体部の第1片と第2片に、それぞれ複数の貫通孔を設けると共に、第1片の貫通孔の数を第2片の貫通孔の数と同じかそれ以上に設け、前記補強金具部に前記第1片の貫通孔と対応する貫通孔を設けることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、L型金具は、L型金具本体部の板厚以上の厚さを有する補強金具部をL型金具本体部のコーナ部に突き当てるので、簡単な構造でL型金具のコーナ部を強度的に強くすることができ、しかも、従来のようなリブや側板を設ける必要がないので、製作コストを安価にすることができ、複数のL型金具を重ね合わせることができるために収納性、保管性を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2を参照するに、第1の実施の形態に係るL型金型1は、例えば土台と柱などの構成である横木3と縦木5との接合部7のコーナ部7Aに取り付けられて前記接合部7の結合を強化するため補強金具であり、横木3と縦木5との各一面に当接されるL字形状をなすL型金具本体部9と、このL型金具本体部9の特にコーナ部11を含めて補強するための補強金具部13と、から構成されている。なお、L型金具本体部9及び補強金具部13は、鉄あるいはステンレスなどの金属金具である。
より詳しくは、上記のL型金具本体部9は、図2に示されているように、板厚dが例えば1.2mmの平板状の鉄製板材をほぼ90°の角度で折曲げてL字形状に形成して、横木3の一面に当接する横木当接面15を備えた平板状の第1片17と、縦木5の一面に当接する縦木当接面19を備えた平板状の第2片21と、から構成されている。
第1片17及び第2片21における折曲げ線に直交する方向の長さL,Lは、この実施の形態では第2片21の長さLの方が第1片17の長さLより大きく(L>L)形成しているが、特に限定されない。
また、上記の第1片17と第2片21には、それぞれ、例えば固定具としてのビス23を挿通して横木3及び縦木5に取り付け固定するための複数の貫通孔25,27が設けられている。実際には第1片17にかかる荷重が第2片21にかかる荷重より大きいので、第1片17の貫通孔25の数が第2片21の貫通孔27の数と同じかそれ以上に設けられていることが望ましく、少なくとも3個以上の貫通孔25,27が設けられることが望ましい。図1及び図2では、第1片17に6個の貫通孔25が設けられ、第2片21に5個の貫通孔27が設けられている。
上記の補強金具部13について詳しくは、図2に示されているように、L型金具本体部9の板厚以上の厚さdを有している。この実施の形態では、補強金具部13の厚さdは、例えばL型金具本体部9の板厚dと同じ厚さの1,2mm、あるいは2.3〜3.2mmなどの種々の厚さにしている。しかも、補強金具部13は、図1及び図3に示されているように、L型金具本体部9のコーナ部11に突き当てて前記第1片17の横木当接面15の反対面に当接する第1片当接面29が備えられている。
また、上記の補強金具部13には、補強金具部13がL型金具本体部9のコーナ部11に突き当てられた状態で、L型金具本体部9の第1片17の貫通孔25と対応する同じ数の貫通孔31が設けられている。
上記構成により、図2に示されているように、L型金具本体部9が横木3と縦木5のコーナ部7Aに突き当てられるようにして第1片17の横木当接面15と第2片21の縦木当接面19を横木3と縦木5の各面に当接される。次いで、L型金具本体部9の板厚d以上の厚さdを有する補強金具部13がL型金具本体部9のコーナ部11に突き当てられるようにして第1片当接面29が前記第1片17に当接され、各貫通孔25,27,31に固定具としての例えばビス23を挿通して横木3及び縦木5に取り付け固定されるので、簡単な構成であるが、特にL型金具本体部9のコーナ部11にかかる荷重を確実に補強することができる。
言い換えれば、補強金具部13の貫通孔31をL型金具本体部9の第1片17の貫通孔25に対応するように合わせて例えばビス23で横木3に取り付け固定すると、自動的に補強金具部13がL型金具本体部9のコーナ部11に突き当てられることになり、L型金具本体部9のコーナ部11にかかる荷重が補強金具部13で確実に補強されることになる。
なお、前述した実施の形態では、1枚の補強金具部13を使用した例で説明したが、2枚以上の補強金具部13を重ねてビス23で取り付け固定しても構わない。
