JP4304193B2 - 介護浴槽 - Google Patents

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Description

本発明は、身体障害者及び高齢者(以下、要介護者)、特に要介護度の低い要介護者の自立入浴を可能とした浴槽に関するものである。
従来から、浴槽側壁の一部に開口部を設け、浴槽底面の高さを車椅子等の搬送機器と略同等とすることで要介護者が側壁を跨ぐことなく搬送機器から浴槽内に自力で移乗し入浴を行うことができる介護浴槽(例えば、特許文献1及び特許文献2)が知られている。
特許文献1に記載される浴槽は、出入用開口部に着脱可能に装着される蓋体を浴槽本体から手動で取り除くことで、要介護者が出入用開口部から浴槽底面に直接腰掛けできる構成とされている。
一方、特許文献2に記載される入浴装置は、浴槽のドア開口部を閉鎖する扉部材を手動で下方位置から上方位置まで垂直に旋回することで、要介護者がドア開口部から座面上に簡単に移動できるように構成されている。
特開2002−143260号公報 特開2002−325818号公報
しかしながら、特許文献1記載の浴槽において、蓋体を開口部から取り除くには、コ型連結部材を除去するとともに、締付具を緩めて切欠溝と蓋体との係合を解き、次に、蓋体を係止片に案内させて所定量右方向へスライドさせた後、90°回転させて浴槽右隅部に立て掛ける作業が必要であり、逆に、蓋体を開口部に気密に固定するには、蓋体を係止片上に載置した後、左端面を規制板に押し当てた状態で盲孔間をコ型連結部材を用いて掛け渡し、次に締付具を係止片のねじ穴に挿入する作業が必要であり、蓋体の着脱作業が非常に煩雑で介護者の負担が大きいという問題点を有していた。
また、特許文献2記載の入浴装置においては、入退浴する際に扉部材が浴槽上縁の上方位置にある為、要介護者が圧迫感や恐怖感を受けるばかりでなく、場合によっては要介護者が頭部や肩部を誤って扉部材に激突させ負傷する危険性があるという問題点を有していた。
本発明はこれらの諸問題点を解決すべくなされたものであって、その目的は、介護者の扉部材操作に係る負担を軽減するとともに、要介護者が圧迫感を受けることなくより安全に入退浴することができる介護浴槽を提供することにある。
上記目的を実現する為、請求項1記載の発明は、少なくとも一部分が切除形成されてなる開口部を水密に閉塞可能とする扉部材を備えた浴槽と、
前記開口部周縁の側壁面に沿う方向に前記扉部材を所定上方位置と所定下方位置の区間において少なくとも往復移動させる扉移動手段を備え、
前記浴槽はその載置面から前記開口部近傍に臨む内底面までの高さが要介護者が入退浴時に腰掛ける座面として利用する高さとなるように支持されており、
前記扉移動手段によって前記扉部材の上面が前記開口部近傍に臨む前記内底面と略面一か又はそれ以下になる所定下方位置まで前記扉部材を移動させた後、要介護者が前記開口部から前記内底面に直接移乗し入浴を行うことができ、
前記側壁面に沿って上方移動している前記扉部材に所定以上の負荷が加わると、前記扉部材の上方移動を制止するよう前記扉移動手段の作動を停止することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記扉部材が下方移動している時に少なくとも前記扉部材の下面に物体が当接する異状が発生すると、該異状を検出するとともに前記扉部材の更なる下方移動を制止することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記開口部周縁の側壁面は、下方面部が上方面部に対して前記浴槽の後方寄りに位置する傾斜勾配面に形成されている
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記内底面の少なくとも一部分は前記開口部側から前記浴槽の内方に向かうに従って緩やかに下降する下降傾斜面に形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記浴槽と湯水移動手段を介して連通接続され前記浴槽へ供給する湯水を貯湯する貯湯槽を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、扉部材を所定下方位置へ移動させる操作を行うだけで、要介護者が車椅子等の搬送機器から浴槽の内底面へ直接移乗可能となり、従来技術のように扉部材の煩雑な着脱操作は不要であり、扉部材の操作に係る介護者の負担を大幅に軽減できる。