JP4301519B2 - 食肉スライサーの運転方法および食肉スライサー - Google Patents

食肉スライサーの運転方法および食肉スライサー Download PDF

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Description

本発明は、食肉スライサーに関し、より詳しくは、現在最も広く普及しているタイプの食肉スライサーにおける安全性の改良に関する。
最も一般的な食肉スライサーにおいては、特許文献1(特開2003−170390公報)の図1などに示されるように、垂直面内で回転する丸刃の回転面にブロック肉の前端面を沿わせ、ブロック肉を収納した肉箱をクランク機構によってレール上を左右方向に往復移動させる水平往復型となっている。この特許文献1に記載の食肉スライサーでは、クランク機構が、肉箱の直下で水平方向に回転するように備えられている。
一方、特許文献2(特開2002−239981公報)の図3および図4に示されるように、刃物架台の下部に縦方向に回転するように、クランク機構を配置した食肉スライサーもある。
特許文献1および特許文献2のいずれに記載された食肉スライサーでも、肉箱は露出したままで左右方向に移動するので、作業者に対して極めて危険な状態である。しかし、上述の食肉スライサーは古くから使われている構成であって、他の部分は改良が重ねられたが、肉箱が露出した状態は現在もそのまま踏襲され、未だに改良されようとしていない。
もともと、この種の食肉スライサーを操作すること自体が、危険作業であるとの認識の下に、作業者はそれなりに一定期間訓練され、熟練した使用技術を有する「職人」と呼ばれる人たちだけであったので、上述の危険な状態が問題とされることが少なかった。
ところが最近になって、経験の浅いパートの女性や意思伝達が難しい外国人労働者など所謂「素人」に作業者が変わってきて、事故が多発する傾向にある。因みに、厚生労働省の統計によれば、平成13年度におけるカッター、スライサーによる事故は698件とされているが、実数はこれを越えているものと思われ、食肉加工現場からは安全性の高い食肉スライサーの開発が強く望まれるようになった。
このような状況下において、安全性向上策の一つとして特許文献3(特許第3335989号公報)に示されるように、肉箱を上下方向に往復移動させる方式の食肉スライサーが発表された。しかし、特許文献3においても、肉箱は前述の食肉スライサーと同様に露出状態であり、移動する肉箱に作業者が不用意に接触して予期しない事故を起こす恐れは、依然として解消されていない。
特開2003−170390公報 特開2002−239981公報 特許第3335989号公報
本発明は、前述のような食肉スライサーにおいて、特に露出状態の肉箱が左右および上下方向に移動することに起因して発生する作業者との接触事故を防止し、しかもスライス作業時は勿論、作業終了後の清掃、整備作業などにおいても支障をきたすことのない安全で操作性の良い食肉スライサーを提供することを目的としている。
本発明においては、上記目的を、機台に支特されて垂直面内で回転する丸刃の回転面に前端面を沿わせ、クランク機構によって左右方向に往復移動する肉箱が前記機台に支持されており、該肉箱には、載置された食肉を挟んで案内する側板が肉箱の左右に立設され、底部には肉送りコンベヤが備えられており、また、前記食肉の上面部に接して該食肉を送り出す作用位置および原料の食肉を肉箱に供給するときに支障とならない上方の退避位置の間を移動可能に上部送りローラーが備えられており、前記肉箱の移動軌跡を包み込むように箱状に形成された肉箱カバーが設けられており、該肉箱カバーには、原料の食肉を供給できる広さを有する供給口と該供給口を塞ぐ開閉可能な供給口カバーとが設けられており、肉箱カバーの側面部には前記肉箱を構成する始端側の側壁板および前記肉送りコンベヤを取外しできる広さを有する開口と該側面部の開口を塞ぐ開閉可能な側面カバーが設けられており、前記肉箱が前記丸刃に向けて移動するときに、