JP4396225B2 - ホワイトバランス制御装置及び電子機器 - Google Patents
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ホワイトバランス調整の方式には、大別して、外部測定方式とTTL(Through The Lens)方式とがあり、後者は、さらに、全画面平均方式と無彩色検出方式とに分けられる。
ここで、無彩色検出方式として、例えば、色差信号Cr、Cbを座標軸とする色空間において無彩色の領域を検出し、検出された無彩色の領域に含まれる画素のR、G、Bデータを画像データ内で積算して、積算値のRGBがR:G:B=1:1:1となるように色調補正を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
前記画像を複数のブロックに分割する画像分割手段と、
前記画像情報のうち、前記画像分割手段により分割された複数のブロックの各々に対応する部分の色信号を画像全体で積算して、該積算値から所定の色空間における色座標に変換した第一の色座標情報を算出する第一色座標情報算出手段と、
前記複数のブロックの各々に対応する前記色信号に基づいて、前記色空間における各ブロックの色座標を算出する色座標算出手段と、
前記色座標算出手段により算出された各ブロックの色座標を平均して第二の色座標情報を算出する第二色座標情報算出手段と、を備え、
前記調整量設定手段は、前記第一色座標情報算出手段により算出された第一の色座標情報と、前記第二色座標情報算出手段により算出された第二の色座標情報とに基づいて、前記ホワイトバランス調整量を設定することを特徴としている。
前記第一色座標情報算出手段は、前記第一の色座標情報として、色度空間における色度座標に変換した第一の色温度情報を算出し、
前記色座標算出手段は、前記色座標として、前記色度空間における各ブロックの色度座標を算出し、
前記第二色座標情報算出手段は、前記第二の色座標情報として、前記色座標算出手段により算出された各ブロックの色度座標に基づいて第二の色温度情報を算出し、
前記調整量設定手段は、前記第一色座標情報算出手段により算出された前記第一の色温度情報と、前記第二色座標情報算出手段により算出された前記第二の色温度情報とに基づいて、前記ホワイトバランス調整量を設定することを特徴としている。
前記色度座標算出手段により算出された各ブロックの色度座標に基づいて、前記色度空間の無彩色点を判定する無彩色点判定手段を備え、
前記第一色座標情報算出手段は、前記無彩色点判定手段により判定された無彩色点に対応する前記ブロックの色信号に基づいて、前記第一の色温度情報を算出し、
前記第二色座標情報算出手段は、前記無彩色点判定手段により判定された無彩色点に対応する前記ブロックの前記色度座標に基づいて、前記第二の色温度情報を算出することを特徴としている。
前記画像情報のうちの色信号に基づいて、前記調整量設定手段により前記ホワイトバランス調整量を設定する場合における、前記第一の色温度情報と前記第二の色温度情報の寄与度に係る寄与度係数を設定する寄与度係数設定手段を備え、
前記調整量設定手段は、さらに、前記寄与度係数設定手段により設定された前記寄与度係数に応じた前記第一の色温度情報及び前記第二の色温度情報の寄与度に従って前記ホワイトバランス調整量を設定することを特徴としている。
前記画像情報のうちの色信号に基づいて、前記画像の輝度値を算出する輝度値算出手段と、
前記画像の輝度値と前記寄与度係数とが対応付けられた寄与度係数設定テーブルを記憶する設定テーブル記憶手段と、を備え、
前記寄与度係数設定手段は、前記設定テーブル記憶手段に記憶された前記寄与度係数設定テーブルに基づいて、前記輝度値算出手段により算出された画像の輝度値に対応する前記寄与度係数を設定することを特徴としている。
前記寄与度係数設定テーブルは、前記画像の輝度値が低くなるに従って前記第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように、前記寄与度係数が設定されていることを特徴としている。
前記画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像が露出不足であるか否かを判定する露出不足判定手段と、を備え、
