JP4296977B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、ファクシミリ及びスキャナーや、それらの複合機に設けられる画像読取装置に関する。
従来から、画像データを入力する手段として用いられているスキャナ装置は、例えばネットワークに接続し、複数のネットワーク端末で共有できるようにされている。従来、ネットワークスキャンする場合、ネットワークに接続されたスキャナ装置では、自動原稿搬送装置(以下、「ADF」という)に原稿を複数枚セットして、スキャンすると、読み取られた複数の原稿の読取画像データが1つのジョブとして登録される。又、前記スキャナ装置では、ページ単位で、ジョブの登録を分割する機能も搭載されている。
例えば、ADFにおいては、ジョブを分割する場合、複数枚セットされた原稿をスキャンする以前に、ページ単位の設定を行うようにしている。具体的には、ADFにおいて、片面読取の場合、複数原稿をスキャンする以前に、ページ単位のページ分割を指定するキーにて指定すると、原稿の表面が読取される毎に、1ページ毎に1ジョブとして登録され、原稿の枚数に応じてジョブを分割できるようになっている。又、ADFにおいて、両面読取の場合も、複数原稿をスキャンする以前に、シート分割を指定するキーにて設定すると、原稿(シート)単位毎に、すなわち、1枚の原稿の表裏面が読取される毎に1ジョブとして登録されるようになっており、原稿の枚数に応じてジョブを分割できるようになっている。
なお、特許文献1では、印刷ジョブに関して、ジョブの分割を行う技術が開示されている。
特開2002−91748号公報
従来は、上記のように、ADFにおいて、複数原稿をスキャンする以前において、すなわち、一連の読取動作開始前にジョブの分割を指定して、ジョブ分割ができるようにしているが、一連の読取動作中に、ユーザが原稿の任意のページを指定して、ジョブを分割をすることはできなかった。
なお、特許文献1の技術においても、ユーザが原稿の任意のページを指定してジョブ分割することは開示されていない。
このように従来は、一連の読取動作開始前にジョブの分割を指定した場合には、ジョブの分割ができるが、原稿読取中や、原稿読取直後において、任意のタイミングでジョブ分割をしたい場合に、ジョブ分割ができるものは提案されていない。近年、ジョブ分割を任意に行いたいというユーザの要望があるが、このような要望に対応できていない問題がある。
本発明の目的は、一連の読取動作中に、ユーザが任意にジョブ分割指定すると、そのジョブ分割の指定に応じて、ジョブ分割を行うことができる画像読取装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、原稿画像を読み取って読取画像データを生成する画像読取装置において、一連の読取動作開始前に第1ジョブ分割指定を行う第1ジョブ分割指定手段と、第1ジョブ分割指定に基づいて、ページ毎にジョブ分割を行う第1ジョブ分割手段と、一連の読取動作中に第2ジョブ分割指定を行う第2ジョブ分割指定手段と、第2ジョブ分割指定に基づいて、ジョブ分割指定されたタイミングに応じたページでジョブ分割を行う第2ジョブ分割手段と、第1ジョブ分割指定があった場合、第2ジョブ分割指定手段を不能化する不能化手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、原稿画像を読み取って読取画像データを生成する画像読取装置において、一連の読取動作開始前に第1ジョブ分割指定を行う第1ジョブ分割指定手段と、第1ジョブ分割指定に基づいて、所定ページ毎にジョブ分割を行う第1ジョブ分割手段と、一連の読取動作中に第2ジョブ分割指定を行う第2ジョブ分割指定手段と、第2ジョブ分割指定に基づいて、ジョブ分割指定されたタイミング以後の新たな原稿束でジョブ分割を行う第2ジョブ分割手段と、第1ジョブ分割指定があった場合、第2ジョブ分割指定手段を不能化する不能化手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置を要旨とするものである。
請求項の発明は、請求項1又は2において、前記第2ジョブ分割指定手段の操作を促す表示領域を備える表示手段を備え、前記不能化手段は、前記表示手段による第2ジョブ分割指定手段の操作を促す表示を不能化することを特徴とする。
請求項の発明は、請求項において、前記第2ジョブ分割指定手段は、前記表示手段に設けられたタッチパネルであり、前記不能化手段は、さらに、前記表示領域に対応するタッチパネルを不能化するものであることを特徴とする。
請求項1及び請求項2の発明によれば、一連の読取動作中に、ユーザが任意にジョブ分割指定すると、そのジョブ分割の指定に応じて、ジョブ分割を行うことができる効果を奏する。
また、請求項1及び請求項2の発明によれば、第1ジョブ分割指定があった場合、不能化手段により、第2ジョブ分割指定手段が不能化されるため、第1ジョブ分割指定によるジョブ分割を優先できる効果を奏する。
求項の発明によれば、表示手段による第2ジョブ分割指定手段の操作を促す表示を不能化することにより、ユーザに、無用な操作を促すことがない効果を奏する。
請求項の発明によれば、不能化手段が、表示手段の表示領域に対応するタッチパネルを不能化することにより、表示手段に設けたタッチパネルに対するユーザの無用な操作を促すことがない効果を奏する。
