JP4111158B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、圧力センサに関するものである。
従来、ワイヤボンディングによる圧力センサチップからの電極引き出し法がある。具体例を、図8を用いて説明する。回路基板100上において、ガラス台座101に接合された圧力センサチップ102が搭載されるとともに、信号処理回路を形成したICチップ103が搭載されている。圧力センサチップ102のパッド102aと回路基板100がボンディングワイヤ104により電気的に接続されるとともにICチップ103のパッド103aと回路基板100がボンディングワイヤ105により電気的に接続されている。この技術は、汎用的技術であり、実績の高い技術である。
また、腐食性の強い流体の圧力を検出する圧力センサの構造として、特許文献1においては、圧力センサチップをワイヤボンディングでターミナルピンに接続し、センサチップ、ワイヤおよびターミナルピンをオイル中に入れ、耐食性のあるメタルダイアフラムで封止した構造を採用している。
特許第3198779号公報
しかしながら、図8のチップ102,103のパッド102a,103aがアルミよりなることから、アルミ面が露出するため、酸雰囲気など厳しい環境下ではパッドの腐食による導通不良を招くという問題が生じている。
近年、耐環境性というニーズがある。このため、前述の特許文献1のように、メタルダイアフラムを用いた腐食防止法が既になされているが、小型での実装はできていない。
本発明は、上記課題に着目してなされたものであり、その目的は、耐食性に優れるとともに小型で高精度な圧力センサを提供することにある。
請求項1に記載の圧力センサによれば、圧力センサチップと回路チップとの間における接合部(電気的接続部)が樹脂で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、回路チップと圧力センサチップが重ねた状態で配置されるので、小型化できる。さらに、配線基板の貫通部により圧力センサチップのダイアフラムに圧力検出対象の流体の圧力が印加されるので、高精度に圧力を検出することができる。
また、樹脂は、配線と圧力センサチップのパッド、および、配線と回路チップのパッドを接合するためのビアホールを具備していると、容易に接合することができる。
さらに、樹脂は熱可塑性樹脂であると、樹脂を容易に圧力センサチップと回路チップとの間において両チップに接着することができる。
請求項に記載の圧力センサによれば、圧力センサチップと回路チップとの間における、異方性導電性接着剤を介して電気的に接続した部分が絶縁性接着剤で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、回路チップと圧力センサチップが重ねた状態で配置されるので、小型化できる。さらに、重ねて配置した圧力センサチップと回路チップとの間における、ダイアフラムを配した部位には絶縁性接着剤が配置されておらず、ダイアフラムに圧力検出対象の流体の圧力を印加することができ、これにより、高精度に圧力を検出することができる。
請求項に記載のように、請求項1または2に記載の圧力センサにおいて圧力検出対象の流体はエンジンの排気ガスであると、実用上より好ましい仕様形態となる。
請求項に記載のように、請求項1〜のいずれか1項に記載の圧力センサにおいてpH4以下の結露水に曝される環境下で使用されるものであると、より効果が発揮される。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施形態における圧力センサの平面図を示す。図2は、図1におけるA−A線での縦断面図である。本圧力センサは車載エンジンの排気系部品に設けられ、排気ガスの圧力を検出するセンサである。つまり、圧力検出対象の流体(圧力媒体)がエンジンの排気ガスである。より具体的には、例えば、排気ガス再循環装置(EGR)における排気ガス再循環経路での圧力測定のために用いられる。
圧力検出対象の流体がエンジンの排気ガスである場合、結露水のpHが4以下となり、センサの使用環境としてはpH4以下の環境となり、アルミパッドの腐食は急速に進む。
図2において、回路チップ30の上に圧力センサチップ10が重ねて配置されている。また、回路チップ30と圧力センサチップ10との間には、熱可塑性樹脂シート内に配線を施した配線基板40が挿入(介在)されている。
図3(a)に配線基板40の平面図を示すとともに、図3(b)に図3(a)のA−A線での縦断面を示す。図4には、図2における配線基板40以外の部品を示す。
図4において、圧力センサチップ10の中央部には上面に開口する凹部11が形成され、この凹部11により薄肉部、即ち、ダイアフラム12が形成されている。このダイアフラム12は平面形状が図1に示すように八角形をなしている。図1,4に示すように、ダイアフラム12には4つのゲージ13a,13b,13c,13dが形成されている。このゲージ13a,13b,13c,13dは不純物拡散層よりなる(詳しくはn型シリコン基板の表面に形成したp型不純物拡散層よりなる)。圧力センサチップ10内において、4つのゲージ(不純物拡散層)13a,13b,13c,13dを用いたフルブリッジ回路が構成されるように結線されている。そして、ダイアフラム12の両面に加わる圧力の差によりダイアフラム12での応力が変化し、この応力の変化に伴ないピエゾ抵抗効果により各ゲージ(不純物拡散層)13a,13b,13c,13dの抵抗が変化し、これがブリッジ回路により検出される。
