JP4312106B2 - 記録再生装置、その方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、受信した放送映像データを記録媒体に記録し、また当該記録媒体から放送映像データを読み出して出力する記録再生装置、その方法、記録再生装置の機能を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
今日では放送のデジタル化が進み、2000年のBSデジタル放送開始、2002年の110°CSデジタル放送開始に続き、2003年12月には関東・中京・近畿の三大広域圏において地上デジタル放送が開始された。地上デジタル放送は他地域においても順次開始され、2006年末までに全国主要都市での放送開始が予定されている。
このデジタル放送においては、ハイビジョン放送をはじめとした高画質・高音質放送や、データ放送、双方向放送を用いた新しい放送形態が実現できるため、その普及が期待されている。
しかしながら、放送インフラの整備やデジタル放送受信機の普及は短期間には完了しないため、当面は従来のアナログ放送と並行しての運用となる。そこでアナログ放送視聴者に影響を与えないため、またデジタル放送への移行を促進するため、デジタル放送とアナログ放送で同一の番組を同一時間帯に放送する、いわゆるサイマル放送が行われていることが多い。
ところで、デジタル放送はその強力な誤り訂正機能を生かし、降雨や電界強度低下などの受信状況が悪化したとしても、ある程度の範囲であればエラーを訂正することができるため、ゴーストやノイズが発生しにくいという特長があり、デジタル放送の高画質化に貢献している。しかしながら、受信状況がさらに悪化し誤り訂正能力の限界を超えると、ブロックノイズの発生など受信画質が急激に低下するという欠点を併せ持っている。
一方のアナログ放送では、受信状態が悪化すると容易にゴーストやノイズが受信画像に発生し、受信状態の悪化に伴って受信画質の低下程度は増大する。しかしながら、デジタル放送のように受信画質の急激な低下は発生せず、ある程度の画質での視聴が可能である。
そこで、選局中のデジタル放送の受信状態が悪化した場合に、サイマル放送が存在すれば自動的にアナログ放送へ切り替えて受信を続行する技術が提案されている。
例えば、特許文献1においては、デジタル放送用チューナおよびアナログ放送用チューナの両チューナを備えており、サイマル放送が存在する場合にはあらかじめ両チューナの選局を行っている。また、デジタル放送受信における誤り訂正のエラーレートを監視しておき、このエラーレートが予め設定したあった基準値を超えた場合に、アナログ放送に切り替えて受信を続行するようにしている。アナログ放送に切り替えた後でも、エラーレートが基準値を下回れば元のデジタル放送へ切り替えなおしている。
この特許文献1では、サイマル放送が行われているか否かの判定は、デジタル放送波によって送出されている、デジタル放送と同じ内容の番組を放送しているアナログ放送のチャンネルの対応関係を表すチャンネルマップ情報に基づく方法、また、工場出荷時に設定されたチャンネルマップ情報に基づく方法、およびアナログ放送からの映像・音声信号とデジタル放送からの映像・音声信号のそれぞれの信号の相関度を検出し、同じ番組であるかどうかを判定する方法が開示されている。
また、特許文献2においては、各局には同番組をデジタル放送とアナログ放送のサイマルキャストで行うために2チャンネル分の周波数が割り当てられており、デジタル放送と同じ内容を放送しているアナログ放送との対応付けは電子番組ガイドにより取得できるものとしている。そして、ユーザが選局したデジタル放送番組と、同時に放送を行っているアナログ放送番組を出力可能にしておいて、デジタル放送受信における誤り訂正のエラーレートが閾値を超えた場合に、アナログ放送に切り替えて受信を続行するとともに、その後エラーレートが低下した場合にはデジタル放送の受信状況が復帰したとしてデジタル放送に再度切り替えて受信している。
特開2001−128078号公報 特開2001−309272号公報
上述した特許文献1および特許文献2の技術では、デジタル放送の受信状態に応じて、デジタル放送とアナログ放送のうち、より良好な映像を出力することを目的としているので、放送映像の録画を行うときには、特許文献1あるいは特許文献2の放送受信機と、既存の映像記録装置を組み合わせることによって実現される装置によって映像データを記録することになる。
しかし、この装置で記録される映像データは、デジタル放送とアナログ放送が切り替えられた時点で分断されたものとなってしまう。特に、昨今普及が進んでいるHDDレコーダなど、ランダムアクセスが可能な媒体への記録を行った場合には、次のような問題が生じる。
記録した映像を再生視聴する際に、放送の切替点で再生が停止してしまい、続きを視聴するためには、記録された映像データの中から続きのコンテンツを探し出し、改めて再生操作をしなければならない。
すなわち、サイマル放送という同一の番組を録画したにもかかわらず、再生するときにひとつながりの一貫したコンテンツとして視聴することができない。
本発明は、上記の実情を考慮してなされたものであって、録画しようとする主たる放送の受信状態が悪化して録画不可能となっても、サイマル放送中の副たる放送の映像を活用し、コンテンツ再生の際にひとつながりの一貫したコンテンツとして視聴できるような記録再生装置、その方法、記録再生装置の機能を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
以下、「主たる放送」とは、例えば高画質のデジタルハイビジョン放送などであって、通常視聴あるいは記録しようとする放送のことをさすものとする。
また「副たる放送」とは、例えばサイマル放送中のデジタル、アナログ放送や1セグメント地上デジタル放送などであって、主たる放送の受信状況が悪化している際に代替的に利用する放送をさす。「副たる放送」は、「主たる放送」に比べて画質・付加価値等の面で劣っていることもありうる。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成とした。
本発明の記録再生装置は、主たる放送を受信する第一放送受信手段と、前記第一放送受信手段で受信している放送の関連放送を受信する、一つあるいは複数の第二放送受信手段と、前記放送受信手段のいずれかを選択的に用いるよう切り替える切替手段と、前記第一放送受信手段における受信品質、および、前記第一放送受信手段で受信している放送の関連放送が前記第二放送受信手段によって受信可能か否かに応じて前記切替手段を制御する制御手段と、前記切替手段による前記放送受信手段の切り替えが発生した場合、切り替えられた放送を映像データストリームとして記録するとともに、記録の過程で生成される複数の映像データストリームを連続的に再生するための再生管理情報を併せて記録する映像記録手段と、前記再生管理情報に従って、記録された映像データストリームを連続的に再生する映像再生手段と、を有している。
また、この記録再生装置において、再生すべき映像データストリームを一覧から選択するときには、記録時に生成された分断ストリームは一覧に表示しないような入力インタフェースをもたせるようにした。