前記寄与度係数設定手段は、さらに、前記露出不足判定手段により露出不足であると判定された場合に、前記第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように前記寄与度係数を設定することを特徴としている。
前記画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段による画像の撮像が、色温度の異なる複数の光源下にて行われたか否かを判定する撮像光源判定手段を備え、
前記寄与度係数設定手段は、さらに、前記撮像光源判定手段により色温度の異なる複数の光源下にて前記撮像手段による画像の撮像が行われたと判定された場合に、前記第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように前記寄与度係数を設定することを特徴としている。
図1は、本発明に係るホワイトバランス制御装置を備える電子機器の好適な一例として例示するデジタルカメラの要部構成を示すブロック図である。
表示装置4は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等により構成され、CPU8から出力され入力された表示信号に従って撮像画像Gや操作画面等を表示する。
具体的には、撮像処理において、CPU8は、調整量設定手段として、調整量設定プログラム7aに従って、画像用メモリ3に格納されたデジタル画像信号のうちの色データ(色情報)に基づいて、撮像画像G(図3(a)参照)のホワイトバランス調整量を設定するホワイトバランス調整処理を行う。
さらに、CPU8は、色座標算出手段として、色度座標算出プログラム7cに従って、デジタル画像信号のうち、分割された複数のブロックの各々に対応する信号に含まれる色データに基づいて、色度平面Sにおける各ブロックの色度座標を算出する。
また、CPU8は、無彩色点判定手段として、無彩色点判定プログラム7dに従って、分割された各ブロックの色度座標に基づいて、色度平面Sにおける無彩色点を判定する。ここで、無彩色点の判定方法としては、例えば、色度平面Sにおいて色度座標が黒体輻射軌跡BLの近傍に位置するブロックを無彩色点と判定する方法(図4参照)や、色度平面Sを複数のセルに分割して、黒体輻射軌跡BLからの距離に応じてセル毎に重み付け係数を設定し、加重積分することにより無彩色点を算出する方法(図6及び図7参照)等が挙げられる。
また、CPU8は、第二色座標情報算出手段として、第二色温度情報算出プログラム7fに従って、分割された複数のブロックのうちの無彩色点に対応する色度座標を、1フレームで平均して第二の色温度情報(第二の色座標情報)を算出する。
また、CPU8は、寄与度係数設定手段として、ホワイトバランス調整量を設定する場合における、第一の色温度情報と第二の色温度情報の寄与度に係る寄与度係数αを設定する。具体的には、CPU8は、例えば、ROM7に記憶されている寄与度係数設定テーブルTに基づいて、算出された被写体の輝度値に対応する寄与度係数αを設定する。
即ち、CPU8は、被写体の撮像の際に自動的に露出を調整する機能(AE:Auto Exposure)を有している。具体的には、CPU8は、例えばレリーズスイッチ11がユーザにより半押しされた状態において、A/D変換回路2を介して取得した1フレームの画像G1の画像データの輝度値に基づいて、被写体の明るさ、フィルムや撮像素子1cの感度等の条件から撮像に必要な光量を算出し、算出した光量に対応した絞り部1dの絞り値や撮像部1のシャッター速度で露光を行って被写体の撮像を制御する。このとき、CPU8は、露出不足判定プログラム7hに従って、絞り値やシャッター速度がデジタルカメラ100の性能限界に達することにより画像Gの撮像に必要な光量を確保することができず、撮像画像Gが露出不足となるか否かを判定する。そして、撮像画像Gが露出不足となると判定された場合には、寄与度係数設定手段としてのCPU8は、第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように寄与度係数αを設定するようになっている。
