JP4301954B2 - スタジアム等に用いる座席段 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は座席段に関する。該して、本発明の座席段は、観客の観戦を大幅に促進し、着座面積を増加し、高さと水平寸法を減少することができ、さらにこれ以外にも多くの利点を有する。また本発明の座席段は、特に、フットボール・スタジアムのようなスタジアム内で使用するために設計されているが、劇場、コンサートホールや、さらにバスケットボール、サッカー、ホッケー、陸上競技に使用されるスタジアムを含む様々な用途にも適合可能である。
【0002】
スタジアム、劇場、さらに、コンサートおよび他の用途に使用するホール、の座席列は、一般に、競技エリア、ステージ、およびこれ以外の観覧される範囲から傾斜しながら後方へ離間している。より高い座席列ほど傾斜度が大きい。特定の劇場では、上下に支持されたボックス内に座席が設けられている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、シカゴベアーズ・チームのための新規のフットボール・スタジアムを設計するという特定の目的を以って発明されたが、しかし、結果的に、これ以外にも様々な用途に使用可能な座席構造を有する。
【0004】
本発明の重要な態様は、関連する問題を認識したものである。シカゴベアーズの新規のスタジアムに好ましい場所はソルジャー・フィールドであるが、その理由は、シカゴの湖沿いに在り、また、この地でベアーズが何年間もプレイを続けてきたためである。ソルジャー・フィールドは、第一次大戦の兵士達の名誉を讃えるために1920年に建設され、特有のコロネード(柱廊)を備え、さらに、これ以外にもよく知られ、ランドマーク的な建築的特長を備えている。深刻な問題は、従来の設計が適切でないことである。座席列をさらに高くしようとすれば、コロネードを超え相当の高さにまで上方に向かって突出してしまうだけでなく、競技エリアから離れ、コロネードの上に浮かんだ状態となり、多くの人々が不愉快と感じる外観になってしまう。現在のソルジャー・フィールドの場所に、コロネードよりも上に突出したような状態で新規に建設されるスタジアムは、多くの人々から反対されるだろう。さらに、従来の設計の不適切な部分は、座席列を競技エリアから外方へ向かって傾斜させ、高さを上昇させなければならないために生じたものであると認識されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
これらの問題を解決するために、最上段を逆方向に傾斜させて、これを、外端部から上方および競技エリアに向かう方向へ傾斜させるよう考慮された。この可能性を分析した結果、適切に設計すれば使用可能であることが分かった。特に、競技エリアを観るための適切な開口部を設けることにより、最下列以外の各列が一つ下の列よりも競技エリアに接近する状態で、段階的に上昇する高さに観客用の座席の列を支持することが可能である。さらに、これにより、観客は、特にフットボールの試合を観戦する場合において、優れた視点が得られることも分かった。
【0006】
逆方向に傾斜する設計は、座席容量を増加し、全体高さおよび水平寸法を低減するためにも使用できる。さらに、特にソルジャー・フィールドの問題に伴い、提案された逆方向に傾斜した座席列が、競技エリアに向かい、コロネードから離れる地点において最高の高さを得るため、従来設計に伴う視覚的に浮遊してしまう問題が回避される。
【0007】
本発明の重要な特徴は、座席の列の前部に沿って歩道を設け、歩道付近に窓を設け、階段を設け、さらに、低コストでの建設を促進しながら、高い強度と安全性を得るための構成要素の設計を行うことである。
【0008】
交差梁を設けて座席の列を支持しており、この交差梁が、下方段画定部分と、上方部分と、結合ウェブ部分とを含む階段ユニット間に支持されている。窓は近接した交差梁の間に支持されている。階段ユニットのウェブ部分、および交差梁から手摺が支持されている。
【0009】
2つのスタジアムの実施形態が開示されている。一方は開放型である。他方は、本発明による、包囲型の屋根を備えた構造が、逆方向に傾斜した座席列間に支持されているものである。
【0010】
両方のスタジアムの実施形態では支持構造物を設けているが、この支持構造物は、競技エリアの下に配置され、全ての座席列を支持し、内部を流れる水の流れに対して不浸透性であり、保護構造物の下側部に付加される支持および液圧力を座席列に伝播する上で効率的である。これにより、競技エリアを雨押えよりも下に配置することが可能になる。
