JP4295713B2 - 表示装置の組み立て装置及び表示装置の組み立て方法 - Google Patents

表示装置の組み立て装置及び表示装置の組み立て方法 Download PDF

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この発明は表示パネルに電子部品を介して回路基板を実装する表示装置の組み立て装置及び組み立て方法に関する。
上記表示装置の組立工程では、たとえば図7(a)、(c)に示すように、まずアウタリードボンダにより表示パネルとしての液晶パネル200の外周の4辺のうちの所定の辺に、液晶駆動用ICが搭載されたタブ(TAB:Tape Automated Bonding)などの電子部品202を異方性導電部材204を介して実装して電子部品付きの液晶パネル200を製造し、ついで電子部品付きの液晶パネル200の電子部品202の部分に対して図7(b)に示すように回路基板203を電気的に接続して液晶パネル200を組み立てるということが行われている。
上記液晶パネル200に回路基板203を実装する場合、回路基板203と電子部品202とのリードを確実に電気的に接続することができる手段として図7(c)に示すようにテープ状の異方性導電部材204が用いられている。
そのような工程を行う組み立て装置としては、上記回路基板203に異方性導電部材204を貼り付ける貼り付け部と、異方性導電部材204が貼り付けられた回路基板203と上記液晶パネル200とを位置合わせし、位置合わせされた液晶パネル200と回路基板203とを上記電子部品202を介して圧着する圧着部とを備えている。圧着部には、圧着時に回路基板203の電子部品202が圧着される部分の下面を支持するバックアップツールが設けられている。
このような組み合わせ装置においては、回路基板203に異方性導電部材204を貼着したならば、この回路基板203をバックアップツール上に搬送してからカメラで位置認識する。ついで、上記液晶パネル200をカメラで位置認識し、その位置認識と上記回路基板との位置認識に基いて、予めバックアップツール上に搬送された回路基板203に対して液晶パネル200を位置決めする。
液晶パネル200を位置決めしたならば、上記圧着部の圧着ツールを下降させ、上記液晶パネル200に上記回路基板203を、上記電子部品202を介して圧着するということが行われている。このような従来技術は特許文献1に示されている。
特開平11−183924号公報
従来の組立装置によると、回路基板と液晶パネルとの位置合わせは、回路基板と液晶パネルとを圧着する圧着時に、上記圧着部でバックアップツールを基準にして位置決めするようにしている。
そのため、液晶パネルと回路基板との位置合わせが終了したならば、位置合わせされた液晶パネルと回路基板とを圧着しなければならない。つまり、位置合わせ工程と、圧着工程とを順次行なわなければならない。そのため、1枚の表示装置を組み立てるために必要なタクトタイム、つまり液晶パネルと回路基板とを位置合わせしてから、これらを圧着するまでに要する時間が長くなるから、生産性の低下を招く一因となっていた。
この発明は、表示パネルと回路基板との位置合わせと、位置合わせされた表示パネルと回路基板との圧着とを並列的に行うことで、タクトタイムの短縮を図ることができるようにした表示装置の組み立て装置及び組み立て方法を提供することにある。
この発明は、電子部品が接続された表示パネルに上記電子部品を介して回路基板を実装する表示装置の組み立て装置であって、
上記回路基板に異方性導電部材を貼り付ける貼り付け手段と、
この貼り付け手段によって異方性導電部材が貼り付けられた上記回路基板と上記表示パネルとを位置合わせする位置合わせ手段と、
この位置合わせ手段によって位置合わせされた上記回路基板と上記表示パネルとを上記電子部品を介して圧着する圧着手段とを具備し、
上記位置合わせ手段は、
X方向に駆動可能に設けられたXテーブルと、
このXテーブルにX方向と交差するY方向に駆動可能に設けられた第1のYテーブルと、
この第1のYテーブルにY方向に駆動可能に設けられた第2のYテーブルと、
この第2のYテーブルに上記X方向とY方向とがなすXY平面に対して直交するZ方向及びこのZ方向を中心として回転するθ方向に駆動可能に設けられていて、上記表示パネルが供給載置されるパネル用テーブルと、
上記第1のYテーブルにX方向に駆動可能に設けられ上記回路基板が供給載置される基板用テーブルと、
上記第1のYテーブルに設けられ上記基板用テーブルに供給されて上記表示パネルと位置合わせされた上記回路基板の上記電子部品が圧着される部分の下面を支持するバックアップツールと
を具備したことを特徴とする表示装置の組み立て装置にある。
上記圧着手段は圧着ツールを有し、この圧着ツールは下降方向に駆動可能であるとともに上記第1のYテーブルをY方向に駆動することで上記バックアップツールの上方に対向可能に設けられていて、上記バックアップツールが対向する位置に位置決めされたときに下降方向に駆動されて上記回路基板と上記電子部品との接続部分を圧着する構成であることが好ましい。