図4を参照するに、この発明の第2の実施の形態のL型金型33としては、前述した第1の実施の形態のL型金型1においてL型金具本体部9の第1片17と補強金具部13との間に、比較的厚手の合板35を介在したものである。なお、L型金具本体部9の第2片21については前述した実施の形態と同様である。
この場合もやはり、特に前記合板35がL型金具本体部9のコーナ部11に突き当てられるようにして第1片17に当接されてビス23で取り付け固定される。なお、この取り付け例としては、例えば図4に示されているように第1片17がビス23で横木3に固定された後に、補強金具部13が合板35の上に載せられて第1片17、合板35および補強金具部13が別のビス23で取り付け固定されるようにできる。この場合は、ビス23の長さを変えずに同じサイズのビス23で固定することができるという効果がある。なお、ビス23の長さを長くすることも可能である。
図5及び図6を参照するに、この発明の第3の実施の形態のL型金型37としては、前述した第1の実施の形態のL型金型1における補強金具部13が、前記L型金具本体部9の第1片17から延材して180°折曲げて補強金具片39として前記L型金具本体部9に一体的に形成されたものである。他は第1の実施の形態のL型金型1と同様である。
この例で重要なことは、補強金具片39の折曲げ線に直交する方向の先端面が、L型金具本体部9の第1片17と第2片21のコーナ部11にほぼ当接される状態となることである。そして、第1片17と補強金具片39には複数の貫通孔25,31が前記両片17,39に貫通して設けられている。なお、この第3の実施の形態のL型金型37の作用は、前述した第1の実施の形態の場合とほぼ同様であるが、補強金具片39がL型金具本体部9と一体的であるので第1の実施の形態のL型金型1の場合より取扱いが簡単である。
以上のことから、この発明のL型金具1,33,37は、簡単な構造でコーナ部11を強度的に強くすることができ、しかも、従来のようなリブや側板を設ける必要がないので、製作コストを安価にすることができ、複数のL型金具1,33,37を重ね合わせることができるために収納性、保管性を向上させることができる。
この発明の第1の実施の形態のL型金具の取り付け完成状態を示す斜視図である。 この発明の第1の実施の形態のL型金具が取り付けられる状態と、各構成部材を示す斜視図である。 図1におけるL型金具の固定具による取り付け固定状態を示す縦断面図である。 この発明の第2の実施の形態のL型金具の固定具による取り付け固定状態を示す縦断面図である。 この発明の第3の実施の形態のL型金具の斜視図である。 この発明の第3の実施の形態のL型金具の固定具による取り付け固定状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 L型金型
3 横木
5 縦木
7 接合部
7A コーナ部(接合部7の)
9 L型金具本体部
11 コーナ部(L型金具本体部9の)
13 補強金具部
15 横木当接面
17 第1片
19 縦木当接面
21 第2片
23 ビス(固定具)
25 貫通孔
27 貫通孔
29 第1片当接面
31 貫通孔
33 L型金型
35 合板
37 L型金型
39 補強金具片

Claims (4)

  1. 横木と縦木との接合部に取り付けられるL型金具において、
    平板状の板材をほぼ90°の角度で折曲げ形成して、前記横木の一面に当接する横木当接面を備えた平板状の第1片と、前記縦木の一面に当接する縦木当接面を備えた平板状の第2片と、からなるL型金具本体部と、
    前記L型金具本体部のコーナ部に突き当てて前記第1片の横木当接面の反対面に当接する第1片当接面を備えると共に前記L型金具本体部の板厚以上の厚さを有する平板状の補強金具部と、
    から構成し、
    前記第1片と補強金具部との間に合板を介して取り付ける構成であることを特徴とするL型金具。
  2. 前記補強金具部を複数個、備えて構成してなることを特徴とする請求項1記載のL型金具。
  3. 前記補強金具部を、前記L型金具本体部の第1片から延材して180°折曲げて形成してなることを特徴とする請求項1記載のL型金具。
  4. 前記L型金具本体部の第1片と第2片に、それぞれ複数の貫通孔を設けると共に、第1片の貫通孔の数を第2片の貫通孔の数と同じかそれ以上に設け、前記補強金具部に前記第1片の貫通孔と対応する貫通孔を設けてなることを特徴とする請求項1,2又は3記載のL型金具。
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