【0011】
本発明は、添付の図面を参照した以下の詳細な記述によって完全に明白となるこれ以外の目的、特徴、利点を考慮するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
参照符号10は、本発明によるフットボール・スタジアムを総体的に指している。このスタジアム10は、地上高さを最低化し、全体の水平寸法を減少し、着座面積を広げ、観客による観戦を促進するという目的を伴い設計されている。
【0013】
図1に示すように、スタジアム10は、フットボール・フィールド14を包囲する3つの座席段11、12、13を含んでいる。座席段11、12、13は、従来型のものであり、つまり、高度が段階的に増加してゆき、各々の列が上方へ、また、フィールド14の中心から離れる方向へ向かって傾斜している。最上の第4段目には、4個の逆方向に傾斜した「フライング段」座席構造物15、16、17、18が設けられている。構造15、16は2つの側部19、20に配置され、一方、構造17、18は2つの端部21、22に配置されている。座席構造物15〜18により、観客は浮上空間に位置することになり、競技エリア14内で行われている活動に接近することになる。さらに、地上高さと、全体的な水平寸法を最小化しながら、容量が増加する。
【0014】
図2は、座席構造物15、16の断面図と、座席17の立面図である。これらの座席構造物の構造については、以降でより詳細に述べる。図2はさらに、競技エリア14を地面の高さよりも相当に低くすることで、この方法を用いない場合に発生する問題を克服しながら、地上高さを最小化することを可能にする構造を示している。競技エリアが雨押えよりも低い場合、競技エリアの下、および座席列の下に液圧が生じてしまう。このような圧力は、深さが進むにつれて上昇し、また、相当に高いものとなる。
【0015】
段11〜13は、図2の断面図中では頑丈な物体として示した構造物24によって支持されているが、鋼鉄製の支持トラス、床、壁を設け、これにより、観客や競技者が移動するための通路、および、リフレッシュメント・スタンド、化粧室、楽屋のような施設を提供できることが理解されるだろう。側部19、20には、座席構造物15、16を支持し、一体構造として形成されている構造物24によって支持される部分25、26が設けられている。部分25、26を頑丈な物体として示しているが、これに、トラス、および、座席構造15、16を支持するための、また、観客が該部分に接触するためのケーブルを含む他の要素を装備できることが理解されるだろう。端部21、22は、側部19、20の部分25、26と類似した部分を備えている。
【0016】
例証した構造物では、保護構造物28は、競技エリア14よりも低い位置に設けられており、また、全ての座席段の重量を受けるべく構造物24を支持するための外周部を具備している。保護構造物28に、頑丈で不浸透性の上層部分を形成するか、またはこれによって被覆することで、水が保護構造物28を上方に向かって流れることを防止し、液圧によって生じた任意の力を支持構造物24へ伝播することが可能となる。空から競技エリア14へと落下したあらゆる落下物は、図示にはない従来型の排水受けとポンプの手段によって、競技エリア14直下の地面29から取り除かれる。
【0017】
保護構造物28は、主に鋼鉄で形成できるが、少なくとも一部分をコンクリートで形成することも可能である。図に示すように下方向へ湾曲した形状で形成されていることにより、下方に面した弧が設けられ、この弧により、圧縮時に、その底面上にかかる液圧力が座席段支持構造物28へと効率的に伝達されることが好ましい。座席段支持構造物24は、液圧によって生じた力と対抗する重量を課し、またさらに、座席構造15〜18および最上列の部分19〜22の動作と振動を制限するバラストを提供するべく機能する。
【0018】
構造物28と、これにより支持されている全ての構造物との総重量は、構造物28の底面に付加される可能性のある最大の効率上方液圧力よりも実質的に大きいことが好ましい。しかし、上方液圧力とさらに対抗するために、一連の引張パイル30が保護構造物28と結合しており、構造物28の下に位置する地面32に埋め込まれている。スタジアムの下に位置する地面32から水を排除するために排水受け、配管、ポンプを設けて、液圧を低減することも可能である。
【0019】