また、上記の構成の記録再生装置において、前記第一放送受信手段および前記第二放送受信手段がともに受信している番組が同一番組であるときに、前記第一放送受信手段と前記第二放送受信手段が受信する映像データストリームの時間差を測定する測定手段を有し、前記映像再生手段は、前記測定手段で測定された時間差を相殺するように切り替えを行って出力するものであってもよい。
また、本発明は、コンピュータを、上述した構成の記録再生装置の切替手段、制御手段、映像記録手段および映像再生手段として能させるためのプログラムまたはそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても構成することができる。
本発明によれば、録画しようとする主たる放送の受信状態が悪化して録画不可能となっても、副たる放送で放送中の、当該放送に関連する番組の映像を活用し、コンテンツ再生の際にひとつながりの一貫したコンテンツとして視聴することが可能となる。
また、副たる放送を主たる放送のサイマル放送とした場合、録画しようとする主たる放送の受信状態が悪化して録画不可能のときには、副たる放送の映像を録画するようにして、主たる放送と副たる放送の記録品質の良好な部分をつないだ形の映像により、放送の切り替わりを意識することなくあたかも連続したコンテンツであるかのように視聴することが可能となる。
また、主たる放送およびサイマル放送中の副たる放送の記録と記録品質とをともに記録しておき、再生しようとするコンテンツの種類によって、記録品質のよい方を再生するようにして、視聴時の切り替わりによる記録品位の低下を引き起こすことなく出力することが可能となる。
また、放送番組と別の放送番組を関連付けておき、録画しようとする主たる放送の受信状態が悪化して録画不可能となった場合、当該番組と関連付けられた別の番組を副たる放送として記録するようにして、より受信品質の良好な放送を代替放送として用いることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
なお、以下に説明する実施形態の記録再生装置は、デジタル放送とアナログ放送とで同一の番組を同時間帯に放送する、いわゆるサイマル放送の記録・再生に対応した記録再生装置である。
すなわち、高画質・高付加価値のデジタル放送を「主たる放送」とし、画質・付加価値の面ではデジタル放送に劣るアナログ放送を「副たる放送」とし、デジタル放送の受信状況の悪化によって良好なデジタル放送映像が記録できない場合に、アナログ放送映像を代替的に利用する装置のことである。
下記の実施形態において、記録媒体に記録されるコンテンツは1つとして説明するが、もちろん複数のコンテンツであってもかまわない。この場合には、作成するファイル(映像データストリームファイル、再生管理情報ファイル、CNRファイル等)は別々に作成するが、これらのファイル群とコンテンツとの関連付けは次のようにするが、関連付け方法はこれに限定されるものではない。
(1)記録媒体に固有の管理ファイルを作成し、コンテンツごとにそれぞれの映像データストリームファイル、再生管理情報ファイル、CNRファイル等の参照(例えば、ファイル名)を登録しておく。
(2)ファイル命名規則を定めておき、ファイル名で区別する。例えば、コンテンツ番号1に対して、2種類の映像ストリームがあれば、
映像データストリームファイルについて、1−1.strm、1−2.strm、
CNRファイルについて、1−1.cnr、1−2.cnr、
再生管理情報ファイルについて、1.pl
のように名前をつける。または、上記の(1)と(2)を組み合わせて使用してもよい。
記録媒体にコンテンツを記録する際には、番組表等から選択したコンテンツに対して、上記(1)の場合には、管理ファイルへ選択したコンテンツを登録するとともに、記録中に作成した各ファイルをこの管理ファイルへコンテンツと関連付けて登録する。
また、記録媒体に記録されたコンテンツを再生する場合には、記録されているコンテンツ一覧(所謂、「録画リスト」)を表示させて、ユーザが選択したコンテンツに上記のように関連付けられた各ファイル(映像データストリームファイル、再生管理情報ファイル、CNRファイル等)を参照するようにする。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る記録再生装置のうち、記録部分の構成を示した図である。
本実施形態1の記録再生装置の記録部分は、デジタル放送受信部1、アナログ放送受信部2、放送映像切替スイッチ3、映像記録部4、再生管理情報記録部5、記録媒体6、受信品質測定部7、サイマル放送判定部8、システムコントローラ9、ストリーム管理部10から構成される。
デジタル放送受信部1およびアナログ放送受信部2へは、それぞれデジタル放送信号、アナログ放送信号が入力され、記録媒体6へ記録する形式の映像信号(例えば、MPEG2−TS形式、MPEG2−PS形式など)となって放送映像切替スイッチ3へ出力される。
放送映像切替スイッチ3は、デジタル放送映像もしくはアナログ放送映像を選択的に映像記録部4へ出力し、映像記録部4が映像データとして記録媒体6に記録する。
また、再生管理情報記録部5は、システムコントローラ9からの指示に基づき、後述する再生管理情報を記録媒体6に記録する。
また、受信品質測定部7は、デジタル放送受信部1が受信している放送の受信品質を随時監視し、システムコントローラ9へ通知する。ここで言う放送受信品質とは、例えば受信信号のCNR(Carrier to Noise Ratio:搬送波と雑音との電力比)、受信信号復調時の誤り訂正におけるエラーレート、映像デコード時のデコードエラー率などによって表現されるが、特定の表現方法あるいは基準に限定されるものではない。
サイマル放送判定部8は、録画中のデジタル放送番組にサイマル放送が存在するか否かを判定し、システムコントローラ9へサイマル放送が存在することを通知する。サイマル放送の有無を判定する具体的手段としては、例えば特許文献1あるいは特許文献2において開示された技術、具体的には、工場出荷時にデジタル放送チャンネルとアナログ放送チャンネルを対応付ける、放送波にサイマル放送情報を重畳する、波形の比較を行う等の技術を利用することができる。またその他、放送記録再生装置が備えるネットワーク機能によって、例えばインターネット経由でサイマル放送情報を取得する、といった手法が考えられるが、本発明で利用する手段としてはこれらに限定されるものではない。
システムコントローラ9は、記録再生装置全体の制御を受け持つ装置であり、受信品質測定部7およびサイマル放送判定部8からの情報に基づいて映像ソース切り替えや選局の判断などを行い、また、放送映像切替スイッチ3、映像記録部4、再生管理情報記録部5に動作指令を発する。
ストリーム管理部10は、これから記録する、あるいは既に記録された映像データストリームに関する情報の管理を行う。後述するストリームIDはここで付与される。
本実施形態1においては、デジタル放送受信部1とアナログ放送受信部2のうち、受信品質が良好なものを選択的に記録する。すなわち、デジタル放送の電波状態が悪化するなどして良好な画質が得られなくなった場合に、アナログ放送に切り替えて代替的な記録を行う。
