JP4300387B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊技機に関し、更に詳細には、機裏側に装備された機構セット盤における球貯留排出経路部内に、貸球用の貯留球を通出案内する第1球送出路および賞球用の貯留球を通出案内する第2球送出路を画成し、前記球貯留排出経路部の下部に、前記第1球送出路に整合する貸球払出し用の第1球払出装置および前記第2球送出路に整合する賞球払出し用の第2球払出装置を設置したパチンコ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール機に代表されるこの種のパチンコ遊技機は、遊技ホール内の設置枠台(通称「島」)に縦向きの姿勢で設置されて遊技に供され、そして機内の遊技盤内で展開されるパチンコゲーム中に成立した入賞(例えばセーフ球の発生や図柄組合わせによる得点)に対し、機裏側の機構セット盤に形成配置した球容器や整流路および球送出路等から構成される球貯留排出経路部内に貯留されたパチンコ球(貯留球)を、前記球送出路の球送出口の下方に配設した球払出装置の作動制御のもとに、所定数の賞球として機前側の上球皿または下球皿側へ給出するようになっている。一方、貸球用のカードおよびカードユニットを利用して貯留球を貸出し得るタイプの遊技機(一般に「カード式パチンコ遊技機」ともいう)では、前述した賞球払出しとは別に、遊技者による適正な球貸し操作に応答して、所定数の貯留球を貸球として上球皿側へ給出するようになっている。
【0003】
すなわち前記カード式パチンコ遊技機では、遊技盤内で展開されるパチンコゲームで成立した入賞(例えばセーフ球の発生、図柄組合わせ成立)に対して所定数(1〜15個)の賞球を払出し得る一方、ゲームに使用すべき貸球を球貸し金額に対して設定数毎(例えば100円に対して25個)に払出し得るようになっている。そして当初、このようなカード式パチンコ遊技機に実施(装備)されている球払出しの技術・手段については、電子・電気的制御形態の1基の球払出装置が採用され、この球払出装置の作動制御区分(球払出し制御区分に基づいた貸球払出しと賞球払出し)により、貸球と賞球とを区分して払出すようになっていた。
【0004】
しかしながら、貸球払出しと賞球払出しとを1基の球払出装置で兼用することは、▲1▼貸球払出しと賞球払出しとを同時に実行し得ない、▲2▼貸球数と賞球数とを正確に把握し得ない、等の課題を内在していた。従って近年に至っては、1つの収容ケース内に貸球払出機構部と賞球払出機構部とを内蔵した球払出装置が開発され、このようなタイプの球払出装置を装着したカード式パチンコ遊技機が主流となっている。従ってカード式パチンコ遊技機では、貸球払出しと賞球払出しを同時に実行し得ると共に、貸球数と賞球数の正確な把握が可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、貸球払出機構部と賞球払出機構部とを内蔵した前記球払出装置では、払出機構部を構成する主要部品数が単純に2倍となるので、1つの払出機構部を内蔵した球払出装置と比較して、その製造コスト(価格)も略2倍程度となってしまう。ところが、例えば賞球払出機構部に故障が発生した場合、故障していない貸球払出機構部を含めた該球払出装置全体を、同一規格の新品の球払出装置と交換しなければならないから、保守・管理費用が嵩む問題を内在していた。
【0006】
このような問題から、賞球払出し専用の球払出装置(第1球払出装置)と、これとは別に貸球払出し専用の球払出装置(第2球払出装置)を準備し、前記球貯留排出経路部の球送出路の下方に設けた設置部に2基の球払出装置を上下に分離させて装着するようにした組付構造も提案されている。このような組付構造では、例えば第1球払出装置に故障が発生した場合、第2球払出装置はそのままに第1球払出装置のみを新品と交換すればよく、保守・管理費用を最低限に抑えることができる。しかしながら、球貯留排出経路部の下方に2基の球払出装置を適宜離間させかつ上下平面状に設置するようになっており、かなり広い設置スペースを確保する必要があるため、上球皿に至る球払出経路部の設計やその他各種装置の設置等に大きな制約が起こっていた。
【0007】
