JP4111157B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、圧力センサに関するものである。
従来、ワイヤボンディングによる圧力センサチップからの電極引き出し法がある。具体例を、図12を用いて説明する。ベース部材100の上面に凹部101,102が形成され、凹部101内においてガラス台座103に接合された圧力センサチップ104が配置されている。ベース部材100には接続端子105が埋設され、その一部が凹部102内に露出している。凹部102内には接続端子105を保護するためのゲル107が充填されている。圧力センサチップ104と接続端子105がボンディングワイヤ106により電気的に接続されている。このワイヤ106は樹脂110にて被覆されている。この技術は、汎用的技術であり、実績の高い技術である。
また、腐食性の強い流体の圧力を検出する圧力センサの構造として、特許文献1においては、圧力センサチップをワイヤボンディングでターミナルピンに接続し、センサチップ、ワイヤおよびターミナルピンをオイル中に入れ、耐食性のあるメタルダイアフラムで封止した構造を採用している。
特許第3198779号公報
しかしながら、図12のセンサチップ104のボンディングパッドがアルミよりなることから、アルミ面が露出するため、酸雰囲気など厳しい環境下ではパッドの腐食による導通不良を招くという問題が生じている。
近年、耐環境性というニーズがある。このため、前述の特許文献1のように、メタルダイアフラムを用いた腐食防止法が既になされているが、小型での実装はできていない。また、図12の接続端子105の露出部においても腐食による封止性低下などが懸念されている。
本発明は、上記課題に着目してなされたものであり、その目的は、耐食性に優れるとともに小型化を図ることができる圧力センサを提供することにある。
請求項1〜6に記載の圧力センサによれば、圧力センサチップのパッドおよび接続端子の露出部が配線と接合され、この接合部(電気的接続部)が樹脂で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、圧力センサチップのパッドと接続端子とが配線基板にて接続されるので、ボンディングワイヤを用いずに電気的に接続することができ小型化できる。
また、樹脂は、配線と圧力センサチップのパッド、および、配線と接続端子の露出部を接合するためのビアホールを具備していると、容易に接合することができる。
請求項に記載のように、樹は熱可塑性樹脂であり、当該樹脂材を圧力センサチップおよびベース部材に熱圧着すると、樹脂材を容易に圧力センサチップおよびベース部材に接着することができる。
請求項に記載のように、配線基板を絶縁性接着剤を介して圧力センサチップおよびベース部材に接着すると、接着剤の選択にてより強固に接着することが可能となる。
請求項に記載のように、請求項に記載の圧力センサにおいて絶縁性接着剤がエポキシ系もしくはポリオレフィン系であるとよい。
請求項に記載のように、請求項1に記載の圧力センサにおいて圧力センサチップのパッドおよび接続端子の露出部が異方性導電性接着剤を介して配線と電気的に接続されるとともに、この異方性導電性接着剤を介して電気的に接続した部分が樹脂で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、接続端子と圧力センサチップのパッドとが配線基板にて接続されるので、ボンディングワイヤを用いずに電気的に接続することができ小型化できる。
請求項に記載のように、請求項1〜のいずれか1項に記載の圧力センサにおいて圧力検出対象の流体はエンジンの排気ガスであると、実用上より好ましい仕様形態となる。
請求項に記載のように、請求項1〜のいずれか1項に記載の圧力センサにおいてpH4以下の結露水に曝される環境下で使用されるものであると、より効果が発揮される。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
図1には、本実施形態における圧力センサの縦断面図を示す。本圧力センサは車載エンジンの排気系部品に設けられ、排気ガスの圧力を検出するセンサである。つまり、圧力検出対象の流体(圧力媒体)がエンジンの排気ガスである。より具体的には、例えば、排気ガス再循環装置(EGR)における排気ガス再循環経路での圧力測定のために用いられる。
