JP3255570B2 - レンズ鏡筒の直進ガイド機構 - Google Patents

レンズ鏡筒の直進ガイド機構

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JP3255570B2
JP3255570B2 JP01231896A JP1231896A JP3255570B2 JP 3255570 B2 JP3255570 B2 JP 3255570B2 JP 01231896 A JP01231896 A JP 01231896A JP 1231896 A JP1231896 A JP 1231896A JP 3255570 B2 JP3255570 B2 JP 3255570B2
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outer frame
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博 野村
和義 畔上
啓光 佐々木
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旭光学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、シャッタユニットを固定
して光軸方向に移動する直進筒と、この直進筒の回転を
規制し直進移動のみ可能に案内する直進案内部材とを備
えたレンズ鏡筒の直進ガイド機構に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】従来、レンズシャッタ式カ
メラとして、カメラボディに備えたズームレンズ鏡筒を
光軸方向に進退させるとき、このレンズ鏡筒に内蔵した
シャッタユニットと該シャッタユニットに支持した撮影
レンズを光軸中心に回転させないように規制する直進ガ
イド機構を備えたものが知られている。このような直進
ガイド機構において、シャッタユニットを支持して光軸
方向に移動する直進筒と、この直進筒の回転を規制し、
直進移動のみ可能に案内する直進案内部材を備えたもの
がある。この直進案内部材は、環状部と、この環状部か
ら光軸方向に延出する案内脚部を有し、この案内脚部
を、シャッタユニット側の直進案内部に摺動自在に係合
させ、このシャッタユニットを直進ガイドしている。
【0003】このような直進案内部材は通常、合成樹脂
材料によって構成されているため、同じ合成樹脂製の上
記案内脚部が、ズーミング時に加わる力によって環状部
の径方向内方側に撓むことがあり、その撓みが著しい場
合には、この案内脚部が直進案内部から脱落する虞れが
ある。このため、シャッタユニット側に、この案内脚部
の撓みを規制して直進案内部からの脱落を防止する部分
を設ける必要があるが、上記従来の直進ガイド機構で
は、この部分を、シャッタユニットを直進筒に支持する
ための別の部材に設けていたため、部品点数が増し、ズ
ームレンズ鏡筒の一層の小型化が困難になっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来の直進ガイド機構に
おける問題意識に基づき、部品点数を減少させて、ズー
ムレンズ鏡筒のより一層の小型化を可能とする直進ガイ
ド機構を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、シ
ャッタユニットと;このシャッタユニットを固定し、光
軸方向に移動する直進筒と;この直進筒の回転を規制
し、直進移動のみ可能に案内する直進案内部材と;を備
えたレンズ鏡筒において、シャッタユニットが、外枠環
状部材と;この外枠環状部材の内側に位置し、該外枠環
状部材との間にシャッタ羽根を回動自在に支持するシャ
ッタ羽根支持環と;を有し、外枠環状部材は、周方向に
位置を異ならせて設けられ直進筒の内面に当接して固定
される複数の固定台と;これらの固定台の間に位置し、
上記直進案内部材を受け入れる切欠と;この切欠の一側
部にあって該直進案内部材と係合する、光軸と平行な方
向の直進案内面と;を有し、シャッタ羽根支持環は、外
枠環状部材の切欠に臨み、直進案内部材に径方向の内側
から係合する脱落防止面を有することを特徴としてい
る。
【0006】本発明はまた、シャッタユニットと;この
シャッタユニットを固定し、光軸方向に移動する直進筒
と;この直進筒の回転を規制し、直進移動のみ可能に案
内する直進案内部材と;を備えたレンズ鏡筒において、
シャッタユニットが、外枠環状部材と;この外枠環状部
材の内側に位置し、該外枠環状部材の光軸方向後面との
間にシャッタ羽根を回動自在に支持するシャッタ羽根支
持環と;を有し、このうち外枠環状部材は、シャッタ羽
根よりも光軸方向の前方位置に第1の撮影レンズ群を支
