JP4312174B2 - 階層構造表示装置、階層構造表示方法、階層構造表示システム、クライアント端末、階層構造表示サーバ、並びに、階層構造表示プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
これにより、多くの部署の担当者が関係する1つのプロジェクトについて、各部署の立場から見た複数種類のWBSを定義・参照することを可能とした。
この解決方法の一例として、ユーザの選択操作に応じて、タスク構造の簡略表示ができることが望ましく、一般には、ユーザが特定のタスクを選択しクリックすると、そのタスクの下位の階層にあるタスクをすべて隠す(折り畳む)方法が用いられている。
また、表示形態についても、下位をすべて折り畳んで隠すか見せるかの限られた選択しかできず、ユーザにとっては柔軟性に欠けたものである。
請求項5に記載の発明は、階層的な木構造を表す複数のノードに関する情報を基に階層構造を表示する階層構造表示装置において、前記階層構造中の指定されたノードを起点とする階層レベルによって指定された範囲内のノードについては、木構造により階層構造を表示し、前記指定された範囲外のノードについては、該ノードと同じ階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて表示することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の階層構造表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
また、その際、ユーザが着目しているノードを起点に多様な表示形態を選択できるので、ユーザにとって自然で柔軟な選択ができる。
本発明において階層構造は、階層構造のトップノード(ルートとも言う)を始点とした木構造で表現し、図1や図2に示したような形式で表示されるものである。
例えば、図1は、トップノードを上位におき、下位階層に行くにしたがって下方へ伸ばすように表示している。トップノードとして、「文書管理システムの開発」であり、その下位階層に「検索システムの開発」と「DBMSの研究」がある。また、「検索システムの開発」の下位階層としては、「要求分析」、「概要設計」、「詳細設計」、「コーディング」、「テスト」の各ノードがある。
以下の実施形態の説明では、図1の形態で階層構造を表示するものとするが、図2の形態であってもそのまま適用することができる。また、階層構造としてタスクの階層を使って説明するが、それに限定されるものではない。
図3は、本発明の実施形態1に係る階層構造表示装置の機能構成を示すブロック図であり、同図において、階層構造表示装置は、一般的な階層構造の表示機能および操作機能を備え、登録手段11、階層構造記憶手段12、表示対象構造抽出手段13、抽出構造記憶手段14、階層構造表示手段15、表示モード指示手段16からなっている。
階層構造記憶手段12は、ハードディスクのような大容量の記憶装置に格納されており、各ノードごとに少なくとも図4に示すような次のデータ項目を管理する。
ノード名称:ノードを簡潔に表現する名称である。このデータ項目は必須項目である。
上位ノードID:このノードの上位階層のノードの識別子である。このノードがトップ階層であれば(ルートノードという)、上位ノードは存在しないので、ゼロが設定される。このデータ項目は必須項目である。
下位ノードID:このノードの下位階層のノードの識別子である。複数のノードがある場合には、ノードIDのリストで表される。また、下位階層にノードが存在しない場合には、ゼロが設定される。このデータ項目は必須項目である。
内容:このノードの説明文等、例えば、タスクの時には仕事のスケジュール、作業人員や内容説明等である。このデータ項目は省略可能である。
また、ID=17のノードは、上位ノードID=0であるからルートノードであり、また、下位ノードID=0であるから下位のノードも持っていない。したがって、ID=17のノードはまだ未分化のノードであることがわかる。
最初に、ユーザは階層構造が階層構造記憶手段12に登録されていないときには、階層構造表示装置の稼動開始後、ノード入力メニューを選択してノードについての種々のデータを入力しなければならない。
登録手段11は、「OK」ボタンが押されると、ゼロでないノードの識別子(ID)を生成し、この生成したIDと、入力された「ノード名称」、「上位ノードID(トップノードの登録の時にはゼロ)」、「内容」および下位ノードIDとしてゼロとを対応付けて階層構造記憶手段12へ登録する。
例えば、ユーザは、下位ノードを追加したいときには、追加する上位ノードのノード名称をマウスの左ボタンでクリックして選択状態にし、マウスの右ボタンで表示されるメニューからノード追加を選択する。