また前述の組付構造では、夫々の球払出装置が互いに離間して非接触状態で設置されているから、例えば第1球払出装置に球詰まりが発生した場合、第2球払出装置が作動してもその振動が第1球払出装置へ伝わらず、該第1球払出装置の球詰まりが解消されることがなかった。すなわち従来においては、両球払出装置の相互作用に基づいて球詰まりを防止するという技術的思想はなかった。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、貸球用の球払出装置および賞球用の球払出装置におけるケース体の外郭形状を同一とし、夫々の球払出装置を横列状態で相互に密着させながら機構セット盤の設置部に装着するよう構成することで、両装置に発生する球詰まりを好適に解消する一方、設置スペースの縮小化を図り得るようにしたパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、機裏側に装備された機構セット盤における球貯留排出経路部内に、貸球用の貯留球を通出案内する第1球送出路および賞球用の貯留球を通出案内する第2球送出路が画成され、前記球貯留排出経路部の下部に設けた設置部に、前記第1球送出路に整合する貸球払出し用の第1球払出装置と、前記第2球送出路に整合する賞球払出し用の第2球払出装置とを設置したパチンコ遊技機において、
前記第1球払出装置および第2球払出装置は、球払出し機構部および中継基板を収容する本体部材と、この本体部材の開口部に整合密着し、外側から本体部材にビスをねじ込むことで組付けられるカバー部材と、前記機構セット盤の設置部に密着的に整合し、該設置部に対する設置面側から本体部材およびカバー部材にビスをねじ込むことで両部材に跨って組付けられるベース部材とから構成されて同の外郭形状をなす矩形箱体状のケース体内に球通路画成されると共に、該ケース体の上・下壁面に、前記球通路に整合する球流入口および球流出口を開口形成してケース体単位で構成され、
前記ベース部材の設置面には、2つの位置決めボスが対角位置に突設されて、各位置決めボスに、組付固定ビスの挿通を許容するビス挿通孔が穿設され、
前記機構セット盤の設置部には、前記第1球払出装置の各位置決めボスに対応した第1位置決め孔と、第2球払出装置の各位置決めボスに対応した第2位置決め孔が凹設されて、該第1および第2位置決め孔に、前記ベース部材のビス挿通孔に挿通した組付固定ビスを螺合するビス孔が形成され、
前記第1球払出装置のベース部材に形成された各位置決めボスを前記設置部の第1位置決め孔へ夫々嵌合すると共に、前記第2球払出装置のベース部材に形成された各位置決めボスを前記第2位置決め孔へ夫々嵌合させて、第1および第2球払出装置を設置部に対して位置決めし、第1および第2球払出装置における各位置決めボスのビス挿通孔に挿通した組付固定ビスを第1および第2位置決め孔のビス孔に螺合することで、前記第1球払出装置および前記第2球払出装置、一方のケース体における左側壁面に他方のケース体の右側壁面を相互に密着させた横列状態で前記機構セット盤に設けた設置部に組付けられて、第1球払出装置の前記球流入口が前記第1球送出路の球送出口に整合すると共に、前記第2球払出装置の前記球流入口が前記第2球送出路の球送出口に整合するよう構成されたよう構成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
ケース体の外郭形状を同一に構成した貸球払出し用の第1球払出装置および賞球払出し用の第2球払出装置を、一方の球払出装置におけるケース体の左側壁面および他方の球払出装置におけるケース体の右側壁面を部分的または全面的に相互に密着した状態で機構セット盤の設置部に組付けるようにしたので、一方の球払出装置の作動時の振動が他方の球払出装置に伝わるようになり、相互の球払出装置に発生する球詰まりが好適に解消され得る。殊に、第1球払出装置と第2球払出装置とを、夫々のケース体の外壁面同士が全面的に相互に密着した状態で組付けた場合には、前述した球詰まり解消効果の他に、機構セット盤に対する設置スペースの大幅な縮小化を図ることができ、球払出経路部の設計やその他各種装置の設置等に係る設計の自由度が高められる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るパチンコ遊技機につき、好適な実施例を挙げ、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお本実施例では、貸球用のカードおよびカードユニットを利用して貯留球を貸出し得るカード式パチンコ機を例とし、後述する機構セット盤における球貯留排出経路部の下流側に、ユニット化された球払出装置が設置された形式を主に示す。
【0012】
(パチンコ機)
