JP4626278B2 - ワークの組立装置 - Google Patents

ワークの組立装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4626278B2
JP4626278B2 JP2004340238A JP2004340238A JP4626278B2 JP 4626278 B2 JP4626278 B2 JP 4626278B2 JP 2004340238 A JP2004340238 A JP 2004340238A JP 2004340238 A JP2004340238 A JP 2004340238A JP 4626278 B2 JP4626278 B2 JP 4626278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
substrate
carry
standby position
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004340238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006156444A (ja
Inventor
英幸 焼山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004340238A priority Critical patent/JP4626278B2/ja
Publication of JP2006156444A publication Critical patent/JP2006156444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4626278B2 publication Critical patent/JP4626278B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Description

本発明は、2つのワークを接合して表示パネルなどのワークを組み立てるワークの組立装置に関するものである。
電子機器のディスプレイとして用いられるプラズマパネルや液晶パネルなどの表示パネルは、表示画面となるガラスパネルの縁部にTCP(テープキャリアパッケージ)などのコネクタを介してドライバ基板を接合することにより組み立てられる。この組立て作業は、ガラスパネルやコネクタ、ドライバ基板などの縁部に形成された端子を、異方性導電テープなどの接合材料を介して接合することによって行われる(例えば特許文献1参照)。この特許文献例に示す熱圧着装置においては、予めドライバ基板に接合されたコネクタをガラスパネルの縁部に熱圧着して接合することにより、表示パネルが組み立てられる。
特許第3531586号公報
近年表示パネルの種類は多様化しており、製造プロセスもパネルサイズや種類によって異なったものとなっている。例えば高密度化によって狭端子ピッチとなったガラスパネルを用いる場合には、予めコネクタが接合された状態のガラスパネルが対象となる場合がある。このようなガラスパネルを対象とする場合には、ドライバ基板に異方性導電テープを貼着する機能が必要とされることから、特許文献例に示す熱圧着装置はそのままでは使用できず、異方性導電テープの貼着機能を有する付加ユニットを必要とする。しかしながらこのような付加ユニットを組み込むと装置占有エリアの増大とともに、装置稼動効率の低下を招く場合があり、高生産性を実現することができる新たな装置構成が望まれていた。
そこで本発明は、装置占有エリアを減少させるとともに高生産性を実現することができるワークの組立装置を提供することを目的とする。
本発明のワークの組立装置は、第1のワークと第2のワークとを接合して組み立てるワークの組立装置であって、前記第1のワークを保持する複数のワーク保持部を略直線状の第1搬送経路に沿って第1搬入待機位置から第1作業待機位置を経て第1搬出位置まで一方向に移動させる第1搬送機構と、前記ワーク保持部を前記第1作業待機位置と第1作業位置とに相対的に移動させる第1移動手段と、前記第1作業位置に位置するワーク保持部上の第1のワークに対して接合部材を供給する接合部材供給手段と、前記ワーク保持部を前記第1搬出位置から第2搬入待機位置へと移動させる第1移動テーブルと、前記ワーク保持部を略直線状の第2搬送経路に沿って第2搬入待機位置から第2作業待機位置を経て第2搬出位置まで一方向に移動させる第2搬送機構と、前記第1のワークを保持したワーク保持部を前記第2作業待機位置と第2作業位置とに移動させる第2移動手段と、前記第2作業位置に位置する第1のワークに対して第2のワークを相対的に位置合わせするワーク位置合わせ手段と、前記第2作業位置に位置する第1のワークに前記接合部材を介して前記第2のワークを接合する接合手段と、前記ワーク保持部を前記第2搬出位置から前記第1搬入待機位置へと移動させる第2移動テーブルと、前記第1搬入待機位置および第1作業待機位置にそれぞれ位置するワーク保持部を、前記第1作業待機位置および第1搬出位置へ同時に搬送する第1同期搬送手段と、前記第2搬入待機位置および第2作業待機位置にそれぞれ位置するワーク保持部を、前記第2作業待機位置および第2搬出位置へ同時