前記肉送りコンベヤと上部送りローラーによって送り出される食肉の先端部を、前記丸刃によってスライスするように構成された食肉スライサーにおいて、肉箱の往復移動の始端位置で肉箱を停止し、肉箱の停止中に前記肉箱カバーの供給口カバーを開けて、前記供給口を開口し、前記上部送りローラを前記退避位置に移動させ、食肉を供給し、その後、前記上部送りローラを前記供給した食肉の上面部に接する前記作用位置へ移動させ、前記肉箱カバーの供給口カバーを閉じた後に、食肉のスライス作業を開始し、作業終了後に前記側面カバーを開けて前記側壁板および前記肉送りコンベヤを清掃することを特徴とする食肉スライサーの運転方法により達成する。
また、本発明においては、上記目的を、機台に支特されて垂直面内で回転する丸刃の回転面に前端面を沿わせ、クランク機構によって左右方向に往復移動する肉箱が前記機台に支持されており、該肉箱には、載置された食肉を挟んで案内する側板が肉箱の左右に立設され、底部には肉送りコンベヤが備えられており、また、前記食肉の上面部に接して該食肉を送り出す作用位置および原料の食肉を肉箱に供給するときに支障とならない上方の退避位置の間を移動可能に上部送りローラーが備えられており、該肉箱が前記丸刃に向けて移動するときに、前記肉送りコンベヤと上部送りローラーによって送り出される食肉の先端部を、前記丸刃によってスライスするように構成された食肉スライサーにおいて、前記肉箱の移動軌跡を包み込むように箱状に形成された肉箱カバーが設けられており、該肉箱カバーには、始端位置に停止している前記肉箱に原料の食肉を供給できる広さを有する供給口と該供給口を塞ぐ開閉可能な供給口カバーが設けられており、更に、前記肉箱カバーの側面部には前記肉箱を構成する始端側の側壁板および前記肉送りコンベヤを取外しできる広さを有する開口と該側面部の開口を塞ぐ開閉可能な側面カバーが設けられており、前記肉箱カバーの高さは前記作用位置にある上部送りローラーの高さよりも高く且つ前記退避位置にある上部送りローラーの高さより低く、前記退避位置にある上部送りローラーが前記供給口カバーを開けた状態の前記供給口より上方に突出することを特徴とする食肉スライサーにより達成する。
本発明においては、供給口カバーを透明部材により製作したり、供給口カバーに指の侵入を防止する大きさの多数の透かし穴を具備させて、供給口カバーの外部から肉箱カバーの内部が見通せるようにすることが好ましい。
本発明の食肉スライサーにおいては、前記肉箱に搭載された食肉の残量に関連して該肉箱を始端位置で停止させた後に、前記供給口カバーを開放状態とする開閉手段が設けられていると、原料の食肉の投入作業が容易となり好ましい。
更に、本発明においては、前記食肉の上面部に接して該食肉を送り出す作用位置および原料の食肉を肉箱へ供給するときに支障とならない上方の退避位置の間を揺動移動可能に上部送りローラーが前記肉箱に備えられており、前記供給口カバーは、前記上部送りローラーが前記作用位置に位置するときは閉じられ、前記退避位置に位置するときには開放可能となっていることにより、食肉の送り出しが確実に行えるとともに原料の食肉の投入が容易に行え好ましい。
また、本発明においては、前記肉箱カバーの一部を機台に係止させた状態のまま、始端位置において前記肉箱が露出する状態まで該肉箱カバーを移動させることが可能な移動手段を設けることが好ましい。
この場合に、前記機台に回動可能に取付けられた支持軸に前記肉箱カバーを支持させ、該支持軸を中心として該肉箱カバーを上下方向に揺動させることにより、前記移動手段は、該肉箱カバーが該肉箱の移動範囲全域を覆う状態および少なくとも始端位置で停止している該肉箱を露出させる状態に切替え可能とすることが好ましい。
別の態様として、前記移動手段が、機台に支持された前記肉箱カバーを一旦後方にスライドさせてから下方に揺動させて肉箱を露出させるようにしてもよい。
更に、本発明においては、往復移動する前記肉箱の始端位置において、該肉箱に相対する前記肉箱カバーの側面部を、少なくとも、該肉箱を構成する始端側の側壁板および下部送りコンベヤが取外しできる広さに開口しており、この開口した部分には開口部分を塞ぐことができる開閉可能な側面カバーを設けてもよい。