そこで、先ず本実施例に係る球払出装置の組付構造が実施されるパチンコ機について、図8および図9を参照して要約説明する。本実施例のパチンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段および施錠手段を利用して着脱および開放可能に組付けられている。そして前枠Bの内外部分には、横開き式のガラス扉Dを組付けた窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において前枠Bに対して着脱および開放可能に組付けられる開閉セット板の前側に上球皿Eが組付けられると共に、該開閉セット板の後側に電動式の球送り装置(図示せず)等がセットされている。また、前記前枠Bの下部に下球皿Fおよび打球発射装置H等が設置されると共に、裏側に機構セット盤G等が装備され、更に該前枠Bの後側に設けた保持枠10の正面内部に、所要の遊技領域Jaを構成した遊技盤Jが着脱交換可能にセットされる。一方、貸球の払出し制御に必要とされる球貸しユニット(カバー式)Kが、パチンコ機Pの側方(外枠Aの隣接部位)に設置されて各電子制御部と接続されている。
【0013】
(機構セット盤)
前記機構セット盤Gは、前枠B裏側に位置する前記遊技盤Jセット用の保持枠10の裏側に着脱可能に装備され、該保持枠10に対応し得る方形サイズに樹脂成形された本体11の中央部に遊技盤裏面の点検用の窓口12が開口され、これに裏カバー部材13が開閉および着脱可能に取着されており、この窓口12の上部から右側部に亘る外周囲部に球貯留排出経路部14等が配設されている。そして、この球貯留排出経路部14の下側に、カセット形態とされる電動制御式の球払出装置L1,L2が設置される一方、これら球払出装置L1,L2の下方に該装置L1,L2から払出された貸球および賞球を前記上球皿Eまたは下球皿Fへ排出する球排出経路(図示せず)が形成されており、前記球貯留排出経路部14に貯留された所定数のパチンコ球(貯留球)が、球払出装置L1,L2の作動により貸球または賞球として払出されるようになっている。
【0014】
なお、機構セット盤Gのその他の構成として、前記窓口12の下方に、アウト球およびセーフ球を機外へ排出する球通出経路が形成される他に、球抜き装置,セーフ球検出処理装置,賞球満杯検出装置および貸球用の検出スイッチ(何れも図示せず)等が夫々設置され、そして本体11の上方隅端部にターミナル基盤(集中基盤ともいう)15が設置されている。また前記窓口12の下方背面には、パチンコ機Pを全体的に制御するメイン基板を収容した主制御装置16や、前記打球発射装置Hを制御する発射制御基板を収容した発射制御装置17、前記球払出装置L1,L2を制御する払出制御基板を収容した払出制御装置18、前記遊技盤Jでのパチンコゲームに応じた効果音を発生制御する音制御基板を収容した音制御装置19、球貸しユニットKと接続して各種データの入力および出力を行なうためのコネクタを備えたインターフェース20等が所要位置に設置固定される一方、前記裏カバー部材13の背面に電源基板21が設置固定されている。
【0015】
(球貯留排出経路部)
前記球貯留排出経路部14は、機構セット盤Gの上部に上方開口状態で設置される球容器(「球タンク」とも云う)22と、この球容器22底面の下流端に開口された球出口に合わせた下部に取着される斜状レール形の整流路部23と、この整流路部23の下流端と各球払出装置L1,L2とを連絡するように形成された球送出路部24とから構成され、相当量(例えば500個程度)のパチンコ球を貯留球として一時的に貯留し得るようになっている。
【0016】
なお実施例の整流路部23は、図4に示すように、幅方向中央部で上方へ突出しかつ長手方向へ延在する仕切板25により、貯留球を2列整列状態で球送出路部24へ送出案内する第1整流路23aおよび第2整流路23bとを並設した「4条タイプ」が例とされ、例えば第1整流路23aを貸球用、第2整流路23bを賞球用として実施に供される。また前記球送出路部24は、図3および図4に示す如く、貯留球を1列整列状態で通出案内する「2条タイプ」として第1球送出路26および第2球送出路27がパチンコ機Pの前後方向へ設けられ、この第1球送出路26が前記第1整流路23aに整合連通すると共に第2球送出路27が前記第2整流路23bに整合連通している。すなわち、第1整流路23aおよび第2整流路23bを夫々流下した貯留球は、その出口部で2列から1列に整列されながら対応の第1球送出路26および第2球送出路27内へ流入するようになる。なお、前記第1球送出路26は直線垂下状に形成されていると共に、第2球送出路27は屈曲垂下状に形成されており、第1球送出路26の球送出口26aと第2球送出路27の球送出口27aとは、左右方向へ所要間隔をおいて整列している。
【0017】
(球払出装置)
本実施例のパチンコ機Pでは、前記第1球送出路26の球送出口26aに整合して貸球の払出しに供される第1球払出装置L1と、前記第2球送出路27の球送出口27aに整合して賞球の払出しに供される第2球払出装置L2とを具備している。これら第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、前記第1球送出路26の球送出口26aおよび前記第2球送出路27の球送出口27aがパチンコ機Pの左右方向へ並列的に開口形成されている前提のもとで、背面側から見た場合の第1球払出装置L1の左側壁面30cおよび第2球払出装置L2の右側壁面30dを相互に密着させた左右方向の横列形態で、前記機構セット盤Gに設けた設置部28に個々に組付けられて固定されるようになっている(図3〜図5)。
【0018】
これら第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は全く同一タイプとされ、前記払出制御装置18からの出力信号により制御作動されるもとで、同制御装置18からの貸球払出し指令信号は前記第1球払出装置L1へ出力される一方、賞球払出し指令信号は前記第2球払出装置L2へ出力され、これらの各信号に応じて遊技用の貸球と入賞成立に対する賞球とを区分払出し得る。このような第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、その基本的な構成として図2に示す如く、矩形箱体状に形成された合成樹脂製のケース体30内に、電動式の球払出し機構部45および中継基板53を収容して構成され、前記ケース体30単位のユニット体として取扱い得るようになっている。
【0019】
(ケース体)
前記ケース体30は、図1および図2に示すように、前記球払出し機構部45および中継基板53等を収容する本体部材31と、この本体部材31の開口部に整合密着するカバー部材32と、前記設置部28に密着的に整合し得るベース部材33とから構成され、カバー部材32の外側から本体部材31に向けて1本のビス34をねじ込むことで両部材31,32が組付けられて矩形箱体状を呈し、また前記ベース部材33の外側(設置部28に対する設置面側)から本体部材31およびカバー部材32に向けて4本のビス35をねじ込むことで、両部材31,32に跨って該ベース部材33が組付けられる。そして前記ケース体30の内部は、図示右側に合成樹脂製の樋部材36が設置されて球通路37が画成され、この樋部材36に隣接して球払出し機構部45を収容するための収容室38が画成されている。また前記本体部材31の上壁面30aには、前記球通路37の上端に整合する球流入口39が開口形成されると共に、該部材31の下壁面30bには、該球通路37の下端に整合する球流出口40が開口形成されている。更に前記樋部材36の壁部には、球払出し機構部45の球送り体47を球通路37内へ臨ませるための通口41が形成されている。一方、前記ベース部材33の外面(設置面)には、2つの位置決めボス42が対角位置に突設され、各ボス42には組付固定ビス44の挿通を許容するビス挿通孔43が穿設されている。なお前記ベース部材33は、前記本体部材31またはカバー部材32の何れかと一体成形するようにしてもよい。
【0020】
(球払出し機構部)
前記球払出し機構部45は、前記本体部材31に立設されて前記通口41に隣接した位置に臨む支軸46に対して回転自在に支持された爪車状の前記球送り体47と、この球送り体47の回転・停止規制をなす規制部材48の切換作動源である電磁ソレノイド49と、球通路37内の貯留球の有無を検出する上センサ50aおよび下センサ50bとからなる貯留球用センサ50とを備えている。前記球送り体47は、ポリアセタール等の比較的硬質の合成樹脂からなり、外周に形成した複数(実施例では6箇所)の区画爪部47aにより区画された各球受け部47bを前記樋部材36の通口41から球通路37内へ臨ませ、この球受け部47bにより球通路37内を流下する貯留球を1個ずつ球圧を受けながら回転して排出し得るようになっている。また前記電磁ソレノイド49は、一例としてフラッパータイプのもので、払出制御装置18からの払出し信号に基づき作動制御されて、励磁信号に伴い磁力発生部49aで磁力を発生し得る一方、そのフレーム枠51には前記規制部材48が傾動可能に支持されている。
【0021】
前記規制部材48は、金属製レバー状のものが例とされ、電源投入時の作動状態において、常には付勢手段としての引張バネ52により球送り体47の区画爪部47aと係止する方向へ付勢保持されて、該球送り体47の回転停止を図るようになっている。一方、前記電磁ソレノイド49の通電による励磁作動に伴い磁力発生部49aに磁力が発生し、その磁力により前記引張バネ52の付勢力に抗して規制部材48が区画爪部47aから離間して球送り体47の回転を許容するようになっている。また前記貯留球用センサ50は、前記中継基板53の一端近傍に配設され、上下各センサ50a,50bは互いに1球分に適した検出間隔で配置されて前記球通路37内へ臨み、上センサ50aにより払出し可能な貯留球の有無を検出する一方、下センサ50bにより払出された貯留球の有無を検出(カウント検出)するようになっている。このような貯留球用センサ50は、排出された貯留球を下センサ50bにより1球ずつ検出する毎に、中継基板53を介して前記払出制御装置18の払出制御基板へ当該検出信号を出力するようになっている。なお前記中継基板53は、前記ビス34の挿通を許容する挿通口53aが開設されると共に、ケース体30の外側へ臨むコネクタ端子54がその下端部に設けられている。
