JP4305327B2 - 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム - Google Patents

撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4305327B2
JP4305327B2 JP2004243142A JP2004243142A JP4305327B2 JP 4305327 B2 JP4305327 B2 JP 4305327B2 JP 2004243142 A JP2004243142 A JP 2004243142A JP 2004243142 A JP2004243142 A JP 2004243142A JP 4305327 B2 JP4305327 B2 JP 4305327B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
imaging
gain
color component
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004243142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005102177A (ja
Inventor
将美 湯山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004243142A priority Critical patent/JP4305327B2/ja
Publication of JP2005102177A publication Critical patent/JP2005102177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4305327B2 publication Critical patent/JP4305327B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/73Colour balance circuits, e.g. white balance circuits or colour temperature control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラムに関する。
従来、撮像装置の一種である電子スチルカメラにおいては、所定のモード(RECモード等)が設定された撮影待機状態では、CCD等の固体撮像素子を用いて撮像した被写体像を、シャッター操作に関係なくスルー(ファインダ)画像として液晶モニタに表示させるものが多い。こうした電子スチルカメラにおいて被写体の色をより正確に再現するにはホワイトバランスをとることが必要である。ホワイトバランスは色温度の異なる光の下で撮像する場合でも白い被写体を白く写すためのものであり、固体撮像素子から出力される画像信号のゲインを、撮影環境(光源)に応じてR,G,Bの色成分毎に調整することにより確保できる。したがって、予想される複数種の撮影環境(光源)に対応するゲイン値や基準となるゲインの補正係数をメモリしておき、使用者に実際の撮影環境(光源)を設定させれば最適状態に近いホワイトバランスをとることが可能である。
しかし、それでは使用者に煩雑な操作を強いることとなるため、ホワイトバランスを自動的にとるオートホワイトバランス機能を設けたものもある。オートホワイトバランスを行うには、撮像画像のどの部分が白であるのかを判断する必要がある。この白判断に際しては、まず固体撮像素子の出力信号(画像信号)をYUV変換して得られる色差信号(Cb信号、Cr信号)を用いて、画像を構成する全ての画素についての色情報、つまりCb値、Cr値を調べる。このとき、ある画素のCb値、Cr値が所定の白検出範囲(白である可能性が高いと考えられる範囲)に含まれる場合には、その画素の色は白であると判断し、白と判断した全ての画素のCb値、Cr値を個別に積算する。そして、Cbの積算値とCrの積算値とが「0」となる(Cb=Cr=0となる)ように、R成分のゲインとB成分のゲインとを調整する。すなわち白が青みがかっている状態(色温度が高い光の下での撮影時)では、R成分のゲインを上げてB成分のゲインを下げ、白が赤みがかっている状態(色温度が低い光の下での撮影時)では、R成分のゲインを下げてB成分のゲインを上げる。
かかる方法では、太陽光(5500Kの標準光)の下で白く見える被写体を異なる撮影条件(撮影光)の下で撮影したときにその色(Cb値、Cr値)が変化する範囲を、前記白検出範囲WSとして設定しておくことにより、撮影条件(撮影光)が異なっても適切なホワイトバランスが自動的に得られることとなる。
また、ストロボ発光時において、適切なホワイトバランスが自動的に得られるオートホワイトバランス制御方法も提案されるに至っている(例えば、特許文献1参照。)。このオートホワイトバランス制御方法は、撮像前に測光した被写体輝度に予め定めらたストロボ発光時の被写体輝度の増加分を示す定数を加算した被写体輝度と、ストロボ発光撮影時に測光した被写体輝度とを比較する。この比較の結果、ストロボ発光時撮影時の被写体輝度の方が大きい場合には、光源の種類をストロボ光と判定してホワイトバランスを調整するのである。
特開2000−308069号公報
しかしながら、前述したオートホワイトバランス制御方法において、光源の種類をストロボ光と判定してホワイトバランスを調整する際、ストロボの光源であるキセノン管は太陽光と色温度が同じ5500度であるため、ホワイトバランスのゲイン設定は太陽光である場合と同様の設定を行うことになる。したがって、外光が全くない状態又は外光が太陽光である場合には問題はないが、太陽光以外の外光があり、これが被写体に当たっている状態で、ストロボを発光させると、ホワイトバランスのゲイン設定を太陽光としているため、撮像記録された画像は外光の色味が残った画像となってしまう。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、発光を伴う撮影時においてホワイトバランスが確保された画像を記録することができる撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1に係る撮像装置にあっては、被写体を撮像して色成分毎に分離した撮像信号を出力する撮像手段と、発光して被写体に光を照射する発光手段と、前記撮像手段から出力される撮像信号を色成分毎に個別に増幅する増幅手段と、前記撮像信号における色成分の分布状態を、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインが異なる複数のグループに分類する分類手段と、前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から逐次出力される複数フレーム分の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを逐次選択する第1の選択手段と、前記発光手段の発光が指示された際に、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報に基づいて、前記発光手段の発光時において前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定する第1の設定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記第1の設定手段は、前記発光手段の発光が指示された際に、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報と、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値とに基づいて、前記発光手段の発光時に出力される撮像信号に対して前記増幅手段により増幅させる色成分毎のゲインを設定することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記発光手段の発光時に前記撮像手段から出力される撮像信号を、前記第1の設定手段により設定されたゲインで前記増幅手段により増幅し、この増幅された撮像信号から生成した画像情報を記録または表示する制御手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記発光手段の非発光時において、前記第1の選択手段により逐次選択される前記グループの情報に基づいて、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを逐次設定する第2の設定手段と、前記発光手段の非発光時に前記撮像手段から逐次出力される撮像信号を、前記第2の設定手段により逐次設定される色成分毎のゲインで前記増幅手段により逐次増幅させ、この増幅された撮像信号から生成した画像情報を逐次モニタ画面上に表示するスルー画像表示手段を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明にあっては、前記増幅手段は、前記制御手段による前記画像情報の記録または表示のために用いられる撮像信号を増幅する第1の増幅手段と、前記制御手段による前記画像情報の記録および表示のいずれにも用いられない撮像信号を増幅する第2の増幅手段とから構成され、前記第1の設定手段は、前記発光手段の発光時において前記第1の増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定し、前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