本発明においては、肉箱の移動範囲全域にわたって肉箱を覆う肉箱カバーが機台に支持されて設けられており、食肉スライサーにおいて、特に露出状態の肉箱が左右または上下方向に移動することに起因して発生する作業者との接触事故を防止できる。しかも、本発明においては、肉箱カバーには、肉箱の往復移動の始端位置において停止中の肉箱へ少なくとも原料の食肉が供給できる広さを有する供給口が開口され、供給口の開口部には、開口部を塞ぐことができる大きさの開閉可能な供給口カバーが設けられているので、スライス作業時は勿論、作業終了後の清掃、整備作業などにおいても支障をきたすことのない安全で操作性の良い食肉スライサーが提供される。
加えて、スライス作業中においては、肉箱が肉箱カバーによって覆われるので、肉箱への異物の混入が防止できる。また、肉箱の移動による小肉片や肉汁などの機台周辺への飛散が防止できるなどの効果も期待できる。
以下、本発明の実施例を図示した添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る食肉スライサーは、垂直に回転する丸刃の回転面に前端面を沿わせ、クランク機構によってレールまたはガイドに沿って、左右または上下方向に往復移動する肉箱を備えた公知の構成の食肉スライサーにおいて、改良として、肉箱の左右または上下移動範囲全域を覆う肉箱カバーを食肉スライサーの機台に装着したものである。
図1および図2を参照して第一実施例の構成を説明する。ここに、図1は肉箱を左右方向に往復移動させるクランク装置が肉箱の直下に平面で回転するように配置されている特許文献1に示されるタイプの食肉スライサーの斜視図であり、図2は図1の側面図である。この食肉スライサーに本発明を実施したものが第一実施例である。
機台1の内部にモーター(図示せず)を設置し、機台1の前側で垂直面内で回転する丸刃2をモーターによって駆動する。更に、機台1内に別のモーター(図示せず)を設置し、この別のモーターによりクランク(図示せず)を機台1上で水平面上で回転させ、前後をガイドレール3、3(図2参照)に支持されて左右方向(図1の矢印右一左)の一定区間を水平に往復移動する肉箱4をクランクに連結している。上記構成により、肉箱4は図1に示す矢印右の始端部位置から矢印左位置迄の間を水平に往復移動する。
この他に丸刃2と肉箱4を適宜傾斜させた状態で肉箱4を左右方向に往復移動させる方式のハムスライサーや冷凍した食肉を切削する冷凍肉スライサーがあるがこれらのスライサーにおいても本発明は適応できる。
図2に示すように、肉箱4の底部には肉送りコンベヤ5が設けられている。また、肉箱4の上方には複数本の上部送りローラー6、6が設けられている。後述するように、上部送りローラー6、6は、肉箱4に収納された食肉の上面部に接して食肉を送り出す作用位置および原料の食肉を肉箱へ供給するときに支障とならない上方の退避位置の間を揺動移動可能に設けられている。
肉箱4の丸刃2側の先端部には、食肉8先端全面を受ける当板10を食肉8の送り出し方向(前後方向)に位置調節可能に機台1に取着している。この当板10は丸刃2で切削されてできる薄肉片の厚みに合わせてハンドル11で調節できる構成としている。
丸刃2は肉箱4の丸刃2側先端部から送り出される食肉8の先端部を切削して薄肉片とする。丸刃2は肉箱4の先端部付近に立設された支柱に支持され公知の駆動手段により垂直面内で高速回転される。上述のように構成された第一実施例における肉箱カバー12の構成について説明する。
本発明に係る肉箱カバー12はステンレス鋼や合成樹脂などの薄い板材を用いて製作する。第一実施例においては、肉箱12は左右方向に往復移動する肉箱4の移動軌跡を包み込むことができるよう箱状に構成され、しかも前面と底面の大部分が開放されている。すなわち、肉箱4の移動範囲における機台1、当板10、丸刃2などでカバーされる区域を除いて、外部から人体が接触できないように囲っている。