図3は、側部20に配置した座席構造16の一部分を上から見た等角図であるが、構造物20の支持部26の天井要素およびその接続部は示していない。図4は、図3の一部分を拡大した図である。側部19、20の座席構造15、16の各々には、トラス形状で、座席組立体の7個のグループを支持する8段の平行な階段ユニットが設けられている。端部21、22の座席構造17、18は、同様の構造をしているが、高さが減少し、それぞれには、座席組立体の5組を支持する5つの平行な階段を含んでいる。図3、図4に示した実施形態では、各々の階段ユニットは、10インチ幅の段、7 1/2インチの台を備えており、また、水平面に対して約36.87度の角度で上方に傾斜している。各々の座席組立体の長さは約54フィートであり、各々の梁の幅は約5フィートであってよい。したがって、側部19、20の各々の総体的な長さは約425フィートであってよく、一方、端部21,22の各々の総体的な長さは約245フィートであってよい。ここで示している様々な寸法および数字データは例証的な例として提供されており、限定として解釈されるべきではないことが理解されるだろう。
【0020】
図3は、端部階段ユニット33と、端部階段ユニット33と平行に離間した関係にある階段ユニット34とを示している。図4の拡大図は、梁32の上方部分、座席組立体の上方部分を示している。ユニット33、34は、18本の交差する梁35の対向する端部を支持し、一方、ユニット34は、これに加えて、図3には図示していない隣の階段ユニットへと延びた18本の交差するビーム35の端部をも支持する。各々の交差梁35が、30個の観客用座席36を支持しており、また、階段ユニットから座席へ行くための通路37を提供している。各々の交差梁35はさらに、窓38の下方端部を支持している。最下の交差梁35を除いて、各々の交差梁33が、隣の下方交差梁から上方へ延びた窓38の上方端部を支持し、さらに、観客が隣の下方交差梁の通路上で使用できる手摺39を支持している。上方通路40は、階段ユニットの上方端部間に延びており、また、最上に位置した窓38の上方端部を支持する。さらに、上方壁40は、最高部に位置した交差梁35の通路37上で観客が使用する手摺41を支持している。
【0021】
図3では、交差梁35は、階段ユニット33、34に対して直角の角度で、競技エリア14の縦軸に対して平行に示されている。しかしながら、実際には、交差梁35を端部階段ユニット33から階段ユニット34へと後方に角度付けすることで、座席が競技エリア14の地理的中心にさらに向くことができる。これは、端部ユニット33に、ユニット34に対して前方にオフセットしながら、同時に、両ユニットを相互に対して平行に、また、競技エリア14に対して直交に維持することで達成できる。全ての座席が競技エリア14の中心にさらに向く方法によって、このオフセットを他のユニット間にも実施することができる。
【0022】
例証した階段ユニット33、34の各々は、フィレンデール・トラスの形状であり、つまり、上方部42を備え、この上方部の各側部が、一連の縦方向に離間したウェブ部材44によって、下方部43の側部と接続している。下方部43は、図示のような段階を提供するように構成されており、5段毎に、付近の交差梁の高さと同じ高さになるよう上昇している。各ウェブ部材44は、観客が使用する手摺45を支持することができる。さらに、ウェブ部材44は座席36と整列しており、競技エリア14を見た場合に視界に入る障害物が最小になるようにされている。階段ユニット付近に着座した観客は、階段が視界に入りはするが、身体を下方へ、または左右どちらか一方へ傾けたり、あるいは立ち上がることで、競技エリアでの動作をほぼ全て見ることが可能である。図3、図4のいずれにおいても、端部階段ユニット33の外壁を見ることはできないが、該ユニット33には、視界を提供しながら観客を保護する窓が設けられている。
【0023】
図5は、端部階段ユニット33の方向を見た場合の、階段ユニット33、34の間に設けた上方壁40および2本の上方交差梁35の断面図である。この図中で、外壁46を見ることができるが、この外壁46には、ガラスを嵌めていない、またはガラスを嵌めた開口部47が設けられている。この図では、さらに、端部階段ユニット33の下方壁43に形成された階段の場所を破線で示している。
【0024】
図5に示すように、交差梁35の各々は歩道37を備えた水平部分48、水平部分48の後部から後方および上方へ延びた部分49、部分49から前方および上方へ延びた部分50、部分50の上方端部から後方へ延びた水平座席部分51、さらに、座席部分51の後端部から上方および後方へ延びた後部52を含んでいる。図示のとおりに位置した部分49、50によって、他の観客が通路部分48上にいる際に、着座した観客の足を後方へ動かすことが可能になる。部分49の角度位置49は、一列下の観客によって視界が妨害されないようなものになっている。
