JP4304989B2 - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変倍用操作環と合焦用操作環を備えたズームレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ズームレンズ鏡筒の小型化、高性能化、更には高変倍化を図るために、前玉繰出し方式以外の様々な合焦方式が提案されている。本出願人は、特許文献1において、合焦精度が高く、操作性のよいズームレンズ鏡筒を開示している。また、特許文献2には、特許文献1に示すズームレンズ鏡筒をさらに改良し、固定筒に回転可能に嵌合した連動環と、フォーカスリングの回転力をその回転方向を逆転させて連動環に伝達する回転ギアとを備え、連動環が回転ギアから伝達された回転力によってレンズ群を光軸回りに回転させながら光軸方向に案内するようにし、カムリング上において各カムの機能が一義的に決まっていても、ズームリング又はフォーカスリングの操作時の回転方向を独立に決定可能なズームレンズ鏡筒を開示している。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−142475号公報
【特許文献2】
特開平9−80294号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の特許文献2には、鏡筒上に撮影距離目盛を表示する構造については言及していない。
ここで、特許文献2に示されたズームレンズ鏡筒において、オートフォーカス時にフォーカスリングが回転しないように伝達機構部に回転力伝達の係脱切り替え機構(クラッチ)を設けた場合を想定する。この場合、フォーカスリング上に撮影距離目盛を設けたのでは、クラッチの係脱により第2レンズ群保持筒(フォーカシング時に光軸回りに回転しながら光軸方向に移動するフォーカシングレンズ群を保持する部材)の回転角度位置が保証されない。したがって、第2レンズ群保持筒の回転角度位置を表示するには連動環上、又は、連動環と一体的に係合する部材(目盛環)に撮影距離目盛を設ける必要がある。
【0005】
しかし、特許文献2に示したズームレンズ鏡筒では、フォーカスリングと連動環との間に回転ギアを設けて、フォーカスリングと連動環の回転方向を互いに逆方向となるようにすることにより、ズームリング又はフォーカスリングの操作時の回転方向を独立に決定可能としている。したがって、この場合、フォーカスリングの回転方向と撮影距離目盛の回転方向とが互いに逆方向となり、撮影者に違和感を与えてしまうという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、カムリング上において各カムの機能が一義的に決まっていても、ズームリングの回転方向とフォーカスリングの回転方向とを独立して設定することができるズームレンズ鏡筒であって、フォーカスリングの回転方向と撮影距離目盛の回転方向とが同一方向となり、自然に操作をすることができるズームレンズ鏡筒を提供することである。
【0007】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決するである。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではないである。すなわち、請求項1に記載の発明は、複数のレンズ群(G1〜G5)を収容した固定筒(1)と、前記固定筒に回転可能に嵌合し、変倍の際に操作される変倍用操作環(2)と、前記固定筒に回転可能に嵌合し、合焦の際に操作される合焦用操作環(4)と、前記変倍用操作環(2)の回転力によって前記複数のレンズ群のそれぞれを光軸方向に移動させ、かつ、前記複数のレンズ群のうちの少なくとも一つ(G2)を、前記変倍用操作環(2)の回転力によって光軸回りに回転させることなく光軸方向に移動させると共に前記合焦用操作環(4)の回転力によって光軸回りに回転させながら光軸方向に移動させるカム機構(5)と、前記固定筒に回転可能に嵌合した連動環(18,21)と、前記合焦用操作環の回転力を、その回転方向を逆転させて前記連動環に伝達する第1の伝達機構(17)と、を備え、前記連動環は、前記少なくとも一つのレンズ群(G2)を、前記第1の伝達機構から伝達された回転力によって光軸回りに回転させながら前記カム機構(5)によって光軸方向に案内するズームレンズ鏡