JP4296377B2 - インクジェット式記録装置用インクパックおよびインクカートリッジ、並びにインクパックの製造方法 - Google Patents

インクジェット式記録装置用インクパックおよびインクカートリッジ、並びにインクパックの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット式記録装置において記録ヘッドにインクを供給するインクパックおよび該インクパックを収納したインクカートリッジ、並びにインクパックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式記録装置には、業務用などの用途における大量印刷に対応するため、記録ヘッドを搭載したキャリッジから離れた場所に比較的大容量のインクカートリッジを配備し、そこから補給チューブを介して記録ヘッドへインクを供給する方式の記録装置が提供されている。このような方式では、通例、インクカートリッジのハードケース内に、内部にインクが充填され、インク供給口を備えたインクパックが収納されている。
【0003】
従来のインクパックとしては、大別して図14に示すようなピロータイプのインクパック101と、図15に示すようなガゼットタイプのインクパック102が知られている。ピロータイプのインクパック101は、天面フィルム22および地面フィルム23の2枚を用い、縁部を熱溶着して封止したものであり、ガゼットタイプのインクパック102は天面フィルム22および地面フィルム23に加え、さらに2枚のサイドフィルム29、29’を用い、縁部を熱溶着して封止している。
【0004】
ピロータイプのインクパック101は、インク50が消費されるに伴い平面的につぶれやすいため、インクエンドとなったときにインクパック内に残ってしまうインク量(残留インク量)が少なく、インク50を無駄にすることが少ない。しかし、その反面ピロータイプのインクパック101は、インク50を入れた状態ではインクパック101の中央部が膨らんで厚くなるため、インクカートリッジのハードケース内のインクパック収納部の空間を有効に使うことが出来ず、インクカートリッジの体積に対するインク体積の割合(体積効率)が低い。しかもインク50を多く入れた状態ほど体積効率が低下するという欠点がある。また、ピロータイプのインクパック101では2枚のフィルムを重ね合わせた構造であるため、厚さ方向の寸法にも制約がある。
【0005】
一方、ガゼットタイプのインクパック102は、サイドフィルム29、29’によって厚みを確保できるため体積効率が高く、厚さ方向の寸法の自由度も大きいが、ある程度インクの消費が進んだ状態でサイドフィルム29、29’に歪みが生じると、その部分が障害になって平面的につぶれにくくなるため、残留インク量が大きくなるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、インクカートリッジのインクパック収納部における体積効率が高く、しかもインク消費後は平面的につぶれて残留インク量を少なく抑えることができるインクパックを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの発明は、天面フィルム、地面フィルムおよびサイドフィルムの三枚の略矩形をした可撓性フィルムと、
インクを導出可能なインク供給口により構成され、
内部にインクを封入してなるインクジェット式記録装置用インクパックであって、
天面フィルムと地面フィルムは、インク供給口を備える基端側の辺の縁部、およびその辺に隣接する側辺の途中までの縁部において互いに溶着され、
前記インク供給口は、前記基端側の辺の縁部において天面フィルムと地面フィルムが溶着された溶着部の一部に備えられ、
天面フィルムと地面フィルムの前記基端側の辺とは反対の末端側の辺の縁部は、サイドフィルムの互いに隣接しない二辺の縁部とそれぞれ溶着され、かつ
天面フィルムと地面フィルムの側辺の残りの部分の縁部は、それぞれサイドフィルムの側辺の縁部に溶着されており、
サイドフィルムは、内側に折り返され、前記天面フィルムと前記地面フィルムとの間に折り込むようにして挿入され、前記天面フィルムと前記地面フィルムとで2つのインク貯留部を形成し、