【0025】
図示した梁35の形状により、高い強度と硬性が得られると同時に、座席の設置が容易化し、通路を供給し、手摺と窓を支持する。座席の設置時に、座席36のクッション53、54が座席と背部分51、52に固定される。各座席の両側にアーム部55が設けられる。手摺39を支持するために、ブラケット56を、最下部の交差梁を除く全ての交差梁35の座席部分51の下側部に沿って、離間した関係において固定する。最上部の手摺41を支持するために、ブラケット57を、上方通路40から同様に支持する。
【0026】
全ての窓38の下方端部が、下側部に設けられ、各々の交差梁35の歩道部分48の前方縁に近接した固定具59の隙間内に支持されている。最上部の窓を除いて、窓38の上方端部は、交差梁の部分50の後側部に固定されたブラケット60によって支持されている。上方窓の上方端部は、同様のブラケット61によって、上方壁40から支持されている。
【0027】
例証したスタジアムの用途では、各々の観客が他の観客が出した音を聞くことができ、さらに、各々の観客が自分の声援を別の観客からの声援と共に聞くことができることが望ましい。窓38は、ガラスであることが好ましく、さらに、不注意等から観客によって付加されるあらゆる力に耐え得る強化ガラスであることがより好ましい。ガラス窓を使用して音響伝播を提供するために、ブラケット60、61を、交差梁35および上方壁40に沿って、離間した関係で配置し、その間に相当量の空間を設けることが好ましい。さらに、近接した窓と窓の間にも空間を設けてもよい。例えば、各窓38の幅を、2つの座席の幅よりも幾らか狭くし、音響伝播に十分な空間を設けてもよい。またさらに、窓38は、視界を妨害せず、また、十分な強度以上の強度を有する細かいメッシュ状のステンレス鋼ワイヤで形成した金網の形状であってよいことを記述する。金網形状の窓を使用することで、音響伝播に関するあらゆる問題は回避されるが、金網を通って、液体が下に居る観客の上に滴ってしまうという潜在的な欠点が残る。しかし、例えば、液体をこぼす場合が殆ど無く、音響伝播が特に重要であるコンサートホール内の座席構造といった特定の用途においては、金網形状の窓が最適である。
【0028】
各々の観客が競技エリア14での動作を見ることができる角度が、考慮すべき重要項目である。図5において、参照符号62は、破線63、64で示した視野角度同士の間で起こっているあらゆる動作を見ることができる、最上の高さよりも1つ低い座席に着座した観客の眼の典型的な通常位置を示している。眼の位置62からは、線63のものよりも小さい角度での視野が、通路部分48の前方縁によって制限されている。線64のものよりも大きな角度での視野が、通路部分の後方縁によって制限されている。しかし、観客は、前傾し、参照符号66で示す眼の位置に合わせ、破線67、68で示す最小および最大の視野角度を得ることにより、遥かに広い視野を容易に確保することが可能である。
【0029】
この例証において、通常位置62からの角度範囲は6〜52度である。前傾位置66からの角度範囲は−7〜76度である。この条件は、競技エリア14がフットボール・フィールドである場合、つまり、階段ユニットの下方端部が、競技エリア14の中心部から横方向に250フィート、縦方向に107フィートの位置にある際に、160フィートの標準幅を有する場合に分析されたものである。近くのサイドライン、遠方のサイドラインの各々から35フィート上を見るために必要な角度範囲は、最下レベルでは16〜38度、最上レベルでは29〜70度である。したがって、最下レベルでは視界に問題は無い。最上レベルでは、近くのサイドラインから完全な35フィートの範囲を見るために、角度を52〜70度に拡大するために要する程度だけ前方に傾斜することが必要である。近くのサイドラインを見るためには、この角度を52〜60度に拡大するだけでよい。必要に応じた前傾は問題ないはずである。この前傾は、競技エリアでの活動に合わせて自然かつ無意識に起こると予想される。
【0030】
例証した構造では、階段ユニット33、34が36.87度の角度にある。角度を相当に縮小することで、全体高さを低減することが可能である。図6は、参照符号70で示した実施形態を図示しており、この場合、角度が約20度縮小されている。この実施形態では、2番目に低い交差梁に対する最下の交差梁の場合を除き、各々の交差梁35の水平間隔と垂直間隔は、それぞれ58インチ、21インチである。破線71で示すように、3つの7インチの階段が、或る高さから次に高い高さへ移動するために設けられているため、各レベルにおいて、相当な長さを備えた着座範囲が得られる。あるいは、構造物を第1実施形態のものと同一にし、窓の位置および寸法、ブラケット、および他の構成要素を適切に調整してもよい。
【0031】
図6では、通常位置72からの視野角度を線73、74で示している。また、前傾位置76からの視野角度を線77、78で示す。図7は、競技エリアと近くのサイドライン範囲を見るために必要な視野角度の範囲を示す線図である。18段階の高さが予想される。点79で示す最上の高さにおいて、必要な視野角度の範囲は26〜71度である。点80で示す最下の高においては、該範囲は16〜38度である。図6を参照すると、最上の高さにおいて、また、近いサイドライン範囲において見た場合に、線74の角度を52度から拡大して必須の71度の角度を得るために、通常位置72から前傾位置76への適度な前方移動が必要である。最下の高さにおいて、また、遠方のサイドライン範囲において見た場合には、線73の角度を19度から縮小して、必須の16度を得るために、適度な前傾移動が必要である。したがって、近くのサイドライン範囲において見る場合の、特に、最上の高さに居る場合、また、遠方のサイドライン範囲に置いてみる場合の、特に、最下の高さに居る場合に、前傾移動が必要ということになる。しかし、このような必須の移動は単純に適度なものである。
【0032】
競技エリアよりも低い、また競技エリアから離れた位置では、遠方のサイドラインと、付近の範囲を見るために、より広い交差梁の水平空間が望ましい。しかし、ビューイング位置を上方および競技エリアに向かって移動する従い、遠方のサイドラインと、付近の範囲を見ることが徐々に重要でなくなるため、不利な影響を受けることなく、水平空間を減少することが可能になる。水平空間を、下方端部からの距離の関数として有利に縮小することができる。また、垂直空間のみ、あるいは水平空間と垂直空間の両方を変更して、類似の利点を得ることも可能である。しかし、垂直空間を変更する場合には、階段台の高さを、規準の必要事項を満たすように選択する注意が必要となる。
【0033】
図8は、図2と類似の断面図であるが、側部19、20の支持構造物25、26の代わりにドーム形状の屋根構造84と、関連する端部21、22の支持構造物とを利用したスタジアム82を示している。座席構造物15、16の代わりに2つの側部座席85、86、端部座席構造物17の代わりに端部座席構造物87、さらに、端部座席構造物18の代わりに、これ以外の端部座席構造物(図示せず)を利用している。スタジアム82のこれらの座席構造物は、スタジアム10の座席構造物と同様に構造されているが、スタジアム82のものは傾斜が少ない。屋根構造の使用は、全天候条件での使用が可能であるという利点を備え、さらに、逆方向に傾斜した座席構造物と組み合わせた場合に、重要なさらなる利点が得られる。屋根84は、座席構造物を支持し、スタジアム10で使用した片持ち梁支持を回避することができる。同時に、座席構造物が屋根84の支持を補助する。
【0034】
本発明の新規概念の精神および範囲から逸脱しない限り、変更および応用を実施できることが理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】 本発明に従って建設されたスタジアムの等角図である。
【図2】 図1の線2−2に実質的に沿った断面図である。
【図3】 図1、図2のスタジアムの座席構造の一部分を、上部から見た等角図であるが、特定の支持要素は示していない。
【図4】 図3の一部分を拡大して示した図である。
【図5】 図3に示した構造物の部分の断面図である。
【図6】 図1〜図5に示したものとは別に使用可能な実施形態を示す。
【図7】 図6および本発明の趣旨を説明するための、視野角度の範囲を示す線図である。
【図8】 図2と類似した断面図であるが、屋根を備えた別の実施形態を示す。
【符号の説明】
10、82 スタジアム
11、12、13 下方座席段
14 フィールド(視野範囲、競技エリア)
15、16、17、18、85、86、87 上方座席段
36 座席
43 階段ユニットの下方部(階段)
Claims (19)
- 視野範囲に対して段階的に上方になる位置に支持された観客用の複数の座席の列と、各座席の列をつないで上方に傾斜する階段を含む座席段であって、
前記座席段の最下の列が、該視野範囲から上方かつ水平方向に離間しており、前記最下の列以外の列の各々が、一つ下の列よりも、該視野範囲に接近している座席段。 - 前記座席の列の前部に沿った歩道をさらに備え、観客が前記座席へ到達できるようにした、請求項1に記載の座席段。
- 前記歩道付近の、および前記座席と前記視野範囲の間に窓をさらに備えることで、前記窓からの観客の移動を規制しながら、前記視野範囲を見ることを可能にした、請求項1に記載の座席段。
- 前記窓が硬質で透明な材料から成る、請求項3に記載の座席段。
- 前記窓が、前記視野範囲と着座している観客との間で音響を伝達するための開口部を提供するように支持されている、請求項4に記載の座席段。
- 上記階段が観客を前記歩道の端部に到達できるようにする、請求項2に記載の座席段。
- 前記座席の列を支持するべく、水平関係において離間した複数の交差梁をさらに備えている、請求項1に記載の座席段。
- 前記交差梁の各々が、歩道を画定するべく水平に延びた第1部分、前記第1部分の後端部から上方に延びた第2部分、前記座席の列を支持するべく、前記第2部分の上方端部から後方に延びた第3部分、さらに、前記座席の列の背部分を支持するべく、前記第3部分の後端部から上方に延びた第4部分を備える、請求項7に記載の座席段。
- 前記交差梁から支持されている、観客が前記歩道を歩く際に使用するための手摺をさらに備えた、請求項8に記載の座席段。
- 前記観客の視野の上方制限が、前記交差梁の前記第1部分の前記後端部によって画定されており、前記交差梁の前記第2部分が後方および上方に角度付けされ、次に、前方および上方に角度付けることで、前記第3部分の側部を前方へ移動させ、これにより、前記視野の制限を回避しながら、観客が足を後方へ移動できるようになる、請求項8に記載の座席段。
- 複数の階段ユニットをさらに備え、前記階段ユニットが、水平関係において離間し、前記交差梁を支持するべく前記交差梁の端部に沿って上方へ延びている、請求項7に記載の座席段。
- 前記階段ユニットの各々が、前記座席の列に到達するための階段を提供するべく形成された下方部分と、前記下方部分よりも上に、離間した関係において設けられた上方部分と、前記下方部分と上方部分の対向する側を結合するためのウェブ部分とを備え、該ウェブ部分が前記交差梁と整列している、請求項11に記載の座席段。
- 前記ウェブ部分上に支持された手摺をさらに備える、請求項12に記載の座席段。
- スタジアムであって、競技エリアと、該競技エリアから上方へ、かつ該競技エリアから離間して延びた複数の下方座席段とを含んでおり、前記スタジアムがさらに、前記競技エリアに対して段階的に上方になる位置に支持された、観客用の複数の座席の列と、各座席の列をつないで上方に傾斜する階段を含む上方座席段を備え、
前記上方座席段の最下の列が、前記競技エリアから上方かつ水平方向に離間しており、前記上方座席段の最下の列以外の列の各々が、一つ下の列よりも、前記競技エリアに接近しているスタジアム。 - 前記座席の列を支持し、観客が前記座席に到達するために使用する歩道を提供するための支持手段をさらに設けており、前記支持手段の下方側部が、観客による競技エリアの視野に上限を提供するために効果的であり、また、前記歩道の前方側部が、観客による前記競技エリアの該視野に下限を提供するために効果的であり、これにより、観客の目が前記競技エリアに向かって前方および後方へ移動すると、前記視野が拡大し、前記支持手段の水平および垂直間隔が、前記競技エリア上での活動、および前記競技エリア付近の範囲内での活動を見る際の観客の眼の前方移動と後方移動を最小化する、請求項14に記載のスタジアム。
- 前記座席列を支持するための支持手段と、前記競技エリアおよび前記支持手段の下に配置された保護構造とをさらに備え、前記保護構造が、内部を通る水の流れに対して不浸透性であり、前記保護構造の下に付加された任意の液圧を前記支持手段へ伝播するために効果的である、請求項14に記載のスタジアム。
- 前記上方座席段の上にドーム形状の屋根を備えている、請求項14に記載のスタジアム。
- 前記屋根の下に、さらに3つの上方座席段が設けられており、前記追加の上方座席段の各々が、前記競技エリアに関連した段階的に高い高さにおいて支持された、観客用の複数の座席の列を備え、前記追加の各上方座席段の前記座席の列の最下列が、該競技エリアから上方および水平方向に離れて離間しており、また、これ以外の追加座席の列の各々が、一つ下の列よりも、前記競技エリアに接近しており、前記座席列のうち2列が前記スタジアムの側部になっている、請求項17に定記載のスタジアム。
- 前記上方列の各々が、前記屋根によって支持され、また、前記屋根を支持している、請求項18に記載のスタジアム。
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