JP4304482B2 - 圧力センサ - Google Patents

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本発明は、圧力センサに関するものである。
腐食性の強い流体の圧力を検出する圧力センサの構造として、特許文献1においては、圧力センサチップをワイヤボンディングでターミナルピンに接続し、センサチップ、ワイヤおよびターミナルピンをオイル中に入れ、耐食性のあるメタルダイアフラムで封止した構造を採用している。
特許第3198779号公報
しかしながら、この構造では、メタルダイアフラムやオイル、シールのためのOリングといった部材が必要となり、小型化できないという課題がある。
本発明は、上記課題に着目してなされたものであり、その目的は、耐食性に優れるとともに小型化できる圧力センサを提供することにある。
請求項1に記載の圧力センサは、ベース部材と、同ベース部材に設けられた凹部内に収納されるとともにダイアフラムおよびパッドを有する圧力センサチップと、ベース部材に設けられた凹部内に収納されるとともにパッドを有する回路チップと、熱可塑性樹脂製シートからなって配線となる導体パターンおよびループ状をなすアンテナとなる導体パターンを封止するとともに圧力センサチップのダイアフラムを露出させる貫通孔が設けられた配線アンテナ基板と、を備えるとともに、ベース部材における上記凹部が開口する側の面と、圧力センサチップにおける同圧力センサチップを収納する凹部が開口する側の面と、回路チップにおける同回路チップを収納する凹部が開口する側の面とが同一面を構成するものである。そして、こうした圧力センサにおいて、配線アンテナ基板の熱可塑性樹脂製シートを少なくとも圧力センサチップおよび回路チップに同熱可塑性樹脂製シートの備える貫通孔から圧力センサチップのダイアフラムが露出するように熱圧着するとともにループ状をなすアンテナとなる導体パターンがダイアフラムを囲むように、配線アンテナ基板の配線となる導体パターンと圧力センサチップのパッドとを、また、配線アンテナ基板の配線となる導体パターンと回路チップのパッドとを、そして、アンテナとなる導体パターンと回路チップのパッドとを、それぞれ接合しつつこれら各接合部を熱可塑性樹脂製シートで封止するようにしている。
上記構成によれば、配線アンテナ基板における配線となる導体パターン、ループ状をなすアンテナとなる導体パターンおよびこれら導体パターンと圧力センサチップのパッドあるいは回路チップのパッドとが接合する上記各接合部(電気的接続部)が熱可塑性樹脂製シートに封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、配線アンテナ基板において配線およびループ状をなすアンテナとなる導体パターンが配置されているので、ボンディングワイヤや大型なアンテナ専用部材を用いなくてもよく小型化できる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の圧力センサにおいて回路チップは、少なくとも、圧力センサチップからの信号を処理する回路と、アンテナを用いて無線通信を行う回路とを具備するものであると、アンテナを用いて無線通信を行うことができる。
請求項3に記載のように、請求項1に記載の圧力センサにおいて回路チップは、少なくとも、圧力センサチップからの信号を処理する回路と、アンテナを用いて無線通信を行う回路と、アンテナを用いて外部からの誘導を受けて電力を発生する回路とを具備するものであると、無線通信を行うことができるとともにバッテリレスの小型な圧力センサを実現することができる。
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて圧力検出対象は車両のタイヤ空気圧であるとよい。具体的には、請求項に記載のように、請求項に記載の圧力センサにおいて車両のタイヤまたはタイヤホイールに装着され、車体との間で通信を行う、即ち、タイヤ空気圧モニターシステム用の圧力センサとして用いると、小型化されており好ましいものとなる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施形態における圧力センサの平面図を示す。図2は、図1におけるA−A線での縦断面図である。本圧力センサは車両におけるタイヤ空気圧モニターシステムに用いられるものである。より詳しくは、直接式タイヤ空気圧モニターシステムおける圧力センサであって、直接、タイヤ空気圧を測定する空気圧測定部と、空気圧測定値を送信する送信部とからなる。同圧力センサは車両のタイヤまたはタイヤホイールに装着され、車体との間で通信を行う。そして、受信機側(車体側)においてタイヤ圧測定値が規定値以下の場合にはタイヤ空気圧の低下が運転者に警告される。
図2において、ベース部材としての樹脂製ベースプレート10の凹部11,12内に圧力センサチップ21、回路チップ30が収納され、ベースプレート10、圧力センサチップ21および回路チップ30の上面には、熱可塑性樹脂シート内に導体をパターニングした配線アンテナ基板40が接着されている。