前記各インク貯留部が、天面フィルムと地面フィルムが前記インク供給口を備える基端側の辺の縁部において互いに溶着された部分と、前記サイドフィルムが内側に折り返された際の折返し部と、天面フィルムと地面フィルムが前記基端側の辺に隣接する側辺の途中までの縁部において互いに溶着された部分とで囲まれた領域で、インクパック内で連通し、該領域の容積は、前記各インク貯留部の容積より小さく構成され、前記各インク貯留部がインクの消費とともに平坦につぶれ、該インク貯留部内のインクが前記領域に押し出されるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明のインクパックは、天面フィルムと地面フィルムとサイドフィルムとの三枚のフィルムを用い、サイドフィルムは内側に折り返され、天面フィルムと地面フィルムとの間に折り込むようにして挿入された構造であるため、ピロータイプのインクパックとガゼットタイプのインクパックの両方の長所を兼ね備えている。
すなわち、サイドフィルムを備えることにより、ピロータイプの欠点が改善され、厚さ方向の寸法の自由度が高くなり、インクカートリッジのインク収納部内で高い体積効率を確保することができる。また、サイドフィルムは内側に折り返されているので、インク消費時にはあたかもピロータイプのインクパックを重ねたようになって平坦につぶれ易いため、インクが残留し難くなり、インクの無駄を防止できる。
【0009】
また、請求項2に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの発明は、請求項1において、サイドフィルムは、天面フィルムおよび地面フィルムよりも剛性が低いことを特徴とする。
この特徴によれば、サイドフィルムとして剛性の低いものを使用することにより、インク消費時にサイドフィルムに歪みが生じにくく、インクパックが平坦になり易いため、残留インクを一層確実に抑制することができる。
【0010】
また、請求項3に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの発明は、請求項1または請求項2において、天面フィルムまたは地面フィルムの側辺の長さをL1、サイドフィルムの側辺の長さをL2としたとき、
L1<L2<2×L1
の関係を有することを特徴とする。この特徴によれば、上記関係式を満たすことにより、サイドフィルムの折返し部分が天面フィルムおよび地面フィルムの間でそれらの側辺の長さの半分以上の深さまで挿入された状態になるので、インク充填時の厚さ自由度を十分に確保できる一方で、インク消費時にはサイドフィルムが歪むことなく折返し部分から自然に折り畳まれて残留インク量を抑制できる。
【0011】
また、請求項4に記載のインクジェット式記録装置用インクカートリッジの発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインクパックをハードケース内に収納したインクカートリッジであって、
前記インクパックのサイドフィルムの側辺の長さをL2、前記ハードケースのインクパック収納部の高さをL3としたとき、
2×L3<L2
の関係を有することを特徴とする。この特徴によれば、上記関係式を満たすことにより、ハードケースのインク収納部の高さがサイドフィルムの長さとの関係で規定されるため、インクを最大限充填した状態でも常にハードケース内でインクパックのサイドフィルムが折り畳まれた状態で収納されることになる。従って、インクの消費が進んだ段階では折返し部分で折り畳まれたサイドフィルムに天面フィルムおよび地面フィルムが重なるようにしてつぶれ易く、インクの残留を防止できる。
【0012】
また、請求項5に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの発明は、天面フィルムおよび地面フィルムの二枚の略矩形をした可撓性フィルムと、
インクを導出可能なインク供給口により構成され、
内部にインクを封入してなるインクジェット式記録装置用インクパックであって、
天面フィルムと地面フィルムは、インク供給口を備える基端側の辺の縁部、および該基端側の辺とは反対の末端側の辺の縁部において互いに溶着され、
前記インク供給口は、前記基端側の辺の縁部において天面フィルムと地面フィルムが溶着された溶着部の一部に備えられ、
天面フィルムと地面フィルムの側辺は、それぞれ前記基端側および末端側から縁部が互いに溶着されており、
地面フィルムよりも長く形成された天面フィルムは、外側に折り返されるとともに、対向する側辺の縁部同士が互いに溶着されて、一のインク貯留部を形成し、
天面フィルムと地面フィルムが前記末端側の辺の縁部において互いに溶着された部分、前記天面フィルムが外側に折り返された際の折返し部、前記天面フィルムと地面フィルムの側辺の縁部が互いに溶着された部分とで囲まれた部分に、他のインク貯留部が形成されており、