以下、本発明を、画像読取装置としてネットワークスキャンが可能なファクシミリ装置に具体化した一実施形態を、図1〜12を参照して説明する。
図1に示すように、ファクシミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、クロック回路35、読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画像メモリ80、コーデック90、モデム100、NCU110及びLANインターフェィス120から構成される。又、各部10〜120はバス130を介してそれぞれ接続されている。
MPU10は、ファクシミリ装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、ファクシミリ装置1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM30は、ファクシミリ装置1に関する各種情報を記憶する。クロック回路35は、現在日時を計時し、MPU10からの要求信号に応じて、現在日時の情報をMPU10に出力する。
図1に示す読取部40は、原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータを出力する。また、読取部40は、ADF41(Auto Document Feeder)を備えている。ADF41は、原稿台に載置された複数の原稿を1枚ずつ自動的に搬送して、読取部40にて読み取らせる。本実施形態のADF41は、原稿の片面読取と、原稿の両面読取が可能な公知の構成を備えており、片面読取と両面読取は、後述する操作部60の設定キー66のモード選択により、いずれかの作動が設定可能である。本明細書では、ADF読取の際に、「原稿束」は、1枚以上の原稿を含める趣旨で使用している。又、読取部40は、原稿載置板(図示しない)上に載置された静止原稿を読み取るFBS42(フラットベッドスキャナ)を備えている。読取部40、ADF41、FBS42により原稿読取手段が構成されている。
そして、ADF41には、原稿が原稿台に載置されたことを検出するための原稿有無センサ41aが配設されている。この原稿有無センサ41aは、原稿の有無に応じて検出信号をMPU10に出力する。一方、FBS42には、カバーの開閉状態を検出するためのカバー開閉センサ42aが配設されている。このカバー開閉センサ42aは、カバーの開閉状態に応じて検出信号をMPU10に出力する。
記録部50は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画像データや、コピー動作において読取部40にて読み取られた原稿の読取画像データを、記録紙上に記録する。
操作部60は、FAXモード又はコピーモードに設定するためのFAX/コピーキー61、短縮番号の登録又は短縮番号から発信するための短縮キー62、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定するためのワンタッチキー63を備えている。又、操作部60は、電話番号又はコピー部数等を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)64、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー65、設定キー66、タッチパネル67、英文字等を入力するための文字キー68等の各種操作キーを備えている。
表示手段としての表示部70は、LCD等よりなり、ファクシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示を行う。表示部70は、表示画面140(図3,図5(a),図5(b),図6,図8〜10参照)の複数の表示領域においてそれぞれキー画像を表示可能とされている。そして、表示部70は、表面に公知のタッチパネル67が設けられている。タッチパネル67は、前記表示画面140上に重ねられて、表示画面140の各表示領域にキー画像を透視させるとともにユーザによるキーの押下操作を検出する検知領域を当該キー画像に対応して有している。表示されたキー画像に対応する検知領域が、キーの押下操作を検出すると、MPU10は、そのときに表示していたキー画像に対応するキー入力があったことを検知する。
又、設定キー66のモード選択操作により、ADF41を使用した片面読取と両面読取のいずれかのモード選択が可能である。
画像メモリ80は、DRAM等で構成され、受信画像データや読取部40で読み取られた読取画像データを一時的に記憶する。コーデック90は、読取部40にて読み取られた読取画像データを送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化(エンコード)する。また、コーデック90は、受信画像データを復号(デコード)する。
モデム100は、ITU−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等に従った送受信データの変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線L1との接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出するための機能を備えている。LAN I/F(インターフェィス)120は、LAN(ローカルエリアネットワーク)L2との接続用インターフェィスであり、ファクシミリ装置1は、このLAN I/F120を介してLAN L2経由で、電子メールの送受信等を行う。そして、ファクシミリ装置1は、LAN I/F120を介してLAN L2経由で、図示しない複数のネットワーク端末と共有可能とされている。