この場合には、図5の登録画面には、選択状態にあるノードの名称が上位ノードとして表示され、追加されるノード名称と内容を入力して、「OK」ボタンを押す。
登録手段11は、「OK」ボタンが押されると、ゼロでないノードの識別子(ID)を生成し、この生成したIDと、入力された「ノード名称」、「上位ノードID」、「内容」および下位ノードIDとしてゼロとを対応付けて階層構造記憶手段12へ登録する。
また、登録手段11は、送られてきた「上位ノードID」がゼロでない(ルートノードの登録でない)場合、「上位ノードID」で示されるノードの「下位ノードID」に登録されたノードIDを追加して、階層構造記憶手段12を更新する。
表示対象構造抽出手段13は、起動されると、階層構造記憶手段12を参照して、ルートノードのノード名称とノードIDを抽出して、ノード名称のリストからなる選択画面を表示装置へ表示させる。このとき、階層構造記憶手段12に登録されているすべてのノードを抽出して、ノード名称リストとして表示するようにしてもよい。
また、後述するが、フラグはすべて「0」、即ち、「標準表示」とする。
抽出されたノードに関する階層構造は、図6に示すようなデータ項目によって抽出構造記憶手段14に記憶される。
ノード名称:ノードを簡潔に表現する名称であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
上位ノードID:このノードの上位階層のノードの識別子であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
下位ノードID:このノードの下位階層のノードの識別子であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
内容:このノードの説明文等、例えば、タスクの時には仕事のスケジュール、作業人員や内容説明等であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
フラグ:このノードが要約表示の対象となる場合にはフラグを「1」とし、要約表示でなく標準表示の場合にはフラグを「0」とする。
まず、ユーザは、「要約表示」モードで表示したい階層の上位のノードをマウスの左ボタンでクリックして選択状態にし、マウスの右ボタンで表示されるメニューから「要約表示」を選択する。
表示モード指示手段16は、「要約表示」が選択されると、指定されたノードのフラグを「1」とし、抽出構造記憶手段14を更新する。
表示モード指示手段16は、「標準表示」が選択されると、指定されたノードのフラグを「0」とし、抽出構造記憶手段14を更新する。
例えば、「要約表示」モードは、直下の階層のノードの数を多角形の辺の数に例え、その多角形の内部に直下の階層のノードの名称を記述する。
(1)ノード数=1のときは、線分の上にノード名称を記述する(A)。
(2)ノード数=2のときは、平行線分の間に2つのノード名称を記述する(B)。
(3)ノード数=3のときは、三角形の中に3つのノード名称を記述する(C)。
(4)ノード数=4のときは、台形の中に4つのノード名称を記述する(D)。
(5)ノード数=5のときは、五角形の中に5つのノード名称を記述する(E)。
(6)ノード数=6以上のときは、円形の中にノード名称を記述する(F)。
また、上記ではノード数が6以上の場合に円形を使うようにしているが、これも適宜変更してもよい。
このような表示方法により、コンパクトに複数のノードを一つのノードに集約して表示でき、かつ標準表示とは異なる形状をとっているので一目で見分けがつき、また一見して下位階層のノードの数が読み取れるようになる。
例えば、図8〜図13は、「標準表示」モードから「要約表示」モードに変る場合について、下位階層のノードが5つのときの表示の変化を示している。
「検索システムの開発」のノードを選択して「要約表示」モードにすると(図8)、下位階層のノード名称が集められ(図9)、五角形の各辺によってだんだんと組み立てられて囲まれ(図10,11,12)、最後は五角形の中に5つのノード名称が囲まれた形になって要約表示が完成する(図13)。
また、「要約表示」モードから「標準表示」モードへの変化は、上述した手順を反対に辿るようにすればよい。
この階層構造の表示は、抽出構造記憶手段14に格納されたノードの上位階層から「標準表示」モードとして表示されるが、要約表示フラグが「1」の場合には、抽出構造記憶手段14を参照して、このノードの下位階層のノード名称と下位階層のノード数を取得し、下位階層にあるノード名称を内部に列挙した、ノード数と同数の辺を有する多角形で一つのノードとして表すように表示する。ノード数が所定数より多いときには、多角形とせずに円形を使って表示する。この所定数は、適宜変更することができるが、六角形以上は円形に近いためこの所定数を6とするのがよい。