から各フレームの撮像信号が出力される毎に前記分類手段により分類される複数のグループの1つを選択する第2の選択手段と、前記発光手段の非発光状態において、前記第2の選択手段により選択される前記グループの情報に基づいて、前記第2の増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを各フレーム毎に設定する第2の設定手段と、を更に備えたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記第1の選択手段は、前記第2の増幅手段により増幅された後の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを選択することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記分類手段は、前記撮像信号における色成分の分布状態を、光源の種別に応じたグループに分類することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記発光手段の発光時における被写体のホワイトバランスを確保するための色成分毎のゲインを前記分類手段により分類されるグループ毎に記憶した設定ゲイン記憶手段を更に備え、前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されているグループに対応するゲインを前記設定ゲイン記憶手段から読み出して設定することを特徴とする
また、請求項9に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記撮像信号における色成分の分布状態が、白色に対応する所定の分布状態の範囲に含まれるか否かを判定する判定手段を更に備え、前記第1の選択手段は、前記第2の増幅手段により増幅された後の前記撮像信号に対する前記判定手段による判断結果に応じて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを選択することを特徴とする。
また、請求項10に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記第2の選択手段は、前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から各フレームの撮像信号が出力される毎に前記分類手段により分類される複数のグループの1つを順番に選択していき、前記第1の選択手段は、前記第2の選択手段により選択される各グループ毎に前記判定手段による判定を行い、順番に選択されていく複数のグループの中で白色であると判定される度合いの最も大きいグループを、前記複数フレーム分の撮像信号に対応するグループとして選択することを特徴とする。
また、請求項11に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値を複数のグループに分類する輝度分類手段を更に備え、前記設定ゲイン記憶手段は、前記色成分毎のゲインを、前記分類手段により分類されるグループおよび前記輝度分類手段により分類されるグループの両方に対応させて記憶し、前記第1の設定手段は、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値に対応して前記輝度分類手段により分類されるグループと、前記第1の選択手段により選択されているグループの両方に対応するゲインを前記設定ゲイン記憶手段から読み出して設定することを特徴とする。
また、請求項12に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記撮像装置において、前記分類手段により分類される複数のグループの各々に対応して前記第2の増幅手段に設定すべき色成分毎のゲインを複数種記憶した可変ゲイン記憶手段を更に備え、前記第2の設定手段は、前記第2の選択手段により選択されるグループに対応する色成分毎のゲインを、前記可変ゲイン記憶手段から読み出して設定することを特徴とする。
また、請求項13に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記可変ゲイン記憶手段は、前記設定ゲイン記憶手段よりも多数種のゲインを記憶していることを特徴とする。
また、請求項14に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記第2の選択手段は、前記撮像手段から各フレームの撮像信号が出力される毎に前記分類手段により分類される複数のグループの1つを順番に選択していき、前記第1の選択手段は、前記第2の選択手段により同じグループが所定回数連続して選択された場合に、当該グループを、前記複数フレーム分の撮像信号に対応するグループとして選択することを特徴とする。
また、請求項15に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記設定ゲイン記憶手段に記憶されている複数種のゲインは、白熱灯、蛍光灯、日陰、太陽光下で前記発光手段の発光時において被写体のホワイトバランスを確保し得る色成分毎のゲインであることを特徴とする。
また、請求項16に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記撮像手段が被写体を撮像した際の露出値を算出する露出算出手段と、前記露出算出手段により算出される露出値の増減に対してヒステリシスを持たせて輝度値を変化させることで、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値を複数のグループに分類する輝度分類手段を更に備え、前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報と、前記輝度分類手段により分類される前記撮像信号の輝度値とに基づいて、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする
また、請求項17に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記発光手段は、所定の色成分の光を照射し、前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されている前記グループに対応する色成分と、前記発光手段が発光する前記所定の色成分との中間の色成分に対応させて、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする。
また、請求項18に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されている前記グループに対応する色成分と、前記発光手段が発光する前記所定の色成分との中間の色成分を、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値に応じて設定し、この設定された色成分に対応させて、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする。
また、請求項19に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記発光手段は、太陽光に対応する色成分の光を照射し、前記第1の設定手段は、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値が所定値以下である場合には、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを太陽光のグループに対応するゲインに設定することを特徴とする。
また、請求項20に係る発明にあっては、前記撮像装置において、前記第1の設定手段は、前記発光手段の発光を伴わない撮影記録が指示された際に、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値を考慮することなく、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報に基づいて、前記発光手段の発光時において前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする。