扉部材の移動を自動化すれば介護者の負担をより一層軽減でき好適である。入退浴時には、扉部材はその上面が開口部近傍に臨む浴槽の内底面と略面一かまたはそれ以下になる所定下方位置にまで移動しているので、扉部材の上面近傍部が移乗動作の妨げになることなく、また、要介護者が扉部材による圧迫感を受けることなく、また、要介護者が頭部や肩部を扉部材に誤って激突させ負傷するという危険性もなく安全に入退浴動作が行える。また、従来の横開き方式の扉部材を有する浴槽に比して扉部材の開閉に係るスペースが不要となり、小規模な浴室への設置も可能となる。
また、扉移動手段が扉部材に付与する移動推力を利用し扉部材を開口部周縁の側壁面に対して押圧移動し開口部を水密に閉塞できるので、扉部材の側壁面に沿う上方向への移動と側壁面に対する略直交方向への押圧移動を連続する一連の動作にすることができ、介護者は開口部を扉部材で閉塞するに際して上方向への扉部材の移動操作を行うだけでよく、前記各方向への扉部材の移動操作を個別に行う必要がなくなり、扉部材に係る移動操作を簡略化できることになる。
また、扉移動手段が許容力以上の力を発揮して扉部材を移動させようとするあまり扉部材や扉移動手段或いは搬送機器が故障してしまうという不都合な事態を未然に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、例えば、扉部材の下方に搬送機器等の物体を配置したままの状態で介護者が誤って扉部材を下方移動させた場合であっても、扉部材の下面に物体が当接した旨の異状を検出し扉部材の更なる下方移動を制止させるので、物体あるいは扉部材の破損を最小限に留めることができる。
請求項3記載の発明によれば、開口部を扉部材で水密に閉塞している入浴時には浴槽の下方面部が上方面部に対して浴槽後方寄りに位置することになり、介護者は浴槽により一層接近でき、要介護者の入浴介護作業を浴槽越しに楽な体勢で行える。また、扉部材を所定下方位置に移動させた時には扉部材の下方部が浴槽の後方寄りに位置することになり、介護者は浴槽により一層接近して楽な体勢で要介護者の入退浴動作の補助を行えるとともに要介護者は浴槽により一層して接近した状態で入浴動作(内底面への移乗動作)が行えることになる。
請求項4記載の発明によれば、扉部材の全高寸法や浴槽の全高寸法を増大することなく浴槽内方部の深さを確保することができ、従って、座高の高い要介護者が入浴する場合であっても肩部等が湯面から露出することなく全身を湯に浸けゆったりと快適に入浴が行える。
請求項5記載の発明によれば、所定容量の湯水を貯湯槽へ予め貯湯しておき、この湯水を浴槽と貯湯槽を連通接続する湯水移動手段を介して貯湯槽から浴槽側へ移送供給することにより、速やかに要介護者を入浴状態に供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1乃至6に本発明の実施形態を示す。図1は扉部材6を所定下方位置に移動させた状態の介護浴槽1を示す正面図、図2は同介護浴槽1の左側面図、図3は扉部材を所定上方位置に移動させた状態の介護浴槽1を示す左側面図、図4は開口部4を扉部材6で水密に閉塞した状態の介護浴槽1を示す左側面図、図5は図2におけるA−A矢視方向の断面図、図6は扉部材6下面に物体が当接した異状を検出する移動制止機構47を説明する部分図である。
介護浴槽1全体の外観形状は略直方体状をなしており、介護浴槽1は、浴槽2と、該浴槽2の一方長辺側の側面(浴槽2の後面)に併設配置されるとともに移送ポンプ7及び配管部材8等からなる湯水移送手段9を介して浴槽2と連通接続され浴槽2へ供給する湯水を貯湯する貯湯槽3とを主たる構成要素としている。
浴槽2は貯湯槽3の併設側と反対側(前面)方向における浴槽2側面部を切除して形成した開口部4を有する略直方体状の樹脂製またはステンレス製の容器10から構成され、床面5から浴槽2の開口部4近傍に臨む内底面18、具体的には内底面18前端部までの高さHが要介護者が入退浴時に腰掛ける座面として利用し易い高さとなるように支持フレーム枠11で浴槽2が所定高さに支持されている。図1及び図2に示すように、浴槽2内の左右及び後方の内側壁面20は下方面部が上方面部に対して浴槽2中央寄りに位置する傾斜勾配面に形成されており、開口部4は正面視で略逆台形状を呈している。
尚、左右及び後方の内側壁面20はそれぞれの一部面を傾斜勾配面に形成、例えば左右及び後方の内側壁面20における上方面部を傾斜勾配面としこの面に連続する下方面部を垂直面となるように形成してもよい。貯湯槽3は図2に示すように浴槽2後面側において支持フレーム枠11にて支持されている。
そして、浴槽2の開口部4の前方側には、この開口部4を水密に閉塞可能とする扉部材6が、後述する扉移動手段12によって、開口部4左右周縁の側壁面17・17と開口部4下側周縁から床面方向に延在する側壁面17とが面一となるように形成される側壁面(以下、これを開口部4周縁の側壁面17と称する)に沿う方向に所定上方位置と所定下方位置の区間を往復移動するように設けられている(図2参照)。
また、扉部材6と扉移動手段12との間に、扉部材6が所定上方位置に移動された後、扉部材6を開口部4周縁の側壁面17に対して略直交方向に押圧移動することによって開口部4を扉部材6で水密に閉塞する閉塞機構13が介装されている(図2参照)。
前記支持フレーム枠11は、この支持フレーム枠11下面の四隅に配設される計四個の設置脚14によって床面5から僅かに離間して載置されている。図2に示す床面5から内底面18前端部までの高さHは、不図示の一般的なシャワーチェアや入浴用の車椅子といった搬送機器に着座した要介護者が入退浴時に内底面17前方面部を腰掛ける座面として利用し易い高さ、具体的には400mm乃至500mmの高さ寸法範囲に設定されている。尚、好ましい高さHの寸法は450mmである。
図2に示すように内底面18の前方面部は、前端部が最頂部となり浴槽2内方に向かうに従って緩やかに下降する下降傾斜面18aに形成されており、この下降傾斜面18aに連続し後方に延在する内底面は水平面18bに形成されている。また、開口部4周縁の側壁面17はその下方面部17bが上方面部17aに対して後方(浴槽内方)寄りに位置する傾斜勾配面に形成されている。
図1に示すように、扉部材6は、板状枠15と、この板状枠15の前面及び上下左右面を被覆する扉カバー部材16とから構成されている。扉部材6は左右外寸法が浴槽2の左右外寸法と略同等であって、上下外寸法が浴槽2上縁面19から内底面18前端部までの寸法より長く設定されており、正面視で略長方形状を呈している。側壁面17に面する側の板状枠15面(後面)に略逆台形状に軟質ゴム素材でなるシール部材21が貼着されている。尚、シール部材21は扉部材6(板状枠15)後面でなく、開口部4の周縁形状に沿うように側壁面17に貼着けしてもよい。
次に、扉部材6を側壁面17に沿う方向に所定上方位置と所定下方位置の区間において往復移動させる扉移動手段12と、扉部材6と扉移動手段12を連結するとともに扉移動手段12によって扉部材6が所定上方位置に移動された後、扉部材6を開口部4周縁の側壁面17に対して略直交方向に押圧移動することによって開口部4を扉部材6で水密に閉塞する閉塞機構13の構成について説明する。図5に示すように、扉移動手段12及び閉塞機構13は浴槽2の左右短辺側方向にそれぞれ配設されるが、各手段及び各機構は互いに同一構成をなしているので、以下、一方(左短辺側方向)の扉移動手段12と閉塞機構13の構成に着目して説明を行うものとする。
まず、扉移動手段12の構成について説明する。図2及び図5に示すように、支持フレーム枠11前方部は側壁面17の傾斜勾配と同勾配に床面5近傍の下方位置から浴槽2の上縁面19近傍にかけて延長する延長部31に形成され、延長部31の前端辺部は外側に向かって直角に曲折形成されている。延長部31内面の上方部と下方部のそれぞれには後方に向かって延出する側面視略L字形状の取付金具22・22が固着されており、この取付金具22・22先端部に中空パイプでなる支持柱23の上端面と下端面がそれぞれ固着され、支持柱23は側壁面17の傾斜勾配と同勾配になるように調節配置されている。
支持柱23に沿って上下方向に移動可能に移動部材24が設けられている。移動部材24は支持柱23を左右方向から挟み込むように配設される略長方形状の二枚の平板25・25と、この二枚の平板25・25の四隅にそれぞれ両平板25・25にわたって挿通されるローラ軸26で軸着支持されるとともに支持柱23外周面を前後方向から挟み込み支持柱23に沿って転動自在とされるローラ27とを有している(図2及び図5参照)。
また、支持柱23に沿って移動部材24を上下方向に移動させるアクチュエータ28が支持フレーム枠11と移動部材24間にわたって介装されている。アクチュエータ28は、下部が支持フレーム枠11後方側の下方位置において支軸46にて回転自在に軸着固定される保持部28aと、この保持部28aに伸縮作動可能に内嵌保持されるロッド部28bを有しており、ロッド部28b先端は後方上位置の両平板25・25間に挿通固定される固定軸29にて回転可能に軸着されている。上述した移動部材24及びアクチュエータ28は、扉部材6を所定上方位置と所定下方位置との間において上下方向に移動させる扉移動手段12を構成している。
前記板状枠15の左右端面の上下中間位置よりやや下方の位置に側面視で略コ字形状の板材でなる扉取付部材30が、その両遊端部30a・30aを板状枠15後面より後方に突出するように固着されている。両遊端部30a・30aは左右の側壁面17それぞれに上下方向に延在するように刻設された挿入溝43(図1参照)に挿入され、それぞれの遊端部30aは先端部が上下に配設される略細長板状の上リンク片32と下リンク片33の一端部にリンク軸34を介して軸着され、上リンク片32と下リンク片33それぞれの他端部は移動部材24の前方側にリンク軸34にて軸着されている。上下のリンク片32・33は四節平行リンク35を形成し扉部材6と移動部材24を連結している(図2参照)。
前記扉取付部材30側のリンク軸34・34はそれぞれのリンク片32・33から扉取付部材30面を貫通し内側方向へ所定寸法だけ突出する突出部34aが設けられており(図5参照)、この突出部34aは外側方向に直角に曲折された延長部31面に直交し且つ前後方向に延在する支持フレーム枠11面と平行対向するように固着され上下に板状部材36に刻設されたガイド溝37に嵌入している。板状部材36は図2に示すように上下に延在して設けられている。
前記ガイド溝37は側壁面17の傾斜勾配と同勾配とされ上下に延在する縦ガイド溝37aと、この縦ガイド溝37a上端位置と中途位置においてそれぞれ縦ガイド溝37aに直交して刻設される第一横ガイド溝37bと第二横ガイド溝37cとを有する横ガイド溝とから構成される。
縦ガイド溝37aの縦寸法は支持柱23の長さ寸法より短く、横幅寸法は嵌入するリンク軸34の軸外径より僅かに(数ミリ程度)幅広の幅寸法とされている。第一ガイド溝37bは、扉部材6が所定上方位置に移動した後、扉取付部材30側における上側のリンク軸34の嵌入を許容する幅寸法に形成される溝であり、第二ガイド溝37cは同部材30側における下側のリンク軸34の嵌入を許容する幅寸法に形成される溝である。前述した四節平行リンク35とガイド溝37とで閉塞機構13が構成される。
図2中、上方の取付金具22先端部に垂下状に設けられるブラケット38の上方・下方それぞれの位置にリミットスイッチが固着されている。下方のリミットスイッチ39はロッド28bの推力を切り替える為のスイッチであり、扉移動手段12によって上方へ移動させられた移動部材24、具体的には平板25後端辺部がリミットスイッチ39に当接しスイッチがオンになるとロッド28bの推力が増大し、逆に移動部材24が下方へ移動させられ、平板25後端辺部がリミットスイッチ39から離れ非当接となりスイッチがオフになるとロッド28bの推力が減少するように、推力が切り換えられる。
また、上方のリミットスイッチ40はロッド28bの伸長作動を停止することにより移動部材24の上方移動を停止する為のスイッチで、移動部材24が上方へ移動し、平板25後端辺部がリミットスイッチ40に当接しスイッチがオンになるとその伸長作動が停止する。また、支持フレーム枠11下方にブラケット45を介して取着されるリミットスイッチ41はロッド28bの収縮作動を停止することにより移動部材24の下方移動を停止する為のスイッチで、平板25後端辺部が当接しスイッチがオンになるとロッド28bの収縮作動が停止する。
以下、扉移動手段12と閉塞機構13の作用について、扉部材6がその上面6a(より具体的には扉カバー部材16上面)が内底面18前端部と略面一となる位置(所定下方位置)の状態(図2に示す状態)にあるものとして説明を行う。扉部材6が所定下方位置にある時、扉部材6後面のシール部材21と側壁面17とは接触しておらず、扉部材6と側壁面17とが一定距離を保って互いに平行状に離間している。
図2に示す扉部材6が所定下方位置にある時、ロッド部28bは収縮状態となっており、このロッド部28bを伸長する方向に作動させると、四輪のローラ27が支持柱23の外周面に沿って転動し移動部材24が上方に移動する。この移動に伴って上下のリンク片32・33を介して移動部材24と連結された扉部材6が側壁面17と一定距離を有する平行状態を保ちながら側壁面17に沿って上方へ移動することになる。扉部材6と移動部材24の相対位置関係は扉部材6が所定下方位置にある時と同様であり変化はしない。この時、扉取付部材30側に設けられる両リンク軸34の突出部34a外周面の一部分は扉部材6の自重によって縦ガイド溝37aの一方内壁面(図2中、横ガイド溝が形成される方向の内壁面)に摺接しながら移動する。尚、図示は省略するが、扉取付部材30側に設けられる各リンク軸34の突出部34a側にローラを取着し、このローラがガイド溝37の内壁面に摺接しながら移動するように構成してもよい。
図2中、移動部材24における平板25後端辺部がリミットスイッチ39に当接しないスイッチオフの状態ではロッド28bの推力(移動推力)は移動部材24や扉部材6等の部材の自重に抗してこれらの部材を上方に移動させるのに最低限必要な力とされているが、平板25後端辺部がリミットスイッチ39に当接しスイッチがオンに切り換わると、この時点を境にしてロッド28bの推力は、リミットスイッチ39がオフとされている場合の推力に、扉部材6を側壁面17方向に押圧移動した際に扉部材6がシール部材21から受ける反発力と浴槽2内に移送供給された湯水の圧力とを合わせた力に抗して扉部材6を側壁面17方向に押し付け開口部4の閉塞状態を維持するのに必要な推力が付加されるよう、その推力が増大される。従って、扉部材で開口部を確実且つ水密に閉塞でき湯水を浴槽外部へ漏出するという不都合な事態に至るのを防ぐことができる。
側壁面17に沿う方向前記扉部材6は図3に示すように扉取付部材30側における上側のリンク軸34(図3中、右上)が縦ガイド溝37の上端縁に当接する位置の近傍所定上方位置)まで上方へ移動する。扉部材6が所定上方位置に到達した瞬間においては、閉塞機構13は未だ作用しておらず、扉部材6と側壁面17との間はシール部材21が側壁面17と接触しない程度の距離を保って平行に離間している(図3参照)。
前記扉部材6が所定上方位置に到達した以後もロッド28bの伸長作動は継続する為、移動部材24は支持柱23に沿って更に上方へ移動を行い続ける。即ち、移動部材24が扉部材6に対して相対的に上方へ移動する。この移動部材24の上方移動により扉取付部材30側のリンク軸34・34がそれぞれ第一横ガイド溝37bと第二横ガイド溝37cに嵌入する方向に引っ張り移動(閉塞機構13が作用)されることで、扉部材6全体が側壁面17に対して直交する方向に押圧移動され、図4に示すように開口部4が扉部材6で水密に閉塞される。この時、扉部材6の上面6a(扉カバー部材16上面)が浴槽2の上縁面19と略面一の高さとなる位置(所定上方位置)となるよう設計されている。従って、扉部材の側壁面に沿う上方向への移動と側壁面に対する略直交方向への押圧移動を連続する一連の動作にすることができ、介護者は開口部を扉部材で閉塞するに際して上方向への扉部材の移動操作を行うだけでよく、前記各方向への扉部材の移動操作を個別に行う必要がなくなり、扉部材に係る移動操作を簡略化できることになる。また、扉部材後面または開口部周縁の側壁面に貼着されるシール部材とその貼着面との境界面に作用しシール部材を剥離する力を抑えることができ、シール貼着面に対するシール部材の貼着力を長期に亘り維持することができる。
尚、現実には扉部材6が所定上方位置に到達してから閉塞機構13が作用する過程は極めて一瞬のうちに行なわれる。図4中、平板25後端辺部がリミットスイッチ40に当接しスイッチがオンになった時点でロッド28bの伸長作動が停止し、これにより移動部材24の上方への移動が停止する。
逆に、図4に示す扉部材6を下方へ移動させるには伸長状態にあるロッド部28bを収縮する方向に作動させればよい。ロッド部28bを収縮作動させると、まず移動部材24が下方へ移動する。この移動に併せて、扉部材6の自重によって扉取付部材30側のリンク軸34・34がそれぞれ第一横ガイド溝37bと第二横ガイド溝37cから離れ縦ガイド溝37aに臨む方向へ移動する。この時、四節平行リンク35が作用し扉部材6が側壁面17との平行状態を保ちながら、側壁面17から一定距離だけ離間する方向へ移動する(閉塞機構13による閉塞状態が開放され、図3に示す状態に移行する)。
移動部材24が更に下方へ移動し図3中、平板25後端辺部がリミットスイッチ39から離れスイッチがオフとなると、ロッド部28b推力が減力する方向に切り替わる。移動部材24が更に下方へ移動し、図4中、平板25後端辺部が支持フレーム枠11下方部に設けられるリミットスイッチ41に当接しスイッチがオンとなった時点でロッド部28bの収縮作動が停止し扉部材6の下方移動が停止する(図2に示す状態)。この時、扉部材6の上面6aは浴槽の内底面18前端部と略面一の高さ位置(所定下方位置)となる。
また、移動部材24には扉部材6が下方移動している時に、扉部材6下面に物体、例えば、要介護者を着座させる搬送機器が当接する異状が発生すると、その異状を検出するとともに扉部材6の更なる下方移動を制止する移動制止機構47が設けられている。以下、この移動制止機構47について説明する。図2及び図5に示すように浴槽2外側方向に設けられる平板25の側面部であって下リンク片33他端部直近の上方位置にリミットスイッチ44が固着されている。下リンク片33他端部にはリンク軸34の軸心を中心とする略円弧状の突出部(以下、円弧状突出部33aと称する)が形成されている。
前記リミットスイッチ44は扉部材6下面に当接する物体が存在せず扉部材6が正常に下方移動している時は、図6の実線で示す下リンク片33他端部に形成される円弧状突出部33aの円弧周面が常時リミットスイッチ44に当接しスイッチがオンの状態になるよう維持されている。
しかしながら、扉部材6の下方移動時に扉部材6下面に物体が当接する異状が発生すると、前記物体により扉部材6の下方移動は妨害されるが、移動部材24は支持柱23に沿って下方移動を継続しようとするので、下リンク片33が移動部材24側のリンク軸34を回転中心として左回りに回転し、縦ガイド溝37aに嵌入し一方内壁面に摺接するように移動していたリンク軸34が縦ガイド溝37aにおいて一方内壁面から離間する方向に移動することで側壁面17に対して一定距離だけ離間していた扉部材6が更に側壁面17から離間する方向に移動する結果、円弧状突出部33aがリミットスイッチ44から離れ非当接の状態(図6中、一点鎖線で示す下リンク片33の状態)となる。円弧状突出部33aがリミットスイッチ44から離れるとスイッチがオフとなる。
介護浴槽1に備えられる不図示の制御部がこのリミットスイッチ44のオフ信号を検出し扉部材6の下方への更なる移動を制止する。尚、図5に示すように前記リミットスイッチ44は浴槽2の左右短辺側における外側方向のそれぞれの平板25に固着されているが、制御部が左右いずれか一方のリミットスイッチ44のオフ信号を検出した時点で扉部材6の下方移動を停止するように構成されている。
また、扉部材6が上方移動している時であって主として扉部材6の移動を妨げる方向、例えば、所定下方位置にある扉部材6の上方移動を開始した直後、浴槽2前方で開口部4の近傍位置に配置していた不図示の搬送機器のアームレスト部を扉部材6の上面部6aに引掛ける場合等の異状が想定される。アームレスト部を引掛けたままの状態で扉部材6の上方移動を継続すると、扉部材6に対して所定値以上の負荷がかかることになる。この時、アクチュエータ28の作動を停止し移動部材24の移動を制止(扉移動手段12の作動を制止)するよう制御がなされる。具体的にはアクチュエータ28内部を流れる電流値が許容値を超過しようとすると、アクチュエータ28自体の作動を緊急停止するように制御がなされる。これにより、アクチュエータ28が過熱により焼損故障してしまうという事態を回避することができる。
尚、詳細な説明は省略するが、浴槽2の上縁面19には、介護浴槽1の電源スイッチの他、前記扉部材6の上方への移動及び下方への移動の開始を指示する扉移動スイッチや貯湯槽3から浴槽2への湯水の貯湯開始を指示する貯湯スイッチ等の各種スイッチ、浴槽2内の湯温を表示する湯温表示部等が装備される操作表示部42(図5参照)が設けられている。
次に、第一の実施形態の介護浴槽1の使用方法について説明する。尚、扉部材6は所定上方位置に移動しており、貯湯槽3内には所定容量の湯水が貯湯された状態にあるものと仮定する。介護者は電源スイッチをオンにした後、扉移動スイッチを押下し扉部材6を所定下方位置にまで移動させる。シャワーチェア等の搬送機器に着座した要介護者を開口部4の近傍位置に導く。
扉部材6が所定下方位置にあるとき、扉部材6下方面部が上方面部に対して浴槽2後方に位置する傾斜勾配状となるので、扉部材6が鉛直上下方向に位置する場合に比して、要介護者或いは介護者が浴槽2により接近した状態で要介護者の補助作業を行えることになる。
要介護度の低い、例えば、要介護度が1の要介護者は、開口部4から浴槽2の内底面18へ自力で移乗する。また、要介護度が3以上の要介護度が高い要介護者の場合は、介護者の補助を受けながら内底面18へ移乗すればよい。この時、扉部材6の上面6a近傍部は内底面18の上方へ突出していないので、要介護者の移乗動作や介護者の補助作業の妨げになることはない。また、床面5から内底面18前端部までの高さHを搬送機器の座面と略同等の高さに設定しているので、要介護者は搬送機器から内底面18への移乗に著しい労力を伴うことなく、容易に移乗が行える。
内底面18は前端部から浴槽2内方にかけて下降傾斜面18aとされるとともにこの下降傾斜面18aに連続する内底面を水平面18bに形成され、浴槽の全高寸法を増大することなく浴槽内方部の深さを確保できる設計とされているので、座高の高い要介護者が入浴する場合であっても肩部等が湯面から露出することなく全身を湯に浸けゆったりと快適に入浴が行え、また、身長の低い介護者であっても扉部材6越しに入浴中の要介護者に対する入浴介護作業がし易くなるよう配慮がなされている。
要介護者が浴槽1内に完全に入ったことを確認した後、介護者は扉移動スイッチを押下し扉部材6を所定上方位置にまで移動させる。扉移動手段12によって扉部材6が所定上方位置に至った後、閉塞機構13が自動的に作動し扉部材6を側壁面17に対して略直交する方向に押圧移動し開口部4を水密に閉塞するので、介護者は扉移動スイッチを押下するという極めて容易な操作のみで開口部4を水密に閉塞でき、介護者の扉移動に係る操作負担は極めて少ないものである。この扉部材6を上方移動させる際に誤って搬送機器のアームレスト部を扉部材6の上面部6aに引掛けた場合であっても、前述したように扉部材6に対して所定値以上の負荷がかかるとアクチュエータ28の作動が停止され扉部材6の更なる上方移動が停止されるので、搬送機器の変形破損や床面5への落下による破損、或いは搬送機器との衝突による扉部材6の破損を防ぐことができる。
貯湯スイッチを押下し、移送ポンプ7の作動を開始し貯湯槽3内に予め貯湯している湯水を浴槽2へ供給移動し、要介護者を入浴させる。浴槽2内の上方に設けられる不図示のフロートスイッチがオンとなると自動的に湯水の供給移動が停止される。要介護者を退浴させる場合は、まず浴槽2内の湯水を排水する。扉移動スイッチを押下するとまず排水が自動的に開始され、不図示の排水配管に設けられるフロートスイッチが浴槽2内へ残水がない旨を検知した後、扉部材6の下方移動が開始される。
この扉部材6を下方移動させる際に誤って搬送機器を扉部材6下面の下方に配置していた場合であっても、前述したように扉部材6下面が搬送機器に当接し移動部材24側面に固着されるリミットスイッチ44がオフになると扉部材6の更なる下方移動が制止されるので、搬送機器の破損あるいは扉部材6の破損を最小限に留めることができる。要介護者は自力、または介護者の補助を受けながら搬送機器に移乗し、入浴を完了する。
尚、本発明は前述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更が可能である。例えば、前述の実施形態では所定下方位置において扉部材6の上面6aが内底面18前端部と略面一となる態様を説明したが、所定下方位置において上面6aが内底面18前端部以下の高さ位置になるように構成してもよい。また、図示は省略するが、入退浴時に要介護者が把持できる把手を左右及び後方の内側壁面20の適宜位置に取着してもよい。また、前端部が最頂部となり浴槽2内方に向かうに従って緩やかに下降する下降傾斜面を内底面20全体にわたって形成してもよく、下降傾斜面の形状には湾曲面のような曲面形状も包含されるものである。
また、リミットスイッチ44を上リンク片32他端部直近の上方位置となるように平板25側面に固着するとともに上リンク片32他端部に円弧状突出部を形成するようにしてもよく、要は扉部材6下面に物体が当接する異状、即ち扉部材6が側壁面17から一定距離を超えて離間したことを検出できれば、如何なる箇所にリミットスイッチ44を固着してもよい。
また、扉取付部材30をその両遊端部30a・30aが扉部材6方向へ突出するように移動部材24の適宜位置へ固着するとともに、各遊端部30aと板状枠15とにそれぞれ上リンク片32と下リンク片33の各端部をリンク軸34で軸着するように形成してもよい。
また、扉部材6が下方移動している時にその下面に搬送機器等の物体が当接する異状を検出し扉部材6の移動を制止した後、物体に当接しない程度の僅かな距離だけ上方へ扉部材6を逆移動させるように扉移動手段12を構成してもよい。このように構成することで、扉部材6によって下方向に抑えつけられた搬送機器等の物体を扉部材6下面から容易に引き出すことが可能となる。
また、前述の実施形態において、扉部材6の上面部6aに搬送機器等の物体を引掛けた状態で扉部材6を上方へ移動させた結果、扉部材6に所定値以上の負荷がかかった場合は扉移動手段12の作動を制止する構成例を説明したが、扉移動手段12の作動を制止した後、所定距離だけ下方へ扉部材6を逆移動させるように構成してもよい。このように構成することで、扉部材6の上方移動により搬送機器等の物体が介護者側に転倒し介護者が負傷するという不都合な事態を防ぐことができる。
また、前述の実施形態では或要介護者の入浴に供した湯水は排水し、別の要介護者の入浴時には貯湯槽3へ新たに貯湯した湯水を供給移動する新湯入浴方式を前提としているが、この方式に替わり或要介護者の入浴に供した湯水を排水せず一旦浴槽2から貯湯槽3へ戻し移動させ、別の要介護者の入浴時に再度浴槽2へ移動させて利用する循環入浴方式としても本発明の趣旨から逸脱しないものである。
本発明は、要介護者、特に要介護度の低い要介護者の自立入浴を可能とした浴槽に適用できるものである。
本発明の実施形態に係る扉部材を所定下方位置に移動させた状態の介護浴槽を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る同浴槽を示す左側面図である。 本発明の実施形態に係る扉部材を所定上方位置に移動させた状態の介護浴槽を示す左側面図である。 本発明の実施形態に係る開口部を扉部材で水密に閉塞した状態の介護浴槽を示す左側面図である。 図2における介護浴槽のA−A矢視方向の断面図である。 本発明の実施形態に係る扉部材下面に物体が当接した異状を検出する移動制止機構を説明する部分図である。
符号の説明
1 介護浴槽
2 浴槽
3 貯湯槽
4 開口部
6 扉部材
6a 上面
9 湯水移送手段
12 扉移動手段
13 閉塞機構
17 側壁面
17a 上方面部
17b 下方面部
18 内底面
18a 下降傾斜面
24 移動部材
28 アクチュエータ
35 四節平行リンク
37 ガイド溝
47 移動制止機構

Claims (5)

  1. 少なくとも一部分が切除形成されてなる開口部を水密に閉塞可能とする扉部材を備えた浴槽と、
    前記開口部周縁の側壁面に沿う方向に前記扉部材を所定上方位置と所定下方位置の区間において少なくとも往復移動させる扉移動手段を備え、
    前記浴槽はその載置面から前記開口部近傍に臨む内底面までの高さが要介護者が入退浴時に腰掛ける座面として利用する高さとなるように支持されており、
    前記扉移動手段によって前記扉部材の上面が前記開口部近傍に臨む前記内底面と略面一か又はそれ以下になる所定下方位置まで前記扉部材を移動させた後、要介護者が前記開口部から前記内底面に直接移乗し入浴を行うことができ、
    前記側壁面に沿って上方移動している前記扉部材に所定以上の負荷が加わると、前記扉部材の上方移動を制止するよう前記扉移動手段の作動を停止する
    ことを特徴とする介護浴槽。
  2. 前記扉部材が下方移動している時に少なくとも前記扉部材の下面に物体が当接する異状が発生すると、該異状を検出するとともに前記扉部材の更なる下方移動を制止することを特徴とする請求項1記載の介護浴槽。
  3. 前記開口部周縁の側壁面は、下方面部が上方面部に対して前記浴槽の後方寄りに位置する傾斜勾配面に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の介護浴槽。
  4. 前記内底面の少なくとも一部分は前記開口部側から前記浴槽の内方に向かうに従って緩やかに下降する下降傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の介護浴槽。
  5. 前記浴槽と湯水移動手段を介して連通接続され前記浴槽へ供給する湯水を貯湯する貯湯槽を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の介護浴槽。
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