JP4296121B2 - 昇降用椅子 - Google Patents

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Description

この発明はたとえば足腰の不自由な人が段差部を昇り降りするときに用いるための昇降用椅子に関する。
家屋内には、たとえば玄関の土間と上がり床のように段差部があり、老人や足腰の不自由な人にとっては上記段差部の昇り降りが困難なことがある。そこで、段差部のある壁面に手摺を設け、この手摺に掴まって段差部を昇り降りしたり、上記段差部の低位置(土間)に、段差部の高位置(上がり床)よりも低い高さの踏み台を設け、この踏み台を利用して昇り降りするなどして、段差部の昇り降りを楽に行なえるようにしている。
ある程度の握力や脚力などの体力を有する老人などにとっては、手摺や踏み台を利用することで、段差部の昇り降りを楽に行なうことができるようになる。しかしながら、手摺を利用して段差部を昇り降りする際には手摺をしっかりと把持する握力が要求されることになるから、握力の低下した老人などは昇り降りを確実に行なうことができないことがある。
しかも、手摺や踏み台のいずれを利用する場合であっても、たとえば足首や膝などの下肢或いは腰などが不自由で、脚力が十分でない利用者の場合、段差部を昇り降りする際に、下半身に力を入れることができないから、段差部の昇り降りを容易に行なうことができないということがあった。
この発明は、身体が不自由であったり、体力が十分でない病人や老人などであっても、段差部の昇り降りを比較的楽に行なうことができるようにした昇降用椅子を提供することにある。
この発明は、段差部の高位置と低位置とを昇り降りするために用いられる昇降用椅子であって、
上記低位置に設置される基体と、
この基体にリンク機構によって上下動可能に設けられた可動体と、
上記リンク機構を駆動して上記可動体を上下動させる駆動機構と、
上記可動体の上面に水平方向に回転可能に設けられた座部体を具備し、
上記基体の上部の幅方向両端部には下部ガイドレールが設けられ、上記可動体の上部の幅方向両端部には上部ガイドレールが設けられていて、
上記リンク機構は、一端を上記下部ガイドレールに枢着し他端に設けられた第1のローラを上記上部ガイドレールに転動可能に係合させた第1のリンクと、
一端に設けられた第2のローラを上記下部ガイドレールに転動可能に係合させ他端を上記上部ガイドレールに枢着するとともに中途部を上記第1のリンクに回動可能に連結して設けられた第2のリンクとを有し、
上記駆動機構は、上記基体に回動可能に設けられた駆動源と、この駆動源によって軸方向に進退駆動されるとともに先端を上記第1のリンクと第2のリンクのいずれか一方の中途部よりも他端部側に枢着させた駆動軸とによって構成されていて、
上記基体の一側部には高さ方向に沿って所定間隔で複数の取付け部が形成され、この取付け部には、上記段差部の高位置の上面に係合して上記基体が転倒するのを防止する転倒防止部材が取り付けられることを特徴とする昇降用椅子にある。
上記座部体は、座床と、背凭れ及び一対の肘掛けによって上記座床の三側を囲む座枠とによって構成されていることが好ましい。
この発明によれば、段差部の高位置或いは低位置で利用者が座部体に座り易いよう、この座部体の高さを合わせて着座したならば、段差部の高位置或いは低位置で利用者が座部体から立ち上がり易い位置に高さを合わせた後、座部体の向きを180度回転させて立ち上がることで、利用者は足腰に大きな負担を掛けることなく、段差部を昇り降りすることができる。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1と図2に示すこの発明の昇降用椅子は基体1を備えている。この基体1は図2(b)に示すように、たとえば段差部の低位置である、玄関の土間Xに、高位置である上がり床Yに近接して設置される。基体1は土間1に固定されることなく、移動可能に設置される。
