JP4311373B2 - 電気温水器用の熱交換器 - Google Patents
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Description
この発明は、コンパクトな熱交換器を得ることを目的とするものである。
図1は、この発明に係る熱交換器を適用するヒートポンプ式の電気温水器の構成を説明する図である。ヒートポンプ式の電気温水器は、大きく分けて、湯を沸かすヒートポンプユニット1と沸かした湯を貯めておく貯湯タンクユニット2とから構成される。ヒートポンプユニット1は、冷媒を圧縮する圧縮機1Aと、圧縮されて高温になった冷媒の熱で水を加熱する主熱交換器3と、冷媒の流量を調整し圧力を下げる流量調整弁1Bと、低圧になって気液2相状態の冷媒を蒸発させる蒸発器1Cと、これらの装置の間で冷媒を流す冷媒配管1Dとから構成される。
追いだき用熱交換器4は、浴槽の湯量を増加させないで浴槽の湯を加熱するためのもので、ぬるくなった浴槽の湯を貯湯タンク2Aの中にある高温の湯で42℃程度の設定された温度に加熱する。なお、追いだき用熱交換器4は、ヒートポンプ式またはヒーター式にのどちらでも追いだき機能を有する電気温水器に有る。
ここでは、冷媒と水の間で熱交換を行う主熱交換器3として使用する場合で説明する。なお、同様な構成の熱交換器は、追いだき用熱交換器4としても使用できる。追いだき用熱交換器4として使用する場合は、加熱される水よりも高温の水を冷媒として使用することになる。
冷媒管8Cとフィン8Dは、横断面上の8箇所で互いに密着している。なお、断面上の密着個所は、軸方向には連続して密着している。水管10Cとフィン10Dも同様に、横断面上の16箇所で密着している。冷媒用流路管8Cと漏れ用配管9も互いに密着し、漏れ用配管9とフィン10Dも互いに密着している。
なお、従来の冷媒管と給水管を上下に交互に配置して螺旋状に巻いた熱交換器では、冷媒管と給水管を密着させる力に耐える力を管の潰れに対する曲げ応力で発生させていたので、管の肉厚を厚くする必要が有る。
熱交換器の外形は、直径30mm弱程度で長さが700mm程度である。従来と比較して熱交換器の幅が小さくなり、体積が約10分の1〜20分の1程度になる。主熱交換器3が小さくなることにより、ヒートポンプユニット1の小型化が期待できる。
冷媒管8Cが腐食し、冷媒管8Cの外部に冷媒ガスが漏れ出た場合に、冷媒ガスが大気側に漏れ出るようにする必要が有る。漏れ用配管9の内面と冷媒管8Cの外面は密着しているが、僅かな隙間が有る個所も有る。この隙間は熱交換器の外部とつながっている。腐食で冷媒管8Cの内部の冷媒が冷媒管8Cの外に漏れ出ても、漏れ用配管9と冷媒管8Cの間の隙間を通って冷媒ガスが大気に漏れ出ることになる。
冷媒の温度は、加熱後の水の温度よりも熱交換に必要な冷媒と水との温度差以上は高くする。冷媒としてはエネルギー効率が高く地球温暖化係数がゼロまたは小さい値のものが望ましいが、この発明に係る熱交換器はどのような冷媒に対しても適用できる。
伝熱体の形状は周方向で径が変化する管状としたが、襞の数は8個または16個でなくてもよい。冷媒または水との接触面積を増やす上では不利だが、伝熱体を楕円とするだけでもよい。冷媒または水との接触面積が大きく取れ、内側または外側の管と密着できるものであれば、伝熱体はどのような形状のものでもよい。
冷媒用流路管8と水用流路管10の両方に伝熱体を備えたが、どちらかだけに伝熱体を備えるようにしてもよい。
この実施の形態では、高温の冷媒を内側に低温の水を外側に流したが、逆にしてもよい。逆にすると、水が第1流体になり、冷媒が第2流体になる。ただし、冷媒を外側に流すと冷媒管の直径が大きくなるので、高温高圧の冷媒に耐えるために冷媒管8Cをより頑丈にする必要が有る。逆にする場合は、内側の水用流路管10と給水配管5と給湯配管6とを一体化して、継ぎ目なしの管としてもよい。
流路を一本としたが、複数の流路を持つようにしてもよい。熱交換を行う部分を複数に分割してもよい。
給水配管5と給湯配管6を水用流路管10に垂直な方向から接続したが、水用流路管10に平行などの別な方向から接続してもよい。
なお、本発明では、冷媒の流れAと給水の流れBを対向流としたが、平行流の場合でも、効率は低下するが同様の効果を得ることができる。
以上のことは、他の実施の形態でもあてはまる。
この実施の形態2は、水用流路管の中にフィンではなく所定数のパイプを入れるように、実施の形態1を変更した場合である。図6は、この発明の実施の形態2による熱交換器の一部を破断した斜視図である。図7は、熱交換器の断面図である。図7(a)が横断面図であり、図7(b)が縦断面図である。なお、図7(a)におけるBB断面が図7(b)に対応し、図7(b)におけるAA断面が図7(a)に対応する。
実施の形態1と異なる点だけを説明する。フィン10Dの替わりに所定数の小さい径の銅製のパイプ11が、水管10Cの中にある。パイプ11の直径は、水管10Cの内径と漏れ用配管9の外径との差のほぼ半分とする。
このような熱交換器は、実施の形態1と同様に縮管加工により製作する。なお、水管10Cの縮管時には、水管10Cの中に漏れ用配管9とその外側に1列に周方向に均等になるように並べたパイプ11とを入れて、縮管加工を行う。縮管時にはパイプ11が内側からの支えとなり、水管10Cとパイプ11が密着し、パイプ11と漏れ用配管9も密着する。
水と漏れ用配管9または水管10Cまたはパイプ11との間の接触面積も、水と漏れ用配管9だけとの間の接触面積よりも大きくなり、ある一定の熱交換量で設計された熱交換器では、配管長を短くできる。そのため、熱交換器をコンパクトにできる。コンパクトになる度合いは、接触面積の増加倍数が同じであれば、実施の形態1の場合と同じである。
パイプ11の材料は、銅以外でも、熱伝導率が高いものであればよい。なお、銅などのように、水に対する腐食も強い材料の方が望ましい。
フィン10Dだけでなくフィン8Dも、パイプに置き換えてもよい。また、フィン10Dはそのままでフィン8Dだけをパイプに置き換えてもよい。
この実施の形態3は、漏れ用配管9を無くして、フィン10Dが漏れ用配管9の役割も兼用するように、実施の形態1を変更した場合である。図8は、この発明の実施の形態3による熱交換器の一部を破断した斜視図である。図9は、熱交換器の断面図である。図9(a)が横断面図であり、図9(b)が縦断面図である。なお、図9(a)におけるBB断面が図9(b)に対応し、図9(b)におけるAA断面が図9(a)に対応する。図10は、フィン10の端部の形状を説明するために水管10Cが存在しないものとして一部を破断した斜視図である。
このような熱交換器は、実施の形態1と同様に縮管加工により製作する。なお、水管10Cの両端を塞ぐ部材は、漏れ用配管9ではなくフィン10Dに対してろう付けなどの密閉加工を行う。
水と水管10Cまたはフィン10Dとの間の接触面積も、実施の形態1の場合での水と漏れ用配管9だけとの間の接触面積よりも大きくなり、ある一定の熱交換量で設計された熱交換器では、配管長を短くできる。そのため、熱交換器をコンパクトにできる。
冷媒管8Cが腐食しても、冷媒管8Cとフィン10D間の冷媒漏れ用の空隙Cにより冷媒管8Cから漏れ出た冷媒が外部に出る。水用流路管10の内部に冷媒が混入することは無い。
この実施の形態4は、水用流路管の内部にあるフィンの形状を螺旋状の流路を形成するような形状に実施の形態1を変更した場合である。図11は、この発明の実施の形態4に係る熱交換器の一部を破断した斜視図である。図12は、熱交換器の断面図である。図12(a)が横断面図であり、図12(b)が縦断面図である。なお、図12(a)におけるBB断面が図12(b)に対応し、図12(b)におけるAA断面が図12(a)に対応する。
実施の形態1の場合での図3及び図4と異なる点だけを説明する。フィン10Dが螺旋状の形状であり、フィン10Dにより水用流路管10内部の流路が螺旋状になる。なお、図12(b)では、半径方向に拡大して断面図を表現しており構造が分かり易いように表現しているために螺旋の旋回回数が3回になっているが、実際の旋回回数はもっと多い。
なお、螺旋のピッチを短くする程、また、フィン10Dの数を増やすほど、水と水管10Cまたはフィン10Dの接触面積が大きくなり、熱交換器をコンパクトにできる度合いも大きくなる。
この実施の形態5は、流路を2重螺旋になるように実施の形態4を変更した場合である。図13は、この発明の実施の形態4に係る熱交換器の一部を破断した斜視図である。図14は、熱交換器の断面図である。図14(a)が横断面図であり、図14(b)が縦断面図である。なお、図14(a)におけるBB断面が図14(b)に対応し、図14(b)におけるAA断面が図14(a)に対応する。
実施の形態4の場合での図11及び図12と異なる点だけを説明する。実施の形態4と同じ形状の2個のフィン10Dを、流路の間隔が均等になるように、漏れ用配管9の周りにろう付け、もしくは圧接により取り付けている。
フィン10Dを2個にしているので、水と水管10Cまたはフィン10Dの接触面積が、実施の形態4の場合よりも大きくなり、熱交換器をよりコンパクトにできる。
この実施の形態6は、水用流路管内部のフィンを省略するように実施の形態1を変更した場合である。図15は、この発明の実施の形態6に係る熱交換器の一部を破断した斜視図である。図16は、熱交換器の断面図である。図16(a)が横断面図であり、図16(b)が縦断面図である。なお、図16(a)におけるBB断面が図16(b)に対応し、図16(b)におけるAA断面が図16(a)に対応する。
実施の形態1の場合での図3及び図4と異なる点だけを説明する。フィン10Dが無く、水管10Cの中央部の外周が、実施の形態1におけるフィン10Dと同様な所定数の襞を持つ形状になっている。水管10Cに絞り加工、引き抜き加工を施して、水管10Cの外周をフィン状に加工する。
このような熱交換器は、以下のようにして製作する。漏れ用配管9を製作するまでは、実施の形態1と同様である。フィン状に加工した水管10Cの中に漏れ用配管9を入れて縮管加工をして、水管10Cの襞の径が小さい部分の内面を漏れ用配管9に密着させる。そして、水管10Cの端部を漏れ用配管9にろう付けする。
水と漏れ用配管9または水管10Cとの間の接触面積も、水と漏れ用配管9だけとの間の接触面積よりも大きくなり、ある一定の熱交換量で設計された熱交換器では、配管長を短くできる。そのため、熱交換器をコンパクトにできる。なお、水が水管10Cの内側にしか流れないので、水管10Cの形状が実施の形態1の場合でのフィン10Dの形状とほぼ同じでも、水との接触面積は実施の形態1の場合よりも小さくなる。そのため、熱交換器をコンパクトにできる度合いは、実施の形態1の場合よりも小さくなる。
この実施の形態7は、水用流路管内部のフィンを省略するように実施の形態4を変更した場合である。図17は、この発明の実施の形態7に係る熱交換器の一部を破断した斜視図である。図18は、熱交換器の断面図である。図18(a)が横断面図であり、図18(b)が縦断面図である。なお、図18(a)におけるBB断面が図18(b)に対応し、図18(b)におけるAA断面が図18(a)に対応する。
実施の形態4の場合での図11及び図12と異なる点だけを説明する。フィン10Dが無く、水管10Cの中央部に絞り加工によって螺旋状の溝を設け、溝内面側と漏れ用配管9とを圧接する。螺旋状の溝と溝の間が螺旋状の流路になり、この流路に水が流れる。
このような熱交換器は、実施の形態6と同様に製作する。絞り加工によって水管10Cに螺旋状の溝を設け、溝内面側と漏れ用配管9とを圧接する点だけが、異なる。
この実施の形態でも、水または冷媒との接触面積を増やして、ある一定の熱交換量で設計された熱交換器では、配管長を短くできる。そのため、熱交換器をコンパクトにできる。
この実施の形態8は、冷媒用流路管内部と水用流路管内部のフィンを、管状ではなく複数の板材から形成するように実施の形態1を変更した場合である。図19は、この発明の実施の形態8に係る熱交換器の一部を破断した斜視図である。図20に、熱交換器の断面図を示す。図20(a)が横断面図であり、図20(b)が縦断面図である。なお、図20(a)におけるBB断面が図20(b)に対応し、図20(b)におけるAA断面が図20(a)に対応する。図21にフィン8Dの組立図を示し、図22にフィン10Dの組立図を示す。
フィン8Dは、以下のようにして組立てる。板材12Bの左端の切れ込み12Dの底まで板材12Aを嵌め込み、同時に板材12Aの切れ込み12Dに板材12Bを嵌め込む。その後で、板材12Bの右端の切れ込み12Dの底まで板材12Cを嵌め込み、同時に板材12Cの切れ込み12Dに板材12Bを嵌め込む。さらに、板材12が互いに接触する個所をろう付けする。
フィン8Dとフィン10Dを組立てた後は、実施の形態1と同様にして製作する。
この実施の形態8でも、熱交換器をコンパクトにできるという効果が有る。
フィン8Dは3枚の板材を同じ位置で切れ込みにより接続したが、1箇所では2個の板材だけを接続するようにしてもよい。板材の接続個所をろう付けしたが、必ずしもろう付けしなくてもよい。板材の接続部が移動変形しないように別の部材を備えるなどしてもよい。
フィン8Dを構成する板材12は、表面積がより大きくなるように、両端を曲げ加工を施してから組立てているが、板材の枚数を多くするなどすれば、曲げ加工はしなくてもよい。板材に溝または穴などを形成して、この溝または穴などに他の板材を嵌め込んで環状のフィン8Dを構成するようにしてもよい。フィン10Dに関しても同様である。
この実施の形態9は、熱交換器に給水配管5及び給湯配管6を水用流路管10に平行な方向から接続するように実施の形態1を変更した場合である。図23に、この発明の実施の形態9に係る熱交換器の概観斜視図を示す。
実施の形態1の場合での図2と異なる点だけを説明する。貯湯タンクユニット2との間の給水配管5及び給湯配管6が、熱交換器の両側の端面に接続されており、給水配管5と給湯配管6と水用流路管10とが平行になっている。その他の構造は、実施の形態1の場合と同様である。
この実施の形態9でも、熱交換器をコンパクトにできるという効果が有る。さらに、このように熱交換器の端面から給水を入れる場合は、側部から入れる場合と比較して、水管10Cに水流入口10Aと水流出口10Bになる穴を設ける必要が無く、水管10Cの端部の形状をプレス金型などで成型してろう付することで形成できるようになり、製造コストを低減できる。
なお、実施の形態2〜実施の形態8までに適用しても同様な効果が有る。
この実施の形態10は、熱交換器モジュールを2個直列に接続するように実施の形態1を変更した場合である。図24に、この発明の実施の形態10に係る熱交換器の冷媒及び水の流れを説明する水平面での断面図を示す。
図24において、実施の形態1の熱交換器と同様な構成の熱交換モジュール20が2個有る。ただし、2個の熱交換モジュール20を合わせて実施の形態1の熱交換器と同じ熱交換量になるようにしている。ここでは、図における上側を熱交換モジュール20Aとし、下側を熱交換モジュール20Bとする。なお、図24は水平面での断面図なので、2個のモジュールは互いに左右に並ぶことになる。
この実施の形態10でも、熱交換器をコンパクトにできるという効果が有る。さらに、2個の熱交換モジュール20を並べているので、熱交換器の長さを短くできるという効果が有る。なお、ここでは、2個の熱交換モジュール20を左右に並べていると説明したが、上下など他の方向に並べてもよい。また、熱交換器全体が水平な方向に有ると説明したが、垂直など他の方向に向けてもよい。2個ではなく、3個以上を並べてもよい。以上のことは、複数の熱交換モジュール20を有する他の実施の形態でもあてはまる。
実施の形態1を2個の熱交換モジュール20を直列に接続するように変更したが、他の実施の形態でも直列に接続した熱交換モジュールを並べて配置することは適用できる。
この実施の形態11は、熱交換器モジュールを2個並列に接続するように実施の形態1を変更した場合である。図25に、この発明の実施の形態11に係る熱交換器の冷媒及び水の流れを説明する水平面での断面図を示す。
図25において、実施の形態1の熱交換器と同様な構成の熱交換モジュール20が2個有る。ただし、2個の熱交換モジュール20を合わせて実施の形態1の熱交換器と同じ熱交換量になるようにしている。ここでは、図における上側を熱交換モジュール20Aとし、下側を熱交換モジュール20Bとする。
2個の熱交換モジュール20の水流入口10Aには、図における左側で1本の給水配管5を2本に分岐する水分岐管25が接続する。また、図における右側で2個の熱交換モジュール20の水流出口10Bに水合流管26が接続し、水合流管26は給湯配管6に接続する。なお、給水配管5は斜め下から水分岐管25に接続し、給湯配管6は斜め下の方向へ水合流管26に接続する。
水の流量を同じにした場合に、2個の熱交換モジュール20を並列に接続すると、1個当りの水の流量は半分になり、水用流路管10の水が通る部分の断面積を半分にできる。水用流路管10は実際には内部にフィン10Dと漏れ用配管9を含むが、ここでは仮に1個の円筒管であると仮定すると、管内部の断面積を半分にするには管の内径は約0.7倍にすればよい。配管の表面積は径に比例し2本分あるので、単位長さ当りの配管の表面積は約1.4倍になる。内部にフィン10Dと漏れ用配管9を含む水用流路管10においても、各部材の径及び厚さの比を同じにすれば、内部の断面積を半分にするには全体を0.7倍に縮小すればよく、そうすれば単位長さ当りの表面積を1.4倍にできる。つまり、2個の熱交換モジュール20を並列に接続することにより、管の表面積を増大することができる。冷媒用流路管8に関しても同様である。このため、所定の熱交換量を実現するために必要な配管長を短くでき、よりコンパクトな熱交換器を実現できる。
なお、複数の熱交換モジュール20を並列に接続するためには、管を分岐したり管を合流させたりする部材の材料コスト及び加工コストが増加するが、並列にすることによるメリットとデメリットとを総合的に判断して、並列に接続するかどうか、並列に接続する場合には何個を並列に接続するかを決める。
実施の形態1を2個の熱交換モジュール20を並列に接続するように変更したが、他の実施の形態でも適用できる。
1A:圧縮機
1B:流量調整弁
1C:蒸発器
1D:冷媒配管
2 :貯湯タンクユニット
2A:貯湯タンク
2B:ポンプ
3 :主熱交換器
4 :追いだき用熱交換器
5 :給水配管
6 :給湯配管
7 :給湯配管
8 :冷媒用流路管(第1流体用流路管)
8A:冷媒流入口(第1流体流入口)
8B:冷媒流出口(第1流体流出口)
8C:冷媒管(配管)
8D:フィン(伝熱体)
9 :漏れ用配管(隔離配管)
10 :水用流路管(第2流体用流路管)
10A:水流入口(第2流体流入口)
10B:水流出口(第2流体流出口)
10C:水管(配管)
10D:フィン(伝熱体)
11 :パイプ
12 :板材
12A:板材
12B:板材
12C:板材
12D:切れ込み
13 :板材
13D:切れ込み
20 :熱交換モジュール
20A:熱交換モジュール
20B:熱交換モジュール
21 :U字管
22 :連結水管
23 :冷媒用分岐管
24 :冷媒用合流管
25 :給水用分岐管
26 :給水用合流管
A :冷媒の流れ
B :給水の流れ
C :空隙
Claims (1)
- 内部に第1流体が流れる第1流体用流路管と、第2流体流入口、第2流体流出口、前記第2流体流入口から前記第2流体流出口に至る筒状の配管及び該配管内に前記配管及び内側の管と接触して配設される伝熱体を有し、前記第1流体用流路管の周囲を囲い内部に第2流体が流れる第2流体用流路管とを備え、前記配管及び前記伝熱体の熱伝導率が第2流体の熱伝導率よりも高く、第1流体または第2流体の何れかが加熱される水であり、加熱される水でない方の流体の温度を加熱される水よりも高くし、筒状の前記伝熱体の外側にだけ第2流体を流すことを特徴とする電気温水器用の熱交換器。
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