JP4294904B2 - 取り外し器具 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、天然歯またはインプラントに固定されるユニット式の人工歯冠、ブリッジ支台および他のプロテーゼを取り外すための、代替または相補的な解決方法を歯科医および口腔外科医に提供することを目的とする。既存の解決方法の大部分は、特に、クラウン(4)の破壊と、バーの著しい摩耗および回転器具の疲労をもたらすことから、実施が複雑であったり、あるいはコストが高かったりする。さらに、患者にとっては、しばしば不快な手術、さらには痛みを伴う手術となる。
【0002】
予め以下の点に留意されたい。
−実際に、歯またはインプラントは、その言葉の厳密な意味において決して垂直でないが、説明の中で明確にするために、図16、17、18に示された歯またはインプラントの垂直軸(F)を、基準として垂直であると表現する。
−図16は、矢状面による歯の断面図であり、図17、18は、歯の正面断面図である。
−図および実施利用形態の全体は、天然または再生歯頸(3)に埋め込まれたプロテーゼから説明されている。しかしながら、本発明は、特に歯科インプラント学の分野では、歯頸(3)が補綴物である場合に同じ機能を果たすものとする。便宜上、歯頸(3)は補綴物であるので、インプラントに取り付けられてクラウン(4)が固定される補綴システムを示す。
【0003】
クラウン取り外しの分野において、一つの手段は、1982年、クラウンおよび継続歯の除去用歯科器具という名称で特許付与された器具である(公開番号:第2522494号、出願番号:82 03435号、出願日1982年3月2日)。この器具は、握りと、前部が湾曲したシャフトとから主に構成されている。この器具および、そこで使用されている方法は、歯頸(3)とクラウン(4)との間で歯肉を離隔しながらレバー作用を及ぼし、手術がうまく行ったときにクラウン(4)を回収できるという長所がある。しかしながら、器具の形状および寸法と、使用方法とにより、クラウン(4)を持ち上げるために発生する力が、歯頸(3)の咬合面および、クラウン(4)の表面に形成される切り込み(1)の上にかかる。ところで、歯頸(3)の咬合面が歯の垂直軸(F)で押されると、クラウン(4)の壁に及ぼされる応力が、反対に、歯の垂直軸(F)から外れた動きとなる。その結果、側面応力を及ぼすことになり、これは歯またはインプラントに対して悪影響を及ぼす。
【0004】
欧州特許EP0399237号として公開された別の装置は、平面または突出した構造を作動させることから、歯頸に対してプロテーゼが揺動運動を発生するという同じ欠点をもつ。
【0005】
本発明は、逆に、あらゆる側面応力を制限もしくはなくす、一定のを得ることができる。これは、歯またはインプラントの垂直軸(F)と全面的にまたは殆ど一致する軸に沿ってが及ぼされるからである。
【0006】
本発明は、中間切欠き部(C)と作動部(D)とを含む器具からなる。作動部(D)は、施術者によって予め形成される溝(2)に挿入され、歯またはインプラントの垂直軸(F)にほぼ沿って、歯頸(3)の咬合面とクラウン(4)の内輪の咬合面との間で、クラウン(4)を取り外す力を発生することができる。クラウン(4)を取り外すまで、中間切欠き部(C)の形状および寸法によって、クラウン(4)の切り込み側壁を持ち上げるのを妨げないように、また、クラウン(4)に側面応力を及ぼさないようにすることができる。
【0007】
本発明は、その実施形態において、四つの操作を必要とする。これらの操作は、変形実施形態全体で共通である[図16、17、18参照]。
−器具を使用するには、予め、クラウン(4)の最も接近しやすい面(一般には口腔前庭面)でその厚みを通る切り込み(1)を形成しなければならない。この切り込み(1)の幅は、中間切欠き部(C)の直径以上とする。切り込み(1)は、クラウン(4)の咬合面にほぼ平行な面で、歯頸(3)の咬合面の推定位置に形成される。
−第二に、(円筒亀裂型)フライスを用いて切り込み(1)を延長し、歯頸(3)の表面の一部または全部を除去しながら溝(2)を形成する。溝(2)は、作動部(D)の全体を導入できるような寸法を有するものとする。
−第三に、このように形成された溝(2)に器具の作動部(D)を滑り込ませ、中間切欠き部(C)とクラウン(4)の切り込み(1)とを合致させる。