筒において、前記合焦用操作環とは別個の部材であって撮影距離目盛が設けられた目盛環(19)と、前記連動環(18,21)の回転力を、その回転方向を逆転させて前記目盛環(19)に伝達する第2の伝達機構(22)とを備え前記第1の伝達機構(17)、前記第2の伝達機構(22)、および前記目盛環(19)は、前記合焦用操作環(4)の近傍に設けられ、前記光軸を挟んで一方に前記第1の伝達機構(17)が設けられ、他方に前記第2の伝達機構(22)が設けられたことを特徴とするズームレンズ鏡筒である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のズームレンズ鏡筒において、前記連動環(18,21)は、前記少なくとも一つのレンズ群(G2)を直接案内し、前記第2の伝達機構(22)を介して前記目盛環に回転力を伝える第1の連動環(21)と、前記少なくとも一つのレンズ群(G2)を前記第1の連動環(21)を介して間接的に案内し、前記合焦用操作環(4)から第1の伝達機構(17)を介して回転力を伝えられる第2の連動環(18)と、を有することを特徴とするズームレンズ鏡筒である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のズームレンズ鏡筒において、前記連動環(18,21)は、前記固定筒(1)に回転可能に嵌合し、その回転力によって前記少なくとも一つのレンズ群(G2)を光軸回りに回転させながら前記カム機構(5)によって光軸方向に案内する第1の連動環(21)と、前記固定筒に回転可能に嵌合し、その回転力が前記第1の連動環(21)に伝達される第2の連動環(18)と、を有することを特徴とするズームレンズ鏡筒である。
【0009】
請求項の発明は、請求項2または請求項3に記載のズームレンズ鏡筒において、自動合焦用の駆動力発生部(101,102,104)を備え、前記第1の連動環(21)は、自動合焦時に前記駆動力発生部(101,102,104)から直接駆動力を受けて回転し、前記第2の連動環(18)は、自動合焦時に前記駆動力発生部(101,102,104)からの駆動力によっては回転しないこと、を特徴とするズームレンズ鏡筒である。
【0010】
請求項の発明は、請求項に記載のズームレンズ鏡筒において、前記駆動力発生部(101,102,104)は、超音波モータであること、を特徴とするズームレンズ鏡筒である。
【0011】
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のズームレンズ鏡筒において、前記第1の伝達機構(17)及び前記第2の伝達機構(22)は、ギアであること、ことを特徴とするズームレンズ鏡筒である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、本発明によるズームレンズ鏡筒の実施形態を示す縦断面図である。
固定筒1には、マウント部1aが設けられている。固定筒1は、マウント部1aを介してカメラボディ(不図示)に装着される。固定筒1の外筒部1bの外周には、変倍用操作環(ズームリング)2及び合焦用操作環(フォーカスリング)4がそれぞれ回転可能に嵌合している。
【0013】
固定筒1の内筒部1cの内周には、カムリング(カム筒)5が摺動可能に嵌合している。
図2は、本実施形態におけるズームレンズ鏡筒に用いたカムリング5の一部分の展開図(カムリング5の一部分を外側から見た場合の展開図)である。なお、図2(a)には、カムリング5が広角端に設定された場合の各カムピンの様子が、また、図2(b)には、カムリング5が望遠端に設定された場合の様子が同時に示されている。なお、図2では、理解を容易にするために本実施形態の説明に必要なカム溝及びカムフォロア(カムピン)のみを示している。
【0014】
カムリング5は、内筒部1cの内周に嵌合した状態で所定角度の回転と光軸方向の所定量の移動を行うことができる。カムリング5には、変倍補正用移動カムに相当するカム溝5aが設けられている。カム溝5aには、固定筒1の内筒部1cに植設されたカムピン6が嵌め込まれている。
また、カムリング5には、ズーム連動部材2aが固定されており、このズーム連動部材2aは、光軸を中心とする回転方向においてズームリング2に対して係合し、光軸に沿う方向では、ズームリング2に対して係合していない。したがって、ズームリング2が回転すると、その回転力のみがズーム連動部材2aを介してカムリング5に伝わる。