に搬送する第2同期搬送手段とを備えた。
本発明によれば、略直線状の第1搬送経路および第2搬送経路において、それぞれの搬入待機位置、作業待機位置に位置するワーク保持部を、同期搬送手段によって作業待機位置、搬出位置へ同時に搬送する構成を採用することにより、ワークの移動に際しての無駄時間を極小にすることができ、高生産性のワークの組立装置を実現することができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の平面図、図2は本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の断面図、図3は本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置における接合テープ貼付部の正面図、図4は本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の部分断面図、図5は本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置における基板搬送部の配置構成図、図6,図7は本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置における保持部搬送機構の動作説明図、図8、図9、図10、図11、図12、図13は本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の動作説明図である。
まず図1、図2を参照して、表示パネルの組立装置の構造を説明する。図2は、図1におけるA−A断面を示している。この表示パネルの組立装置は、ガラスパネル(第2のワーク)にドライバ用の基板(第1のワーク)をTAB、FPC等の可撓性のコネクタおよび異方性導電剤をテープ状にした接合テープ(接合部材)を介して接合することにより、表示パネルを組立てる機能を有している。ガラスパネルには前工程においてコネクタが接続されており、コネクタが接続されたガラスパネルは第2のワークを構成している。すなわちこの表示パネルの組立装置は、第1のワークと第2のワークとを接合して組み立てる
ワークの組立装置となっている。
図1、図2において、基台1にはX方向に隣接してサブ基台1aが設けられており、サブ基台1aの上面には第1のワークである基板6をストックして供給する基板供給部2が設けられている。サブ基台1a、基台1の手前側(図1において下側)には、X方向にパネル搬入機構3A、パネル搬出機構3Bが設けられており、パネル搬入機構3A、パネル搬出機構3Bの間にはパネル位置決めテーブル7が設けられている。
パネル搬入機構3A、パネル搬出機構3Bはそれぞれ搬送テーブル4を備えており、前工程にて予めコネクタ5aが接続されたガラスパネル5を搬送テーブル4上に載置してX方向に搬送する。これにより、パネル搬入機構3Aは上流側(図1において左側)から搬入されるガラスパネル5をパネル位置決めテーブル7まで搬送する。ガラスパネル5は液晶ディスプレイなどの表示装置に用いられ、2枚の矩形ガラス板を積層した構造となっており、一方のガラス板が露呈した縁部にはコネクタ5aが接続されている。
パネル位置決めテーブル7は、X軸テーブル7X、Y軸テーブル7Y、ZΘ軸テーブル7ZΘを段積みした構成となっており、パネル搬入機構3Aから搬入されたガラスパネル5を保持する。基台1上のパネル搬入機構3A、パネル搬出機構3Bの背後には、後述する圧着接合部8が配置されており、パネル位置決めテーブル7は保持したガラスパネル5を圧着接合部8に対して位置決めする。
そしてここで後述する循環移動機構10によって搬送された基板6とガラスパネル5とを接合することによって表示パネルが組み立てられる。組立後の表示パネル、すなわち基板6がコネクタ5aを介して接合されたガラスパネル5は、パネル搬出機構3Bによって下流側装置へ搬出される。パネル搬入機構3A、パネル搬出機構3Bは、パネル位置決めテーブル7にガラスパネル5を搬入するとともに、組み立てられたガラスパネル5をパネル位置決めテーブル7から搬出するパネル搬送手段となっている。
基台1の上面において圧着接合部8の背後側(図1において上側、図2において右側)には、循環移動機構10が配設されている。循環移動機構10は直線状のガイドレールを組み合わせて構成された所定の循環経路に沿って、基板6を保持する複数の基板保持部20を移動させることにより、基板供給部2から基板供給機構13によって取り出した基板6を、接合テープ貼付部9を経由して圧着接合部8まで搬送する機能を有している。このような構成を採用することにより、少ない個数の基板保持部20によって薄くて撓みやすい基板6を、効率的に搬送することが可能となっている。