また、請求項21に係るホワイトバランス制御プログラムにあっては、被写体を撮像して色成分毎に分離した撮像信号を出力する撮像手段と、発光して被写体に光を照射する発光手段と、前記撮像手段から出力される撮像信号を色成分毎に個別に増幅する増幅手段と、前記撮像信号における色成分の分布状態を、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインが異なる複数のグループに分類する分類手段とを備えた撮像装置におけるホワイトバランス制御方法であって、前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から逐次出力される複数フレーム分の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを逐次選択する選択工程と、前記発光手段の発光が指示された際に、前記選択工程により選択されている前記グループの情報と、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値とに基づいて、前記発光手段の発光時において前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定する設定工程と、前記発光手段の発光時に前記撮像手段から出力される撮像信号を、前記設定工程により設定されたゲインで前記増幅手段により増幅し、この増幅された撮像信号から生成した画像情報を記録または表示する制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項22に係るホワイトバランス制御プログラムにあっては、撮像装置が有するコンピュータを、被写体を撮像して色成分毎に分離した撮像信号を出力する撮像手段と、発光して被写体に光を照射する発光手段と、前記撮像手段から出力される撮像信号を色成分毎に個別に増幅する増幅手段と、前記撮像信号における色成分の分布状態を、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインが異なる複数のグループに分類する分類手段と、前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から逐次出力される複数フレーム分の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを逐次選択する第1の選択手段と、前記発光手段の発光が指示された際に、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報と、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値とに基づいて、前記発光手段の発光時において前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定する第1の設定手段と、して機能させることを特徴とする。
本発明によれば、発光手段の非発光状態において、撮像手段から逐次出力される複数フレーム分の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて複数のグループの1つを逐次選択し、発光手段の発光が指示された際に、選択されているグループの情報に基づいて発光手段の発光時において増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定するようにしたので、発光を伴う撮影時においても外部光源の種類などに応じた良好なホワイトバランスを確保することができ、且つ、画像のホワイトバランスが頻繁に変化する不都合を未然に防止することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図にしたがって説明する。図1は、本発明を電子スチルカメラに適用した場合のブロック構成図である。
レンズ20の後方に配置されたCCD25は、タイミング信号発生器26、垂直ドライバ27によって駆動される。CCD25は原色RGBの色フィルタアレイが設けられたものであって、CCD25の受光面に結像された光学像はR,G,Bの各受光部で電荷蓄積され、光の強さに応じた量のR,G,Bの信号電荷に変換された後、アナログの画像信号としてユニット回路28に出力される。ユニット回路28は、入力した撮像信号からノイズを除去するCDSと、ノイズが除去された撮像信号をデジタルの画像データに変換するA/D変換器とからなり、ユニット回路28から出力された画像データは第1及び第2ゲイン調整回路21,22に送られる。
第1及び第2ゲイン調整回路21、22は、R,G,Bの色成分毎にR用アンプ21a、22a、G用アンプ21b、22b、B用アンプ21c、22cを各々備えており、制御部35から送られる制御信号によって各アンプ21a、22a、21b、22b、21c、22cのゲインが制御される。第1ゲイン調整回路21によって増幅された画像信号は第1カラープロセス回路23に送られ、ここでカラープロセス処理を行われた後、デジタルの輝度信号(Y信号)と色差信号(Cb信号、Cr信号)を含んだYUVデータとしてDMAコントローラ29のバッファに書き込まれる。同時にバッファには、カラープロセス処理が行われる以前のR,G,Bの画像データも書き込まれる。DMAコントローラ29はバッファに書き込まれたYUVデータをDRAM30の指定領域に転送し、展開する。
ビデオエンコーダ31は、前記バッファから読み出されたYUVデータを元にビデオ信号を発生してLCDからなる表示装置32に出力する。これにより、撮像待機状態にあるRECスルーモードの設定時には、撮像された被写体像が表示装置32にスルー画像として表示される。また、その状態でシャッターキーが押された撮影指示時には、前記バッファに書き込まれた1フレーム分のYUVデータが圧縮/伸張部33に送られ、圧縮処理を施されてフラッシュメモリ34に記録される。画像再生等を行うPLAYモードの設定時には、フラッシュメモリ34に記録されている画像データがDMAコントローラ29を介して圧縮/伸張部33に送られ、伸張処理を施されてYUVデータが再生される。これにより、記録画像が表示装置32に表示される。
一方、第2ゲイン調整回路22によって増幅された画像信号は第2カラープロセス回路24に送られ、ここでカラープロセス処理を行われた後、デジタルの輝度信号(Y信号)と色差信号(Cb信号、Cr信号)を含んだYUVデータとして制御部35に送られる。
制御部35はCPU、プログラムやデータが格納されたROM、作業用のRAMを有しており、所定のプログラムに従い前述した各部の動作を制御するとともに、操作部36から送られる状態信号に対応して電子スチルカメラの各機能、すなわち自動露出制御(AE)やオートホワイトバランス(AWB)を実現する。操作部36には、前記シャッターキー、及びRECスルーモードとPLAYモードの切り替えキー等の各種キーが設けられており、キー操作に応じた状態信号を制御部35に送る。ストロボ37は、シャッターキーの操作時(撮影時)に必要に応じて駆動され補助光を発する。
ゲイン記憶部38は、制御部35によるオートホワイトバランス制御時に第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cに設定されるゲイン、及び第2ゲイン調整回路22のR用アンプ22aとB用アンプ22cに設定されるゲインが記憶されている。すなわち、ゲイン記憶部38には、図2に非発光時ゲインテーブル381と、図3に示す設定ゲイン記憶手段としての第1発光時ゲインテーブル383と第2発光時ゲインテーブル384、及び図4に示す図4に示す可変ゲイン記憶手段としての可変ゲインテーブル382とが記憶されている。
図2に示した非発光時ゲインテーブル381は、ストロボ37を発光動作させない非発光時において、制御部35によるオートホワイトバランス制御時に第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cにゲインをする際に用いられるテーブルであって、ゲインNo.(1)〜(4)に対応するRゲインの値とBゲインの値とが記憶されている。ここで、ゲインNo.(1)は日陰、ゲインNo.(2)は太陽光、ゲインNo.(3)は蛍光灯
、ゲインNo.(4)は白熱灯を各々光源とする撮影時に適切なホワイトバランスを設定す
ることのできるRゲインの値とBゲインの値からなる。また、こられRゲインの値とBゲインの値は、経験値からなる。
図3(a)に示した第1発光時ゲインテーブル383は、ストロボ37を発光動作させる発光時であって、制御部35によるオートホワイトバランス制御時に第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cにゲインをする際に用いられるテーブルある。この第1発光時ゲインテーブル383には、図示のように「白熱灯」「蛍光灯」「日陰」「太陽光」に対応して、「EV(Exposure Value)2以下」、「EV3〜4」、「EV5以上」におけるRゲインの値とBゲインの値とを示す符号が記憶されている。また、第2発光時ゲインテーブル384には、同図(b)(c)に示すように、前記第1発光時ゲインテーブル383に記憶されている符号A1、A2、B1・・・Dが意味するRゲインの値とBゲインの値が具体的数値により記憶されている。
図4に示した可変ゲインテーブル382は、制御部35によるオートホワイトバランス制御時に第2ゲイン調整回路22のR用アンプ22aとB用アンプ22cにゲインを設定する際に用いられるテーブルであって、ゲインNo.1〜12に対応するRゲインの値とBゲインの値とが記憶されている。ここで、ゲインNo.1及び2は日陰での撮影時、ゲインNo.3、4、5は太陽光、ゲインNo.6、7、8は蛍光灯、ゲインNo.9は白熱灯、ゲインNo.10は白熱灯を光源とする撮影時に適切なホワイトバランスを設定することのできるRゲインの値とBゲインの値からなる。また、ゲインNo.11は被写体が緑である場合、ゲインNo.12は被写体がベージュである場合の撮影時に適切なホワイトバランスを設定することのできるRゲインの値とBゲインの値からなる。こられRゲインの値とBゲインの値も、経験値からなる。
なお、非発光時ゲインテーブル381と可変ゲインテーブル382とにおいて、ゲインNo.(1)とゲインNo.1、ゲインNo.(2)とゲインNo.4、ゲインNo.(3)とゲ
インNo.6、ゲインNo.(4)とゲインNo.9は、各々同一のRゲインの値とBゲイ
ンの値からなる。
また、前記制御部35のROM又は前記ゲイン記憶部38には、図5に示す白検出枠データ351と、図6に示すEV(Exposure Value)判定データ352が記憶されている。
次に、以上の構成からなる本実施の形態において、AWBモードが設定された状態でのRECスルーモードにおける動作を図7に示すフローチャートに従い説明する。
