JP4303514B2 - 歪み取りプレス装置及び歪み取り方法 - Google Patents

歪み取りプレス装置及び歪み取り方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は歪み取りプレス装置及び歪み取り方法に関し、特に、ダイカストにより鋳造された後、昇温・冷却する熱処理工程を経て熱処理歪みが発生している鋳造品の歪みやねじれを、常温にて矯正するための歪み取りプレス装置及び歪み取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、歪みの生じた金属部材を矯正して歪み取りを行う歪み取りプレス装置及び当該歪み取りプレス装置を用いて行う歪み取り方法が知られている。実公昭48−42693号公報には、互いに対向配置された上型と下型とからなる押型を備え、上型を下型に対して相対的に移動させて、金属部材に生じている歪みを矯正する歪み取りプレス装置が記載されている。
【0003】
同公報記載の歪み取りプレス装置の下型には、上型の方向へ突出する2つの支承部が設けられており、板状をした金属部材が2つの支承部の上にまたがるようにして載置される。載置される板状の金属部材は全体的に歪んで湾曲しており、端部に対して略中央位置が一方の側に突出している。金属部材は、2つの支承部に載置されるときには、突出している略中央位置が上型の方に向けられて載置される。
【0004】
上型の一部であって、2つの支承部に載置された状態の板状をした金属部材の略中央位置に対向する上型の位置には、中央押圧部が設けられている。歪み取りを行うときには、上型が下型に対して相対的に接近してきて、中央押圧部が板状をした金属部材の略中央位置を下型の方へ向かって押圧する。このことにより、もっとも歪みの大きい略中央位置が矯正される。
【0005】
【特許文献1】
実公昭48−42693号公報(1〜2頁、図4、図5)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の歪み取りプレス装置及び歪み取り方法では、表面、裏面ともに平面の板状の金属部材を歪み取りの対象としていた。このため、例えばオートバイのレールフレームタンクのように厚さが場所によって異なる複雑な形状をした鋳造品の歪みを矯正しようとするときに、従来の歪み取りプレス装置の中央押圧部によって鋳造品を押圧すると、支承部上で鋳造品が動いてしまい、中央押圧部によって鋳造品の略中央の位置を押圧しようとして狙っても、狙ったポイントがずれてしまうことがあった。また、鋳造品に当接する支承部や押圧部によって、鋳造品に傷がついてしまうという問題が生じていた。
【0007】
そこで本発明は、厚さが場所によって異なる複雑な形状をした鋳造品を安定して支承しながら、鋳造品に生じている熱処理歪みを常温にて矯正する歪み取り作業を行うことができる歪み取りプレス装置及び歪み取り方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、鋳造品2の略中央位置を押圧する中央押圧部11を有する上型10と、該鋳造品2の両端2A、2Bの部分を支承するために間隔を持って配置される2つの支承部21、22を有する下型20とを備え、該中央押圧部11が該鋳造品2の該略中央位置を押圧することにより該鋳造品2の該略中央位置に生じている歪みを矯正する歪み取りプレス装置1において、該鋳造品2の該上型10と該下型20とを結ぶ方向における厚さは場所によって異なり、該鋳造品2の該略中央位置には、該上型10へ向かって突出する熱処理歪みが生じており、該2つの支承部21、22の該鋳造品2を支承する支承面は、該支承面に支承される該鋳造品2の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状をなし、該鋳造品2の該両端の部分をなす一端の部分2A及び他端の部分2Bに対向する該上型10の位置には、該一端の部分2A及び該他端の部分2Bを押圧する端部押圧部12が設けられ、該端部押圧部12の下端12Aはそれぞれ該下端に対向する該鋳造品2の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置関係をなす歪み取りプレス装置1を提供している。
【0009】