また、撮像画像Gが露出不足であるか否かの判定は、CPU8の制御下にて、例えばレリーズスイッチ11がユーザにより全押しされることによって撮像された被写体の画像データに基づいて行われても良い。即ち、CPU8は、撮像画像Gの明度と、ROM7に予め記憶された露出判定テーブル(図示略)における画像の輝度値と対応付けられた所定の明度とを比較して、撮像画像Gが露出不足であるか否かを判定するような構成であっても良い。このとき、撮像画像Gは、AEを機能させずに露出が所定の値に固定された状態で撮像された画像であっても良い。
そして、色温度の異なる複数の光源下にて撮像部1による画像Gの撮像が行われたと判定された場合に、寄与度係数設定手段としてのCPU8は、第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように寄与度係数αを設定するようになっている。
照明用光源10は、ストロボ等により構成され、CPU8から出力され入力された発光タイミング制御信号に従って照明補助用としての光を発光する。
ここで、図2は、デジタルカメラ100によるホワイトバランス調整処理を説明するための図である。また、図3(a)は、デジタルカメラ100による画像Gの撮像状況を模式的に示した図であり、図3(b)は、撮像画像Gを複数のブロックに分割した状態を示すものである。また、図4は、色度平面Sにおける黒体輻射軌跡BL及び無彩色点と判定する領域Rを模式的に示した図であり、図5は、ホワイトバランス調整処理に係る寄与度係数設定テーブルTを模式的に示した図である。また、図6は、ホワイトバランス調整処理に係る色度平面Sを複数のセルに分割した状態を模式的に示した図であり、図7は、複数のセルに分割された色度平面Sにおける黒体輻射軌跡BLを模式的に示した図である。
このホワイトバランス調整処理において、CPU8は、ROM7から調整量設定プログラム7aを読み出してRAM6に展開し、この調整量設定プログラム7aに従って、当該撮像処理において取得して画像用メモリ3に格納されたデジタル画像信号に基づいて、撮像画像Gのホワイトバランス調整量を設定する。
以下に、CPU8の制御下におけるホワイトバランス調整量の算出方法について詳細に説明する。
具体的には、CPU8は、先ず、図示しないRGB分離回路によってデジタル画像信号をR、G、Bの3成分に分離し、各ブロック毎にR、G、B信号の平均値(R、G、B)を算出する(信号算出処理;ステップS1;図2参照)。なお、このとき、飽和した画素を検出し、飽和画素については平均値の算出には用いないものとする。
続けて、CPU8は、所定の演算プログラムに従って、算出したブロック毎のR、G、B平均値(R、G、B)に、色度座標を調整するための基準(例えば、D50)のRGBゲインを乗算して、各画素のR’、G’、B’データ(R’、G’、B’)を算出する(ゲイン乗算処理;ステップS2)。
ここで、
R’=gR_D50×R
G’=gG_D50×G
B’=gB_D50×B
とする。
r=R’/(R’+G’+B’)
g=G’/(R’+G’+B’)
を算出する。
具体的には、CPU8は、例えば図4に示すように、色度平面Sにおいて、所定の光源(例えば、太陽光)下にて表現される黒体輻射軌跡BLの近傍に色度座標が位置するブロックを無彩色点と判定する。即ち、黒体輻射軌跡BLの周辺に無彩色点と判定される領域Rを設け、その領域R内のブロックが無彩色点と判定されるようになっている。また、このとき、CPU8は、例えば、色度平面Sを複数のセルに分割して(図6参照)、黒体輻射軌跡BLからの距離に応じてセル毎に重み付け係数を設定し(図7参照)、加重積分することによって無彩色点を算出するようにしても良い。
ここで、
r_sum=R_sum/(R_sum+G_sum+B_sum)
g_sum=G_sum/(R_sum+G_sum+B_sum)
とする。
そして、CPU8は、ROM7に記憶されている寄与度係数設定テーブルTに基づいて、算出された被写体の輝度値に対応する寄与度係数αを設定し(図5参照)、設定された寄与度係数αに応じた第一の色温度情報及び第二の色温度情報の寄与度に従って第一の色温度情報及び第二の色温度情報を加重平均する。
ここで、算出された色温度情報の平均値を、
r_total=α×r_sum+(1−α)×r_ave
g_total=α×g_sum+(1−α)×g_ave
とする。