なお、図7に示すフローチャートの動作結果に従い決定されたゲイン値によって、制御部35によるオートホワイトバランス制御が随時行われるものとする。
すなわち電子スチルカメラにあっては、RECスルーモードが設定されると、制御部35は前記プログラムに基づきこのフローチャートに従って処理を開始して、CCD25を1フレーム駆動する(ステップS1)。次に、この駆動した1フレーム分のデジタルデータを取り込み(ステップS2)、白検出及びEV値を取り込んで(ステップS3)、EV判定「暗」を実行する(ステップS4)。
このステップS4の処理は、図6に示したEV判定データ352に基づいて実行され、取り込んだEV値がEV判定データ352の「暗」に属する値であるか否かを判定する。この取り込んだEV値がEV判定データ352の「暗」に属する値であった場合には(ステップS4;YES)、取り込んだ画像データは、日陰での撮影時、太陽光、蛍光灯、白熱灯を光源とする撮影時のいずれの場合もあり得るものと推定される。
この場合には、条件1で決定されたゲインNo.が、可変ゲインテーブル382のゲインがNo.1〜No.12のうちの、No.1又はNo.2であるか否かを判断する(ステップS5)。ここで、条件1で決定されるNo.とは、可変ゲインテーブル382のゲインを、第2ゲイン調整回路22のR用アンプ22aとB用アンプ22cとに、フレーム毎にNo.1〜No.12まで順番に設定したとき、そのNo.における白の個数(図5に示した白検出枠データ351の白枠353内に入る画素数)が過去12フレームのうちで最も多いNo.である。
すなわち、図8の具体例に示すように(図8においては、第1ゲイン調整回路21を「#1」、第2ゲイン調整回路22を「#2」と表記している。)、EV判定が「暗」の状態で、フレーム1、2、3、・・・毎に、第2ゲイン調整回路22(#2)のR用アンプ22aとB用アンプ22cとに、1、2、3、・・・とNo.1〜No.12までのゲインを設定して、各々「白の個数」を検出し、過去12フレームのうちで最も多いNo.を決定する。
このステップS5での判断の結果、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.1又はNo.2であった場合には(ステップS5;YES)、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定すべき非発光時ゲインテーブル381のゲイン候補を日陰用であるNo.(1)とする(ステップS6)。
また、前記ステップS5での判断の結果、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.1又はNo.2でなかった場合には(ステップS5;NO)、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.3、4、5、11又は12であったか否かを判断する(ステップS7)。このステップS7の判断がYESであった場合には、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定すべき非発光時ゲインテーブル381のゲイン候補を太陽光用であるNo.(2)とする(ステップ
S8)。
また、前記ステップS7での判断の結果、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.3、4、5、11又は12でなかった場合には(ステップS7;NO)、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.6、7又は8であったか否かを判断する(ステップS9)。このステップS9の判断がYESであった場合には、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定すべき非発光時ゲインテーブル381のゲイン候補を蛍光灯用であるNo.(3)とする(ステップS
10)。
すなわち、図8に示す具体例においては、フレーム1、2、3、・・・12毎に設定されたゲインNo.1、2、3、・・・12において、最も白の個数が多かったのは、個数「100」のNo.7である。したがって、フレーム13の時点(A時点)でステップS9の判断がYESとなり、蛍光灯用であるNo.(3)が非発光時ゲインテーブル381の候補とされることとなる。(ステップS10)
さらに、前記ステップS9での判断の結果、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.6、7又は8でなかった場合には(ステップS9;NO)、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定すべき非発光時ゲインテーブル381のゲイン候補を蛍光灯用であるNo.(4)とする(ステップS11)。
他方、前記ステップS4で判断の結果、取り込んだEV値がEV判定データ352の「暗」に属する値でなかった場合には(ステップS4;NO)、「明」に属する値であるか否かを判定する(ステップS24)。このEV値がEV判定データ352の「明」に属する値であった場合には(ステップS24;YES)、取り込んだ画像データは、太陽光を光源とする撮影時のものであると推定される。よって、この場合には、前述したステップS8と同様に、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定すべき非発光時ゲインテーブル381のゲイン候補を太陽光用であるNo.(2)とする(ステップS25)。
しかし、前記ステップS14で判断の結果、取り込んだEV値がEV判定データ352の「明」に属する値でもなかった場合には(ステップS24;NO)、前述したステップS5と同様に、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.1又はNo.2であったか否かを判断する(ステップS26)。そして、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.1又はNo.2であった場合には(ステップS26;YES)、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定すべき非発光時ゲインテーブル381のゲイン候補を日陰用であるNo.(1)とする(ステップS27)。しかし、条件1で決定された可変ゲインテーブル382のゲインがNo.1又はNo.2でなかった場合には(ステップS26;NO)、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定すべき非発光時ゲインテーブル381のゲイン候補を太陽光用であるNo.(2)とする(ステップS28)。
次に、前述のステップS6、S8、S10、S11、S25、S27、S28で候補とされたNo.が連続して32回同じであるか否かを判断する(ステップS12)。連続して32回同じではない場合には(ステップS12;NO)、ステップS1からの処理を繰り返し、連続して32回同じとなったならば(ステップS12;YES)、ストロボ37を発光させて撮像を行う撮像条件であるか否かを判断する(ステップS13)。
そして、制御部35がシャッターキーの操作時(撮影時)にストロボ37を発光動作させる必要はないと判断している場合、あるいはユーザが操作部36でストロボ37の非発光を設定している場合等においては(ステップS13;NO)、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに、そのNo.のゲイン値を設定して更新する(ステップS13)。
すなわち、図7に示す具体例においては、候補とされたNo.(3)がB時点で32回連
続している。したがって、B時点でステップS12の判断がYESとなって、初期値であるNo.(2)からNo.(3)に更新される。また、C時点においても、場面が変化したと推定されるD時点から候補とされたNo.(2)が32回連続している。したがって、C時点でもステップS12の判断がYESとなって、No.(3)からNo.(2)に更新される。
したがって、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cは、ユニット回路28から送られた光学像のデジタル画像データのR、B色成分を前記ステップS13で設定されたゲインで増幅する。そして前述のように、この第1ゲイン調整回路21によって増幅された画像信号は第1カラープロセス回路23に送られ、ここでカラープロセス処理を行われた後、デジタルの輝度信号(Y信号)と色差信号(Cb信号、Cr信号)を含んだYUVデータとしてDMAコントローラ29のバッファに書き込まれる。DMAコントローラ29はバッファに書き込まれたYUVデータをDRAM30の指定領域に転送し、展開する。ビデオエンコーダ31は、前記バッファから読み出されたYUVデータを元にビデオ信号を発生してLCDからなる表示装置32に出力する。
これにより、撮像待機状態にあるRECスルーモードの設定時には、光源に応じてホワイトバランスを設定する煩雑な操作を必要とせずに、発光を伴う撮影時において良好なホワイトバランスが確保された被写体像が表示装置32にスルー画像として表示されることとなる。しかも、表示装置32にスルー画像として表示されるのは、前記条件1により可変ゲインテーブル382のゲインがフレーム毎にNo.1〜No.12まで順番に設定される第2ゲイン調整回路22からの画像データに基づくものではなく、前述のステップS13でゲインが更新、設定される第2ゲイン調整回路22からの画像データに基づくものであることから、表示装置32に表示されているスルー画像のホワイトバランスが頻繁に変化することもない。