また、図1,4に示すように、四角板状の圧力センサチップ10においてダイアフラム形成面(図4の下面)での四隅にアルミパッド(電極)14がそれぞれ形成されている。アルミパッド14はアルミ薄膜よりなる。これらのパッド14を介して前記ブリッジ回路に定電流を流すとともに圧力センサチップ10の圧力検出信号を外部に取り出せるようになっている。アルミパッド14上にはニッケル(Ni)メッキ膜と金(Au)メッキ膜が順に形成され、この積層体15によりアルミパッド14に半田接合することができる。このNiメッキ膜とAuメッキ膜は無電解メッキ法にて形成され、マスクレスにてアルミパッド14上のみに半田接合可能な電極を形成することができる。
このようにして、圧力センサチップ10は、感圧部であるダイアフラム12およびパッド14を有している。
また、図4において圧力センサチップ10における凹部11が開口する面にはガラス台座20が接合されている。ガラス台座20に接合された状態での圧力センサチップ10の凹部11内が基準圧力室(例えば真空室)となっている。
また、図4において、回路チップ30には各種のデバイスが形成され、これらのデバイスにより、圧力センサチップ10からの信号を処理(増幅等)する回路が形成されている。図1,4に示すように、四角板状の回路チップ30において上面での四隅にアルミパッド(電極)31がそれぞれ形成されている(回路チップ30はパッド31を有している)。このアルミパッド31を介して圧力センサチップ10からの圧力検出信号が入力されるようになっている。各アルミパッド31はアルミ薄膜よりなる。アルミパッド31上にはニッケル(Ni)メッキ膜と金(Au)メッキ膜が順に形成され、この積層体32によりアルミパッド31に半田接合することができる。このNiメッキ膜とAuメッキ膜は無電解メッキ法にて形成され、マスクレスにてアルミパッド31上のみに半田接合可能な電極を形成することができる。
一方、図3(a),(b)において、配線基板40は全体として四角板状をなしている。配線基板40は樹脂製シート41と配線(導体パターン)42a,42b,42c,42dからなり、樹脂製シート41にて配線42a,42b,42c,42dがモールドされている。樹脂製シート41は熱可塑性樹脂製シートであり、その材料として、例えばPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、LCP(液晶ポリマー)、またはそれらの混合物を挙げることができる。樹脂製シート41は電気絶縁性を有する。配線42a,42b,42c,42dの材料は銅である。
図3(a)において4つの配線42a,42b,42c,42dは帯状をなし、四角板状をなす配線基板40(樹脂製シート41)の中央部分から外方に向かって放射状に延びている。配線基板40(樹脂製シート41)の中央部分には貫通部(貫通孔)43が形成されている。貫通部(貫通孔)43の平面形状としては、配線42a〜42dを配した部位を除いて四角形状に樹脂製シート41を両チップ10,30よりも大きく切り抜いた形状をなしている。この貫通部43は圧力検出対象の流体であるエンジン排気ガスの圧力を圧力センサチップ10のダイアフラム12に印加するためのものである。樹脂製シート41における配線42a,42b,42c,42dの内方側端部に対応する部位においてビアホール(開口部)44,45が形成されている。ビアホール44により配線42a,42b,42c,42dの内方側端部の上面が露出し、また、ビアホール45により配線42a,42b,42c,42dの内方側端部の下面が露出している。このビアホール(開口部)44,45は電気接続用孔として機能する。ビアホール(開口部)44,45による配線42a,42b,42c,42dの露出部には銅メッキ膜46,47が形成されている。
このように、配線基板40は、樹脂製シート41で、パターニングした配線42a,42b,42c,42dを封止しており、かつ、圧力センサチップ10のダイアフラム12に圧力検出対象の流体の圧力を印加するための貫通部43を有している。
図3(a),(b)に示す配線基板40が、図4に示す回路チップ30と圧力センサチップ10との間に配置され、樹脂製シート41が両チップ10,30に熱圧着されて図1,2の構造となっている。
