JP4305259B2 - カーナビゲーション装置 - Google Patents

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本発明は、カーナビゲーション装置に関し、車両の走行履歴、故障履歴、操作履歴等の履歴情報をその車両の所有者のみが読み出しできるようにする技術に関する。
車両が故障や事故を起こした場合、それらが起こる前の走行状況や運転操作等の履歴情報が残っていれば原因究明が容易になる。また、不案内な経路を走行する場合、以前に同じ経路を走行した際の走行履歴が残っていて参照することができれば安心、確実な走行が可能になる。更に、車両の走行履歴は、走行経路の追跡、把握、分析、物流管理、通行経路情報の把握等に利用できる有用な情報でもある。こうした利点を考え、走行履歴、故障履歴、操作履歴等の履歴情報を記録できる装置を搭載する車両が増える傾向にある。また最近では、車両事故の原因究明のために走行履歴、操作履歴を記録する装置の搭載を法律で義務づけようとする動きも見られる。
このような車両の各種履歴情報を記録する装置の搭載は、上記のような事故、故障原因の究明、その他の用途に有用ではあるが記録された履歴情報は個人情報でもある。従って、プライバシー保護の観点から車両の所有者以外の人には簡単には読み出せないようにしておく必要がある。
こうした必要に応えるために、履歴情報を読み出す際には車両所有者にID入力を要求する技術が開示されている(特許文献1参照)。しかし、ID情報は他人に盗まれることがあり確実な保護対策とならないことが多い。
また、履歴情報の読み出しは専用の解析装置を用いなければできないようにした技術も開示されている(特許文献2参照)。この装置の場合にはサービスマン以外の人による読み出しは防止できるが、専用の解析装置を必要とするため車両の所有者が簡単に読み出しできない不便さがある。車両の所有者が簡単に読み出して利用できるためには、特別な装置を必要とせず、例えば、普及しているカーナビゲーション装置の表示画面上などに簡単な操作で読み出せることが望ましい。
特開2000−193474号公報 特開平11−125584号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その課題は、個人情報である車両の走行履歴、故障履歴、操作履歴等の履歴情報を、車両の所有者のみが簡単な操作で読み出して利用できるようにすることにある。
前記課題を達成するための請求項1に記載の発明は、自車位置を検出して地図情報と照らし走行地点を把握する走行地点検出手段を備えたカーナビゲーション装置であって、
前記把握した走行地点とその日時を走行履歴として記憶する走行履歴記憶手段と、制御手段とを備え、
操作者により前記走行履歴記憶手段に記憶された走行履歴の表示要求がされた場合には、前記制御手段は操作者に対し操作者が選択した特定日における走行地点とその走行時刻とを入力することを要求し、
該要求に対する入力があった場合には、前記制御手段は入力された情報を前記走行履歴記憶手段に記憶されている走行履歴と照らして正しいか否かを判定し、正しいと判定した場合のみ操作者の指示に従って前記走行履歴記憶手段に記憶されている走行履歴を表示するものであって、
前記走行地点として、頻繁に通過する地点として予め登録された地点情報と一致する地点情報が入力された場合には、前記制御手段は他の走行地点とその走行時刻の入力を要求することを特徴とするカーナビゲーション装置である
操作者が選択した特定日における走行地点とその走行時刻は、車両の所有者のみが知っている情報である。本構成のカーナビゲーション装置はそのような情報の入力を求め、入力された情報が走行履歴と一致することを確認した上で走行履歴の表示に応ずるようにしている。従って、第三者が走行履歴にアクセスすることは困難で、個人情報である走行履歴が第三者に読まれることを効果的に防止できる効果を奏する。
また、前記走行地点として、頻繁に通過する地点として予め登録された地点情報と一致する地点情報が入力された場合には、前記制御手段は他の走行地点とその走行時刻の入力を要求することを特徴とする。
頻繁に通過する地点は第三者にも知られ易い。従って、そのような地点を除くことによって個人情報である走行履歴が第三者に読まれることをより効果的に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカーナビゲーション装置において、前記走行地点とその走行時刻として、出発地点と出発時刻、及び到着地点と到着時刻の入力を要求することを特徴とする。