本実施形態のMPU10は、不能化手段、表示制御手段、第1ジョブ分割手段、第2ジョブ分割手段に相当する。
(実施形態の作用)
本実施形態の作用を図2〜12を参照して説明する。
1. FBS42を使用してジョブの分割を行う場合
図2は、FBS42を使用してジョブ登録する際、ROM20に記憶された表示制御プログラムに基づき、MPU10が実行する表示処理のフローチャートであり、FAX/コピーキー61にてFAXモードに設定されたとき、実行される。
S300では、図3に示すようにMPU10は、表示部70の表示画面140に対して、ノーマルキー132及びページ分割キー134を表示し、予めページ分割を設定するか、否かの決定をユーザに促す。S310では、キー操作を待ち、S320において、ページ分割キー134が操作されると、S330で、MPU10はジョブ分割指定(第1ジョブ分割指定)を行う。すなわち、MPU10は、ページ分割設定フラグをセットする。ノーマルキー132が操作されると、MPU10は、S340において、ノーマル設定(ページ分割設定フラグをリセットする)を行う。なお、ページ分割キー134を表示する表示画面140の表示領域と、該表示領域と対応するタッチパネル67の検知領域が第1ジョブ分割指定手段に相当する。なお、以下では、説明の便宜上、ページ分割キー134を第1ジョブ分割指定手段として説明することがある。
図4は、FBS42を使用してジョブの登録を行うフローチャートである。なお、この動作は、FAX/コピーキー61にてFAXモードに設定され、かつ、カバー開閉センサ42aのカバー閉の検出及びスタートキー65の操作があったとき、ROM20に記憶されたプログラムに基づき、MPU10の制御により実行される。又、下記のスタートキー65を操作する前に、操作部60を用いて、ステータス、発信元印字、応答通信種別、相手先番号、通信モードの通信条件等を入力しているものとする。
(S10)
スタートキー65が操作されると、S10において、FBS42のフラットベッドガラス(図示しない)に載置された静止原稿が読取部40にて、読取が開始される。
(S20)
S20では、画像メモリ80の1つのジョブ記憶領域がオープンされる。
(S30)
S30では、S20でオープンされたジョブ記憶領域の中で、ページ記憶領域がオープンされる。すなわち、該領域に対して、読取部40にて原稿が読み取りされて生成された読取画像データの記憶が開始される。
(S40)
S40では、1ページ分の原稿の読取終了が完了されたか否かが判定される。
(S50)
1ページ分の読取が完了された場合は、S50に移行して、ページ記憶領域のクローズ処理が行われ、S60に移行する。
(S60)
S60では、MPU10は、ページ分割設定フラグがセットされているか否かを判定する。すなわち、第1ジョブ分割指定があるか否かを判定する。ページ分割設定フラグがセットされている場合は、「YES」と判定して、S90に移行する。このようにページ分割設定フラグがセットされている場合、任意のページを指定したジョブ分割はできず、図3で示すページ分割キー134の操作を優先するのである。ページ分割設定フラグがリセットされている場合は、S70に移行する。
(S70)
S70では、MPU10は、図5(a)に示すように表示画面140に「次の原稿をセットください」と「原稿セット後読取開始を押してください」の表示、及び読取開始キー230、新規文書キー240、読取完了キー250のキー画像の表示をする。
ユーザが、読取が終了された静止原稿を取り除き、新しい静止原稿をFBS42のフラットベッドガラス(図示しない)に載置して、読取開始キー230を押下すると、MPU10は、引き続き、前のページと同じジョブとして、S30に移行し、載置された静止原稿を読取部40による読取を開始する。S70において、ユーザーが新規文書キー240を押下すると、S80に移行し、ユーザが読取完了キー250を押下した場合には、MPU10はS100に移行する。
ここで、新規文書キー240を表示する表示画面140の表示領域と、該表示領域と対応するタッチパネル67の検知領域が第2ジョブ分割指定手段に相当する。なお、以下では、説明の便宜上、新規文書キー240を第2ジョブ分割指定手段として説明することがある。
(S80)
S80では、MPU10は、新規文書キー240の操作に基づいて、前のページとは異なる新しいジョブであるとして、ジョブ記憶領域のクローズを行った後、S20に移行する。すなわち、S20では、画像メモリ80の1つのジョブ記憶領域がオープンされる。そして、その後、新たに載置された静止原稿の読み取り開始が読取部40にて行われる。
(S90)
S90では、仮にページ分割(原稿1ページ毎のジョブ分割)した場合に、MPU10は通信ジョブとして支障があるか否かを判定する。すなわち、ページ分割キー134による設定(指定)が有効か否かを判定する。これは、ページ分割設定フラグがセットはされてはいるが、このままページ分割した場合、他の設定条件から見て、支障がある場合には、MPU10はページ分割(ジョブ分割)することを有効とせず、S120に移行するのである。