上記基板用テーブルに供給載置された基板を撮像して位置認識する基板用カメラと、上記パネル用テーブルに載置された表示パネルを撮像して位置認識するパネル用カメラと、上記基板用カメラと上記パネル用カメラとの撮像信号に基いて上記基板用テーブルと上記パネル用テーブルとを相対的に駆動する制御手段と
を具備したことが好ましい。
1つの圧着手段と、一対の位置合わせ手段及び一対の貼り付け手段を有し、一対の位置合わせ手段及び一対の貼り付け手段は、上記圧着手段を中心にして上記X方向に対称に配置されていることが好ましい。
上記表示パネルを上記パネル用テーブルに搬送供給する第1の搬送ヘッドと、
上記回路基板が圧着された上記表示パネルを上記パネル用テーブルから搬出する第2の搬送ヘッドとを有し、
上記第1の搬送ヘッドと第2の搬送ヘッドは、それぞれリニアコイルを有し、上記Y方向に沿って配置された1つのリニアガイドに沿って駆動可能に設けられていることが好ましい。
この発明は、複数の組み立てユニットが並設されていて、
1つの組み立てユニットで一辺に回路基板が接続された表示パネルを90度回転させてつぎの組み立てユニットに供給し、この組み立てユニットでは上記表示パネルの上記一辺に隣り合う他辺に新たな回路基板を接続することが好ましい。
この発明は、1つの圧着部に対してそれぞれ一対の貼り付け装置と位置合わせ装置を備えた組立装置を用いて、電子部品が接続された表示パネルに上記電子部品を介して回路基板を実装する表示装置の組み立て方法であって、
上記貼り付け装置で上記回路基板に異方性導電部材を貼り付ける工程と、
上記貼り付け装置で異方性導電部材が貼り付けられた上記回路基板と上記表示パネルとを上記位置合わせ装置で位置合わせする工程と、
上記位置合わせ装置で位置合わせされた上記回路基板と上記表示パネルとを上記電子部品を介して上記圧着部で圧着する工程とを具備し、
一対の位置合わせ装置の一方で上記表示パネルと上記回路基板の位置合わせをしている間に、他方の位置合わせ装置で位置合わせされた表示パネルと回路基板を上記電子部品を介して上記圧着部で圧着する
ことを特徴とする表示装置の組み立て方法にある。
この発明によれば、表示パネルと回路基板との位置合わせと、電子部品を介しての上記表示パネルと回路基板との圧着とを並列に行うため、表示装置を組み立てるために必要なタクトタイムを短縮することができる。
図1はこの発明の組み立て装置の概略的構成を示す平面図であって、この組み立て装置は第1の組み立てユニット1Aと、この第1の組み立てユニット1Aとほぼ同じ構成の第2の組み立てユニット1Bとが横方向に一列に配置されている。第1の組み立てユニット1Aは矩形板状の本体2を有する。この本体2の幅方向中央部の前後方向後方には回路基板203を供給するための第1の供給部3が設けられ、前方の幅方向一側には表示パネルとしての液晶パネル200を供給する第2の供給部4が設けられている。
液晶パネル200は矩形状であって、一対の短辺と長辺との各一辺には予めTABなどの電子部品202が図7(c)に示すように異方性導電部材204を介して実装されている。なお、図7(a),(b)は液晶パネル200の長辺だけに電子部品202が設けた状態を示している。
上記第1の供給部3は図3に示すように箱型状の枠体5を有する。この枠体5内のY方向に沿う前後方向後端部の高さ方向中途部には分離用リフタ6が設けられている。この分離用リフタ6の上方には上記回路基板203が収容された複数のトレイ7がストッカ8に積層されて設けられている。トレイ7には図1に示すように複数の上記回路基板203が上記前後方向に沿って所定間隔で並設されている。そして、上記分離用リフタ6が上昇して下降することで、最下段のトレイ7が上記ストッカ8の下端から下方に分離されて受け部9に支持される。
上記受け部9は枠体5の後方から前方である、Y方向前方に向かって所定寸法ずつ駆動されるようになっている。受け部9が前方に駆動されることで、この受け部9に支持されたトレイ7がストッカ8の前端部下端から露出する。トレイ7とともにこのトレイ7に収容された回路基板203が露出すると、その回路基板203は取り出しアーム11によって取り出される。
上記取り出しアーム11は枠体5の前後方向(Y方向)と直交する方向である、X方向に沿って駆動可能に設けられていて、下端部には吸着部12がシリンダ13によって上下方向であるZ方向に駆動可能に設けられている。上記取り出しアーム11の下端部には取り出しカメラ14が設けられている。取り出しアーム11は、取り出しカメラ14からの撮像信号に基いてX方向に位置決めされて上記回路基板203を上記トレイ7から取り出すようになっている。
取り出しアーム11によってトレイ7から順次取り出された回路基板203は、この回路基板203にテープ状の異方性導電部材204を貼着するための後述する一対の貼り付け装置21に交互に供給される。