上記基体1はベース枠2と、このベース枠2の前端部に設けられたベース枠2よりも幅寸法の小さな前面板3、この前面板3の幅方向両端に設けられた一対の側板4を有する。図10に示すように、一対の側板4の内面の前端部と後端部にはそれぞれ側板4よりも高さ寸法の小さなアングル材からなる縦部材5が設けられている。
側板4の前端部と後端部に位置するそれぞれ一対の縦部材5の下端には下部横部材6、上端には上部横部材7がそれぞれ両端部を連結して設けられている。一対の上部横部材7の上面の両端部には断面コ字状の一対の下部ガイドレール8が平行に架設されている。
上記基体1の背面の幅方向両端部には、それぞれ取付け部材11が側板4の後端部に設けられた縦部材5に沿って上下方向に設けられている。この取付け部材11には、図3と図9(b)に示すように上下方向に所定間隔で複数の挿通孔12が形成されている。上記縦部材5の各挿通孔12と対向する部位にはねじ孔13が形成されている。
一対の取付け部材11には転倒防止部材15が取り付けられる。この転倒防止部材15は図3及び図8(a)〜(c)に示すように上記基体1の幅寸法よりも長尺な帯状部材16を有する。この帯状部材16には一対の取付け部材11に形成された挿通孔12と同じ間隔で一対の取付け孔17が形成されている。
上記帯状部材16の両端部の上面には直方体状のブロック18の一端部が固着されている。このブロック18の他端部下面には図示しないめねじが形成され、このめねじには円盤状の当接盤19の上面に設けられたおねじ21が螺合されている。この当接盤19は、おねじ21の捩じ込み量により、下面の高さを調整できるようになっている。
上記構成の転倒防止部材15は、図3に示すように帯状部材16に形成された取付け孔17から取付け部材11に形成された所定の高さ位置である、上がり床Yとほぼ同じ高さ位置の挿通孔12にねじ22を挿入し、縦部材5に形成されたねじ孔13に螺合する。それによって、ブロック18に設けられた当接盤19が高位置である上がり床Yの上面に対向位置するから、その当接盤19を回転させてその下面を上がり床Yの上面に当接させる。それによって、後述する使用状態において、上記基体1が上がり床Y側に転倒するのが防止される。
図3に示すように、上記基体1には可動体25がリンク機構26によって上下動可能に設けられる。上記可動体25は下面が開放した箱形状であって、その内部に上記基体1を収容することができる大きさに形成されている。なお、可動体25の背面側は、図2(a)に示すように下降時に転倒防止部材15や上がり床Yに当たらないように切り欠き部25aが形成されている。
図3に示すように、上記可動体25の上部壁の内面には断面形状がコ字状の一対の上部ガイドレール27が上記一対の下部ガイドレール8と同じ間隔で平行に設けられている。すなわち、一対の上部ガイドレール27は、図4と図6に示すように一端が第1の連結部材28の両端部に連結固定されている。この第1の連結部材28は図6(b)に示すように角パイプからなり、その両端部には通孔29が上下方向に穿設され、通孔29に対向する下面にはナット30が設けられている。
図3、図4及び図7に示すように、上記上部ガイドレール27の他端部には、角パイプによって形成された挿入部材31が挿入されている。一対の挿入部材31の一端は第2の連結部材32の両端部に固着されている。第2の連結部材32の両端部には通孔33が形成され、その通孔33に体躯する下面にはナット34が設けられている。
図4に示すように、上記挿入部材31の側面にはナット34aが設けられ、このナット34aには上部ガイドレール27の外面からねじ35が螺合される。それによって、挿入部材31は上部ガイドレール27に取付け固定されている。
図10に示すように、上記第1の連結部材28と第2の連結部材32とに設けられたナット30,34には、可動体25の上面から挿入されたねじ36が螺合される。それによって、一対の上部カイドレール27が可動体25の上部壁の内面に取付け固定される。