肉箱カバー12には少なくとも始端部位置に停止している肉箱4に原料の食肉8を投入可能な大きさの開口部を設けている。更に、この開口部を塞ぐことができる大きさの開閉可能なカバー13を肉箱4の開口部に設けている。すなわち、第一実施例においては、始端部位置に停止している肉箱4に対向する肉箱カバー12の上面の一部を切り取り、開口部とし、その開口部を塞ぐことができる大きさの供給口カバー13を蝶番14、14により肉箱カバー12に開閉自在に取付けている。
この供給口カバー13は内部が見通せるように強化ガラス、プラスチック等の透明材とするか若しくは図15に示すように指の進入を阻止する大きさの所定間隔の多数の桟とし、桟の間から内部の肉箱4が見えるようにしたり、図16に示すように、指の進入を阻止する大きさの透かし穴13aを多数穿設していることが望ましい。また、供給口カバー13には開閉時に手がかけられる凹部15などを適宜設けると人手による開閉が容易に行えて便利である。
上述した第一実施例においては、肉箱カバー12の上面の一部から後面12aの一部にかけて開口されて、肉箱カバー12の供給口が形成され、この供給口を塞ぐことができる逆L字端面をした供給口カバー13が肉箱カバー12に開閉可能に設けられている。図3は、この供給口カバー13を開けた状態(内部構成の記載は省略)を示している。このように肉箱カバー12の開口部を後面12aまで延設すると、原料の食肉の補給が行い易い。
本発明において、肉箱カバー12の一部を機台に係止させた状態のまま、始端位置において肉箱4が露出する状態まで肉箱カバー12を移動させることが可能な移動手段が設けられる。第一実施例における肉箱カバー12の移動装置は次のように構成される。すなわち、図2に示すように機台1の上部左右側端部にはガイド面を有するレール16、16が前後方向(図2の紙面に平行な方向)に延設されている。一方、肉箱カバー12は肉箱4の移動方向に沿って断面したときに下向きに開口したコの字形状に形成されていて、この肉箱カバー12の前端左右下方部にはローラー17、17が回転可能に設けられ(図11参照)、ローラー17、17はレール16、16のガイド面に係合している。したがって肉箱カバー12は、図2において肉箱4の移動範囲を包囲する実線で表示された作業状態位置から前記ローラー17、17をレール16、16に沿って後方に移動させレール16、16の終端部に至った位置で停止させる。次いでローラー17、17の軸心を中心として肉箱カバー12を下方に向けて揺動させて仮想線で表示した状態12′にすると肉箱は露出状態にされる。
上述のように、肉箱カバー12の一部を機台1に係止させた状態のまま、始端位置において肉箱4が露出する状態まで肉箱カバー12を移動させることが可能な移動手段を設けて肉箱カバー12を移動可能に構成した結果、始端位置において簡単な操作で楽に肉箱4を露出状態とすることができるので各部の点検、整備や分解しての清掃、洗浄などが容易に行える。肉箱カバー12は機台1に吊り下げられた状態となるので、肉箱カバー12の内壁面の水洗が行ない易く、洗浄水が飛散することもない。また、肉箱カバー12を機台1から取り外さないので、肉箱カバー12の置き場所を要せず、肉箱カバー12を変形させる恐れもない。清掃が終われば逆の順序にて元の状態に復帰させる。
図4および図5に示される第二実施例について説明する。なお、図4はクランク機構が、刃物架台の下部に配置されて縦方向に回転する特許文献2に示されるタイプの食肉スライサーの斜視図であり、図5は図4の側面図である。
本実施例の食肉スライサーにおいては、肉箱4は前述の第一実施例と同じ構成であり、肉箱4を左右方向に移動させるクランク装置(図示なし)が刃物架台18の下部に位置する機台1の内部に配置されている(特許文献2に示されているような構成である)。