また、この要約表示をアニメーション表示によってもよい。
ユーザはノードの名称、内容などとともにノードの階層構造を指定して、階層構造記憶手段12へ登録する(ステップS1、S2)。
例えば、ノード入力メニューを選択すると、ノード登録画面が表示されるのでルートノードの名称「文書管理システムの開発」と必要ならば「内容」を入力して「OK」ボタンを押すと、ルートノードが登録される。次に、ルートノードの下位階層として「検索システムの開発」を追加する場合には、ノード「文書管理システムの開発」の上で右クリックし、表示される選択メニューの中から「ノードの追加」を指定すると、新しい下位ノードを入力する登録画面が表示され、新しいノードの名称「検索システムの開発」や内容などの情報を入力する。これにより入力あるいは追加されたノードにより、階層構造記憶手段12に階層構造が構築される。
このために、ユーザが対象構造選択メニューを選択すると、階層構造記憶手段12に記憶されたノードのうち、ルートノードのノード名称とノードIDを抽出して、ノード名称のリストからなる選択画面を表示装置へ表示させる。このとき、階層構造記憶手段12に登録されているすべてのノードを抽出して、ノード名称リストとして表示するようにしてもよい。
ユーザがノード名称のリストから所望のノード名称を選択して、「OK」ボタンを押すと、この選択されたノード名称に対応するノードの識別子をトップノードとしたすべての下位階層のノードを取り出して抽出構造記憶手段14へ複写する。
例えば、図4では、トップノードとして「文書管理システムの開発」と「スケジュール管理システムの開発」があるが、ユーザが「文書管理システムの開発」を選択すると、ノードIDが1乃至16であるノードを抽出する。
図1の場合、ノード「検索システムの開発」が選択されて、要約表示が指定されると、このノードの下位階層のノード名称とノードの数とを取得し、下位階層にある複数のノード名称を内部に列挙した、ノード数と同数の辺を有する多角形のノードを表示する。さらに、標準表示から要約表示に切り替える時に、少しずつアニメーション表示で変化させるように表示してもよい。
このように、ノード「検索システムの開発」を要約表示すると、他のノードは標準表示のままで図17に示すような形態に表示される。
このような表示方法により、コンパクトに複数のノードを一つのノードに集約して表示でき、かつ標準表示とは異なる形状をとっているので一目で見分けがつき、また一見して下位階層のノードの数が読み取れるようになる。
実施形態1では、ノードを指定してそのノードの下位階層部分を要約表示するようにしているため、階層構造の一部分のみを表示させたいときにも不要な部分でも表示されていた。本実施形態2では、ユーザが指定したノードを中心とした周囲の階層のみを表示させて、階層構造の簡略表示ができるようにした。
ノード名称:ノードを簡潔に表現する名称であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
上位ノードID:このノードの上位階層のノードの識別子であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
下位ノードID:このノードの下位階層のノードの識別子であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
内容:このノードの説明文等、例えば、タスクの時には仕事のスケジュール、作業人員や内容説明等であり、階層構造記憶手段12から複写されたデータである。
フラグ:このノードが省略表示の対象となる場合にはフラグを「2」とし、省略表示でない場合にはフラグを「0」とする。
「子」:選択したノードと選択したノードの子ノードが表示される。
「孫」:選択したノード、選択したノードの子ノードと孫ノードが表示される。
「親」:選択したノードと選択したノードの親ノードが表示される。
「祖先」:選択したノードと選択したノードの祖先ノードが表示される。
「自身」:選択したノードが表示される。
「全体」:すべてのノードが表示される。
例えば、図1に示した階層構造において、ノード「文書管理システムの開発」で「子」までのノードを表示させたいときには、図20に示したようにノード「文書管理システムの開発」を選択し、表示レベルのうち「子」を選択する。これにより、抽出構造記憶手段14は図21のように「フラグ」が更新される。