上記枠体5の前端にはZガイド15が設けられ、このZガイド15には回収用リフタ16がZ方向に移動可能に設けられている。この回収用リフタ16はZガイド15の上端に設けられたZ駆動源17によってZ方向に駆動されるようになっている。
下方に分離されたトレイ7が枠体5の前方へ駆動され、そのトレイ7からすべての回路基板203が取り出されると、上記リフタ16が上昇してから下降することで、空になったトレイ7を枠体5の下部に配置されたストッカ18に載置する。
ストッカ18に所定量の空のトレイ7が回収されると、そのストッカ18は枠体5の下部のY方向前端側から後端側に駆動される。それによって、空となったトレイ7を取り出すことができるようになっている。
図1に示すように、上記第1の供給部3のX方向に沿う両側には一対の上記貼り付け装置21が左右対称に設けられている。この貼り付け装置21は、図2に示すようにベース22を有する。このベース22にはYテーブル23が上記本体2の前後方向である、Y方向に沿って移動可能に設けられている。このYテーブル23は上記ベース22に設けられたY駆動源24によって駆動されるようになっている。
上記Yテーブル23にはXテーブル25がX方向に沿って移動可能に設けられ、Yテーブル23に設けられたX駆動源26によって駆動されるようになっている。このXテーブル25には載置テーブル27が図示しないθ駆動源によって上記Xテーブル25上で回転方向に駆動可能に設けられている。
上記載置テーブル27には、上記取り出しアーム11によって上記第1の供給部3から取り出された上記回路基板203が供給載置される。この回路基板203は、たとえばホルダや真空吸着などによって上記載置テーブル27に一端部を上面の一側から突出させて保持される。この回路基板203の載置テーブル27の上面から突出した一端部の下面は支持部材28によって支持される。
回路基板203が供給された載置テーブル27はY方向に沿って駆動される。つまり、載置テーブル27は図2に実線で示す上記本体2の前後方向後方から鎖線で示す前方に駆動される。Y方向前方に駆動される載置テーブル27は、Y方向の中途部の第1の位置で停止し、この第1の位置の上方に撮像面を下方に向けて設けられた貼着用カメラ31によって撮像される。その撮像結果に基いて上記載置テーブル27はX方向とθ方向とに駆動され、上記回路基板203が一定の姿勢になるよう位置補正される。
回路基板203の姿勢が補正されると、上記載置テーブル27は第2の位置まで駆動されて停止する。この第2の位置の上方には貼り付け機構32がZガイド33に沿ってZ方向に駆動可能に設けられている。この貼り付け機構32は、上記回路基板203の上記支持部材28によって支持された一端部の全長に、テープ状の上記異方性導電部材204を貼着する。
第2の位置で回路基板203に異方性導電部材204が貼着されると、載置テーブル27はY方向の第3の位置まで駆動される。この第3の位置で、載置テーブル27上の回路基板203は図示しない取り出し装置によって取り出され、この回路基板203と液晶パネル200とを位置合わせする一対の位置合わせ装置35に後述するように供給される。
上記回路基板203が第1の供給部3から取り出されて上記位置合わせ装置35に供給されるまでの経路を図1に矢印で示す。
図1に示すように、一対の位置合わせ装置35は、一対の貼り付け装置21のY方向の前方に配置されている。つまり、上記貼り付け装置21と同様、第1の供給部3を中心にしてこの両側であるX方向に対称に設けられている。図2は一方の上記貼り付け装置21と一方の上記位置合わせ装置35とを示している。
図2に示すように、上記位置合わせ装置35はテーブルユニット34を有し、このテーブルユニット34は上記本体2の前後方向の前端部にX方向に沿って設けられたガイド体36を有する。このガイド体36にはXテーブル37がX方向に沿って移動可能に設けられ、X駆動源38によって駆動されるようになっている。
上記Xテーブル37の上面には第1のYテーブル39がY方向に沿って移動可能に設けられ、第1のY駆動源41によって駆動されるようになっている。この第1のYテーブル39の上面の一端部には、第1のYテーブル39よりもY方向に沿う移動距離が短い第2のYテーブル42がY方向に沿って移動可能に設けられている。この第2のYテーブル42は第2のY駆動源43によって駆動されるようになっている。
上記第2のYテーブル42の上面には、θテーブル40が上記X方向とY方向とがなすXY平面に対して直交するZ軸を中心に回転可能に設けられている。このθテーブル40はθ駆動源44によって駆動されるようになっている。
上記θテーブル40には支柱部材45がZ駆動源46によって上下方向であるZ方向に駆動可能に設けられている。上記支柱部材45の上端には上面に複数の吸着部パッド48を有するパネル用テーブル47が水平に設けられている。このパネル用テーブル47には回路基板203が実装されていない液晶パネル200が図5に示す第1の搬送ヘッド51によって上記第2の供給部4から供給される。このとき、液晶パネル200が供給されるパネル用テーブル47を有するテーブルユニット34は図1にP1で示す位置に待機している。この位置P1を待機位置とする。