持し、シャッタ羽根支持環は、シャッタ羽根よりも光軸
方向の後方位置に、直進案内部材に対し径方向の内側か
ら係合する脱落防止面を有し、かつ該脱落防止面の内側
に第2の撮影レンズ群を支持していることを特徴として
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態に基づいて本発
明を説明する。この実施形態は、図13に示すレンズシ
ャッタ式ズームレンズカメラに本発明を適用したもので
あり、最初に、この図13について、このズームレンズ
カメラの概念を説明する。レンズ構成は、前群レンズL
1と後群レンズL2の2群である。
【0008】カメラ本体には、全体移動モータ制御手段
60、後群移動モータ制御手段61、ズーム操作手段6
2、シャッタレリーズ手段63、測距装置64、測光装
置65、及びAEモータ制御手段66が設けられてい
る。
【0009】全体移動モータ制御手段60は、カメラボ
ディに設けたズームレバー等のズーム操作手段62が操
作されたとき、全体移動モータ25に対し、前群レンズ
L1と後群レンズL2からなるズームレンズをワイド側
からテレ側に移動させるための移動指令、またはテレ側
からワイド側に移動させるための移動指令を与える。撮
影者によるズーム操作手段62の操作によって、焦点距
離が変更され、任意の焦点距離に設定される。ファイン
ダ視野の像倍率は、ズーム操作手段62による焦点距離
変化に連動して変化される。よって撮影者は、ズーム操
作手段62の操作による焦点距離変化を、ファインダ視
野の像倍率変化を観察することで知ることができる。ま
た、ズーム操作手段62の操作によって設定される焦点
距離は、例えば、LCD表示パネル(図示せず)に表示
される数値により認識することができる。
【0010】全体移動モータ制御手段60はまた、シャ
ッタレリーズ手段63が操作されたとき、後群移動モー
タ制御手段61を介して駆動される後群移動モータ30
とともに全体移動モータ25を駆動して、被写体にズー
ムレンズを合焦させる。シャッタレリーズ手段63は、
レリーズボタンから構成されるもので、その一段押しで
測距装置64への測距指令と測光装置65への測光指令
を与え、二段押しでAEモータ制御手段66を介して、
AF/AEシャッタユニット21のシャッタ27を動作
させる。シャッタ27は、測光装置65からの測光出力
を受けて、そのシャッタ羽根27aを所定時間開放す
る。
【0011】ズーム操作手段62は、操作されると、全
体移動モータ25を駆動して前群レンズL1と後群レン
ズL2を一体に移動させる。この移動と同時に後群移動
モータ制御手段61を介して後群移動モータ30を動作
させてもよいが、本ズームレンズカメラにおいて重要な
点は、ズーム操作手段62による前群レンズL1と後群
レンズL2の移動は、焦点の位置を移動させることなく
焦点距離を連続的に変化させる従来のズーミングの概念
では行なわないということである。つまり、ズーム操作
手段62が操作されたとき、 全体移動モータ25のみを動作させて、前群レンズL
1と後群レンズL2を両者の空気間隔を変化させること
なく前後に移動させる態様、及び、 全体移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動
作させて、前群レンズL1と後群レンズL2を両者の空
気間隔を変化させながら移動させる態様、とが可能であ
る。
【0012】の態様では、特定距離の被写体に常時ピ
ントが合うことはあり得ないが、撮影光学系による像を
観察する訳ではない本カメラのようなレンズシャッタ式
カメラでは、シャッタレリーズ時にピントが合えばよい
から全く問題がない。また、の態様では、焦点位置の
移動を許容しつつ、前群レンズL1と後群レンズL2を
移動させ、シャッタレリーズ時に全体移動モータ25と
後群移動モータ30の双方を動作させてピントを合わせ
る。
【0013】ズーム操作手段62の操作に応じて上記
またはの何れかの制御態様を実行した後、ズーム操作
手段62によって設定される焦点距離の少なくとも一部
の焦点距離域においてシャッタレリーズ手段63が操作
されたとき、全体移動モータ25と後群移動モータ30
の双方を動作させて被写体に合焦させる。このときの全
体移動モータ25と後群移動モータ30による前群レン
ズL1と後群レンズL2の移動量は、測距装置64によ
る被写体距離情報によって得られる移動量だけでなく、
ズーム操作手段62によって設定される焦点距離情報に
よって得られる移動量を加味して決定される。このよう
に、シャッタレリーズ手段63が操作されたとき、全体
移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動作させ
て合焦動作を行わせると、レンズ位置の制御に自由度が