他の設定条件とは、例えば、通信ジョブの場合、インターネットファックスと、電話ファックスとにて、同報通信を行うように設定されている場合等を想定している。上記の例では、仮にジョブ分割されると、電話ファックスする場合、そのジョブの数に応じて、電話料金が増大するため、このように設定された場合には、支障があるとして排除するようにしている。なお、この設定条件は、上記例に限定するものではない。
S90では、仮にページ分割(原稿1ページ毎のジョブ分割)した場合に、MPU10は通信ジョブとして支障がないと判定した場合、S100に移行する。
(S100)
S100では、図6に示すように、表示画面140に「次の原稿をセットください」と「原稿セット後読取開始を押してください」の表示、及び読取開始キー230、読取完了キー250のキー画像の表示をする。そして、MPU10は、いずれかのキーが操作されたか、否かを判定する。読取開始キー230が操作されると、MPU10は「NO」と判定し、S80に移行する。又、読取完了キー250が操作されると、MPU10は、「YES」と判定し、S110に移行する。
(S110)
S110では、ジョブ記憶領域のクローズが行われ、読取が終了される。
(S120)
S120では、MPU10は、図6に示すように、表示画面140に「次の原稿をセットください」と「原稿セット後読取開始を押してください」の表示、及び読取開始キー230、読取完了キー250のキー画像の表示をする。そして、MPU10は、いずれかのキーが操作されたか、否かを判定する。読取開始キー230が操作されると、MPU10は「NO」と判定し、S30に移行する。又、読取完了キー250が操作されると、MPU10は、「YES」と判定し、S110に移行する。
なお、FBS読取りの場合、最初にユーザが読取開始指示のキー(スタートキー65)を操作した後、原稿1枚毎に原稿セット及び中間読取開始指示が必要である。すなわち、FBS読取りの場合、ユーザが読取終了指示のキー(読取完了キー250)を操作することなく、1ページの読取りが完了してから所定時間以内に次原稿のセット及び中間読取開始指示(読取開始キー230の操作)を行う限り、一連の読取動作が継続される。
なお、S100,S120,S70では、説明の便宜上、説明を省略したが、これらのステップにおいて、一連の読取動作は、ユーザが次の原稿をセットせずに、或いは、ユーザが次ページの中間読取開始指示のためのキー操作(読取開始キー230の操作)を行わずに、タイムアップすれば終了する。また、ユーザが読取終了指示(読取完了キー250)を操作した場合にも、一連の読取動作を終了することになる。
さて、上記のように構成された本実施形態のファクシミリ装置1は、下記の特徴がある。
(1) 本実施形態によれば、S70において、第2ジョブ分割指定手段としての新規文書キー240を操作することにより、S80において、ジョブ記憶領域のクローズ処理が行われ、S20で、ジョブの記憶領域のオープン処理が行われるようにした。この結果、一連の読取動作中に新規文書キー240の操作により、FBS読取の際に、原稿の任意のページを指定して、ジョブ分割を行うことができる。
(2) 本実施形態では、ページ分割キー134(図3参照)が操作された際、S90において、この操作による指定(設定)が有効であると判定された際は、S100で図6に示す読取開始キー230を操作すると、S80に移行するようにした。この結果、読取開始前に指定した第1ジョブ分割指定により、ジョブ分割できる。
(3) 本実施形態では、ページ分割キー134(第1ジョブ分割指定手段)が操作されたときは、MPU10は、S100にて、表示部70(表示手段)の新規文書キー240を表示させないようし、新規文書キー240による任意のジョブ分割指定(第2ジョブ分割指定)を不能化した。この結果、新規文書キー240の無用な操作を促すことが無く、ページ分割キー134によるジョブ分割を優先して行うことができる。
(4) 本実施形態では、ページ分割キー134(第1ジョブ分割指定手段)が操作されたときは、MPU10は、そのジョブ分割の指定が有効か否かを判定するようにした。そして、MPU10は、ジョブ分割の指定が有効でないと判定したときは、表示部70(表示手段)の新規文書キー240の表示をしないようにした。この結果、新規文書キー240の無用な操作を促すことがない効果を奏する。
2. ADF41を使用してジョブ分割を行う場合
次に、ADF41を使用してジョブ分割を行う場合について、図5(b),図7〜12等を参照して説明する。
ファクシミリ装置1がFAXの際に行われるジョブ分割の動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、原稿有無センサ41aから検出信号の入力(原稿検出)があったとき、ROM20に記憶されたプログラムに基づき、MPU10の制御により実行される。又、下記のスタートキー65を操作する前に、操作部60を用いて、ステータス、発信元印字、応答通信種別、相手先番号、通信モードの通信条件等を入力しているものとする。
(S510)
スタートキー65が操作されると、S510において、ADF41により原稿が搬送され読取部40にて、読取が開始される。
(S520)
S520では、画像メモリ80の1つのジョブ記憶領域がオープンされる。
(S530)
S530では、S520でオープンされたジョブ記憶領域の中で、ページ記憶領域がオープンされる。すなわち、該領域に対して、読取部40にて原稿が読み取りされて生成された読取画像データの記憶が開始される。