そして、シャッターキーが押された撮影指示時には、前記バッファに書き込まれた1フレーム分のYUVデータが圧縮/伸張部33に送られ、圧縮処理を施されてフラッシュメモリ34に記録される。これにより、フラッシュメモリ34にホワイトバランスが確保された被写体画像の画像データを記録することができる。
他方、制御部35がシャッターキーの操作時(撮影時)にストロボ37を発光動作させると判断している場合、あるいはユーザが操作部36でストロボ37の強制発光を設定している場合等においては(ステップS13;YES)、先ず光源を特定する。すなわち、前述のようにステップS12の判断がYESとなった時点で、非発光時ゲインテーブルのゲインNo.(1)〜(4)の何れかが決定される。この決定された各ゲインNo.(1)〜(4)において、前述したようにゲインNo.(1)は日陰での撮影時、ゲインNo.(2)は太陽光、ゲインNo.(3)は蛍光灯、ゲインNo.(4)は白熱灯を光源とする撮影時に設定されるゲインである。したがって、ステップS12の判断がYESとなった時点で決定されているゲインNo.(1)であれば光源は「日陰」であると特定し、(2)であれば光源は「太陽光」であると特定し、(3)であれば光源は「蛍光灯」であると特定し、(4)であれば光源は「白熱灯」であると特定する。
次に、両発光時ゲインテーブル383、384を参照して、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとにストロボ発光時におけるゲイン値を設定して更新する(ステップS15)。
すなわち、前記ステップS15の処理により、光源が「日陰」、「太陽光」、「蛍光灯」、「白熱灯」のいずれかであるかが特定されている。また、ステップS3での処理により、EV値が取り込まれている。したがって、ステップS16においてば、先ず図3(a)に示した第1発光時ゲインテーブル383から、特定された光源(「日陰」、「太陽光」、「蛍光灯」、「白熱灯」)に対応し、かつ、取り込んだEV値に対応する符号を読み出す。さらに、この第1発光時ゲインテーブル383から読み出した符号に対応するRゲインの値とBゲインの値を読み出し、このゲイン値を第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cとに設定して更新する(ステップS16)。
すなわち、図8に示す具体例においては、候補とされたNo.(3)がB時点で32回連続している。したがって、B時点でステップS12の判断がYESとなって、No.(3)の「蛍光灯」が特定される。このとき、例えばEV3〜4であれば、図3(a)の第1発光時ゲインテーブル383において、「蛍光灯」の「EV3〜4」は「B1」である。また、この「B1」は図3(b)の第2発光時ゲインテーブル384において、Rゲイン「125」、Bゲイン「106」である。よって、B時点で第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aのゲイン値は「125」に、B用アンプ21cのゲイン値は「106」に各々設定されて更新される。
また、C時点においても、場面が変化したと推定されるD時点から候補とされたNo.(2)が32回連続している。したがって、C時点でステップS12の判断がYESとなって、No.(2)の「太陽光」が特定される。このとき、EV2以下、EV3〜4、EV5以上のいずれであっても、図3(a)の第1発光時ゲインテーブル383において、「太陽光」の符号は「D」である。また、この「D」は図3(b)の第2発光時ゲインテーブル384において、Rゲイン「129」、Bゲイン「72」である。よって、C時点で第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aのゲイン値は「129」に、B用アンプ21cのゲイン値は「25」に各々設定されて更新される。
したがって、第1ゲイン調整回路21のR用アンプ21aとB用アンプ21cは、ユニット回路28から送られた光学像のデジタル画像データのR、B色成分を前記ステップS16で設定されたゲインで増幅する。そして前述のように、この第1ゲイン調整回路21によって増幅された画像信号は第1カラープロセス回路23に送られ、ここでカラープロセス処理を行われた後、デジタルの輝度信号(Y信号)と色差信号(Cb信号、Cr信号)を含んだYUVデータとしてDMAコントローラ29のバッファに書き込まれる。DMAコントローラ29はバッファに書き込まれたYUVデータをDRAM30の指定領域に転送し、展開する。ビデオエンコーダ31は、前記バッファから読み出されたYUVデータを元にビデオ信号を発生してLCDからなる表示装置32に出力する。
そして、シャッターキーが押された撮影指示時には、ストロボ37が発光動作した後、前記バッファに書き込まれた1フレーム分のYUVデータが圧縮/伸張部33に送られ、圧縮処理を施されてフラッシュメモリ34に記録される。これにより、フラッシュメモリ34には、ストロボ37の発光時において、外光を考慮したホワイトバランスが確保された被写体画像の画像データを記録することができる。すなわち、ストロボ37の発光時に、太陽光以外の「日陰」、「蛍光灯」、「白熱灯」が外光として被写体に当たっている状態であっても、外光の色味が残っていない被写体画像の画像データを記録することができることとなる。
なお、本実施の形態においては、CCD25により1フレーム分の画像全体に対して白検出を行うようにしたが、図9に示すように、1フレーム分の画像Pを中央部Pc、上部Pu、下部Pdに三分割し、中央部Pcは一般的に被写体が配置されるので、中央部Pcを除く上部Pu及び下部Pdに対してのみ白検出を行う等、画像を部分的に特定して白検出を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、EVの値そのものをEV判定で用いるようにしたが、EVの移動平均を取ってこれをEV判定に用いるようにしてもよい。これにより、短時間内におけるEVの変化に左右されることなく、安定した判定を行うことができる。
さらに、本実施の形態においては主として、スルー画像を表示した状態でシャッターキーが押されると、その時点で撮像した画像を記録する電子スチルカメラについて説明したが、本発明は、前述したようなカメラに限定されることなく、撮像する画像のオートホワイトバランス制御を行う機器であれば他の装置にも適用することができる。
本発明の一実施の形態を示す電子スチルカメラのブロック構成図である。 非発光時ゲインテーブルの構成を示す概念図である。 (a)は第1発光時ゲインテーブルの構成示す概念図、(b)は第2発光時ゲインテーブルの構成示す概念図である。 可変ゲインテーブルの構成を示す概念図である。 白検出枠データを示す図である。 EV判定データを示す図である。 本実施の形態におけるRECスルーモードでの動作を示すフローチャートである。 本実施の形態におけるRECスルーモードでの動作の具体例を示す図である。 本発明の他の実施の形態における白検出方法を示す説明図である。
符号の説明
21 第1ゲイン調整回路
21a R用アンプ
21c B用アンプ
22 第2ゲイン調整回路
22a R用アンプ
22c B用アンプ
23 第1カラープロセス回路
24 第2カラープロセス回路
25 CCD
26 タイミング信号発生器
27 垂直ドライバ
28 ユニット回路
29 DMAコントローラ
30 DRAM
31 ビデオエンコーダ
32 表示装置
33 圧縮/伸張部
34 フラッシュメモリ
35 制御部
38 ゲイン記憶部
381 非発光時ゲインテーブル
382 可変ゲインテーブル
383 第1発光時ゲインテーブル
384 第2発光時ゲインテーブル

Claims (22)

  1. 被写体を撮像して色成分毎に分離した撮像信号を出力する撮像手段と、
    発光して被写体に光を照射する発光手段と、
    前記撮像手段から出力される撮像信号を色成分毎に個別に増幅する増幅手段と、
    前記撮像信号における色成分の分布状態を、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインが異なる複数のグループに分類する分類手段と、
    前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から逐次出力される複数フレーム分の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを逐次選択する第1の選択手段と、
    前記発光手段の発光が指示された際に、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報に基づいて、前記発光手段の発光時に出力される撮像信号に対して前記増幅手段により増幅させる色成分毎のゲインを設定する第1の設定手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の設定手段は、前記発光手段の発光が指示された際に、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報と、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値とに基づいて、前記発光手段の発光時に出力される撮像信号に対して前記増幅手段により増幅させる色成分毎のゲインを設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記発光手段の発光時に前記撮像手段から出力される撮像信号を、前記第1の設定手段により設定されたゲインで前記増幅手段により増幅し、この増幅された撮像信号から生成した画像情報を記録または表示する制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記発光手段の非発光時において、前記第1の選択手段により逐次選択される前記グループの情報に基づいて、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを逐次設定する第2の設定手段と、