図1,2において、回路チップ30の上に圧力センサチップ10がパッド31の配置面とパッド14の配置面とが対向する状態で重ねて配置され、かつ、圧力センサチップ10のパッド14と回路チップ30のパッド31が向き合っている。さらに、両チップ10,30に挟み込まれた配線基板40における配線42a〜42dと圧力センサチップ10のパッド14とが半田によって接合されているとともに、配線基板40における配線42a〜42dと回路チップ30のパッド31とが半田によって接合されている。詳しくは、図3(a),(b)の配線基板40のビアホール(樹脂膜からの引き出し口)44,45に半田ペーストを塗布する。そして、この配線基板40を両チップ10,30間に配置して樹脂製シート41を両チップ10,30に300℃以上の温度で熱圧着する。この熱圧着時に配線基板40の配線42a〜42dと圧力センサチップ10のパッド14とが半田付けされるとともに配線基板40の配線42a〜42dと回路チップ30のパッド31とが半田付けされる。よって、パッド周辺も接着され、半田接合部が完全に樹脂製シート41で封止され、耐腐食性の高い構造となる。また、圧力センサチップ10と回路チップ30との間に配線基板40が挟み込まれているが、配線基板40の貫通部43によって圧力センサチップ10のダイアフラム12が露出(開口)している。この両チップ10,30間における貫通部43による空洞R1に圧力検出対象の流体であるエンジン排気ガスが導入される。このようにして、圧力センサチップ10と回路チップ30の対向面は、圧力センサチップ10のダイアフラム12を除く領域が配線基板40により覆われ、これにより高精度に圧力検出を行うことができる。
図1,2において圧力センサチップ10では上述したようにゲージ13a,13b,13c,13dを用いたフルブリッジ回路が組まれており、圧力センサチップ10の4つのパッド14のうちの2つのパッドを通して定電流が流され、残りの2つのパッドが圧力センサチップの信号出力用になる。圧力センサチップ10の4つのパッド14と、回路チップ30の4つのパッド31とが配線42a,42b,42c,42dに接続され、かつ、配線42a,42b,42c,42dは外部に接続可能となっている。配線42a,42b,42c,42dのうちの2つが定電流印加用であり(例えば、配線42bはグランド電位にされ、配線42cは外部から定電流が流され)、残りの2つの配線がセンサチップ信号出力用である(例えば、配線42a,42dを通して圧力センサチップからの信号が回路チップ30および外部に出力され、回路チップ30において増幅や温度補償等の処理が行われて、図示しない端子から信号が外部に出力される)。
図5には、圧力センサチップのパッド・配線基板の配線間の接合部を顕微鏡で観察したときの断面模式図を示す。
図5において、圧力センサチップのパッド上のNi−Au積層電極と、配線基板の配線でのCuメッキ層との間が金属接合部(半田)にて接合されていることが確認できた。
以上のように本実施形態は、下記の特徴を有する。
(1)配線基板40を備え、配線基板40は、樹脂製シート41で、パターニングした配線42a〜42dを封止しており、かつ、圧力センサチップ10のダイアフラム12に圧力検出対象の流体の圧力を印加するための貫通部43を有しており、この配線基板40を挟んで圧力センサチップ10と回路チップ30とを互いのパッド配置面が対向する状態で重ねて配置するとともに、配線基板40の配線42a〜42dと圧力センサチップ10のパッド14、および、配線基板40の配線42a〜42dと回路チップ30のパッド31を、それぞれ接合し、かつ、これら各接合部を配線基板40の樹脂製シート41で封止した。よって、圧力センサチップ10と回路チップ30との間における接合部(電気的接続部)が樹脂製シート41で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、回路チップ30と圧力センサチップ10が重ねた状態で配置されるので、小型化できる。さらに、配線基板40の貫通部43により圧力センサチップ10のダイアフラム12に圧力検出対象の流体の圧力が印加されるので、高精度に圧力を検出することができる。その結果、耐食性に優れるとともに小型で高精度な圧力センサを提供することができる。
(2)図3(a),(b)の樹脂製シート41は、配線42a〜42dと圧力センサチップ10のパッド14、および、配線42a〜42dと回路チップ30のパッド31を接合するためのビアホール44,45を具備している。よって、容易に接合することができる。
(3)樹脂製シート41は熱可塑性樹脂製シートであるので、熱圧着にて樹脂製シート41を容易に圧力センサチップ10と回路チップ30との間において両チップ10,30に接着することができる。
(4)圧力検出対象の流体はエンジンの排気ガスであるので、実用上より好ましい仕様形態となる。特に、pH4以下の結露水に曝される環境下で使用されるものであるので、より効果が発揮される。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図6には、本実施形態における圧力センサの平面図を示す。図7は、図6におけるA−A線での縦断面図である。
圧力センサチップ10はダイアフラム12およびパッド14を有している。回路チップ30はパッド31を有している。回路チップ30は圧力センサチップ10と重ねて配置されている。このとき、パッド31と圧力センサチップ10のパッド14とが異方性導電性接着剤50を介して電気的に接続されている。また、この状態で圧力センサチップ10と回路チップ30との間において絶縁性接着剤51が、異方性導電性接着剤50を介して電気的に接続した部分を封止するように配置されている。ただし、ダイアフラム12を配置した部位には絶縁性接着剤51は配置されておらず、圧力検出対象の流体(エンジン排気ガス)がダイアフラム12に接するようになっている。絶縁性接着剤51は樹脂よりなる。
