JP4305165B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
また、特許文献1には噴射弁先端部にデポジットが生成されないように点火時期の制御や、燃料噴射の制御をおこなうことが開示されている。
第2燃料の濃度を検出する第2燃料濃度検出手段と、
第2燃料濃度検出手段が検出した濃度でデポジットが発生しない噴射弁先端部許容温度を、予め定めた第2燃料濃度と噴射弁先端部許容温度との関係に基づいて算出する噴射弁先端部許容温度算出手段と、
噴射弁先端部温度を算出する噴射弁先端部温度算出手段と、
噴射弁先端部温度算出手段が算出した噴射弁先端部温度が、噴射弁先端部許容温度算出手段が算出した噴射弁先端部許容温度より、高い場合に、燃焼温度を降下せしめる燃焼温度降下手段と、を具備する、ことを特徴とする内燃機関が提供される
このように構成される内燃機関は、燃料噴射弁の燃焼室に露出した先端部から第1燃料と第1燃料と蒸留温度が異なる第2燃料とが混合された混合燃料が噴射されるが、第2燃料濃度検出手段で第2燃料の濃度が検出され、この検出された濃度でデポジットが発生しない噴射弁先端部許容温度が噴射弁先端部許容温度算出手段で算出される。一方、噴射弁先端部温度算出手段で噴射弁先端部温度が算出される。そして、噴射弁先端部温度が噴射弁先端部許容温度よりも高い場合には、低くなるように燃焼温度降下手段で燃焼温度が低下せしめられる。
内燃機関には、排気温度を検出する排気温度検出手段が備えられていて、
噴射弁先端部温度を低下させるために点火時期遅角手段で遅角して排気温度が許容温度を超えた場合には、排気温度が許容温度以下になるように点火時期を進角させ、その後、空燃比リッチ化手段で燃焼温度を降下せしめるようにされている。
特に請求項3、4の発明では、現在の燃料噴射弁先端部の温度を回転数と負荷から推定しているので噴射弁先端部温度検出手段が不要でコストがかからない。
特に請求項5、6の発明では、現在の燃料噴射弁先端部の温度を噴射弁先端部温度検出手段の検出値からもとめるので精度がよい。
特に請求項9の発明では、排気温度を許容値以下に抑制できるので排気管に触媒を有する場合にも、触媒の過熱を防止しながらデポジットの生成を抑制することができる。
図1は第1の実施の形態の構成を示す図である。エンジン1は成層燃焼可能な直噴エンジンであって、エンジン1はシリンダヘッド1aとシリンダブロック1bを有すし、シリンダヘッド1aには吸気ポート2、排気ポート3、および、吸気バルブ4、排気バルブ5が配設され。シリンダブロック1bにはシリンダボア6が形成されており、その内部をピストン7が摺動する。ピストン7の上部には成層燃焼を可能にするための凹部8が形成されている。吸気ポート2の上流側には図示されない吸気管が接続され、排気ポート3の下流側には図示されない排気管が接続されている。
そして、ガソリンにアルコールが混入された混合燃料が燃料タンク30から第1燃料ポンプ31によって燃料供給パイプ32を介してコモンレール34に送られ、コモンレール34から複数の燃料噴射弁20に分配されるがコモンレ−ル34に流入する前に第2燃料ポンプ33によって昇圧される。また、コモンレール34には噴射されなかった燃料を燃料タンク30に還流させるための燃料還流管35が取付けられている。
アルコール濃度センサ41は、すでに各種のものが開発されており、例えば、特許文献2に記載のような濃度差による屈折率差を利用する光学式のものが使用される。
この第1の実施の形態の変形例は、前述した第1の実施の形態では燃料噴射弁先端部21の温度Tjを降下させるために点火時期を遅角していたが、これをA/Fのリッチ化でおこなうようにしたものである。なお、A/Fをリッチ化させると燃料による冷却により燃料噴射弁先端部21の温度に影響を与える気筒内の燃焼ガスの最高温度が低下する。
また、燃料噴射弁先端部の温度を算出するのに温度センサを使用していないのでコストが安い。
第1の実施の形態と同様に燃料のアルコール濃度を検出し、検出されたアルコール濃度に対する燃料噴射弁先端部の許容温度Tjaをマップから算出する。現在の運転条件における燃料噴射弁先端部21の温度Tjmaxを噴射弁先端部温度センサ42の検出値から算出する。そして、燃料噴射弁先端部21の温度Tjが燃料噴射弁先端部21の許容温度Tjaより高い場合は、低くなるまで点火時期をフィードバック制御で遅角する。
この第2の実施の形態の変形例は、第1の実施の形態に対する変形例と同様に、燃料噴射弁先端部21の温度Tjを降下させるための手段を点火時期の遅角からA/Fのリッチ化に変更したものである。
この第3の実施の形態は、第2の実施の形態と同様に、噴射弁先端部温度センサ42の検出値から噴射弁先端部最高温度Tjmaxを検出し、それが噴射弁先端部許容温度Tjaを超えないように点火時期を遅角させる。しかし、図3に示すように排気温度センサ45を備えていて、点火時期の遅角によって排気ガス温度Tegがその許容値Tegaを超える場合は、許容値Tegaを超えないように点火時期を進角し、その状態で、噴射弁先端部最高温度Tjmaxが噴射弁先端部許容温度Tjaを超えないようにA/Fをリッチ化させるものである。
ステップS307の終了後、ステップS308で点火時期の遅角によって排気ガス温度Tegがその許容値Tegaを超えていないか、否か、を判定し、肯定判定された場合はステップS309に進む。ステップS309では、噴射弁先端部最高温度Tjmaxが噴射弁先端部許容温度Tjaより低いか、否か、を判定する。ステップS309で否定判定された場合はステップS307に戻りさらに遅角し、肯定判定された場合はステップS310で遅角された現在の点火時期で運転する指令を出して終了する。
10…点火プラグ
11…点火制御装置
20…燃料噴射弁
21…燃料噴射弁先端部
22…温度センサ
30…燃料タンク
32…第1燃料ポンプ
33…第2燃料ポンプ
34…コモンレール
40…電子制御ユニット(ECU)
41…アルコール濃度センサ
42…噴射弁先端部温度センサ
43…エンジン回転数センサ
44…吸気管圧力センサ
45…排気温度センサ
Claims (10)
- 燃焼室に露出した先端部から燃料を噴射する燃料噴射弁を有し、前記噴射弁先端部から第1燃料と第1燃料と蒸留温度が異なる第2燃料とが混合された混合燃料が噴射され得る内燃機関であって、
第2燃料の濃度を検出する第2燃料濃度検出手段と、
第2燃料濃度検出手段が検出した濃度でデポジットが発生しない噴射弁先端部許容温度を、予め定めた第2燃料濃度と噴射弁先端部許容温度との関係に基づいて算出する噴射弁先端部許容温度算出手段と、
噴射弁先端部温度を算出する噴射弁先端部温度算出手段と、
噴射弁先端部温度算出手段が算出した噴射弁先端部温度が、噴射弁先端部許容温度算出手段が算出した噴射弁先端部許容温度より、高い場合に、燃焼温度を降下せしめる燃焼温度降下手段と、を具備する、ことを特徴とする内燃機関。 - 第1燃料がガソリンであって、第2燃料がアルコールであり、第2燃料濃度検出手段はアルコール濃度検出手段であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 噴射弁先端部温度算出手段は、回転数と負荷から噴射弁先端部温度を推定する、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 燃焼温度降下手段は、必要な温度降下量を得るための制御値変化量をマップからもとめる、ことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関。
- 噴射弁先端部温度算出手段は、噴射弁先端部に設けた噴射弁先端部温度検出手段の出力から噴射弁先端部温度を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 燃焼温度降下手段は、フィードバック制御によって燃焼温度を目標値まで降下せしめる、ことを特徴とする請求項5に記載の内燃機関。
- 内燃機関は火花点火式内燃機関であって、燃焼温度降下手段は点火時期を遅角せしめる点火時期遅角手段である、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 内燃機関は空燃比を制御可能であり、燃焼温度降下手段は空燃比をリッチ化せしめる空燃比リッチ化手段であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
- 燃焼温度降下手段が、点火時期遅角手段と空燃比リッチ化手段とを含み、
内燃機関には、排気温度を検出する排気温度検出手段が備えられていて、
噴射弁先端部温度を低下させるために点火時期遅角手段で遅角して排気温度が許容温度を超えた場合には、排気温度が許容温度以下になるように点火時期を進角させ、その後、空燃比リッチ化手段で燃焼温度を降下せしめる、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。 - 第1燃料のみでの運転を想定して基本仕様が設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
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