上記液晶パネル200を供給する上記第2の供給部4は回転テーブル4aを有し、この回転テーブル4aには組み立て装置の前工程から液晶パネル200が供給される。液晶パネル200が供給されると、回転テーブル4aは90度回転し、液晶パネル200の姿勢を待機位置P1で待機するパネル用テーブル47に供給することができる状態、つまり液晶パネル200の短辺がX方向に沿う姿勢に変更する。
組み立て装置の前工程では上記液晶パネル200の隣り合う2つの辺、つまり一方の長辺と一方の短辺との2つの辺に図5に鎖線で示すように異方性導電部材204(図6に示す)によって電子部品202が予め接続されている。
上記第1のYテーブル39の上面の他端部にはX方向に沿って細長い板状のバックアップツール53が立設されている。このバックアップツール53の上記第2のYテーブル42と反対側の側面には上下一対のガイド54がX方向に沿って設けられている。このガイド54には上端に基板用テーブル55が設けられた板状の可動部材56がX方向に沿って移動可能に設けられている。この可動部材56はX駆動源57によって駆動されるようになっている。
上記貼り付け装置21で異方性導電部材204が貼着された後、図示しない取り出し装置によって取り出された回路基板203は、待機位置P1で上記基板用テーブル55に供給されてたとえば真空吸着などによって保持される。
基板用テーブル55に供給された回路基板203は、撮像面を下方に向けた基板用カメラ58によって撮像される。同様に、上記パネル用テーブル47に供給された液晶パネル200は撮像面を上に向けて上記第1のYテーブル39に設けられたパネル用カメラ59によって撮像される。
図4に示すように、上記基板用カメラ58とパネル用カメラ59との撮像信号は制御装置61に設けられた図示しない画像処理部に入力されて処理される。制御装置61はその処理結果に基いて上記液晶パネル200に予め接続された電子部品202に対し、回路基板203が所定の接続位置になるよう、液晶パネル200と回路基板203とを相対的にX、Y、Z及びθ方向に駆動し、これらを位置合わせする。
つまり、制御装置61は、上記基板用カメラ58とパネル用カメラ59との撮像結果に基いてX駆動源57、第2のY駆動源43及びθ駆動源44によって基板用テーブル55をX方向、第2のYテーブル42をY方向、パネル用テーブル47をθ方向に駆動する。そして、上記液晶パネル200に設けられた電子部品202と、上記回路基板203とを位置合わせする。ついで、パネル用テーブル47をZ方向に駆動して上記回路基板203に設けられた異方性導電部材204に上記液晶パネル200に設けられた電子部品202を接触させる。
このようにして、液晶パネル200と回路基板203とが位置合わせされると、テーブルユニット34は、Xテーブル37及び第1のYテーブル39によって図1に示すP2の位置を経てP3の位置に駆動される。この位置P3は、後述するように位置合わせされた回路基板203と電子部品202との重合部分を圧着する圧着位置である。
上記圧着位置P3には図1に示すように圧着部62を構成する圧着ツール63が設けられている。すなわち、圧着ツール63は上記基板用テーブル55の上方で、テーブルユニット34が圧着位置P3に位置決めされたときに、下端が上記バックアップツール53の上端に対向位置するようになっている。
上記圧着ツール63はブラケット64に取り付けられている。このブラケット64は図示しないガイドによってZ方向に移動可能に設けられ、シリンダ65によって駆動されるようになっている。上記シリンダ65は上記バックアップツール53が圧着ツール63の下方に位置決めされたときに作動してこの圧着ツール63を下降させる。
それによって、バックアップツール53上に位置する回路基板203と電子部品202との異方性導電部材204を介して重合するよう位置合わせされた部分が上記圧着ツール63によって加圧される。
圧着ツール63とバックアップツール53には図示しないヒータが設けられている。したがって、圧着ツール63に加圧されることで、異方性導電部材204が加熱されて溶融硬化するため、上記液晶パネル200が電子部品202を介して回路基板203に接続固定、つまり実装される。
上記液晶パネル200と回路基板203とが接続固定されると、Xテーブル37及び第1のYテーブル39がX方向及びY方向に駆動され、パネル用テーブル47を含むテーブルユニット34がP3の圧着位置からP2の位置を経てP1の待機位置に戻る。
一対の位置合わせ装置35は、液晶パネル200と回路基板203とを位置合わせした状態でそれぞれのテーブルユニット34、つまり位置合わせされた液晶パネル200と回路基板203とを交互に圧着位置P3に搬送位置決めする。圧着位置P3で上記液晶パネル200と回路基板203とが接続固定されると、テーブルユニット34は待機位置P1に戻されて待機する。