図3に示すように、上記リンク機構26は、基体1の幅方向両端部に位置するそれぞれ一対の第1のリンク37と第2のリンク38を有する。図9(a)に示すように、一対の第1のリンク37の一端は第1の下部カラー39の両端部に固着されている。この第1の下部カラー39には下部支軸41(図10に示す)が挿通され、この下部支軸41の両端部は上記下部ガイドレール8の先端部に連結固定されている。それによって、第1のリンク37は下部支軸41を支点として回動可能となっている。
一対の第1のリンク37の他端は第1の上部カラー42によって連結されている。この第1の上部カラー42には上部取付け軸43が両端部を上部カラー42から突出させて設けられている。この上部取付け軸43の両端部には樹脂製の上部ローラ44が回転自在に設けられている。この上部ローラ44は上記上部ガイドレール27に転動可能に係合している。
図4と図5に示すように、一対の第2のリンク38の一端は第2の下部カラー45によって連結されている。第2の下部カラー45には下部取り付け軸46が両端部を突出させて設けられている。この下部取付け軸46の両端部にはそれぞれ下部ローラ47が回転自在に設けられている。一対の下部ローラ47は下部ガイドレール8に転動可能に係合している。
第2のリンク38の他端は第2の上部カラー48によって連結されている。この第2の上部カラー48には上部支軸49が回転可能に挿通されている。この上部支軸49の両端部には図示しないおねじが形成され、その両端部は上記上部ガイドレール27の一端部に挿入された挿入部材31を貫通して上部ガイドレール27の外面に突出している。そして、その突出端部にはナット51が螺合されている。それによって、第2のリンク38の他端は上部支軸49を支点として回転可能になっている。
図3に示すように、一対の第1のリンク37は一対の第2のリンク38よりも大きな間隔で離間して設けられ、第2のリンク38の外側に位置している。そして、第1のリンク37と第2のリンク38との中途部は連結軸52によってX字状に回動可能に連結されている。それによって、第1のリンク37と第2のリンク38は、図10(a)〜(c)に示すように連結軸52を支点として起伏駆動されるようになっている。
図3と図10に示すように、上記基体1の下部にはモータと減速機とが一体化された駆動機構を構成する駆動源53がこの基体1の前後方向に沿って揺動可能に設けられている。この駆動源53には筒体54が設けられ、この筒体54には駆動軸55が進退可能に設けられている。駆動源53が作動すると、上記駆動軸55は筒体54に対して進退駆動される。
上記駆動軸54の先端は一対の第1のリンク37の中途部よりも他端部側に架設された連結軸56に枢着されている。したがって、上記駆動軸55が上記駆動源53によって筒体54から突出する方向に駆動されれば、X字状に連結された第1、第2のリンク37,38は図10(c)に示す倒伏状態から図10(a),(b)に示す起立状態に駆動され、逆に突出状態から後退方向へ駆動されれば、図10(c)に示すように倒伏状態に駆動されるようになっている。なお、駆動源53は図示せぬリモートコントローラによって遠隔的に操作できるようになっている。
図1と図2に示すように、上記基体1の上面には座部体61が回転機構62によって水平方向に回転自在に設けられている。上記回転機構62は、図3に示すように基体1の上面に取り付けられた下部固定盤63と、上記座部体61の下面に設けられた上部固定盤64とがスラスト軸受65によって回転自在に連結されている。それによって、上記座部体61は基体1に対して水平方向に回転できるようになっている。
上記座部体61は上面にクッション材66が設けられた座床67を有する。この座床67の一側面を除く三側は座枠68によって囲まれている。この座枠68は背凭れ68aと、この背凭れ68aの両側に設けられた一対の肘掛け68bとによって平面形状がほぼコ字状をなしている。
つぎに、上記構成の昇降用椅子を使用して低位置の土間Xと高位置の上がり床Yを昇り降りする場合について図10(a)〜(c)を参照して説明する。
たとえば、利用者Uが上がり床Yから土間Xに下りる場合、まず、駆動源53を作動して図10(a)に示すようにリンク機構26の第1のリンク37と第2のリンク38とを起立方向に駆動し、可動体25を上昇位置に保持する。そして、座部体61を回転させて座枠68が設けられていない一辺を上がり床Y側に向ける。
その状態で、上がり床Yに居る利用者Uは座部体61の座床67に着座し、腰部を座枠68の背凭れに当て、両手で座枠68の肘掛け68bを持って身体を座部体61に保持する。利用者Uが座部体61に着座したならば、図10(b)に示すように座部体61をほぼ180度水平方向に回転させて身体を土間X側に向ける。座部体61の回転は介護者が行なうようにする。
なお、利用者Uが座部体61の座床67に着座する際には、座部体61を回転させるときよりも低い位置にしておき、利用者Uが着座し易いようにする。利用者Uが着座したならば、図10(a)に示すように利用者Uの足が上がり床Yから離れる高さまで座部体61を上昇させる。そして、座部体61を回転させれば、利用者Uの足が上がり床Yにぶつかることがないから、その回転を円滑に行なうことができる。
座部体61を180度回転させて利用者Uを土間X側に向けたならば、図10(c)に示すように利用者Uの足が土間Xに着くまで可動体25を下降させる。その状態で利用者Uは自力又は介護者に支援してもらいながら起立する。それによって、利用者Uは足腰をほとんど使うことなく、高位置の上がり床Yから低位置の土間Xに降りることができる。つまり、利用者Uの足腰が不自由であっても、比較的楽に上がり床Yから土間Xへ降りることができる。
利用者Uが土間Xから上がり床Yに上る場合には、図10(c)に示すように可動体25を下降させた状態で、利用者Uは土間X側を向いて座部体61に着座し、ついで可動体25を図10(b)に示すように利用者Uの足が上がり床Yに当たらない高さまで上昇させた後、座部体61を図10(a)に示すようにほぼ180度回転させる。その状態で、利用者Uの足が上がり床Yに着くまで可動体25を下降させた後、利用者Uが立ち上がるようにすれば、利用者Uは土間Xから上がり床Yに上ることができる。
すなわち、上記構成の昇降用椅子によれば、利用者Uの足腰が不自由であっても、足腰に大きな負担を掛けることなく、高位置と低位置との間を移動することができる。可動体25が設けられた基体1には、上がり床Yの上面に係合当接する当接盤19を有する転倒防止部材15を設けるようにした。
そのため、図10(a)に示すように、可動体25が上昇した状態で、上がり床Yに居る利用者Uが座部体61に着座する際、利用者Uが座部体61に手を掛けるなどすると、可動体25が基体1とともに上がり床Y側に倒れる虞があるが、上がり床Yの上面に係合当接した当接盤19を有する転倒防止部材15によって、上記可動体25が基体1とともに上がり床Y側に倒れるのを防止することができる。
また、図10(b)に示すように可動体25が上昇した状態で利用者Uが土間X側を向いているとき、利用者Uが座部体61の座枠68に寄り掛かった場合にも、可動体25が基体1とともに上がり床Y側に倒れる虞がある。しかしながら、そのような場合も、上がり床Yの上面に当接盤19が係合当接しているため、可動体25が基体1とともに上がり床Y側に倒れるのが防止される。
上記座部体61には、座床67の一側を除く三側にわたって座枠68を設けるようにした。そのため、座床67に着座した利用者Uは上記座枠68によって身体を確実に保持することができるから、座部体61を回転させて身体の向きを変える際に、利用者Uが身体のバランスを崩して不安を感じるのを防止できる。
上記転倒防止部材15は基体1の背面に設けられた取付け部材11の挿通孔12を介して取り付けるようにした。取付け部材11には複数の挿通孔12が高さ方向に所定間隔で設けられている。そのため、上がり床Yの上面の高さが変わっても、その上面に転倒防止部材15の当接盤19が確実に係合当接するよう、基体1に対する取付け高さを調整することができるから、上がり床Yの高さが変わっても、転倒防止部材15によって可動体25が上昇したときに基体1が可動体25とともに転倒するのを確実に防止することができる。
また、基体1は土間Xに移動可能に設置されているため、昇降用椅子を家屋内の土間X以外の低位置に設置して使用することもできる。
この発明は上記一実施の形態に限定されず、たとえば基体に座部体を回転自在に設けた回転機構は手動式でなく、フラットモータを用いた電動式にしてもよく、その場合、この回転機構を駆動源とともにリモートコントローラによって操作できるようにすれば、介護者がいなくても、利用者が座部体を回転させることができる。
また、可動体を上下動させる機構はリンク機構に限られず、駆動源によって回転駆動されるねじ軸を基体に設け、このねじ軸に螺合するナット体を可動体に設けることで、ねじ軸の回転によって可動体を上下動させるようにしてもよい。
また、低位置と高位置として土間と上がり床を例に挙げ、これらの間を昇り降りする場合について説明したが、低位置と高位置としては土間と上がり床に限られず、他の段差部であっても、この発明の昇降用椅子を適用することができる。
この発明の一実施の形態を示し、(a)は可動体が下降した状態の昇降用椅子の正面図、(b)は同じく背面図。 (a)は可動体が上昇した昇降用椅子の正面図、(b)は同じく側面図。 リンク機構によって鎖線で示す可動体を上昇させた状態の背面図。 上部ガイドレールを一部破断して第2のリンクの組立構造を示す平面図。 上部ガイドレールの挿入部材が挿入された端部の断面図。 上部ガイドレールを示す図。 上部ガイドレールの端部に挿入される挿入部材の図。 基体の背面に取り付けられる転倒防止部材の図。 (a)は一対の第1のリンクの一端と他端との連結状態を示す図、(b)は転倒防止部材を取り付ける取付け部材の断面図。 利用者が土間と上がり床の間を昇り降りするときの動作の説明図。
符号の説明
1…基体、8…下部ガイドレール、15…転倒防止部材、19…当接盤、25…可動体、26…リンク機構、27…上部ガイドレール、37…第1のリンク、38…第2のリンク、44…上部ローラローラ、47…下部ローラ、61…座部体、62…回転機構、67…座床、68…座枠。

Claims (2)

  1. 段差部の高位置と低位置とを昇り降りするために用いられる昇降用椅子であって、
    上記低位置に設置される基体と、
    この基体にリンク機構によって上下動可能に設けられた可動体と、
    上記リンク機構を駆動して上記可動体を上下動させる駆動機構と、
    上記可動体の上面に水平方向に回転可能に設けられた座部体を具備し、
    上記基体の上部の幅方向両端部には下部ガイドレールが設けられ、上記可動体の上部の幅方向両端部には上部ガイドレールが設けられていて、
    上記リンク機構は、一端を上記下部ガイドレールに枢着し他端に設けられた第1のローラを上記上部ガイドレールに転動可能に係合させた第1のリンクと、
    一端に設けられた第2のローラを上記下部ガイドレールに転動可能に係合させ他端を上記上部ガイドレールに枢着するとともに中途部を上記第1のリンクに回動可能に連結して設けられた第2のリンクとを有し、
    上記駆動機構は、上記基体に回動可能に設けられた駆動源と、この駆動源によって軸方向に進退駆動されるとともに先端を上記第1のリンクと第2のリンクのいずれか一方の中途部よりも他端部側に枢着させた駆動軸とによって構成されていて、
    上記基体の一側部には高さ方向に沿って所定間隔で複数の取付け部が形成され、この取付け部には、上記段差部の高位置の上面に係合して上記基体が転倒するのを防止する転倒防止部材が取り付けられることを特徴とする昇降用椅子。
  2. 上記座部体は、座床と、背凭れ及び一対の肘掛けによって上記座床の三側を囲む座枠とによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の昇降用椅子。
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