図1においてベース部材としての樹脂製ベースプレート1の上面に凹部2,3が形成され、凹部2の底面に凹部4が形成されている。凹部4内に圧力センサチップ10が配置されている。また、凹部3にはOリング6が配置されている。ベースプレート1の上面側はカバー5にて塞がれ、カバー5を通してベースプレート1の上面に排気ガス圧が印加される。
圧力検出対象の流体がエンジンの排気ガスである場合、結露水のpHが4以下となり、センサの使用環境としてはpH4以下の環境となり、アルミパッドの腐食は急速に進む。
図1における凹部2内での平面図(図1のA矢視図)を図2に示す。図2におけるA−A線での縦断面を図3に示す。
図2,3において、ベースプレート1の凹部4内において、圧力センサチップ10がガラス台座18の上面に接合された状態で配置され、ガラス台座18は凹部4の底面に接着剤23により固定されている。ベース部材としてのベースプレート1には、接続端子(ピン)20a,20b,20c,20dが、一部が露出する状態で埋設されている。接続端子20a,20b,20c,20dと圧力センサチップ10とは、配線基板30を介して電気的に接続されている。
図4(a)には配線基板30の平面図を示す。図4(a)のA−A線での縦断面を図4(b)に示す。図5には、図3において配線基板30の下側に配置されるベースプレート1等の部品の平面図を示す。図5のA−A線での縦断面を図6に示す。
図6において、圧力センサチップ10の中央部には下面に開口する凹部11が形成され、この凹部11により薄肉部、即ち、ダイアフラム12が形成されている。このダイアフラム12は平面形状が図5に示すように八角形をなしている。図6においてガラス台座18と圧力センサチップ10とが接合されている状態で圧力センサチップ10の凹部11内が基準圧力室(例えば真空室)となっている。図5においてダイアフラム12には4つのゲージ13a,13b,13c,13dが形成されている。このゲージ13a,13b,13c,13dは不純物拡散層よりなる(詳しくはn型シリコン基板の表面に形成したp型不純物拡散層よりなる)。圧力センサチップ10内において、4つのゲージ(不純物拡散層)13a,13b,13c,13dを用いたフルブリッジ回路が構成されるように結線されている。そして、ダイアフラム12の両面に加わる圧力の差によりダイアフラム12での応力が変化し、この応力の変化に伴ないピエゾ抵抗効果により各ゲージ(不純物拡散層)13a,13b,13c,13dの抵抗が変化し、これがブリッジ回路により検出される。
また、図5,6において、四角板状の圧力センサチップ10におけるダイアフラム形成面(図6の上面)での四隅にアルミパッド(電極)14がそれぞれ形成されている。アルミパッド14はアルミ薄膜よりなる。これらのパッド14を介して前記ブリッジ回路に定電流を流すとともに圧力センサチップ10の圧力検出信号を外部に取り出せるようになっている。アルミパッド14上にはニッケル(Ni)メッキ膜と金(Au)メッキ膜が順に形成され、この積層体15によりアルミパッド14に半田接合することができる。このNiメッキ膜とAuメッキ膜は無電解メッキ法にて形成され、マスクレスにてアルミパッド14上のみに半田接合可能な電極を形成することができる。
このようにして、圧力センサチップ10は、ベース部材としてのベースプレート1に搭載され、感圧部であるダイアフラム12およびパッド14を有している。
図6において各接続端子20a〜20dは、りん青銅製ピン21の表面に金(Au)メッキ層22を形成したものである。この接続端子20a〜20dの一部がベースプレート1の上面に露出している。
図6でのベースプレート1の上面と圧力センサチップ10の上面とは同じ高さとなっている(同一面を構成している)。
一方、図4(a),(b)において、配線基板30は四角板状をなしている。配線基板30は樹脂製シート31と配線(導体パターン)32a,32b,32c,32dからなり、樹脂製シート31にて配線32a〜32dがモールドされている。樹脂製シート31は熱可塑性樹脂製シートであり、その材料として、例えばPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、LCP(液晶ポリマー)、またはそれらの混合物を挙げることができる。樹脂製シート31は電気絶縁性を有する。配線32a,32b,32c,32dの材料は銅である。
図4(a)において4つの配線32a,32b,32c,32dは帯状をなし、四角板状をなす配線基板30(樹脂製シート31)の中央部分から外方に向かって放射状に延びている。配線基板30(樹脂製シート31)の中央部分には貫通部(貫通孔)33が形成されている。貫通部(貫通孔)33の平面形状としては、配線32a〜32dを配した部位を除いて四角形状に樹脂製シート31を圧力センサチップ10よりも大きく切り抜いた形状をなしている。この貫通部33は圧力検出対象の流体であるエンジン排気ガスの圧力を圧力センサチップ10のダイアフラム12に印加するためのものである。樹脂製シート31における配線32a〜32dの内方側端部に対応する部位において、下面に開口するビアホール(開口部)34が形成されている。同様に、樹脂製シート31における配線32a〜32dの外方側端部に対応する部位において、下面に開口するビアホール(開口部)35が形成されている。ビアホール(開口部)34,35は電気接続用孔として機能する。配線32a,32b,32c,32dにおけるビアホール(開口部)34にて露出する部分には銅メッキ膜36が形成されるとともにビアホール(開口部)35にて露出する部分には銅メッキ膜37が形成されている。
このように、配線基板30は、樹脂製シート31で、パターニングした配線32a〜32dを封止した構成となっている。
図4(a),(b)に示す配線基板30が、図5,6に示す圧力センサチップ10上およびベースプレート1上に配置され、これらの部材に樹脂製シート31が熱圧着されて図2,3の構造となっている。
図2,3において、配線基板30の配線32a〜32dは、圧力センサチップ10の各パッド14および接続端子20a〜20dの露出部に半田によって接合されている。詳しくは、図4(a),(b)の配線基板30のビアホール(樹脂膜からの引き出し口)34,35に半田ペーストを塗布する。そして、この配線基板30を圧力センサチップ10およびベースプレート1上に配置して、樹脂製シート31を圧力センサチップ10およびベースプレート1に300℃以上の温度で熱圧着する。この熱圧着時に配線基板30の配線32a〜32dの一端と圧力センサチップ10のパッド14とが半田付けされるとともに配線基板30の配線32a〜32dの他端と接続端子20a〜20dの露出部とが半田付けされる。よって、パッド周辺および接続端子20a〜20dの露出部においても樹脂製シート31が接着され、接合部が完全に樹脂製シート31で封止され、耐腐食性の高い構造となる。また、圧力センサチップ10の上面に圧力検出対象の流体であるエンジン排気ガスが導入される(図1参照)。ここで、配線基板30の貫通部33により、圧力センサチップ10のダイアフラム12が露出(開口)している。これにより高精度に圧力検出を行うことができる。
図7には、圧力センサチップのパッド・配線基板の配線間の接合部を顕微鏡で観察したときの断面模式図を示す。
図7において、圧力センサチップのパッド上のNi−Au積層電極と、配線基板の配線でのCuメッキ層との間が金属接合部(半田)にて接合されていることが確認できた。
以上のように本実施形態は、下記の特徴を有する。
(1)樹脂製シート31で、パターニングした配線32a〜32dを封止した配線基板30を備え、この配線基板30の配線32a〜32dと圧力センサチップ10のパッド14、および、配線基板30の配線32a〜32dと接続端子20a〜20dの露出部を、それぞれ接合するとともに、これら各接合部を配線基板30の樹脂製シート31で封止した。よって、圧力センサチップ10のパッド14および接続端子20a〜20dの露出部が配線32a〜32dと接合され、この接合部(電気的接続部)が樹脂製シート31で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、圧力センサチップ10のパッド14と接続端子20a〜20dとが配線基板30にて接続されるので、ボンディングワイヤを用いずに電気的に接続することができ小型化できる。その結果、耐食性に優れるとともに小型化を図ることができる圧力センサを提供することができる。
(2)図4(a),(b)の樹脂製シート31は、配線32a〜32dと圧力センサチップ10のパッド14、および、配線32a〜32dと接続端子20a〜20dの露出部を接合するためのビアホール34,35を具備している。よって、容易に接合することができる。
(3)樹脂製シート31は熱可塑性樹脂製シートであり、当該シート31を圧力センサチップ10およびベースプレート1に熱圧着したので、シート31を容易に圧力センサチップ10およびベースプレート1に接着することができる。
(4)圧力検出対象の流体はエンジンの排気ガスであるので、実用上より好ましい仕様形態となる。特に、pH4以下の結露水に曝される環境下で使用するので、より効果が発揮される。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図8は、図3に代わる本実施形態における圧力センサの縦断面図である。図9(a)には本実施形態における配線基板30の平面図を示す。図9(a)のA−A線での縦断面を図9(b)に示す。
第1の実施の形態においては配線基板30の樹脂製シート31が熱可塑性樹脂製シートであり、熱圧着にて樹脂製シート31を圧力センサチップ10およびベースプレート1に接着していた。これに対し、本実施形態では、図8に示すように、樹脂製シート31として熱可塑性樹脂でないポリイミド樹脂を用いており、かつ、絶縁性接着剤39にて配線基板30(樹脂製シート31)を圧力センサチップ10およびベースプレート1に接着している。詳しくは、図9(a),(b)に示すように、配線基板30(樹脂製シート31)の一方の面に事前に絶縁性接着剤39を塗布する。そして、この配線基板30を図8に示すように圧力センサチップ10およびベースプレート1の上面に配置して接着する。これにより接合部となる部位を封止する。
以上のように、配線基板30を絶縁性接着剤39を介して圧力センサチップ10およびベースプレート1に接着したので、接着剤の選択にてより強固に接着することが可能となる。また、絶縁性接着剤39がエポキシ系もしくはポリオレフィン系であるとよい。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図10は、図2に代わる本実施形態における圧力センサの平面図である。図11は、図10におけるA−A線での縦断面図である。
配線基板30の配線32a,32b,32c,32dと圧力センサチップ10のパッド14とが異方性導電性接着剤40を介して電気的に接続されている。また、配線基板30の配線32a〜32dと接続端子20a〜20dの露出部とが異方性導電性接着剤41を介して電気的に接続されている。さらに、この異方性導電性接着剤40,41を介して電気的に接続した部分が樹脂製シート31で封止されている。
以上のように本実施形態は、配線基板30の配線32a〜32dと圧力センサチップ10のパッド14、および、配線基板30の配線32a〜32dと接続端子20a〜20dの露出部を、それぞれ異方性導電性接着剤40,41を介して電気的に接続するとともに、これら異方性導電性接着剤40,41を介して電気的に接続した部分を配線基板30の樹脂製シート31で封止した。これにより、圧力センサチップ10のパッド14および接続端子20a〜20dの露出部が異方性導電性接着剤40,41を介して配線32a〜32dと電気的に接続されるとともに、この異方性導電性接着剤40,41を介して電気的に接続した部分が樹脂製シート31で封止され、これにより環境(雰囲気)からの腐食を防止することができる。また、接続端子20a〜20dと圧力センサチップ10のパッド14とが配線基板30にて接続されるので、ボンディングワイヤを用いずに電気的に接続することができ小型化できる。
第1の実施形態における圧力センサの縦断面図。 第1の実施形態における圧力センサの一部平面図。 図2のA−A線での縦断面図。 (a)は配線基板を示す平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 ベースプレート等の部品の平面図。 図5のA−A線での縦断面図。 圧力センサチップのパッド・配線基板の配線間の接合部を顕微鏡で観察したときの断面模式図。 第2の実施形態における圧力センサの一部縦断面図。 (a)は配線基板を示す平面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 第3の実施形態における圧力センサの一部平面図。 図10のA−A線での縦断面図。 背景技術を説明するための圧力センサを示す縦断面図。
符号の説明
1…ベースプレート、10…圧力センサチップ、12…ダイアフラム、14…パッド、20a〜20d…接続端子、30…配線基板、31…樹脂製シート、32a〜32d…配線、34…ビアホール、35…ビアホール、39…絶縁性接着剤、40…異方性導電性接着剤、41…異方性導電性接着剤。

Claims (6)

  1. ベース部材(1)と、
    前記ベース部材(1)に搭載され、ダイアフラム(12)およびパッド(14)を有する圧力センサチップ(10)と、
    前記ベース部材(1)に、一部が露出する状態で埋設された接続端子(20a,20b,20c,20d)と、
    パターニングした配線(32a,32b,32c,32d)を樹脂材(31)で封止してなる配線基板(30)と、
    を備え、
    前記樹脂材(31)は、熱可塑性樹脂であり、
    前記配線基板(30)は、前記配線(32a,32b,32c,32d)と前記圧力センサチップ(10)のパッド(14)、および、前記配線(32a,32b,32c,32d)と前記接続端子(20a,20b,20c,20d)の露出部を接合するためのビアホール(34,35)を具備するとともに、前記ビアホール(34,35)により前記配線(32a,32b,32c,32d)の一部が露出するように構成され、
    前記ビアホール(34,35)を設けた部位にて対向して配置される、前記配線基板(30)の配線(32a,32b,32c,32d)と前記圧力センサチップ(10)のパッド(14)、および、前記配線基板(30)の配線(32a,32b,32c,32d)と前記接続端子(20a,20b,20c,20d)の露出部を、それぞれ接合するとともに、
    前記配線基板(30)の樹脂材(31)を前記圧力センサチップ(10)およびベース部材(1)に熱圧着することにより、各接合部を前記配線基板(30)の樹脂(31)で封止したことを特徴とする圧力センサ。
  2. ベース部材(1)と、
    前記ベース部材(1)に搭載され、ダイアフラム(12)およびパッド(14)を有する圧力センサチップ(10)と、
    前記ベース部材(1)に、一部が露出する状態で埋設された接続端子(20a,20b,20c,20d)と、
    パターニングした配線(32a,32b,32c,32d)を樹脂材(31)で封止してなる配線基板(30)と、
    を備え、
    前記配線基板(30)は、前記配線(32a,32b,32c,32d)と前記圧力センサチップ(10)のパッド(14)、および、前記配線(32a,32b,32c,32d)と前記接続端子(20a,20b,20c,20d)の露出部を接合するためのビアホール(34,35)を具備するとともに、前記ビアホール(34,35)により前記配線(32a,32b,32c,32d)の一部が露出するように構成され、
    前記ビアホール(34,35)を設けた部位にて対向して配置される、前記配線基板(30)の配線(32a,32b,32c,32d)と前記圧力センサチップ(10)のパッド(14)、および、前記配線基板(30)の配線(32a,32b,32c,32d)と前記接続端子(20a,20b,20c,20d)の露出部を、それぞれ接合するとともに、
    絶縁性接着剤(39)を介して前記配線基板(30)の樹脂材(31)を前記圧力センサチップ(10)およびベース部材(1)に接着することにより、これら各接合部を前記配線基板(30)の樹脂材(31)で封止したことを特徴とする圧力センサ。
  3. 前記絶縁性接着剤(39)がエポキシ系もしくはポリオレフィン系であることを特徴とする請求項に記載の圧力センサ。
  4. 前記配線基板(30)の配線(32a,32b,32c,32d)と前記圧力センサチップ(10)のパッド(14)、および、前記配線基板(30)の配線(32a,32b,32c,32d)と前記接続端子(20a,20b,20c,20d)の露出部を、それぞれ異方性導電性接着剤(40,41)を介して電気的に接続するとともに、これら異方性導電性接着剤(40,41)を介して電気的に接続した部分を前記配線基板(30)の樹脂材(31)で封止したことを特徴とする請求項に記載の圧力センサ。
  5. 圧力検出対象の流体はエンジンの排気ガスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧力センサ。
  6. pH4以下の結露水に曝される環境下で使用されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧力センサ
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