JP3403311B2 - 安全装置付入浴装置 - Google Patents

安全装置付入浴装置

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JP3403311B2 JP07048797A JP7048797A JP3403311B2 JP 3403311 B2 JP3403311 B2 JP 3403311B2 JP 07048797 A JP07048797 A JP 07048797A JP 7048797 A JP7048797 A JP 7048797A JP 3403311 B2 JP3403311 B2 JP 3403311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体障害者や養護
老人等の入浴に供される入浴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の特開平3−26221号公報
には、浴槽と、開口部と、扉と、送湯管と、ポンプとか
らなる「浴槽および給湯装置」が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置は、一方
浴槽と他方浴槽の間を送湯管で連結し、湯を移動させる
ものであった。従来装置では、一方浴槽に、入浴に適す
る温度範囲から外れた温度の湯水が貯っていた場合、そ
の貯湯水の温度に気づかずその湯水を他方浴槽へ移動
し、他方浴槽内の入浴者に付与すると、入浴者に熱湯に
よる火傷または冷水による驚愕と心臓への過乗負担を与
えるという危険性を有していた。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決したもの
であり、入浴者に適温の湯以外を付与しないようにして
安全を図った安全装置付入浴装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】即ち、本発明は、温度
センサ(27)を設けた浴槽(2)と、貯湯タンク
(4)と、該浴槽(2)と該貯湯タンク(4)の間に湯
を移動させる湯調整部(3)と、湯の温度が設定温度範
囲を外れると湯調整部(3)に作用し湯の移動を禁止す
る安全装置(25)とからなり、前記湯調整部(3)
は、前記浴槽(2)から前記貯湯タンク(4)へ移動さ
せた後、前記貯湯タンク(4)から前記浴槽(2)へ湯
を移動させるものであり、前記安全装置(25)は、前
記浴槽(2)内の湯の温度が設定温度範囲を外れると前
記浴槽(2)から前記貯湯タンク(4)への湯の移動を
禁止することを特徴とする安全装置付入浴装置である。
【0006】又、温度センサ(27)を設けた浴槽
(2)は、搬送車(5)が出入りする開口部(23)を
有している。
【0007】更に、安全装置(25)は、浴槽(2)に
設けられる温度センサ(27)と、入浴適温の範囲を設
定する湯温設定器(28)と、異常を人に報知する警報
器(30)を有し、前記警報器(30)は、前記温度セ
ンサ(27)の出力値が湯温設定器(28)の範囲値か
ら外れると音及び/又は光を発生する。
【0008】更に又、浴槽(2)と、貯湯タンク(4)
と、該浴槽(2)と該貯湯タンク(4)の間に湯を移動
させる湯調整部(3)と、該湯調整部(3)に作用し安
全を図る安全装置(25)とからなり、前記安全装置
(25)は緊急スイッチ(37)を有している。
【0009】前記緊急スイッチ(37)は入浴者と介助
者が操作できるものであって、該スイッチ(37)を操
作すると前記湯調整部(3)が作動し、前記浴槽(2)
へ流入中の湯が移動停止し、又は、前記浴槽(2)へ流
入中の湯が移動停止したうえ当該移動方向とは逆の方向
へ移動し、又は、前記浴槽(2)に充満している湯が排
出する。
【0010】
【発明の実施の形態】湯調整部3は、浴槽2と貯湯タン
ク4間に湯を移動させる。浴槽2はその中で入浴を行な
うものである。前記貯湯タンク4の代わりに浴槽2を設
置して二個浴槽併設型とした場合、二個の浴槽2を湯調
整部3で連通し交互浴槽2として使用することができ、
互いに他の浴槽2は貯湯タンク4の作用をなす。安全装
置25は、浴槽2又は貯湯タンク4の貯湯温度の値が設
定温度範囲の値を外れると湯調整部3に作用し、湯の移
動を行なわない。
【0011】浴槽(2)の開口部23を、搬送車5が出
入りし通過する。
【0012】安全装置25の温度センサ27は、浴槽2
及び/又は貯湯タンク4に設けられ、その槽またはタン
クに貯溜された湯の温度を測る。湯温設定器28は、入
浴用湯温の範囲を設定する。湯調整部3のポンプ13は
湯を移動させる。電動弁14は、湯の取り込み元浴槽
とするか又は貯湯タンク4とするか、及び、湯の供給
先を浴槽2とするか又は貯湯タンク4とするかを選択し
決める。
【0013】ポンプ13及び電動弁14は湯を、浴槽2
から貯湯タンク4に移動させ、更に、貯湯タンク4から
浴槽2に移動させる。温度センサ27の出力値が湯温設
定器28の範囲値から外れるとポンプ13及び/又は電
動弁14が駆動せず湯が移動しない。
【0014】安全装置25の警報器30は、貯湯温の異
常を人に報知するものであって、温度センサ27の出力
値が湯温設定器28の範囲値から外れると、音及び/又
は光を発生しこの音及び/又は光で報知する。
【0015】安全装置25の緊急スイッチ37は湯調整
部3を作動させ、該スイッチ37を操作すると、浴槽2
へ流入中の湯が移動停止し、又は、浴槽2へ流入中の湯
が移動停止したうえ当該移動方向とは逆の方向へ移動
し、又は、浴槽2に充満している湯が排出する。緊急ス
イッチ37は、入浴者と介助者のどちらでも操作でき
る。
【0016】
【実施例】図1、2、3に示す本発明の実施例は、扉1
の付いた二個の浴槽2と、該浴槽2に湯を移動及び給湯
させる湯調整部3と、湯を溜める貯湯タンク4と、入浴
者を乗せ搬送する四台の搬送車5とからなる。
【0017】前記浴槽2は、入浴者を乗せた搬送車5を
収容し入浴を行うものである。浴槽2は左・右浴槽2a
・2bが並列に設置され、左・右浴槽2a・2bに対す
る搬送車5の進退方向は同方向である。
【0018】搬送車5の座席部12の下方位置に、浴槽
2の底壁8から昇降可能に突起管39が立設される。突
起管39の頂部に、アンモニア又は硫化水素その他の排
泄物成分を検出する失禁センサー6が設けられる。突起
管39の基部には還流ポンプ40が連通接続され、突起
管39の頂部の開口部から吸入した湯を吐出する吐出口
41が浴槽2の適宜内壁に開設される。尚、失禁センサ
ー6は突起管39の管路途中に取着されてもよい。
【0019】前記失禁センサー6には、該失禁センサー
6が感応した時アラーム音を出す計装信号発生器7と、
浴槽2の湯を緊急排水する排出弁42が設けられる。他
の実施例として、失禁センサー6に連動する排出弁42
が設けられないものでは、入浴者が失禁した時に湯を急
速に排水する為に、手動で開閉する大径排水栓9が浴槽
2の底壁8に設けられる。
【0020】尚、図示を省略するが、失禁センサー6が
感応した時、大径排出弁を開ける緊急排水機構を設けて
もよく、或いは、失禁センサー6が感応した時、湯を強
制排水するための排水ポンプ機構を設けてもよい。
【0021】前記搬送車5は、キャスター10とキャス
ター部35と台部38とからなる台車部11に座席部1
2が分離可能に載設されてなり、扉1を開けた浴槽2の
開口部23から該搬送車5を内部へ押し入れる。ローラ
ー32は底壁8の上面を転動するものであり、座席部1
2と台車部11が分離していない時、前支持具33は台
車部11に軸支され座席部12の前部を支持するもので
あり、後支持具34は座席部12の後部を支持するもの
である。
【0022】搬送車5は、いずれの浴槽2にも押し入れ
ることができるものであり、該搬送車5は、好ましくは
浴槽2の数より少なくとも一台多く準備され、移乗、洗
浄、入浴、清拭等の各介助作業のローテーション入浴が
可能である。
【0023】前記貯湯タンク4は、入浴用の湯を溜める
タンクであり湯調整部3を介して各浴槽2に連通されて
おり、該貯湯タンク4の湯を入浴準備が完了した浴槽2
へ移動する。他の実施例では、貯湯タンク4を省いて二
個の浴槽2のみとしても良く、その場合は二個の浴槽2
間で湯の交互移動を行なう。
【0024】前記湯調整部3は、ポンプ13と電動弁1
4とこれらを浴槽2及び貯湯タンク4へ接続する管路1
5とからなり、湯を各浴槽2間に移動させたり、又は、
湯を貯湯タンク4と各浴槽2間に移動させたりし、浴槽
2へ湯を給排水するものである。更に、湯調整部3は、
送湯の他に加温、濾過の機能を合わせ持つ。
【0025】供給・返送スイッチ16、17は、湯調整
部3を作動させるスイッチであり、供給スイッチ16に
は、音声を発する発声器18と、光を発する発光器19
と、タイマー20と、安全装置25に係る安全回路29
とが接続され、タイマー20に前記ポンプ13が接続さ
れる。
【0026】安全装置25は、浴槽2に設けられる温度
センサ27と、入浴適温の範囲を任意に設定できる湯温
設定器28と、安全回路29と、警報器30とを有す
る。前記安全回路29は、供給スイッチ16の信号を得
てその信号をポンプ13に与える禁止回路31と、湯温
設定器28の出力と温度センサー27の信号を得て両者
を比較し、比較結果で禁止回路31を制御する比較回路
36と、浴槽2へ流入中の湯を移動停止させ、又は、浴
槽2へ流入中の湯を移動停止させたうえ当該移動方向と
は逆の方向へ移動させ、又は、浴槽2に充満している湯
を流出させる緊急スイッチ37とからなる。
【0027】緊急スイッチ37の出力信号は、禁止回路
31と複数個の電動弁14とポンプ13に付与され、こ
の付与時には、ポンプ13は一旦停止した後再駆動し、
湯が当該移動方向とは逆の方向へ移動するように電動弁
14における開閉状態が適宜変更される。又は、入浴中
の浴槽2であって湯が充満している時に前記出力信号が
付与されると、浴槽2の湯が流出するように電動弁14
における開閉状態が適宜変更される。
【0028】尚、図1中、21は浴室に設けられるハン
ドシャワー、22は入浴者が待機時に座る待台、51は
貯湯を加熱する保温ヒーター、48は浴槽2に初期給
湯、増し湯及び昇温を図る給湯弁、図2中、49は弁、
図3中、50は報知器である。
【0029】実施例の使用に際しては、入浴可能態勢に
した入浴者を搬送車5に移乗し、移動させて、ハンドシ
ャワー21で洗浄し、扉1を開けた浴槽2に搬送車5を
押し入れる。この時、搬送車5の台車部11は、浴槽2
の底壁8下に潜り、座席部12は底壁8上の浴槽2内に
入る。
【0030】座席部12と台車部11の分離作用の態様
は、搬送車5を浴槽2に押し込むと、搬送車5のローラ
ー32が底壁8に乗り上がり、台車部11に軸47で軸
支された前支持具33が底壁8の前端に当接した後押し
倒され、更に搬送車5が進入すると座席部12に垂下状
に軸47で軸支された後支持具34が底壁8の前端に当
接した後押し上げられ、座席部12は底壁8の上に至
り、台車部11は底壁8の下に至る。
【0031】次に、扉1を閉め、供給スイッチ16を入
れ、湯調整部3を作動させて、貯湯タンク4の湯を浴槽
2へ移動させ、入浴者は入浴する。
【0032】上記湯の移動時に働く安全装置25を述べ
ると、浴槽2へ湯を移動供給する際、温度センサ27の
値が設定温度値の範囲にあれば、湯は、指示の浴槽2に
向かって移動し当該浴槽2に供給される。即ち、供給ス
イッチ16の出力が、導通状態にある禁止回路31に至
り、該禁止回路31の出力がタイマー20に至り、該タ
イマー20の出力がポンプ13及び電動弁14を作動さ
せる。温度センサ27の値が設定温度値の範囲より外れ
ていると、比較回路36から禁止回路31へ信号が入
り、該禁止回路31が非導通状態となり、ポンプ13が
作動せず、湯は移動しない。又、この時同時に、前記禁
止回路31の出力信号により警報器30が作動し、警報
器30から音及び光による警報信号が発っせられ人に異
常を報知する。
【0033】所定浴槽2に湯が流入移動している時に、
湯を停止及び排出したい場合には入浴者又は介助者が緊
急スイッチ37を押し、ポンプ13及び電動弁14を作
動させ、湯の移動を停止させたうえ逆流させ、湯を当該
浴槽2から排出する。満水時に緊急スイッチ37を押す
とポンプ13及び電動弁14が作動し、浴槽2の湯を排
出する。
【0034】浴槽2へ湯を供給する際に扉1の閉め忘れ
を防ぎ、浴槽2の開口部23から湯が雫れるのを防ぐ為
に、扉1の開状態に於いては、供給スイッチ16を点滅
させる等シグナル表示をし、誤湯移動の防止処置をし、
更に、供給スイッチ16を入れると、音声を発する発声
器18が作動し「給湯します。扉1を閉めてて下さ
い。」という音声が発し、光を発する発光器19が点滅
し、扉1を閉めていることを確認するよう促し、タイマ
20が時間を計り始める。
【0035】3乃至30秒経つとタイマー20の内蔵ス
イッチ(図示省略)が導通し、ポンプ13が回転を開始
し、湯が浴槽2へ入る。尚、他の実施例では、扉1を開
けている時に供給スイッチ16を入れても、ポンプ13
は駆動せず、扉1を閉めるとポンプ13が駆動する構成
としてもよい。更に、他の実施例では、扉1の閉め忘れ
で浴槽2外に流出した湯を検知してポンプ13を止める
ようにしてもよい。
【0036】入浴を終る時には、返送スイッチ17を投
入し湯調整部3を作動させる。湯温が設定範囲内であれ
ば、ポンプ13が駆動し、浴槽2内の湯を貯湯タンク4
へ移動する。
【0037】浴槽2に湯が無くなると扉1を開け、座席
部12を浴槽2から引き出す。座席部12を引き出すと
後支持具34の接続ローラー45が台車部11の凹部4
6へ嵌合し、該座席部12が台車部11に自動的に係合
する。更に、座席部12を引き出すと、両者が一体化し
た状態で取り出される。
【0038】搬送車5を移動して、入浴者を清拭し、一
連の入浴動作を終了する。搬送車5を四台準備し、順次
入浴者を、移乗し、洗浄した後、二つの浴槽2に交互に
空いている方へ振り分けて入浴させ、浴槽2から出した
後、清拭し、一連の入浴介助作業を能率よく行なう。
【0039】図1において、貯湯タンク4が設けられて
おらず二つの浴槽2のみの場合には、入浴を終わる浴槽
2aの湯が浴槽2bへ移動する。この時、浴槽2bに入
浴者を入れれば交互に入浴できる。
【0040】図4に示す第2実施例は、第1実施例にお
ける搬送車5の座席部12を支柱24で支持した支柱支
持形搬送車26としたものである。浴槽2の底壁8には
前記支柱24を水密状に受け入れる凹状シール部25が
形成される。支柱支持形搬送車26は、座席部12は入
浴し、キャスター10は湯に浸からない構成であり、
ャスター10による湯の汚れはなく機能的に分離したも
のである。
【0041】
【発明の効果】 本発明は、浴槽2と貯湯タンク4と湯
調整部3と、貯湯の温度が設定温度範囲を外れると湯調
整部3に作用し湯の移動を禁止する安全装置25とから
なるので、入浴に適する温度を設定しておけば、入浴適
温の湯のみを浴槽2に注ぐことができ、入浴に適さない
湯を入浴者に付与することが無く、安全である。即ち、
熱すぎる湯を入浴者に与えて火傷をさせるといった心配
が無く、冷水を与えて驚愕を与えたり心臓への過乗負担
を強いるといった危険性がなく、好都合である。
【0042】本発明における浴槽2は、搬送車5が出入
りする開口部23を有しており、搬送車5に括られた入
浴者を入浴させる浴槽2であるから、入浴者は自身で自
由に移動できないものであり、その入浴者を不適当な温
度の湯による危険から保護する必要性が高く、その状況
下では、本発明の安全装置25の有する効果が一層有意
義なものとなり、好都合である。
【0043】本発明は、湯を浴槽2から貯湯タンク4に
移動させ、更に貯湯タンク4から浴槽2に移動させる
ンプ13及び/又は電動弁14とを有してなり、温度セ
ンサ27の出力値が湯温設定器28の範囲値から外れる
とポンプ13及び/又は電動弁14が駆動せず湯が移動
しないので、複数浴槽2間に湯を移動させるものの場合
でも、湯を浴槽2から貯湯タンク4に移動させ、更に貯
湯タンク4から浴槽2に移動させるものの場合でも、
浴に適さない温度の湯を入浴者に付与することを排除し
て、安全に入浴することができ、好都合である。
【0044】本発明は、安全装置25が、温度センサ2
7の出力値が湯温設定器28の範囲値から外れると音及
び/又は光を発生し異常を人に報知する報知器30を有
するものであるから、介助者が、湯温の異常を確実に知
ることができ、湯移動に係る誤操作をすることなく、早
期に湯温調節の改善を図ることが出来、好都合である。
【0045】本発明は、緊急スイッチ37を操作する
と、湯の移動が停止したうえ当該移動方向とは逆の方向
へ移動するものであり、このスイッチ37は入浴者と介
助者が操作できるものであるから、湯の供給が不都合な
時、即時に湯の供給を停止でき、更に、湯を排出でき
る。故に、緊急の事態に際して入浴者を早急に浴槽2か
ら出すことができ適切な処置が取れ、安全性を高めるこ
とができ、好都合である。又、入浴中に気分が悪くなっ
た時でも、緊急スイッチ37を操作すればすぐに湯を当
該浴槽2から排出し貯湯タンク4へ移動でき、入浴者の
手当てが早急にでき安全性を高めるものとなり、好都合
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の平面図である。
【図2】本発明の実施例における浴槽に搬送車を入れた
左側断図面である。
【図3】本発明の実施例における電気的構成のブロック
図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【符合の説明】
2 浴槽 3 湯調整部 4 貯湯タンク 13 ポンプ 14 電動弁 23 開口部 25 安全装置 27 温度センサ 28 湯温設定器 30 警報器 37 緊急スイッチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度センサ(27)を設けた浴槽(2)
    と、貯湯タンク(4)と、該浴槽(2)と該貯湯タンク
    (4)の間に湯を移動させる湯調整部(3)と、湯の温
    度が設定温度範囲を外れると湯調整部(3)に作用し湯
    の移動を禁止する安全装置(25)とからなり、 前記湯調整部(3)は、前記浴槽(2)から前記貯湯タ
    ンク(4)へ移動させた後、前記貯湯タンク(4)から
    前記浴槽(2)へ湯を移動させるものであり、 前記安全装置(25)は、前記浴槽(2)内の湯の温度
    が設定温度範囲を外れると前記浴槽(2)から前記貯湯
    タンク(4)への湯の移動を禁止することを特徴とする
    安全装置付入浴装置。
  2. 【請求項2】温度センサ(27)を設けた浴槽(2)
    は、搬送車(5)が出入りする開口部(23)を有して
    いることを特徴とする請求項1記載の安全装置付入浴装
    置。
  3. 【請求項3】安全装置(25)は、浴槽(2)に設けら
    れる温度センサ(27)と、入浴適温の範囲を設定する
    湯温設定器(28)と、異常を人に報知する警報器(3
    0)を有し、 前記警報器(30)は、前記温度センサ(27)の出力
    値が湯温設定器(28)の範囲値から外れると音及び/
    又は光を発生することを特徴とする請求項1記載の安全
    装置付入浴装置。
  4. 【請求項4】浴槽(2)と、貯湯タンク(4)と、該浴
    槽(2)と該貯湯タンク(4)の間に湯を移動させる湯
    調整部(3)と、該湯調整部(3)に作用し安全を図る
    安全装置(25)とからなり、 前記安全装置(25)は緊急スイッチ(37)を有して
    おり、該スイッチ(37)は入浴者と介助者が操作でき
    るものであって、該スイッチ(37)を操作すると前記
    湯調整部(3)が作動し、前記浴槽(2)へ流入中の湯
    が移動停止し、又は、前記浴槽(2)へ流入中の湯が移
    動停止したうえ当該移動方向とは逆の方向へ移動し、又
    は、前記浴槽(2)に充満している湯が排出することを
    特徴とする請求項1記載の安全装置付入浴装置。
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