JP4301472B2 - Gps受信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、GPS受信機、特に誤った測位位置を出力しないようにしたGPS受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
GPS(Grobal Positioning System)は、海・空のナビゲーションからカーナビ・測量・通信など、幅広い分野で使用されており、今後ますますその利用が拡大するものと考えられている。
【0003】
GPSにおいては、GPS衛星が送信した信号の伝搬時間に伝搬速度を掛けた伝搬距離を計測し位置の線を得、この位置の線を複数計測してそれらの交点から位置を計測する。実際にはこれら伝搬距離(誤差を含むため、擬似距離、という)に加えてGPS衛星からの軌道データ等航法メッセージデータから衛星位置、衛星時計誤差、電離層伝搬補正値を得る。そして、利用者(受信機)位置の4個の未知数(3次元位置X,Y,Zと受信機基準時計のバイアス値)の4元1次方程式を解いて、位置、時刻を計算する。
【0004】
従来のGPS受信機では、GPS衛星の異常などにより、測定された擬似距離や、復調された軌道データに異常が生じている場合には、誤った測位データを出力してしまう。ただ、連続して測位している場合には、誤った測位データがそれまでの測位データと大幅に異なったものとなるため、誤りデータであることを比較的簡単に判定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、移動体に搭載して使用されるGPS受信機では、電源投入後の初期測位時にその測位結果が、電源遮断前の前回測位結果と大きく離れた測位結果となった場合に、直ちに異常値と判断することができない。すなわち、GPS受信機の電源断の間にその移動体が移動することが予測されるため、電源投入後の初期測位結果が電源遮断前の前回測位結果と異なっていたとしても、これが受信機の移動によるものであるか、あるいは誤った測位データによるものであるか判定することが困難である。このため、GPS衛星の異常などにより、測定された擬似距離や、復調された軌道データに異常が生じている場合に、本来の位置とは異なった誤った測位位置を出力し、また正しい位置への復帰が困難になる場合があるという問題があった。
【0006】
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、電源投入後の初期測位の結果が、電源遮断前の前回測位結果と大きく離れた測位結果であっても、正常か異常かを判断可能にするとともに、異常と判断した場合には新たな判断基準を設けて再測位し、正しい測位位置を得るようにしたGPS受信機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るGPS受信機は、GPS衛星から送信される衛星信号を受信する手段と、受信した衛星信号に基づきGPS衛星からGPS受信機までの擬似距離を測定する手段と、受信した衛星信号からGPS衛星の時刻、軌道を示す航法データを復調する手段と、所定個数のGPS衛星について測定された擬似距離及び当該GPS衛星の航法データに基づき測位を行い位置データを出力する手段と、この位置データ及び各GPS衛星の航法データに基づき擬似距離の測定部及び航法データの復調部を制御する手段と、を備えるGPS受信機において、
保持している電源遮断前の測位位置から、電源遮断前の測位時刻から電源投入後の初期測位時刻までの時間間隔である電源断継続時間と前記GPS受信機を搭載した移動体の推定最大速度とに応じて定まる大きさである移動範囲枠を設定する手段と、電源投入後の初期測位位置が前記移動範囲枠内にあるか否かに応じて、前記初期測位位置が正常測位か異常測位かを判定する手段と、前記初期測位位置が異常測位と判定された場合に、各GPS衛星からGPS受信機までの擬似距離を再度測定させるとともに、各GPS衛星の時刻、軌道を示す航法データを一旦破棄し、再度収集させる手段と、前回異常測位と判定された前記初期測位位置から定まる固定範囲枠を設定する手段と、再度測定された擬似距離及び再度収集された航法データに基づき測位した再度の測位位置が、前記移動範囲枠あるいは前記固定範囲枠のいずれかの枠内にあるか否かにより、前記再度の測位位置が正常測位か異常測位かを判定する手段を有することを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、電源投入後の初期測位位置が、電源断継続時間に応じて定められる移動範囲枠を越えているか否かを判定し、異常な初期測位位置を検出することができる。
【0010】
また、初期測位位置が異常であると判定された場合に、この測位結果は出力データとして使用されず、次回の測位は、各GPS衛星の航法データを一旦破棄し、再度収集して、再度測位計算を行うとともに、この再度の測位計算の結果に対して、前記移動範囲枠、あるいは前回異常測位とされた位置からの固定枠による異常値検出を行い、いずれかの枠内にあれば正しい位置データとして出力される。