上記構成の表示パネルの組立装置は、圧着接合部8の一方側にパネル搬入機構3A、パネル搬出機構3B、パネル位置決めテーブル7など、ガラスパネル5を搬送して位置決めする機構を設け、圧着接合部8の他方側に基板供給部2から供給され基板保持部20に保持された基板6を循環移動機構10によって圧着接合部8まで搬送する基板搬送系を配置したレイアウトとなっている。
基板供給機構13は、基板6を吸着して保持する基板保持ヘッド13aを備えており、基板6を保持した基板保持ヘッド13aはヘッド移動テーブル13bによって、循環移動機構10の循環経路上に設定された供給位置[A]まで搬送され、ここで基板保持部20上に移載され保持される。基板6は薄くて撓みやすいフレキシブル基板であり、そのままでハンドリングや搬送が難しいため、基板保持部20によって下面側を下受けされクランプされた状態で搬送や位置決めが行われる。
基板供給機構13は、供給位置[A]において基板保持部20に基板6を供給する基板
供給手段となっている。基板保持部20は下面にスライダ21が固着された平板状部材であり、上面の基板載置面には基板6を押さえ込んで固定するクランプ部(図示省略)が設けられている。スライダ21を以下に説明するガイドレールにスライド自在に装着することにより、基板保持部20はこれらのガイドレールに沿って移動可能な状態となる。
ここで循環移動機構10による循環経路は、それぞれX方向に配置された可動レール11b、12b、16,18の4本のガイドレールによって構成されている。可動レール11b、12bは、第1レール移動部11、第2レール移動部12の第1レール移動テーブル11a、第2レール移動テーブル12aによってそれぞれY方向に可動となっている。また可動レール16、18は、それぞれ第2保持部移動テーブル17、第1保持部移動テーブル14によってY方向に可動となっている。そしてこれらのガイドレールを相互に連結した状態、すなわち2つのガイドレールを長さ方向に整列させるとともに、長手方向の端面を所定間隔で接近させた状態では、基板保持部20は各ガイドレール間で乗り移りができるようになっている。
循環移動機構10による循環経路において、可動レール18に乗り移った基板保持部20は、第1保持部移動テーブル14を駆動することによって可動レール18ごと移動し、これにより基板保持部20に保持された基板6は接合テープ貼付部9に対して相対的に移動する。図3に示すように、接合テープ貼付部9はフレーム9aに供給リール22、回収リール23およびツール昇降機構25aによって昇降する貼付ツール25を配設した構成となっている。供給リール22からベーステープに貼着された状態で供給される接合テープ24を、貼付ツール25によって基板6に対して押圧することにより、基板6には所定長さに切断された接合テープ24が貼り付けられる。
接合テープ24貼付け後の基板6を保持した基板保持部20は可動レール11bに乗り移り、ここで第1レール移動テーブル11aを駆動することにより、基板保持部20は可動レール11bごとY方向に移動し、可動レール16への乗り移り位置まで移動する。そして可動レール16に乗り移った基板保持部20は、第2保持部移動テーブル17を駆動することにより、圧着接合部8に対して移動し、図4に示すように圧着接合部8に対して位置決めされる。
圧着接合部8は門型のフレーム8aに、ツール昇降機構26aによって昇降駆動される圧着ツール26を配設した構成となっている。接合動作においてはまず第2保持部移動テーブル17によって基板保持部20を駆動させて接合テープ24がツール昇降機構26aの直下に位置するように基板6を位置決めし、次いでコネクタ5aと基板6のそれぞれの接続用端子が位置合わせされるようにガラスパネル5をパネル位置決めテーブル7によって位置決めする。そしてこの状態で圧着ツール26を下降させることにより、ガラスパネル5に予め接合されたコネクタ5aは接合テープ24を介して基板6に接合される。
次に図5を参照して、循環移動機構10および循環移動機構10の循環経路に設定された各位置の機能について説明する。図5において、第1レール移動部11、第2レール移動部12の第1レール移動テーブル11a、第2レール移動テーブル12aおよび第1保持部移動テーブル14を駆動して、可動レール12b、11b、18が同一直線上に位置するように整列させることにより、これらのガイドレールは直線状の第1搬送経路10aを形成する。
そして同様に第1レール移動テーブル11a、第2レール移動テーブル12aおよび第2保持部移動テーブル17を駆動して、可動レール11b、12b、16が同一直線上に位置するように整列させることにより、第2搬送経路10bが形成される。これらの第1搬送経路10aおよび第2搬送経路10bは、圧着接合部8を間に挟んだ配置でパネル搬
入機構3A、パネル搬出機構3Bと平行に設けられており、第2搬送経路10bの方が圧着接合部8により近接した配置となっている。