生れ、その制御が容易になる。
【0014】なお、理論的には、ズーム操作手段62の
操作時には、全体移動モータ25と後群移動モータ30
のいずれも動作させずに単にファインダの視野倍率と焦
点距離情報だけを変化させ、シャッタレリーズ手段63
が操作されたときに、その焦点距離情報と測距装置64
による被写体距離情報とにより全体移動モータ25と後
群移動モータ30を同時に動作させて、その焦点距離情
報と被写体距離情報によって一義的に決定される位置に
前群レンズL1と後群レンズL2を移動させることもで
きる。
【0015】次に、主に図11と図12を用いて、上記
概念のズームレンズ鏡筒を具体的にした実施形態を説明
する。本ズームレンズ鏡筒(レンズ鏡筒)10の概略構
成と動作を最初に説明すると、前方から順に、第1移動
鏡筒20、第2移動鏡筒19、第3移動鏡筒16、及び
固定鏡筒ブロック12が備えられている。第3移動鏡筒
16は、固定鏡筒ブロック12の筒状部に螺合され、回
動とともに光軸方向に進退する。第3移動鏡筒16は、
光軸方向に一体に移動する、回転を規制された直進案内
筒17を内方に有し、第2移動鏡筒19はこの直進案内
筒17に対して相対回転しながら光軸方向に進退する。
第1移動鏡筒20は、回転を規制されていて、第2移動
鏡筒19に対する相対回転により光軸方向に進退する。
全体移動モータ25は、固定鏡筒ブロック12に固定さ
れ、AEモータ29と後群移動モータ30を搭載したシ
ャッタ取付台40は、第1移動鏡筒20に固定されてい
る。前群レンズL1は、レンズ支持筒34に支持された
正のパワーを有するレンズであり、後群レンズL2は、
レンズ支持筒50に支持された負のパワーを有するレン
ズである。
【0016】カメラボディのアパーチャ板14の前方に
固定される固定鏡筒ブロック12は、その筒状部の内周
面に、雌ヘリコイド12aと、光軸Oと平行な複数の直
進案内溝12bとを有している。この複数の直進案内溝
12bの1つには、その底部に、所定のパターンを有す
るコード板13aが固定されている。このコード板13
aは、固定鏡筒ブロック12の外方に位置するフレキシ
ブルプリント基板13の一部として構成されている。ア
パーチャ板14は、フィルムへの露光領域を決定するア
パーチャ14aを有する。
【0017】固定鏡筒ブロック12の筒状部には、径方
向外方に膨出しかつ光軸方向に延びるギヤ収納部12c
が形成されている(図7参照)。このギヤ収納部12c
には、光軸方向に長い駆動ピニオン15が回転自在に収
納されている。この駆動ピニオン15はその軸7の両端
部を、固定鏡筒ブロック12に設けた支持孔4とギヤ支
持板31に設けた支持孔31aにそれぞれ回転自在に支
持されている。この駆動ピニオン15の歯面は、固定鏡
筒ブロック12の内周面に突出している。
【0018】固定鏡筒ブロック12の内周には、第3移
動鏡筒16が螺合されている。この第3移動鏡筒16
は、内周面に、光軸方向に延びる複数の直進案内溝16
cを有し、後端部外周に、固定鏡筒ブロック12の雌ヘ
リコイド12aと噛み合う雄ヘリコイド16aと、駆動
ピニオン15と噛み合う外周ギヤ16b(図6参照)と
を有している。駆動ピニオン15は、第3移動鏡筒16
の光軸方向の全移動域において、この外周ギヤ16bと
噛み合う軸方向長さを有する。
【0019】第3移動鏡筒16の内周には、直進案内筒
17が、この第3移動鏡筒16と光軸方向に一体に移動
可能かつ光軸回りに相対回転可能に支持されている。直
進案内筒17は、後部外周に、径方向外方に突出する複
数の係合突起17cを備えた後端フランジ部17dと、
この後端フランジ部17dの前方にやや隙間を開けて設
けた、該フランジ部17dより小径の抜止フランジ部1
7eとを有している。この抜止フランジ部17eの周方
向に、複数の切欠部17fが形成されている。第3移動
鏡筒16は、後端部内周に、径方向内方に突出する複数
の係合突起16d(図11)を有し、この係合突起16
dを上記切欠部17fから挿入して両フランジ部17
d、17e間の隙間に位置させ、直進案内筒17に対し
相対回転することにより該直進案内筒17と結合してい
る。直進案内筒17の後端面には、アパーチャ14aと
略同形の開口23aを有するアパーチャ板23が固定さ
れている。係合突起17cは、固定鏡筒ブロック12の
光軸Oと平行な直進案内溝12bに摺動自在に係合され
ており、回転を規制されている。係合突起17cの1つ
である係合突起17c′には、コード板13aと摺接し
てズーミング時の焦点距離に対応する信号を発生させる
ための接触端子9が固定されている。
【0020】直進案内筒17にはまた、その内周面に、
光軸Oと平行な複数の直進案内溝17aと、この案内筒
17の周壁を貫通しかつ円周方向及び光軸方向に対して