    前記発光手段の非発光時に前記撮像手段から逐次出力される撮像信号を、前記第2の設定手段により逐次設定される色成分毎のゲインで前記増幅手段により逐次増幅させ、この増幅された撮像信号から生成した画像情報を逐次モニタ画面上に表示するスルー画像表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記増幅手段は、前記制御手段による前記画像情報の記録または表示のために用いられる撮像信号を増幅する第1の増幅手段と、前記制御手段による前記画像情報の記録および表示のいずれにも用いられない撮像信号を増幅する第2の増幅手段とから構成され、
    前記第1の設定手段は、前記発光手段の発光時において前記第1の増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定し、
    前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から各フレームの撮像信号が出力される毎に前記分類手段により分類される複数のグループの1つを選択する第2の選択手段と、
    前記発光手段の非発光状態において、前記第2の選択手段により選択される前記グループの情報に基づいて、前記第2の増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを各フレーム毎に設定する第2の設定手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  6. 前記第1の選択手段は、前記第2の増幅手段により増幅された後の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを選択することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記分類手段は、前記撮像信号における色成分の分布状態を、光源の種別に応じたグループに分類することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  8. 前記発光手段の発光時における被写体のホワイトバランスを確保するための色成分毎のゲインを前記分類手段により分類されるグループ毎に記憶した設定ゲイン記憶手段を更に備え、
    前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されているグループに対応するゲインを前記設定ゲイン記憶手段から読み出して設定することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  9. 前記撮像信号における色成分の分布状態が、白色に対応する所定の分布状態の範囲に含まれるか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記第1の選択手段は、前記第2の増幅手段により増幅された後の前記撮像信号に対する前記判定手段による判断結果に応じて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを選択することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  10. 前記第2の選択手段は、前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から各フレームの撮像信号が出力される毎に前記分類手段により分類される複数のグループの1つを順番に選択していき、
    前記第1の選択手段は、前記第2の選択手段により選択される各グループ毎に前記判定手段による判定を行い、順番に選択されていく複数のグループの中で白色であると判定される度合いの最も大きいグループを、前記複数フレーム分の撮像信号に対応するグループとして選択することを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値を複数のグループに分類する輝度分類手段を更に備え、
    前記設定ゲイン記憶手段は、前記色成分毎のゲインを、前記分類手段により分類されるグループおよび前記輝度分類手段により分類されるグループの両方に対応させて記憶し、
    前記第1の設定手段は、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値に対応して前記輝度分類手段により分類されるグループと、前記第1の選択手段により選択されているグループの両方に対応するゲインを前記設定ゲイン記憶手段から読み出して設定することを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  12. 前記分類手段により分類される複数のグループの各々に対応して前記第2の増幅手段に設定すべき色成分毎のゲインを複数種記憶した可変ゲイン記憶手段を更に備え、
    前記第2の設定手段は、前記第2の選択手段により選択されるグループに対応する色成分毎のゲインを、前記可変ゲイン記憶手段から読み出して設定することを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  13. 前記可変ゲイン記憶手段は、前記設定ゲイン記憶手段よりも多数種のゲインを記憶していることを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  14. 前記第2の選択手段は、前記撮像手段から各フレームの撮像信号が出力される毎に前記分類手段により分類される複数のグループの1つを順番に選択していき、
    前記第1の選択手段は、前記第2の選択手段により同じグループが所定回数連続して選択された場合に、当該グループを、前記複数フレーム分の撮像信号に対応するグループとして選択することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  15. 前記設定ゲイン記憶手段に記憶されている複数種のゲインは、白熱灯、蛍光灯、日陰、太陽光下で前記発光手段の発光時において被写体のホワイトバランスを確保し得る色成分毎のゲインであることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  16. 前記撮像手段が被写体を撮像した際の露出値を算出する露出算出手段と、
    前記露出算出手段により算出される露出値の増減に対してヒステリシスを持たせて輝度値を変化させることで、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値を複数のグループに分類する輝度分類手段を更に備え、
    前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報と、前記輝度分類手段により分類される前記撮像信号の輝度値とに基づいて、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  17. 前記発光手段は、所定の色成分の光を照射し、
    前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されている前記グループに対応する色成分と、前記発光手段が発光する前記所定の色成分との中間の色成分に対応させて、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  18. 前記第1の設定手段は、前記第1の選択手段により選択されている前記グループに対応する色成分と、前記発光手段が発光する前記所定の色成分との中間の色成分を、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値に応じて設定し、この設定された色成分に対応させて、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする請求項17記載の撮像装置。
  19. 前記発光手段は、太陽光に対応する色成分の光を照射し、
    前記第1の設定手段は、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値が所定値以下である場合には、前記発光手段の発光時における前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを太陽光のグループに対応するゲインに設定することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  20. 前記第1の設定手段は、前記発光手段の発光を伴わない撮影記録が指示された際に、前記撮像手段から出力される撮像信号の輝度値を考慮することなく、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報に基づいて、前記発光手段の発光時において前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  21. 被写体を撮像して色成分毎に分離した撮像信号を出力する撮像手段と、発光して被写体に光を照射する発光手段と、前記撮像手段から出力される撮像信号を色成分毎に個別に増幅する増幅手段と、前記撮像信号における色成分の分布状態を、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインが異なる複数のグループに分類する分類手段とを備えた撮像装置におけるホワイトバランス制御方法であって、