回路基板203が接続されて待機位置P1で待機するテーブルユニット34上の液晶パネル200は第2の搬送ヘッド66によって取り出され、第1の組み立てユニット1Aと第2の組み立てユニット1Bとの間に設けられた回転テーブル67に供給載置する。液晶パネル200が供給された回転テーブル67は90度回転駆動され、上記液晶パネル200の向きを変更する。つまり、液晶パネル200は長手方向をY方向からX方向に沿わせる。
上記第1の搬送ヘッド51と第2の搬送ヘッド66は図5に示すように同じ軌道をX方向に沿って駆動されるようになっている。すなわち、上記本体2のY方向の前端部にはX方向の全長にわたってリニアガイド68が設けられている。このリニアガイド68は断面形状がほぼU字状をなしていて、その内底面にはX方向に沿って所定間隔で多数の磁石69が配置されている。
上記リニアガイド68の上端面には、上記第1、第2の搬送ヘッド51,66のスライダ71,72が上記リニアガイド68に沿って移動可能に設けられている。各スライダ71,72の下面にはコイル73,74が設けられ、上記磁石69とでリニアモータを構成している。
したがって、コイル73,74に通電すれば、上記第1、第2の搬送ヘッド51,66をリニアガイド68に沿って直線走行させることができる。なお、コイル73,74への通電を一方にすれば、一方の搬送ヘッドを駆動することができ、両方にすれば両方の搬送ヘッド51,66を駆動することが可能である。
各搬送ヘッド51,66は吸着部75,76を有する。第1の搬送ヘッド51の吸着部75はコ字状をなしていて、その両側の下面に複数の吸着ノズル77が設けられている。第2の搬送ヘッド66の吸着部76は矩形枠状をなしていて、その基端側の一辺を除く三辺の下面にそれぞれ複数の吸着ノズル78が設けられている。
上記第1の搬送ヘッド51は、第2の供給部4から回路基板203が接続されていない液晶パネル200を取り出し、待機位置P1で待機する一対の位置合わせ装置35のテーブルユニット34のパネル用テーブル47に交互に供給する。したがって、第1の搬送ヘッド51は図1にH1で示す範囲でX方向に沿って往復駆動可能となっている。
上記第2の搬送ヘッド66は、液晶パネル200の短辺に圧着ツール63によって回路基板203が圧着された後、待機位置P1で待機する一対のパネル用テーブル47から上記液晶パネル200を交互に取り出し、第1の組み立てユニット1Aと第2の組み立てユニット1Bとの間に設けられた回転テーブル67に供給する。したがって、第2の搬送ヘッド66は図1にH2で示す範囲でX方向に沿って往復駆動可能となっている。
なお、第2の搬送ヘッド66は液晶パネル200及びこの短辺に接続された回路基板203を吸着することができるようになっている。
上記回転テーブル67は図1に矢印で示す方向に90度回転して液晶パネル200の長辺をX方向に沿わせる。短辺に回路基板203が圧着された回転テーブル67上の液晶パネル200は第2の組み立てユニット1Bの図1に示す第1の搬送ヘッド51Aによって取り出され、この第2の組み立てユニット1Bの待機位置P1で待機するパネル用テーブル47に供給する。
第2の組み立てユニット1Bは、第1の組み立てユニット1Aと同様、本体2上に回路基板203を供給する第1の供給部3と、この第1の供給部3を中心にしてX方向に対称に配置された一対の貼り付け装置21及び一対の位置合わせ装置35を有する。これら第1の供給部3、貼り付け装置21及び位置合わせ装置35は、第1の組み立てユニット1Aと同じ構成であるので、説明は省略する。
ただ、第2の組み立てユニット1Bは、第1の組み立てユニット1Aで短辺に回路基板203が接続された液晶パネル200の長辺に回路基板203を接続する。そのため、第1の供給部3は第1の組み立てユニット1Aに比べて長さ寸法の長い回路基板203を供給するようになっている。
また、第1の搬送ヘッド51Aは第1の組み立てユニット1Aの第2の搬送ヘッド66と同様、液晶パネル200と短辺に接続された回路基板203とを吸着して搬送し、第2の搬送ヘッド66Aは液晶パネル200と、液晶パネル200の長辺と短辺とに接続された回路基板203を吸着して搬送するようになっている。
第2の組み立てユニット1BのX方向に沿う回転テーブル67と反対側の側方には搬出部80が設けられている。この搬出部80は回転テーブル79を有する。
上記第1の搬送ヘッド51Aは図1にH3で示す、回転テーブル67上の液晶パネル200を取り出して待機位置P1で待機するパネル用テーブル47に供給することができる範囲でX方向に沿って往復駆動可能となっている。
第2の搬送ヘッド66Aは、図1にH4で示す範囲、つまり短辺と長辺とに回路基板203が貼り付けられて待機位置P1で待機するパネル用テーブル47上の液晶パネル200を取り出して上記回転テーブル79に供給する範囲でX方向に沿って往復駆動可能となっている。
第2の搬送ヘッド66Aによって回転テーブル79に供給された液晶パネル200は、図示しない搬送手段によって次の工程に搬出される。
