JP2008027561A - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 TS録画モード及びPS録画モードに対応して追いかけ再生可能に複数の録画を行なうことができる情報記録装置及び情報記録方法を提供する。
【解決手段】 磁気ディスクの記録可能領域にTS録画モード及びPS録画モードにより画像情報を記録するドライブ部と、ドライブ部が認識した磁気ディスクの記録可能領域にTS録画モード又はPS録画モードにより画像情報の記録を開始する際に記録開始順序に応じた画像情報の第1管理情報(101,103)を生成し、TS録画モード又はPS録画モードによる情報の記録が完了してファイルを格納する際にファイル格納順序に応じた画像情報の第2管理情報(102,104)を生成する制御部をもつ情報記録装置。
【選択図】図6

Description

この発明は、TS録画モード又はPS録画モードにより記録媒体に画像情報を記録する情報記録装置及び情報記録方法に関する。
最近、デジタル画像技術の普及に応じて、画像の高画質化が進み、複数の画像モードが同時に使用されている情況がある。すなわち、一般的な画像情報の情報記録装置(例えばハードディスクドライブ内蔵のDVD(Digital Versatile Disc)レコーダ等)において、従来のMPEG(Moving Picture Expert Group)ファイルやアナログ放送信号、現行DVD等の映像信号を扱うPS(Program Stream)録画モードによる記録処理と共に、地上波デジタル放送や、アライブ規格であるTS(Transport Stream)録画モードによる記録処理が行なわれている。
特許文献1は、初期状態においては、ハードディスクのデータ記録領域が、反復記録領域、情報保存領域として管理されている。記録モードのときは、この反復記録領域に入力情報が記述され、満杯状態になると、最初に記録された部分から重ね書きが行なわれる。ここで、一部の記録データを保存するための操作がなされると、その保存データが、情報保存領域の一部に保存データとして書き移すことにより、情報記録再生媒体に対する領域管理を行い記録ミス、保存ミスを低減させるものである。
特開2003−36649公報(段落0038、図4)
しかし、特許文献1の従来技術は、複数の画像情報を同時に記録する際に管理情報をどのような順序で生成するかの記載がない。従って、ハードディスクレコーダ等で通常に行なわれる記録しながら再生する所謂『追いかけ再生』にどのように対応するかがわからない。また、管理情報がTS録画モード又はPS録画モードにどのように対応しているかがわからない。
本発明は、TS録画モード及びPS録画モードに対応して追いかけ再生可能に複数の録画を行なうことができる情報記録装置及び情報記録方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段の一例は、磁気ディスク(HDD)の記録可能領域にTS録画モード及びPS録画モードにより画像情報を記録するドライブ部(15)と、前記ドライブ部が認識した前記磁気ディスクに前記TS録画モード又はPS録画モードにより画像情報の記録を開始する際に記録開始順序に応じた前記画像情報の第1管理情報(101,103)を生成し、前記TS録画モード又はPS録画モードによる情報の記録が完了してファイルを格納する際にファイル格納順序に応じた前記画像情報の第2管理情報(102,104)を生成する制御部(19)を具備することを特徴とする情報記録装置である。
上記の情報記録装置により、記録開始時に生成される管理情報により追いかけ再生が可能となり、記録完了時に生成される管理情報によりTS録画モード及びPS録画モードに対応した画像情報の再生が可能となる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置の構成の一例を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録時の管理情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図3は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録時の管理情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図4は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置が扱う複数のファイルの一例を示す説明図である。図5は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録領域、未記録領域の遷移の一例を示す遷移図である。図6は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるTS録画モードにおける管理情報の変遷の一例を示す説明図である。図7は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるPS録画モードにおける管理情報の変遷の一例を示す説明図である。図8は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるMovie VOB Information(M_VOBI)の一例を示す説明図である。図9は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるMovie VOB General Information(M_VOB_GI)の一例を示す説明図である。図10は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるStream Object Information(SOBI)の一例を示す説明図である。図11は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOBI General Information(SOBI_GI)の一例を示す説明図である。図12は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOB Time Map Information(SOB_TMAPI)の一例を示す説明図である。図13は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOB Time Map General Information(SOB_TMAPI_GI)の一例を示す説明図である。図14は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOB情報の変遷の一例を示す説明図である。図15は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録終了直後のSOBIの並び順の一例を示す説明図である。図16は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録終了直後の録画用ファイル、保存用ファイルの状態の一例を示す説明図である。図17は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録終了直後のナビゲーションデータ値の一例を示す説明図である。図18は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録済み領域移動直前のSOBIの並び順の一例を示す説明図である。図19は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録済み領域移動直前の録画用ファイル、保存用ファイルの状態の一例を示す説明図である。図20は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録済み領域移動直前のナビゲーションデータ値の一例を示す説明図である。図21は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における未記録領域、記録領域の変遷の一例を示す変遷図である。図22は、本発明の一実施形態に係る情報記録装置における各ファイルの初期値と説明の一例を示す説明図である。
<本発明の一実施形態である情報記録装置>
(構成)
初めに、本発明の一実施形態である情報記録装置の構成の一例を図1を用いて説明する。情報記録装置は、一例として、通常のDVD又HD DVD又内蔵ハードディスクを用いて画像情報等を記録し再生するハードディスクレコーダ装置等であり、図1に示すように、地上波デジタル放送やBSデジタル放送等のデジタル放送信号を受信するデジタルチューナ10と、アナログ地上波放送、BSアナログ放送等のアナログ放送信号を受信するアナログチューナ11と、アナログチューナ11等から供給される放送信号等をデコード処理するMPEGエンコーダ13を有している。
更に情報記録装置は、図1に示すように、デジタルチューナ10又はMPEGエンコーダ13等から映像信号を受けてデータ処理を行なう、また、再生した情報を一時的にバッファリング処理するデータ処理部14と、HD DVD等の光ディスクDに対しては、光ディスクDを回転させ、図示しない光ピックアップからレーザ光を照射し反射光を受光して情報を記録し再生し、ハードディスク等の内蔵型の磁気記録媒体に対しては、図示しない磁気ヘッドを用いて画像情報等を記録し再生するディスクドライブ部15と、読み出した情報をデコードするMPEGデコーダ16と、デコードされた信号に波形整形等を施したり、オーディオ信号を増幅したりする出力部17と、図示しないリモコンや装置に設けられた操作キー等である操作部18と、全体の動作を制御し及び後述するPS記録モード又はTS記録モードに応じて管理情報を生成し利用する管理情報処理部を含む制御部19を有している。
(動作)
このような構成をもつ情報記録装置は、従来のMPEG(Moving Picture Expert Group)ファイルやアナログ放送信号、現行DVD等の映像信号を扱うPS(Program Stream)録画モードによる記録処理と共に、地上波デジタル放送や、アライブ規格であるTS(Transport Stream)録画モードによる記録処理が可能である。
この情報記録装置においては、例えば、デジタルチューナ10からのデジタル信号はTS録画モードによりディスクドライブ部15を介してハードディスクドライブ21に記録され、アナログチューナ11からのアナログ信号はMPEGエンコーダ13等によりエンコードされて、ディスクドライブ部15を介してPS録画モードによってハードディスクドライブ21に記録される。
また、再生される際は、ディスクドライブ部15によりハードディスクドライブ21から読み取った信号を後述する第1の管理情報(追いかけ再生時)または後述する第2の管理情報に基づいてデータ処理し、データ処理部14から処理信号をMPEGデコーダ16に供給し、MPEGデコーダ16では、デコードした映像及び音声信号を出力部17に供給する。出力部17では適正に映像処理又は増幅処理された映像及び音声信号が図示しないディスプレイやスピーカ等に供給される。
<管理情報処理>
次に、上述した情報記録装置において、ハードディスクドライブ21に対して、TS録画モード及びPS録画モードで記録し追いかけ再生又は通常の再生を行なうための記録開始時及び記録終了時の管理情報処理を図2及び図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。
ユーザ等の操作部19等の操作により、例えば図1のデジタルチューナ1からの映像信号及び音声信号の記録が指示されることにより、制御部19の制御下において記録処理が開始される。図1に示す情報記録装置は、複数のデジタルチューナ10,11と単一のアナログチューナ12が設けられており、TS録画モードによって複数の録画を並行して行なうことができる。また、アナログチューナ12は単体なのでPS録画モードによる録画は並行して行なわれることがないが、アナログチューナ12を複数設けることも可能であり、この場合は、同趣旨による並行処理及び管理情報の並行の生成処理が行なわれるものであり、複数のPS録画モードにおける複数の管理情報の生成についてもTS録画モードと同様に、本発明の権利範囲のものである。
初めに、図2及び図3のフローチャートにおいて、記録されるストリームがPS録画モードにより録画されるかどうかが問われる(ステップS11)。PS録画モードであれば、AVストリームを記録する処理対象ファイルをPS録画用ファイルF2とする(ステップS13)。
ここで、本発明に係る情報記録装置が扱うファイルは、図4が示すように、リザーブファイルF1、PS録画用ファイルF2、PSダビング用ファイルF3、TS1録画用ファイルF4、TS2録画用ファイルF5、TSダビング用ファイルF6、PS保存用ファイルF7、TS保存用ファイルF8がある。更に、図22は、各ファイルの初期値と説明の一例を説明している。
また、ステップS11で、PS録画モードでなくTS録画モードであれば、ステップS12に進み、TS録画モードで第1デジタルチューナ10を用いた録画であるかが問われる(ステップS12)。第1デジタルチューナ10の録画であれば、処理対象ファイルをTS1録画用ファイルF4とする(ステップS15)。第2デジタルチューナ11の録画であれば、処理対象ファイルをTS2録画用ファイルF5とする(ステップS14)。
次に、リザーブファイルF1の未記憶領域の所定量を、処理対象ファイル(F2乃至F6)に移動する(ステップS16)。そして、処理対象ファイル(F2乃至F6)に記録対象となるAVストリームの記録が開始される(ステップS17)。
ここで、処理対象ファイルは、PS録画モードであればPS録画用ファイルF2、第1デジタルチューナ10を用いたTS録画モードであればTS1録画用ファイルF4、第2デジタルチューナ11を用いたTS録画モードであればTS2録画用ファイルF5となる。図5の遷移図は、第1デジタルチューナ10を用いたTS録画モードの際にTS1録画用ファイルF4を用いる場合を説明している。
次に、制御部19の管理情報処理部により、AVストリームを解析しながら、記録開始時による第1の管理情報(ナビゲーションデータ)を作成する(ステップS18)。
ここでは、図14のような手順で各SOBが記録される場合について説明している。
なお、ここで、作成される記録開始順序に応じた第1管理情報の一例は、録画モードがTS録画モードであれば、図6に示される管理情報101−1乃至101−4である。また、第1管理情報は、後述するように記録終了時にファイル格納順序に応じた第2管理情報102−1乃至102−4に書き換えられる。
また、作成される記録開始順序に応じた第1管理情報の一例は、録画モードがPS録画モードであれば、図7に示される管理情報103−1乃至103−2である。また、第1管理情報は、後述するようにファイル格納時にファイル格納順序に応じた第2管理情報104−1乃至104−2に書き換えられる。
ここでは、図8及び図9が示すM_VOB_GIのVROFILE_ID(エンコーダがPSの場合)、または図10及び図11が示すSOBI_GIのSROFILE_ID(エンコーダがTS1 or TS2の場合)は処理対象ファイルを意味する値となる。
ここで、図8は、VOBIの構成を示しており、図9は、VOB General Informationの一例を示している。又、図10は、SOBIの構成を示しており、図11は、SOB General Informationの一例を示している。
また、第1管理情報では、M_AVFIのM_VOBIの並び順(PS録画モードの場合)、またはSTR_FIのSOBIの並び順(TS録画モードの場合)は記録開始順に準じる。
また、記録開始時に生成される第1管理情報は、一例として、図15が示すようにSOBIの順序が特定される。また、図16に示すように各ファイルの大きさが特定される。また、図17に示すように各ストリームの並び順及びアドレスオフセット、SROFILEのIDが与えられる。
次に、処理対象ファイルの未記憶領域のサイズが一定量以下かつ0より大きいかを判断する(ステップS19)。不足していればステップS16に戻り、以下の処理を行なう。不足していなければ、ステップS20に進み、処理対象ファイルの未記憶領域が0(全くない)かどうかを判断する(ステップS20)。0であれば、ステップS22に進む。0でなければ、ユーザにより録画終了の指示があったかを判断する(ステップS21)。録画終了の指示がなければ、ステップS17に戻り、各処理を続行する。録画終了指示があれば、処理対象ファイルに未記録領域がある場合、当該未記録領域をリザーブファイルF1に移動する(ステップS22)。