−最後に、クラウン(4)の持ち上げプロセスを作動させる。このプロセスは、作動部(D)の拡張、回転現象、あるいは、歯頸(3)の咬合面と、クラウン(4)の内輪の咬合面との間で歯(またはインプラント)の軸にほぼ沿ってを及ぼす他のあらゆる方法により行うことができる。
【0008】
かくして、器具を適切に使用することにより、最低の側面応力でクラウン(4)の取り外しを行うことができる。側面応力がかかると、歯またはインプラントの歯頸(3)の保護に対して、効果がなく、痛みを伴い、しかも危険である。
【0009】
また、この使用方法では、クラウン(4)の咬合面にほぼ平行な面でクラウン(4)に切り込みを入れているので、クラウン(4)を破壊しないですむ。事実、クラウン(4)に入れられる切り込み(1)は、クラウン(4)の剛性を保ち、歯冠頸部のクランプを劣化しないので、クラウンを回収して、場合によっては再装着することができる。その場合には、クラウン(4)を再装着した後で、適切な材料により切り込み(1)を塞げばよい。
【0010】
歯頸(3)の咬合面と、クラウン(4)の内輪の咬合面との間でを実行可能にする方法を全て列挙することはできない。従って、技術的に実現可能な方法の数に比べて限られた数の実施形態について説明する。
【0011】
以下に記載する実施形態に加えて、本発明は、限定的ではない例として、作動部(D)が制御式の膨張性を有する材料で製造される器具として構成してもよい。ほぼ垂直方向の膨張は、限定的ではないが、たとえば温度変化によって得られる。
【0012】
実際には、器具が、クラウン(4)を自在に持ち上げて側面応力を制限もしくはなくせる中間切欠き部(C)を備えることを特徴とする場合、作動部(D)をほぼ垂直に拡張させるあらゆる物理的な方法を検討できる。スリーブ(A)および中間区間(B)は、使用される拡張システムに応じて、溝(2)で作動部(D)を保持または作動する際に付随的に必要となるにすぎない(たとえば、スリーブ(A)および中間先細区間(B)は、後述するI.D.R.の作動部(D)を保持または回転する場合に必要となる)。
【0013】
より簡単な使用のために、本発明は、容易に、さらには自動的に、作動部(D)の休止位置に戻れる機構を備えることができる。モータまたはタービン等の機構もまた、作動部(D)を垂直に拡張させ、その後、休止位置に作動部(D)を戻す連続動作を実施可能である。
【0014】
器具は、遭遇する多様な状況に合わせなければならない場合がある(処置する歯の寸法、この歯に多少とも接近できる位置)。このような調整は、歯の様々な部分のアラインメントあるいは歯の形状と寸法とを調整して行われる。従って、有利には、一つまたは複数の器具部分を含む交換可能な一組の端部品として器具を構成してもよい。
【0015】
より詳しくは、以下の三つの実施形態について本発明を説明する。
−回転取り外し器具(I.D.R.)
−2個の傾斜面の重なりを利用した変形実施形態(C.D.P.I.)[図17参照]
−垂直拡張式の変形実施形態(E.V.)[図18参照]
I.D.R.は、以下の4個のパーツに分解される(図1、2)。
スリーブ(A)
中間先細区間(B)
中間切欠き部(C)
作動部(D)
【0016】
I.D.R.のスリーブ(A)は、手でつかむことと、器具の回転とに適した人間工学的な形状を有し、靱帯切開のスリーブに似ている。
【0017】
I.D.R.の中間先細区間(B)の唯一の機能は、スリーブ(A)の区間から隣接区間に、あるいはまた中間切欠き部(C)の区間に移行することにある。従って、その形状および寸法は多様である。
【0018】
I.D.R.の中間切欠き部(C)は、好適には円筒形の区間として構成される。その直径は、クラウン(4)に形成される切り込み(1)の寸法によって決定される。長さは、クラウン(4)の厚みと、溝(2)の深さとによって決定される。
【0019】
I.D.R.の作動部(D)は、I.D.R.の回転によって歯頸(3)の咬合面とクラウン(4)の内輪の咬合面との間でを発生することから、最も多様な形態をとることができる。これは、作動部(D)の側端間の距離が溝(2)の高さより大きいことを意味する。
【0020】
従って、I.D.R.の作動部(D)の断面、表面または側面とは無関係に、この作動部(D)を、限定的ではないが、長方形、卵形、三角形、等角らせん面形または菱形といった特定の形状にすることができる。しかしながら、作動部の断面は、好適には卵形または等角らせん面形である。実際、こうした形状により、歯の軸(F)に最も近いところで、外傷を引き起こさない一定の持ち上げが行われる。これは、の作用点と歯の中心との間に突出部および近接部がないためである。
【0021】
さらに、作動部(D)は、形状および寸法が異なるので、有利には、交換可能な一組の端部品としてI.D.R.を構成できる。各端部品は、固定システムを装着するために選択された場所に応じて、一つまたは複数の器具部分を含むことができる。
【0022】
I.D.R.の各部分の軸A'、B'、C'、D'間の角度は異なっていてもよいので、I.D.R.の全ての部分は、同一軸にあってもよいし[図1、2参照]、あるいは、たとえば後方の歯に対しては、口内の容易な操作のために異なる軸上にあってもよい[図12、13、14、15]。
【0023】
図3、4は、作動部(D)を備えたI.D.R.の端部品の変形実施形態を示しており、正面(図3)および側面(図4)が、それぞれ長方形であって、端が、中間切欠き部(C)の回転軸(C')に対して径方向対称に向かい合っている。
【0024】
図5は、「未使用キー」形の作動部(D)を備えたI.D.R.の端部品の変形実施形態を示す。作動部(D)の回転軸(D')は、中間切欠き部(C)の回転軸(C')と平行であるが、異なっている。
【0025】
図6は、作動部(D)を備えたI.D.R.の端部品の変形実施形態を示し、側面が長方形で、角が丸みを帯びている。
【0026】
図7、8、9は、作動部(D)を備えたI.D.Rの端部品の変形実施形態であり、正面(図7)、側面(図8)、および断面(図9)が楕円形である。
【0027】
図10は、断面が等角らせん面形であるI.D.R.の作動部(D)の変形実施形態を示す。この実施形態は、歯の垂直軸(F)にきわめて近い、ほぼ垂直な一定の力を得られるという長所がある。
【0028】
図11は、I.D.R.の中間切欠き部(C)の円筒形の断面を示す。
【0029】
図12、13は、スリーブ(A)の軸A'および中間先細区間(B)の軸B'が、正面で角度α1、側面で角度β1をなす、I.D.R.の変形実施形態を示す。
【0030】
図14、15は、スリーブ(A)の軸A'および中間先細区間(B)の軸B'が、正面で角度α2、側面で角度β2をなし、中間切欠き部(C)の軸B'およびC'が正面で角度α3、側面で角度β3をなす、I.D.R.の変形実施形態を示す。
【0031】
図16は、作動部(D)が長方形の断面を有し、溝(2)に挿入されて、回転運動により、クラウン(4)の咬合面の内輪と歯頸(3)の咬合面との間でを発生可能にするI.D.R.の変形実施形態を示す。図16は、矢状面による歯の断面図である。
【0032】
切り込み(1)および溝(2)を構成した後で、溝(2)にI.D.R.の作動部(D)を挿入し、中間切欠き部(C)がプロテーゼに形成された切り込み(1)に配置されるようにする。中間切欠き部(C)の形状および寸法は、作動部(D)に伝達する回転運動を自由に行えるようなものとする。
【0033】
このように実施される作業により、スリーブ(A)の位置に施術者が連続して伝達する回転運動を作動部(D)に伝えることができる。
【0034】
中間切欠き部(C)と作動部(D)の各寸法は、一般のクラウンに関するものであるか、あるいはインプラントのクラウンに関するものであるかに応じて、また、クラウンの寸法または口内の歯冠位置に応じて、遭遇する状況により様々である。限定的ではない例として、図3に示されたような中間切欠き部(C)は、長さ約4mmから5mm、断面1mmから1.6mmの円筒形を呈し、作動部(D)は、直方体として構成され、その厚みが中間切欠き部(C)の直径にほぼ等しく(1〜1.6mm)、鋭角でない角が1.6から3mmである。
【0035】
2個の傾斜面の重なりを用いた変形実施形態(C.D.P.I)は、 −スリーブ(A)と、 −中間先細区間(B)と、 −中間切欠き部(C)と、 −(D1)、(D2)で二つに分けられる作動部(D)とを含む。
【0036】
C.D.P.I.のスリーブ(A)は、I.D.R.とほぼ同じ特徴を有する。しかし、このスリーブは、一方の作動部(D2)を作動可能にする機構が追加挿入されている。この機構はまた、C.D.P.I.を自動的に休止位置に戻すシステムを含むことができる。
【0037】
C.D.P.I.の中間先細区間(B)の特性は、I.D.R.とほぼ同じである。しかし、この区間は、一方の作動部(D2)の運動を作動可能にする装置が追加挿入されている。
【0038】
C.D.P.I.の中間切欠き部(C)は、互いに上下または内部で摺動する二つの部分からなる。第一の部分(C1)は、中間先細区間(B2)と、作動部(D)の下方の5面体(D1)とに結合されている。第二の部分(C2)は、動きを伝達し、中間先細区間(B)を通るスリーブ(A)に挿入される機構と、作動部(D)の上方の5面体(D2)とに結合されている。中間切欠き部(C)の寸法および形状は、クラウン(4)を垂直並進可能にするように構成する。
【0039】
C.D.P.I.の作動部(D)は、2個の半部分(D1、D2)からなり、それぞれが傾斜面を有し、C.D.P.I.が休止位置にあるとき、その和が直方体を形成する。各部分(D1、D2)は、ほぼ5面体の形状である。
【0040】
I.D.R.の場合と同様に、切り込み(1)および溝(2)を形成した後で、休止時に溝(2)にC.D.P.I.の作動部(D)を挿入し、中間切欠き部(C)がプロテーゼに形成された切り込み(1)に配置されるようにする。
【0041】
スリーブ(A)に挿入される装置を用いて、5面体D2に牽引力を伝える場合、5面体D2は、5面体D1と重なりながら、規則正しく上昇する。その結果、5面体D1、D2は、作動部(D)をほぼ垂直に拡張させる。5面体D1は、歯頸(3)の咬合面に押し当てられ、5面体D2は、クラウン(4)の内輪の咬合面に押し当てられるので、二つの面の間でが得られる。
【0042】
垂直拡張式の変形実施形態[図18参照]は、 −スリーブ(A)
−シャフト(E)
−中間先細区間(B)
−中間切欠き部(C)
−(D3)および(D4)の二つに分けられた作動部(D)とを含む。
【0043】
E.V.のスリーブ(A)は、I.D.R.とほぼ同じ特徴を有する。しかし、作動部(D)内まで延長されるシャフト(E)の作動機構が追加挿入されている。この機構はまた、E.V.が休止位置に自動的に戻れるシステムを含むことができる。
【0044】
シャフト(E)は、E.V.に挿入される。シャフトの一端(E1)は拡大されているので、スリーブ(A)からシャフト(E)に牽引力を及ぼすと、拡大端(E1)は、多面体(D3、D4)の間に挿入されて離隔を行う。
【0045】
E.V.の中間先細区間(B)は、I.D.R.とほぼ同じ特徴を有する。しかし、この区間は、シャフト(E)の挿入が追加されている。
【0046】
E.V.の中間切欠き部は、I.D.R.とほぼ同じ特徴を有する。しかし、この部分は、シャフト(E)の挿入が追加されている。
【0047】
E.V.の作動部(D)は、シャフト(E)の拡大端(E1)に面した2個の傾斜面を有する2個の多面体(D3、D4)からなる。傾斜面の間でシャフト(E)を引っ張ると、傾斜面は徐々に離れるので、作動部(D)がほぼ垂直に拡張する。
【0048】
I.D.R.と同じ方法で、切り込み(1)および溝(2)を形成する。E.V.の作動部(D)全体を溝(2)に挿入して、中間切欠き部(C)が切り込み(1)に配置されるようにする。スリーブ(A)に配置される機構を作動することにより、シャフト(E)の拡大端(E1)に牽引力を及ぼす。拡大端(E1)は、2個の多面体(D3、D4)を徐々に離し、クラウン(4)の内輪の咬合面と歯頸(3)の咬合面との間で力を得るまで、これを行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、I.D.R.の正面図である。
【図2】図2は、I.D.R.の側面図である。
【図3】図3は、作動部(D)を備えたI.D.R.の端部品の変形実施形態を示す正面図である。
【図4】図4は、作動部(D)を備えたI.D.R.の端部品の変形実施形態を示す側面図である。
【図5】図5は、「未使用キー」形の作動部(D)を備えたI.D.R.の端部品の変形実施形態を示す。
【図6】図6は、作動部(D)を備えたI.D.R.の端部品の変形実施形態を示す。
【図7】図7は、作動部(D)を備えたI.D.Rの端部品の変形実施形態の正面図である。
【図8】図8は、作動部(D)を備えたI.D.Rの端部品の変形実施形態の側面図である。
【図9】図9は、作動部(D)を備えたI.D.Rの端部品の変形実施形態の断面図である。
【図10】図10は、断面が等角らせん面形であるI.D.R.の作動部(D)の変形実施形態を示す。
【図11】図11は、I.D.R.の中間切欠き部(C)の円筒形の断面を示す。
【図12】図12は、スリーブ(A)の軸A'および中間先細区間(B)の軸B'が、正面で角度α1、側面で角度β1をなす、I.D.R.の変形実施形態を示す。
【図13】図13は、スリーブ(A)の軸A'および中間先細区間(B)の軸B'が、正面で角度α1、側面で角度β1をなす、I.D.R.の変形実施形態を示す。
【図14】図14は、スリーブ(A)の軸A'および中間先細区間(B)の軸B'が、正面で角度α2、側面で角度β2をなし、中間切欠き部(C)の軸B'およびC'が正面で角度α3、側面で角度β3をなす、I.D.R.の変形実施形態を示す。
【図15】図15は、スリーブ(A)の軸A'および中間先細区間(B)の軸B'が、正面で角度α2、側面で角度β2をなし、中間切欠き部(C)の軸B'およびC'が正面で角度α3、側面で角度β3をなす、I.D.R.の変形実施形態を示す。
【図16】図16は、矢状面による歯の断面図である。
【図17】図17は、歯の正面断面図である。
【図18】図18は、歯の正面断面図である。

Claims (8)

  1. スリーブ(A)および中間先細区間(B)に続く中間切欠き部(C)と、クラウン(4)の咬合面にほぼ平行な面に沿って、天然歯頸または人工歯頸(3)の咬合面の推定位置に施術者が予め形成する溝(2)に挿入される作動部(D)とを含み、
    前記作動部(D)が、その全体を溝(2)に導入できるような寸法を有することにより、歯頸(3)の咬合面と、クラウン(4)の内輪の咬合面との間で、物理作用により、歯またはインプラントの垂直軸(F)にほぼ沿ってを及ぼせるように構成されており、前記中間切欠き部(C)の形状および寸法が、前記クラウンの切り込み壁の垂直並進を妨げずにクラウン(4)にかかる側面応力が制限するように決定されていることを特徴とするクラウン(4)の取り外し器具。
  2. 前記中間切欠き部(C)および前記作動部(D)が、前記スリーブへの施術者の作用により、中間先細区間(B)と、楕円形または卵形または等角らせん面形の断面を有する作動部(D)を備えたスリーブ(A)とに相対回転不能に結合されることを特徴とする請求項1に記載の器具。
  3. 前記作動部(D)が、2個の5面体(D1、D2)からなり、休止時に、溝(2)に挿入可能な直方体を形成し、スリーブ(A)内に配置されて中間先細区間(B)を貫通する機構により前記5面体を徐々にオーバーラップさせるとき、ほぼ歯の垂直軸(F)に沿って前記作動部(D)が拡張されることを特徴とする請求項1に記載の器具。
  4. 前記作動部(D)が、2個の5面体(D3、D4)からなり、拡大端(E1)を備えたシャフト(E)を牽引作動させるスリーブ(A)内に配置されて先細区間(B)および中間切欠き部(C)を貫通する機構により前記2個の5面体を離隔作動するとき、歯のほぼ垂直軸(F)に沿って前記作動部(D)が拡張されることを特徴とする請求項1に記載の器具。
  5. 前記作動部(D)が、制御式に膨張可能な材料で構成され、その垂直方向の拡張が、温度変化によって得られることを特徴とする請求項1に記載の器具。
  6. 作動部(D)を休止位置に自動的に戻せる装置を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の器具。
  7. 作動部(D)の垂直方向の拡張を連続作動し、その後、休止位置に戻る駆動装置を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の器具。
  8. 器具を構成する様々な部分、作動部(D)、中間切欠き部(C)、中間先細区間(B)、およびスリーブ(A)が、操作と一定の口腔部分への接近とを容易にするように、互いに様々な角度をなす軸上にあることを特徴とする請求項1に記載の器具。
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