さらに、カムリング5には、カム溝5cが形成され、後述のカムピン13が貫通して嵌合している。
【0015】
本実施形態における撮影光学系は、第1〜第5レンズ群G1〜G5の5群構成であり固定筒1に固定された第4レンズ群G4以外は、ズームリング2を回転させることにより、所定量だけ光軸L1方向に移動する。
第1レンズ群G1は、第1レンズ群保持筒8に保持されている。第1レンズ群保持筒8は、固定筒1の外筒部1bの内周に、光軸方向に所定量直進可能に嵌合している。
第3レンズ群G3及び第5レンズ群G5は、第3,5レンズ群保持筒11にそれぞれ固定されている。第3,5レンズ群保持筒11は、第1レンズ群保持筒8の内周及びカムリング5の内周に移動可能に嵌合している。また、第3,5レンズ群保持筒11には、逃げ溝部11aが設けられている。
なお、第1レンズ群G1,第3レンズ群G3及び第5レンズ群G5の移動機構の詳細な説明は、簡単のため省略する。
【0016】
第2レンズ群G2は、第2レンズ群保持筒10に保持されている。この第2レンズ群保持筒10上には、カムピン13が固定されている。カムピン13は、逃げ溝部11a、カムリング5上のカム溝5cを貫通し、第1の連動環21の足部21cに設けた溝部21aにガタ無く嵌合している。
第2レンズ群G2は、上述のようにズーミング時にも移動するが、フォーカシング時には、この第2レンズ群G2がフォーカス群となって移動し、合焦動作が行われる。
【0017】
本実施形態におけるレンズ鏡筒は、自動合焦用の駆動力発生部として超音波モータを内蔵しており、その主要構成要素であるステータ101、ロータ102は、ウェーブワッシャ104により図1中の左方向(光軸に沿って被写体方向)に押圧されており、ロータ102は、第1の連動環21上に円周方向に3箇所設けられたローラ103に当接している。またローラ103は、ロータ102と反対側(光軸に沿って被写体側)において第2の連動環18に当接している。
【0018】
第1の連動環21は、固定筒1の内筒部1cの外周に回転可能に嵌合しており、溝部21a,ギア部21b,足部21cを有し、ローラ103を回転可能に支持している。
第1の連動環21のギア部21bは、ギア22を介して、距離目盛板20が貼り付けられた目盛環19のギア部19aと噛み合っている。
距離目盛板20上の目盛は、固定筒1に設けられた窓部1dを通して撮影者が覗けるようになっている。
ギア22は、ギア支持軸25に回転可能に支持されている第2の伝達機構である。
ギア支持軸25は、固定筒1にビス24により固定されたギア支持板23にかしめられて固定されている。
【0019】
第2の連動環18は、固定筒1に回転可能に嵌合しており、ギア部18aを有している。
第2の連動環18のギア部18aは、ギア17を介して、フォーカスリング4の内周に設けられたギア部4cと噛み合っている。
ギア17は、ギア支持軸28に回転可能に支持されている第1の伝達機構である。
ギア支持軸28は、固定筒1にビス27により固定されたギア支持板26にかしめられて固定されている。
【0020】
次に、本実施形態のズームレンズ鏡筒の動作について説明する。
(ズーム動作)
上述のように、ズームリング2を回転させると、第1〜第5レンズ群G1〜G5のレンズ群は、第4レンズ群G4以外は、所定量だけ光軸L1方向に移動する。本発明の説明においては、第2レンズ群G2が重要であるので、ここでは、第2レンズ群G2についてのみ説明を行う。
ズームリング2が回転すると、その回転力のみがズーム連動部材2aを介してカムリング5に伝わる。カムリング5には、カム溝5aにカムピン6が嵌め込まれている。カムピン6は、固定筒1に固定されているので、カムリング5は、カム溝5aとカムピン6との関係(図2参照)にしたがい回転しながら光軸方向に移動する。
【0021】
第2レンズ群G2を保持する第2レンズ群保持筒10に固定されたカムピン13は、カムリング5に設けられたカム溝5cと、第1の連動環21に設けられた溝部21aに嵌合している。ズーミング時には、第1の連動環21は回転しないので、溝部21aは、直進ガイドとして機能し、第2レンズ群G2の回転を規制する。よって、カムリング5が回転することにより第2レンズ群G2は、カム溝5cとカムピン13との関係にしたがい、回転せずに光軸方向に移動を行う。
【0022】
(自動合焦動作)
不図示のカメラボディからの指示に従い、超音波モータに駆動信号が伝わると、ステータ101の振動によってロータ102が光軸L1を中心に回転する。ロータ102が回転すると、第2の連動環18は、止まったままで第2の連動環18上をローラ103が回転しながら光軸L1を中心に移動し、ローラ103を支持している第1の連動環21は、光軸L1を中心に回転する。ここで、第2の連動環18が回転しないのは、ウェーブワッシャ104により固定筒1に対して押圧されていることから所定の摩擦抵抗があり、第2の連動環18が回転するよりもローラ103が移動して第1の連動環21が回転する方が軽負荷であるように負荷バランスが設定してあるからである。第1の連動環21が回転すると、溝部21aを介してカムピン13に回転力が伝わる。このとき、カムリング5が静止しているので、第2レンズ群G2は、カム溝5cに沿って光軸L1を中心に回転しながら前後移動し焦点合わせが達成される。
このとき、目盛環19は、ギア22の作用により第1の連動環21とは逆方向に回転し、距離目盛を表示する。
【0023】
(手動合焦動作)
フォーカスリング4を撮影者が回転させると、ギア17の作用により第2の連動環18は、フォーカスリング4とは逆方向に回転する。そうすると、超音波モータを駆動していないことにより静止しているロータ102上をローラ103が回転しながら光軸L1を中心に移動する。そうすると、ローラ103を支持している第1の連動環21は、光軸L1を中心に回転する。よって、第2レンズ群G2は、カム溝5cに沿って光軸L1を中心に回転しながら前後移動し焦点合わせが達成される。
このとき、目盛環19は、自動合焦時と同様に、ギア22の作用により第2の連動環21とは逆方向に回転し、距離目盛を表示する。
よって、フォーカスリング4と距離目盛環19の回転方向が一致する。
【0024】
本実施形態によれば、カムリング5上において各カムの機能が一義的に決まっていても、ズームリング2の回転方向とフォーカスリング4の回転方向を独立して設定することができる。また、フォーカスリング4の回転方向と撮影距離目盛の回転方向が同一方向となり、撮影者が違和感を覚えることなく自然に操作をすることができる。
【0025】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、本実施形態において、ズーミング時には、第4レンズ群G4以外のレンズ群が移動し、フォーカシング時には第2レンズ群G2のみが移動する例を示したが、レンズ群の構成は、これに限らず、他のレンズ群構成であってもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)合焦用操作環とは別個の部材であって撮影距離目盛が設けられた目盛環と、連動環の回転力を、その回転方向を逆転させて目盛環に伝達する第2の伝達機構とを備えるので、カム機構の都合により各カムの機能が一義的に決まっていても、ズームリングの回転方向とフォーカスリングの回転方向を独立して設定することができるとともに、フォーカスリングの回転方向と撮影距離目盛の回転方向が同一方向となり、自然に操作をすることができる。
【0027】
(2)連動環は、少なくとも一つのレンズ群を直接案内し、第2の伝達機構を介して目盛環に回転力を伝える第1の連動環と、少なくとも一つのレンズ群を第1の連動環を介して間接的に案内し、合焦用操作環から第1の伝達機構を介して回転力を伝えられる第2の連動環とを有するので、合焦用操作環の回転方向と目盛環の回転方向とを独立させることができる。
【0028】
(3)第1の連動環は、自動合焦時に駆動力発生部から直接駆動力を受けて回転し、第2の連動環は、自動合焦時に駆動力発生部からの駆動力によっては回転しないので、自動合焦時であるか手動合焦時であるかに応じてレンズ鏡筒を保持する持ち方を変えることなく、常に同じ持ち方で使用することができる。また、目盛環も常に正常に使用することができ、操作性をよりよくすることができる。
【0029】
(4)駆動力発生部は、超音波モータであるので、自動合焦時に合焦用操作環が回転しないようにする回転力伝達の係脱切り替え機構(クラッチ)を容易に設けることができる。
【0030】
(5)第1の伝達機構及び第2の伝達機構は、ギアであるので、位相のずれ等を生じることなく確実な伝達をする伝達機構を小型かつ安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズームレンズ鏡筒の実施形態を示す縦断面図である。