(S540)
S540では、1ページ分の原稿の読取終了が完了されたか否かが判定される。この判定は、ADF41に設けられた公知の原稿後端検出センサ(図示しない)の検出に基づいて行われる。
(S550)
1ページ分の読取が完了された場合は、S550に移行して、ページ記憶領域のクローズ処理が行われ、S560に移行する。
(S560)
次のS560では、MPU10は、次ページの有無の判定を行う。
次ページの有無の判定は、下記の条件を満足しているか否かによって行われる。
(1. 片面読取モード)
片面読取モードの場合には、S560では、原稿有無センサ41aの原稿検出がある場合、或いは、原稿有無センサ41aの原稿検出がなく、かつ、次ページフラグがセットされている場合には、「次ページ有り」と判定され、そうでない場合には、「次ページなし」と判定される。次ページフラグの設定については後述する。
(2. 両面読取モード)
両面読取モードの場合には、下記の(1)〜(3)により、次ページの有無の判定が行われる。
(1)裏フラグがセットされているときは、「次ページ有り」と判定される。
裏フラグは、両面読取モードにおいて使用されるフラグである。両面読取モードの場合、裏フラグは、S550において、ページ記憶領域のクローズ処理と併せて裏フラグの反転処理が行われる。すなわち、S550の処理前において、裏フラグがセットされていたときは、S550では、リセットされる。又、S550の処理前において、裏フラグがリセットされていたときには、S550においてセットされる。なお、最初の原稿の表面の読取時には、S550の処理に入る前は、裏フラグがリセットされた状態とされており、S550で裏フラグがセットされるようにされている。このようにすることにより、S540において、原稿の表面の読取が終了された場合、両面読取モードではさらにこの原稿の裏面の読取の必要があることから、裏フラグがセットされるのである。
(2) 裏フラグがリセットされ、かつ、原稿有無センサ41aの原稿検出がされているとき、「次ページ有り」と判定される。
この場合、裏フラグがリセットされていることは、現在は裏面の読取が終了したことを意味し、かつ、原稿有無センサ41aの原稿検出がされていることは、原稿束が原稿台にセットされていることを意味しているため、「次ページ有り」と判定されるのである。
(3) 裏フラグがリセットされ、原稿有無センサ41aの原稿検出がなく、かつ、次ページフラグがセットされているときは、「次ページ有り」と判定される。
この場合、裏フラグがリセットされていることは、現在は裏面の読取が終了したことを意味し、かつ、原稿有無センサ41aの原稿検出がされていないことは、原稿が原稿台にセットされていないことを意味している。しかし、原稿は原稿台にはセットされていないが、次ページフラグがセットされているため、ユーザにより、次原稿をセットする用意があることを意味している。
上記(1)〜(3)以外の場合は、「次ページなし」と判定される。
なお、MPU10は、原稿有無センサ41aの原稿検出無し状態が所定時間継続(タイムアップ)すると、読取終了と判断する。ここで、MPU10が読取終了と判断すると、
後述するS590〜S610を無条件に通過し、S620を経て一連の読取動作は終了となる。一方、MPU10は、一時的に原稿有無センサ41aが原稿無しを検出しても、所定時間以内に原稿ありを検出すると(続きの新たな原稿束がセットされると)、「次ページ有り」と判断する。この場合、ユーザによる中間読取開始指示操作(例えば、読取開始キーによる操作)に基づいて、セットされた原稿について、それまでと同じ一連の読取動作として読取を継続する。
(S570)
S560において、「次ページ有り」と判定された場合、S570では、ジョブ分割指定がされているか否かが判定される。このジョブ分割指定については、後述する。
ジョブ分割指定がされていない場合には、S530に戻る。すなわち、S560から、S570を介してS530に戻る場合は、以後、読み取られた読取画像データに関しては、前と同じジョブとして処理されることを意味する。一方、S570において、ジョブ分割指定がされていると判定された場合には、S580に移行する。
(S580)
S580では、ジョブのクローズ処理が行われ、S520に戻る。この場合、ジョブが分割されていると判定されているため、S560から、S570,S580を介してS520に戻る場合は、以後読み取られた読取画像データに関しては、新たなジョブとして処理されることを意味する。
(ジョブ分割指定)
ここで、ジョブ分割指定について説明する。ジョブ分割指定の設定は、下記のように行われている。
(1) 片面読取のモードの場合
片面読取のモード設定は、図7で説明したスタートキー65にて操作される前に、設定キー66のモード選択のための押下により行われる。設定キー66の操作により、図8に示すように表示部70の表示画面140に、ノーマルキー150と、ページ分割キー160のキー画像の表示がMPU10の制御により行われる。そして、いずれかのキーの押下により、片面読取モードにおける「ノーマル」又は「ページ分割」が指定される。そして、ジョブ分割は、片面読取モードにおいては、「ページ分割」において行われる。すなわち、片面読取モードにおいてジョブ分割指定(第1ジョブ分割指定)は、ページ分割キー160が押下されることにより、指定される。この指定に基づいて、S570においては、「YES」と判定される。なお、ノーマルキー150が操作された場合には、S570においては、「NO」と判定される。ここで、ページ分割は、原稿の表面の1ページ分を1つのジョブ単位とする分割である。