以上のように本実施形態は、下記の特徴を有する。
圧力センサチップ10と回路チップ30とを互いのパッド配置面が対向する状態で重ねて配置するとともに、圧力センサチップ10のパッド14と回路チップ30のパッド31とを異方性導電性接着剤50を介して電気的に接続し、さらに、圧力センサチップ10と回路チップ30との間における、ダイアフラム12を配した部位を除く、異方性導電性接着剤50を介して電気的に接続した部分を絶縁性接着剤51で封止した。よって、圧力センサチップ10と回路チップ30との間における、異方性導電性接着剤50を介して電気的に接続した部分が絶縁性接着剤51で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、回路チップ30と圧力センサチップ10が重ねた状態で配置されるので、小型化できる。さらに、重ねて配置した圧力センサチップ10と回路チップ30との間における、ダイアフラム12を配した部位には絶縁性接着剤51が配置されておらず、ダイアフラム12に圧力検出対象の流体の圧力を印加することができ、これにより、高精度に圧力を検出することができる。
なお、第1および第2の実施形態においては圧力検出対象の流体は気体(ガス)であったが、液体(例えばオイル)であってもよい。
第1の実施形態における圧力センサの平面図。 図1のA−A線での縦断面図。 (a)は配線基板の平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 配線基板以外の部品を示す縦断面図。 圧力センサチップのパッド・配線基板の配線間の接合部を顕微鏡で観察したときの断面模式図。 第2の実施形態における圧力センサの平面図。 図6のA−A線での縦断面図。 背景技術を説明するための圧力センサを示す縦断面図。
符号の説明
10…圧力センサチップ、12…ダイアフラム、14…パッド、30…回路チップ、31…パッド、40…配線基板、41…樹脂製シート、42a〜42d…配線、43…貫通部、44…ビアホール、45…ビアホール、50…異方性導電性接着剤、51…絶縁性接着剤。

Claims (4)

  1. ダイアフラム(12)およびパッド(14)を有する圧力センサチップ(10)と、
    パッド(31)を有する回路チップ(30)と、
    ターニングした配線(42a,42b,42c,42d)を樹脂材(41)で封止してなり、かつ、前記圧力センサチップ(10)のダイアフラム(12)に圧力検出対象の流体の圧力を印加するための貫通部(43)、並びに前記配線(42a,42b,42c,42d)と圧力センサチップ(10)のパッド(14)および前記配線(42a,42b,42c,42d)と回路チップ(30)のパッド(31)を接合するためのビアホール(44,45)を有する配線基板(40)と、
    を備え、
    前記樹脂材(41)は熱可塑性樹脂であるとともに、前記配線基板(40)は前記ビアホール(44,45)により前記配線(42a,42b,42c,42d)の一部が露出され、
    前記配線基板(40)を挟んで前記圧力センサチップ(10)と前記回路チップ(30)とを互いのパッド配置面が対向する状態で重ねて配置するとともに、
    前記ビアホール(34,35)を設けた部位にて対向して配置される、前記配線基板(40)の配線(42a,42b,42c,42d)と前記圧力センサチップ(10)のパッド(14)おび前記配線基板(40)の配線(42a,42b,42c,42d)と前記回路チップ(30)のパッド(31)を、それぞれ接合し、
    前記配線基板(40)の樹脂材(41)を前記回路チップ(30)および前記圧力センサチップ(10)に熱圧着することにより、各接合部を前記配線基板(40)の樹脂(41)で封止したことを特徴とする圧力センサ。
  2. ダイアフラム(12)およびパッド(14)を有する圧力センサチップ(10)と、
    パッド(31)を有する回路チップ(30)と、
    を備え、
    前記圧力センサチップ(10)と前記回路チップ(30)とを互いのパッド配置面が対向する状態で重ねて配置するとともに、前記圧力センサチップ(10)のパッド(14)と前記回路チップ(30)のパッド(31)とを異方性導電性接着剤(50)を介して電気的に接続し、さらに、前記圧力センサチップ(10)と回路チップ(30)との間における、前記ダイアフラム(12)を配した部位を除く、前記異方性導電性接着剤(50)を介して電気的に接続した部分を絶縁性接着剤(51)で封止したことを特徴とする圧力センサ。
  3. 圧力検出対象の流体はエンジンの排気ガスであることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. pH4以下の結露水に曝される環境下で使用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧力センサ
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