【0011】
このような動作によって、異常位置の値を出力することを防ぐとともに、正常測位に復帰することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について、図を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施例に係るGPS受信機の全体構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本発明のGPS受信機は、受信アンテナ1と、周波数変換部2と、ドップラ周波数・擬似距離測定部3と、航法データ復調部4と、測位演算部5と、受信制御演算部6と、位置異常検出部7とから構成されている。
【0014】
受信アンテナ1よりGPS信号を受信し、周波数変換部2により増幅されるとともに所定の周波数を有する中間周波数信号に変換される。中間周波数に変換された衛星信号はドップラ周波数・擬似距離測定部3と航法データ復調部4に供給される。
【0015】
位置測定に際して、受信制御演算部6での制御の元に、まずドップラ周波数・擬似距離測定部3では、衛星選択で選ばれた衛星それぞれについてドプラ変位を推定計算し、その中心値を発生させ一定の周波数範囲をスキャンし受信周波数と相関比較する。同時に対応する衛星のC/Aコードと同一なコード発生部のC/Aコード位相を1023チップの範囲でシフトさせて、相関値が最大になる周波数とコード位相を検出し捕捉する。衛星信号の捕捉後は、搬送波とコード位相の追尾を連続的に行う。
【0016】
そして、受信信号処理におけるC/A相関部で受信中のC/Aコード位相を測定することにより信号の送信時刻を得、この測定時点の受信機内蔵時計の時刻との差を求め電波伝搬時間とする。この電波伝搬時間に光速を乗じて擬似距離を得る。
【0017】
航法データ復調部4は、電離層や時刻の補正情報とともに衛星から送信されるメッセージデータに含まれている軌道上の衛星位置に関するデータを復調する。この軌道情報は概略位置を示すアルマナックデータ、GPS測位計算に用いられる正確なエフェメリスデータを含んでおり、これらのデータを基に地球中心に固定した座標上のそれぞれの衛星の3次元位置が計算される。
【0018】
測位演算部5では、4個以上の衛星についての、航法データ復調部4とドップラ周波数・擬似距離測定部3からの信号送信時刻における各衛星の軌道上での位置及び各衛星と受信機間の擬似距離から、未知数である受信機位置(X,Y,Z)と受信機内蔵時計のオフセット誤差を求めて、位置決定を行う。このようにして決定された位置データが出力される。
【0019】
このように計算され求められたGPS受信機の位置データは、例えある時点で誤った位置データが出力されたとしても、連続使用している場合には直ちに誤データと判断可能であるから、適切に対処することができる。
【0020】
しかし、GPS受信機の電源遮断状態から電源投入された初期測定時には事情が異なる。すなわち、GPS受信機が移動体に搭載されている場合、GPS受信機の電源遮断状態中でもこれを搭載した移動体が移動するから、初期測定時の測位位置が電源遮断前である前回の測位位置と異なっていることをもって、この測位位置が誤りデータであると判断することができない。
【0021】
そこで、本発明のGPS受信機では、前回の電源遮断前の測位位置から電源投入時までの取り得る移動範囲枠を設定する。この移動範囲枠は、電源遮断前の測位時刻から電源投入後の初期測位時刻までの時間間隔(電源断継続時間)、GPS受信機を搭載した移動体の推定最大速度(例えば自動車であれば、約200km/h)を掛けた大きさとする。また、前回の電源遮断前の測位位置は、受信機の電源を落とす直前まで測位していた位置を位置異常検出部7のバックアップされたメモリに保存しておいて再利用する。
【0022】
そして、電源投入後に測位演算部5で計算された測位結果は位置異常検出部7に送られ、保持されている前回の電源遮断前の測位位置からの移動範囲枠内であるかどうかのチェックを行う。測位結果がこの移動範囲枠内である場合には正常な位置データであると判定し、以後この位置データに基づいて必要な処理が行われる。
【0023】
しかし、測位結果が移動範囲枠内でない場合には、受信制御演算部6に位置データの異常を知らせる。受信制御演算部6は、ドップラ周波数・擬似距離測定部3,航法データ復調部4に命令を送り、測位に使用していた衛星をサーチ動作から再実行し、GPS衛星からGPS受信機までの擬似距離を再度測定させるとともに、各GPS衛星の時刻、軌道を示すエフェメリスデータなど航法データを一旦破棄し、再度収集させる。
【0024】
そして、新しい航法データ、擬似距離を使用して、再度測位計算を行い、その測位計算について再度移動範囲枠のチェックを行う。
【0025】
また、GPS受信機の電源が遮断されている間に、搭載する移動体の速度を越えて高速に移動された場合、例えば飛行機などによる輸送を考慮して、今回の測位位置が前回測位位置(すなわち電源投入後の初期測位位置)とほぼ同じ位置になった場合、正常測位と判断するための固定範囲枠のチェックを行う。この固定範囲枠の大きさは、再度測位するまでの時間間隔で自動車などの移動体が移動しうる距離範囲と発生しうる測定誤差を加えた値とする。具体的には、通常再測位するまでの中断時間は航法データの再収集などを見込んでも数分程度であるから、固定範囲枠の大きさは10km程度とする。
【0026】
すなわち、再度の測位位置を、移動範囲枠及び固定範囲枠と比較し、これら移動範囲枠あるいは固定範囲枠のいずれかの枠内にある場合に、再度の測位位置が正常測位であると判定することになる。
【0027】
ほとんどの場合には、再度の測位位置が移動範囲枠あるいは固定範囲枠のいずれかの枠内にあると考えられるが、再度の測位位置がいずれの枠内にも入らない場合には再度航法データの破棄、再収集、衛星サーチからの測位動作が行われ、測位結果が、いずれかの枠内になるまで、この動作が繰り返される。
【0028】
次に、本発明のGPS受信機の動作を、図2の動作フロー図、及び図4〜図6の動作例を参照して説明する。
【0029】
まず、GPS受信機の電源が遮断されると、その直前の位置を初期位置P0として保持する(ステップS1)。
【0030】
そして、任意の電源断時間の後にGPS受信機の電源が投入される(ステップS2)と、必要なデータを収集して測位計算が行われ、1回目の測位位置P1を得る(ステップS3)。
この時、図3に示すように、GPS受信機の電源断時間に応じて、前述のように前回の電源遮断前の測位位置P0から電源投入時までの取り得る移動範囲枠B0を設定する(ステップS4)。
【0031】
次に、1回目の測位位置P1と保持されている初期位置P0との差を計算し(ステップS5)、その差が移動範囲枠B0を越えているかどうかを判定する(ステップS6)。
【0032】
1回目の測位位置P1と初期位置P0との差が、図3のように、移動範囲枠B0を越えていない場合には、その差は電源断の間にGPS受信機が搭載されている移動体が移動した距離であると判断され、1回目の測位位置P1は正常測位位置として出力される(ステップS7)。
【0033】
しかし、1回目の測位位置P1と初期位置P0との差が移動範囲枠B0を越えている場合には、この1回目の測位位置P1を候補として1回だけ保持するとともに、エフェメリスデータなど航法データを一旦破棄し、測位に使用していた衛星をサーチ動作から再実行し、擬似距離、航法データ等を再度取得する(ステップS8)。
【0034】
この再度取得した擬似距離、航法データ等に基づいて測位計算を行い、2回目の測位位置P2を求める(ステップS9)。
【0035】
次に、候補である1回目の測位位置P1に対しての固定範囲枠B1を、図3,図4のように、前述した条件に従って設定する(ステップS10)。
【0036】
次に、2回目の測位位置P2と保持されている初期位置P0との差を計算するとともに、2回目の測位位置P2と候補として保持されている1回目の測位位置P1との差を計算する(ステップS11)。
【0037】
そして、2回目の測位位置P2と1回目の測位位置P1との差が、図4のように、固定範囲枠B1を越えていない場合には、測位位置P1,P2はGPS受信機の電源が遮断されている間に搭載する移動体の速度を越えて高速に移動された結果であると判断され(ステップS12)、2回目の測位位置P2は正常測位位置として出力される(ステップS7)。この場合、初期位置P0は破棄される。
【0038】
同じく、2回目の測位位置P2と初期位置P0との差が、図5のように、移動範囲枠B0を越えていない場合には、この2回目の測位位置P2は正しい測位位置でありその差は電源断の間にGPS受信機が搭載されている移動体が移動した距離であると判断され(ステップS12)、2回目の測位位置P2は正常測位位置として出力される(ステップS7)。この場合、1回目の測位位置P1は破棄される。
【0039】
しかし、図6に示されるように、2回目の測位位置P2と1回目の測位位置P1との差が固定範囲枠B1を越えており、かつ2回目の測位位置P2と初期位置P0との差が移動範囲枠B0を越えている場合、すなわち2回目の測位位置P2が移動範囲枠B0,固定範囲枠B1のいずれの枠にも入らない場合には、1回目の測位位置P1を破棄し、正常な測位位置を得るために、ステップS8〜ステップS12の処理を繰り返して行うことになる。
【0040】
なお、図6の例では、候補としての2回目の測位位置P2に対しての固定範囲枠B2内に、3回目の測位位置P3が入っているから、この場合測位位置P3をを正常測位位置として出力することになる。
【0041】
以上のように、図3〜図6を例に具体的に説明したが、本発明のGPS受信機では、GPS受信機が搭載される自動車などの移動体の速度と、電源断継続時間とを考慮して、その大きさが変わる移動範囲枠B0を設定し、この移動範囲枠B0内に電源投入時の測位結果P1があるかどうかで正常測位かどうかを判断する。したがって、電源投入時の測位結果が、電源遮断前の測位位置と異なっている場合でも、その測位位置が正常測位位置であるか、衛星異常などによる異常測位位置であるかを的確に認識する。
【0042】
さらに、測位結果P1が移動範囲枠B0内でない場合には、GPS衛星からGPS受信機までの擬似距離を再度測定させるとともに、各GPS衛星の時刻、軌道を示すエフェメリスデータなど航法データを一旦破棄し、再度収集させる。
【0043】
そして、新しい航法データ、擬似距離を使用して、再度測位計算を行い、その測位計算について再度移動範囲枠B0のチェックを行うとともに、さらに、GPS受信機の電源が遮断されている間に、搭載する自動車などの移動体の速度を越えて高速に移動された場合(例えば飛行機などによる輸送)を考慮して、今回の測位位置P2が前回測位位置P1(すなわち電源投入後の初期測位位置)とほぼ同じ位置になった場合、正常測位と判断するための固定範囲枠B1のチェックを行う。
【0044】
すなわち、新しい航法データ、擬似距離を使用して計算した再度の測位位置を、移動範囲枠及び固定範囲枠と比較し、これら移動範囲枠あるいは固定範囲枠のいずれかの枠内にある場合に、再度の測位位置が正常測位であると判定するから、衛星異常などのデータが誤っている場合や、受信機が高速に移動された場合にも、正常な測位位置を出力する。
【0045】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、電源投入後の初期測位位置が、電源断継続時間に応じてその大きさが設定される移動範囲枠を越えているか否かを判定し、異常な初期測位位置を検出することができる。
【0046】
また、初期測位位置が異常であると判定された場合に、この測位結果は出力データとして使用されず、次回の測位は、各GPS衛星の航法データを一旦破棄し、再度収集して、再度測位計算を行うとともに、この再度の測位計算の結果に対して、前記移動範囲枠、あるいは前回異常測位とされた位置からの固定枠による異常値検出を行い、いずれかの枠内にあれば正しい位置データとして出力される。
【0047】
このような動作によって、異常位置の値を出力することを防ぐとともに、正常測位に復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るGPS受信機の全体構成図。
【図2】本発明の実施例に係るGPS受信機の動作フロー図。
【図3】本発明の実施例に係るGPS受信機の動作例を説明する図。
【図4】本発明の実施例に係るGPS受信機の動作例を説明する図。
【図5】本発明の実施例に係るGPS受信機の動作例を説明する図。
【図6】本発明の実施例に係るGPS受信機の動作例を説明する図。
【符号の説明】
1 受信アンテナ
2 周波数変換部
3 ドプラ周波数・擬似距離測定部
4 航法データ復調部
5 測位演算部
6 受信制御演算部
7 位置異常検出部
P0 初期位置
P1〜P3 1〜3回目測位位置
B0 移動範囲枠
B1,B2 固定範囲枠

Claims (1)

  1. GPS衛星から送信される衛星信号を受信する手段と、
    受信した衛星信号に基づきGPS衛星からGPS受信機までの擬似距離を測定する手段と、
    受信した衛星信号からGPS衛星の時刻、軌道を示す航法データを復調する手段と、
    所定個数のGPS衛星について測定された擬似距離及び当該GPS衛星の航法データに基づき測位を行い位置データを出力する手段と、
    この位置データ及び各GPS衛星の航法データに基づき擬似距離の測定部及び航法データの復調部を制御する手段と、
    を備えるGPS受信機において、
    保持している電源遮断前の測位位置から、電源遮断前の測位時刻から電源投入後の初期測位時刻までの時間間隔である電源断継続時間と前記GPS受信機を搭載した移動体の推定最大速度とに応じて定まる大きさである移動範囲枠を設定する手段と、
    電源投入後の初期測位位置が前記移動範囲枠内にあるか否かに応じて、前記初期測位位置が正常測位か異常測位かを判定する手段と、
    前記初期測位位置が異常測位と判定された場合に、各GPS衛星からGPS受信機までの擬似距離を再度測定させるとともに、各GPS衛星の時刻、軌道を示す航法データを一旦破棄し、再度収集させる手段と、
    前回異常測位と判定された前記初期測位位置から定まる固定範囲枠を設定する手段と、
    再度測定された擬似距離及び再度収集された航法データに基づき測位した再度の測位位置が、前記移動範囲枠あるいは前記固定範囲枠のいずれかの枠内にあるか否かにより、前記再度の測位位置が正常測位か異常測位かを判定する手段を有することを特徴とするGPS受信機。
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