出発地点と出発時刻、及び到着地点と到着時刻の情報も車両の所有者のみが知っている情報である。従って、本構成のようにその入力を求めて正しいことを確認すれば請求項1に記載の効果と同様の効果を奏する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のカーナビゲーション装置において、前記操作者が選択した特定日における走行地点とその走行時刻に代えて、前記制御手段が指示した特定日時における走行地点の入力を要求することを特徴とする。
制御手段が指示した特定日時における走行地点の情報も車両の所有者のみが知っている情報である。従って、本構成のようにその入力を求めて正しいことを確認すれば請求項1に記載の効果と同様の効果を奏する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のカーナビゲーション装置において、前記操作者が選択した特定日における走行地点とその走行時刻に代えて、前記制御手段が指示した走行地点を走行した日時の入力を要求することを特徴とする。
制御手段が指示した走行地点を走行した日時の情報も車両の所有者のみが知っている情報である。従って、本構成のようにその入力を求めて正しいことを確認すれば請求項1に記載の効果と同様の効果を奏する。
また、請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れかに記載のカーナビゲーション装置において、前記走行履歴には車両の故障履歴、操作履歴を含むことを特徴とする。
車両の故障履歴、操作履歴も走行履歴と同様に個人情報である。従って、本構成のようにすればそれら情報が第三者に読まれることも防止することができる。
以下、本発明に係るカーナビゲーション装置の一実施形態を図面を参照して説明する。図2は、その全体のハードウェア構成の例を示したブロック図である。本実施形態のカーナビゲーション装置1は、図に示すようにGPS受信機2、ジャイロスコープ3、加速度センサ4、車速センサ5、操作スイッチ群6、表示装置7、音声出力装置8、HDD(ハードディスク駆動装置)9、制御回路10を備えて構成されている。
GPS受信機2はGPS用人工衛星からの信号を受信して制御回路10に伝達するもので、その情報に基づいて制御回路10内で必要な演算処理が行なわれ車両の現在位置が算出される。ジャイロスコープ3は自車の進行方向を検出するためのセンサであり、加速度センサ4は車体の前後あるいは上下方向の加速度を検出するためのセンサである。車速センサ5は車速を検出するためのもので、例えばトランスミッションの回転を電気信号に変換して車速を検出する。
操作スイッチ群6は、カラー液晶ディスプレイ上に形成されたタッチスイッチやリモコンスイッチ等で構成され、制御回路10への各種情報入力に使用される。表示装置7は、地図、車両の現在位置、後述する走行履歴、故障履歴等の情報を表示するためのもので、例えばカラー液晶ディスプレイで構成される。音声出力装置8は、制御回路10からの出力情報を音声で運転者に伝える。
HDD9内には地図データベースが予め記録されている。地図データベースは地図描画用データ、マップマッチング用データ、道路データ、交差点データ等を集めたものである。HDD9内にはこの他に、本カーナビゲーション装置1を動作させるための各種プログラムが予め格納されている他、後述する走行履歴が後に記録される。
本カーナビゲーション装置1を動作させるプログラムには、後述する本発明の機能を発揮させるためのプログラムの他に、一般的なカーナビゲーション機能を実行するためのプログラム、例えばGPS受信機2からの信号に基づいて現在位置を算出する機能、算出した現在位置を地図上に位置付けるマップマッチング処理機能、目的地や経由地の指定を受けて現在位置から目的地までの経路を探索する経路探索機能、その経路探索結果に応じた案内ルートを地図画面上に表示して案内する経路案内機能、VICS(Vehicle Information & Communication System)からの道路交通情報を受信して運転者に知らせる機能などを実行するためのプログラム等も含まれる。
制御回路10は、カーナビゲーション装置1の動作全般を制御する機能を果たすもので、マイクロコンピュータを主体に構成されている。即ち、制御回路10は、CPU11、RAM12、ROM13及び図示しないI/Oインターフェースとこれらを接続するバス、電源装置などを備えて構成されている。
これらのうちRAM12には、プログラム実行時の一時データや表示装置7に表示する地図データなどが一時的に格納されるほか、HDD9に格納されている前述の各種プログラムがCPU11による実行のために読み出されて格納される。ROM13には電源立ち上げ直後にハードウェアを初期化するための初期化プログラム、HDD9からプログラムをRAM12上に読み出すためのブートプログラム、重要な制御情報などが格納されている。
以上のような装置の他にもカーナビゲーション装置1には、VICSを利用して道路交通情報を取得するための通信装置、車体の回転速度を検出するための角速度センサ、移動距離を検出する距離センサ等が必要により取り付けられる。
更に、本実施形態の特徴としてカーナビゲーション装置1は、車内LAN14に接続されている。そして、この車内LAN14には車両の重要機構を制御するための各種電子制御装置(以下、ECUという。)や付属装置が接続されている。ECUとしてはエンジンECU15、ブレーキECU16、オートマチックECU17等があり、付属装置としてはエアコン装置18、オーディオ装置19等がある。
カーナビゲーション装置1は、これら各種ECU及び付属装置からその故障情報の通報を受ける。また、必要に応じてそれらの装置の動作状態に関する情報を取得できるようになっている。
なお、本実施形態の場合、特許請求の範囲の中に記載した走行地点検出手段はGPS受信機2、制御回路10、HDD9と地図データベース、及びそれらを動作させるプログラムにより構成され、走行履歴記憶手段は制御回路10、HDD9とそれらを動作させるプログラムにより構成されている。また、制御手段は、制御回路10、HDD9、表示装置7、音声出力装置9、操作スイッチ群6と地図データベース、及びそれらを動作させるプログラムにより構成されている。
次に、以上のような構成の下でのカーナビゲーション装置1の動作について説明する。本カーナビゲーション装置1は、通常の地図表示、経路案内等のナビゲーション機能の他に、車両の走行履歴、故障履歴、操作履歴を記録する機能を備える。
走行履歴の記録は、車両の現在位置情報をその時刻と共に時系列で記録するものである。イグニッションキーがONされると、GPS受信機2からの信号に基づいて車両の現在位置を制御回路10で算出し、算出した位置を時刻と共にHDD9内に走行履歴として記録する。それ以降、所定の時間間隔で現在位置を算出し、時刻と共に記録する。イグニッションキーがONされた時の車両位置は出発地点、OFFされた位置はその走行の到着地点とする。
故障履歴の記録は、車内LAN14に接続された各種ECUや付属装置の故障情報をその発生時刻と共に記録するものである。故障が発生すると、故障を起こした装置から故障内容が車内LAN14を経由して制御回路10に伝達される。制御回路10は受け取った故障情報をその時刻と共にHDD9内に故障履歴として記録する。この場合、制御回路10は単に故障発生の事実を記録するのみでなく、故障を起こした装置からその時点の動作状況、例えばエンジンECUであればエンジン温度、回転数等の故障原因把握に役立つ情報を取得して記録する。更に、カーナビゲーション装置1に接続されている加速度センサ4、車速センサ5、ジャイロスコープ3等のセンサで検出した故障直後の信号も一緒に記録する。
操作履歴の記録は、運転者の運転操作の記録を残すことを目的とするものである。実際には、車両の挙動を各種センサで把握してその情報を時刻と共に記録する。記録項目は、車速センサ5で測定した車速、加速度センサ4で測定した加速度、ジャイロスコープ3で測定した車体方位、ブレーキECUから得られるブレーキ操作情報、エンジンECUから得られるアクセル操作情報等である。これらの情報を短い時間間隔で記録すると必要となる記憶容量は膨大になる。従って、装置の故障発生時刻の前後一定時間内の記録は消さずに残し、それ以外の時間帯の記録は所定時間経過後、あるいは所定の記憶容量を超えそうになった時に消去するようにする。このようにすれば少ない記憶容量で故障前後、事故発生前の詳細な記録を残すことが可能となり原因究明に役立てることができる。
次に、このようにして記録した走行履歴、故障履歴、操作履歴を読み出して参照する場合の操作と動作について実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1に本実施形態の操作と制御回路10が実行する処理のフローを示す。最初のステップS1では、カーナビゲーション装置1の表示装置7に表示されたメニュー画面の中から操作者が「履歴表示モード」の選択を行なう。それを受けて、制御回路10は図3に示すような「出発日時、出発地点入力」画面を表示装置7に表示させる(ステップS2)。この画面は、操作者に対して過去数日以内(図3の画面では5日以内)の中で操作者が選択した日における出発時刻と出発地点の情報入力を求める画面である。画面を表示した後、音声出力装置9を使用して情報入力を操作者に促す。
画面の「月日」欄21には、当日を除く過去5日間の日付が操作スイッチ上に表示される。当日が除かれているのは、車両の所有者しか知らない情報を入力してもらうためである。ステップS3において、操作者はまず表示されている月日の中から任意の日を選択する。次に「時刻」欄22の中から、その日の出発時刻に対応する時間帯のスイッチを操作して出発時刻を入力する。続いて、「地点入力方法」欄23の中から出発地点情報の入力方法を選択する。選択した入力方法に従った地点入力画面が表示されるので、その画面で出発地点を入力する。
出発日時と出発地点の情報が入力されると、制御回路10は入力された情報をHDD9内の走行履歴と照合して入力情報が正しいか否かを判定する(ステップS4)。正しいと判定した場合にはステップS5に移る。制御回路10は、次に「到着日時、到着地点入力」画面を表示する。この「到着日時、到着地点入力」画面は、図3に示した「出発日時、出発地点入力」画面と同様の画面である。
操作者は、出発地入力の場合と同様にして先に選択した出発日と同じ日における到着時刻と到着地点情報を入力する(ステップS6)。到着日時と到着地点の情報が入力されると、制御回路10は出発地点入力の場合と同様にして入力された情報をHDD9内の走行履歴と照合し入力情報が正しいか否かを判定する(ステップS7)。正しいと判定した場合にはステップS8に移る。
このステップS8が実行されるのは、出発日時と出発地点、到着日時と到着地点の2つの入力情報が共に正しいと判定された場合のみである。これらの情報は車両の所有者しか知らない情報と考えることができるので、ステップS8に至った場合には、その操作者はその車両の所有者と判断される。ステップS8では、操作者の指示に従って記録してある走行履歴を表示画面7に表示して提供する。
図4は、ステップS8にて表示される走行履歴の表示例で、走行軌跡を地図上に表示した例である。図中の現在地マーク31は、時刻表示32に表示された時刻における車両位置を表わす。車両位置の誤差範囲33は、GPS受信機2の情報から計算した車両位置の誤差範囲を示しており、車両位置ずれ等の不具合が発生した場合の原因究明に役立つ情報である。車両位置ずれが発生した時に、表示された誤差範囲が大きくなければGPS受信機2の受信状態が悪化していたものと推定される。逆に、誤差範囲が小さいにもかかわらず位置ずれが発生したのであればGPS受信機3以外の原因が考えられる。走行軌跡34は、走行した軌跡を点で示している。巻き戻しスイッチ35、停止スイッチ36、動作スイッチ37、早送りスイッチ38は時刻表示32を変更させるためのスイッチで、ここに設定された時刻の走行履歴情報が表示される。
ステップS8では、図3に例示した走行履歴の他に前述した故障履歴、操作履歴も操作者の指示に従って表示される。
ステップS4、S7において、入力された情報が走行履歴と一致しないと判定された場合には、走行履歴の表示をしないで終了する。この場合、1回の不一致判定のみで直ちに終了とせずに、操作者に対して再入力を促すようにしてもよい。入力情報の不一致が所定回数連続した場合には終了動作を行なう。
このように本実施形態では、車両所有者しか知らない情報である出発日時と出発地点、到着日時と到着地点の情報を入力させる。そして、入力された情報が正しいと判定された場合にのみ履歴情報を指示に従って表示する。このため個人情報である走行履歴、故障履歴、操作履歴が第三者に読み取られることを効果的に防止できる効果を奏する。
なお、本実施形態では操作者が選択した日における出発日時と出発地点、到着日時と到着地点の入力を求めたが、代わりに操作者が選択した日における2個所の経由地点(走行地点)と、それらの経由地点を通過した時刻を入力するように求めてもよい。経由地点と経由時刻の情報も車両所有者しか知らない情報と考えられるからである。
また、その車両が頻繁に通過する地点は、出発地点、到着地点、経由地点として受け付けないようにするとよい。そのような地点は第三者に知られやすいからである。そのような地点情報を受け付けないようにするには、頻繁に通過する地点を予めHDD9内に登録しておき、それと一致する地点情報が入力された場合には、他の日時における地点情報の入力を求めるようにすればよい。
(第2の実施形態)
図5に第2の実施形態の操作と制御回路10が実行する処理のフローを示す。第1の実施形態では、入力する出発地等の日付は操作者の選択に任せた。これに対して本実施形態では日付と時刻を制御回路10が指定し、その日時における車両の走行地点(経由地)を操作者に入力してもらうようにする。日時としては、操作者が思い出しやすいような経由地を走行した日時を指定するようにする。
図5の最初のステップT1では、カーナビゲーション装置1の表示装置7に表示されたメニュー画面の中から操作者が「履歴表示モード」の選択を行なう。それを受けて制御回路10は、図6に示すような「第1の経由地点入力」画面を表示装置7に表示させる(ステップT2)。