    前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から逐次出力される複数フレーム分の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを逐次選択する選択工程と、
    前記発光手段の発光が指示された際に、前記選択工程により選択されている前記グループの情報に基づいて、前記発光手段の発光時において前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定する設定工程と、
    前記発光手段の発光時に前記撮像手段から出力される撮像信号を、前記設定工程により設定されたゲインで前記増幅手段により増幅し、この増幅された撮像信号から生成した画像情報を記録または表示する制御工程と、
    を含むことを特徴とするホワイトバランス制御方法。
  22. 撮像装置が有するコンピュータを、
    被写体を撮像して色成分毎に分離した撮像信号を出力する撮像手段と、
    発光して被写体に光を照射する発光手段と、
    前記撮像手段から出力される撮像信号を色成分毎に個別に増幅する増幅手段と、
    前記撮像信号における色成分の分布状態を、前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインが異なる複数のグループに分類する分類手段と、
    前記発光手段の非発光状態において、前記撮像手段から逐次出力される複数フレーム分の撮像信号における色成分の分布状態に基づいて、前記分類手段により分類される複数のグループの1つを逐次選択する第1の選択手段と、
    前記発光手段の発光が指示された際に、前記第1の選択手段により選択されている前記グループの情報に基づいて、前記発光手段の発光時において前記増幅手段により増幅される色成分毎のゲインを設定する第1の設定手段と、
    して機能させることを特徴とするホワイトバランス制御プログラム。
JP2004243142A 2003-08-26 2004-08-24 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム Expired - Fee Related JP4305327B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004243142A JP4305327B2 (ja) 2003-08-26 2004-08-24 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003300705 2003-08-26
JP2004243142A JP4305327B2 (ja) 2003-08-26 2004-08-24 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005102177A JP2005102177A (ja) 2005-04-14
JP4305327B2 true JP4305327B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=34213842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004243142A Expired - Fee Related JP4305327B2 (ja) 2003-08-26 2004-08-24 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7551207B2 (ja)
EP (1) EP1668918B1 (ja)
JP (1) JP4305327B2 (ja)
KR (1) KR100816943B1 (ja)
CN (1) CN100586195C (ja)
HK (1) HK1095237A1 (ja)
TW (1) TWI270740B (ja)
WO (1) WO2005020589A2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3630149B2 (ja) * 2002-06-14 2005-03-16 カシオ計算機株式会社 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム
JP4584544B2 (ja) * 2003-04-11 2010-11-24 富士フイルム株式会社 画像再生装置および固体撮像装置
US7636473B2 (en) * 2004-03-12 2009-12-22 Seiko Epson Corporation Image color adjustment
US7546032B2 (en) * 2004-09-30 2009-06-09 Casio Computer Co., Ltd. Electronic camera having light-emitting unit
KR100765251B1 (ko) 2005-12-29 2007-10-09 엠텍비젼 주식회사 화이트밸런스 결정 방법 및 이를 이용한 디지털 이미지촬상 장치
US8564687B2 (en) * 2007-05-07 2013-10-22 Nvidia Corporation Efficient determination of an illuminant of a scene
US8698917B2 (en) * 2007-06-04 2014-04-15 Nvidia Corporation Reducing computational complexity in determining an illuminant of a scene
JP5066398B2 (ja) * 2007-06-29 2012-11-07 富士フイルム株式会社 画像処理装置および方法並びにプログラム
JP5214485B2 (ja) * 2009-02-12 2013-06-19 オリンパス株式会社 画像撮像装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
KR101589493B1 (ko) * 2009-02-24 2016-01-28 삼성전자주식회사 플래시를 이용한 화이트 밸런스 조정 방법 및 장치, 이를 이용한 디지털 촬영 장치
JP5758980B2 (ja) * 2010-04-09 2015-08-05 ジーブイビービー ホールディングス エス.エイ.アール.エル. 連続可変調整可能色温度による電子カメラファインダー
CN102469243B (zh) * 2010-11-04 2014-12-17 卡西欧计算机株式会社 能白平衡调整的摄像装置
CN102547079B (zh) 2010-12-29 2014-05-07 株式会社理光 夜景光源检测设备及夜景光源检测方法
JP5885416B2 (ja) * 2011-07-14 2016-03-15 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の制御方法
US9870598B2 (en) 2013-04-26 2018-01-16 Nvidia Corporation Low complexity adaptive filtering for mobile captures
CN104079909B (zh) * 2014-07-23 2016-04-13 深圳英飞拓科技股份有限公司 一种图像自动白平衡方法及装置
US9595086B2 (en) * 2014-09-04 2017-03-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Image processing device, image processing system and method for image processing
CN107801012B (zh) 2017-10-30 2019-05-17 Oppo广东移动通信有限公司 白平衡处理方法及装置、电子装置和计算机可读存储介质
US11002605B2 (en) * 2018-05-04 2021-05-11 Crestron Electronics, Inc. System and method for calibrating a light color sensor
CN109068116B (zh) * 2018-08-31 2021-01-22 青岛海信移动通信技术股份有限公司 基于补光的图像处理方法、装置、移动终端和存储介质
CN113539368B (zh) * 2021-08-30 2023-02-03 长春理工大学 荧光图像信号数据存储与颜色分类方法

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3320690A1 (de) * 1982-06-09 1983-12-15 Canon K.K., Tokyo Farbbildaufnahmesystem
JPS58215884A (ja) * 1982-06-10 1983-12-15 Sony Corp 電子カメラ
US4899212A (en) * 1987-08-28 1990-02-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. White balance adjusting device for a camera