つぎに、図6(a)〜(g)を参照して第1の組み立てユニット1Bで液晶パネル200の短辺に設けられた電子部品202に回路基板203を接続する手順を説明する。図6(a)は貼り付け装置21の載置テーブル27に、取り出しアーム11によって第1の供給部3から取り出された回路基板203が載置された状態を示す。
上記載置テーブル27に回路基板203が載置されると、この載置テーブル27はYテーブル23及びXテーブル25とともに矢印方向に駆動され、第1の位置で貼着用カメラ31によって撮像された後、第2の位置で図6(b)に示すように支持部材28によって支持された一端部に貼り付け機構32によって異方性導電部材204が貼着される。その後、第3の位置に搬送される。なお、上記取り出しアーム11は一対の貼り付け装置21の一対の載置テーブル27に対して交互に回路基板203を供給する。
図6(c)は第1の搬送ヘッド51によって第2の供給部4から取り出された液晶パネル200を位置合わせ装置35のパネル用テーブル47に供給する状態を示している。すなわち、パネル用テーブル47への液晶パネル200の供給は図6(a),(b)で示す回路基板203に対する異方性導電部材204の貼着工程と並行して同時に行われる。なお、パネル用テーブル47に供給される液晶パネル200の短辺には、予め電子部品202が異方性導電部材204によって接続されている。
図6(c)に示すように、第2の供給部4から液晶パネル200を取り出した第1の搬送ヘッド51が待機位置P1で待機するテーブルユニット34のパネル用テーブル47の上方にくると、図6(d)に示すように上記パネル用テーブル47は上昇して上記第1の搬送ヘッド51から液晶パネル200を受ける。
一方、異方性導電部材204が貼着された後、第3の位置に位置決めされた回路基板203は、図6(e)に示すように第1のYテーブル39上に設けられた基板用テーブル55に移載され、異方性導電部材204が貼着された一端部の下面がバックアップツール53の上端面によって支持される。
パネル用テーブル47に液晶パネル200が供給載置されるとともに、基板用テーブル55に回路基板203が供給載置されると、パネル用テーブル47が第2のYテーブル42によってY方向に駆動されるとともにθテーブル40によってθ方向に駆動され、基板用テーブル55がX駆動源57によってX方向に駆動される。
それによって、液晶パネル200と回路基板203とが相対的にX、Y及びθ方向に駆動されて位置合わせされる。液晶パネル200と回路基板203との位置合わせは、液晶パネル200を撮像するパネル用カメラ59と、回路基板203を撮像する基板用カメラ58との撮像信号に基いて待機位置P1で行われる。
このようにして、液晶パネル200と回路基板203とが位置合わせされると、パネル用テーブル47がZ方向下方に駆動されて図6(f)に示すように液晶パネル200に予め接続された電子部品202の端部が回路基板203に貼着された異方性導電部材204に重合される。
液晶パネル200と回路基板203とが位置合わせされて電子部品202の端部が回路基板203に重合されると、パネル用テーブル47は図1に示す待機位置P1からP2を経て圧着部62の圧着位置P3に位置決めされる。
つぎに、図6(g)に矢印で示すように、第1のYテーブル39がY方向に駆動される。それによって、パネル用テーブル47、バックアップツール53及び基板用テーブル55が一体的にY方向に移動し、回路基板203と電子部品202との異方性導電部材204を介して重合した部分が圧着ツール63の下方に対向するよう位置決めされる。この位置決めは、上記圧着ツール63及びバックアップツール53のY方向の位置が既知でるから、第1のYテーブル39の移動量を制御装置61に予め設定しておくことで位置決め可能である。
このように、第1のYテーブル39によってバックアップツール53が圧着ツール63の下方に対向するよう位置決めされると、シリンダ65が作動して上記圧着ツール63が下降方向に駆動され、回路基板203と電子部品202との重合部分が加圧加熱される。それによって、異方性導電部材204が溶融硬化するから、液晶パネル200に回路基板203を接続固定することができる。
液晶パネル200に回路基板203が接続固定されると、Xテーブル37及び第1のYテーブル39が駆動されてパネル用テーブル47を含むテーブルユニット34が圧着位置P3から待機位置P1に戻る。そこで、パネル用テーブル47に保持された液晶パネル200は第2の搬送ヘッド66によって上記取り出され、第1の組み立てユニット1Aと第2の組み立てユニット1Bとの間に設けられた回転テーブル67に供給される。
液晶パネル200が供給された回転テーブル67は90度回転し、その液晶パネル200の向きを変える。つまり、液晶パネル200は長辺をX方向に沿わせる。回転テーブル67に供給されて方向変換された液晶パネル200は、第2の組み立てユニット1Bで、液晶パネル200の長辺に第1の組み立てユニット1Aと同様の工程によって回路基板203が接続固定される。
このように構成された表示装置の組み立て装置によれば、各組み立てユニット1A,1Bは1つの圧着部62に対してそれぞれ一対の貼り付け装置21と位置合わせ装置35を備えている。
そのため、一対の位置合わせ装置35の一方で液晶パネル200と回路基板203との位置合わせをしている間に、他方の位置合わせ装置35で位置合わせされた液晶パネル200と回路基板203とを電子部品202を介して圧着する作業を行うことができる。
つまり、上記回路基板203を上記液晶パネル200に電子部品202を介して接続固定するために要する作業は、異方性導電部材204を溶融硬化させなければならないために、他の作業に比べてタクトタイムが長くなる。
しかしながら、1つの圧着部62で液晶パネル200と回路基板203との圧着を行っているときに、一対の位置合わせ装置35のどちらか一方によって液晶パネル200と回路基板203との位置合わせを予め行うことができる。
つまり、位置合わせ装置35はバックアップツール53を備え、液晶パネル200と回路基板203とを相対的にX、Y及びθ方向に位置合わせできるようになっている。そのため、液晶パネル200と回路基板203とを電子部品202を介して圧着する直前の状態に位置決めし、その状態で圧着部62に搬送することができる。
したがって、圧着部62では、位置決めされた液晶パネル200と回路基板203とを圧着ツール63によって圧着するだけでよいから、圧着部62で液晶パネル200と回路基板203とを位置合わせしてから圧着する場合に比べてタクトタイムを大幅に短縮することができる。
しかも、圧着部62が1つであるのに対し、一対の位置合わせ装置35が設けられているから、一方の位置合わせ装置35のテーブルユニット34が圧着位置P3にある間に、待機位置P1にある他方の位置合わせ装置35のテーブルユニット34によって液晶パネル200と回路基板203とを位置合わせすることができるから、そのことによってもタクトタイムの短縮を図ることができる。
各組み立てユニット1A,1Bは、位置合わせ装置35に液晶パネル200を供給する第1の搬送ヘッド51と、回路基板203が実装された液晶パネル200を搬出する第2の搬送ヘッド66を有する。
第1、第2の搬送ヘッド51,66は同一のリニアガイド68に沿って移動可能に設けられ、このリニアガイド68に設けられた磁石69と、各ヘッド51,66に設けられたコイル73,74とからなるリニアモータによって駆動可能となっている。
つまり、第1、第2の搬送ヘッド51,66をリニアモータによって駆動する構成としたため、1つのリニアガイド68に2つの搬送ヘッド51,66を個別に駆動できるよう設けることができる。そのため、第1、第2の搬送ヘッド51,66を別々に駆動する場合に比べ部品点数を少なくし、構成の簡略化による装置全体の小型化を図ることができる。
第1の組み立てユニット1Aと第2の組み立てユニット1Bとが回転テーブル67を介して並設されている。そのため、第1の組み立てユニット1Aで液晶パネル200の一辺に回路基板203を圧着したならば、第2の組み立てユニット1Bで液晶パネル200の他辺に回路基板203を圧着することができる。つまり、液晶パネル200の2つの辺に対する回路基板203の実装を順次能率よく行うことができる。
上記一実施の形態では液晶パネルに回路基板を実装する場合について説明したが、他の表示装置である、たとえばプラズマディスプレイパネルに回路基板を実装する場合であってもこの発明を適用することができる。
また、2つの組み立てユニットを並設した組み立て装置を例に挙げたが、組み立てユニットは1つであってもよく、或いは3つ以上を並設してもよい。
第1の組み立てユニットで一辺に回路基板が実装された液晶パネルを第2の組み立てユニットに供給する際、回転テーブルで液晶パネルを90度回転させたが、第2の搬送ヘッドの液晶パネルを吸着保持する部分を回転駆動できる構成にすれば、液晶パネルを第1の組み立てユニットから第2の組み立てユニットに受け渡す際、回転テーブルを用いずに行うことが可能となる。
また、各組み立てユニットは、1つの圧着部と、それぞれ一対の貼り付け装置及び位置合わせ装置を備えた構成としたが、貼り付け装置及び位置合わせ装置と同様に一対の圧着部を設けるようにしてもよい。このような構成であっても、位置合わせ装置で予め液晶パネルと回路基板とを圧着する直前の状態に予め位置決めしておくことができるから、圧着部でのタクトタイムを短縮することができる。
この発明の一実施の形態を示す組み立て装置の概略的構成図。 貼り付け装置、圧着部及び位置合わせ装置を示す側面図。 第1の供給部を示す側面図。 液晶パネルと回路基板とを位置合わせする際の制御を説明するブロック図。 第1、第2の搬送ヘッドを示す平面図。 液晶パネルに回路基板を実装する工程を順次示した説明図。 一辺に回路基板が実装される液晶パネルの説明図。
符号の説明
3…第1の供給部、4…第2の供給部、11…取り出しアーム、21…貼り付け装置、32…貼り付け機構、35…位置合わせ装置、37…Xテーブル、38…X駆動源、39…第1のYテーブル、40…θテーブル、41…第1のY駆動源、42…第2のYテーブル、43…第2のY駆動源、44…θ駆動源、46…Z駆動源、47…パネル用テーブル、51…第1の搬送ヘッド、53…バックアップツール、55…基板用テーブル、58…基板用カメラ、59…パネル用カメラ、61…制御装置、63…圧着ツール、66…第2の搬送ヘッド、69…磁石、73…コイル。

Claims (7)

  1. 電子部品が接続された表示パネルに上記電子部品を介して回路基板を実装する表示装置の組み立て装置であって、
    上記回路基板に異方性導電部材を貼り付ける貼り付け手段と、
    この貼り付け手段によって異方性導電部材が貼り付けられた上記回路基板と上記表示パネルとを位置合わせする位置合わせ手段と、
    この位置合わせ手段によって位置合わせされた上記回路基板と上記表示パネルとを上記電子部品を介して圧着する圧着手段とを具備し、
    上記位置合わせ手段は、
    X方向に駆動可能に設けられたXテーブルと、
    このXテーブルにX方向と交差するY方向に駆動可能に設けられた第1のYテーブルと、
    この第1のYテーブルにY方向に駆動可能に設けられた第2のYテーブルと、
    この第2のYテーブルに上記X方向とY方向とがなすXY平面に対して直交するZ方向及びこのZ方向を中心として回転するθ方向に駆動可能に設けられていて、上記表示パネルが供給載置されるパネル用テーブルと、
    上記第1のYテーブルにX方向に駆動可能に設けられ上記回路基板が供給載置される基板用テーブルと、
    上記第1のYテーブルに設けられ上記基板用テーブルに供給されて上記表示パネルと位置合わせされた上記回路基板の上記電子部品が圧着される部分の下面を支持するバックアップツールと
    を具備したことを特徴とする表示装置の組み立て装置。
  2. 上記圧着手段は圧着ツールを有し、この圧着ツールは下降方向に駆動可能であるとともに上記第1のYテーブルをY方向に駆動することで上記バックアップツールの上方に対向可能に設けられていて、上記バックアップツールが対向する位置に位置決めされたときに下降方向に駆動されて上記回路基板と上記電子部品との接続部分を圧着する構成であることを特徴とする請求項1記載の表示装置の組み立て装置。
  3. 上記基板用テーブルに供給載置された基板を撮像して位置認識する基板用カメラと、上記パネル用テーブルに載置された表示パネルを撮像して位置認識するパネル用カメラと、上記基板用カメラと上記パネル用カメラとの撮像信号に基いて上記基板用テーブルと上記パネル用テーブルとを相対的に駆動する制御手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の表示装置の組み立て装置。
  4. 1つの圧着手段と、一対の位置合わせ手段及び一対の貼り付け手段を有し、一対の位置合わせ手段及び一対の貼り付け手段は、上記圧着手段を中心にして上記X方向に対称に配置されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置の組み立て装置。
  5. 上記表示パネルを上記パネル用テーブルに搬送供給する第1の搬送ヘッドと、
    上記回路基板が圧着された上記表示パネルを上記パネル用テーブルから搬出する第2の搬送ヘッドとを有し、
    上記第1の搬送ヘッドと第2の搬送ヘッドは、それぞれリニアコイルを有し、上記Y方向に沿って配置された1つのリニアガイドに沿って駆動可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の表示装置の組み立て装置。
  6. 請求項1に記載された構成の複数の組み立てユニットが並設されていて、
    1つの組み立てユニットで一辺に回路基板が接続された表示パネルを90度回転させてつぎの組み立てユニットに供給し、この組み立てユニットでは上記表示パネルの上記一辺に隣り合う他辺に新たな回路基板を接続することを特徴とする表示装置の組み立て装置。
  7. 1つの圧着部に対してそれぞれ一対の貼り付け装置と位置合わせ装置を備えた組立装置を用いて、電子部品が接続された表示パネルに上記電子部品を介して回路基板を実装する表示装置の組み立て方法であって、
    上記貼り付け装置で上記回路基板に異方性導電部材を貼り付ける工程と、
    上記貼り付け装置で異方性導電部材が貼り付けられた上記回路基板と上記表示パネルとを上記位置合わせ装置で位置合わせする工程と、
    上記位置合わせ装置で位置合わせされた上記回路基板と上記表示パネルとを上記電子部品を介して上記圧着部で圧着する工程とを具備し、
    一対の位置合わせ装置の一方で上記表示パネルと上記回路基板の位置合わせをしている間に、他方の位置合わせ装置で位置合わせされた表示パネルと回路基板を上記電子部品を介して上記圧着部で圧着する
    ことを特徴とする表示装置の組み立て方法。
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