片面読取モードにおけるページ分割の場合、1ページ毎にジョブ分割することとなるが、この1ページ毎が「所定ページ毎」に相当する。なお、本実施形態では、「所定ページ毎」とは、1ページ毎としているが、この数に限定されるものではない。
(2) 両面読取モードの場合
両面読取のモード設定は、図7で説明したスタートキー65にて操作される前に、設定キー66のモード選択のための押下により行われる。設定キー66の操作により、図9に示すように表示画面140に、ノーマルキー180と、ページ分割キー190、及びシート分割キー200のキー画像の表示がMPU10の制御により行われる。そして、いずれかのキーの押下により、両面読取モードにおける「ノーマル」、「ページ分割」又は「シート分割」が指定される。そして、ジョブ分割は、両面読取モードにおいては、「ページ分割」及び「シート分割」において行われる。すなわち、両面読取モードにおいてジョブ分割指定(第1ジョブ分割指定)は、ページ分割キー190又はシート分割キー200が押下されることにより、指定される。シート分割とは、原稿の表面及び裏面の2ページ分を1つのジョブ単位とする分割である。
両面読取モードにおけるページ分割の場合、1ページ毎又はシート毎(原稿の表裏併せて2ページ毎)にジョブ分割することとなるが、この1ページ毎又は、シート毎が「所定ページ毎」に相当する。なお、本実施形態では、両面読取のモードにおけるページ分割の場合、「所定ページ毎」とは、1ページ毎又は2ページ毎としているが、この数に限定されるものではない。又、ページ分割キー190,シート分割キー200に対する操作は、一連の読取動作開始前にジョブ分割指定を行うことに相当する。
(3) 任意ジョブ分割(任意のジョブ分割)の場合
任意ジョブ分割は、片面読取モード及び両面読取モードのいずれであっても、ADF41及び読取部40にて原稿読取が行われている際、下記の操作をユーザが行った場合に指定される。
図10は、原稿がADF41を使用して読取部40にて読み取られている際の表示画面140を示している。表示画面140中には、「読取中」の表示と、[あり]キー210及び[なし]キー220のキー画像の表示がMPU10の制御により行われる。両キーは、原稿台にセットされている原稿以外に次原稿が有るか否かを指定する場合に操作される。このような表示がされている際、[あり]キー210が押下されると、この押下に基づいてMPU10は、[あり]キー210が操作されたことを示す次ページフラグをセットする割り込み処理を行う。
又、[なし]キー220が押下されると、この押下に基づいてMPU10は、[なし]キー220が操作されたことを示すために次ページフラグをリセットする割り込み処理を行う。そして、この次ページフラグは前述したようにS560の次ページの有無の判定に使用される。
そして、片面読取モード、及び両面読取モードにおいて、それぞれ次ページフラグがセットされて(S560の説明参照)、S560からS570に移行した場合には、S570では、MPU10の制御により、図5(b)に示す表示が行われる。すなわち、MPU10は、図5(b)に示すように表示画面140に「次の原稿をセットください」と「原稿セット後読取開始を押してください」の表示、及び読取開始キー230、第2ジョブ分割指定手段としての新規文書キー240のキー画像の表示の割り込み処理が行われる。
ここで、読取開始キー230が押下されると、引き続き、前のページと同じジョブとして、前記表示の割り込み処理が終了されてS530に移行され、読取が開始される。
一方、新規文書キー240が押下されると、前のページとは異なる新しいジョブであるとして、前記表示の割り込み処理が終了されてS580に移行された後、新たにセットされた原稿の読取が開始される。この新規文書キー240の押下が、任意のジョブ分割指定となる。
(S590〜S630)
S590〜S630は、図4のS60〜S120とそれぞれ同様の処理を行うステップであり、説明の便宜上、図4のS60〜S120の各ステップ番号に「510」を加算している。詳細な説明は、対応するS60〜S120を参照されたい。
次に、ジョブ数のカウントの例を図11、及び図12を参照して説明する。
図11及び図12では、片面読取モードでノーマルキー150、ページ分割キー160が押下された場合、及び両面読取モードでノーマルキー180、ページ分割キー190、シート分割キー200が押下された場合の「Total」、「Job」、「Page」、「シート」、「表裏」を示している。
片面読取モードの例では原稿を30枚とし、両面読取モードでは、原稿を15枚としている。片面読取モードの「Total」の欄は、原稿30枚を順にカウントした場合に付される番号である。又、両面読取モードの「Total」の欄は、原稿の表裏をそれぞれ1つとして15枚の原稿を順にカウントした場合に付される番号である。「Job」の欄は、読み取られた原稿の当該ページが、どのジョブに属するかを示したジョブ番号である。図11の「Job」の欄において、例えば「N(=1〜30)」は、N番目のジョブであることを示し、「N」が記載された原稿の該当ページは、N番目のジョブに属していることを意味している。「Page」の欄は、読み取られた原稿の当該ページが、属するジョブにおいては、何ページ目となるかを示している。