US5617139A (en) * 1987-09-10 1997-04-01 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus
US5223921A (en) * 1990-04-27 1993-06-29 Sanyo Electric Co., Ltd. White balance adjusting apparatus for automatically adjusting white balance on the basis of a color information signal obtained from an image-sensing device
US5335072A (en) * 1990-05-30 1994-08-02 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Photographic system capable of storing information on photographed image data
JPH0470179A (ja) 1990-07-10 1992-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子スチルカメラ装置
US5589879A (en) * 1993-03-26 1996-12-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Performing white balance correction on integrated divided areas of which average color is substantially white
JPH07245764A (ja) 1994-03-04 1995-09-19 Fuji Photo Film Co Ltd オートホワイトバランス装置
JP3368041B2 (ja) * 1994-04-26 2003-01-20 キヤノン株式会社 撮像装置
JP3535678B2 (ja) 1996-11-18 2004-06-07 コニカミノルタホールディングス株式会社 スチルビデオカメラのホワイトバランス調整装置
JPH10243414A (ja) 1997-02-28 1998-09-11 Hewlett Packard Co <Hp> 色バランスの調整方法、プログラムメモリおよびデジタル・カメラ
JPH1141619A (ja) * 1997-07-24 1999-02-12 Sony Corp 色信号処理回路およびその処理方法、並びにこれらを用いたカメラ
KR100238057B1 (ko) 1997-10-15 2000-01-15 윤종용 디지털 스틸 카메라의 화이트 밸런스 조정방법 및 장치
JP4212134B2 (ja) * 1997-12-25 2009-01-21 三洋電機株式会社 画像信号処理装置
JP3631022B2 (ja) 1997-12-25 2005-03-23 キヤノン株式会社 撮像装置および信号処理装置
KR19990074457A (ko) * 1998-03-11 1999-10-05 윤종용 촬상장치의 화이트성분 추출방법
JP4063418B2 (ja) * 1998-09-11 2008-03-19 イーストマン コダック カンパニー オートホワイトバランス装置
JP4532613B2 (ja) * 1998-11-25 2010-08-25 キヤノン株式会社 撮像方法及び装置並びに記憶媒体
JP4327928B2 (ja) * 1999-02-26 2009-09-09 メディア・テック・ユーエスエイ・インコーポレーテッド 電子カメラ装置
KR20010020678A (ko) 1999-03-25 2001-03-15 윌리엄 비. 켐플러 프로그램가능한 실시간 화상 처리
JP3896438B2 (ja) 1999-04-12 2007-03-22 富士フイルム株式会社 デジタルカメラ及びオートホワイトバランス制御方法
JP4081581B2 (ja) 1999-04-26 2008-04-30 富士フイルム株式会社 オートホワイトバランス制御方法
JP4284754B2 (ja) * 1999-05-31 2009-06-24 ソニー株式会社 カラー撮像装置及びその制御方法
KR100631996B1 (ko) * 2000-01-28 2006-10-04 매그나칩 반도체 유한회사 디지털 카메라의 자동 화이트 밸런스 장치 및 방법
JP3925065B2 (ja) 2000-04-13 2007-06-06 カシオ計算機株式会社 電子カメラ及びオートホワイトバランス制御方法
JP4004220B2 (ja) 2000-10-05 2007-11-07 株式会社リコー ホワイトバランス調整装置、ホワイトバランス調整方法、およびその方法をコンピュータで実行するためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体
JP4826028B2 (ja) * 2001-05-24 2011-11-30 株式会社ニコン 電子カメラ
US7184080B2 (en) * 2001-06-25 2007-02-27 Texas Instruments Incorporated Automatic white balancing via illuminant scoring
JP4439767B2 (ja) * 2001-08-09 2010-03-24 キヤノン株式会社 撮像装置およびホワイトバランスの調整方法およびその動作処理プログラム
US6529235B1 (en) * 2002-03-21 2003-03-04 Sunplus Technology Co., Ltd. Auto white balance apparatus and method in a digital camera with a strobe
JP3630149B2 (ja) * 2002-06-14 2005-03-16 カシオ計算機株式会社 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005020589A3 (en) 2005-11-17
US7551207B2 (en) 2009-06-23
TWI270740B (en) 2007-01-11
KR20060061363A (ko) 2006-06-07
CN100586195C (zh) 2010-01-27
WO2005020589A2 (en) 2005-03-03
EP1668918B1 (en) 2017-06-07
EP1668918A2 (en) 2006-06-14
JP2005102177A (ja) 2005-04-14
KR100816943B1 (ko) 2008-03-25
HK1095237A1 (en) 2007-04-27
US20050047771A1 (en) 2005-03-03
TW200512532A (en) 2005-04-01
CN1839634A (zh) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4305327B2 (ja) 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム
US7683967B2 (en) Digital camera having an electronic flash device LED as a flashlight source
JP5007523B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
US20100141811A1 (en) Color temperature compensating imaging apparatus and method
KR100651813B1 (ko) 스트로보 제어장치, 및 스트로보 제어방법
JP5225137B2 (ja) 撮像装置、画像処理方法及びプログラム
JP3630149B2 (ja) 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム
JP4407485B2 (ja) 撮像装置、画像処理装置および画像処理プログラム
JP5316923B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP5191251B2 (ja) 撮像装置
JP2005109999A (ja) ホワイトバランス調整方法およびカメラ
JP4396225B2 (ja) ホワイトバランス制御装置及び電子機器
JP3845771B2 (ja) 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム
JP5885023B2 (ja) 撮像装置、ホワイトバランス制御方法及びホワイトバランス制御プログラム
JP6053501B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2008022474A (ja) 撮像装置及び撮像処理方法
JP2009094742A (ja) 撮像装置及び撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4305327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees