JP4460599B2 - 抜歯工具 - Google Patents
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Description
図10は、抜歯工具200の側面図、図11は正面図、図12は軸部3、中間接続部4及び肉薄作業部5の部分を表す正面図、図13は図12の4−4断面図、図14は図10の5−5断面図である。
図13に示されるように、肉薄作業部50は、把手部20を垂直に立てたときに上を向く面が凹面50aとなる横断面略三日月形の扁平な形状を有しており、凹面50aは、前記他平面に対して左右対称の形状を有している。肉薄作業部50の先端は半円形であるとともに、先端に向かって肉厚が薄くなる刃50bが形成されており、先端の厚みは、周囲歯肉に裂開、切傷を与えない(歯肉を切らない)程度の厚みを持たせ(シャープだと組織を傷つけるため)ているが、歯根歯槽骨間空隙(歯根膜腔という)には刃先が挿入できる程度の厚みとなっている。
まず、肉薄作業部50の凹面50aが歯牙16と対面する方向を向けて刃50bを、近心、又は近遠心隅角18の歯根膜腔13(すなわち、歯根15と歯槽骨14の間のわずかな間隙)に挿入する。この際、抜歯工具200にかける力の方向(すなわち、親指で把手部2にかける力の方向)は、刃50bが歯根15面に沿って挿入される方向であることが必要であり、肉薄作業部50の挿入深度は、レーザ目盛50cにより確認しながら行われる。これにより、肉薄作業部50が過剰に深く歯根膜腔に入ることにより生じる骨の破壊を防止することができる。
また、肉薄作業部50を挿入する位置である近心及び遠心の隅角(図8参照)は、歯槽骨14に最も厚みがある位置であるため、歯牙16をてこの原理で脱臼させる際に支点として用いても比較的丈夫であるとともに、抜歯工具200を傾斜させる方向に障害物が少ないため、最も脱臼効率が良い位置である。肉薄作業部50には、凹面50aが形成されているため、この近心及び遠心隅角に、肉薄作業部50を容易に挿入することができる。
より具体的には、図9に示す歯列図のうち、黒丸部分が、抜歯工具200に適した抜歯対象歯の位置である。
この抜歯工具は、特許文献5と同様に、一平面上において同心に延びる軸線を有する把手部、軸部、中間接続部及び肉薄作業部を有しており、把手部は、長手方向に伸びる第1軸線を有する。
把手部は、長手方向に伸びる第1軸線を有し、前記軸部は、把手部の先端から同心状に伸長するとともに、先端に向かって小径となる形状を有し、中間接続部は、前記一平面と90度の角度を成して交差する他平面に対して第1軸線と20°の角度βをなして屈曲する第2軸線を有し、軸部の先端から伸長し、肉薄作業部は、前記他平面を挟んで中間接続部とは反対方向に第2軸線との成す角度αが約15°となるように屈曲する第3軸線を有する。
また、歯を抜歯するにはてこの原理で歯牙を脱臼させる特許文献5のような方法が、侵襲が少なく、かつ比較的短時間で抜歯が可能となることがわかっている。
しかしながら、図16に示すように、特に、最後奥歯に適用した場合、抜歯工具200の把手部20に対して、肉薄作業部50の角度がある程度大きいために、開口角度が制限され、また口唇、舌および頬のために抜歯工具の挿入方向や角度には制限がある。このため、特許文献5の抜歯工具200では、刃先と歯牙根への挿入角度が制限され歯軸に平行な状態で歯根膜に挿入することが困難であった。
このように、特許文献5の従来の抜歯工具は、特に、舌側遠心に使用しにくく、即ち、下顎舌側及び上顎口蓋側遠心の歯根方向に工具を挿入するために、特定の角度が必要であるため、上顎あるいは下顎の前歯群が抜歯工具の肉薄作業部50の先端の動きを制限してしまうという問題点があった。
一平面上において同心に延びる軸線を有する把手部(2)、軸部(3)、中間接続部(4)及び肉薄作業部(5)を有し、
前記把手部(2)は、長手方向に伸びる第1軸線(1)を有し、
前記軸部(3)は、把手部(2)の先端から同心状に伸長するとともに、先端に向かって小径となる形状を有し、
前記中間接続部(4)は、軸部(3)の先端から同心状に所定の角度をなして伸長するとともに、先端に向かって小径となる形状を有し、
肉薄作業部(5)は、軸部(3)の先端から同心状に所定の角度をなして伸張するとともに、先端がすぼまり、且つ歯との当接側となる側は、歯の外形形状と適合するように凹状となっており、
肉薄作業部(5)の長手方向に伸びる第3軸線(12)と、把手部(2)の第1軸線(1)とのなす角度(α)が、ほぼ平行となるようにし、
第2軸線(10)と軸部(3)との交点(C)と、第2軸線(10)と肉薄作業部(5)との交点(A)を通り第1軸線(1)と平行な線からの垂線との距離を約10mmとしたことを特徴とする。
前記把手部(2)は、長手方向に伸びる第1軸線(1)を有し、
前記軸部(3)は、把手部(2)の先端から同心状に伸長するとともに、先端に向かって小径となる形状を有し、
前記中間接続部(4)は、前記一平面と90度の角度を成して交差する他平面に対して前記第1軸線(1)と16〜35°以下の角度(β)をなして屈曲する第2軸線(10)を有し、軸部(3)の先端から伸長する柱状又は切頭円錐状の形状を有し、
前記肉薄作業部(5)は、前記他平面を挟んで中間接続部(4)とは反対方向に軸線(1)との成す角度(α)が0〜5°以下となるように屈曲する第3軸線(12)を有し、中間接続部(4)の先端から伸長するとともに、前記把手部(2)を垂直に立てたときに内側を向く面が凹面(5a)となる横断面略三日月形の扁平な形状を有し、
前記肉薄作業部(5)の第3軸線(12)と第2の軸線(10)とのなす角度(γ)が、16〜36°になるようにしたことを特徴とする。
すなわち、肉薄作業部(5)の先端を、角度的に抜歯が最も難しい下顎最後臼歯の遠心頬側隅角に当て、歯根膜腔内に刃先を挿入できる角度の限界は対合顎先端である前歯部で34〜40°であり、歯根膜腔内に刃先を挿入できる角度の限界は、対合顎前歯先端である35〜40°である把手部(2)が上顎前歯部切端に当たるようにした場合に、上顎切歯部先端と下顎最後臼歯遠心下側隅角を結ぶ線のなす角度は、ほぼ35〜40°であり、口をほぼ最大に開けたとき、15〜20°程度の余裕があるため、肉薄作業部(5)を歯牙と歯槽骨の間に挿入したときに、その15〜20°の移動角度により、歯根膜腔内に、歯根に沿った力で刃先を挿入可能で、歯牙を脱臼することが可能となる。
図1(a)は、本発明の位置実施形態に係る抜歯工具100の側面図、(b)は正面図である。
図1に示すように、中間接続部4は、前記一平面と90度の角度を成して交差する他平面(すなわち、図1の面)に対して第1軸線1と所定の角度βをなして屈曲する第2軸線10を有しており、軸部3の先端から伸長する柱状又は切頭円錐状の形状を有している。第2軸線10と第1軸線1との成す角度βは、好適値約16〜35°であり、さらに好適には、20〜30°である。
なお、軸部3に対して、中間接続部4及び肉薄作業部5で2回屈曲させているのは、第1軸線1と第3軸線を限りなく平行とするために、α+β=γとする必要があるためである。
図3に示すように、第2軸線10と軸部3との交点をCとする。第2軸線10と肉薄作業部5との交点をAとする。交点Aを通り第1軸線1と平行な線と、交点Cとの距離は約10mmとなる。また、交点Aと交点Cとの距離は、28〜30mmである。
交点Aと、交点Cからの第1軸線1への垂線との距離は20〜25mmとなるようになっている。
第2軸線10と軸部3との交点Cと、交点Aを通り第1軸線1と平行な線との距離が約10mmとなっているのは、大臼歯の頬舌径に近い距離10mmに適合するようにしているためである。
このような角度及び長さとすることにより、奥歯の遠心隅角に抜歯工具を挿入した場合にも、抜歯工具が頬に当たらない範囲で、且つ通常の口の開口角度で脱臼を行うことが可能となることが臨床上わかっている。
下顎側に抜歯工具100を挿入するときには、上顎歯牙が抜歯工具の動きを制限し、上顎側に抜歯工具100を挿入するときには、下顎歯牙が抜歯工具の動きを制限することになる。
図5(a)に示すように、上下顎歯列の最大開口度はおよそ55〜60°で、通常治療時開口度は35〜40°(指3本分が上下前歯間に入る位の幅である約3横指分)である。本発明では、図5(b)に示すように、通常治療時開口度35〜40°の状態で、歯牙と歯槽骨の間へ肉薄作業部5の先端を差込み挿入し、上顎切歯部先端と下顎最後臼歯遠心頬(舌)側隅角を結ぶ線と、下顎咬合平面のなす角度はそれぞれ55〜60°程度の範囲(下顎臼歯部から最大35〜40°把手部を上下、左あるいは右に倒すことにより、最後臼歯の脱臼を可能とするように設計されている。
まず、肉薄作業部5の凹面5aが歯牙41と対面する方向に向くように、刃5bを、頬又は舌側の遠心隅角の歯根膜腔隙(サルカス)41c(すなわち、歯根41dと歯槽骨41aの間のわずかな間隙)に挿入する。この際、抜歯工具100にかける力の方向(すなわち、把手部2にかける力の方向)は、刃が歯根41d面に沿って挿入される方向であることが必要であり、肉薄作業部5の挿入深度は、レーザ目盛5cにより確認しながら行われる。これにより、肉薄作業部5が過剰に深く歯根膜腔43bに入ることにより生じる骨の破壊を防止することができる。なお、このときの、レーザ目盛りは一目盛以下の範囲である。
また、肉薄作業部5を挿入する位置である遠心舌側隅角は、歯槽骨41aの内では厚みがある位置であるため、歯牙41を梃子の原理で脱臼させる際に支点となる場合も比較的丈夫であるともに、くさびの力を主体として脱臼させるが、抜歯工具100を傾斜させる方向に障害物が少ないため、最も脱臼効率が良い位置である。肉薄作業部5には、凹面5aが形成されているため、この遠心舌側隅角に容易に挿入されることが可能となっている。なお、骨内破壊を許すときには、梃子の力を利用し、骨内破壊を防止するときにはくさびの力を利用するようにする。
本実施の形態の抜歯工具では、基本的には、どの歯でも抜歯可能であるが、特に、上顎歯では、遠心舌及び頬側の隅角LD,BDと、下顎歯では、遠心舌及び頬側の隅角LD,BDの抜歯が適している。特に、最後方の抜歯に適している。
前歯には本発明の工具を舌側に用いると良い。これは、刃先5bの挿入には骨が硬くて厚い舌側からの挿入が適しており、隣在歯側の被抜歯歯槽骨の舌側隅角に挿入すると侵襲が少ないためである。すなわち、頬側は骨が0〜1mm以下のこともあり、薄く粗であることが多く、下顎舌側または上顎口蓋側のほうが硬い。しかも、破壊吸収が頬側よりも少ないため、まず、舌側または口蓋側より脱臼を試み、なるべく頬側より抜歯工具を挿入しないですむように慎重に判断する。
前歯部はいずれの抜歯工具も挿入可能であるが、従来の抜歯工具200では、把手部と肉薄作業部との角度が大きいため、力の伝達角度が直線状とならないため、前歯用としては、操作性に劣る。このため、本発明の実施の形態の抜歯工具では、把手部と肉薄作業部がほぼ平行であるため、力の伝達角度が直線状であり、方向安定性が良く、操作性が勝る。
なお、骨破壊を特に考慮しない場合には、頬側、舌側のいずれにも挿入可能で速やかな抜歯が可能である。
従来は、肉薄作業部の刃先と把手部とに角度がついているため、挿入角度を把手部で調節する必要があるが、本発明によれば、肉薄作業部5の刃先と把手部2がほぼ同方向のため、位置の設定が容易であり、確実かつ滑ることがなくため、安全性が高い。このように、本発明に係る抜歯工具100では、把手部2と肉薄作業部5の長軸のなす角度が、ほぼ平行であるため、把手部にかける力の先端部への伝達性が良く、且つ舌側遠心隅角で操作できるよう挿入角度にゆとりをもたせることができるため、歯根面に平行に抜歯工具を挿入し、歯槽骨の破壊を最少に抑えた脱臼が容易にできる。
2 把手部
3 軸部
4 中間接続部
5 肉薄作業部
5a 凹面
5b 刃
5c レーザ目盛(印)
10 第2軸線
12 第3軸線
100 抜歯工具
Claims (12)
- 一平面上において同心に延びる軸線を有する把手部(2)、軸部(3)、中間接続部(4)及び肉薄作業部(5)を有し、
前記把手部(2)は、長手方向に伸びる第1軸線(1)を有し、
前記軸部(3)は、把手部(2)の先端から同心状に伸長するとともに、先端に向かって小径となる形状を有し、
前記中間接続部(4)は、軸部(3)の先端から同心状に所定の角度をなして伸長するとともに、先端に向かって小径となる形状を有し、
肉薄作業部(5)は、軸部(3)の先端から同心状に所定の角度をなして伸張するとともに、先端がすぼまり、且つ歯との当接側となる側は、歯の外形形状と適合するように凹状となっており、
肉薄作業部(5)の長手方向に伸びる第3軸線(12)と、把手部(2)の第1軸線(1)とのなす角度(α)が、ほぼ平行となるようにし、
第2軸線(10)と軸部(3)との交点(C)と、第2軸線(10)と肉薄作業部(5)との交点(A)を通り第1軸線(1)と平行な線からの垂線との距離を約10mmとしたことを特徴とする抜歯工具。 - 前記肉薄作業部(5)の長手方向に伸びる第3軸線(12)と、把手部(2)の第1軸線(1)とのなす角度(α)は、0〜5°以下であることを特徴とする請求項1記載の抜歯工具。
- 肉薄作業部(5)の先端を下顎最後臼歯遠心頬側隅角に当て、把手部(2)が上顎前歯部切端に当たるようにした場合に、上顎切歯部先端と下顎最後臼歯遠心下側隅角を結ぶ線のなす角度がほぼ35〜40°になるようにし、口をほぼ最大に開けたとき、15〜20°程度の余裕があるようにして、肉薄作業部(5)を歯牙と歯槽骨の間に挿入したときに、その15〜20°の移動角度により、歯牙を脱臼するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の抜歯工具。
- 一平面上において同心に延びる軸線を有する把手部(2)、軸部(3)、中間接続部(4)及び肉薄作業部(5)を有し、
前記把手部(2)は、長手方向に伸びる第1軸線(1)を有し、
前記軸部(3)は、把手部(2)の先端から同心状に伸長するとともに、先端に向かって小径となる形状を有し、
前記中間接続部(4)は、前記一平面と90度の角度を成して交差する他平面に対して前記第1軸線(1)と16〜35°以下の角度(β)をなして屈曲する第2軸線(10)を有し、軸部(3)の先端から伸長する柱状又は切頭円錐状の形状を有し、
前記肉薄作業部(5)は、前記他平面を挟んで中間接続部(4)とは反対方向に軸線(1)との成す角度(α)が0〜5°以下となるように屈曲する第3軸線(12)を有し、中間接続部(4)の先端から伸長するとともに、前記把手部(2)を垂直に立てたときに内側を向く面が凹面(5a)となる横断面略三日月形の扁平な形状を有し、
前記肉薄作業部(5)の第3軸線(12)と第2の軸線(10)とのなす角度(γ)が、16〜36°になるようにしたことを特徴とする抜歯工具。 - 前記肉薄作業部(5)の先端部は正面方向からみて半円形であるとともに、先端に向かって限りなく肉厚が薄くなる刃(5b)が形成されており、肉薄作業部(5)を歯根膜腔に差し込んだときに楔力が働くようになっていることを特徴とする請求項4記載の抜歯工具。
- 前記肉薄作業部(5)の刃先の厚みがなす先端角度は、約5〜10°であることを特徴とする請求項5記載の抜歯工具。
- 前記肉薄作業部(5)の凹面(5a)は、前記他平面に対して左右対称の形状を有し、内面(R1)の直径(D1)は、約5〜15mmの曲面をなし、その円周長さが約2〜5mmであることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の抜歯工具。
- 前記肉薄作業部(5)には、歯との当接面ではない外面側に、これの挿入深度を認知することが可能な少なくとも1つ以上の印(5c)が設けられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の抜歯工具。
- 前記第2軸線(10)と肉薄作業部(5)との交点(A)と、第2軸線(10)と軸部(3)との交点(C)との距離を28〜30mmとし、交点(A)と、交点(C)からの第1軸線(1)への垂線との距離が20〜25mmとなるようにしたことを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載の抜歯工具。
- 軸部(3)の長さ(a)は、約33±7mm程度であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の抜歯工具。
- 中間接続部(4)の長さ(b)は、約10±5mm程度であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の抜歯工具。
- 肉薄作業部(5)の長さ(c)は、約15±4mm程度であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の抜歯工具。
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