JP3360781B2 - レンズバリヤ開閉機構 - Google Patents

レンズバリヤ開閉機構

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JP3360781B2
JP3360781B2 JP03252396A JP3252396A JP3360781B2 JP 3360781 B2 JP3360781 B2 JP 3360781B2 JP 03252396 A JP03252396 A JP 03252396A JP 3252396 A JP3252396 A JP 3252396A JP 3360781 B2 JP3360781 B2 JP 3360781B2
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博 野村
和義 畔上
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ペンタックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、撮影レンズ鏡筒の先端部
に設けられるレンズバリヤ開閉機構に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】撮影位置と収納位置との間
を移動するレンズ鏡筒と、レンズ鏡筒の前端部にレンズ
開口を開閉するレンズバリヤ機構とを有する従来のカメ
ラでは、上下一対のバリヤ羽根を開閉する機構として、
レンズ鏡筒の動きをバリヤ羽根を開閉する動力源として
利用するものが知られている。この種の開閉機構には、
カメラのメインスイッチがオフされてレンズ鏡筒が撮影
位置から収納位置に移動するとき、常時開方向に回動付
勢されたバリヤ駆動環に直進案内環が当接して、バリヤ
駆動環が閉方向に回転して上下のバリヤ羽根を閉じ、ま
たカメラのメインスイッチがオンされてレンズ鏡筒が収
納位置から撮影位置に移動するとき、バリヤ駆動環と直
進案内環との当接が解除されて、バリヤ駆動環が開方向
に回転して上下のバリヤ羽根を開放するものがある。
【0003】このようなバリヤ羽根機構において、バリ
ヤ羽根を開放する力はバリヤ駆動環に働くばね力に基づ
いているが、例えば一対のバリヤ羽根に粘性液体等が付
着した場合にバリヤ羽根を開閉しようとすると、開放動
作または閉じ動作の初期時に大きな力が必要となる。こ
のため、バリヤ駆動環を回動付勢するばねにより強いも
のを使用しなければならず、設計上の制約が大きくなっ
ていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来のバリヤ羽根機構に
おける問題点に基づき、バリヤ羽根の開閉動作を常に確
実に行なうことができ、しかも各部材の配置を省スペー
ス化して撮影レンズ鏡筒の小型化に寄与できるレンズバ
リヤ開閉機構を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、撮
影レンズ鏡筒の先端部の撮影開口を開閉するレンズバリ
ヤ開閉機構であって、光軸を挟んで略反対側に位置する
一対の回動支点を中心に回動可能に支持され、その回動
支点からの偏心位置にボス突起を有する、上記撮影開口
を開閉する一対の回動型バリヤ部材;光軸を中心に回転
駆動される開閉リング;各回動型バリヤ部材のボス突起
と係合する係合部を備えていて、この開閉リング上に枢
着され、該開閉リングの回転により該一対の回動型バリ
ヤ部材を開閉する一対の回動力伝達リンク;一対の回動
型バリヤ部材の一対の回動支点を結ぶ線分で分けられる
領域の一方に位置させて開閉リングに設けた、該開閉リ
ングを回転駆動するセクタギヤ部;一対の回動型バリヤ
部材の一対の回動支点を結ぶ線分で分けられる領域の他
に位置させて開閉リング上に設けた、上記一対の回動
力伝達リンクの一方に係合して回動付勢する単一のばね
部材;及び、このばね部材と他方の回動力伝達リンクと
の間に介在し、ばね部材の力の方向を反転させて該他方
の回動力伝達リンクを回動付勢する反転レバー;を備え
たこと特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態に基づいて本発
明を説明する。この実施形態は、図22に示すレンズシ
ャッタ式ズームレンズカメラに本発明を適用したもので
あり、最初に、この図22について、このズームレンズ
カメラの概念を説明する。レンズ構成は、前群レンズL
1と後群レンズL2の2群である。
【0007】カメラ本体には、全体移動モータ制御手段
60、後群移動モータ制御手段61、ズーム操作手段6
2、シャッタレリーズ手段63、測距装置64、測光装
置65、及びAEモータ制御手段66が設けられてい
る。
【0008】全体移動モータ制御手段60は、カメラボ
ディに設けたズームレバー等のズーム操作手段62が操
作されたとき、全体移動モータ25に対し、前群レンズ
L1と後群レンズL2からなるズームレンズをワイド側
からテレ側に移動させるための移動指令、またはテレ側
からワイド側に移動させるための移動指令を与える。撮
影者によるズーム操作手段62の操作によって、焦点距
離が変更され、任意の焦点距離に設定される。ファイン
ダ視野の像倍率は、ズーム操作手段62による焦点距離
変化に連動して変化される。よって撮影者は、ズーム操
作手段62の操作による焦点距離変化を、ファインダ視
野の像倍率変化を観察することで知ることができる。ま
た、ズーム操作手段62の操作によって設定される焦点
距離は、例えば、LCD表示パネル(図示せず)に表示
される数値により認識することができる。
【0009】全体移動モータ制御手段60はまた、シャ
ッタレリーズ手段63が操作されたとき、後群移動モー
タ制御手段61を介して駆動される後群移動モータ30
とともに全体移動モータ25を駆動して、被写体にズー
ムレンズを合焦させる。シャッタレリーズ手段63は、
レリーズボタンから構成されるもので、その一段押しで
測距装置64への測距指令と測光装置65への測光指令
を与え、二段押しで、合焦動作させるとともに、AEモ
ータ制御手段66を介してAF/AEシャッタユニット
21のシャッタ27を動作させる。シャッタ27は、測
光装置65からの測光出力を受けて、そのシャッタ羽根
27aを所定時間開放する。
【0010】ズーム操作手段62は、操作されると、全
体移動モータ25を駆動して前群レンズL1と後群レン
ズL2を一体に移動させる。この移動と同時に後群移動
モータ制御手段61を介して後群移動モータ30を動作
させてもよいが、本ズームレンズカメラにおいて重要な
点は、ズーム操作手段62による前群レンズL1と後群
レンズL2の移動は、焦点の位置を移動させることなく
焦点距離を連続的に変化させる従来のズーミングの概念
では行なわないということである。つまり、ズーム操作
手段62が操作されたとき、 全体移動モータ25のみを動作させて、前群レンズL
1と後群レンズL2を両者の空気間隔を変化させること
なく前後に移動させる態様、及び、 全体移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動
作させて、前群レンズL1と後群レンズL2を両者の空
気間隔を変化させながら移動させる態様、 とが可能である。
【0011】の態様では、特定距離の被写体に常時ピ
ントが合うことはあり得ないが、撮影光学系による像を
観察する訳ではない本カメラのようなレンズシャッタ式
カメラでは、シャッタレリーズ時にピントが合えばよい
から全く問題がない。また、の態様では、焦点位置の
移動を許容しつつ、前群レンズL1と後群レンズL2を
移動させ、シャッタレリーズ時に全体移動モータ25と
後群移動モータ30の双方を動作させてピントを合わせ
る。
【0012】ズーム操作手段62の操作に応じて上記
またはの何れかの制御態様を実行した後、ズーム操作
手段62によって設定される焦点距離の少なくとも一部
の焦点距離域においてシャッタレリーズ手段63が操作
されたとき、全体移動モータ25と後群移動モータ30
の双方を動作させて被写体に合焦させる。このときの全
体移動モータ25と後群移動モータ30による前群レン
ズL1と後群レンズL2の移動量は、測距装置64によ
る被写体距離情報によって得られる移動量だけでなく、
ズーム操作手段62によって設定される焦点距離情報に
よって得られる移動量を加味して決定される。このよう
に、シャッタレリーズ手段63が操作されたとき、全体
移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動作させ
て合焦動作を行わせると、レンズ位置の制御に自由度が
生れ、その制御が容易になる。
【0013】なお、理論的には、ズーム操作手段62の
操作時には、全体移動モータ25と後群移動モータ30
のいずれも動作させずに単にファインダの視野倍率と焦
点距離情報だけを変化させ、シャッタレリーズ手段63
が操作されたときに、その焦点距離情報と測距装置64
による被写体距離情報とにより全体移動モータ25と後
群移動モータ30を同時に動作させて、その焦点距離情
報と被写体距離情報によって一義的に決定される位置に
前群レンズL1と後群レンズL2を移動させることもで
きる。
【0014】次に、主に図20と図21を用いて、上記
概念のズームレンズ鏡筒を具体的にした実施形態を説明
する。本ズームレンズ鏡筒10の概略構成と動作を最初
に説明すると、前方から順に、第1移動鏡筒20、第2
移動鏡筒19、第3移動鏡筒16、及び固定鏡筒ブロッ
ク12が備えられている。第3移動鏡筒16は、固定鏡
筒ブロック12の筒状部に螺合され、回動とともに光軸
方向に進退する。第3移動鏡筒16は、光軸方向に一体
に移動する、回転を規制された直進案内筒17を内方に
有し、第2移動鏡筒19はこの直進案内筒17に対して
相対回転しながら光軸方向に進退する。第1移動鏡筒2
0は、回転を規制されていて、第2移動鏡筒19に対す
る相対回転により光軸方向に進退する。全体移動モータ
25は、固定鏡筒ブロック12に固定され、AEモータ
29と後群移動モータ30を搭載したシャッタ取付台4
0は、第1移動鏡筒20に固定されている。前群レンズ
L1は、レンズ支持筒34に支持された正のパワーを有
するレンズであり、後群レンズL2は、レンズ支持筒5
0に支持された負のパワーを有するレンズである。
【0015】カメラボディのアパーチャ板14の前方に
固定される固定鏡筒ブロック12は、その筒状部の内周
面に、雌ヘリコイド12aと、光軸Oと平行な複数の直
進案内溝12bとを有している。この複数の直進案内溝
12bの1つには、その底部に、所定のパターンを有す
るコード板13aが固定されている。このコード板13
aは、固定鏡筒ブロック12の外方に位置するフレキシ
ブルプリント基板13の一部として構成されている。ア
パーチャ板14は、フィルムへの露光領域を決定するア
パーチャ14aを有する。
【0016】固定鏡筒ブロック12の筒状部には、径方
向外方に膨出しかつ光軸方向に延びるギヤ収納部12c
が形成されている(図18参照)。このギヤ収納部12
cには、光軸方向に長い駆動ピニオン15が回転自在に
収納されている。この駆動ピニオン15はその軸7の両
端部を、固定鏡筒ブロック12に設けた支持孔4とギヤ
支持板31に設けた支持孔31aにそれぞれ回転自在に
支持されている。この駆動ピニオン15の歯面は、固定
鏡筒ブロック12の内周面に突出している。
【0017】固定鏡筒ブロック12の内周には、第3移
動鏡筒16が螺合されている。この第3移動鏡筒16
は、内周面に、光軸方向に延びる複数の直進案内溝16
cを有し、後端部外周に、固定鏡筒ブロック12の雌ヘ
リコイド12aと噛み合う雄ヘリコイド16aと、駆動
ピニオン15と噛み合う外周ギヤ16b(図17参照)
とを有している。駆動ピニオン15は、第3移動鏡筒1
6の光軸方向の全移動域において、この外周ギヤ16と
噛み合う軸方向長さを有する。
【0018】第3移動鏡筒16の内周には、直進案内筒
17が、この第3移動鏡筒16と光軸方向に一体に移動
可能かつ光軸回りに相対回転可能に支持されている。直
進案内筒17は、後部外周に、径方向外方に突出する複
数の係合突起17cを備えた後端フランジ部17dと、
この後端フランジ部17dの前方にやや隙間を開けて設
けた、該フランジ部17dより小径の抜止フランジ部1
7eとを有している。この抜止フランジ部17eの周方
向に、複数の切欠部17fが形成されている。第3移動
鏡筒16は、後端部内周に、径方向内方に突出する複数
の係合突起16d(図20)を有し、この係合突起16
dを上記切欠部17fから挿入して両フランジ部17
d、17e間の隙間に位置させ、直進案内筒17に対し
相対回転することにより該直進案内筒17と結合してい
る。直進案内筒17の後端面には、アパーチャ14aと
略同形の開口23aを有するアパーチャ板23が固定さ
れている。係合突起17cは、固定鏡筒ブロック12の
光軸Oと平行な直進案内溝12bに摺動自在に係合され
ており、回転を規制されている。係合突起17cの1つ
である係合突起17c′には、コード板13aと摺接し
てズーミング時の焦点距離に対応する信号を発生させる
ための接触端子9が固定されている。
【0019】直進案内筒17にはまた、その内周面に、
光軸Oと平行な複数の直進案内溝17aと、この案内筒
17の周壁を貫通しかつ円周方向及び光軸方向に対して
傾斜する複数のリード溝17bとが形成されている。
【0020】直進案内筒17の内周には、第2移動鏡筒
19が嵌合されている。この第2移動鏡筒19は、内周
面に、リード溝17bとは逆傾斜の複数のリード溝19
cを有し、後端部外周に、径方向外方に突出する複数の
断面台形状のフォロア突起19aと、このフォロア突起
19a上に位置するフォロアピン18とを有する。この
フォロアピン18は、リング部材18aと、このリング
部材18aをフォロア突起19a上に支持する中心固定
ねじ18bとからなっている。フォロア突起19aは、
直進案内筒17のリード溝17bに摺動可能に嵌まり、
フォロアピン18は、第3移動鏡筒16の直進案内溝1
6cに摺動可能に嵌まる。よって、第3移動鏡筒16が
回転すると、第2移動鏡筒19が回転しながら光軸方向
に直進移動する。
【0021】第2移動鏡筒19の内周には、第1移動鏡
筒20が嵌合されている。この第1移動鏡筒20は、後
端部外周に備えた複数のフォロアピン24を、対応する
内周リード溝19cに係合させ、かつ直進案内部材22
により直進案内されている。この直進案内部材22は、
図12と図13に示すように、環状部22aと、この環
状部22aから光軸方向に延びる一対の案内脚部22b
と、環状部22aの径方向外方に突出させた、直進案内
溝17aに摺動自在に係合する複数の係合突起28とを
有し、第1移動鏡筒20の内周面とAF/AEシャッタ
ユニット21の間に案内脚部22bを直進案内可能に挿
入している。
【0022】また直進案内部材22の環状部22aは、
第2移動鏡筒19の後端部に、光軸方向に一体に移動可
能かつ光軸回りに相対回転可能に結合されている。この
直進案内部材22は、後部外周に、径方向外方に突出す
る複数の係合突起28を備えた後端フランジ部22d
と、この後端フランジ部22dの前方にやや隙間を開け
て設けた、該フランジ部22dより小径の抜止フランジ
部22cを有し、この抜止フランジ部22cの周方向
に、複数の切欠部22eを有している(図12参照)。
第2移動鏡筒19は、後端部内周に、径方向内方に突出
する複数の係合突起19b(図20)を有し、この係合
突起19bを上記切欠部22eから挿入して両フランジ
部22c、22d間の隙間に位置させ、直進案内部材2
2に対し相対回転することにより該直進案内部材22と
結合している。上記構成により、第1移動鏡筒20は、
第2移動鏡筒19が正逆に回転するとき、回転を規制さ
れたまま、該第2移動鏡筒19に対して光軸方向前後に
直進移動する。
【0023】この第1移動鏡筒20の内周面には、3枚
のシャッタ羽根27a(図16)からなるシャッタ27
を備えたAF/AEシャッタユニット21が嵌合固定さ
れている。このAF/AEシャッタユニット21は、シ
ャッタ取付台40の外周部に等角度間隔で形成した複数
の固定孔40a(図14)を有している。上記複数のフ
ォロアピン24は、このAF/AEシャッタユニット2
1の固定手段を兼ねており、第1移動鏡筒20に形成し
たピン孔20aと、この固定孔40aに、このフォロア
ピン24が嵌入固定されて、このシャッタユニット21
が第1移動鏡筒20に固定されている(図15参照)。
フォロアピン24は例えば接着、ねじ止め等の手段で固
定できる。なお、41は、第1移動鏡筒20の前端部に
固定される飾り板である。
【0024】AF/AEシャッタユニット21は、図1
6と図20に示されるように、シャッタ取付台40と、
このシャッタ取付台40の後部に固定されるシャッタ羽
根支持環46と、このシャッタ取付台40に対して相対
移動自在に支持されるレンズ支持筒50(後群レンズL
2)とを有している。このシャッタ取付台40には、前
群レンズL1とAEモータ29と後群移動モータ30が
支持されている。このシャッタ取付台40は、レンズ支
持筒34を挿通させる撮影開口40dを備えた環状部
と、この環状部から後方に向けて延出された3つの脚部
40bとを有している。この3つの脚部40b間の隙間
のうち2箇所は、直進案内部材22の一対の案内脚部2
2bをそれぞれ摺動自在に係合させて移動ガイドする直
進案内部40cとして構成されている。
【0025】シャッタ取付台40にはさらに、AEモー
タ29の回転をシャッタ27に伝えるAEギヤ列45
と、後群移動モータ30の回転をスクリューシャフト4
3に伝えるレンズ駆動ギヤ列42と、フレキシブルプリ
ント基板6に接続されたフォトインタラプタ56、57
と、円周方向に多数のスリットを備えた回転板58、5
9とが支持されている。上記フォトインタラプタ57と
回転板59によって、後群移動モータ30の回転を検知
する後群移動モータ用エンコーダが構成され、フォトイ
ンタラプタ56と回転板58によって、AEモータ29
の回転を検知するAEモータ用エンコーダが構成されて
いる。
【0026】シャッタ取付台40とこの取付台40に固
定したシャッタ羽根支持環46の間に、上記シャッタ2
7と、このシャッタ27の3枚のシャッタ羽根27aを
枢支する支持部材47と、シャッタ羽根27aに回動力
を付与する環状駆動部材49とが位置している。環状駆
動部材49は、3枚のシャッタ羽根27aにそれぞれ係
合する3つの操作突起49aを等角度間隔で備えてい
る。シャッタ羽根支持環46は、前壁部に、撮影開口4
6aと、この撮影開口46aの周囲に等角度間隔で設け
た3つの支持孔46bを有し、外周部に、直進案内部4
0cから露出して上記一対の案内脚部22bの内周面を
摺動自在に支持する撓み規制面46cを有している。
【0027】また、シャッタ羽根支持環46の前方に位
置する支持部材47は、撮影開口46aに対向する撮影
開口47aと、3つの支持孔46bとそれぞれ対向する
3つの軸部47b(図16に一箇所のみ示す)とを有し
ている。3枚のシャッタ羽根27aはそれぞれ、一端部
に、軸部47bを挿通させる軸孔27bを有し、他端部
に、撮影開口46a、47aを遮蔽する遮蔽部を有し、
該一端部と他端部の間に、上記操作突起49aを挿通さ
せる長孔27cを有している。上記支持部材47は、シ
ャッタ羽根27aをそれぞれ支持した各軸部47bを、
シャッタ羽根支持環46の対応する支持孔46bに嵌合
させた状態で、このシャッタ羽根支持環46に固定され
ている。
【0028】環状駆動部材49は、外周部に、ギヤ列4
5からの回転を受けるギヤ部49bを有する。また支持
部材47は、3つの軸部47bと近接する位置に、円周
方向に沿う3つの円弧溝47cを有している。環状駆動
部材49の上記3つの操作突起49aは、該3つの円弧
溝47cを貫通して、各シャッタ羽根27aの長孔27
cに係合している。シャッタ羽根支持環46は、これら
環状駆動部材49、支持部材47及びシャッタ27を支
持した状態でシャッタ取付台40の後方側から挿入さ
れ、このシャッタ取付台40にねじ止めされている。
【0029】シャッタ羽根支持環46の後方には、シャ
ッタ取付台40にスライドシャフト51、52を介して
相対移動自在に支持されたレンズ支持筒50が配置され
ている。シャッタ取付台40とレンズ支持筒50は、ス
ライドシャフト51に嵌合されたコイルばね3によって
互いに離れる方向に移動付勢されており、これにより両
者間のガタが除去されている。また、上記ギヤ列42に
備えられた駆動ギヤ42aは、軸方向の移動が規制され
ており、その内周に雌ねじが形成されている。この雌ね
じに、レンズ支持筒50に一端部を固定されたスクリュ
ーシャフト43が螺合しており、これら駆動ギヤ42a
とスクリューシャフト43とにより送りねじ機構が構成
されている。よって、後群移動モータ30が回転駆動し
て駆動ギヤ42aが正逆いずれかに回転すると、スクリ
ューシャフト43がこの駆動ギヤ42aに対して進退
し、レンズ支持筒50つまり該支持筒50に支持した後
群レンズL2が前群レンズL1に対して相対移動する。
【0030】シャッタ取付台40の前部には、このシャ
ッタ取付台40に支持した上記モータ29、30等を押
える押え部材53、55がねじ止めされている。シャッ
タ取付台40に一端部を固定された上記フレキシブルプ
リント基板6には、モータ29、30、及びフォトイン
タラプタ56、57が接続されている。第1〜第3移動
鏡筒20、19、16及びAF/AEシャッタユニット
21等を組立てた状態において、直進案内筒17の後端
面にアパーチャ板23が固定され、また固定鏡筒ブロッ
ク12の前端部に、環状の抜止め部材33が嵌着されて
いる。
【0031】次に、本発明の特徴である、ズームレンズ
鏡筒10の先端部の撮影開口を開閉するレンズバリヤ開
閉機構を、図1〜図11を用いて説明する。
【0032】すなわち、図1と図2に示すように、レン
ズバリヤ開閉機構35は、ズームレンズ鏡筒10最前方
の第1移動鏡筒20の先端部に固定された飾り板41、
この飾り板41の裏面に枢着された一対ずつの従動バリ
ヤ羽根48aと主動バリヤ羽根(回動型バリヤ部材)4
8b、及び、該バリヤ羽根48a、48bを挟んで飾り
板41の裏面に固定された環状プレート96を備えてい
る。レンズバリヤ開閉機構35はまた、第1移動鏡筒2
0の前部に形成した円筒部20cと内周フランジ20b
で囲まれた空間に回転可能に収納されたバリヤ駆動環
(開閉リング)97、及びこのバリヤ駆動環97に回転
を伝えるバリヤ連動ギヤ92を備えている。
【0033】第1移動鏡筒20の内周フランジ20bに
は、AF/AEシャッタユニット21の押え部材53に
形成した回転支持部111(図15、図16参照)と対
向する位置に、回転支持孔20dが形成されている。バ
リヤ連動ギヤ92は、後部の被動ギヤ92bを回転支持
部111に挿入し、バリヤ開閉ギヤ列のギヤ42c(図
16参照)に噛合した状態で回転支持孔20dから前部
の駆動ギヤ92aを所定量突出させ、この駆動ギヤ92
aを、バリヤ駆動環97の裏面に形成したセクタギヤ部
97aに噛合させている。後群移動モータ30の回転
は、カメラの電源オン状態ではレンズ支持筒50を移動
させるギヤ列に伝達されるが、レンズ鏡筒の収納時及び
カメラの電源投入直後に、レンズ駆動ギヤ列42と上記
バリヤ開閉ギヤ列の分岐点に設けた遊星歯車機構の遊星
ギヤが該バリヤ開閉ギヤ列側に移動することにより、バ
リヤ連動ギヤ92に伝達される。よってバリヤ連動ギヤ
92が、後群移動モータ30の回転を受けて正逆に回転
すると、バリヤ駆動環97が光軸Oを中心に正逆に回転
される。
【0034】バリヤ駆動環97は、図1〜図3に示すよ
うに、円筒部20cの内周面と、内周フランジ20bの
内周から前方に突出した、レンズ支持筒34の円筒部3
4a外周面に囲まれた環状空間に回転可能に収納される
ように、その外周縁が円筒部20cの内周面より僅かに
小径に形成され、内周縁が円筒部34aの外周面より僅
かに大径に形成されている。バリヤ駆動環97には、上
記一対の主動バリヤ羽根48bと、該バリヤ羽根48b
を開閉する一対のバリヤ駆動レバー(回動力伝達リン
ク)98a、98bがそれぞれに枢着されている。
【0035】一対の主動バリヤ羽根48bは、光軸Oを
挟んで一方が他方に対して略反対側に位置するように化
粧板41の裏面に支持された一対の回動支点102を中
心として、従動バリヤ羽根48aを伴って回動して撮影
開口を開閉する。一対の主動バリヤ羽根48bはそれぞ
れ、その回動支点102から偏心した位置にボス突起1
01を有している。化粧板41の裏面にはまた、一対の
従動バリヤ羽根48aが、該裏面に支持された一対の回
転支点130を中心に回動自在に支持されている。この
一対の従動バリヤ羽根48aはそれぞれ係合突起100
を備え、この係合突起100を、内側に位置する一対の
主動バリヤ羽根48bの上下縁部にそれぞれ係合させる
ことにより、一対の主動バリヤ羽根48bとの開閉動作
に追随する。
【0036】バリヤ駆動環97の前壁には、光軸Oを挟
んで略反対側に位置するように、軸部97h、97iが
設けられている。バリヤ駆動レバー98a、98bは、
カム溝107の長手方向の中間に位置するように備えた
軸孔120を、軸部97h、97iにそれぞれ回動自在
に嵌合させて、回動支点102と近接している。バリヤ
駆動レバー98a、98bはそれぞれ、一対の主動バリ
ヤ羽根48bそれぞれのボス突起101を嵌入(係合)
させるカム溝(係合部)107を備えている。バリヤ駆
動レバー98a、98bはそれぞれ、一端側係合部10
9と他端側係合部110を備え、図3において、これら
一端側係合部109と他端側係合部110を互いに反対
に向けて位置している。
【0037】バリヤ駆動レバー98a、98bは、第1
移動鏡筒20の円筒部20c内周面である揺動規制面
20rと、レンズ支持筒34の円筒部34aの外周面で
ある揺動規制面34rとに囲まれた環状空間に収納され
ているため、図3に示す通常状態において、例えば一方
のバリヤ駆動レバー98aに時計方向の回動力が作用し
ても、一端部係合部109の外側面が円筒部20cの揺
動規制面20rに当接し、他端側係合部110の内側面
が円筒部34aの揺動規制面34rに当接するため、こ
のバリヤ駆動レバー98aは時計方向に回動しない(図
10参照)。また、他方のバリヤ駆動レバー98bにお
いても同様に、ボス突起101からの反力によってバリ
ヤ駆動レバー98bに時計方向の回動力が作用しても、
一端側係合部109の外側面が円筒部20cの揺動規制
面20rに当接し、他端側係合部110の内側面が円筒
部34aの揺動規制面34rに当接するため、このバリ
ヤ駆動レバー98bは時計方向に回動しない。
【0038】バリヤ駆動環97の前壁には、一対の主動
バリヤ羽根48bの一対の回動支点102を結ぶ線分
分けられる領域の一方に位置させて設けた凸部97e
に、単一のトーションばね105(ばね部材)のコイル
部105cが嵌着されている。なお、前述のセクタギヤ
部97aは、バリヤ駆動環97上において該線分で分け
られる領域の他方に設けられている。トーションばね1
05は、一対のバリヤ駆動レバー98a、98bの両方
を、第1移動鏡筒20の揺動規制面20rとレンズ支持
筒34の揺動規制面34rとの当接方向に付勢するため
のもので、その一端部105aを、バリヤ駆動レバー9
8aの一端側係合部109に係合させている。
【0039】また、トーションばね105と一方のバリ
ヤ駆動レバー98bとの間には、トーションばね105
の力の方向を反転させるための反転レバー104が介在
されている。つまり、バリヤ駆動環97の前壁において
のバリヤ駆動レバー98bと凸部97eの間に軸部97
jが設けられており、この軸部97jに、反転レバー1
04が回動自在に嵌合されている。この反転レバー10
4は、その一端の係合部104bにトーションばね10
5の他端部105bが係合され、他端の係合部104a
を、バリヤ駆動レバー98bの他端側係合部110に係
合させている。またバリヤ駆動環97の凸部97eの両
側には、径方向外方に向かうトーションばね105の一
端部105aと他端部105bの変形を所定位置で規制
する規制突起97f、97gが設けられている。このよ
うに、単一のトーションばね105を用いて一対のバリ
ヤ駆動レバー98a、98bを同時に付勢することがで
きるため、部材の設置スペースを稼ぐことができる。
【0040】バリヤ駆動レバー98a、98bにそれぞ
れ設けた上記カム溝107には、第1開閉区間107a
と第2開閉区間107bとが備えられている。これら両
区間107a、107bは、中間の境界部分(図10、
図11に示す変曲点E、E′の形成領域)がやや段差状
になっているが、全体としてほぼ直線状に構成されてい
る。
【0041】バリヤ駆動レバー98a、98bがそれぞ
れ揺動規制面20r、34rに当接する状態において、
第1開閉区間107aの端部付近にボス突起101が位
置すると従動バリヤ羽根48aが閉じられ(図3)、第
2開閉区間107bの端部付近にボス突起101が位置
すると従動バリヤ羽根48aが開かれる(図5)。
【0042】
【0043】バリヤ駆動環97にはまた、一対の主動バ
リヤ羽根48bの一対の回動支点102を結ぶ線分の他
側に位置させて、上記バリヤ連動ギヤ92の回転を受け
て該バリヤ駆動環97自身を回転駆動するための上記セ
クタギヤ部97aを有している。このセクタギヤ部97
aは、バリヤ駆動環97の裏面に設けた円弧状の溝部9
7dの内面に形成されている。
【0044】以上の構成を有する本レンズバリヤ開閉機
構は、次のように作動する。ズームレンズ鏡筒10がレ
ンズ収納位置にあって各部材が図3のように位置する全
閉状態において、図示しない電源スイッチをオンする
と、全体移動モータ25とともに若干量の駆動を開始す
る後群移動モータ30により、バリヤ連動ギヤ92が回
転駆動し、セクタギヤ部97aを介してバリヤ駆動環9
7を図3の反時計方向に回動させる。このバリヤ駆動環
97の回動時、バリヤ駆動レバー98a、98bはそれ
ぞれ、一対の主動バリヤ羽根48bを次のように回動さ
せる
【0045】すなわち、バリヤ駆動環97が、図3に示
す状態で、バリヤ閉位置から中間開放位置に向かって反
時計方向に回転し始めると、例えばバリヤ駆動レバー9
8aのカム溝107の第1開閉区間107aの内壁面
が、この区間107aに位置するボス突起101を押下
するため、バリヤ駆動レバー98aは第1開閉区間10
7aを介してボス突起101から矢印A方向の反力を受
けることとなる(図10参照)。よって、バリヤ駆動レ
バー98aに時計方向(図10矢印a方向)の回転力が
働くが、この駆動レバー98aは、その一端側係合部1
09の外側面が揺動規制面20rに当接し、他端側係合
部110の内側面が揺動規制面34rに当接しているた
め、時計方向に回転することはない。また、バリヤ駆動
レバー98b側でも同様に、カム溝107の第1開閉区
間107aの内壁面に、ボス突起101からの反力が作
用しても、このバリヤ駆動レバー98bが時計方向に回
転することはない。
【0046】そして、バリヤ駆動環97が同方向にさら
に回転して、ボス突起101が図4に示すように第1開
閉区間107a内を進むと、このボス突起101からの
反力がバリヤ駆動レバー98aを反時計方向に回転させ
ようとする力(矢印Aに比して弱い矢印B方向の力)と
なるが(図10参照)、このボス突起101が第1開閉
区間107a内をさらに上方側に逃げるため、バリヤ駆
動レバー98aは回転されない。
【0047】したがって、一対の主動バリヤ羽根48b
は、全閉位置と中間開放位置との間で、バリヤ駆動環9
7に対する相対回転を規制されたバリヤ駆動レバー98
a、98bによって強制的に回動されるため、例えば一
対の主動バリヤ羽根48b間に粘性液体等が付着して開
放動作の初期に大きな力が必要となっても、確実に開放
することができる。
【0048】そして、バリヤ駆動環97がバリヤ中間開
放位置から全開位置に向けてさらに回転して、ボス突起
101が図10の変曲点Eを通り第2開閉区間107b
内に進むと(図5参照)、このボス突起101からの反
力がバリヤ駆動レバー98aを反時計方向に回転させよ
うとする矢印C方向(図10参照)の力となる。このと
き該駆動レバー98aは、反時計方向への回転を規制さ
れていないが、トーションばね105の一端部105a
から一端側係合部109に作用している同図矢印D方向
の付勢力によって上記矢印C方向の力は打ち消される。
【0049】このため、バリヤ駆動レバー98aが実際
に回転することはなく、ボス突起101は、トーション
ばね105の付勢力で支えられたバリヤ駆動レバー98
aの第2開閉区間107bによって押圧移動され続け、
主動バリヤ羽根48bを図5に示す位置に回動させる。
これにより、全開状態となった主動バリヤ羽根48b
は、たとえ誤操作によって閉位置に向けて回動させられ
ても、第2開閉区間107bに位置するボス突起101
から作用される押圧力が、該第2開閉区間107bを内
周側に押圧し、これによりバリヤ駆動レバー98aがト
ーションばね105のばね力に抗して図7のように回動
して力が逃げるため、主動バリヤ羽根48b等が破損す
ることはない。
【0050】またバリヤ駆動環97が、図5に示す状態
で、バリヤ全開位置から中間開放位置に向かって時計方
向に回転し始めると、カム溝107の各部には、次のよ
うにボス突起101からの力が働く。すなわち、バリヤ
駆動環97が、図5に示す状態で、バリヤ全開位置から
中間開放位置に向かって時計方向に回転し始めると、バ
リヤ駆動レバー98aのカム溝107の第2開閉区間1
07bの内壁面が、この区間107bに位置するボス突
起101を外周側に向けて押圧するため、バリヤ駆動レ
バー98aは第2開閉区間107bを介してボス突起1
01から矢印A′方向の反力を受けることとなる(図1
1参照)。よって、バリヤ駆動レバー98aに時計方向
(図11矢印a方向)の回転力が働くが、この駆動レバ
ー98aは、その一端側係合部109の外側面が揺動規
制面20rに当接し、他端側係合部110の内側面が
動規制面34rに当接して時計方向の回転を規制されて
いるため、回転しない。また、バリヤ駆動レバー98b
側でも同様に、カム溝107の第2開閉区間107bの
内壁面に、ボス突起101からの反力が作用しても、こ
のバリヤ駆動レバー98bは時計方向に回転することは
ない。
【0051】そして、バリヤ駆動環97が、バリヤ中間
開放位置から全閉位置に向けてさらに回転して、ボス突
起101が図11の変曲点E′を通り第1開閉区間10
7a内に進むと(図3参照)、このボス突起101から
の反力がバリヤ駆動レバー98aを反時計方向に回転さ
せようとする矢印C′方向(図11参照)の力となる。
このとき該駆動レバー98aは、反時計方向への回転を
規制されていないが、トーションばね105の一端部1
05aから一端側係合部109に作用している同図矢印
D方向の付勢力によって上記矢印C′方向の力は打ち消
される。
【0052】このため、バリヤ駆動レバー98aが実際
に回転することはなく、ボス突起101は、トーション
ばね105の付勢力で支えられたバリヤ駆動レバー98
aの第1開閉区間107aによって押圧移動され続け、
主動バリヤ羽根48bを図3に示す位置に回動させる。
これにより、全閉状態となった主動バリヤ羽根48b
は、たとえ誤操作によって開位置に向けて回動させられ
ても、第1開閉区間107aに位置するボス突起101
から作用される押圧力が該第1開閉区間107aを内周
側に押圧し、これによりバリヤ駆動レバー98aがトー
ションばね105のばね力に抗して図8のように回動し
て力が逃げるため、主動バリヤ羽根48b等が破損する
ことはない。
【0053】このように本レンズバリヤ開閉機構によれ
ば、基本的には、バリヤ駆動環97と一体回動するバリ
ヤ駆動レバー98a、98bに形成したカム溝107の
強制力によってバリヤ羽根を開閉するので、確実な開閉
動作が可能である。そして、バリヤの開放状態または閉
じ状態において、バリヤ羽根を逆の閉じ方向または開放
方向に回動させるような無理操作があったときには、バ
リヤ駆動レバー98a、98bがトーションばね105
を撓ませながら揺動規制面20r、34rから離反する
方向へ回動して力を逃がすので、バリヤ羽根の破損を防
ぐことができる。ここで、静止摩擦力に抗するため特に
大きな駆動力が必要となる一対の主動バリヤ羽根48b
の開放動作または閉じ動作の初期段階では、トーション
ばね105の付勢力に頼らず、ボス突起101からの反
力によってバリヤ駆動レバー98a、98bを強制的に
保持しており、主動バリヤ羽根48bがある程度慣性力
を持って移動された開閉動作の後半段階で初めて、トー
ションばね105によるバリヤ駆動レバー98a、98
bに対する保持力を発揮させるようにしたので、トーシ
ョンばね105のばね力を比較的弱く設定することがで
きる。従って、強いトーションばねを組み付ける場合に
比して組立作業が容易である。
【0054】また本レンズバリヤ開閉機構によれば、バ
リヤ駆動レバー98a、98bを開放方向に付勢する単
一のトーションばね105を、一対の主動バリヤ羽根4
8bの一対の回動支点102を結ぶ線分で分けられる領
域の一方に位置させる等、バリヤ開閉用の機構部の主要
な部材をバリヤ駆動環97の片側に集中的に配置したの
で、バリヤ駆動環97を回転駆動するためのセクタギヤ
97aを、一対の回動支点102を結ぶ線分で分けら
れる他方の領域における残りのスペースに位置させるこ
とができた。
【0055】また、トーションばね105とバリヤ駆動
レバー98bとの間に、該トーションばね105の力の
方向を反転させる反転レバー104を介在させているた
め、一方のバリヤ駆動レバー98aは直接的に、また他
方のバリヤ駆動レバー98bは該反転レバー104を介
してばね付勢することができる。このように構成するこ
とにより、バリヤ駆動レバー98a、98bとトーショ
ンばね105をバリヤ駆動環97上に集中的に配置する
ことができ、片側に被駆動のセクタギヤ部97aのスペ
ースを設けることができた。そして、セクタギヤ部97
aを単独状態で設けることができたから、バリヤ駆動環
97の厚みを最小限に抑えることができ、ズームレンズ
鏡筒10の小型化に寄与することができた。また例え
ば、一対のバリヤ駆動レバー98a、98bそれぞれを
別々のばねで付勢すると、ばねの設置スペースが狭くな
り過ぎたり、バリヤ駆動環97の回動量が少なくなる等
の制約が生じるが、本レンズバリヤ開閉機構では、一対
のバリヤ駆動レバー98a、98bを単一のトーション
ばね105で付勢する構造のため、上記のような制約を
大幅に緩和することができる。
【0056】本実施形態では、前群レンズL1と後群レ
ンズL2をそれぞれ、AF/AEシャッタユニット21
の構成部材の1つとし、該ユニット21に、AEモータ
29と後群移動モータ30を搭載している。この構成に
よると、前群レンズL1と後群レンズL2の支持構造及
び駆動構造を単純化できるという利点があるが、前群レ
ンズL1と後群レンズL2のうちの少なくとも一方を、
シャッタ取付台40、環状駆動部材49、支持部材4
7、シャッタ27及びシャッタ羽根押え環46等を備え
たAF/AEシャッタユニット21とは別部材とし、該
ユニットとは別の支持部材に支持しても、本ズームレン
ズは成立する。
【0057】本ズームレンズカメラは、次のように作動
する。ズームレンズ鏡筒10が最も繰り込まれた図20
のレンズ収納状態において、図示しない電源スイッチを
オンすると、全体移動モータ25が正方向に若干量回転
駆動する。すると、この回転が、支持部32に支持され
たギヤ列26を介して駆動ピニオン15に伝えられ、第
3移動鏡筒16が繰り出し方向に回転されるため、第2
移動鏡筒19と第1移動鏡筒20が該第3移動鏡筒16
とともに光軸方向に若干量繰り出され、カメラはズーム
レンズをワイド端に位置させた撮影可能状態となる。
【0058】この撮影可能状態において、ズーム操作手
段62をテレ側に操作すると、全体移動モータ制御手段
60を介して全体移動モータ25が正方向に回転駆動
し、駆動ピニオン15、外周ギヤ16bを介して第3移
動鏡筒16を繰り出し方向に回転させる。したがって、
この第3移動鏡筒16が雌ヘリコイド12aと雄ヘリコ
イド16aの関係により固定鏡筒ブロック12から繰り
出され、同時に、直進案内筒17が、係合突起17cと
直進案内溝12bの関係によって固定鏡筒ブロック12
に対し相対回転しない状態で、該第3移動鏡筒16とと
もに光軸前方に進出する。このとき第2移動鏡筒19
は、フォロアピン18をリード溝17bと直進案内溝1
6cに同時に係合させていることにより、第3移動鏡筒
16と同方向に相対回転しながら該移動鏡筒16に対し
て光軸前方に相対移動する。また第1移動鏡筒20は、
直進案内部材22によって直進案内されかつフォロアピ
ン24をリード溝19cによって移動ガイドされるた
め、固定鏡筒ブロック12に対して相対回転しない状態
で、第2移動鏡筒19からAF/AEシャッタユニット
21とともに光軸前方に進出する。
【0059】ズームレンズ鏡筒10がこのように駆動す
る間、後群移動モータ30は駆動しないため、前群レン
ズL1と後群レンズL2は互いの距離を一定に保ったま
ま一体的に光軸方向に移動する(図19参照)。ズーム
操作手段62によって設定される焦点距離は、表示手段
(図示せず)によって表示される。
【0060】ズーム操作手段31によって設定される任
意の焦点距離において、レリーズボタンが一段押しされ
ると、測距装置64に測距指令が及び測光装置65に測
光指令が与えられて、測距及び測光が開始される。その
後、レリーズボタンが二段押しされると、全体移動モー
タ25と後群移動モータ30の双方が、測距装置64に
よる被写体距離情報によって得られる移動量と、ズーム
操作手段31により設定される焦点距離情報によって得
られる移動量とを加味して決定された移動量だけ前群レ
ンズL1と後群レンズL2を移動させて設定焦点距離に
するとともに被写体に合焦させ、AEモータ制御手段6
6を介してAEモータ29が、測光装置65からの被写
体輝度情報に応じて環状駆動部材49を回転駆動し、所
定の露出を満たすようにシャッタ27を駆動する。この
シャッタレリーズの終了後、全体移動モータ25と後群
移動モータ30の双方が直ちに駆動されて、前群レンズ
L1と後群レンズL2がシャッタレリーズ前の状態に戻
される。
【0061】ズーム操作手段62がワイド側に操作され
ると、全体移動モータ25が逆方向に回転駆動し、第3
移動鏡筒16が繰り込み方向に回転されて、直進案内筒
17とともに固定鏡筒ブロック12に繰り込まれる。同
時に第2移動鏡筒19が、第3移動鏡筒16と同方向に
回転しながら該移動鏡筒16に対して繰り込まれ、第1
移動鏡筒20が、回転する第2移動鏡筒19に対してA
F/AEシャッタユニット21とともに繰り込まれる。
この繰込駆動時においても、後群移動モータ30は、上
述の繰出駆動時と同様、駆動しない。そしてズームレン
ズ鏡筒10は、ズームレンズがワイド端位置に移動した
後、電源スイッチが切られると、これに基づき回転駆動
する全体移動モータ25によって、図20に示すレンズ
収納位置に繰り込まれる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バリヤ羽
根の開閉動作を常に確実に行なうことができ、しかも各
部材の配置を省スペース化して撮影レンズ鏡筒の小型化
に寄与できるレンズバリヤ開閉機構を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したズームレンズ鏡筒におけるレ
ンズバリヤ開閉機構の主要な部材を示す上半断面図であ
る。
【図2】同ズームレンズ鏡筒におけるレンズバリヤ開閉
機構を示す分解斜視図である。
【図3】主動バリヤ羽根の閉じ状態を示す同レンズバリ
ヤ開閉機構の正面図である。
【図4】主動バリヤ羽根の中間開放状態から開放状態へ
の移行を示す同レンズバリヤ開閉機構の正面図である。
【図5】主動バリヤ羽根の開放状態を示す同レンズバリ
ヤ開閉機構の正面図である。
【図6】主動バリヤ羽根の開放状態から中間開放状態へ
の移行を示す同レンズバリヤ開閉機構の正面図である。
【図7】主動バリヤ羽根をその開状態において無理に閉
じるときの状態を説明するための同レンズバリヤ開閉機
構の正面図である。
【図8】主動バリヤ羽根をその閉状態において無理に開
けるときの状態を説明するための同レンズバリヤ開閉機
構の正面図である。
【図9】第1移動鏡筒の前端部に備えた同レンズバリヤ
開閉機構の底面図である。
【図10】主動バリヤ羽根が閉状態から開くときのカム
溝の作用を説明するための要部の正面図である。
【図11】主動バリヤ羽根が開状態から閉じるときの
ム溝の作用を説明するための要部の正面図である。
【図12】本発明を適用したズームレンズ鏡筒における
AF/AEシャッタユニットを直進ガイドする機構の要
部を示す斜視図である。
【図13】同AF/AEシャッタユニットを直進ガイド
する機構の要部を図12と異なる状態で示す斜視図であ
る。
【図14】同AF/AEシャッタユニットの主要な部材
を示す分解斜視図である。
【図15】同AF/AEシャッタユニットを第1移動鏡
筒に組付けた状態を示す斜視図である。
【図16】同AF/AEシャッタユニットの主要な部材
を示す分解斜視図である。
【図17】本発明を適用したズームレンズ鏡筒の第3移
動鏡筒を示す斜視外観図である。
【図18】同ズームレンズ鏡筒の固定鏡筒ブロックを示
す斜視外観図である。
【図19】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態を示す上
半断面図である。
【図20】同ズームレンズ鏡筒のレンズ収納状態におけ
る要部を示す上半断面図である。
【図21】同ズームレンズ鏡筒全体を示す分解斜視図で
ある。
【図22】同ズームレンズ鏡筒の作動を制御する制御系
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ズームレンズ鏡筒(撮影レンズ鏡筒) 20 第1移動鏡筒 20c 円筒部20r 揺動規制面 34 レンズ支持筒 34a 円筒部34r 揺動規制面 41 化粧板 48a 従動バリヤ羽根 48b 主動バリヤ羽根(回動型バリヤ部材) 92 バリヤ連動ギヤ 97 バリヤ駆動環(開閉リング) 97a セクタギヤ部 98a 98b バリヤ駆動レバー(回動力伝達リン
ク) 101 ボス突起 102 回動支点 104 反転レバー 105 トーションばね(ばね部材) 107 カム溝(係合部) 107a 第1開閉区間 107b 第2開閉区間 O 光軸
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−29833(JP,A) 特開 平5−107593(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ鏡筒の先端部の撮影開口を開
    閉するレンズバリヤ開閉機構であって、 光軸を挟んで略反対側に位置する一対の回動支点を中心
    に回動可能に支持され、その回動支点からの偏心位置に
    ボス突起を有する、上記撮影開口を開閉する一対の回動
    型バリヤ部材; 光軸を中心に回転駆動される開閉リング; 各回動型バリヤ部材のボス突起と係合する係合部を備え
    ていて、この開閉リング上に枢着され、該開閉リングの
    回転により該一対の回動型バリヤ部材を開閉する一対の
    回動力伝達リンク;上記一対の回動型バリヤ部材の一対の回動支点を結ぶ線
    分で分けられる領域の一方に位置させて開閉リングに設
    けた、該開閉リングを回転駆動するセクタギヤ部; 上記一対の回動型バリヤ部材の一対の回動支点を結ぶ線
    で分けられる領域の他方に位置させて開閉リング上に
    設けた、上記一対の回動力伝達リンクの一方に係合して
    回動付勢する単一のばね部材;及び 上記ばね部材と他方
    の回動力伝達リンクとの間に介在し、ばね部材の力の方
    向を反転させて該他方の回動力伝達リンクを回動付勢す
    る反転レバー; を備えたことを特徴とするレンズバリヤ開閉機構。
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