さらに、CPU8は、ROM7から撮像光源判定プログラム7iを読み出してRAM6に展開し、この撮像光源判定プログラム7iに従って、撮像部1による画像Gの撮像が、色温度の異なる複数の光源下にて行われたか否かを判定して、色温度の異なる複数の光源下にて撮像部1による画像Gの撮像が行われたと判定された場合に、第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように寄与度係数αを設定しても良い。
ここで、算出されたホワイトバランス調整量を、
Rgain=g_total/r_total
Bgain=g_total/b_total
とする。なお、b_total=1−g_total−r_totalとする。
即ち、第一の色温度情報を画像Gの色度平面Sにおける無彩色点に対応するブロックの色データに基づいて算出し、第二の色温度情報を無彩色点に対応するブロックの色度座標に基づいて算出する。そして、ホワイトバランス調整量を設定する場合における、第一の色温度情報と第二の色温度情報の寄与度に係る寄与度係数αを設定して、設定された寄与度係数αに応じた第一の色温度情報及び第二の色温度情報の寄与度に従って画像Gのホワイトバランス調整量の設定を適正に行う。具体的には、画像Gの輝度値と寄与度係数αとが対応付けられた寄与度係数設定テーブルTに基づいて、画像Gの輝度値に対応する寄与度係数αを設定するので、画像Gの輝度値を考慮して第一の色温度情報及び第二の色温度情報の寄与度を設定することができる。ここで、寄与度係数設定テーブルTは、画像Gの輝度値が低くなるに従って第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように、寄与度係数αが設定されているので、画像Gの輝度値の低い、例えば夜景シーン等において、第二の色温度情報の寄与度を大きくして画像Gのホワイトバランス調整量を設定することができる。
さらに、色温度の異なる複数の光源下にて画像Gの撮像が行われた場合に、第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように寄与度係数αが設定されるので、複数の色温度の異なる光源の影響を考慮して、色温度の異なる複数の光源下において、第二の色温度情報の寄与度が大きくなるようにして画像Gのホワイトバランス調整量を適正に設定することができる
このように、第一の色温度情報及び第二の色温度情報の両方を用いてホワイトバランス調整量を適正な値に設定することができ、画像Gの色ずれが生じ易い、例えば夜景シーンや色温度の異なる複数の光源下等においても、画像Gのホワイトバランス調整を従来よりも適正に行うことができることとなって、画像Gの色ずれを抑制することができる。
例えば、寄与度係数設定テーブルTの具体的な値は、例えば画像G、光源等の種類や撮像系の特性等に応じて適宜任意に変更可能となっていることは勿論である。
さらに、設定テーブル記憶手段としてROM7を例示したが、これに限られるものではなく、例えば、電気的に書き換え可能な記憶手段であっても良く、これにより、ユーザは必要に応じて寄与度係数設定テーブルTの内容を変更することができる。
1c 撮像素子(撮像手段)
7 ROM(ホワイトバランス制御装置、設定テーブル記憶手段)
8 CPU(ホワイトバランス制御装置、第一色座標情報算出手段、第二色座標情報算出手段、寄与度係数設定手段、画像分割手段、色座標算出手段、無彩色点判定手段、露出不足判定手段、撮像光源判定手段)
G 画像
S 色度平面(色度空間、色空間)
T 寄与度係数設定テーブル
Claims (9)
- 入力された画像情報のうちの色信号に基づいて画像のホワイトバランス調整量を設定する調整量設定手段を備えるホワイトバランス制御装置であって、
前記画像を複数のブロックに分割する画像分割手段と、
前記画像情報のうち、前記画像分割手段により分割された複数のブロックの各々に対応する部分の色信号を画像全体で積算して、該積算値から所定の色空間における色座標に変換した第一の色座標情報を算出する第一色座標情報算出手段と、
前記複数のブロックの各々に対応する前記色信号に基づいて、前記色空間における各ブロックの色座標を算出する色座標算出手段と、
前記色座標算出手段により算出された各ブロックの色座標を平均して第二の色座標情報を算出する第二色座標情報算出手段と、を備え、