そして、他の処理対象ファイルについて記録中であるかを判断し、他の処理対象ファイルの記録が終了するまで待機する(ステップS23)。他の処理対象ファイルについて記録が終了すると、図3のステップS31に進む。
他の処理対象ファイルについて記録が終了すると、処理対象ファイルとして初めにPS録画用ファイルF2を指定する(ステップS31)。そして、処理対象ファイルに記録済み領域があるかを判断する(ステップS35)。
ステップS35で処理対象ファイルに記録済み領域があり、それが、処理対象ファイルがPS録画用ファイルF2であると判断されれば(ステップS36)、制御部19の管理情報処理部の働きにより、図7に示される第2の管理情報104−1、104−2を生成すべく、制御部19の管理情報処理部は、PS保存用ファイルF7の記録済み領域サイズzを取得する(ステップS42)。次に、M_VOB_GIのVROFILE_IDが処理対象ファイルを指すコンテンツのVOB_TMAP_GIのADR_OFSに取得したPS保存用ファイルF7の記録済み領域サイズzを加算する(ステップS43)。そして、処理対象ファイルのM_VOB_GIのVROFILE_IDをPS保存用ファイルF7に変更する(ステップS44)。更に、処理対象ファイルの記録済み領域をPS保存用ファイルF7の末尾に移動する(ステップS45)。
次に、TS1及びTS2録画用ファイルF4、F5の両方が既に処理済であるかどうかが判断される(ステップS46)。処理済みであれば全処理が終了し、処理済みでなければステップS32に進み、TS1録画用ファイルF4を既に処理したかどうかを判断する(ステップS32)。
TS1録画用ファイルF4が処理済でなければ、処理対象ファイルとしてTS1録画用ファイルF4を指定する(ステップS33)。TS1録画用ファイルF4が処理済であれば、処理対象ファイルとしてTS2録画用ファイルF5を指定する(ステップS34)。そして、処理対象ファイルに記録済み領域があれば(ステップS35)、処理対象ファイルがPS録画用ファイルF2でないことを確認して(ステップS36)、TS録画モードの第2の管理情報が生成される。
すなわち、制御部19の管理情報処理部により、TS保存用ファイルF8のコンテンツサイズxを取得する(ステップS37)。次に、SOBI_GIのSROFILE_IDが処理対象ファイルを指すコンテンツのSOB_TMAP_GIのSOB_ADR_OFSに、取得したTS保存用ファイルF8の記録済み領域サイズxを加算する(ステップS38)。そして、SOBI_GIのSROFILE_IDが処理対象ファイルを指すコンテンツのSTR_FIに属するSOBIの並び順をソートする(ステップS39)。なお、このソート処理は、TS保存用ファイルF8>TS1録画用ファイルF4>TS2記録用ファイルF5の優先順位で行なわれる。
ここで、コンテンツのSOB_TMAP_GIのSOB_ADR_OFSは、図12及び図13のSOB Time MapのSOB_ADR_OFSにより示されている。
これにより、記録が完了してファイルを格納する際にファイル格納順序に応じた画像情報の第2管理情報が生成される。このファイル格納時に生成される第2管理情報は、一例として、ソート処理された結果、図18が示すようにSOBIの順序が特定されることで与えられる。また、図19に示すように各ファイルの大きさが特定される。また、図20に示すように各ストリーム(SOBI)の並び順及びアドレスオフセット、SROFILEのIDが与えられる。
これらの第2の管理情報は、図6に示される第2管理情報102−1乃至102−4としても理解することができる。すなわち、図6において、各第1管理情報101の自INDEX、次のINDEXが、第2管理情報102において変化することで、SOBIのソート処理がなされたことが理解できる。
更に、処理対象ファイルのSOBI_GIのSROFILE_IDをTS保存用ファイルF8に変更する(ステップS40)。そして、処理対象ファイルの記録済み領域をTS保存用ファイルF8の末尾に移動する(ステップS41)。
このようなソート処理によって、第2の管理情報は、PS録画モード及びTS録画モードの規定に応じたものとなり、例えば、HD DVD等の光ディスクDと共通した手順でデータ処理部14による処理が可能となるものである。
また、第1の管理情報を録画処理のスタート時に生成することにより、記録時に行なわれる再生処理(いわゆる追いかけ再生)が可能となるものである。これは、再生処理を行なう際に少なくとも記録されたAVストリームの管理情報がないと再生処理が行なうことができないためであり、追いかけ再生時には、第1の管理情報を用いて再生処理が可能となるものである。
また、図21においては、TS1の管理情報とTS2の管理情報とは、保存領域管理テーブルにおいて、TS保存領域情報として統一される。
以上、詳細に説明したように、本発明に係る情報記録装置においては、記録開始時には記録開始順序に応じた第1の管理情報を生成することで、『追いかけ再生』を可能とし、記録終了時にはファイル格納順序に応じた第2の管理情報を生成することで、HD DVD等と共通した処理による再生処理が可能となるものである。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る情報記録装置の構成の一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録時の管理情報の生成処理の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録時の管理情報の生成処理の一例を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置が扱う複数のファイルの一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録領域、未記録領域の遷移の一例を示す遷移図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるTS録画モードにおける管理情報の変遷の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるPS録画モードにおける管理情報の変遷の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるMovie VOB Information(M_VOBI)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるMovie VOB General Information(M_VOB_GI)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるStream Object Information(SOBI)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOBI General Information(SOBI_GI)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOB Time Map Information(SOB_TMAPI)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOB Time Map General Information(SOB_TMAPI_GI)の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置におけるSOB情報の変遷の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録終了直後のSOBIの並び順の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録終了直後の録画用ファイル、保存用ファイルの状態の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録終了直後のナビゲーションデータ値の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録済み領域移動直前のSOBIの並び順の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録済み領域移動直前の録画用ファイル、保存用ファイルの状態の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における記録済み領域移動直前のナビゲーションデータ値の一例を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における未記録領域、記録領域の変遷の一例を示す変遷図。 本発明の一実施形態に係る情報記録装置における各ファイルの初期値と説明の一例を示す説明図。
符号の説明
D…光ディスク、10…デジタルチューナ、11…デジタルチューナ、12…アナログチューナ、13…MPEGエンコーダ、14…データ処理部、15…ディスクドライブ部、16…MPEGデコーダ、17…出力部、18…操作部、19…制御部(管理情報処理部)。

Claims (6)

  1. 磁気ディスクの記録可能領域にTS録画モード及びPS録画モードにより画像情報を記録するドライブ部と、
    前記ドライブ部が認識した前記磁気ディスクの記録可能領域に前記TS録画モード又はPS録画モードにより画像情報の記録を開始する際に記録開始順序に応じた前記画像情報の第1管理情報を生成し、前記TS録画モード又はPS録画モードによる情報の記録が完了してファイルを格納する際にファイル格納順序に応じた前記画像情報の第2管理情報を生成する制御部を具備することを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記制御部は、前記TS録画モードで画像情報を記録する場合は、前記第1管理情報はSOBI情報であり、前記PS録画モードで画像情報を記録する場合は、前記第1管理情報はVOBI情報であることを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  3. 前記制御部は、複数の前記第2管理情報の順序を変更することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 磁気ディスクに前記TS録画モード又はPS録画モードにより画像情報の記録を開始する際に、記録開始順序に応じた前記画像情報の第1管理情報を生成し、
    前記TS録画モード又はPS録画モードによる情報の記録が完了してファイルを格納する際に、ファイル格納順序に応じた前記画像情報の第2管理情報を生成することを特徴とする情報記録方法。
  5. 前記TS録画モードで画像情報を記録する場合は、前記第1管理情報はSOBI情報であり、前記PS録画モードで画像情報を記録する場合は、前記第1管理情報はVOBI情報であることを特徴とする請求項4記載の情報記録方法。
  6. 複数の前記第2管理情報の順序を変更することを特徴とする請求項4記載の情報記録方法。
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