また、本発明は、鋳造品2の略中央位置を押圧する中央押圧部11を有する上型10と、該鋳造品2の両端2A、2Bの部分を支承するために間隔を持って配置される2つの支承部21、22を有する下型20とを備え、該中央押圧部11が該鋳造品2の該略中央位置を押圧することにより該鋳造品2の該略中央位置に生じている歪みを矯正する歪み取りプレス装置1において、該鋳造品2の該上型10と該下型20とを結ぶ方向における厚さは場所によって異なり、該鋳造品2の該略中央位置には、該上型10へ向かって突出する熱処理歪みが生じており、該鋳造品2の一端の部分2A又は他端の部分2Bには熱処理によるねじれが生じており、該2つの支承部21、22の該鋳造品2を支承する支承面は、該支承面に支承される該鋳造品2の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状をなし、該鋳造品2の該両端の部分をなす一端の部分2A及び他端の部分2Bに対向する該上型10の位置には、該一端の部分2A及び該他端の部分2Bを押圧するそれぞれ2つの端部押圧部12が計4つ設けられ、該端部押圧部12の下端12Aはそれぞれ該下端に対向する該鋳造品2の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置関係をなし、該端部押圧部12により該鋳造品2の該一端の部分2A及び該他端の部分2Bが押圧されることによって該鋳造品2の該一端の部分2A又は該他端の部分2Bに生じている熱処理によるねじれが矯正される歪み取りプレス装置1を提供している
【0010】
また、本発明は、鋳造後の熱処理が行われた後、自然時効により常温に冷却された後の鋳造品2が、前述の歪み取りプレス装置1の下型20の2つの支承部21、22に載置される鋳造品2載置工程と、前述の歪み取りプレス装置1の該上型10と該下型20とを結ぶ方向における厚さが場所によって異なる該鋳造品2の略中央位置に生じている熱処理歪みを、前述の歪み取りプレス装置1を用いて矯正する押圧工程とを行う歪み取り方法を提供している。
【0011】
また、本発明は、鋳造後の熱処理が行われた後、自然時効により常温に冷却された後の鋳造品2が、前述した歪み取りプレス装置1の下型20の2つの支承部21、22に載置される鋳造品載置工程と、前述した歪み取りプレス装置1の該上型10と該下型20とを結ぶ方向における厚さが場所によって異なる該鋳造品2の略中央の位置に生じている熱処理歪みを、前述した歪み取りプレス装置1を用いて矯正するとともに、該鋳造品2の一端の部分2A又は他端の部分2Bに生じている熱処理ねじれを、前述した歪み取りプレス装置1を用いて矯正する押圧工程とを行う歪み取り方法を提供している。
【0012】
また、本発明は、鋳造品2′を押圧する押圧部31、32を有する上型30と、該鋳造品2′を支承するために間隔を持って配置される2つの支承部41、42を有する下型40とを備え、該2つの支承部は第1支承部41と第2支承部42とからなり、該第1支承部41には該鋳造品2′の略中央位置よりも一端2D′寄りの部分が載置され、該第2支承部42には該鋳造品2′の略中央位置よりも他端2C′寄りの部分が載置されて該鋳造品2′は該支承部41、42に支承され、該押圧部31、32が該鋳造品2′を押圧することにより該鋳造品2′に生じている歪みを矯正する歪み取りプレス装置3において、該鋳造品2′の該上型30と該下型40とを結ぶ方向における厚さは場所によって異なり、該鋳造品2′の一端の部分2A′又は他端の部分2B′には熱処理歪みが生じており、該押圧部は、該鋳造品2′の略中央位置よりも該一端寄りの部分2A′と該他端寄りの部分2B′とにそれぞれ対向する該上型30の位置に設けられた第1押圧部31と第2押圧部32とからなり、該第1押圧部31の下端位置31Aと該第2押圧部の下端位置32Aとは、該第1押圧部31、該第2押圧部32とそれぞれ対向する該鋳造品2′の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置関係をなし、該鋳造品2′を支承する該第1支承部41の支承面は、該支承面に支承される該鋳造品2′の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状をなし、該第2支承部42は、鋳造品2′の一部であって該第2押圧部32が該鋳造品2′を押圧する押圧位置よりも該鋳造品2′の該一端2D′寄りの位置が当接する当接位置を有し、該当接位置は該鋳造品2′の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置にあり、該鋳造品2′は、該第2支承部42を支点として該第1押圧部31により該一端2D′寄りの部分が押圧され第2押圧部32により該他端2C′寄りの部分が押圧されて、該鋳造品2′の該一端の部分2A′又は該他端の部分2B′に生じている熱処理歪みが矯正される歪み取りプレス装置3を提供している。