ストリーム管理部10は、こうして生成される映像データストリームをひとつながりの連続したコンテンツとして視聴するために、生成された映像データストリームを、一連の記録動作完了後にすべて結合させる。この動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。ここでは、受信品質測定部7で測定する受信品質の基準はCNRとする。このCNR値が大きいほど受信状態が良好であることを示している。
予約録画開始時刻の到来やユーザ操作によって録画動作が開始された場合、アナログ放送受信部2をサイマル放送受信チャンネルに選局した上で、映像記録部4によって記録媒体6への映像データストリームの記録が開始される(ステップS1)。このとき、システムコントローラ9は、ストリーム管理部10からストリームIDの付与を受ける。
ここで、ストリームIDとは記録された映像データストリームそれぞれに付与される番号のことであり、記録の度に新しいストリームIDが生成され、別のストリームには別のストリームIDが付与される。ここでは、デジタル放送を記録したストリームにはストリームIDとして1から開始される連番号(1、2、3、・・・)を、アナログ放送を記録したストリームには101から開始される連番号(101、102、103、・・・)を付与するものとする。
受信品質測定部7は、記録中常にデジタル放送受信部1を監視してCNRを測定するが、この値が予め設定された閾値C0を下回った場合(ステップS3がYES、且つステップS4がYES)、デジタル放送の受信状態が悪化したと判断され、サイマル放送が放送されていれば(ステップS6がYES)、放送切替処理に移る。この放送切替処理は、ステップS7、ステップS8、ステップS9からなる処理である。
まず、映像記録部4による記録を停止させ、それまで記録していた映像データストリームのストリームIDをシステムコントローラ9内の記憶領域に保持しているストリームIDリストへ追加する(ステップS7)。
ストリームIDリストとは、切り替えによって生成されたストリームのストリームIDを順番に記録したものである。ストリームIDリストの例を図3に示す。図3の例では、最初の切り替えまでに記録されたストリームはストリームID4(デジタル放送)であり、切り替え後はアナログ放送がストリームID108として記録されている。同様に、記録されたストリームのストリームIDが、列としてリストに記録されており、最後に記録されたストリーム(ストリームID7)の次には、リストの終端を示す特別な値(この例では−1)が記される。
続いて、放送映像切替スイッチ3をアナログ放送側へ切り替え(ステップS8)、改めて記録を開始するとともに、新たなストリームIDの付与を受ける(ステップS9)。これによって、アナログ放送の記録が開始される。
一方、アナログ放送記録中にCNRが予め設定された閾値C0を超えた場合(ステップS3がNO、且つステップS5がYES)は、デジタル放送の受信状態が復帰したと判断され、デジタル放送へ切り替えた上で改めて記録が開始される(放送切替処理)。
上記の受信放送とCNRの判定および放送切替処理は、録画終了要件が成立するまで繰り返し行われる(ステップS2)。録画終了要件とは、例えば、予約録画の終了時間が到達する、あるいはユーザによる録画停止動作を受け付ける等である。録画終了要件が成立した際には、現在記録している録画の停止と、いま録画停止した映像データストリームのストリームIDをストリームIDリストへ追加し(ステップS10)、放送映像の記録が完了する。
続いて、ストリームIDリストに基づいて、生成された映像データストリームの結合処理が行われる。
記録中に作られたストリームIDリストを先頭から順番に、ストリームIDを取り出す(ステップS11)。
取り出したストリームIDがリストの終端であった場合には(ステップS12がYES)、それ以上結合すべきストリームは存在しないため、そこで録画操作完了となる。
他方、取り出したストリームIDがリストの先頭であった場合は(ステップS13がYES)、結合すべき相手のストリームが存在しないため、結合処理そのものは行わずにステップS11へ戻る。
また、取り出したストリームIDが2番目以降の時には(ステップS12がNO、且つステップS13がNO)、映像データストリームへアクセスし、順次結合を行い(ステップS14)、次のストリームIDリストを参照するためにステップS11へ戻る。
このストリームの結合処理を図3および図4を用いて説明する。
まず、ストリームIDリストの先頭のストリームID4は結合する相手がないのでそのままとし、2番目のストリームID108に対しては、ストリームID4をもつストリームの後にストリームID108のストリームを結合する。さらに、ストリームIDリストの3番目のストリームID5のストリームを、先に結合したストリームの後に結合する。この結合処理を順次繰り返し最終的にストリームID7のストリームを結合した後、リスト終端に達するためその時点で録画処理が終了となる。
この結果、生成される新たなストリームは、図4の下段に示される通り、ストリームID4、108、5、109、…、7の映像データストリームが順次結合され、一つながりの新ストリームとなる。
この映像データストリームを再生することによって、別々に記録されたストリームが連続して再生され、放送の切り替わりを意識することなくあたかも連続したコンテンツであるかのように視聴することが可能となる。
上で述べた方式は、生成された複数のストリームを最後に結合させるというものであるが、本実施形態1の別の手法の一つとして、ストリームを連続して再生することを示す再生管理情報を生成することによっても、同様の効果を得ることができる。
再生管理情報とは、ストリームを再生する順番とその再生する区間をリスト状に記したものである(図5参照)。図5の例では、再生すべきストリームIDと、再生区間の開始時間および終了時間の組が、切り替えによって生成されたストリームの順番に記されている。最後のストリームIDが(−1)の列は、再生管理情報の終端を示している。
図5に記された再生管理情報に従ってコンテンツを再生する場合は、まずストリームIDが4のコンテンツを先頭(0:00つまり0分0秒)から5:00まで再生し、続いてストリームIDが108のコンテンツを先頭から2:10まで再生する。以下同様にコンテンツを連続して再生し、ストリームIDが7のコンテンツを先頭から4:10まで再生して終了となる。
図6は、放送映像データストリームと同時に再生管理情報を作成する手順を説明するフローチャートである。図6では、受信品質の基準をCNRとして説明する。
予約録画開始時刻の到来やユーザ操作によって録画動作が開始された場合、まず再生管理情報記録部5によって再生管理情報ファイルが生成され、記録媒体6へ書き込まれる(ステップS15)。この時点での再生管理情報ファイルの中身は、終端を示す列のみとなっている。
続いて、アナログ放送受信部2をサイマル放送受信チャンネルに選局した上で映像記録部4によって記録媒体6への映像データストリームの記録が開始され(ステップS16)、ストリームの録画経過時間計測が開始される。