前記各インク貯留部が、天面フィルムと地面フィルムが前記インク供給口を備える基端側の辺の縁部において互いに溶着された部分と、前記天面フィルムが外側に折返された際の折返し部と、前記天面フィルムと地面フィルムの側辺が縁部において互いに溶着された部分とで囲まれた領域で、前記インクパック内で連通し、該領域の容積は、前記各インク貯留部の容積より小さく構成され、前記各インク貯留部がインクの消費とともに平坦につぶれ、該インク貯留部内のインクが前記領域に押し出されるように構成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明のインクパックは、長さの異なる天面フィルムと地面フィルムを用い、余分な天面フィルムが外側に折り返されてインク貯留部を形成しているので、ピロータイプのインクパックとガゼットタイプのインクパックの両方の長所を兼ね備えている。
すなわち、天面フィルムと地面フィルムとにより形成されるインク貯留部(以下、「第1のインク貯留部」と記すことがある)とは別に、天面フィルムが外側に折り返されて形成されたインク貯留部(以下、「第2のインク貯留部」と記すことがある)を備えることにより、ピロータイプの欠点が改善され、厚さ方向の寸法の自由度が増え、高い体積効率を確保することができる。また、第2のインク貯留部は、インク消費時には第1のインク貯留部と重なり、あたかもピロータイプのインクパックを重ねたようになって全体が平たくつぶれるので、インクの残留を効果的に抑制できる。
【0014】
また、請求項6に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの発明は、請求項5において、天面フィルムの側辺の長さをL4、地面フィルムの側辺の長さをL5としたとき、
2×L5<L4<3×L5
の関係を有することを特徴とする。
この特徴によれば、上記関係式を満たすことにより、第2のインク貯留部の長さ(天面フィルムの折返し部分から先端までの長さ)が第1のインク貯留部の長さ(地面フィルムの側辺の長さ)の半分よりも長くなるので、インクを最大限充填した状態でも第2のインク貯留部が第1のインク貯留部と十分に重なるようになる。従って、インク充填時には厚さ自由度を十分に確保できる一方で、インク消費時には第2のインク貯留部の先端部および付け根の折返し部分で天面フィルムが自然に折り畳まれ、残留インク量を抑制できる。
【0015】
請求項7に記載のインクジェット式記録装置用インクカートリッジの発明は、請求項5または請求項6に記載のインクパックをハードケース内に収納したインクカートリッジであって、前記インクパックの天面フィルムの側辺の長さをL4、地面フィルムの側辺の長さをL5、前記ハードケースのインクパック収納部の高さをL3としたとき、
2×L3<L4−L5
の関係を有することを特徴とする。この特徴によれば、上記関係式を満たすことにより、ハードケースのインク収納部の高さが天面フィルムの長さとの関係で規定されるため、インクを最大限充填した状態でも常にカートリッジ内で第1のインク貯留部と第2のインク貯留部とが重なり合った状態(つまり、第2のインク貯留部の先端部および付け根の折返し部分で天面フィルムが折り返された状態)で収納されることになる。従って、インクの消費が進んだ段階では第1のインク貯留部は勿論のこと、第2のインク貯留部もつぶれ易くなり、インクの残留を防止できる。
【0016】
また、請求項8に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項5または請求項6のいずれか1項において、インクパックのフィルムが折り返された部分は、折り返した状態で形状安定化されていることを特徴とする。この特徴によれば、フィルムの折返し部分が形状安定化されていることにより、インクの消費に付随して折返し部分が容易に折り畳まれてインクパック全体がつぶれ易くなるので、残留インクの低減化を図ることが可能になる。なお、形状安定化は、例えばフィルムを折り曲げた状態で型枠内で加熱することによって行うことができる。
【0017】
また、請求項9に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの製造方法の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のインクパックの製造方法であって、天面フィルムまたは地面フィルムの前記末端側の一辺と、該末端側の一辺に対向するサイドフィルムの一辺とを除くすべての辺の縁部を溶着した後、非溶着状態にある二辺が形成する開口部からインクを充填し、インク液面が封止予定部位よりも上昇した状態でこれらの辺の溶着を行うことを特徴とする。この特徴によれば、インク液面が封止予定部位よりも上昇した状態で最後に残された辺を溶着するので、インクパック内部に気泡が混入することを防止できる。
【0018】