両面読取モードにおいて、「シート」の欄は、1つの原稿を単位として付されるシート番号である。従って、共通の原稿の表裏面にそれぞれ同じシート番号が付されている。
「表裏」の欄は、原稿の表を「0」とし、裏を「1」としたものである。本実施形態では、前述した裏フラグと対応している。すなわち、裏フラグが「1」の場合をセットといい、「0」の場合をリセットとしている。
(片面読取モードの「ノーマル」)
図11の片面読取モードの「ノーマル」の例では、図7のフローチャートにおいて、S510〜S560→S570→S530の処理が行われるが、この場合、S530〜S560→S570→S530の処理が各原稿の片面を読み取る毎に行われ、最終的にS560,S590,S600,S610,S620を経て、終了される。この場合には、30枚の原稿を読み取りした場合のジョブ数は、1となる。
(片面読取モードの「ページ分割」)
図11の片面読取モードの「ページ分割」の例では、図7のフローチャートにおいて、S510〜S560,S600〜S620の処理が1枚の原稿の片面を読み取る毎に行われる。従って、この場合には、ジョブ数は、原稿の枚数分となり、30となる。
(両面読取モードの「ノーマル」)
図11の両面読取モードの「ノーマル」の例では、図7のフローチャートにおいて、S510、S520の後、各原稿毎にS530〜S560→S570→S530〜S560の処理が行われる。そして、最終的にS560,S590,S600,S610,S620を経て、終了される。そして、15枚の原稿を読み取りした場合のジョブ数は、1となる。
(両面読取モードの「ページ分割」)
図11の両面読取モードの「ページ分割」の例では、図7のフローチャートにおいて、1枚の原稿毎にその表面の読取の際には、S510〜S580の順にて処理が行われる。そして、この後の1枚の原稿の裏面の読取の際には、S520〜S560,S590,S600,S610,S620の順にて処理が行われる。この場合は、1原稿当たり2のジョブ数となり、15枚の原稿ではジョブ数が30となる。
(両面読取モードの「シート分割」)
図11の両面読取モードの「シート分割」の例では、図7のフローチャートにおいて、1枚の原稿はその表面の読取の際には、S510〜S560,S570にて処理される。そして、この後のその原稿の裏面の読取の際には、S530〜S560,S590,S600,S610,S620の順にて処理される。この場合は、1原稿当たり1のジョブ数となり、15枚の原稿ではジョブ数が15となる。
(片面読取モードのノーマルにおける任意のジョブ分割)
図12の片面読取モードの「ノーマル」の例においては、ノーマルの「Total」の欄において、「6」、「11」、「13」で上記「(3) 任意ジョブ分割(任意のジョブ分割)の場合」で説明したように、次ページフラグをセットする操作が行われると、任意ページのジョブ分割が行われる。この例では、ジョブ数は、4である。
(両面読取モードのノーマルにおける任意分割)
図12の両面読取モードの「ノーマル」の例においては、ノーマルの「Total」の欄において、「7」で上記「(3) 任意ジョブ分割(任意のジョブ分割)の場合」で説明したように、次ページフラグをセットする操作が行われると、任意の原稿(シート)から分割が行われる。この例では、ジョブ数は2である。
なお、図12において、片面読取モードの「ページ分割」、両面読取モードの「ページ分割」、「シート分割」は、図11の例と同様である。
さて、上記のように構成されたファクシミリ装置1は、下記の特徴がある。
(1) 本実施形態のADF41では、S560で原稿有無センサ41aの原稿検出が有りとされ、S570において、第2ジョブ分割指定手段としての新規文書キー240を操作することにより、S580でジョブ記憶領域のクローズ処理が行われ、S520で、ジョブの記憶領域のオープン処理が行われる。この結果、新規文書キー240の操作により、現在、原稿台に乗っている原稿束中における任意の原稿のページを指定して、ジョブ分割を行うことができる。
(2) 本実施形態のADF41では、片面及び両面読取モードにおいてS560で原稿有無センサ41aの原稿検出が無しとされ、S570で第2ジョブ分割指定手段としての新規文書キー240が操作されると、S580において、ジョブ記憶領域のクローズ処理が行われ、S520で、ジョブの記憶領域のオープン処理が行われる。
この結果、新規文書キー240の操作により、新規文書キー240の操作に基づいて、指定されたタイミング以後の新たな原稿束(次原稿束)を指定して、ジョブ分割を行うことができる。
(3) 本実施形態によれば、ページ分割キー134(図3参照)が操作された際、S600において、この操作による指定(設定)が有効であると判定された際は、S610で図6に示す読取開始キー230を操作すると、S580に移行するようにした。この結果、読取開始前に指定した第1ジョブ分割指定により、ジョブ分割できる。
(4) 本実施形態では、ページ分割キー134(第1ジョブ分割指定手段)が操作されたときは、MPU10は、S610で、表示部70(表示手段)の新規文書キー240を表示させないようし、新規文書キー240による任意のジョブ分割指定(第2ジョブ分割指定)を不能化した。この結果、新規文書キー240の無用な操作を促すことが無く、ページ分割キー134によるジョブ分割を優先して行うことができる。