デジタル放送記録中に受信品質測定部7で測定されたCNRが予め設定された閾値C0を下回った場合(ステップS18がYES、且つステップS19がYES)、サイマル放送が放送されていれば(ステップS21がYES)、放送切替処理に移る。この放送切替処理は、ステップS22、ステップS23、ステップS24からなる処理である。
まず、映像記録部4による記録を停止させ、再生管理情報ファイルの末尾に次の情報を記録する(ステップS22)。
・停止前に記録していた映像データストリームのストリームID、
・開始時間(0:00)、
・終了時間(停止直前に録画経過時間が指示していた値、即ちストリームの記録長)。
再生管理情報ファイルへの情報追加完了後、続いて放送映像切替スイッチ3をアナログ放送側へ切り替え(ステップS23)、録画経過時間の計測値をリセットした上で改めて記録を開始する(ステップS24)。これによって、アナログ放送の記録が開始される。
一方、アナログ放送記録中にCNRが予め設定した閾値C0を超えた場合(ステップS18がNO、且つステップS20がYES)は、デジタル放送の受信状態が復帰したと判断され、デジタル放送へ切り替えた上で改めて記録が開始される(放送切替処理)。
上記の受信放送とCNRの判定および放送切替処理は、録画終了要件が成立するまで繰り返し行われる(ステップS17)。
録画終了要件が成立した際には、最後の録画停止と再生管理情報ファイルへ、ストリームID、開始時間および終了時間の追加が行われ(ステップS25)、再生管理情報ファイルのクローズを行って(ステップS26)、放送映像の記録は完了する。
以上の処理が完了した時点で、例えば図5に示されるような再生管理情報ファイルが生成されている。この再生管理情報ファイルにしたがって再生を行えば、別々に記録されたストリームが連続して再生され、放送の切り替わりを意識することなくあたかも連続したコンテンツであるかのように視聴することが可能となる。
しかしながら、ここに述べた方法で再生管理情報を作成した場合には、記録されたストリームそのものは放送切り替わり点で分断された状態で残ってしまうので、この分断されたストリーム単体ではユーザにとって利用価値が低い。
また一方で、DVDレコーダやHDDレコーダなどの映像記録再生装置においては、記録媒体に記録されているストリームについて、録画チャンネルや時間あるいは番組名などの番組情報や、記録された映像のうちの代表的なショットの静止画あるいは動画(いわゆるサムネイル)とともに一覧表示し、その中から再生したいものを選択できる入力インタフェースを備えていることが一般的である。この場合、通常のコンテンツの一覧表示に混じって、分断されたストリームが多数表示されることとなり、ユーザの操作性を損ねる結果となる。
そこで、切り替えによって生じる分断ストリームは、このような一覧表示には表示させないことが有効となる。これは、具体的には以下のような手段によって実現することができる。
記録されたストリームの一覧表示に際しては、ストリーム管理部10が、記録した映像データストリームの情報と再生管理情報ファイルを記録媒体6から読み出す。このとき再生管理情報ファイルのストリームIDの行には、放送切り替えによって分断された映像データストリームのストリームIDが並んでいる。
記録ストリームの一覧表示を行う際に、この再生管理情報ファイルのストリームIDの並びの中にストリームIDが記載されていないかを各ストリームに対して検索し、記載されていないストリームに関してのみ一覧表示の対象とする。
ユーザは、(図示しない)入力インタフェースを用い、一覧表示されたコンテンツの中から視聴を希望するコンテンツを選択する。このとき記録されたストリームの一覧表示には、放送切り替えによって分断されたストリームは、上述した手法によって表示されないこととなり、ユーザは不要な情報の提示を受けることなく選択することができる。
さらに、本実施形態のさらに別の手法としては、放送映像を記録する際に切り替えが発生しても、同一のファイルにストリームを記録し、ひとつながりのコンテンツとすることも可能である。
図7は、録画するときに映像データを単一のストリームとして記憶するときの処理手順を示すフローチャートである。
予約録画開始時刻の到来やユーザ操作によって録画動作が開始された場合、アナログ放送受信部2をサイマル放送受信チャンネルに選局した上で、映像記録部4によって記録媒体6への映像データストリームの記録が開始される(ステップS27)。
受信品質測定部7は、記録中常にデジタル放送受信部1を監視してCNRを測定するが、この値が予め設定した閾値C0を下回った場合(ステップS29がYES、且つステップS30がYES)、デジタル放送の受信状態が悪化したと判断され、サイマル放送が放送されていれば(ステップS32がYES)放送切替処理に移る。この放送切替処理は、ステップS33、ステップS34、ステップS35からなる処理である。
まず、映像記録部4による記録を一時停止状態にする(ステップS33)。この記録一時停止状態とは、映像記録部4は放送映像切替スイッチ3からの映像信号をブロックし、記録媒体6への記録を停止させてはいるが、ストリームファイルのクローズは行っておらず、放送映像切替スイッチ3からの映像信号を通過させればいつでも記録が再開できる状態のことである。
この状態から、放送映像切替スイッチ3をアナログ放送側へ切り替え(ステップS34)、映像記録部4の記録一時停止状態を解除して記録を再開する(ステップS35)。これにより、アナログ放送映像が切り替え前に記録されていたデジタル放送映像に続いて記録される。
一方、アナログ放送記録中にCNRが予め設定した閾値C0を超えた場合(ステップS29がNO、且つステップS31がYES)は、デジタル放送の受信状態が復帰したと判断され、デジタル放送へ切り替えた上で改めて記録が開始され(放送切替処理)、それまで記録されていたアナログ放送映像に続いてデジタル放送映像が記録される。
上記の受信放送とCNRの判定および放送切替処理は、録画終了要件が成立するまで繰り返し行われる(ステップS28)。
録画終了要件が成立した時点で記録が停止され(ステップS36)、録画動作が完了する。
以上の処理によって生成されるストリームは、デジタル放送映像とアナログ放送映像が連続的に一つのファイル上に記録されたものとなり、再生によってひとつながりのコンテンツとして視聴することが可能となる。
<実施形態2>
図8は、本発明の実施形態2に係る記録再生装置のうち、記録部分の構成を示した図である。
本実施形態2の記録再生装置の記録部分は、デジタル放送受信部11、アナログ放送受信部12、映像記録部13、再生管理情報記録部14、記録媒体15、受信品質測定部16、サイマル放送判定部17、システムコントローラ18、ストリーム管理部19、受信品質記録部20から構成される。本発明の実施形態1と異なる部分について、以下に説明する。
本実施形態2の記録再生装置の記録部分では、放送映像切替スイッチ3を備えず、デジタル放送受信部11およびアナログ放送受信部12にそれぞれ対応した2系統の映像記録部13を有し、それぞれの映像を同時に記録することができる。