【0022】
(球払出装置の組付構造)
次に、前述のように構成された球払出装置の組付構造につき説明する。実施例の第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、図3および図4に示す如く、前記機構セット盤Gの設置部28に対して夫々2本の組付部材としての組付固定ビス44を利用して左右方向の横列状態に組付けられる。すなわち第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、前記球流入口39が形成されたケース体30の上壁面30aおよび球流出口40が形成された該ケース体30の下壁面30bを互いに密着させず、一方のケース体30の球流入口39および球流出口40に他方のケース体30が干渉しない状態で、左側壁面30cおよび右側壁面30dを全面的に相互に密着させながら互いに組付けられるようになっている。しかも第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、設置部28に対する占有スペースが小さくなる向き(前後の向き)で、前記ベース部材33を介して該設置部28に組付けられる。
【0023】
なお、前記機構セット盤Gの前記設置部28には、図5に示す如く、第1球払出装置L1の前記各位置決めボス42,42に対応した第1位置決め孔56,56と、第2球払出装置L2の前記各位置決めボス42,42に対応した第2位置決め孔57,57が凹設されている。また第1および第2の夫々の位置決め孔56,57には、前記組付固定ビス44が螺合するビス孔58が形成されている。従って第1球払出装置L1は、各位置決めボス42,42を前記第1位置決め孔56,56へ夫々嵌合させることにより設置部28に対する位置決めが簡単かつ確実になされ、また第2球払出装置L2は、各位置決めボス42,42を前記第2位置決め孔57,57へ夫々嵌合させることにより設置部28に対する位置決めが簡単かつ確実になされる。
【0024】
【実施例の作用】
次に、前述のように構成された本実施例に係るパチンコ遊技機の作用につき説明する。
【0025】
実施例の各球払出装置L1,L2は、矩形箱状に形成された合成樹脂製の本体部材31に樋部材36をセットする一方、前記収容室38内に球払出し機構部45および中継基板53をセットしたもとで、該本体部材31に前記カバー部材32を被覆してビス34をねじ込むことにより、本体部材31およびカバー部材32が組付けられる。そして、これら部材31,32の前側に前記ビス35を利用して前記ベース部材33を組付けることにより、ケース体30単位のユニット体として構成されて取扱われる。
【0026】
(機構セット盤への組付け)
前述のようにケース体30単位で取扱われる各球払出装置L1,L2は、図4に示す如く、球貯留排出経路部14を予め組付けた前記機構セット盤Gの設置部28に対し、例えば先ず第1球払出装置L1を位置決めセットして2本の組付固定ビス44を利用して組付け、次いで第2球払出装置L2を位置決めセットして2本の組付固定ビス44を利用して組付ける。すなわち第1球払出装置L1は、各位置決めボス42,42を前記第1位置決め孔56,56へ夫々嵌合させることにより、ベース部材33を介して設置部28における右側に位置決めされ(図3)、また第2球払出装置L2は、各位置決めボス42,42を前記第2位置決め孔57,57へ夫々嵌合させることにより、ベース部材33を介して設置部28における左側に位置決めされ(図3)、これにより第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、設置部28に対する占有スペースが小さくなる向き(縦向き)で左右方向の横列状態で相互に密着する。このとき第1球払出装置L1の球流入口39が前記球送出路部24における第1球送出路26の球送出口26aに整合して、該第1球送出路26と球通路37が整合連通する一方、第2球払出装置L2の球流入口39が前記球送出路部24における第2球送出路27の球送出口27aに整合して、該第2球送出路27と球通路37が整合連通する。
【0027】
(パチンコ球の供給)
前記パチンコ機Pを、遊技ホール内の設置枠台(通称「島」)に縦向きの姿勢で設置した後、機外の球補給設備から球貯留排出経路部14における前記球容器22内へパチンコ球を供給すると、パチンコ球は球容器22から整流路部23の第1整流路23aまたは第2整流路23bへ流入する。そして第1整流路23aへ流入したパチンコ球は、球送出路部24の第1球送出路26内へ流入し、第1球払出装置L1へ到来して貸球用の貯留球として順次貯留され、第2整流路23bへ流入したパチンコ球は、球送出路部24の第2球送出路27内へ流入し、第2球払出装置L2へ到来して賞球用の貯留球として順次貯留される。
【0028】
(貸球の払出し)
そして貯留球が正常に貯留された状態において、当該パチンコ機Pでのパチンコ遊技に先立ち、遊技者が前記貸球用のカードおよび球貸しユニットKを利用して適正な球貸し操作をした場合には、この操作に応答して前記第1球払出装置L1が作動制御されることにより、第1球送出路26および第1整流路23a内の所定数の貯留球が貸球として前記上球皿E側へ給出される。このとき、第1球払出装置L1および第2球払出装置L2の夫々のケース体30,30が相互に密着しているので、該第1球払出装置L1の作動時の振動が前記第2球払出装置L2へ適度に伝達される。
【0029】
(賞球の払出し)
一方、前記貸球を遊技球として前記遊技盤J内でパチンコゲームが展開されている途中で入賞球が発生した場合には、これに応答して前記第2球払出装置L2が作動制御されることにより、第2球送出路27および第2整流路23b内の所定数の貯留球が賞球として前記上球皿E側へ給出される。このとき、第1球払出装置L1および第2球払出装置L2の夫々のケース体30,30が相互に密着しているので、該第2球払出装置L2の作動時の振動が前記第1球払出装置L1へ適度に伝達される。
【0030】
(各球払出装置の交換)
前記パチンコ機Pがパチンコゲームに供されている際に、例えば比較的頻繁に作動する前記第2球払出装置L2が故障した場合には、前記2本の組付固定ビス44を弛めて取外したもとで設置部28から取外し、同タイプの新品の球払出装置を第2球払出装置L2として装着する。すなわち、新品の第2球払出装置L2を前記設置部28に位置決めセットし、前述したと同様に前記2本の組付固定ビス44をビス孔58へねじ込むだけで組付けが完了し、第1球払出装置L1を脱着することなく第2球払出装置L2の交換作業を行なうことができる。
【0031】
また、前記第1球払出装置L1が故障した場合には、前記2本の組付固定ビス44を弛めて取外したもとで設置部28から取外し、同タイプの新品の球払出装置を第1球払出装置L1として装着する。すなわち、新品の第1球払出装置L1を前記設置部28に位置決めセットし、前述したと同様に前記2本の組付固定ビス44をビス孔58へねじ込むだけで組付けが完了し、第2球払出装置L2を脱着することなく第1球払出装置L1の交換作業を行なうことができる。
【0032】
このように実施例に係る球払出装置の組付構造では、左右方向の横列状態で相互に密着して組付けた第1球払出装置L1および第2球払出装置L2の何れか一方が故障した場合、故障した当該の球払出装置のみを新品に交換し、故障していない他方の球払出装置はそのまま継続使用することができるので、保守・管理費用の大幅な低減が可能となる。
【0033】
また、第1球払出装置L1および第2球払出装置L2を左右方向の横列状態に組付けた際に、第1球払出装置L1の左側壁面30cと第2球払出装置L2の右側壁面30dが相互に密着しているから、例えば第1球払出装置L1に球詰まりが発生した場合は、第2球払出装置L2の作動時の振動がこの第1球払出装置L1へ伝わることにより、該装置L1の球詰まりを好適に解消し得る。一方、第2球払出装置L2に球詰まりが発生した場合も、第1球払出装置L1の作動時の振動がこの第2球払出装置L2へ伝わることにより、該装置L2の球詰まりを好適に解消し得る。なお、球送出路部24を半透明な部材で構成すれば、球払出装置L1,L2での球詰まりを容易に確認することができる。
【0034】
更に、第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、設置部28に対する占有スペースが小さくなる向き(前後の向き)で、該設置部28に対して左右方向の横列状態で相互に密着させて組付けるようにしたので、略1基の球払出装置の設置スペースで2基の球払出装置を設置することが可能となる。従って設置部28のサイズを小さく設定し得るから、各球皿E,Fに至る球払出経路部の設計やその他各種装置の設置等に係る設計の自由度が高められる。
【0035】
【組付態様の別例】
なお前記実施例では、第1球払出装置L1と第2球払出装置L2の組付態様として、背面側から見た場合の第1球払出装置L1の左側壁面30cと第2球払出装置L2の右側壁面30dとを全面的に密着させた左右方向の横列状態の組付けを例示したが、組付態様はこれに限定されるものではない。すなわち、第1球払出装置L1のケース体30に形成された球流入口39および球流出口40と、第2球払出装置L2のケース体30とが干渉せず、かつ第2球払出装置L2のケース体30に形成された球流入口39および球流出口40と、第1球払出装置L1のケース体30とが干渉しないことを前提とすれば、例えば図6および図7に示すような様々な組付態様を適宜採用し得る。
【0036】
このうち図6は、第1球払出装置L1に対して第2球払出装置L2を下方へオフセットさせて設置部28に設置したもので、第1球払出装置L1の左側壁面30cと第2球払出装置L2の右側壁面30dとを部分的に密着させた左右方向の横列状態の組付態様を例示したものである。また図7(a),(b)は、第1球払出装置L1に対して第2球払出装置L2を後方へオフセットさせて設置部28に設置したもので、第1球払出装置L1の左側壁面30cと第2球払出装置L2の右側壁面30dとを部分的に密着させた左右方向の横列状態の組付態様を例示したものである。但し設置部28は、第2球払出装置L2を設置する部位が、後方へ突出した突出部60として形成されている。図6および図7に図示した各形態では、第1球払出装置L1および第2球払出装置L2は、夫々のケース体30を部分的に相互に密着した状態で機構セット盤Gの設置部28に組付けられるので、例えば第1球払出装置L1の作動時の振動が第2球払出装置L2に伝わると共に、第2球払出装置L2の作動時の振動が第1球払出装置L1に伝わるようになり、各球払出装置L1,L2の球詰まりを相互に好適に解消し得る。
【0037】
なお前記実施例および変更例では、右側の第1球送出路26が貸球用の送出路とされると共に左側の第2球送出路27が賞球用の送出路とされていたので、設置部28の右部分に貸球払出し用の第1球払出装置L1を設置すると共に該設置部28の左部分に賞球払出し用の第2球払出装置L2を設置するようになっていた。しかしながら、右側の第1球送出路26が賞球用の送出路とされると共に左側の第2球送出路27が貸球用の送出路とされる場合では、設置部28の右側部分に賞球払出し用の第2球払出装置L2を設置すると共に該設置部28の左側部分に貸球払出し用の第1球払出装置L1を設置するようになる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係るパチンコ遊技機によれば、ケース体の外郭形状を同一に構成した貸球払出し用の第1球払出装置および賞球払出し用の第2球払出装置を、夫々のケース体に設けた球流入口および球流出口に他方のケース体が干渉しないように相互に密着させ、この状態で機構セット盤の設置部に対して横列状態で組付けるようにしたので、一方の球払出装置の作動時の振動が他方の球払出装置に伝わるようになり、相互の球払出装置の球詰まりを好適に解消し得る利点がある。この場合、第1球払出装置と第2球払出装置とは、夫々のケース体の左側壁面および右側壁面を部分的に接触させたり、該左側壁面および右側壁面を全面的に接触させるようにすればよい。
但し、第1球払出装置と第2球払出装置とを、夫々のケース体における左側壁面および右側壁面を全面的に相互に密着させて組付けた場合には、前述した球詰まり解消効果の他に、機構セット盤に対する設置スペースの大幅な縮小化を図り得る有益な効果を奏する。
また、第1球払出装置と第2球払出装置とは同一の外郭形状に形成されたケース体で構成されるから部品の共通化が可能であり、製造コストを低廉に抑えることができる。しかも第1球払出装置と第2球払出装置とは、設置部に対して別々に着脱するようになっているので、例えば一方の球払出装置が故障した場合には、この故障した球払出装置のみを脱着交換すればよく、メンテナンス作業が容易となる利点等もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る球払出装置の組付構造に実施される球払出装置を示す斜視図であって、(a)は同タイプの2基の球払出装置を左右方向の横列状態に接触させた状態を示し、(b)は球払出装置を前側からみた状態を示している。
【図2】図1に示す夫々の球払出装置の内部構造を、一部破断して示す分解斜視図である。
【図3】設置部に対して2基の球払出装置を左右方向の横列状態に組付けた状態を示す機構セット盤の部分正面図である。
【図4】設置部に対して2基の球払出装置を左右方向の横列状態に組付ける状態を示す機構セット盤の部分斜視図である。
【図5】機構セット盤の球貯留排出経路部の下方に設けた設置部と、該設置部に装着する球払出装置を示す部分拡大図である。
【図6】第1球払出装置と第2球払出装置の組付態様の別例を示す説明図であって、第2球払出装置を第1球払出装置に対して下方へオフセットさせて組付けたものである。
【図7】第1球払出装置と第2球払出装置の組付態様の別例を示す説明図であって、(a)は第2球払出装置を第1球払出装置に対して後方へオフセットさせて組付けた状態を示す側面図、(b)は(a)におけるX−X線断面図である。
【図8】本発明に係る球払出装置の組付構造を実施したカード式パチンコ機の正面図である。
【図9】図8に示したカード式パチンコ機の背面図である。
【符号の説明】
14 球貯留排出経路部
26 第1球送出路
26a 球送出口
27 第2球送出路
27a 球送出口
28 設置部
30 ケース体
30a 上壁面
30b 下壁面
30c 左側壁面
30d 右側壁面
31 本体部材
32 カバー部材
33 ベース部材
34 ビス
35 ビス
37 球通路
39 球流入口
40 球流出口
42 位置決めボス
43 ビス挿通孔
44 組付固定ビス
56 第1位置決め孔
57 第2位置決め孔
58 ビス孔
G 機構セット盤
1 第1球払出装置
2 第2球払出装置

Claims (2)

  1. 機裏側に装備された機構セット盤(G)における球貯留排出経路部(14)内に、貸球用の貯留球を通出案内する第1球送出路(26)および賞球用の貯留球を通出案内する第2球送出路(27)が画成され、前記球貯留排出経路部(14)の下部に設けた設置部(28)に、前記第1球送出路(26)に整合する貸球払出し用の第1球払出装置(L1)と、前記第2球送出路(27)に整合する賞球払出し用の第2球払出装置(L2)とを設置したパチンコ遊技機において、
    前記第1球払出装置(L1)および第2球払出装置(L2)は、球払出し機構部(45)および中継基板(53)を収容する本体部材(31)と、この本体部材(31)の開口部に整合密着し、外側から本体部材(31)にビス(34)をねじ込むことで組付けられるカバー部材(32)と、前記機構セット盤(G)の設置部(28)に密着的に整合し、該設置部(28)に対する設置面側から本体部材(31)およびカバー部材(32)にビス(35)をねじ込むことで両部材(31,32)に跨って組付けられるベース部材(33)とから構成されて同の外郭形状をなす矩形箱体状のケース体(30)内に球通路(37)画成されると共に、該ケース体(30)の上・下壁面(30a,30b)に、前記球通路(37)に整合する球流入口(39)および球流出口(40)を開口形成してケース体単位で構成され、
    前記ベース部材(33)の設置面には、2つの位置決めボス(42)が対角位置に突設されて、各位置決めボス(42)に、組付固定ビス(44)の挿通を許容するビス挿通孔(43)が穿設され、
    前記機構セット盤(G)の設置部(28)には、前記第1球払出装置(L 1 )の各位置決めボス(42)に対応した第1位置決め孔(56)と、第2球払出装置(L 2 )の各位置決めボス(42)に対応した第2位置決め孔(57)が凹設されて、該第1および第2位置決め孔(56,57)に、前記ベース部材(33)のビス挿通孔(43)に挿通した組付固定ビス(44)を螺合するビス孔(58)が形成され、
    前記第1球払出装置(L 1 )のベース部材(33)に形成された各位置決めボス(42)を前記設置部(28)の第1位置決め孔(56)へ夫々嵌合すると共に、前記第2球払出装置(L 2 )のベース部材(33)に形成された各位置決めボス(42)を前記第2位置決め孔(57)へ夫々嵌合させて、第1および第2球払出装置(L 1 ,L 2 )を設置部(28)に対して位置決めし、第1および第2球払出装置(L 1 ,L 2 )における各位置決めボス(42)のビス挿通孔(43)に挿通した組付固定ビス(44)を第1および第2位置決め孔(56,57)のビス孔(58)に螺合することで、前記第1球払出装置(L1)および前記第2球払出装置(L2)、一方のケース体(30)における左側壁面(30c)に他方のケース体(30)の右側壁面(30d)を相互に密着させた横列状態で前記機構セット盤(G)に設けた設置部(28)に組付けられて、第1球払出装置(L1)の前記球流入口(39)が前記第1球送出路(26)の球送出口(26a)に整合すると共に、前記第2球払出装置(L2)の前記球流入口(39)が前記第2球送出路(27)の球送出口(27a)に整合するよう構成され
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記第1および第2球払出装置(L 1 ,L 2 )のケース体(30)は、前記本体部材(31)およびカバー部材(32)において前記ベース部材(33)のビス挿通孔(43)と対応する角部に、該ビス挿通孔(43)が開口する凹部(58)が前後の全長に亘って形成される請求項1記載のパチンコ遊技機。
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