また、請求項10に記載のインクジェット式記録装置用インクパックの製造方法の発明は、請求項5または請求項6に記載のインクパックの製造方法であって、天面フィルムおよび地面フィルムの前記末端側の辺を除くすべての辺の縁部を溶着した後、非溶着状態にある二辺が形成する開口部からインクを充填し、インク液面が封止予定部位よりも上昇した状態でこれらの辺の溶着を行うことを特徴とする。この特徴によれば、インク液面が封止予定部位よりも上昇した状態で最後に残された辺を溶着するので、インクパック内部に気泡が混入することを防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明にかかるインクパックを使用可能なインクジェット式記録装置の一例を示したものである。ここでは内部構造を明らかにするため本体カバーをはずした状態を示している。図1において、キャリッジ1は駆動モータ2によって駆動されるタイミングベルト3を介し、キャリッジガイド軸4に沿って主走査方向に往復移動する。キャリッジ1の記録媒体Pに対向する側には記録ヘッド5が設けられている。
【0020】
キャリッジ1には、記録ヘッド5へインクを供給するためのサブタンク7a〜7dが装着されている。また記録装置の本体側部には、カートリッジホルダ8が配備され、インクカートリッジ9a〜9dにはそれぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンなどのインクを充填したインクパック(ここでは図示せず)が収納されている。各インクカートリッジ9a〜9dからサブタンク7a〜7dまでは可撓性の補給チューブ10によって接続されており、インクが供給できるようになっている。
【0021】
インクカートリッジ9は、図2に示すように、蓋材33を備えたハードケース31と、インクエンド検出用の板材32と、インク供給口21を備え内部にインクが充填されたインクパック11と、から構成されている。
【0022】
図3および図4に本発明の一実施形態に係るインクパック11を示す。図3(a)は、インクパック11の正面図である。また、同図(b)は(a)の右側面の状態を示し、図4(a)は図3(a)のIVA−IVA矢視の断面の状態を、図4(b)は図3(a)のIVB−IVB矢視の断面の状態を、それぞれ示す。
【0023】
このインクパック11は、可撓性フィルムからなる略矩形をした天面フィルム22と、地面フィルム23と、サイドフィルム24と、内部に封入されたインク50を導出可能なインク供給口21により構成されている。各フィルムの材質としては、既知の積層構造のもの、例えばインクパック11の内側から厚さ100μm程度のポリエチレン層、厚さ25μm程度のポリエステル層、厚さ15μm程度のアルミニウム層、厚さ38μm程度のポリエステル層(外表面保護層)を順に積層したフィルムなどを用いることができる。ここで、サイドフィルム24は天面フィルム22や地面フィルム23と同じ構造のものでもよいが、これらよりも剛性が低く柔軟性に富んだものを用いると、インク消費時にサイドフィルム24の折返しが円滑に行われ、残留インクを効果的に抑制できる。上記構造のフィルムよりも剛性の低いフィルムとしては、例えば、インクパック11の内側から厚さ60μm程度のポリエチレン層、厚さ9μm程度のアルミニウム層、厚さ15μm〜25μm程度のナイロン層(外表面保護層)を順に積層したフィルムなどを用いることができる。
【0024】
天面フィルム22と地面フィルム23は、インク供給口21を備える基端側の辺の縁部においてインク供給口21を挟むようにして互いに熱溶着され、溶着部Dを形成している。また、天面フィルム22と地面フィルム23の側辺は、インク供給口21を備える基端側から所定長さ[図3(a)中、符号25で示す折返し部付近]まで、縁部が互いに熱溶着され、溶着部Fを形成している。さらに、天面フィルム22と地面フィルム23の残りの側辺の縁部は、それぞれサイドフィルム24の側辺の縁部に熱溶着され、溶着部G、G’を形成している。
【0025】
また、サイドフィルム24の互いに隣接しない二辺の縁部は、天面フィルム22と地面フィルム23の末端側の辺の縁部にそれぞれ熱溶着され、溶着部E、E’を形成している。サイドフィルム24は、図4(a)から見て取れるように、折返し部25において内側に折り返され、天面フィルム22と地面フィルム23との間に折り込むようにして挿入されている。かかる構造によって、本実施形態に係るインクパック11は、ピロータイプのインクパックとガゼットタイプのインクパックの両方の長所を兼ね備えたものとなっている。