また、システムコントローラ18からの指令およびデータ入力により、受信品質記録部20が後述する受信品質情報ファイルを記録媒体15に記録する。
本発明の実施形態2においては、サイマル放送が存在する場合には、デジタル放送映像とアナログ映像放送の双方を同時に記録する。再生の段階で、記録した2本の映像データストリームのうちの出力すべき側を判断し、切り替えながら出力する。図9は、この様子を表した図である。
図9に示した状況は、デジタル放送とアナログ放送とで存在するサイマル放送を記録(0:00〜20:00)したものであり、その記録時のデジタル放送のCNR値をグラフにて表している。放送映像記録時にはデジタル放送とアナログ放送の双方を同時に記録しており、それぞれストリームIDを4および108とする。つまり、ストリームID4の映像データストリームと、ストリームID108の映像データストリームは、デジタル放送を記録したものかアナログ放送を記録したものかという違いはあるものの、記録されている映像の内容としては同一のものである。
再生時には、この2つのストリームを、放送映像受信時の受信品質によって切り替えながら再生する。すなわち、記録したストリーム上の時間で0:00から5:00までは受信品質が良好なので(CNR>C0)、ストリームID4の映像を、5:00から6:30までは受信品質が悪化しているため(CNR≦C0)、ストリームID108の映像を選択して再生出力する。以下同様に、ストリームの切り替えを行いながら、20:00まで再生する。
これを実現するために、具体的には以下の手法をとる。即ち、放送映像記録時に実施形態1で説明した再生管理情報ファイルを同時に作成・記録し、再生時にその再生管理情報に従って連続的な再生を実現する。
図10は、再生管理情報を作成する処理手順を示すフローチャートである。図10では、受信品質の基準をCNRとする。
予約録画開始時刻の到来やユーザ操作によって録画動作が開始された場合、まず再生管理情報記録部14によって再生管理情報ファイルが生成され、記録媒体15へ書き込まれる(ステップS37)。この時点での再生管理情報ファイルの中身は、終端を示す列のみとなっている。
続いて、アナログ放送受信部12をサイマル放送チャンネルに選局し、映像記録部13によって記録媒体15への映像データストリームの記録が開始され、ストリームの録画経過時間計測が開始される(ステップS38)。このとき、デジタル放送受信部11とアナログ放送受信部12の双方からの映像データが同時に記録開始され、システムコントローラ18はストリーム管理部19からデジタル放送記録ストリーム、アナログ放送記録ストリーム双方のストリームIDの付与を受ける。
受信品質測定部16は、記録中常にデジタル放送受信部11を監視してCNRを測定しており、現在「利用中」の放送がデジタル放送であり(ステップS40がYES;その時点までの受信品質が良好であり、再生に際してはデジタル放送のストリームを利用することが想定される状態にあった場合)、受信品質測定部7で測定されたCNRが予め設定された閾値C0を下回った場合(ステップS41がYES)、サイマル放送が放送されていれば(ステップS43がYES)、デジタル放送の受信状態が悪化したと判断され再生管理情報ファイルへの書き込み処理(ステップS44およびステップS45)へ移行する。
再生管理情報ファイルへの書き込み処理では、まず、再生管理情報ファイルの末尾に次の情報を記録する(ステップS44)。
・放送受信状況が変化するまで記録していた映像データストリームのストリームID、
・開始時間(ステップS45で一時記憶領域に保存する値。初回のみ0:00)、
・終了時間(録画経過時間が指示している値、即ちその時点までのストリームの記録長)。
続いて、録画経過時間が指示している値をシステムコントローラ18内の一時記憶領域に保存する(ステップS45)。ここで保存した値は、次に放送受信状況に変化があった際に、再生管理情報ファイルの「開始時間」として記録するために用いられる。
一方、アナログ放送を「利用中」に(ステップS40がNO;その時点までの受信品質が良好でなく、再生に際してはアナログ放送のストリームを利用することが想定される状態にあった場合)、CNRが予め設定した閾値C0を超えた場合(ステップS42がNO、且つステップS43がYES)は、デジタル放送の受信状態が復帰したと判断され、再生管理情報ファイルへの書き込み処理(ステップS44およびステップS45)へ移行する。
上記の再生管理情報ファイルへの書き込み処理を、図9の8:30前後を例にとって具体的に説明する。
8:30の時点において、「利用中」の放送はデジタル放送である。これは8:30より前の時点におけるCNR値が予め設定した閾値C0を上回っている、すなわちデジタル放送の受信状態が良好であるためである。
しかし、8:30の時点で、CNR値が予め設定した閾値C0を下回るため、ストリームID4、開始時間6:30(前回の切り替わり点で一時記憶領域に記憶した値=前回の切り替わり時間)、終了時間8:30(現時点での記録経過時間)を再生管理情報の末尾に記録し、現時点での記録経過時間8:30を一時記憶領域に保存する。この一時記憶領域に保存された8:30という値は、次の切り替わり点、すなわちCNR値が予め設定した閾値C0を上回った時点(13:45)で利用される。
上記の利用放送とCNRの判定および再生管理情報ファイルへの記録処理は、録画終了要件が成立するまで繰り返し行われる(ステップS39)。
録画終了要件が成立した際には、最後の録画停止と再生管理情報ファイルへ、現在利用中の放送のストリームID、一時記憶領域に記憶した開始時間および終了時間の追加が行われ(ステップS46)、再生管理情報ファイルのクローズを行って(ステップS47)、放送映像の記録は完了する。
図9に示される受信品質推移に対して、以上の処理が完了した時点で、図11に示した再生管理情報ファイルが生成されている。
このコンテンツを再生する際には、図11に示される再生管理情報に従い、再生開始から5:00までデジタル放送の映像データストリーム(ストリームID=4)を再生し、続いて5:00から6:30までアナログ放送の映像データストリーム(ID=108)を再生する。以下同様に、デジタル放送とアナログ放送の映像を交互に出力する。
これにより、2つの映像データストリームから記録状態の良好な部分を抽出し、ひとつながりの連続したコンテンツであるかのように視聴することが可能となる。
本実施形態2における別の実現手法としては、映像データストリームの記録時に受信品質に関わる情報を併せて記録し、再生時にこの記録した受信品質情報に基づいて出力すべきストリームを決定することもできる。
この受信品質情報としては、例えば、すでに述べたCNRやエラーレートなどを用いることができる。この受信品質情報をストリームIDと関連付け、時系列に沿ってファイルに記録する。図12は、受信品質を示す指標としてCNRを用いた場合の受信品質情報ファイル、即ちCNRファイルに記載される情報の例である。
CNRファイルの先頭の「SID=4」は、このファイルに記録される受信品質がストリームID4の映像データストリーム記録時のものであることを示している。