階層構造表示するときに、トップノードとして表示されるノードより上位にノードがある場合、あるいは、最下位ノードとして表示されるノードより下位にノードがある場合には、上位あるいは下位にノードがあることがわかるような階層表示を行う。
ユーザはノードの名称、内容などとともにノードの階層構造を指定して、階層構造記憶手段12へ登録し(ステップS11、S12)、階層構造の表示をさせるためのトップノードをユーザが指定すると、その指定されたトップノードとその下位階層のノードをすべて抽出して抽出構造記憶手段14へ格納する(ステップS13)。
このステップS11、S12、S13は、図14のステップS1、S2、S3と同じものである。
ユーザがノードを左ボタンで選択状態にし、右ボタンで表示されるメニューから表示レベルを選択すると(ステップS15/YES)、表示レベルで表示するように指定されたノードの「フラグ」を「0」とし、それ以外のノードの「フラグ」を「2」として(ステップS16)、ステップS14へ戻って階層構造を再表示させる。
実施形態1では、指定されたノードのみ要約表示がされるが、指定されたノードの下位の階層は標準表示のままであった。階層構造の途中で要約表示するのであれば、それ以下の階層構造も概略わかればよいはずである。また、実施形態2の簡略化表示では、表示された構造を要約表示することはできなかった。
ユーザは、実施形態2と同様にして、表示させたい範囲(「周囲」、「子」、「孫」、「親」、「祖先」、「自身」、「全体」)を表示レベルで指示する。
表示レベル指示手段17は、次の処理を行って、表示させたい範囲にあるノードとそれ以外のノードを区別したフラグを抽出構造記憶手段14に設定する。
(2)表示レベルで指示された表示範囲内のノードのうち最下層のノードを除いたノードのフラグに「0」を設定する。
(1)フラグが「0」のノードについては「標準表示」で表示する。
(2)フラグが「0」のノードと兄弟関係にあるノードについても「標準表示」で表示する。
(3)フラグが「1」のノードのうち、要約表示のトップノードであれば、「標準表示」で表示し、それ以下の下位構造のノードは「要約表示」で表示する。
(2)その子ノード「検索システムの開発」と「DBMSの研究」のフラグは「1」であるが、要約表示を開始するトップノードであるから「標準表示」される。
(3)ノード「検索システムの開発」と「DBMSの研究」の子ノードについては、ノード「検索システムの開発」と「DBMSの研究」のフラグが「1」であるから「要約表示」がされる。
(4)ノード「検索システムの開発」の子ノードのフラグが「1」であるから、孫ノード「アンケート」、「インタビュー」、「観察」を1つの要約表示とし、また、「サーバ」、「クライアント」も1つの要約表示となる。
また、実施形態3の変形例として、表示レベルで指定された表示範囲から遠いノードを省略表示するようにしてもよい。この場合には、指定された表示範囲の直下の階層のノードおよび表示時範囲の直上の階層のノードについてだけ要約表示し、それ以外の範囲にあるノードは省略表示にする。
(2)表示レベルで指示された表示範囲内のノードのうち最下層のノードを除いたノードのフラグに「0」を設定する。
(3)表示レベルで指示された表示範囲内のノードのうち最上層のノードと兄弟間系にあるノードのフラグには「0」を設定する。
(4)表示レベルで指示された表示範囲内のノードのうち最下層のノードのフラグに「1」を設定する。
(5)表示レベルで指示された表示範囲内のノードのうち最上層のノードの上に2階層以上ある場合には、2階層上のノードのフラグに「1」を設定する。
また、表示レベルで指示された表示範囲内のノードのうち最上層のノードの上に1階層しかない場合には、その階層のノードのフラグに「0」を設定する。
(1)フラグが「0」のノードについては「標準表示」で表示する。
(2)フラグが「1」のノードについては、自身については「標準表示」として、そのノードの1階層下を「要約表示」にする。
(3)フラグが「2」のノードについては、「省略表示」する。
省略表示したときに、直上の階層および直下の階層に省略したノードがあれば、省略したことがわかる印をつけて表示する。
以下の実施形態では、実施形態3の構成を用いて説明するが、他の実施形態であっても同様に構成することができる。
図29は、本実施形態4に係る階層構造表示システムの構成を示すブロック図であり、同図において、階層構造表示システムは、複数のクライアント端末10とサーバ20とがネットワークで接続されている。