クランク装置と肉箱4とが連結部材19(図5)で一体的に連結されている。本実施例における肉箱カバー12は前面部以外を全て囲う箱状に形成されており、肉箱4の始端位置において肉箱4が露出するまで肉箱カバー12を移動させる手段として、図5に示すように、機台1に取付けられた支持軸20によって回動可能に支持されている。この支持軸20を中心として肉箱カバー12を上下方向に揺動させることにより、肉箱カバー12が肉箱4の移動範囲全域を覆った状態(図5に示す実線の状態)と始端位置で停止している肉箱4を露出させる状態(図5における仮想線表示12′の状態)とに切替え可能に構成されている。
肉箱4は本発明の全ての実施例において同様の構成とされている。肉箱4における食肉の送り出し装置および肉箱カバー12の関係について代表的に図6を用いて説明する。なお、図6は図4の正面図である。
食肉の送り出し装置は前述の肉送りコンベヤ5と上部送りローラー6、6とによって構成されている。上部送りローラー6、6は揺動可能な支持アーム7に支持されていて、肉送りコンベヤ5上に搭載された原料の食肉8の上面に接してコンベヤ5と協働して食肉を丸刃2に向けて送り出す作用位置(図2に示す位置)と、食肉8をコンベヤ5上へ供給する時に支障とならない上方の退避位置(図6の仮想線で示す位置)との間を揺動移動可能に構成されている。上部送りローラー6、6が図6に示す退避位置にある場合には、供給口カバー13は図6に示す仮想線位置まで開放されている。
また、この肉箱4の左右にはコンベヤ5上に搭載された原料の食肉8を挟んで案内する側壁板9、9a(図6)が立設されている。なお、左側(刃物側)の側壁板9は搭載された食肉の左右幅に応じて適宜位置調節できる。また、始端側側壁板9aは、食肉のスライス作業終了時に、簡単に取り外せるように肉箱4に装着されている。側壁板9aを外すと、関連してコンベヤ5やローラー6なども公知の手段で簡単に取り出せるようになっている。
この肉箱4は、前述の食肉の送り出し装置を含めて、何れの実施例においても同じ構成のものを使用しており、これらは広く知られた慣用技術であるので詳細な説明は省略している。
図7および図8を参照して肉箱カバー12の他の構成例について説明する。なお、図7は肉箱4の移動範囲を覆う肉箱カバー12の一例であって、供給口カバー13と側面カバーとを一体的に構成した斜視図である。図8は図7に示す例における一体カバーを開放した状態を示す正面図である。
本例における肉箱カバー12の特徴は、肉箱カバー12の上面に設けられる供給口カバー相当部と側面に設けられる側面カバー相当部とを一体的に形成して、一体カバー21としたことである。図8に示すように供給口の一体カバー21を開けると、開放される部分が大きくなり原料の食肉の補給作業が容易であり、カバーの形成も簡単に行える。
図9および図10を参照して他の肉箱カバー12の例について説明する。なお、図9は肉箱カバーの別の実施例を示す斜視図である。図10は図9に示す実施例において供給口カバーと側面カバーを同時に開放した状態を示す正面図である。
本例における肉箱カバー12の特徴は、始端位置に停止した肉箱4の上方部には原料の食肉が供給可能な最小限の大きさの供給口カバー13を、一方、側方部には側面が全面的に開放される側面カバー22を、それぞれ蝶番14、14aにより開放自在に設けたことである。通常の作業時において原料の食肉を補給する際には、供給口カバー13のみを開閉すれば良い。一方、スライス作業終了後の清掃時には、側面カバー22を開け、原料の食肉8を案内する側壁板9aとコンベヤ5を外して取出すことができる。また、肉箱カバー12を構成する反始端側部分13bを開閉可能とすれば、刃物の反切削側の点検、整備が容易に行なえる。
図11に供給口カバー13の開閉手段の一例を示す。本例における開閉手段としては肉箱カバー12と供給口カバー13とのに圧縮空気を動力とした伸縮装置23を介装させている。肉箱4が停止しているときのみ、この伸縮装置は作動させるような制御手段を設けている。なお制御手段の詳細な構成は省略するが伸縮装置を作動させる操作スイッチは独立して設け、作業者が直接操作できるようにするとよい。
または、肉箱4に搭載された食肉の残量が所定量になったことを検知するセンサー(図示せず)を取り付け、センサーの検出結果を受けて肉箱4を始端位置に停止させた後、伸縮装置を作動させて自動的に供給口カバー13を開放させるように制御すると原料の食肉の投入に便利である。この場合においても、供給口カバー13を閉じる際には作業者が操作スイッチを操作するようにすると安全である。
肉箱4が左右方向に往復移動する前述の第一、第二実施例とは異なり、図12、図13および図14に示される第三実施例は、特許文献3に示されるような、肉箱4が上下方向に往復移動するタイプの食肉スライサーである。なお、図12は特許文献3に示された肉箱が上下方向に往復移動するタイプの食肉スライサーの斜視図である。図13は図12の側面図である。図14は図12に示す実施例において供給口カバーと側面カバーとを同時に開放した状態を示す背面図である。
図13において、肉箱4は前述した実施例と同様の構成であり、食肉の送り出し装置を備えている。肉箱4は、機台1内に設けられたクランク装置(図示せず)によってガイド3、3に案内されて点線表示位置(始端位置)から仮想線表示位置までの間を上下に往復移動する。
この第三実施例における機台1は、図14に示すように背面視においてカギ型(逆L字型)状で、図13に示す長さ方向においては、ほぼ肉箱4の長さを有している。したがって、肉箱カバー12は上面と反機台側面(図14における向かって左側)および後面(図13における向かって右側)を囲う形状で肉箱4の移動範囲を覆うことができる。すなわち、供給口カバー13は機台1の側端部に蝶番14、14で止着され、肉箱4の移動範囲の上面と側面の一部を覆う反L字状に形成されている。この供給口カバー13の延長上には側面カバー22が設けられていて機台1に開閉自在に蝶番14、14で止着される。後面には機台1に蝶番14、14で一端を止着されて他端側は閉じられた供給口カバー13と側面カバー22に合致する形状とされた後面カバー25が機台1に蝶番14、14で開閉可能に取付けられている。
なお、供給口カバー13、側面カバー22など開閉自在とされたカバーは、開放状態にある時にはスライサーが運転できないようにインターロックを施すが、その具体的手段についての説明は省略する。
肉箱を左右方向に往復移動させるクランク装置が肉箱の直下に平面で回転するように配置されている特許文献1に示されるタイプの食肉スライサーの斜視図である。この食肉スライサーに本発明を実施したものが第一実施例である。 図1の側面図である。 第一実施例における肉箱カバーの供給口が、肉箱カバーの上面の一部から後面の一部にかけて開口され、この供給口を塞ぐ供給口カバーが開閉可能に設けられていて、この供給口カバーを開けた状態を示す部分斜視図である。 クランク機構が、刃物架台の下部に配置されて縦方向に回転する特許文献2に示されるタイプの食肉スライサーの斜視図である。この食肉スライサーに本発明を実施したものを第二実施例とする。 図4の側面図である。 図4の正面図である。 肉箱の移動範囲を覆う肉箱カバーの一例であって、供給口カバーと側面カバーとを一体的に構成した斜視図である。 図7に示す例における一体カバーを開放した状態を示す正面図である。 肉箱カバーの別の実施例を示す斜視図である。 図9に示す実施例において供給口カバーと側面カバーを同時に開放した状態を示す正面図である。 肉箱の往復移動の始端位置における供給口カバーの開放装置の一例を示す背面図である。 特許文献3に示された肉箱が上下方向に往復移動するタイプの食肉スライサーの斜視図である。この食肉スライサーに本発明を実施したものを第三実施例とする。 図12の側面図である。 図12に示す実施例において供給口カバーと側面カバーとを同時に開放した状態を示す背面図である。 別の実施例の要部斜視図である。 更に別の実施例の要部斜視図である。
符号の説明
1 機台
2 丸刃
4 肉箱
12 肉箱カバー
13 供給口カバー

Claims (8)