「STEP=1sec」は、これ以降に記録されるCNRが1秒ごとの値であることを示している。ここでは、1秒という値を明示したが、仕様として暗黙のうちに規定し、CNRファイルには記録しないことにしてもよい。
続いて、1秒毎(STEPで指定される時間区間毎)のCNRの平均値がCNRファイルの終端まで羅列される。図12では、20.5,22.4,19.3,14.4,12.9,9.2,7.1,11.8,18.3,…,30.1の順で記録されている。
ここで、各数値の単位はdB(デシベル)とした。また、各数値は平均値のほかに、中央値、最大値など各種統計的手法によって得られる値を用いることも可能である。
このCNRファイルを参照し、CNRが大きい値の時間ではデジタル放送の映像データストリームを、CNRが小さい値の時間ではアナログ放送の映像データストリームを選択しながら出力することで、記録品質の良好な部分をつないだ形の映像を視聴することが可能となる。
この再生出力時の処理を、図13のフローチャートを用いて説明する。
ユーザからの操作等によって再生動作が開始されると、まず再生しようとする映像に対応する、デジタル放送およびアナログ放送の双方のストリームIDをストリーム管理部19より取得し、映像データストリームを記録しているファイル(デジタル放送用およびアナログ放送用)をオープンする(ステップS48)。
続いて対応するCNRファイルをオープンする(ステップS49)。これで再生準備が完了し、再生のメインループに入る。
再生のメインループでは、以下のステップS51からS56で構成される処理を繰り返し行う。繰り返し処理は、再生終了要件が成立するまで行われる(ステップS50)。この再生終了要件とは、例えば、ユーザが再生停止操作をする、ストリーム終端に達する、などである。
繰り返し処理においては、まず、CNRファイルから次に記録されているCNR値を取得する(ステップS51)。
これによって取得したCNR値が予め設定した閾値C0を超えていれば(ステップS52がYES)、この部分を記録した時間帯の受信状態は良好であったと判断し、デジタル放送の映像データストリームからデータを取得し、STEP時間分だけ再生する(ステップS53)。
続いて、映像データストリーム上の参照位置(その時点におけるファイル読み出し位置)をデジタル放送とアナログ放送の映像データストリームの間で一致させるため、アナログ放送の映像データストリーム上の参照位置をSTEP時間分だけ進める(ステップS54)。
一方、ステップS51で取得したCNR値が予め設定した閾値C0を下回っていれば(ステップS52がNO)、デジタル放送のこの時間帯での受信状態が悪化していたと判断し、アナログ放送の映像データストリームからデータを取得し、STEP時間分だけ再生する(ステップS55)。
さらに、デジタル放送の映像データストリームの参照位置をSTEP時間分だけ進める(ステップS56)。
再生終了要件が成立した場合には、すべてのファイルをクローズして(ステップS57)、再生動作を終了する。この動作により、2つの映像データストリームから記録状態の良好な部分を抽出し、ひとつながりの連続したコンテンツであるかのように視聴することが可能となる。
以上に説明した手法によれば、デジタル放送とアナログ放送の映像データストリームのうち記録状態が良好な部分を抽出してつなぎ合わせた形で再生するため、継ぎ目を完全にシームレスに出力することは難しい。
しかし、再生しようとするコンテンツの種類によっては、デジタル放送の映像を使って無理に再生せずに、継ぎ目のない映像を視聴したいという場合もある。そのような場合に対しては、再生開始前にCNRファイルを先頭から終端まで調査し、その結果によってデジタル放送かアナログ放送いずれの映像データストリームを出力するかを事前に決定し、切り替えを行うことなく再生するという手法が有効である。
例えば、CNRファイルに記録されたCNR値のすべてが閾値C0を上回っている場合(例えば、CNR値が図14の(A)に示されるような推移である)は、デジタル放送の視聴不能部分(映像品質の悪化が許容範囲を超える部分)が存在しないので、デジタル放送の映像データストリームを出力として選ぶ。
一方、CNRファイルに記録されたCNR値のうちに閾値C0を下回るものが存在する場合(例えば、CNR値が図14の(B)に示されるような推移である)には、デジタル放送の視聴不能部分が存在するため、アナログ放送の映像データストリームを出力として選ぶ。
このようにすることで、視聴時の切り替わりによる映像品位の低下を引き起こすことなく出力することが可能となる。
また、デジタル放送とアナログ放送のうちどちらを再生するかの判断基準としては、ここで述べたようなCNR≦C0の部分が存在するか否かという基準に限らない。
例えば、CNR≦C0の区間が一定時間以上継続する部分があるか、あるいは記録時間全体におけるCNR≦C0の部分がどれだけの割合を占めるか、という判断基準を採用することも可能であり、用途あるいはユーザがどの程度の映像品質を許容するかによって使い分けることができる。
また、再生制御のその他の手法としては、受信品質情報に基づいて再生開始前に再生管理情報を作成し、作成した再生管理情報にしたがって再生する手法も可能である。この場合、再生管理情報の作成は、図10の処理手順と同様の処理にて可能である。
さらに、再生中にデジタル放送とアナログ放送の映像データストリームを切り替えながら出力する手法と、再生前にいずれの映像データストリームを出力するか切り替える手法との、双方の手法を実現する機能を備えた記録再生装置を用意し、いずれの手法を採用するかをユーザに選択させるようにすることもできる。
このようにすれば、通常はストリーム内の部分部分において高画質な映像を視聴するために前者の手法を選択しているが、例えば、音楽番組など切れ目なく視聴したい番組の場合には切り替えを発生させないように後者の手法を選択する、といった利用法が可能となる。
<実施形態3>
上述した実施形態1および実施形態2により、サイマル放送を利用して、デジタル放送とアナログ放送のうち記録品質が良好な部分をつなぎ合わせて再生視聴が可能となる。
しかしながら、サイマル放送は完全に同一のタイミングで放送されているわけではなく、記録される映像データストリームにおいて数秒のずれが生じてしまう。そのため、ある時間に受信品質の状況が変化したことを受けてデジタル放送とアナログ放送の切り替えを行った際に、時間差の影響によって同じシーンを繰り返したりシーンの一部がスキップされてしまったりという問題を生じることになる。
この問題を解決するために、本実施形態3では、受信した映像データ間の時間差を吸収しながら記録再生処理を行えるようにする。記録再生装置の構成は、実施形態2と同一である(図8参照)。
この構成の記録再生装置を用いて、図15に示されるように記録された映像データストリームの場合を例にして再生動作を説明する。
図15において、デジタル放送およびアナログ放送の映像データストリームはサイマル放送を同時に記録したものとする。ここで、Tは記録した映像自体が持つ時間である(それぞれの放送番組が開始してからの時間)。例えば、映像中に時計が映っていると仮定すれば、その時計が示す時間に対応する。一方、tは記録された映像データストリームの先頭からの時間である。
図15では、t=0つまりストリーム先頭において、デジタル放送を記録した映像データストリームではT=0、アナログ放送を記録した映像データストリームではT=5となっており、アナログ放送がデジタル放送に比べて5秒進んでいることを示している。
このサイマル放送における時間差(ここでは5秒)を取得する方法としては、工場出荷時にチャンネルごとに設定しておく、放送信号に番組同士の時間差情報を重畳しておきその情報を取得する、インターネットなどのネットワーク経由で取得する、などが考えられる。
また、図15の下部に示されているグラフはCNRの推移を示したものである。
本実施形態3においては、再生時には図15の太線に示される形で映像を出力する。つまり、再生開始から20秒間はデジタル放送を記録した映像データストリームから再生を行う。20秒が経過した時点でCNR値が閾値C0を下回り、アナログ放送への切り替えとなるが、t=20の地点からアナログ放送を記録した映像データストリームを再生すると、T=25の時点からの再生となり、5秒分の映像がスキップされてしまう。そこで5秒前(t=15)の時点から再生を行う。
デジタル放送の受信状態が復帰するのはT=35、t=35の地点であるが、アナログ放送をt=35まで再生していては5秒分の映像が重複されて出力されてしまう。そこで、アナログ放送をt=30まで再生したところでデジタル放送に切り替え、且つデジタル放送の映像データストリーム上の時刻に対して5秒後から再生を開始する。
これによって、サイマル放送同士の映像間に存在する時間差を吸収した再生が可能となる。
本実施形態3において使用する再生管理情報を生成する場合は、実施形態2において図10に示したフローチャートと同様の処理を行う。但し、ステップS44とステップS46での処理が実施形態2の場合と若干異なり、再生管理情報に記録する開始時間と終了時間に対して、映像が持つ時間差に対応した補正を行うように変更する。
例えば、アナログ放送がデジタル放送に対して5秒間進んでいる場合は、アナログ放送ストリームの再生に対応する管理情報を書き込む場合に限り、開始時間と終了時間に対して−5秒の補正を行う。逆に、アナログ放送がデジタル放送に対して5秒間遅れている場合は、アナログ放送ストリームの再生に対応する管理情報を書き込む場合に限り、開始時間と終了時間に対して+5秒の補正を行うようにする。
図16は、図9に示したCNRの推移に対する再生管理情報ファイルを生成する際に、上記の補正を行った場合に記録される情報である。
補正を加えない場合の再生管理情報である図11と比較すると、アナログ放送を記録した映像データストリーム(ストリームID108)の開始時間と終了時間がそれぞれ−5秒の補正がされている。この再生管理情報に従って再生すれば、時間差を吸収したうえで映像を出力することができる。
また、上記の再生の別の手法としては、図13の処理と同様に、CNRファイルの情報をもとに出力する映像データストリームの切り替えを行う手法がある。この際に、ストリーム上の参照位置を時間差に対応する分だけずらすことで、放送間に存在する時間差を吸収する。この再生動作の処理手順を示すものが図17のフローチャートである。
図17は、デジタル放送がアナログ放送よりも時間的に進んでいる場合の処理手順であるが、この図17に示される処理は、実施形態2で説明した図13に示した処理とほぼ同一であるが、ステップS62およびステップS63からなる処理が追加されている。これは、再生開始後最初の時間差分(ステップS62がYES)だけは、CNRの値に関わらずデジタル放送を記録した映像データストリームから再生する(ステップS63)。このときアナログ放送を記録した映像データストリームの参照位置は変化させない。
再生開始後、最初の時間差分が経過した後は(ステップS62がNO)、図13に示す処理とまったく同様である。このとき、デジタル放送およびアナログ放送を記録した映像データストリーム上の参照位置は、時間差に対応した分だけずれているため、切り替え時に出力される映像では時間差が吸収されることになる。
一方、アナログ放送がデジタル放送よりも時間的に進んでいる場合であっても同様で、ステップS63においてアナログ放送を記録した映像データストリームから再生するようにすればよい。
これにより、放送間に存在する時間差を吸収したうえで映像を出力することができ、放送の切り替わり点周辺において映像が重複したり欠落したりすることなく視聴が可能となる。
ここで示した手法は、デジタル放送とアナログ放送の双方を同時に記録することを前提としているが、切替点周辺においてデジタル放送とアナログ放送の双方を記録するような実施形態とすれば、デジタル放送とアナログ放送を切り替えながら記録する装置に対して上記の手法を適用することも可能である。
以上説明した実施形態1から実施形態3においては、冒頭で述べたとおりデジタル放送とアナログ放送のサイマル放送に限定して説明したが、本発明を実施するにあたっては、上記の組み合わせに限定されるものではない。
実施形態1から実施形態3で説明したサイマル放送とは、同一内容の番組を同一時間に異なるチャンネルで放送するものであるが、本発明の実施形態としては必ずしも同一内容の番組に限定されるものではない。録画しようとする放送番組が記録不能の場合に、当該番組と関連付けられた別の番組を副たる放送で記録するように構成してもよい。
例えば、ワイドショー番組を録画しようとしていたが受信品質の悪化のため記録不可能であるとき、他局で放送される別のワイドショー番組が関連番組として登録されていれば、後者のワイドショー番組を録画するように構成することもできる。これは、図1におけるサイマル放送判定部8、または図8におけるサイマル放送判定部17をそれぞれ関連番組放送判定部に置き換えることで実現可能である。
また、実施形態1から実施形態3においては、副たる放送はアナログ放送であるとしているが、副たる放送がデジタル放送であっても問題ない。例えば、主たる放送として地上デジタル放送とした場合に、副たる放送にBSデジタル放送、CSデジタル放送、1セグメント地上デジタル放送、モバイル放送などを利用し、地上デジタル放送の記録が不可能な場合にBSデジタル放送などの映像を記録するようにしてもよい。
さらに、副たる放送は1系統に限られるものではなく、複数系統の副たる放送が設定されていてもかまわない。例えば地上デジタル放送、BSデジタル放送、110°CSデジタル放送、地上アナログ放送でサイマル放送番組が存在する場合を例にとると、この場合の動作は次のようになる。なお実施において、すべてのデジタル放送受信部に対応する受信品質測定部と受信品質情報記録部を備えるものとする。
地上デジタル放送のCNR値が低下した場合、第一候補としてBSデジタル放送のCNR値を取得する。このCNR値が閾値以上の場合は、BSデジタル放送を代替放送として利用する。閾値以下の場合は、第二候補としてCSデジタル放送のCNR値を取得する。このCNR値が閾値以上の場合は、CSデジタル放送を代替放送として利用する。閾値以下の場合は、最終候補として地上アナログ放送を代替放送として利用する。これはBSデジタル放送とCSデジタル放送の間で代替放送としての利用優先順位を設定したものであるが、BSデジタル放送とCSデジタル放送のCNR値をそれぞれ取得して比較し、より受信品質の良好な放送を代替放送として用いるようにしてもよい。