すなわち、サイドフィルム24を備えることにより、ピロータイプのインクパックの欠点が改善され、厚さ方向の寸法の制約を受け難くなり、高い体積効率を確保することができる。また、サイドフィルム24は折返し部25で内側に折り返されているので、インク消費時にはサイドフィルム24を挟み込むように天面フィルムおよび地面フィルムが接近して折り畳まれ、インクパック11全体が平坦につぶれ易い。従って、インク50が残留し難い構造であり、インク50の無駄を防止できる。
【0026】
図3のインクパック11の大きさは、インクジェットプリンタ全体の大きさや要求されるインク貯留量、インクカートリッジ9のハードケース31の大きさなどに応じて適宜設定することができるが、それぞれの場合において、図5に示すように、天面フィルム22または地面フィルム23の側辺の長さをL1、サイドフィルム24の側辺の長さをL2としたとき、
L1<L2<2×L1
の関係を有するように設定することが好ましい。上記関係式を満たすことにより、サイドフィルム24の折返し部分25が天面フィルム22および地面フィルム23の間でそれらの側辺の長さの半分以上の深さまで挿入された状態になるので、インク充填時の厚さ自由度を十分に確保できる一方で、インク消費時にはサイドフィルム24が歪むことなく自然に折り畳まれて平坦化するため、残留インク量を少なくすることができる。
【0027】
また、本実施形態のインクパック11は、インクカートリッジ31との関係において、図6に示すように、インクパック11のサイドフィルム24の側辺の長さをL2、ハードケースのインクパック収納部34の高さをL3としたとき、
2×L3<L2
の関係を有するように設定することが好ましい。その理由は、上記関係式を満たす寸法であれば、インク50を最大限充填した状態でも常にハードケース31内でインクパック11のサイドフィルム24が折返し部25において折り畳まれた状態で収納されることになるからである。従って、インク50の消費が進んだ段階では、折り畳まれたサイドフィルム24を間に挟み込むようにして天面フィルム22と地面フィルム23が重なり合い、インクパック11全体が平坦につぶれて、インク50の残留を防止できる。
【0028】
次に、図3の実施形態に係るインクパック11は、サイドフィルム24に折返し部25を有するが、この折返し部25は、予め形状安定化しておくことが好ましい。例えば、図7に示すように、型枠としての加熱した上次具41および下次具42の間にサイドフィルム24を挟み込んで「折り目」をつけておく。この形状安定化処理により、インク50の消費に付随して折返し部25が容易に折り畳まれてインクパック11がつぶれ易くなるので、残留インクの低減化を確実にすることが可能になる。
【0029】
以上、図3〜図7に記載した第1の実施形態に係るインクジェット式記録装置用インクパック11は、以下の手順で製造することができる。
【0030】
すなわち、まず、地面フィルム23(または天面フィルム22)の末端側の一辺と、この末端側の一辺に対向するサイドフィルム24の一辺とを除くすべての辺の縁部を熱溶着しておく。インク供給口21には予めシール部材26が充填されているため、非溶着状態にある上記二辺が形成する開口部以外は全て封止された状態となる。
【0031】
次に、非溶着状態にある上記二辺が形成する開口部から、インク50を充填していく。図8(a)に示すように、インク液面51が封止予定部位よりも高くなるまでインク50を充填する。
【0032】
そして、図8(b)に示すように、インク液面51より下の部位においてヒーターヘッド43等を用いて上記二辺の熱溶着を行い、必要に応じて余分なフィルムを切除する。このような手順でインク50の充填と縁部の封止を行うことにより、インクパック11内部に気泡が混入することを防止できる。
【0033】
図9および図10は、本発明の第2実施形態にかかるインクパック12を示すものであり、図9(a)は、インクパック12の正面図である。同図(b)は(a)の右側面の状態を示す。図10(a)は図9(a)のXA−XA矢視の断面の状態を、図4(b)は図10(a)のXB−XB矢視の断面の状態を、それぞれ示す。
【0034】
本実施形態のインクパック12は、可撓性フィルムからなる略矩形をした天面フィルム22および地面フィルム23と、内部に封入されたインク50を導出可能なインク供給口21により構成されている。第1実施形態のインクパック11と異なり、天面フィルム22は、地面フィルム23よりも長く形成されている。各フィルムの材質としては、前記したものが用いられる。
【0035】