このように構成された循環移動機構10は、第1搬送経路10aと第2搬送経路10bの両端部の間でY方向に移動可能な可動レール11b、12bを備えており、複数の基板保持部20は第1搬送経路10a、第2搬送経路10bを含む循環経路に沿って移動する。すなわち第1搬送経路10a、第2搬送経路10bにおいては、各基板保持部20はガイドレール間を乗り移って直線移動し、可動レール11b、12bに乗り移った時に第1レール移動テーブル11a、第2レール移動テーブル12aを駆動して可動レール11b、12bをY方向にスライド移動することにより、基板保持部20は互いに平行な2つの第1搬送経路10a、第2搬送経路10bとの間を乗り移る。基板保持部20を循環移動させる循環経路をこのような構成とすることにより、占有面積が少なくコンパクトで簡略な機構で循環移動機構を実現することができる。
可動レール12bが第2搬送経路10b側にスライド移動した位置は前述の供給位置[A]となっており、供給位置[A]に到着した基板保持部20に対して基板供給機構13によって基板6が供給される。可動レール12bが第1搬送経路10a側にスライド移動した位置は、第1搬送経路10aにおいて基板保持部20が下流側(図5において右側)に搬送開始されるまで待機する第1搬入待機位置[B]となっている。
そして基板保持部20が可動レール18に乗り移った位置は、接合テープ貼付部9による接合テープ貼付け作業が行われる第1作業位置[D]に移動するまで、基板保持部20が待機する第1作業待機位置[C]となっている。さらに接合テープ貼付後の基板6を保持した基板保持部20が可動レール11bに乗り移った位置は、基板保持部20が第1搬送経路10aから搬出される第1搬出位置[E]となっている。
第2搬送経路10bにおいても、同様に位置が設定されている。すなわち可動レール11bが第2搬送経路10b側にスライド移動した位置は、第2搬送経路10bにおいて基板保持部20が下流側(図5において左側)に搬送開始されるまで待機する第2搬入待機位置[F]となっている。そして基板保持部20が可動レール16に乗り移った位置は、圧着接合部8による接合作業が行われる第2作業位置[H]に移動するまで基板保持部20が待機する第2作業待機位置[G]となっている。
第2搬送経路10bにおいて接合作業後の基板保持部20が可動レール12bに乗り移った位置は、基板保持部20が第2搬送経路10bから搬出される第2搬出位置[A]となっている。なお、位置[A]はここで説明するように第2搬出位置であるとともに、前述のように空になった基板保持部20に対して基板6が供給される供給位置[A]としても機能する。
ここで、第1搬入待機位置[B]、第1作業待機位置[C]、第1搬出位置[E]は、第1搬送経路10aにおいて所定のピッチPを隔てて設定されており、また同様に第2搬入待機位置[F]、第2作業待機位置[G]、第2搬出位置[A]は、第2搬送経路10bにおいて所定のピッチpを隔てて設定されている。これにより、以下に説明する、第1保持部搬送機構19A、第2保持部搬送機構19Bによる等ピッチの同期搬送が可能となっている。
図1に示すように、循環移動機構10には第1搬送経路10a、第2搬送経路10bに沿ってそれぞれ第1保持部搬送機構19A、第2保持部搬送機構19Bが配置されている。図6、図7に示すように、第1保持部搬送機構19A、第2保持部搬送機構19Bは、基板保持部20に当接して押送する2つの搬送アーム33をそれぞれ連結部材31A、3
1Bによって連結し、さらに連結部材31A、31Bをそれぞれ第1保持部移動テーブル30A、第2保持部移動テーブル30BによってX方向に往復動させる構成となっている。
搬送アーム33は、搬送アーム昇降機構32(図2参照)を介して連結部材31A、31Bに装着されており、搬送アーム昇降機構32によって搬送アーム33を昇降させることにより、搬送アーム33が基板保持部20に当接する押送高さと、搬送アーム33が基板保持部20の上方を通過する退避高さとに、搬送アーム33を位置させることができる。
図6を参照して、第1保持部搬送機構19Aによる搬送動作を説明する。図6(a)は第1搬送経路10aにおいて搬送対象となる2つの基板保持部20が第1搬入待機位置[B]、第1作業待機位置[C]に位置した状態を示している。同期搬送開始に際しては、連結部材31Aを左側に移動させて、2つの搬送アーム33をそれぞれの基板保持部20の上流側(左側)の端面に当接させる。
そして図6(b)に示すように、連結部材31Aを下流側(右側)へ移動させ、2つの搬送アーム33によってそれぞれ基板保持部20を第1作業待機位置[C]、第1作業位置[D]へ搬送する。この後、搬送アーム昇降機構32によって搬送アーム33を退避高さに上昇させた後、連結部材31Aを左側へ移動させることにより、第1保持部搬送機構19Aは図6(a)に示す原位置に復帰する。
図7を参照して、第2保持部搬送機構19Bによる搬送動作を説明する。図7(a)は第2搬送経路10bにおいて搬送対象の基板保持部20が第2搬入待機位置[F]、第2作業待機位置[G]に位置した状態を示している。搬送開始に際しては、連結部材31Bを左側に移動させて、2つの搬送アーム33をそれぞれの基板保持部20の上流側(右側)の端面に当接させる。そして図7(b)に示すように、連結部材31Bを下流側(左側)へ移動させ、2つの搬送アーム33によってそれぞれ基板保持部20を第2作業待機位置[G]、供給位置[A]へ搬送する。
上記構成において、第1搬送経路10aに沿って配置された第1保持部搬送機構19Aは、第1のワークである基板6を保持する複数の基板保持部20を略直線状の第1搬送経路10aに沿って第1搬入待機位置[B]から第1作業待機位置[C]を経て第1搬出位置[E]まで一方向に移動させる第1搬送機構として機能するとともに、第1搬入待機位置[B]および第1作業待機位置[C]にそれぞれ位置する基板保持部20を、第1作業待機位置[C]および第1搬出位置[E]へ同時に搬送する第1同期搬送手段として機能している。
同様に第2搬送経路10bに沿って配置された第2保持部搬送機構19Bは、基板保持部20を略直線状の第2搬送経路10bに沿って第2搬入待機位置[F]から第2作業待機位置[G]を経て第2搬出位置[A]まで一方向に移動させる第2搬送機構として機能するとともに、第2搬入待機位置[F]および第2作業待機位置[G]にそれぞれ位置する基板保持部20を、第2作業待機位置[G]および第2搬出位置[A]へ同時に搬送する第2同期搬送手段として機能する。
また第1保持部移動テーブル14は、基板保持部20を第1作業待機位置[C]と第1作業位置[D]とに移動させる第1移動手段であり、第2保持部移動テーブル17は、基板6を保持した基板保持部20を第2作業待機位置[G]と第2作業位置[H]とに移動させる第2移動手段となっている。そして接合テープ貼付部9は、第1作業位置[D]に位置する基板保持部20上の基板6に対して接合部材である接着テープ24を供給する接
合部材供給手段となっており、圧着接合部8は、第2作業位置[H]に位置する基板6に接合テープ24を介してガラスパネル5を接合する接合手段として機能する。
また、第1レール移動部11は、基板保持部20を第1搬出位置[E]から第2搬入待機位置[F]へと移動させる第1移動テーブルとして機能し、同様に第2レール移動部12は、基板保持部20を第2搬出位置[A]から第1搬入待機位置[B]へと移動させる第2移動テーブルとして機能する。そして、パネル位置決めテーブル7は、第2作業位置[H]に位置する基板6に対してガラスパネル5を相対的に位置合わせするワーク位置合わせ手段となっている。上記構成において、循環移動機構10は基板6を保持する基板保持部20を循環させながらワークとしての基板6を搬送するワークの搬送装置となっている。
このような構成を採用することにより、第1搬送経路10a,第2搬送経路10bにおける基板保持部20の同期搬送を個別のタイミングで実行することが可能となっている。すなわち接合テープ貼付部9が配置された第1搬送経路10aにおいては、接合テープ24を基板6に貼付ける接合テープ貼付作業が完了した後に第1作業待機位置[C]に戻った基板保持部20を、既に基板6が供給されて第1搬入待機位置[B]に搬入されて待機中の基板保持部20とともに、直ちに同期搬送することが出来る。
そして圧着接合部8が配置された第2搬送経路10bにおいては、基板6とガラスパネル5との接合作業が完了した後第2作業待機位置[G]に戻った基板保持部20を、既に第2搬入待機位置[E]に搬入されて待機中の基板保持部20とともに直ちに同期搬送することが出来る。これにより、圧着接合部8、接合テープ貼付部9による作業完了後にタイミング待ちのための無駄時間を発生させることなく、基板保持部20の搬送を効率よく実行することが可能となり、パネル組み立て作業における搬送のための時間を極力短縮して作業効率化が実現される。
この表示パネルの組立装置は上記のように構成されており、図8〜図13を参照して動作を説明する。なお、以下の説明では3つの基板保持部20の符号20にそれぞれA,B,Cの添字を付して各個体を区別している。図8は、装置動作を連続して実行する過程における特定のタイミング、すなわちパネル位置決めテーブル7にガラスパネル5が搬入され、第2作業待機位置[G]に接合テープ24貼付け後の基板6を保持した基板保持部20Aが位置し、第2搬出位置(供給位置)[A]に位置する基板保持部20Bに対して基板供給機構13によって基板6を供給し、第1作業待機位置[C]には既に基板6が供給された基板保持部20Cが待機している状態を示している。
この後図9に示すように、基板保持部20Aは、図8に示す第2作業待機位置[G]から、第2作業位置[H]に向かって第2保持部移動テーブル17によって移動する。そして基板保持部20Cは、第1作業待機位置[C]から第1作業位置[D]へ移動し、ここで接合テープ貼付部9をテープ貼付部移動テーブル15によってX方向に相対的に移動させながら作動させることにより、基板6に接合テープ24を貼付けるテープ貼付動作が実行される。
次に図10に示すように、基板保持部20Aが第2作業位置[H]に移動したならば、パネル位置決めテーブル7を駆動してガラスパネル5を圧着接合部8による作業位置に移動させ、図4に示す接合作業が行われる。また供給位置[A]にて基板6が供給された基板保持部20Bは、可動レール12bとともに第1搬入待機位置[B]へ移動し、接合テープ24の貼付けが完了した基板6を保持した基板保持部20Cは第1作業待機位置[C]に移動する。これにより、図6に示す同期搬送動作が可能な状態となる。
すなわち、図11に示すように、第1搬送経路10aにおいて第1保持部搬送機構19Aを動作させ、基板保持部20Bを第1搬入待機位置[B]から第1作業待機位置[C]へ、また基板保持部20Cを第1作業待機位置[C]から第1搬出位置[E]へ同時に搬送する。そしてこの同期搬送動作と並行して、圧着接合部8による接合作業が完了してコネクタ5aに基板6が接合された後のガラスパネル5は、パネル位置決めテーブル7によってパネル搬入機構3A、パネル搬出機構3Bによるパネル搬送位置に戻る。
この後、図12に示すように、接合作業済のガラスパネル5がパネル位置決めテーブル7によってパネル搬出機構3Bの搬送テーブル4上に載置されるとともに、新たなガラスパネル5が上流側から搬送されてパネル搬入機構3Aの搬送テーブル4上に載置される。そして接合テープ24が貼付けられた後の基板6を保持した基板保持部20Cは、第2レール移動部12によって第2搬入待機位置[F]まで移動し、圧着接合部8による接合作業が終了して基板6が取り出された後の空の基板保持部20Aは第2作業待機位置[G]に戻される。これにより、図7に示す同期搬送動作が可能な状態となる。
そして図13に示すように、第2保持部搬送機構19Bを駆動することにより、基板保持部20Cが第2搬入待機位置[F]から第2作業待機位置[G]へ、基板保持部20Aが第2作業待機位置[G]から供給位置[A]へ同時に搬送される。この後、基板保持部20Cは第2作業待機位置[G]にて待機し、基板保持部20Aには基板供給機構13によって基板6が供給される。そして接合作業済のガラスパネル5はパネル搬出機構3Bから下流側へ搬出され、新たなガラスパネル5がパネル搬入機構3Aからパネル位置決めテーブル7へ乗り移る。これにより図8に示す状態が再現され、以降同様の作業ステップが反復実行される。
上記説明したように、本実施の形態に示す表示パネルの組立装置は、ガラスパネル5と基板6との接合作業を行う圧着接合部8の一方側にガラスパネル5を搬送して位置決めする機構を設け、圧着接合部8の他方側に基板6を保持する基板保持部20を循環させながら搬送する循環移動機構10を配置した構成となっている。これにより、装置専有面積を減少させて、コンパクトな組立装置が実現されている。
そしてこの循環移動機構10を構成する第1搬送経路10a、第2搬送経路10bに、それぞれ基板6へのテープ接合作業後、基板6とガラスパネルとの接合作業後の基板保持部20を既に待機中の他の基板保持部20と同期搬送するための保持部搬送機構を個別に設けることにより、これらの作業が完了してそれぞれの搬送経路に戻った基板保持部20を直ちに同期搬送することができる。これにより、複数の基板保持部20を連続的に循環移動させる装置動作において、作業完了後の基板保持部20が搬送のタイミング待ちのために待機する無駄時間が発生せず、高生産性を実現することが可能となっている。
本発明のワークの組立装置は、装置占有エリアを減少させるとともに高生産性のワーク組立装置を実現することができるという効果を有し、2つのワークを接合して表示パネルなどのワークを組み立てる電子部品機器組立分野に有用である。
本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の平面図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の断面図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置における接合テープ貼付部の正面図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の部分断面図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置における基板搬送部の配置構成図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置における保持部搬送機構の動作説明図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置における保持部搬送機構の動作説明図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の動作説明図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の動作説明図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の動作説明図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の動作説明図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の動作説明図 本発明の一実施の形態の表示パネルの組立装置の動作説明図
符号の説明
2 基板供給部
5 ガラスパネル
5a コネクタ
6 基板
7 パネル位置決めテーブル
8 圧着接合部
9 接合テープ貼付部
10 循環移動機構
10a 第1搬送経路
10b 第2搬送経路
11 第1レール移動部
11a 第1レール移動テーブル
11b、12b 可動レール
12 第2レール移動部
12a 第2レール移動テーブル
13 基板供給機構
14 第1保持部移動テーブル
17 第2保持部移動テーブル
16,18 可動レール
19A 第1保持部搬送機構
19B 第2保持部搬送機構
20 基板保持部
24 接合テープ
[A] 供給位置(第2搬出位置)
[B] 第1搬入待機位置
[C] 第1作業待機位置
[D] 第1作業位置
[E] 第1搬出位置
[F] 第2搬入待機位置
[G] 第2作業待機位置
[H] 第2作業位置

Claims (1)

  1. 第1のワークと第2のワークとを接合して組み立てるワークの組立装置であって、
    前記第1のワークを保持する複数のワーク保持部を略直線状の第1搬送経路に沿って第1搬入待機位置から第1作業待機位置を経て第1搬出位置まで一方向に移動させる第1搬送機構と、前記ワーク保持部を前記第1作業待機位置と第1作業位置とに相対的に移動させる第1移動手段と、前記第1作業位置に位置するワーク保持部上の第1のワークに対して接合部材を供給する接合部材供給手段と、前記ワーク保持部を前記第1搬出位置から第2搬入待機位置へと移動させる第1移動テーブルと、前記ワーク保持部を略直線状の第2搬送経路に沿って前記第2搬入待機位置から第2作業待機位置を経て第2搬出位置まで一方向に移動させる第2搬送機構と、前記第1のワークを保持したワーク保持部を前記第2作業待機位置と第2作業位置とに移動させる第2移動手段と、前記第2作業位置に位置する第1のワークに対して第2のワークを相対的に位置合わせするワーク位置合わせ手段と、前記第2作業位置に位置する第1のワークに前記接合部材を介して前記第2のワークを接合する接合手段と、前記ワーク保持部を前記第2搬出位置から前記第1搬入待機位置へと移動させる第2移動テーブルと、
    前記第1搬入待機位置および第1作業待機位置にそれぞれ位置するワーク保持部を、前記第1作業待機位置および第1搬出位置へ同時に搬送する第1同期搬送手段と、前記第2搬入待機位置および第2作業待機位置にそれぞれ位置するワーク保持部を、前記第2作業待機位置および第2搬出位置へ同時に搬送する第2同期搬送手段とを備えたことを特徴とするワークの組立装置。
JP2004340238A 2004-11-25 2004-11-25 ワークの組立装置 Expired - Fee Related JP4626278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004340238A JP4626278B2 (ja) 2004-11-25 2004-11-25 ワークの組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004340238A JP4626278B2 (ja) 2004-11-25 2004-11-25 ワークの組立装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006156444A JP2006156444A (ja) 2006-06-15
JP4626278B2 true JP4626278B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=36634374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004340238A Expired - Fee Related JP4626278B2 (ja) 2004-11-25 2004-11-25 ワークの組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4626278B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5189002B2 (ja) * 2009-01-27 2013-04-24 ミナミ株式会社 基板へのフラックス印刷及びはんだボール搭載装置
US8336757B2 (en) 2011-01-04 2012-12-25 Asm Assembly Automation Ltd Apparatus for transporting substrates for bonding