傾斜する複数のリード溝17bとが形成されている。
【0021】直進案内筒17の内周には、第2移動鏡筒
19が嵌合されている。この第2移動鏡筒19は、内周
面に、リード溝17bとは逆傾斜の複数のリード溝19
cを有し、後端部外周に、径方向外方に突出する複数の
断面台形状のフォロア突起19aと、このフォロア突起
19a上に位置するフォロアピン18とを有する。この
フォロアピン18は、リング部材18aと、このリング
部材18aをフォロア突起19a上に支持する中心固定
ねじ18bとからなっている。フォロア突起19aは、
直進案内筒17のリード溝17bに摺動可能に嵌まり、
フォロアピン18は、第3移動鏡筒16の直進案内溝1
6cに摺動可能に嵌まる。よって、第3移動鏡筒16が
回転すると、第2移動鏡筒19が回転しながら光軸方向
に直進移動する。
【0022】第2移動鏡筒19の内周には、第1移動鏡
筒20が嵌合されている。この第1移動鏡筒20は、後
端部外周に備えた複数のフォロアピン24を、対応する
内周リード溝19cに係合させ、かつ直進案内部材22
により直進案内されている。この直進案内部材22は、
図1と図2に示すように、環状部22aと、この環状部
22aから光軸方向に延びる一対の案内脚部22bと、
環状部22aの径方向外方に突出させた、直進案内溝1
7aに摺動自在に係合する複数の係合突起28とを有
し、第1移動鏡筒20の内周面においてAF/AEシャ
ッタユニット21の直進案内部40cに案内脚部22b
を直進案内可能に挿入している。
【0023】また直進案内部材22の環状部22aは、
第2移動鏡筒19の後端部に、光軸方向に一体に移動可
能かつ光軸回りに相対回転可能に結合されている。この
直進案内部材22は、後部外周に、径方向外方に突出す
る複数の係合突起28を備えた後端フランジ部22d
と、この後端フランジ部22dの前方にやや隙間を開け
て設けた、該フランジ部22dより小径の抜止フランジ
部22cを有し、この抜止フランジ部22cの周方向
に、複数の切欠部22eを有している(図1参照)。第
2移動鏡筒19は、後端部内周に、径方向内方に突出す
る複数の係合突起19b(図11)を有し、この係合突
起19bを上記切欠部22eから挿入して両フランジ部
22c、22d間の隙間に位置させ、直進案内部材22
に対し相対回転することにより該直進案内部材22と結
合している。上記構成により、第1移動鏡筒20は、第
2移動鏡筒19が正逆に回転するとき、回転を規制され
たまま、該第2移動鏡筒19に対して光軸方向前後に直
進移動する。
【0024】この第1移動鏡筒(直進筒)20の前端部
には、バリヤ48a、48bを備えたバリア装置35が
装着され、内周面には、3枚のシャッタ羽根27a(図
5)からなるシャッタ27を備えたAF/AEシャッタ
ユニット(シャッタユニット)21が嵌合固定されてい
る。このAF/AEシャッタユニット21は、シャッタ
取付台40の外周部に等角度間隔で形成した複数の固定
孔40a(図3)を有している。上記複数のフォロアピ
ン24は、このAF/AEシャッタユニット21の固定
手段を兼ねており、第1移動鏡筒20に形成したピン孔
20aと、この固定孔40aに、このフォロアピン24
が嵌入固定されて、このシャッタユニット21が第1移
動鏡筒20に固定されている(図4参照)。フォロアピ
ン24は例えば接着、ねじ止め等の手段で固定できる。
なお、41は、第1移動鏡筒20の前端部に固定される
飾り板である。
【0025】AF/AEシャッタユニット21は、図5
と図12に示されるように、シャッタ取付台(外枠環状
部材)40と、このシャッタ取付台40の後部に固定さ
れるシャッタ羽根支持環46と、このシャッタ取付台4
0に対して相対移動自在に支持されるレンズ支持筒50
(後群レンズL2)とを有している。このシャッタ取付
台40には、前群レンズL1とAEモータ29と後群移
動モータ30が支持されている。このシャッタ取付台4
0は、レンズ支持筒34を挿通させる撮影開口40dを
備えた環状部と、この環状部から後方に向けて延出され
た3つの脚部(固定台)40bとを有している。この3
つの脚部40b間の隙間のうち2箇所は、直進案内部材
22の一対の案内脚部22bをそれぞれに受け入れて移
動ガイドするための直進案内部(切欠)40cとして構
成されている。この直進案内部40cの両側部はそれぞ
れ、直進案内部材22の案内脚部22bと摺接(係合)
する、光軸Oと平行な方向の直進案内面40eとなって
いる。
【0026】シャッタ取付台40にはさらに、AEモー
タ29の回転をシャッタ27に伝えるAEギヤ列45
と、後群移動モータ30の回転をスクリューシャフト4
3に伝えるレンズ駆動ギヤ列42と、フレキシブルプリ
ント基板6に接続されたフォトインタラプタ56、57
と、円周方向に多数のスリットを備えた回転板58、5
9とが支持されている。上記フォトインタラプタ57と
回転板59によって、後群移動モータ30の回転を検知
する後群移動モータ用エンコーダが構成され、フォトイ
ンタラプタ56と回転板58によって、AEモータ29
の回転を検知するAEモータ用エンコーダが構成されて
いる。
【0027】シャッタ取付台40とこの取付台40に固
定したシャッタ羽根支持環46の間に、上記シャッタ2
7と、このシャッタ27の3枚のシャッタ羽根27aを
枢支する支持部材47と、シャッタ羽根27aに回動力
を付与する環状駆動部材49とが位置している。環状駆
動部材49は、3枚のシャッタ羽根27aにそれぞれ係
合する3つの操作突起49aを等角度間隔で備えてい
る。
【0028】また、シャッタ羽根支持環46の前方に位
置する支持部材47は、撮影開口46aに対向する撮影
開口47aと、この支持環46の前壁部に設けた3つの
支持孔46bとそれぞれ対向する3つの軸部47b(図
5に一箇所のみ示す)とを有している。3枚のシャッタ
羽根27aはそれぞれ、一端部に、軸部47bを挿通さ
せる軸孔27bを有し、他端部に、撮影開口46a、4
7aを遮蔽する遮蔽部を有し、該一端部と他端部の間
に、上記操作突起49aを挿通させる長孔27cを有し
ている。上記支持部材47は、シャッタ羽根27aをそ
れぞれ支持した各軸部47bを、シャッタ羽根支持環4
6の対応する支持孔46bに嵌合させた状態で、このシ
ャッタ羽根支持環46に固定されている。
【0029】環状駆動部材49は、外周部に、ギヤ列4
5からの回転を受けるギヤ部49bを有する。また支持
部材47は、3つの軸部47bと近接する位置に、円周
方向に沿う3つの円弧溝47cを有している。環状駆動
部材49の上記3つの操作突起49aは、該3つの円弧
溝47cを貫通して、各シャッタ羽根27aの長孔27
cに係合している。シャッタ羽根支持環46は、これら
環状駆動部材49、支持部材47及びシャッタ27を支
持した状態でシャッタ取付台40の後方側から挿入さ
れ、このシャッタ取付台40にねじ止めされている。
【0030】シャッタ羽根支持環46の後方には、シャ
ッタ取付台40にスライドシャフト51、52を介して
相対移動自在に支持されたレンズ支持筒50が配置され
ている。シャッタ取付台40とレンズ支持筒50は、ス
ライドシャフト51に嵌合されたコイルばね3によって
互いに離れる方向に移動付勢されており、これにより両
者間のガタが除去されている。また、上記ギヤ列42に
備えられた駆動ギヤ42aは、軸方向の移動が規制され
ており、その内周に雌ねじが形成されている。この雌ね
じに、レンズ支持筒50に一端部を固定されたスクリュ
ーシャフト43が螺合しており、これら駆動ギヤ42a
とスクリューシャフト43とにより送りねじ機構が構成
されている。よって、後群移動モータ30が回転駆動し
て駆動ギヤ42aが正逆いずれかに回転すると、スクリ
ューシャフト43がこの駆動ギヤ42aに対して進退
し、レンズ支持筒50つまり該支持筒50に支持した後
群レンズL2が前群レンズL1に対して相対移動する。
【0031】シャッタ羽根支持環46は、前壁部に、撮
影開口46aを有し、外周部に、シャッタ取付台40の
直進案内部40cに臨み、直進案内部材22を径方向の
内面から摺動自在に案内する撓み規制面(脱落防止面)
46cを有している(図9、図10参照)。すなわち、
AF/AEシャッタユニット21を構成する部材の一部
であるシャッタ羽根支持環46は、直進案内部40cか
ら露出する部分が、一対の案内脚部22bの内周面をそ
れぞれ摺動自在に支持する脱落防止面として構成されて
いる。この撓み規制面46cは、内周面がひだ状である
案内脚部22bに対応させて、ひだ状に形成されてい
る。
【0032】直進案内部材22は全体が合成樹脂材料か
らなるため、案内脚部22bがその可撓性に起因し、ズ
ーミング時に加わる力によって環状部22aの径方向内
方側に撓むことがあるが、上記構成の直進ガイド機構に
よれば、後群レンズL2を囲む形状の撓み規制面46c
が、図9のレンズ収納位置から図10のレンズ繰出位置
に到るまで該案内脚部22bの上記撓み変形を規制する
ため、この案内脚部22bが該直進案内部40cから外
れて脱落する等の不具合は生じない。
【0033】この撓み規制面46cに相当する部分は従
来、シャッタ羽根を可動状態で支持する最小構成単位で
あるシャッタユニットではなく、該シャッタユニットを
直進筒に支持するための別部材、いわばシャッタユニッ
トと直進筒との中間部材に形成されていた。このため、
この中間部材の分だけ部品点数が増し、ズームレンズ鏡
筒の一層の小型化が困難となっていた。これに対し、
発明を適用したAF/AEシャッタユニット21では、
シャッタ27を支持するシャッタ羽根支持環26そのも
のに撓み規制面46cを形成したので、部品点数を減少
させることができた。また、この撓み規制面46cが内
径側から支える案内脚部22bは、シャッタ羽根支持環
26とともにAF/AEシャッタユニット21を構成す
るシャッタ取付台40の直進案内部40cに係合して直
進案内しているため、シャッタユニットの直進案内機構
に関しても、前述のような中間部材を不要にできる。つ
まり、AF/AEシャッタユニット21は、単にシャッ
タ27や撮影レンズ(L1、L2)を支持及び駆動する
のみならず、案内脚部22bの撓み変形(脱落)の規
制、シャッタユニット21自身(及び第1移動鏡筒2
0)の直進案内といった複合機能を有し、その分、部品
点数を少なくすることができる。よって、ズームレンズ
鏡筒10のより一層の小型化が可能となった。また、後
群レンズL2を囲む形状のシャッタ羽根支持環46は
該後群レンズL2が占める光軸方向長さの分を生かし
て、スペース効率良く光軸方向に長く形成することが可
能なので、特にシャッタユニット21の光軸方向サイズ
の大型化を防ぎつつ、案内脚部22bに対する撓み規制
面46cのストロークを充分にとることができる。
【0034】また、シャッタ取付台40の前部には、こ
のシャッタ取付台40に支持した上記モータ29、30
等を押える押え部材53、55がねじ止めされている。
シャッタ取付台40に一端部を固定された上記フレキシ
ブルプリント基板6には、モータ29、30、及びフォ
トインタラプタ56、57が接続されている。第1〜第
3移動鏡筒20、19、16及びAF/AEシャッタユ
ニット21等を組立てた状態において、直進案内筒17
の後端面にアパーチャ板23が固定され、また固定鏡筒
ブロック12の前端部に、環状の抜止め部材33が嵌着
されている。
【0035】本実施形態では、前群レンズL1と後群レ
ンズL2をそれぞれ、AF/AEシャッタユニット21
の構成部材の1つとし、該ユニット21に、AEモータ
29と後群移動モータ30を搭載している。この構成に
よると、前群レンズL1と後群レンズL2の支持構造及
び駆動構造を単純化できるという利点があるが、前群レ
ンズL1と後群レンズL2のうちの少なくとも一方を、
シャッタ取付台40、環状駆動部材49、支持部材4
7、シャッタ27及びシャッタ羽根押え環46等を備え
たAF/AEシャッタユニット21とは別部材とし、該
ユニットとは別の支持部材に支持しても、本ズームレン
ズは成立する。
【0036】本ズームレンズカメラは、次のように作動
する。ズームレンズ鏡筒10が最も繰り込まれた図9の
レンズ収納状態において、図示しない電源スイッチをオ
ンすると、全体移動モータ25が正方向に若干量回転駆
動する。すると、この回転が、支持部32に支持された
ギヤ列26を介して駆動ピニオン15に伝えられ、第3
移動鏡筒16が繰り出し方向に回転されるため、第2移
動鏡筒19と第1移動鏡筒20が該第3移動鏡筒16と
ともに光軸方向に若干量繰り出され、カメラはズームレ
ンズをワイド端に位置させた撮影可能状態となる。
【0037】この撮影可能状態において、ズーム操作手
段62をテレ側に操作すると、全体移動モータ制御手段
60を介して全体移動モータ25が正方向に回転駆動
し、駆動ピニオン15、外周ギヤ16bを介して第3移
動鏡筒16を繰り出し方向に回転させる。したがって、
この第3移動鏡筒16が雌ヘリコイド12aと雄ヘリコ
イド16aの関係により固定鏡筒ブロック12から繰り
出され、同時に、直進案内筒17が、係合突起17cと
直進案内溝12bの関係によって固定鏡筒ブロック12
に対し相対回転しない状態で、該第3移動鏡筒16とと
もに光軸前方に進出する。このとき第2移動鏡筒19
は、フォロアピン18をリード溝17bと直進案内溝1
6cに同時に係合させていることにより、第3移動鏡筒
16と同方向に相対回転しながら該移動鏡筒16に対し
て光軸前方に相対移動する。また第1移動鏡筒20は、
直進案内部材22によって直進案内されかつフォロアピ
ン24をリード溝19cによって移動ガイドされるた
め、固定鏡筒ブロック12に対して相対回転しない状態
で、第2移動鏡筒19からAF/AEシャッタユニット
21とともに光軸前方に進出する。
【0038】この進出時に、第1移動鏡筒20つまりA
F/AEシャッタユニット21を直進案内する直進案内
部材22の案内脚部22bが、ズーミング時に加わる力
によって径方向内方側に撓もうとしても、このシャッタ
ユニット21を構成する部材の一部であるシャッタ羽根
支持環46に設けた撓み規制面46cが、該案内脚部2
2bの撓み変形を規制する。よって、案内脚部22bが
該直進案内部40cから外れて脱落する等の不具合は、
確実に防止される。
【0039】ズームレンズ鏡筒10がこのように駆動す
る間、後群移動モータ30は駆動しないため、前群レン
ズL1と後群レンズL2は互いの距離を一定に保ったま
ま一体的に光軸方向に移動する(図8参照)。ズーム操
作手段31によって設定される焦点距離は、表示手段
(図示せず)によって表示される。
【0040】ズーム操作手段62によって設定される任
意の焦点距離において、レリーズボタンが一段押しされ
ると、測距装置64に測距指令が及び測光装置65に測
光指令が与えられ、全体移動モータ25と後群移動モー
タ30の双方が、測距装置64による被写体距離情報に
よって得られる移動量と、ズーム操作手段62により設
定される焦点距離情報によって得られる移動量とを加味
して決定された移動量だけ前群レンズL1と後群レンズ
L2を移動させて、設定焦点距離にするとともに被写体
に合焦させる。この状態でレリーズボタンが二段押しさ
れると、AEモータ制御手段66を介してAEモータ2
9が、測光装置65からの被写体輝度情報に応じて環状
駆動部材49を回転駆動し、所定の露出を満たすように
シャッタ27を駆動する。このシャッタレリーズの終了
後、全体移動モータ25と後群移動モータ30の双方が
直ちに駆動されて、前群レンズL1と後群レンズL2が
シャッタレリーズ前の状態に戻される。
【0041】ズーム操作手段62がワイド側に操作され
ると、全体移動モータ25が逆方向に回転駆動し、第3
移動鏡筒16が繰り込み方向に回転されて、直進案内筒
17とともに固定鏡筒ブロック12に繰り込まれる。同
時に第2移動鏡筒19が、第3移動鏡筒16と同方向に
回転しながら該移動鏡筒16に対して繰り込まれ、第1
移動鏡筒20が、回転する第2移動鏡筒19に対してA
F/AEシャッタユニット21とともに繰り込まれる。
この繰込駆動時においても、後群移動モータ30は、上
述の繰出駆動時と同様、駆動しない。そしてズームレン
ズ鏡筒10は、ズームレンズがワイド端位置に移動した
後、電源スイッチが切られると、これに基づき回転駆動
する全体移動モータ25によって、図11に示すレンズ
収納位置に繰り込まれる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャッタ
羽根を可動状態で支持する最小構成単位であるシャッタ
ユニットを構成するシャッタ羽根支持環に、直進案内部
に対し径方向の内側から係合する脱落防止面を設け、
同シャッタユニットを構成するシャッタ取付部材に、直
進案内部材と係合する直進案内面を設けたから、部品点
数を減少させて、ズームレンズ鏡筒のより一層の小型化
を可能とすることができる。また、シャッタ羽根支持環
に、シャッタ羽根よりも光軸後方に位置させて、直進案
内部材に対し径方向の内側から係合する脱落防止面を形
成し、かつ該脱落防止面の内側に撮影レンズ群を支持さ
せたので、レンズ鏡筒の繰出量が大きい場合にも脱落防
止面と直進案内部材の充分な係合長さを確保でき、かつ
シャッタユニットの光軸方向への大型化を避けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した直進ガイド機構の一実施形態
の要部を示す斜視図である。
【図2】同直進ガイド機構の要部の図1と異なる状態を
示す斜視図である。
【図3】本実施形態におけるズームレンズ鏡筒の要部を
示す斜視図である。
【図4】同ズームレンズ鏡筒のAF/AEシャッタユニ
ットを第1移動鏡筒に組付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同ズームレンズ鏡筒のAF/AEシャッタユニ
ットの主要な部材を示す分解斜視図である。
【図6】同ズームレンズ鏡筒の第3移動鏡筒を示す斜視
外観図である。
【図7】同ズームレンズ鏡筒の固定鏡筒ブロックを示す
正面図である。
【図8】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態を示す上半
断面図である。
【図9】同ズームレンズ鏡筒のレンズ収納状態における
要部を示す上半断面図である。
【図10】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態における
要部を示す上半断面図である。
【図11】同ズームレンズ鏡筒全体のレンズ収納状態を
示す上半断面図である。
【図12】同ズームレンズ鏡筒全体を示す分解斜視図で
ある。
【図13】同ズームレンズ鏡筒の作動を制御する制御系
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 ズームレンズ鏡筒(レンズ鏡筒) 20 第1移動鏡筒(直進筒) 21 AF/AEシャッタユニット(シャッタユニッ
ト) 22 直進案内部材 22b 案内脚部 27 シャッタ 27a シャッタ羽根 40 シャッタ取付台(外枠環状部材) 40b 脚部(固定台) 40c 直進案内部(切欠) 46 シャッタ羽根支持環 46c 撓み規制面(脱落防止面)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−159828(JP,A) 特開 平7−159664(JP,A) 特開 平5−232368(JP,A) 特開 平1−287607(JP,A) 特開 平1−287608(JP,A) 特開 平5−188274(JP,A) 特開 平6−313830(JP,A) 実開 平4−42617(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105 G03B 9/08 - 9/54

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタユニットと; このシャッタユニットを固定し、光軸方向に移動する直
    進筒と; この直進筒の回転を規制し、直進移動のみ可能に案内す
    る直進案内部材と; を備えたレンズ鏡筒において、 上記シャッタユニットは、外枠環状部材と;この外枠環
    状部材の内側に位置し、該外枠環状部材との間にシャッ
    タ羽根を回動自在に支持するシャッタ羽根支持環と;を
    有し、 上記外枠環状部材は、周方向に位置を異ならせて設けら
    れ直進筒の内面に当接して固定される複数の固定台と;
    これらの固定台の間に位置し、上記直進案内部材を受け
    入れる切欠と;この切欠の一側部にあって該直進案内部
    材と係合する、光軸と平行な方向の直進案内面と;を有
    し、 上記シャッタ羽根支持環は、上記外枠環状部材の切欠に
    臨み、上記直進案内部材に径方向の内側から係合する脱
    落防止面を有する ことを特徴とするレンズ鏡筒の直進ガ
    イド機構。
  2. 【請求項2】 シャッタユニットと; このシャッタユニットを固定し、光軸方向に移動する直
    進筒と; この直進筒の回転を規制し、直進移動のみ可能に案内す
    る直進案内部材と; を備えたレンズ鏡筒において、 上記シャッタユニットは、外枠環状部材と;この外枠環
    状部材の内側に位置し、該外枠環状部材の光軸方向後面
    との間にシャッタ羽根を回動自在に支持するシャッタ羽
    根支持環と;を有し、 上記外枠環状部材は、上記シャッタ羽根よりも光軸方向
    の前方位置に第1の撮影レンズ群を支持し、 上記シャッタ羽根支持環は、上記シャッタ羽根よりも光
    軸方向の後方位置に、上記直進案内部材に対し径方向の
    内側から係合する脱落防止面を有し、かつ該脱落防止面
    の内側に第2の撮影レンズ群を支持していることを特徴
    とするレンズ鏡筒の直進ガイド機構。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレンズ鏡筒の直進ガイド
    機構において、上記 外枠環状部材は、周方向に位置を異
    ならせて設けられ直進筒の内面に当接して固定される複
    数の固定台と;これらの固定台の間に位置し、上記直進
    案内部材を受け入れる切欠と;この切欠の一側部にあっ
    て該直進案内部材と係合する、光軸と平行な方向の直進
    案内面と;を有しているレンズ鏡筒の直進ガイド機構。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のレンズ鏡筒の直
    進ガイド機構において、上記シャッタ羽根支持環の脱落
    防止面と、該脱落防止面が係合する上記直進案内部材の
    内周面は、互いの光軸方向の相対摺動を許すひだ状に形
    成されているレンズ鏡筒の直進ガイド機構。
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US08/781,588 US6023376A (en) 1996-01-26 1997-01-09 Lens barrel having a linear guide mechanism
FR9700718A FR2744228B1 (fr) 1996-01-26 1997-01-24 Barillet d'objectif comportant un mecanisme de guidage rectiligne
DE19702492A DE19702492A1 (de) 1996-01-26 1997-01-24 Objektivtubus mit Geradführungsmechanismus
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