天面フィルム22と地面フィルム23は、基端側の辺の縁部および末端側の辺の縁部において互いに熱溶着され、溶着部Dおよび溶着部Jを形成している。また、天面フィルム22と地面フィルム23の2つの側辺は、前記基端側および末端側の両方からそれぞれ所定長さ[図9(a)中、符号27で示す折返し部付近]まで、縁部が互いに熱溶着されて溶着部Fを形成している。そして、これらの溶着部D、溶着部Jおよび溶着部Fによって区画されるスペースは、第1のインク貯留部53を形成している。
【0036】
また、地面フィルム23よりも長い側辺を持つ天面フィルム22は、折返し部27において外側に折り返されるとともに、対向する天面フィルム22の側辺の縁部同士が互いに熱溶着されて、溶着部Hを形成している。この溶着部Hによって封止された天面フィルム22により区画されるスペースは、第2のインク貯留部52を形成している。この第2のインク貯留部52は、第1のインク貯留部と連通している。
【0037】
本実施形態のインクパック12も、ピロータイプのインクパックとガゼットタイプのインクパックの両方の長所を兼ね備えている。
すなわち、第1のインク貯留部53と重なるように第2のインク貯留部52を備えることにより、ピロータイプの欠点が改善され、厚さ方向の寸法の制約を受け難くなり、高い体積効率を確保することができる。また、第2のインク貯留部52は、折返し部27から外側に突起しているので、インク消費時には第1のインク貯留部と重なり、あたかも二つのピロータイプのインクパックを重ねたようになって全体が平たくつぶれ易く、インク50の残留を抑制できる。
【0038】
図9のインクパック12の大きさは、インクジェットプリンタ全体の大きさや要求されるインク貯留量、インクカートリッジ9のハードケース31の大きさなどに応じて適宜設定することができるが、それぞれの場合において、図11に示すように、天面フィルム22の側辺の長さをL4、地面フィルム23の側辺の長さをL5としたとき、
2×L5<L4<3×L5
の関係を有するように設定することが好ましい。上記関係式を満たすことにより、第2のインク貯留部の長さ(付け根の折返し部27から先端の折返し部27までの長さにほぼ匹敵する)が第1のインク貯留部の長さ(ほぼ地面フィルム23の側辺の長さL5に匹敵する)の半分よりも長くなるので、インク50を最大限充填した状態でも第2のインク貯留部が第1のインク貯留部と十分に重なるようになる。従って、インク充填時には厚さ自由度を十分に確保できる一方で、インク消費時には第2のインク貯留部の先端の折返し部28および付け根の折返し部27で天面フィルム22が自然に折り畳まれ、残留インク量を抑制できる。
【0039】
また、本実施形態のインクパック12は、図12に示すように、インクカートリッジとの関係において、インクパック12の天面フィルム22の側辺の長さをL4、地面フィルム23の側辺の長さをL5、ハードケース31のインクパック収納部の高さをL3としたとき、
2×L3<L4−L5
の関係を有するように設定することが好ましい。その理由は、上記関係式を満たすことにより、インク50を最大限充填した状態でも常にハードケース31内で第1のインク貯留部53と第2のインク貯留部52とが重なり合った状態(つまり、第2のインク貯留部52先端の折返し部28および付け根の折り返し部27で天面フィルム22が折り返された状態)で収納されることになる。従って、インク50の消費が進んだ場合には、第1のインク貯留部は勿論のこと、第2のインク貯留部も平坦につぶれ易くなり、インク50の残留を防止できる。
【0040】
この第2実施形態に係るインクパック12においても、第1実施形態のインクパック11と同様に、折返し部27、28の形状安定化処理を行うことが好ましい。また、インク50の充填工程と封止工程を含むインクパック12の製造も、第1実施形態のインクパック11に関して述べた方法に準じて行うことができる。
【0041】
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるものであることは勿論である。
【0042】
たとえば、第1実施形態のインクパック11では、折返し部25が天面フィルム22と地面フィルム23の間に深く挿入された態様であるが、図13に例示するように、サイドフィルム24を短くして折返し部25をより浅い位置に設定することも可能である。
【0043】
また、第2の実施形態のインクパック12では、天面フィルム22は、基端側に近い部位にある折返し部27で外側に折り返され、第1のインク貯留部53と同程度の容量で第2のインク貯留部52を形成しているが、天面フィルム22の折返し部27の位置はこれに限らず、末端側に近い位置、あるいは中央部付近で外側に折り返してもよい。
【0044】