以上に述べた各実施形態により、録画しようとする主たる放送の受信状態が悪化して録画不可能となっても、副たる放送で放送中の、当該放送に関連する番組の映像を活用し、コンテンツ再生の際にひとつながりの一貫したコンテンツとして視聴できるような記録再生装置を提供することが可能となる。
以上説明した記録再生装置は、上述した記録再生装置として機能させるためのプログラムでも実現できる。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。この記録媒体としては、メインメモリそのものがプログラム記録媒体であってもよいし、また外部にプログラムを読み取る読取装置が設けられ、その読取装置に記録媒体を挿入することでメインメモリへ読み取られるプログラム記録媒体であってもよい。
ここで、上記プログラム記録媒体は、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを記録する記録媒体であってもよい。
あるいは、ネットワーク等の通信網を介して記憶装置に格納された上記プログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよいし、また、放送網を介して上記プログラムを受信するようにしてもよい。この場合、上記プログラムを記録している配信もとの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係る記録再生装置の記録部分の構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態1における、録画に際して生じるストリームを録画終了後に合成する処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態1において一時記憶領域に記憶する、ストリームIDリストを示した図である。 本発明の実施形態1における、最終的に生成される映像データストリームを示した図である。 本発明における、再生管理情報に記載される情報を示した図である。 本発明の実施形態1における、録画時に再生管理情報を作成する処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態1における、録画に際して映像データを単一のストリームとして記録する処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る記録再生装置の記録部分の構成を示したブロック図である。 本発明の実施形態2における、生成されるストリームと測定されるCNR、再生時に選択されるストリームの関係を示した図である。 本発明の実施形態2において、録画時に再生管理情報を作成する処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態2において、録画時に測定されたCNRに基づいて生成された再生管理情報を示す図である。 本発明の実施形態2において、CNRファイルに記録される情報を示した図である。 本発明の実施形態2において、CNRファイルに記録される情報に基づいて再生する処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態2において、CNRファイルに記録されるCNR情報の典型的な2パターンを示すグラフである。 本発明の実施形態3において、放送間の時間のずれを吸収する仕組みを示す図である。 本発明の実施形態3において、放送間の時間のずれを考慮して作成された再生管理情報を示す図である。 本発明の実施形態3において、CNRファイルに記録される情報に基づき、放送間の時間のずれを考慮して再生する処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1,11…デジタル放送受信部、2,12…アナログ放送受信部、3…放送映像切替スイッチ、4,13…映像記録部、5,14…再生管理情報記録部、6,15…記録媒体、7,16…受信品質測定部、8,17…サイマル放送判定部、9,18…システムコントローラ、10,19…ストリーム管理部、20…受信品質記録部。

Claims (6)

  1. 主たる放送を受信する第一放送受信手段と、前記第一放送受信手段で受信している放送の関連放送を受信する、一つあるいは複数の第二放送受信手段と、前記放送受信手段のいずれかを選択的に用いるよう切り替える切替手段と、前記第一放送受信手段における受信品質、および、前記第一放送受信手段で受信している放送の関連放送が前記第二放送受信手段によって受信可能か否かに応じて前記切替手段を制御する制御手段と、前記切替手段による前記放送受信手段の切り替えが発生した場合、切り替えられた放送を映像データストリームとして記録するとともに、記録の過程で生成される複数の映像データストリームを連続的に再生するための再生管理情報を併せて記録する映像記録手段と、前記再生管理情報に従って、記録された映像データストリームを連続的に再生する映像再生手段と、を有することを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録再生装置において、再生すべき映像データストリームを一覧から選択する入力インタフェースを有し、前記入力インタフェースは、前記再生管理情報が生成された場合には、記録時に生成された分断ストリームは一覧に表示しないことを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録再生装置において、前記第一放送受信手段および前記第二放送受信手段がともに受信している番組が同一番組であるときに、前記第一放送受信手段と前記第二放送受信手段が受信する映像データストリームの時間差を測定する測定手段を有し、前記映像再生手段は、前記測定手段で測定された時間差を相殺するように切り替えを行って出力することを特徴とする記録再生装置。
  4. 放送映像を記録再生する記録再生装置の記録再生方法において、主たる放送の受信品質、および前記主たる放送の一つ或いは複数の関連放送が受信可能であるか否かの情報に応じて、前記主たる放送および関連放送を切り替え、切り替えられた放送の映像を記録するとともに、記録の過程で生成される複数の映像データストリームを連続的に再生するための再生管理情報を併せて記録し、映像データストリームの再生時には前記再生管理情報に従って、記録された映像データストリームを連続的に再生するようにして一つの映像データストリームとして視聴可能にしたことを特徴とする記録再生方法。
  5. コンピュータを、請求項1乃至3のいずれかに記載の記録再生装置の切替手段、制御手段、映像記録手段および映像再生手段として機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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