【図2】本実施形態におけるズームレンズ鏡筒に用いたカムリング5の一部分の展開図である。
【符号の説明】
1 固定筒
1a マウント部
1b 外筒部
1c 内筒部
1d 窓部
2 ズームリング
2a ズーム連動部材
4 フォーカスリング
4c ギア部
5 カムリング
5a,5c カム溝
6 カムピン
8 第1レンズ群保持筒
10 第2レンズ群保持筒
11 第3,5レンズ群保持筒
11a 逃げ溝部
13 カムピン
17 ギア
18 第2の連動環
18a ギア部
19 目盛環
19a ギア部
20 距離目盛板
21 第1の連動環
21a 溝部
21b ギア部
21c 足部
22 ギア
23 ギア支持板
24 ビス
25 ギア支持軸
26 ギア支持板
27 ビス
28 ギア支持軸
101 ステータ
102 ロータ
103 ローラ
104 ウェーブワッシャ
L1 光軸

Claims (6)

  1. 複数のレンズ群を収容した固定筒と、
    前記固定筒に回転可能に嵌合し、変倍の際に操作される変倍用操作環と、
    前記固定筒に回転可能に嵌合し、合焦の際に操作される合焦用操作環と、
    前記変倍用操作環の回転力によって前記複数のレンズ群のそれぞれを光軸方向に移動させ、かつ、前記複数のレンズ群のうちの少なくとも一つを、前記変倍用操作環の回転力によって光軸回りに回転させることなく光軸方向に移動させると共に前記合焦用操作環の回転力によって光軸回りに回転させながら光軸方向に移動させるカム機構と、
    前記固定筒に回転可能に嵌合した連動環と、
    前記合焦用操作環の回転力を、その回転方向を逆転させて前記連動環に伝達する第1の伝達機構と、
    を備え、
    前記連動環は、前記少なくとも一つのレンズ群を、前記第1の伝達機構から伝達された回転力によって光軸回りに回転させながら前記カム機構によって光軸方向に案内するズームレンズ鏡筒において、
    前記合焦用操作環とは別個の部材であって撮影距離目盛が設けられた目盛環と、
    前記連動環の回転力を、その回転方向を逆転させて前記目盛環に伝達する第2の伝達機構とを備え
    前記第1の伝達機構、前記第2の伝達機構、および前記目盛環は、前記合焦用操作環の近傍に設けられ、
    前記光軸を挟んで一方に前記第1の伝達機構が設けられ、他方に前記第2の伝達機構が設けられたこと
    を特徴とするズームレンズ鏡筒。
  2. 請求項1に記載のズームレンズ鏡筒において、
    前記連動環は、前記少なくとも一つのレンズ群を直接案内し、前記第2の伝達機構を介して前記目盛環に回転力を伝える第1の連動環と、
    前記少なくとも一つのレンズ群を前記第1の連動環を介して間接的に案内し、前記合焦用操作環から第1の伝達機構を介して回転力を伝えられる第2の連動環と、
    を有することを特徴とするズームレンズ鏡筒。
  3. 請求項1に記載のズームレンズ鏡筒において、
    前記連動環は、前記固定筒に回転可能に嵌合し、その回転力によって前記少なくとも一つのレンズ群を光軸回りに回転させながら前記カム機構によって光軸方向に案内する第1の連動環と、
    前記固定筒に回転可能に嵌合し、その回転力が前記第1の連動環に伝達される第2の連動環と、
    を有することを特徴とするズームレンズ鏡筒。
  4. 請求項2または請求項3に記載のズームレンズ鏡筒において、
    自動合焦用の駆動力発生部を備え、
    前記第1の連動環は、自動合焦時に前記駆動力発生部から直接駆動力を受けて回転し、前記第2の連動環は、自動合焦時に前記駆動力発生部からの駆動力によっては回転しないこと、
    を特徴とするズームレンズ鏡筒。
  5. 請求項に記載のズームレンズ鏡筒において、
    前記駆動力発生部は、超音波モータであること、
    を特徴とするズームレンズ鏡筒。
  6. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のズームレンズ鏡筒において、
    前記第1の伝達機構及び前記第2の伝達機構は、ギアであること、
    ことを特徴とするズームレンズ鏡筒。
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