  1. 機台に支特されて垂直面内で回転する丸刃の回転面に前端面を沿わせ、クランク機構によって左右方向に往復移動する肉箱が前記機台に支持されており、該肉箱には、載置された食肉を挟んで案内する側板が肉箱の左右に立設され、底部には肉送りコンベヤが備えられており、また、前記食肉の上面部に接して該食肉を送り出す作用位置および原料の食肉を肉箱に供給するときに支障とならない上方の退避位置の間を移動可能に上部送りローラーが備えられており、前記肉箱の移動軌跡を包み込むように箱状に形成された肉箱カバーが設けられており、該肉箱カバーには、原料の食肉を供給できる広さを有する供給口と該供給口を塞ぐ開閉可能な供給口カバーとが設けられており、肉箱カバーの側面部には前記肉箱を構成する始端側の側壁板および前記肉送りコンベヤを取外しできる広さを有する開口と該側面部の開口を塞ぐ開閉可能な側面カバーが設けられており、前記肉箱が前記丸刃に向けて移動するときに、前記肉送りコンベヤと上部送りローラーによって送り出される食肉の先端部を、前記丸刃によってスライスするように構成された食肉スライサーにおいて、肉箱の往復移動の始端位置で肉箱を停止し、肉箱の停止中に前記肉箱カバーの供給口カバーを開けて、前記供給口を開口し、前記上部送りローラを前記退避位置に移動させ、食肉を供給し、その後、前記上部送りローラを前記供給した食肉の上面部に接する前記作用位置へ移動させ、前記肉箱カバーの供給口カバーを閉じた後に、食肉のスライス作業を開始し、作業終了後に前記側面カバーを開けて前記側壁板および前記肉送りコンベヤを清掃することを特徴とする食肉スライサーの運転方法。
  2. 機台に支特されて垂直面内で回転する丸刃の回転面に前端面を沿わせ、クランク機構によって左右方向に往復移動する肉箱が前記機台に支持されており、該肉箱には、載置された食肉を挟んで案内する側板が肉箱の左右に立設され、底部には肉送りコンベヤが備えられており、また、前記食肉の上面部に接して該食肉を送り出す作用位置および原料の食肉を肉箱に供給するときに支障とならない上方の退避位置の間を移動可能に上部送りローラーが備えられており、該肉箱が前記丸刃に向けて移動するときに、前記肉送りコンベヤと上部送りローラーによって送り出される食肉の先端部を、前記丸刃によってスライスするように構成された食肉スライサーにおいて、前記肉箱の移動軌跡を包み込むように箱状に形成された肉箱カバーが設けられており、該肉箱カバーには、始端位置に停止している前記肉箱に原料の食肉を供給できる広さを有する供給口と該供給口を塞ぐ開閉可能な供給口カバーが設けられており、更に、前記肉箱カバーの側面部には前記肉箱を構成する始端側の側壁板および前記肉送りコンベヤを取外しできる広さを有する開口と該側面部の開口を塞ぐ開閉可能な側面カバーが設けられており、前記肉箱カバーの高さは前記作用位置にある上部送りローラーの高さよりも高く且つ前記退避位置にある上部送りローラーの高さより低く、前記退避位置にある上部送りローラーが前記供給口カバーを開けた状態の前記供給口より上方に突出することを特徴とする食肉スライサー。
  3. 前記肉箱カバーにおける供給口が肉箱カバーの上面から後面にかけて形成されていることを特徴とする請求項2記載の食肉スライサー。
  4. 前記肉箱カバーにおける供給口が肉箱カバーの上面から側面にかけて形成されていることを特徴とする請求項2記載の食肉スライサー。
  5. 前記肉箱カバーは前記供給口カバーを開閉するための開閉手段を具備していることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の食肉スライサー。
  6. 前記供給口カバーは外部から内部が見通せるものであることを特徴とする請求項2〜の何れか1項に記載の食肉スライサー。
  7. 前記供給口カバーが透明部材により作られていることを特徴とする請求項に記載の食肉スライサー。
  8. 前記供給口カバーが、指の侵入を防止する大きさの多数の透かし穴を具備していることを特徴とする請求項に記載の食肉スライサー。
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