さらに、第2の実施形態のインクパック12では、折返し部27を1箇所だけ設けて第2のインク貯留部52を形成しているが、複数の折返し部27を設け、例えば第3のインク貯留部を形成するようにすることも可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明のインクパックは、ピロータイプのインクパックとガゼットタイプのインクパックの両方の長所を兼ね備えている。
すなわち、ピロータイプの欠点が改善され、厚さ方向の寸法の制約を受け難く、高い体積効率を確保することができる。また、インク消費時にはインクパック全体が平坦につぶれ易くインクが残留し難いためインクの無駄を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクパックを用いるインクジェット式記録装置の概要を示す斜視図。
【図2】インクカートリッジの展開斜視図。
【図3】第1実施形態に係るインクパックの説明に供する図面であり、(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図4】第1実施形態に係るインクパックの説明に供する図面であり、断面の状態を示す。
【図5】第1実施形態に係るインクパックの説明に供する図面。
【図6】第1実施形態に係るインクパックを収納したインクカートリッジの説明に供する図面であり、断面の状態を示す。
【図7】折返し部の形状安定化方法の説明に供する図面。
【図8】インクパックの製造方法の説明に供する図面。
【図9】第2実施形態に係るインクパックの説明に供する図面であり、(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図10】第2実施形態に係るインクパックの説明に供する図面であり、断面の状態を示す。
【図11】第2実施形態に係るインクパックの説明に供する図面。
【図12】第2実施形態に係るインクパックを収納したインクカートリッジの説明に供する図面であり、断面の状態を示す。
【図13】第1実施形態に係るインクパックの別の例の説明に供する図面。
【図14】ピロータイプのインクパックの説明に供する図面であり、(a)は正面図、(b)、は、(a)のA−A矢視の断面、(c)は、(a)のB−B矢視の断面を示す。
【図15】ガゼットタイプのインクパックの説明に供する図面であり、(a)は正面図、(b)、は、(a)のA−A矢視の断面、(c)は、(a)のB−B矢視の断面を示す。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 駆動モータ
3 タイミングベルト
4 キャリッジガイド軸
5 記録ヘッド
7a〜7c サブタンク
8 カートリッジホルダ
9 インクカートリッジ
10 補給チューブ
11、12 インクパック
21 インク供給口
22 天面フィルム
23 地面フィルム
24 サイドフィルム
25 折返し部
26 シール部材
27 折返し部
28 折返し部
31 ハードケース
32 板材
33 蓋材
34 インクパック収納部
41 上次具
42 下次具
43 ヒーターヘッド
50 インク
51 インク液面
52 第2のインク貯留部
53 第1のインク貯留部
101 ピロータイプインクパック
102 ガゼットタイプインクパック

Claims (8)

  1. 天面フィルム、地面フィルムおよびサイドフィルムの三枚の略矩形をした可撓性フィルムと、
    インクを導出可能なインク供給口により構成され、
    内部にインクを封入してなるインクジェット式記録装置用インクパックであって、
    天面フィルムと地面フィルムは、インク供給口を備える基端側の辺の縁部、およびその辺に隣接する側辺の途中までの縁部において互いに溶着され、
    前記インク供給口は、前記基端側の辺の縁部において天面フィルムと地面フィルムが溶着された溶着部の一部に備えられ、
    天面フィルムと地面フィルムの前記基端側の辺とは反対の末端側の辺の縁部は、サイドフィルムの互いに隣接しない二辺の縁部とそれぞれ溶着され、かつ
    天面フィルムと地面フィルムの側辺の残りの部分の縁部は、それぞれサイドフィルムの側辺の縁部に溶着されており、
    サイドフィルムは、内側に折り返され、前記天面フィルムと前記地面フィルムとの間に折り込むようにして挿入され、前記天面フィルムと前記地面フィルムとで2つのインク貯留部を形成し、
    前記各インク貯留部が、天面フィルムと地面フィルムが前記インク供給口を備える基端側の辺の縁部において互いに溶着された部分と、前記サイドフィルムが内側に折り返された際の折返し部と、天面フィルムと地面フィルムが前記基端側の辺に隣接する側辺の途中までの縁部において互いに溶着された部分とで囲まれた領域で、インクパック内で連通し
    該領域の容積は、前記各インク貯留部の容積より小さく構成され、
    前記各インク貯留部がインクの消費とともに平坦につぶれ、該インク貯留部内のインクが前記領域に押し出されるように構成されていることを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクパック。
  2. 請求項1において、サイドフィルムは天面フィルムおよび地面フィルムよりも剛性が低いことを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクパック。
  3. 請求項1または請求項2において、天面フィルムまたは地面フィルムの側辺の長さをL1、サイドフィルムの側辺の長さをL2としたとき、
    L1<L2<2×L1
    の関係を有することを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクパック。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインクパックをハードケース内に収納したインクカートリッジであって、
    前記インクパックのサイドフィルムの側辺の長さをL2、前記ハードケースのインクパック収納部の高さをL3としたとき、
    2×L3<L2
    の関係を有することを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクカートリッジ。
  5. 天面フィルムおよび地面フィルムの二枚の略矩形をした可撓性フィルムと、
    インクを導出可能なインク供給口により構成され、
    内部にインクを封入してなるインクジェット式記録装置用インクパックであって、
    天面フィルムと地面フィルムは、インク供給口を備える基端側の辺の縁部、および該基端側の辺とは反対の末端側の辺の縁部において互いに溶着され、
    前記インク供給口は、前記基端側の辺の縁部において天面フィルムと地面フィルムが溶着された溶着部の一部に備えられ、
    天面フィルムと地面フィルムの側辺は、それぞれ前記基端側および末端側から縁部が互いに溶着されており、
    地面フィルムよりも長く形成された天面フィルムは、外側に折り返されるとともに、対向する側辺の縁部同士が互いに溶着されて、一のインク貯留部を形成し、
    天面フィルムと地面フィルムが前記末端側の辺の縁部において互いに溶着された部分、前記天面フィルムが外側に折り返された際の折返し部、前記天面フィルムと地面フィルムの側辺の縁部が互いに溶着された部分とで囲まれた部分に、他のインク貯留部が形成されており、
    前記各インク貯留部が、天面フィルムと地面フィルムが前記インク供給口を備える基端側の辺の縁部において互いに溶着された部分と、前記天面フィルムが外側に折返された際の折返し部と、前記天面フィルムと地面フィルムの側辺が縁部において互いに溶着された部分とで囲まれた領域で、前記インクパック内で連通し
    該領域の容積は、前記各インク貯留部の容積より小さく構成され、
    前記各インク貯留部がインクの消費とともに平坦につぶれ、該インク貯留部内のインクが前記領域に押し出されるように構成されていることを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクパック。
  6. 請求項5において、天面フィルムの側辺の長さをL4、地面フィルムの側辺の長さをL5としたとき、
    2×L5<L4<3×L5
    の関係を有することを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクパック。
  7. 請求項5または請求項6に記載のインクパックをハードケース内に収納したインクカートリッジであって、
    前記インクパックの天面フィルムの側辺の長さをL4、地面フィルムの側辺の長さをL5、前記ハードケースのインクパック収納部の高さをL3としたとき、
    2×L3<L4−L5
    の関係を有することを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクカートリッジ。
  8. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項5または請求項6のいずれか1項において、インクパックのフィルムが折り返された部分は、折り返した状態で形状安定化されていることを特徴とする、インクジェット式記録装置用インクパック。
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