前記調整量設定手段は、前記第一色座標情報算出手段により算出された第一の色座標情報と、前記第二色座標情報算出手段により算出された第二の色座標情報とに基づいて、前記ホワイトバランス調整量を設定することを特徴とするホワイトバランス制御装置。 - 前記第一色座標情報算出手段は、前記第一の色座標情報として、色度空間における色度座標に変換した第一の色温度情報を算出し、
前記色座標算出手段は、前記色座標として、前記色度空間における各ブロックの色度座標を算出し、
前記第二色座標情報算出手段は、前記第二の色座標情報として、前記色座標算出手段により算出された各ブロックの色度座標に基づいて第二の色温度情報を算出し、
前記調整量設定手段は、前記第一色座標情報算出手段により算出された前記第一の色温度情報と、前記第二色座標情報算出手段により算出された前記第二の色温度情報とに基づいて、前記ホワイトバランス調整量を設定することを特徴とする請求項1に記載のホワイトバランス制御装置。 - 前記色度座標算出手段により算出された各ブロックの色度座標に基づいて、前記色度空間の無彩色点を判定する無彩色点判定手段を備え、
前記第一色座標情報算出手段は、前記無彩色点判定手段により判定された無彩色点に対応する前記ブロックの色信号に基づいて、前記第一の色温度情報を算出し、
前記第二色座標情報算出手段は、前記無彩色点判定手段により判定された無彩色点に対応する前記ブロックの前記色度座標に基づいて、前記第二の色温度情報を算出することを特徴とする請求項2に記載のホワイトバランス制御装置。 - 前記画像情報のうちの色信号に基づいて、前記調整量設定手段により前記ホワイトバランス調整量を設定する場合における、前記第一の色温度情報と前記第二の色温度情報の寄与度に係る寄与度係数を設定する寄与度係数設定手段を備え、
前記調整量設定手段は、さらに、前記寄与度係数設定手段により設定された前記寄与度係数に応じた前記第一の色温度情報及び前記第二の色温度情報の寄与度に従って前記ホワイトバランス調整量を設定することを特徴とする請求項2又は3に記載のホワイトバランス制御装置。 - 前記画像情報のうちの色信号に基づいて、前記画像の輝度値を算出する輝度値算出手段と、
前記画像の輝度値と前記寄与度係数とが対応付けられた寄与度係数設定テーブルを記憶する設定テーブル記憶手段と、を備え、
前記寄与度係数設定手段は、前記設定テーブル記憶手段に記憶された前記寄与度係数設定テーブルに基づいて、前記輝度値算出手段により算出された画像の輝度値に対応する前記寄与度係数を設定することを特徴とする請求項4に記載のホワイトバランス制御装置。 - 前記寄与度係数設定テーブルは、前記画像の輝度値が低くなるに従って前記第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように、前記寄与度係数が設定されていることを特徴とする請求項5に記載のホワイトバランス制御装置。
- 前記画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像が露出不足であるか否かを判定する露出不足判定手段と、を備え、
前記寄与度係数設定手段は、さらに、前記露出不足判定手段により露出不足であると判定された場合に、前記第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように前記寄与度係数を設定することを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載のホワイトバランス制御装置。 - 前記画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段による画像の撮像が、色温度の異なる複数の光源下にて行われたか否かを判定する撮像光源判定手段を備え、
前記寄与度係数設定手段は、さらに、前記撮像光源判定手段により色温度の異なる複数の光源下にて前記撮像手段による画像の撮像が行われたと判定された場合に、前記第二の色温度情報の寄与度が大きくなるように前記寄与度係数を設定することを特徴とする請求項4〜6の何れか一項に記載のホワイトバランス制御装置。 - 請求項1〜8の何れか一項に記載のホワイトバランス制御装置を備えることを特徴とする電子機器。
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