【0013】
また、本発明は、鋳造後の熱処理が行われた後、自然時効により常温に冷却された後の鋳造品2′が、前述した歪み取りプレス装置3の下型40の2つの支承部41、42に載置される鋳造品載置工程と、
前述の歪み取りプレス装置3の該上型30と該下型40とを結ぶ方向における厚さが場所によって異なる該鋳造品2′の一端の部分2A′又は他端の部分2B′に生じている熱処理歪みを、前述の歪み取りプレス装置3を用いて矯正する押圧工程とを行う歪み取り方法を提供している。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態による歪み取りプレス装置及び歪み取り方法について図1乃至図2に基づき説明する。第1の実施の形態による歪み取りプレス装置は、鋳造品の略中央位置に熱処理歪みが生じている場合に用いられる。
【0015】
図1に示されるように、歪み取りプレス装置1は、上型本体10Aを備える上型10と、下型本体20Aを備える下型20とを有しており、下型20には鋳造品2(図2)が載置される。上型10は、下型20に対向して配置されており、下型20に対して相対的に接近・離間可能に構成されている。上型10、下型20を構成する上型本体10A、下型本体20Aは、ともに鉄部材により構成されている。また、歪み取りプレス装置1には、図示せぬ操作部スイッチが設けられており、操作部スイッチをONにすると上型10が下降して、下型20に対して相対的に接近するように構成されている。
【0016】
下型本体20Aには、図1に示されるように、互いに対向する2つの支承部21、22が設けられている。2つの支承部21、22は、それぞれ上型本体10Aに向かって突出して設けられている。2つの支承部21、22は、歪み取りが行われる鋳造品2(図2)の長手方向の両端を支承できるように、鋳造品2の長手方向の長さと略同一の距離を隔てて下型本体20A上に配置されており、一方の支承部21の上に鋳造品2の一端の部分2Aが載置され、他方の支承部22の上に鋳造品2の他端の部分2Bが載置されて、鋳造品2が2つの支承部21、22に支承されるように構成されている。2つの支承部21、22は、ボルト23(図1)によって下型本体20Aに固定されている。
【0017】
鋳造品2を支承する2つの支承部21、22の支承面には、図1に示されるように凹部21a、22aが形成されている。凹部21a、22aの内周面は、これら2つの支承部21、22に支承される鋳造品2の部分である一端の部分2A及び他端の部分2Bの形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状となっている。このため、後述のように歪み取り作業を行っているときには、鋳造品2の一端の部分2A及び他端の部分2Bが支承部21、22の凹部21a、22aに嵌合することによって支承部21、22に把持され、鋳造品2が支承部21、22に対して移動不能となるように構成されている。支承面の凹部21a、22aの形状は、鋳造品2の3D(三次元)データが用いられてMC(マシニングセンタ)加工により形成され、2つの支承部21、22はアルミニウム合金により構成されている。このため、歪み取りをする際に、鋳造品2に傷を付けてしまうことを防止することができる。
【0018】
下型本体20Aの支承部21、22に載置される鋳造品2は、具体的には、オートバイのレールフレームタンクであり、板状のような単純な形状ではなく複雑な形状をなし、鋳造品2の上型本体10Aと下型本体20Aとを結ぶ方向における厚さは場所によって異なる。鋳造品2は、ダイカストにより鋳造された後であって、下型本体20Aの支承部21、22に載置される前に、焼き入れと焼き戻しとが行われる熱処理(T4処理)が行われ、その後自然時効により常温に冷却されており、略中央位置に熱処理歪みが発生し、更に、両端の部分には熱処理ねじれが発生している。
【0019】
上型本体10Aには、鋳造品2の長手方向をなす図2の左右方向の略中央位置を下型本体20Aの方向へ押圧するための中央押圧部11が設けられている。中央押圧部11は、上型本体10Aの一部であって鋳造品2の略中央位置に対向する上型本体10Aの位置に、下型本体20Aに向かって突出して設けられている。中央押圧部11の下端をなす端面11Aは、鋳造品2のデータが利用されNCフライス加工により加工されて成形されており、中央押圧部11によって押圧する鋳造品2の略中央位置の形状であって歪み除去後の最終形状に略一致する形状とされている。中央押圧部11は鉄部材により構成されており、図示せぬボルトによって上型本体10Aに固定されている。
【0020】
また、鋳造品2の一端の部分2A及び他端の部分2Bに対向する上型本体10Aの位置には、端部押圧部12が設けられている。端部押圧部12はピン部材からなり4本設けられており、図1及び図2に示されるように、このうちの2本は鋳造品2の一端の部分2Aに対向する位置に設けられ、他の2本は、鋳造品2の他端の部分2Bに対向する位置に設けられている。これら4本の端部押圧部12は、下型本体20Aに向かって突出して設けられている。
【0021】
4本の端部押圧部12の下端及び中央押圧部11の下端をなす端面12Aは平面をなし、上型本体10Aと下型本体20Aとを結ぶ方向においてはいずれも同じ高さの位置にあり面一となっており、これらに対向する鋳造品2の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置関係をなす。本実施の形態では、最終形状の鋳造品2の一端の部分2Aの上端面の高さと、他端の部分2Bの上端面の高さと、略中央位置の上端面の高さとは同一であり、後述のように上型本体10Aが下型本体20Aに相対的に接近してゆき、端面12Aが鋳造品2に当接するときには、これら端面12A及び中央押圧部11の端面11Aは全て、略同時に当接するように構成されている。4本の端部押圧部12は鉄部材により構成されている。
【0022】
次に、第1実施の形態による歪み取り方法について説明する。歪み取り方法では、鋳造品載置工程と押圧工程とが行われる。先ず、鋳造品載置工程では、ダイカストにより鋳造された後に、焼き入れと焼き戻しとが行われる熱処理(T4処理)が行われ、その後に自然時効により常温に冷却された鋳造品2が、下型本体20Aに設けられた2つの支承部21、22をまたぐようにして載置される。
【0023】
次に、押圧工程では、歪み取りプレス装置1の図示せぬ操作部スイッチをONにして、上型10を下降させて上型10を下型20に対して相対的に接近させてゆき、図2に示されるように、中央押圧部11の下端をなす端面11A及び4つの端部押圧部12の下端をなす端面12Aを鋳造品2に当接させ、更に、上型10を下型20に接近させ続けてゆき、鋳造品2を下型20の方向へ押圧する。
【0024】
このとき、鋳造品2は、略中央位置が中央押圧部11によって押圧されると同時に、一端の部分2A及び他端の部分2Bが端部押圧部12によって押圧され、支承部21、22に押しつけられる。このことにより、鋳造品2の略中央位置に発生していた熱処理歪みが矯正され、また、鋳造品2の一端の部分2A及び他端の部分2Bに生じていた熱処理によるねじれが矯正される。中央押圧部11及び端部押圧部12により押圧する圧力、及び、押圧し続ける時間は、歪み取りの対象である鋳造品2に応じて最適な値となるように適宜調整する。押圧工程により歪み及びねじれが矯正された鋳造品2は、その後に後加工が行われる。
【0025】
次に、本発明の第2の実施の形態による歪み取りプレス装置及び歪み取り方法について図3乃至図4に基づき説明する。第2の実施の形態による歪み取りプレス装置は、鋳造品の一端の部分又は他端の部分に熱処理歪みが生じている場合に用いられる。
【0026】
図3に示されるように、歪み取りプレス装置3は、上型本体30Aを備える上型30と、下型本体40Aを備える下型40とを有しており、下型40には鋳造品2′(図4)が載置される。上型30は、下型40に対向して配置されており、下型40に対して相対的に接近・離間可能に構成されている。上型30、下型40を構成する上型本体30A、下型本体40Aは、ともに鉄部材により構成されている。また、歪み取りプレス装置3には、図示せぬ操作部スイッチが設けられており、操作部スイッチをONにすると上型30が下降し、上型30が下型40に対して相対的に接近するように構成されている。
【0027】
下型本体40Aには、図3に示されるように、互いに対向する第1支承部41と第2支承部42とからなる2つの支承部が設けられている。2つの支承部41、42は、それぞれ上型本体30Aに向かって突出して設けられている。2つの支承部41、42は、歪み取りが行われる鋳造品2′(図4)を支承することができるように、所定の距離を隔てて下型本体40A上に配置されており、第1支承部41の上に鋳造品2′の一端の部分2A′が載置され、第2支承部42の上に鋳造品2′の他端の部分2B′が載置されて、鋳造品2′が2つの支承部41、42に支承されるように構成されている。
【0028】
鋳造品2′を支承する第1支承部41の支承面は、図3に示されるように、凹部41aが形成されている。凹部41aの内周面は、支承部41に支承される鋳造品2′の部分である一端の部分2A′の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状となっている。このため、後述のように歪み取り作業を行っているときには、鋳造品2′の一端の部分2A′が第1支承部41の凹部41aに嵌合することによって第1支承部41に把持され、鋳造品2′が第1支承部41に対して移動不能となるように構成されている。支承面の凹部41aの形状は、鋳造品2′の3Dデータが用いられてMC加工により形成され、第1支承部41はアルミニウム合金により構成されている。このため、歪み取りをする際に、鋳造品2′に傷を付けてしまうことを防止することができる。第1支承部41は、ボルト43(図3)によって下型本体40Aに固定されている。
【0029】
第2支承部42は、図3に示されるように、ボルト43によって下型本体40Aに固定された2つのブロック体により構成されている。2つのブロック体42の上端面には、円弧状に突出する凸部42A、42Aがそれぞれ設けられており、この上に鋳造品2′の他端の部分2B′が載置されて、鋳造品2′に点接触又は線接触して当接する当接位置をなすように構成されている。この当接位置は2つのブロック体42に支承される鋳造品2′の部分である他端の部分2B′の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置にある。本実施の形態では2つのブロック体42は、この最終形状に合わせて、図3の手前のものの方が奥のものよりも上型本体30Aの方向へより突出しており、これらは高さが相違する。第2支承部42は、鋳造品2′の他端の部分2B′を支承する。2つのブロック体42はアルミニウムにより構成されている。
【0030】
下型本体40Aの支承部41、42に載置される鋳造品2′は、第1の実施の形態の場合と同様に、具体的にはオートバイのレールフレームタンクであり、板状のような単純な形状ではなく複雑な形状をなし、鋳造品2′の上型本体30Aと下型本体40Aとを結ぶ方向における厚さは場所によって異なる。鋳造品2′は、ダイカストにより鋳造された後、下型本体40Aの支承部41、42に載置される前に、焼き入れと焼き戻しとが行われる熱処理(T4処理)が行われ、その後自然時効により常温に冷却されており、一端の部分2A′及び他端の部分2B′に熱処理歪みが発生している。
【0031】
鋳造品2′の一端の部分2A′及び他端の部分2B′に対向する上型本体30Aの位置には、下型本体40Aに向かって突出する第1押圧部31と第2押圧部32とが設けられている。第1押圧部31はピン部材からなり2本設けられており、図3及び図4に示されるように、鋳造品2′の一端の部分2A′に対向する位置に設けられている。
【0032】
第2押圧部32はピン部材からなり2本設けられており、図3及び図4に示されるように、鋳造品2′の他端の部分2B′に対向する位置であって第2支承部42が鋳造品2′を支承する位置よも他端2C′寄りの位置に設けられている。換言すれば、第2支承部42は、第2押圧部32が鋳造品2′を押圧する押圧位置よりも鋳造品2′の一端2D′寄りの位置において鋳造品2′に当接する。
【0033】
第1押圧部31及び第2押圧部32の下端をなす端面31A、32Aは平面をなし、上型本体30Aと下型本体40Aとを結ぶ方向においてはいずれも同じ高さの位置にあり面一となっており、これらに対向する鋳造品2′の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置関係をなしている。本実施の形態では、最終形状の鋳造品2′の一端の部分2A′の上端面の高さと、他端の部分2B′の上端面の高さとは同一であり、後述のように上型本体30Aが下型本体40Aに相対的に接近してゆき、端面31A、32Aが鋳造品2′に当接するときには、これら端面31A、32Aは全て、略同時に当接するように構成されている。第1押圧部31及び第2押圧部32は鉄部材により構成されている。
【0034】
次に、第2実施の形態による歪み取り方法について説明する。歪み取り方法では、鋳造品載置工程と押圧工程とが行われる。先ず、鋳造品載置工程では、ダイカストにより鋳造された後に、焼き入れと焼き戻しとが行われる熱処理(T4処理)が行われ、その後に自然時効により常温に冷却された鋳造品2′が、下型本体40Aに設けられた2つ支承部41、42をまたぐようにして載置される。
【0035】
次に、押圧工程では、歪み取りプレス装置3の図示せぬ操作部スイッチをONにして、上型30を下降させて上型30を下型40に対して相対的に接近させてゆき、図4に示されるように、第1押圧部31及び第2押圧部32の下端をなす端面を鋳造品2′に当接させ、更に、上型30を下型40に接近させ続けてゆき、鋳造品2′を下型40の方向へ押圧する。
【0036】
このとき鋳造品2′は、第2支承部42を支点として、一端の部分2A′が第1押圧部31によって押圧されて、第1支承部41に押しつけられ、第2押圧部32により他端の部分2B′が押圧される。このことにより、鋳造品2′の一端の部分2A′又は他端の部分2B′に生じている熱処理歪みが同時に矯正される。第1押圧部31及び第2押圧部32により押圧する圧力、及び、押圧し続ける時間は、歪み取りの対象である鋳造品2′に応じて最適な値となるように適宜調整する。押圧工程により歪み及びねじれが矯正された鋳造品2′は、その後に後加工が行われる。
【0037】
本発明による歪み取りプレス装置及び歪み取り方法は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、第1の実施の形態では、鋳造品2の一端の部分2A及び他端の部分2Bに対向する上型10の位置には、端部押圧部12が設けられていたが、熱処理により鋳造品の両端部にねじれが発生しないと考えられる場合には、端部押圧部12を設けなくてもよい。
【0038】
また、4本の端部押圧部12の下端及び中央押圧部11の下端をなす端面11A、12Aは平面をなし、上型10と下型20とを結ぶ方向においてはいずれも同じ高さの位置にあり面一となっていたが、鋳造品の形状によっては異なる高さとなることがある。最終形状の鋳造品の一端の部分の上端面の高さと、他端の部分の上端面の高さと、略中央位置の上端面の高さとが常に同一であるとは限らないからである。また、当該端面と当接する鋳造品の部分が平面でない場合には、NCフライス加工により加工して、端部押圧部に押圧される鋳造品の部分の形状と略一致する形状とする。このことにより、鋳造品に傷がつくことを防止することができる。
【0039】
また、第2の実施の形態では、2つのブロック体42の高さは相違していたが、鋳造品の形状によっては、高さが同一となることがあり、また、ブロック体は2つではなく、他の個数、例えば1つになることがある。
【0040】
また、第1押圧部31、第2押圧部32は、それぞれ2本のピン部材により構成されていたが、この本数に限定されず、例えば、それぞれ1本のピン部材により構成されてもよい。
【0041】
また、第1押圧部31及び第2押圧部32の下端をなす端面31A、32Aは平面をなし、上型30と下型40とを結ぶ方向においてはいずれも同じ高さの位置にあり面一となっていたが、鋳造品の形状によっては異なる高さとなることがある。最終形状の鋳造品の一端の部分の上端面の高さと、他端の部分の上端面の高さとが常に同一であるとは限らないからである。また、当該端面と当接する鋳造品の部分が平面でない場合には、NCフライス加工により加工して、第1,第2押圧部に押圧される鋳造品の部分の形状と略一致する形状とする。このことにより、鋳造品に傷がつくことを防止することができる。
【0042】
【発明の効果】
請求項1記載の歪み取りプレス装置、及び請求項3記載の歪み取り方法によれば、2つの支承部の鋳造品を支承する支承面は、支承面に支承される鋳造品の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状をなしているため、歪み取り時に、鋳造品の上型と下型とを結ぶ方向における厚さが場所によって異なる複雑な形状をした鋳造品を、支承部に対して移動不能に支承することができる。また、支承部の支承面に支承されている鋳造品の部分が傷つくことを防止することができる。
【0043】
請求項2記載の歪み取りプレス装置、及び請求項4記載の歪み取り方法によれば、端部押圧部により鋳造品の一端の部分及び他端の部分が押圧されるため、鋳造品の略中央位置に生じている熱処理歪みを除去するのと同時に、鋳造品の一端の部分又は他端の部分に生じている熱処理によるねじれを矯正することができる。
【0044】
請求項5記載の歪み取りプレス装置、及び請求項6記載の歪み取り方法によれば、鋳造品は第1支承部と第2支承部とによって支承され、押圧部は第1押圧部と第2押圧部とからなり、第2支承部には、鋳造品の一部であって第2押圧部が鋳造品を押圧する押圧位置よりも鋳造品の一端寄りの位置が当接して当接位置をなすため、鋳造品は、第2支承部を支点として第1押圧部により一端寄りの部分が押圧され第2押圧部により他端寄りの部分が押圧されて、鋳造品の一端の部分又は他端の部分に生じている熱処理歪みを同時に矯正することができる。また、支承部の支承面に支承されている鋳造品の部分が傷つくことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態による歪み取りプレス装置を示す斜視図。
【図2】本発明の第1実施の形態による歪み取りプレス装置により鋳造品の歪み取りをしている様子を示す正面図。
【図3】本発明の第2実施の形態による歪み取りプレス装置を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施の形態による歪み取りプレス装置により鋳造品の歪み取りをしている様子を示す正面図。
【符号の説明】
1、3 歪み取りプレス装置
2、2′ 鋳造品
2A、2A′ 一端の部分
2B、2B′ 他端の部分
2C′ 他端
2D′ 一端
10、30 上型
11 中央押圧部
11A、12A、31A、32A 端面
12 端部押圧部
20、40 下型
21 一方の支承部
22 他方の支承部
31 第1押圧部
32 第2押圧部
41 第1支承部
42 第2支承部(ブロック体)

Claims (6)

  1. 鋳造品の略中央位置を押圧する中央押圧部を有する上型と、
    該鋳造品の両端の部分を支承するために間隔を持って配置される2つの支承部を有する下型とを備え、
    該中央押圧部が該鋳造品の該略中央位置を押圧することにより該鋳造品の該略中央位置に生じている歪みを矯正する歪み取りプレス装置において、
    該鋳造品の該上型と該下型とを結ぶ方向における厚さは場所によって異なり、該鋳造品の該略中央位置には、該上型へ向かって突出する熱処理歪みが生じており、
    該2つの支承部の該鋳造品を支承する支承面は、該支承面に支承される該鋳造品の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状をなし、
    該鋳造品の該両端の部分をなす一端の部分及び他端の部分に対向する該上型の位置には、該一端の部分及び該他端の部分を押圧する端部押圧部が設けられ、該端部押圧部の下端はそれぞれ該下端に対向する該鋳造品の形状であって歪み除去後の最終形状に対応した位置関係をなすことを特徴とする歪み取りプレス装置。
  2. 鋳造品の略中央位置を押圧する中央押圧部を有する上型と、
    該鋳造品の両端の部分を支承するために間隔を持って配置される2つの支承部を有する下型とを備え、
    該中央押圧部が該鋳造品の該略中央位置を押圧することにより該鋳造品の該略中央位置に生じている歪みを矯正する歪み取りプレス装置において、
    該鋳造品の該上型と該下型とを結ぶ方向における厚さは場所によって異なり、該鋳造品の該略中央位置には、該上型へ向かって突出する熱処理歪みが生じており、
    該鋳造品の一端の部分又は他端の部分には熱処理によるねじれが生じており、
    該2つの支承部の該鋳造品を支承する支承面は、該支承面に支承される該鋳造品の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状をなし
    該鋳造品の該両端の部分をなす一端の部分及び他端の部分に対向する該上型の位置には、該一端の部分及び該他端の部分を押圧するそれぞれ2つの端部押圧部が計4つ設けられ、該端部押圧部の下端はそれぞれ該下端に対向する該鋳造品の形状であって歪み除去後の最終形状に対応した位置関係をなし、
    該端部押圧部により該鋳造品の該一端の部分及び該他端の部分が押圧されることによって該鋳造品の該一端の部分又は該他端の部分に生じている熱処理によるねじれが矯正されることを特徴とする歪み取りプレス装置。
  3. 鋳造後の熱処理が行われた後、自然時効により常温に冷却された後の鋳造品が、請求項1記載の歪み取りプレス装置の下型の2つの支承部に載置される鋳造品載置工程と、
    請求項1記載の歪み取りプレス装置の該上型と該下型とを結ぶ方向における厚さが場所によって異なる該鋳造品の略中央位置に生じている熱処理歪みを、請求項1記載の歪み取りプレス装置を用いて矯正する押圧工程とを行うことを特徴とする歪み取り方法。
  4. 鋳造後の熱処理が行われた後、自然時効により常温に冷却された後の鋳造品が、請求項2記載の歪み取りプレス装置の下型の2つの支承部に載置される鋳造品載置工程と、
    請求項2記載の歪み取りプレス装置の該上型と該下型とを結ぶ方向における厚さが場所によって異なる該鋳造品の略中央位置に生じている熱処理歪みを、請求項2記載の歪み取りプレス装置を用いて矯正するとともに、該鋳造品の一端の部分又は他端の部分に生じている熱処理ねじれを、請求項2記載の歪み取りプレス装置を用いて矯正する押圧工程とを行うことを特徴とする歪み取り方法。
  5. 鋳造品を押圧する押圧部を有する上型と、
    該鋳造品を支承するために間隔を持って配置される2つの支承部を有する下型とを備え、
    該2つの支承部は第1支承部と第2支承部とからなり、該第1支承部には該鋳造品の略中央位置よりも一端寄りの部分が載置され、該第2支承部には該鋳造品の略中央位置よりも他端寄りの部分が載置されて該鋳造品は該支承部に支承され、
    該押圧部が該鋳造品を押圧することにより該鋳造品に生じている歪みを矯正する歪み取りプレス装置において、
    該鋳造品の該上型と該下型とを結ぶ方向における厚さは場所によって異なり、該鋳造品の一端の部分又は他端の部分には熱処理歪みが生じており、
    該押圧部は、該鋳造品の略中央位置よりも該一端寄りの部分と該他端寄りの部分とにそれぞれ対向する該上型の位置に設けられた第1押圧部と第2押圧部とからなり、該第1押圧部の下端位置と該第2押圧部の下端位置とは、該第1押圧部、該第2押圧部とそれぞれ対向する該鋳造品の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置関係をなし、
    該鋳造品を支承する該第1支承部の支承面は、該支承面に支承される該鋳造品の部分の形状であって歪み除去後の最終形状に倣った形状をなし、
    該第2支承部は、鋳造品の一部であって該第2押圧部が該鋳造品を押圧する押圧位置よりも該鋳造品の該一端寄りの位置が当接する当接位置を有し、該当接位置は該鋳造品の形状であって歪み除去後の最終形状に対応する位置にあり、
    該鋳造品は、該第2支承部を支点として該第1押圧部により該一端寄りの部分が押圧され第2押圧部により該他端寄りの部分が押圧されて、該鋳造品の該一端の部分又は該他端の部分に生じている熱処理歪みが矯正されることを特徴とする歪み取りプレス装置。
  6. 鋳造後の熱処理が行われた後、自然時効により常温に冷却された後の鋳造品が、請求項5記載の歪み取りプレス装置の下型の2つの支承部に載置される鋳造品載置工程と、
    請求項5記載の歪み取りプレス装置の該上型と該下型とを結ぶ方向における厚さが場所によって異なる該鋳造品の一端の部分又は他端の部分に生じている熱処理歪みを、請求項5記載の歪み取りプレス装置を用いて矯正する押圧工程とを行うことを特徴とする歪み取り方法。
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