(5) 本実施形態では、ページ分割キー134(第1ジョブ分割指定手段)が操作されたときは、MPU10は、S600において、そのジョブ分割の指定が有効か否かを判定するようにした。そして、MPU10は、ジョブ分割の指定が有効でないと判定したときは、表示部70(表示手段)の新規文書キー240の表示をしないようにした。この結果、新規文書キー240の無用な操作を促すことがない効果を奏する。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
(1) 前記実施形態では、通信ジョブにおいて、原稿の任意のページ、或いは任意の原稿束を指定してジョブ分割を行うようにしたが、通信ジョブにおける任意のジョブ分割に限定するものではなく、他のジョブにおいても適用できることは勿論のことである。
(2) タッチパネル67の代わりに、表示部70の「新規文書」の表示領域の近傍の操作部60にキーを設けてもよい。この場合、「新規文書」の表示がある場合には、そのキーのオン操作に基づき、MPU10は、第2ジョブ分割指定の入力があったものとして検出する。又、表示部70の「新規文書」の表示領域において、「新規文書」の表示がない場合には、前記キーのオン操作によっては、MPU10は第2ジョブ分割指定の入力があったものとは見なさないようにし、新規文書キー240を不能化する。
又、表示部70の「新規文書」の表示領域において、新規文書の表示をしない代わりに、新規文書キー240の使用が有効ではないことを示すように、該表示領域を色変え表示したりしてもよい。この場合においても、仮に該表示領域に対応するタッチパネル67の検知領域を操作されても、MPU10は第2ジョブ分割指定の入力があったものとは見なさないようにし、新規文書キー240を不能化する。
(3) 実施形態では、S100において、表示部70の表示画面140に新規文書キー240を表示しないようにしたが、表示するようにしてもよい、この場合、新規文書キー240を操作に基づいて、タッチパネル67からの信号を入力してもその信号を、MPU10は、無効化することにより、新規文書キー240を不能化するようにする。
本発明を具体化した実施形態のファクシミリ装置の電気ブロック図。 同じくMPU10が実行するフローチャート。 表示画面140の説明図。 MPU10が実行するフローチャート。 (a)、(b)は表示画面140の説明図。 表示画面140の説明図。 MPU10が実行するジョブ分割のフローチャート。 片面読取モードに設定したときの表示画面140の説明図。 両面読取モードに設定したときの表示画面140の説明図。 原稿読取中の表示画面140の説明図。 片面読取、及び両面読取の場合のジョブ分割の説明図。 任意分割の場合の片面読取、及び両面読取の場合のジョブ分割の説明図。
符号の説明
1…ファクシミリ装置(画像読取装置)
10…MPU(不能化手段、表示制御手段、第1ジョブ分割手段、第2ジョブ分割手段)
40…読取部(ADF41,FBS42とともに原稿読取手段を構成する)
41…ADF
42…FBS
67…タッチパネル
70…表示部(表示手段)
134…ページ分割キー(第1ジョブ分割指定手段)
240…新規文書指定キー(第2ジョブ分割指定手段)

Claims (4)

  1. 原稿画像を読み取って読取画像データを生成する画像読取装置において、
    一連の読取動作開始前に第1ジョブ分割指定を行う第1ジョブ分割指定手段と、
    第1ジョブ分割指定に基づいて、ページ毎にジョブ分割を行う第1ジョブ分割手段と、
    一連の読取動作中に第2ジョブ分割指定を行う第2ジョブ分割指定手段と、
    第2ジョブ分割指定に基づいて、ジョブ分割指定されたタイミングに応じたページでジョブ分割を行う第2ジョブ分割手段と
    第1ジョブ分割指定があった場合、第2ジョブ分割指定手段を不能化する不能化手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 原稿画像を読み取って読取画像データを生成する画像読取装置において、
    一連の読取動作開始前に第1ジョブ分割指定を行う第1ジョブ分割指定手段と、
    第1ジョブ分割指定に基づいて、所定ページ毎にジョブ分割を行う第1ジョブ分割手段と、
    一連の読取動作中に第2ジョブ分割指定を行う第2ジョブ分割指定手段と、
    第2ジョブ分割指定に基づいて、ジョブ分割指定されたタイミング以後の新たな原稿束でジョブ分割を行う第2ジョブ分割手段と
    第1ジョブ分割指定があった場合、第2ジョブ分割指定手段を不能化する不能化手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記第2ジョブ分割指定手段の操作を促す表示領域を備える表示手段を備え、
    前記不能化手段は、前記表示手段による第2ジョブ分割指定手段の操作を促す表示を不能化することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2ジョブ分割指定手段は、前記表示手段に設けられたタッチパネルであり、
    前記不能化手段は、さらに、前記表示領域に対応するタッチパネルを不能化するものであることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
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