図3(a)には配線アンテナ基板40の平面図を示す。図3(a)のA−A線での縦断面を図3(b)に示す。図4には、図2において配線アンテナ基板40の下側に配置されるベースプレート10等の部品の平面図を示し、図4におけるA−A線での縦断面を図5に示す。
図4,5において、ベースプレート10は四角板状をなしている。ベースプレート10の上面における中央部分には凹部11,12が形成されている。凹部11内において、圧力センサチップ21がガラス台座20の上面に接合された状態で収容されている。圧力センサチップ21の中央部には下面に開口する凹部22が形成され、この凹部22により薄肉部、即ち、ダイアフラム23が形成されている。このダイアフラム23は平面形状が図4に示すように八角形をなしている。図5においてガラス台座20と圧力センサチップ21とが接合されている状態で圧力センサチップ21の凹部22内が基準圧力室(例えば真空室)となっている。ダイアフラム23には4つのゲージ24a,24b,24c,24dが形成されている。このゲージ24a,24b,24c,24dは不純物拡散層よりなる(詳しくはn型シリコン基板の表面に形成したp型不純物拡散層よりなる)。圧力センサチップ21内において、4つのゲージ(不純物拡散層)24a,24b,24c,24dを用いたフルブリッジ回路が構成されるように結線されている。そして、ダイアフラム23の両面に加わる圧力の差によりダイアフラム23での応力が変化し、この応力の変化に伴ないピエゾ抵抗効果により各ゲージ(不純物拡散層)24a,24b,24c,24dの抵抗が変化し、これがブリッジ回路により検出される。
また、図4,5において、四角板状の圧力センサチップ21にはその上面での一つの辺の部分に4つのアルミパッド25a,25b,25c,25dが並設されている。アルミパッド25a,25b,25c,25dはアルミ薄膜よりなる。これらのパッド25a,25b,25c,25dを介して前記ブリッジ回路に定電流を流すとともに圧力センサチップ21の圧力検出信号を外部に取り出せるようになっている。アルミパッド25a,25b,25c,25d上にはニッケル(Ni)メッキ膜と金(Au)メッキ膜が順に形成され、この積層体26によりアルミパッド25a,25b,25c,25dに半田接合することができる。
このようにして、圧力センサチップ21は、ベース部材としてのベースプレート10に搭載され、感圧部であるダイアフラム23およびパッド25a,25b,25c,25dを有している。
また、図4,5において、ベースプレート10の凹部12内において、回路チップ30が配置されている。回路チップ30には各種のデバイスが形成され、これらのデバイスにより、少なくとも、圧力センサチップ21からの信号を処理(増幅等)する回路と、アンテナを用いて外部との無線通信を行う回路と、アンテナを用いて外部からの誘導を受けて電力(作動用電力)を発生する回路とが形成されている。
なお、一つのチップ内に、圧力センサチップ21からの信号を処理する回路と、アンテナを用いて外部との無線通信を行う回路と、アンテナを用いて外部からの誘導を受けて電力を発生する回路とを作り込んだが、1つチップに1つの回路(IC)を作り込んで各チップを電気的に接続してもよい。
四角板状の回路チップ30にはその上面での一つの辺(詳しくは圧力センサチップ21に近い側の辺)の部分に4つのアルミパッド31a,31b,31c,31dが並設されている。また、四角板状の回路チップ30にはその上面での一つの辺(詳しくは圧力センサチップ21から遠い側の辺)の部分に2つのアルミパッド32a,32bが並設されている。これらの各アルミパッド31a,31b,31c,31d,32a,32bはアルミ薄膜よりなる。アルミパッド31a,31b,31c,31d,32a,32b上にはニッケル(Ni)メッキ膜と金(Au)メッキ膜が順に形成され、この積層体33によりアルミパッド31a,31b,31c,31d,32a,32bに半田接合することができる。
このように、回路チップ30はベース部材としてのベースプレート10に搭載され、パッド31a,31b,31c,31d,32a,32bを有している。そして、回路チップ30は、アルミパッド31a,31b,31c,31dを介して圧力センサチップ21への定電流の印加を行うとともに同チップ21からの圧力検出信号を入力し、また、アルミパッド32a,32bを介して外部との信号等の授受を行うようになっている。
図5に示すように、圧力センサチップ21の上面と回路チップ30の上面とベースプレート10の上面とは同じ高さとなっている(同一面を構成している)。
一方、図3(a),(b)において、配線アンテナ基板40は四角板状をなしている。配線アンテナ基板40は、熱可塑性樹脂製シート41と、配線となる導体パターン42a,42b,42c,42dと、アンテナとなる導体パターン43からなり、熱可塑性樹脂製シート41にて配線となる導体パターン42a,42b,42c,42dとアンテナとなる導体パターン43がモールドされている。熱可塑性樹脂製シート41は電気絶縁性を有する。熱可塑性樹脂製シート41内に、4つの配線となる導体パターン42a,42b,42c,42dが並設されるとともに、アンテナとなる導体パターン43がループ状に形成されている。つまり、熱可塑性樹脂製シート41内の導体の一部によりアンテナを形成し、このアンテナにより外部からの誘導を受けるとともに外部との無線通信を行うことが可能となる。熱可塑性樹脂製シート41の材料として、例えばPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、LCP(液晶ポリマー)、またはそれらの混合物を挙げることができる。導体パターン42a,42b,42c,42d,43の材料として銅を挙げることができる。また、配線アンテナ基板40(熱可塑性樹脂製シート41)には円形の貫通孔44が形成されている。貫通孔44は圧力センサチップ21のダイアフラム23を露出(開口)させるためのものである。また、熱可塑性樹脂製シート41の下面において導体パターン42a〜42d,43が露出している。
このようにして、配線アンテナ基板40は、熱可塑性樹脂製シート41で配線となる導体パターン42a,42b,42c,42dおよびアンテナとなる導体パターン43を封止した構成となっている。
図3(a),(b)に示す配線アンテナ基板40が、図4,5に示す圧力センサチップ21上、回路チップ30上およびベースプレート10上に配置され、これらの部材に熱可塑性樹脂製シート41が熱圧着されて図1,2の構造となっている。
図1,2において、配線アンテナ基板40における配線用導体パターン42a〜42dおよびアンテナ用導体パターン43が、上記圧力センサチップ21および回路チップ30の各パッド25a〜25d,31a〜31d,32a,32b(図4参照)に半田によって接合されている。詳しくは、図3(a),(b)での導体パターン42a〜42d,43の両端の露出部に半田ペーストを塗布する。そして、この配線アンテナ基板40を圧力センサチップ21、回路チップ30およびベースプレート10上に配置して熱可塑性樹脂製シート41を圧力センサチップ21、回路チップ30およびベースプレート10に熱圧着する。この熱圧着時において、配線アンテナ基板40の配線用導体パターン42a〜42dの一端と圧力センサチップ21のアルミパッド25a〜25d(図4参照)とが半田付けされるとともに配線アンテナ基板40の配線用導体パターン42a〜42dの他端と回路チップ30のアルミパッド31a〜31d(図4参照)とが半田付けされる。また、回路チップ30のアルミパッド32a(図4参照)とアンテナ用導体パターン43の一端が半田付けされるとともに回路チップ30のアルミパッド32b(図4参照)とアンテナ用導体パターン43の他端が半田付けされる。これらの半田接合部は配線アンテナ基板40の熱可塑性樹脂製シート41によって封止され、腐食の可能性があるアルミパッドを用いた接合部(電極部分)が外部に露出していない。また、配線アンテナ基板40の貫通孔44により、圧力センサチップ21のダイアフラム23が露出(開口)している。つまり、上記圧力センサチップ21、回路チップ30、ベースプレート10の上面は、圧力センサチップ21のダイアフラム23を除く領域が配線アンテナ基板40(熱可塑性樹脂製シート41)により覆われている。
このようにして、配線アンテナ基板40の熱可塑性樹脂製シート41を圧力センサチップ21の上面、回路チップ30の上面、およびベースプレート10の上面に熱圧着している(広義には少なくとも圧力センサチップ21および回路チップ30に熱圧着する)。また、配線アンテナ基板40の配線となる導体パターン42a,42b,42c,42dと圧力センサチップ21のパッド25a,25b,25c,25d、配線アンテナ基板40の配線となる導体パターン42a,42b,42c,42dと回路チップ30のパッド31a,31b,31c,31d、アンテナとなる導体パターン43と回路チップ30のパッド32a,32bを、それぞれ接合し、かつ、これら各接合部を熱可塑性樹脂製シート41で封止している。よって、配線アンテナ基板40における配線・アンテナとなる導体パターン42a,42b,42c,42d,43および接合部(電気的接続部)が熱可塑性樹脂製シート41に封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、配線アンテナ基板40において配線およびアンテナとなる導体パターン42a〜42d,43が配置されているので、ボンディングワイヤや大型なアンテナ専用部材を用いなくてもよく小型化できる。
このように、耐食性に優れるとともに小型化できる圧力センサを提供することができる。即ち、圧力センサチップと通信用の回路チップとアンテナが一体化された圧力センサを提供することができる。さらに、前述の特許文献1においてはメタルダイアフラム、オイル、シール用Oリングといった部品が必要となり組み立てが複雑であったが、本実施形態においては熱圧着にて簡単に組み立てることができる。
また、回路チップ30は、少なくとも、圧力センサチップ21からの信号を処理する回路と、アンテナを用いて無線通信を行う回路と、アンテナを用いて外部からの誘導を受けて電力を発生する回路とを具備するものであるので、アンテナを用いて無線通信を行うことができるとともにバッテリレスの小型な圧力センサを実現することができる。より詳しくは、特許文献1等の従来センサにおいては、外部からの電源供給のための端子や外部への信号取り出し端子が必要であったが、本実施形態においては外部からの電源供給のための端子や外部への信号取り出し端子を不要にできる。
また、アンテナとなる導体パターン43はループ状をなすものであるので、実用上好ましい。
また、圧力検出対象は車両のタイヤ空気圧であるので、タイヤ空気圧モニターシステム用の圧力センサとして小型化されており好ましいものとなる。つまり、車両のタイヤまたはタイヤホイールに装着され、車体との間で通信を行う、即ち、タイヤ空気圧モニターシステム用の圧力センサとして用いると、小型化されており好ましいものとなる。
なお、回路チップ30は、圧力センサチップ21からの信号を処理する回路と、アンテナを用いて無線通信を行う回路と、アンテナを用いて外部からの誘導を受けて電力を発生する回路とを具備するものであったが、圧力センサチップ21からの信号を処理する回路と、アンテナを用いて無線通信を行う回路を具備し、アンテナを用いて外部からの誘導を受けて電力を発生する回路は無い形態で実施してもよい。この場合、回路チップ30は、少なくとも、圧力センサチップ21からの信号を処理する回路と、アンテナを用いて無線通信を行う回路とを具備するものであるので、アンテナを用いて無線通信を行うことができる。よって、特許文献1等の従来センサにおいては、外部への信号取り出し端子が必要であったが、外部への信号取り出し端子を不要にできる。
実施形態における圧力センサの平面図。 図1のA−A線での縦断面図。 (a)は配線アンテナ基板を示す平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 ベースプレート側の部品を示す平面図。 図4のA−A線での縦断面図。
符号の説明
10…ベースプレート、21…圧力センサチップ、23…ダイアフラム、25a,25b,25c,25d…パッド、30…回路チップ、31a,31b,31c,31d,32a,32b…パッド、40…配線アンテナ基板、41…熱可塑性樹脂製シート、42a,42b,42c,42d…配線となる導体パターン、43…アンテナとなる導体パターン。

Claims (5)

  1. ベース部材(10)と、
    前記ベース部材(10)に設けられた凹部(11)内に収納され、ダイアフラム(23)およびパッド(25a,25b,25c,25d)を有する圧力センサチップ(21)と、
    前記ベース部材(10)に設けられた凹部(12)内に収納され、パッド(31a,31b,31c,31d,32a,32b)を有する回路チップ(30)と、
    熱可塑性樹脂製シート(41)からなって配線となる導体パターン(42a,42b,42c,42d)およびループ状をなすアンテナとなる導体パターン(43)を封止するとともに、前記圧力センサチップ(21)のダイアフラム(23)を露出させる貫通孔(44)が設けられた配線アンテナ基板(40)と、
    を備えるとともに前記ベース部材(10)における前記凹部(11,12)が開口する側の面と、前記圧力センサチップ(21)における該圧力センサチップ(21)を収納する凹部(11)が開口する側の面と、前記回路チップ(30)における該回路チップ(30)を収納する凹部(12)が開口する側の面とが同一面を構成しており、
    前記配線アンテナ基板(40)の熱可塑性樹脂製シート(41)を少なくとも前記圧力センサチップ(21)および回路チップ(30)に前記貫通孔(44)から前記圧力センサチップ(21)のダイアフラム(23)が露出するように熱圧着するとともに、前記ループ状をなすアンテナとなる導体パターン(43)が前記ダイアフラム(23)を囲む態様にて、前記配線アンテナ基板(40)の配線となる導体パターン(42a,42b,42c,42d)と前記圧力センサチップ(21)のパッド(25a,25b,25c,25d)、前記配線アンテナ基板(40)の配線となる導体パターン(42a,42b,42c,42d)と前記回路チップ(30)のパッド(31a,31b,31c,31d)、前記アンテナとなる導体パターン(43)と回路チップ(30)のパッド(32a,32b)を、それぞれ接合し、かつ、これら各接合部を前記熱可塑性樹脂製シート(41)で封止したことを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記回路チップ(30)は、少なくとも、圧力センサチップ(21)からの信号を処理する回路と、前記アンテナを用いて無線通信を行う回路とを具備するものであることを特徴
    とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記回路チップ(30)は、少なくとも、圧力センサチップ(21)からの信号を処理する回路と、前記アンテナを用いて無線通信を行う回路と、前記アンテナを用いて外部からの誘導を受けて電力を発生する回路とを具備するものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  4. 圧力検出対象は車両のタイヤ空気圧であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサ。
  5. 車両のタイヤまたはタイヤホイールに装着され、車体との間で通信を行うことを特徴とする請求項4に記載の圧力センサ。
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