画面中の「月日」欄41の月日と「時刻」欄42の時刻とは、制御回路10が指定した日時である。この日時は、過去数日以内に車両が走行した経由地点の通過日時である。経由地点としては、操作者が思い出しやすい地点を選択する。その上で、音声出力装置9を使用して操作者に経由地の入力を促す。
操作者は、「地点入力方法」欄43の中から地点情報の入力方法を選択する。すると選択した入力方法に従った地点入力画面が表示されるので、その画面で第1の経由地点を入力する(ステップT3)。
第1の経由地点が入力されると、制御回路10は入力された情報をHDD9内の走行履歴と照合し入力情報が正しいか否かを判定する(ステップT4)。正しいと判定した場合にはステップT5に移る。制御回路10は、次に「第2の経由地点入力」画面を表示する。この「第2の経由地点入力」画面は、図6の画面中の「第1」の文字を「第2」に変更した画面である。
操作者は、指示に従い指定された日時における経由地点を入力する(ステップT6)。制御回路10は第1の場合と同様にして入力された経由地情報が正しいか否かを判定する(ステップT7)。正しいと判定した場合にはステップT8に移る。
ステップT8は、第1の実施形態のステップS8と同様で、操作者の指示に従って走行履歴、故障履歴、操作履歴の表示を行なう。ステップT4、T7において正しくないと判定した場合には履歴表示をせずに終了する。
制御回路10により指定された日時における経由地情報も、車両の所有者しか知らない情報である。本実施形態はその車両所有者しか知らない経由地情報の入力を求めて正しいと判定した場合のみ履歴情報を表示する。従って、本実施形態の場合も第1の実施形態の場合と同様に個人情報である走行履歴、故障履歴、操作履歴を第三者に読み取られることを効果的に防止できる効果を奏する。
なお、本実施形態においては、制御回路10が日時を指定してその日時における経由地点の入力を操作者に求めたが、逆に、制御回路が経由地(走行地点)を指定し、その経由地を走行した日時の入力を操作者に求めるようにしてもよい。走行日時は車両の所有者のみが知る情報であるため、このようにしても個人情報である走行履歴、故障履歴、操作履歴を第三者に読み取られることを効果的に防止できる。
第1の実施形態に係る操作と制御回路10の処理フローである。 本発明に係るカーナビゲーション装置のハードウェア構成例である。 第1の実施形態に係る「出発日時、出発地点入力」画面の例である。 走行履歴の表示例である。 第2の実施形態に係る図1相当図である。 第2の実施形態に係る「経由地点入力」画面の例である。
符号の説明
図面中、1はカーナビゲーション装置、2はGPS装置、7は表示装置、9はHDD、10は制御回路を示す。

Claims (5)

  1. 自車位置を検出して地図情報と照らし走行地点を把握する走行地点検出手段を備えたカーナビゲーション装置であって、
    前記把握した走行地点とその日時を走行履歴として記憶する走行履歴記憶手段と、制御手段とを備え、
    操作者により前記走行履歴記憶手段に記憶された走行履歴の表示要求がされた場合には、前記制御手段は操作者に対し操作者が選択した特定日における走行地点とその走行時刻とを入力することを要求し、
    該要求に対する入力があった場合には、前記制御手段は入力された情報を前記走行履歴記憶手段に記憶されている走行履歴と照らして正しいか否かを判定し、正しいと判定した場合のみ操作者の指示に従って前記走行履歴記憶手段に記憶されている走行履歴を表示するものであって、
    前記走行地点として、頻繁に通過する地点として予め登録された地点情報と一致する地点情報が入力された場合には、前記制御手段は他の走行地点とその走行時刻の入力を要求することを特徴とするカーナビゲーション装置
  2. 前記走行地点とその走行時刻として、出発地点と出発時刻、及び到着地点と到着時刻の入力を要求することを特徴とする請求項1に記載のカーナビゲーション装置。
  3. 前記操作者が選択した特定日における走行地点とその走行時刻に代えて、前記制御手段が指示した特定日時における走行地点の入力を要求することを特徴とする請求項1に記載のカーナビゲーション装置。
  4. 前記操作者が選択した特定日における走行地点とその走行時刻に代えて、前記制御手段が指示した走行地点を走行した日時の入力を要求することを特徴とする請求項1に記載のカーナビゲーション装置。
  5. 前記走行履歴には車両の故障履歴、操作履歴を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のカーナビゲーション装置。
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