クライアント端末10は、ネットワークへの接続インタフェースと、キーボードやマウス等の入力装置と、階層構造を表示する表示装置を備えたコンピュータで構成される。このクライアント端末10では、サーバ20の制御手段19を介して、上記実施形態で説明した登録手段11、表示対象構造抽出手段13、表示レベル指示手段17、階層構造表示手段15とのユーザインタフェースが稼動している。
この制御手段19は、クライアント端末10とサーバ20との対応付けを行うとともに、クライアント端末10からの要求を受信して、該当する機能を起動したり、処理結果をクライアント端末10へ返信する。
サーバ20では、受信した登録要求を制御手段19を介して登録手段11へ渡し、階層構造記憶手段12へ登録・更新を行う。
サーバ20では、受信したルートノードを制御手段19を介して、表示対象構造抽出手段13に渡し、表示対象構造に対するノードの情報を階層構造記憶手段12から抽出構造記憶手段14へ複写する。その後、抽出した階層構造を階層構造表示手段15で表示形態に変換して、各ノードの名称、ノードID、ノードの画面上での位置と表示形態とをクライアント端末10へ返信する。
このように構成することにより、実施形態4をクライアントサーバシステムとして運用することができる。
また、上述の階層構造記憶手段をサーバで管理し、階層構造の入力処理や表示処理をクライアント端末で行うようにしてもよい。
図30は、本実施形態5に係る階層構造表示システムの構成を示すブロック図であり、同図において、階層構造表示システムは、複数のクライアント端末10とサーバ20とがネットワークで接続されている。
また、クライアント端末10では、登録されたルートノードのノード名称の参照要求や表示対象の階層構造の抽出要求をサーバ20へ送って、サーバ20では要求にしたがって階層構造記憶手段12から取り出したデータをクライアント端末10へ送り返してくる。
クライアント端末10では、送り返されたデータを基に階層構造の表示とその操作を行うことができる。
このように構成することによって、実施形態5をクライアントサーバシステムとして運用することができる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態の階層構造表示装置、階層構造表示システム、クライアント端末やサーバを構成する各機能をそれぞれプログラム化して、予め記録媒体に書き込んでおき、この記録媒体に記録されたこれらのプログラムをそれぞれのコンピュータに備えられたメモリあるいは記憶装置に格納し、そのプログラムを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
Claims (13)
- 階層的な木構造を表す複数のノードに関する情報を基に階層構造を表示する階層構造表示装置において、前記階層構造中のノードが指定された場合、前記指定されたノードの直下の階層にある複数のノードを、前記指定されたノードの直下の階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示することを特徴とする階層構造表示装置。
- 階層的な木構造を表す複数のノードに関する情報を基に階層構造を表示する階層構造表示装置において、前記階層構造中の指定されたノードを起点とする階層レベルによって指定された範囲内のノードについては、木構造により階層構造を表示し、前記指定された範囲外のノードについては、該ノードと同じ階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて表示することを特徴とする階層構造表示装置。
- 請求項1または2に記載の階層構造表示装置において、前記ノードの数が所定以上の場合には、多角形ではなく円形を用いることを特徴とする階層構造表示装置。
- 階層的な木構造を表す複数のノードに関する情報を基に階層構造を表示する階層構造表示方法において、前記階層構造中のノードが指定された場合、前記指定されたノードの直下の階層にある複数のノードを、前記指定されたノードの直下の階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示することを特徴とする階層構造表示方法。
- 階層的な木構造を表す複数のノードに関する情報を基に階層構造を表示する階層構造表示装置において、前記階層構造中の指定されたノードを起点とする階層レベルによって指定された範囲内のノードについては、木構造により階層構造を表示し、前記指定された範囲外のノードについては、該ノードと同じ階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて表示することを特徴とする階層構造表示方法。
- ユーザが階層構造を形成するノード情報の入力と、該階層構造の表示を行うクライアント端末と、ノード情報の管理と階層構造の表示形態を作成する階層構造表示サーバとをネットワークで接続した階層構造表示システムにおいて、前記クライアント端末は、階層構造を形成するノード情報や、前記階層構造中のノードの指示を前記階層構造表示サーバへ送信して、階層構造として表示するための情報を受信して表示装置へ表示し、前記階層構造表示サーバは、前記クライアント端末から指定されたノードの直下の階層にある複数のノードを、前記指定されたノードの直下の階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示するための情報を、前記クライアント端末へ返信することを特徴とする階層構造表示システム。
- ユーザが階層構造を形成するノード情報の入力と、該階層構造の表示を行うクライアント端末と、ノード情報の管理と階層構造の表示形態を作成する階層構造表示サーバとをネットワークで接続した階層構造表示システムにおいて、前記クライアント端末は、階層構造を形成するノード情報や、階層構造のうち表示させたい部分構造の表示範囲を前記階層構造表示サーバへ送信して、階層構造として表示するための情報を受信して表示装置へ表示し、前記階層構造表示サーバは、前記クライアント端末から指定された表示範囲内のノードについては、木構造により階層構造を表示し、前記表示範囲外のノードについては、該ノードと同じ階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示するための情報を、前記クライアント端末へ返信することを特徴とする階層構造表示システム。
- ノード情報の管理と階層構造の表示形態を作成する階層構造表示サーバとネットワークで接続して、前記階層構造の表示を行うクライアント端末において、階層構造を形成するノード情報や、前記階層構造中のノードの指示を前記階層構造表示サーバへ送信し、前記階層構造表示サーバから返信された、前記指定したノードの直下の階層にある複数のノードを、前記指定されたノードの直下の階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示するための情報に基づいて、表示装置へ表示することを特徴とするクライアント端末。
- ノード情報の管理と階層構造の表示形態を作成する階層構造表示サーバとネットワークで接続して、前記階層構造の表示を行うクライアント端末において、階層構造を形成するノード情報や、階層構造のうち表示させたい部分構造の表示範囲を前記階層構造表示サーバへ送信し、前記階層構造表示サーバから返信された、前記指定された表示範囲内のノードについては、木構造により階層構造を表示し、前記表示範囲外のノードについては、該ノードと同じ階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示するための情報に基づいて、表示装置へ表示することを特徴とするクライアント端末。
- ユーザが階層構造を形成するノード情報の入力と、該階層構造の表示を行うクライアント端末をネットワークで接続して、ノード情報の管理と階層構造の表示形態を作成する階層構造表示サーバにおいて、前記クライアント端末から指定されたノードの直下の階層にある複数のノードを、前記指定されたノードの直下の階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示するための情報を、前記クライアント端末へ返信することを特徴とする階層構造表示サーバ。
- ユーザが階層構造を形成するノード情報の入力と、該階層構造の表示を行うクライアント端末をネットワークで接続して、ノード情報の管理と階層構造の表示形態を作成する階層構造表示サーバにおいて、前記クライアント端末から指定された表示範囲内のノードについては、木構造により階層構造を表示し、前記表示範囲外のノードについては、該ノードと同じ階層にある複数のノードの名称を内部に列挙した、ノードの数と同数の辺を有する多角形で表した一つのノードに置き換えて階層構造を表示するための情報を、前記クライアント端末へ返信することを特徴とする階層構造表示サーバ。
- コンピュータを、請求項1乃至3のいずれかに記載の階層構造表示装置、または、請求項6または7に記載の階層構造表示システム、または、請求項8または9に記載のクライアント端末、または、請求項10または11に記載の階層構造表示サーバとして機能させるための階層構造表示プログラム。
- 請求項12に記載の階層構造表示プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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