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107441U (ja) * 1985-12-25 1987-07-09
JPH09130083A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置
JPH09186193A (ja) * 1996-01-08 1997-07-15 Toshiba Corp 電子部品の実装方法およびその装置
JPH1012662A (ja) * 1996-06-21 1998-01-16 Toshiba Corp Tab部品の圧着装置
JPH11204574A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Toshiba Corp ボンディング装置及びボンディング方法
JP2006093535A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ワークの組立装置および組立方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107441U (ja) * 1985-12-25 1987-07-09
JPH09130083A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置
JPH09186193A (ja) * 1996-01-08 1997-07-15 Toshiba Corp 電子部品の実装方法およびその装置
JPH1012662A (ja) * 1996-06-21 1998-01-16 Toshiba Corp Tab部品の圧着装置
JPH11204574A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Toshiba Corp ボンディング装置及びボンディング方法
JP2006093535A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ワークの組立装置および組立方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006156444A (ja) 2006-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4802003B2 (ja) 電子部品の実装装置及び実装方法
WO2010084728A1 (ja) 粘着テープ貼付装置及び圧着装置
KR100916877B1 (ko) 표시 패널의 조립 장치 및 조립 방법
JP4908404B2 (ja) ボンディング装置およびこれを備えたボンディングシステム
JP2007311774A (ja) 異種接着テープ貼付方法およびこれを用いたボンディング方法ならびにこれらの装置
JP4626278B2 (ja) ワークの組立装置
JP4747618B2 (ja) パネル供給装置およびパネル搬送方法
JP4259439B2 (ja) ワークの組立装置および組立方法
JP4591140B2 (ja) 表示パネルの組立装置および組立方法
JP4295713B2 (ja) 表示装置の組み立て装置及び表示装置の組み立て方法
JP2006256742A (ja) パネル搬送装置およびパネル搬送方法
WO2006061933A1 (ja) 部品の組み立て装置及び組み立て方法
JP4127258B2 (ja) ワークの組立装置および組立方法
JP2006259059A (ja) パネル組立装置およびパネル組立方法
JP3821623B2 (ja) チップのボンディング装置
JP4665471B2 (ja) 基板の搬送装置および搬送方法
JP2012164706A (ja) 被実装部材の実装装置及び実装方法
JP2008182041A (ja) 実装装置
JP5143670B2 (ja) テープ状部材の貼着装置
JP4579670B2 (ja) 部品の圧着装置及び圧着方法
JP2009099832A (ja) 部品実装装置及び方法
JP4537943B2 (ja) 表示装置の組み立て装置及び組み立て方法
JP2012123134A (ja) Fpdモジュールの組立装置
JP4892837B2 (ja) パネル組立装置およびパネル組立方法
JP2006219231A (ja) パネル供給装置およびパネル供給方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071004

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080331

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4626278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees