JP4292381B2 - 火災報知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災報知装置及びその方法に関し、特に視聴覚障害者に有効な火災報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の火災警報装置は、火災により発生する熱、煙、ガス、炎の光等を検出する火災感知器等の火災警報装置が知られており、それらを単独で、又、誤報等を防止するためにそれらを組み合わせて火災を判断するようにしていた。そして検知された信号によりベル等を鳴らすと共に、スプリンクラーなどを作動させるようになっている。しかし、このような火災警報装置は、視覚及び聴覚に障害のある人達に対しては役に立たなかった。
【0003】
又、ガス系消火装置では、消火時に火災対象域を密閉して消火することから、消火後その区域は危険ガスが充満している。不用意にその区域に立ち入ることは危険である。この危険を防止すべく消火用ガスに臭い物質を混合して放射しその臭いで人の立ち入ることを警告するガス系消火装置における臭い物質注入装置がある(例えば特許文献1参照。)。この装置は、消火用ガス供給管に連結してあって、臭い物質の薬液注入口と、この薬液槽と、高圧ガスボンベと、先端にカッターを設けたピストンとを有している。ガス圧力により前記ピストンが移動し、カッターによってボンベ口封板とボンベを開口し、ボンベの圧力ガスを薬液槽に導入する。その圧力ガスにより出口封板が開口し、薬液が薬液注入口よりガス供給管内に流入して消火用ガスと混合する装置である。前記装置は、消火用ガスに臭い物質を混合して放射する装置であるが、その目的は、ガス系消火装置を使用後に不用意にその区域に立ち入る危険性を排除するものであり、視覚及び聴覚に障害のある人達以外にも適用できる。しかし、火災発生時に火災発生を報知するものではない。
【0004】
視覚及び聴覚に障害のある人達に対して、火災発生時に火災発生を報知できないという前記問題点を解決する手段として以下の装置がある。視覚障害者に対して報知する装置としては従来からベル音を発する火災報知装置がある。また、聴覚障害者に対しては、例えば臭気を発散させることによって火災等の緊急事態を報知する警報装置がある(例えば特許文献2参照。)。かかる臭気を発散させる警報装置は、センサ手段が異常を検知すると、回路手段が通電されてヒュ−ズが溶解し、このときの溶解熱によりヒュ−ズに設けられた臭気包が破壊されて、臭気が飛散する。また、センサ手段が異常を検知すると、回路手段が通電されてヒュ−ズが溶解してピン部材が作動して、臭気包が破壊され、臭気が飛散するものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−79012号公報
【特許文献2】
特開平06−76179号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のベル音による火災報知装置ではベルの音がなるのみで、視覚障害者は避難通路を知ることができない。また前記臭気を発散させる警報装置では、臭いによって視聴覚障害者に対して火災発生を報知できるが、センサ手段が異常を検知するとヒュ−ズが溶解して臭気が飛散するものである。このために、臭気の発生するタイミングがヒューズの溶解時間で一義的に定まり、また、その臭気も単一の臭気である。しかし、火災が発生する状況は多岐であり、就眠中の火災、或は、煙が発生して避難経路が分らなくなる火災等があり、臭いによる報知タイミングを一義的に決定することは好ましくない。また、人体が臭いに対して反応する条件も色々ある。例えば、人体は、花や植物の香りに対しては起床を促すことができず、消炎臭や火災臭では起床する。このように、火災が発生する状況、人体が反応する条件に応じて火災を報知する火災報知装置が望まれている。
【0007】
本発明はかかる問題を解決して視覚及び聴覚障害者に対しても火災の発生を報知できる火災報知装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1記載の火災報知装置は、火災の発生を検知する火災検知手段(1)に接続され臭いの放散を制御する放散制御手段(4)と、該放散制御手段(4)により作動される臭い放散手段(9)とを備えた火災報知装置において、
前記放散制御手段(4)は、臭いの放散時間、放散間隔、放散濃度を設定する臭い条件設定手段(5)と、該臭い条件設定手段(5)によって設定されたデータを格納するRAM(41)を有し、前記臭い放散手段(9)は、前記RAM(41)に格納されたデータに基づいて制御を行う前記放散制御手段(4)からの信号により回転運動を開始して回転運動を空気の圧縮に変えるスクリュー型の空気圧縮装置(20)と、該空気圧縮装置(20)の出口(14)に設けられた匂いを含浸させた材料(13)とで構成され、前記空気圧縮装置(20)の筐体(201)は出口(14)に行くに従い狭められ、前記筐体(201)内に設けられ前記RAM(41)に格納されたデータに基づいて制御を行う前記放散制御手段4からの信号により動作するモータの回転に伴い回転するファン(200)の大きさは出口(14)に行くに従い小さくなり、前記筐体(201)内に取り込まれた空気の流れは出口(14)で最大限に圧縮されて前記出口(14)に設けられた材料(13)に向かって噴射されることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1により、本発明の火災報知装置について説明する。火災報知ベル2が信号線19により接続されている火災の発生を検知する火災検知手段1からの信号線3には、臭いの放散を制御する放散制御手段4が接続されている。該放散制御手段4により作動される臭い放散手段9が信号線7により放散制御手段4に接続されている。前記放散制御手段4は、該前記放散制御手段4の処理を行うためのマイクロコンピュータ(CPU)40、RAM41、ROM42、臭い放散手段9を駆動する駆動回路43よりなり、CPU40にはキーボード5とディスプレイ6が信号線44、45により、それぞれ接続されている。臭い放散手段9と駆動回路43は信号線7により接続されている。RAM41、ROM42、駆動回路43は、信号線46、47、48より、CPU40にそれぞれ接続されている。
【0018】
ROM42には、当該火災報知装置を作動させるためのプログラムが格納されており、RAM41は前記火災報知装置を作動させるために必要なデータ類が格納される。キーボード5とディスプレイ6は、火災報知装置を作動させるための諸条件を入力するためのデータ入力手段と、火災報知装置の状態や入力されたデータを確認するための表示装置である。前記キーボード5は、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などを設定する臭い条件設定手段として作用する。該条件設定手段から入力されたデータは、前記RAM41に格納されCPU40により適宜用いられる。
【0019】
臭い放散手段9は、臭い発生制御手段90と臭い発生手段91とより構成されている。臭い放散手段9に備えられている臭い発生制御手段90が前記信号線7により放散制御手段4と接続されている。また、臭い発生制御手段90と臭い発生手段91は、信号線8により接続されていて、前記臭い発生制御手段90は、例えば1チップマイクロコンピュータであってもよい。或は、その他の制御手段であり、具体的な実施形態は図2乃至図6によって後述する。
【0020】
図2において、前記臭い放散手段9は、高圧ガスボンベ10のガス噴射口に前記臭い発生制御手段90として設けられているソレノイドバルブ11と臭い発生手段9として高圧ガスと共に臭いを発する物質102が封入されている高圧ガスボンベ10とで構成されていて、前記高圧ガスの噴射と共に臭い12が外部に放散される。かかる臭い放散手段9は、床に配設したり、壁に懸けたりする場合に適している。図3に示すように、ソレノイドバルブ11は、図示していない電磁石の力によってプランジャー111を移動させて通路を開いて気体、液体、紛体などを通過させ、スプリング110の反発力により復帰して通路を閉じるものであるが、臭い物質が封入された高圧ボンベ10と結合することにより臭い放散手段9となる。ソレノイドバルブ11は、ネジ部112で高圧ボンベ10と結合されていて、ソレノイドバルブ11が作動してプランジャー111が移動すると、高圧ボンベ10の出口113と噴射口114との通路が確保され、前記高圧ガスの噴射と共に臭い12が外部に放散される。ソレノイドバルブ11と高圧ボンベ10の結合は、これ以外であってもよく、例えば留め具を高圧ボンベ10のガス封印用絞り止めに釜須形で固定してもよい。
【0021】
図4において、前記臭い放散手段9は、臭い発生制御手段90として設けられている回転運動を空気圧縮に繋げるスクリュー型空気圧縮装置20と、臭い発生手段91として前記スクリュー型空気圧縮装置20の出口に備えられる匂いを含浸させた材料13とで構成されている。かかる臭い放散手段9は、床に設置する場所がない場合に、壁、柱の間、窓などに設置するのに適している。前記スクリュー型空気圧縮装置20の筐体201は、出口14に行くに従い狭められファン200の大きさも小さくなる。モーター等の回転運動をファン200の回転として伝え、空気202を取りこみ、該空気の流れは、出口14で最大限に圧縮され、高圧空気となって流れ出す。ここへ臭いを含浸させた材料13を設け、臭い12が外部に噴射する構造である。前記放散制御手段4からの信号に基づきファン200が回転し、圧縮された空気流が臭いを含浸させた材料13にあたり臭いを噴出する。なお、臭いを含浸させた材料13の設置方法は、前記筐体201の出口14に密着して設けてもよく、或は、図示していない支持手段により前記筐体201の出口14から離して設けてもよい。
【0022】
図5において、前記臭い放散手段9は、臭い発生制御手段90として設けられている天井16に取り付けられたモータ17の回転により回転されるファン200と、臭い発生手段91として半球型の容器15内に備えられた臭い放散物質13とで構成されている。天井からの臭いの噴霧は、火災発生時の避難経路を確保するのに適しており、また、臭い成分は大気に対し重い場合が多く、設置場所として適切である。半球型の容器15は、臭い成分が外部に自然発散させないために、前記放散制御手段4からの信号に基づき開かれる臭い放散口150を有している。前記放散制御手段4からの信号に基づき臭い放散口150が開かれると共にモータ17が回転し、ファン200により臭い放散物質13を天井から放散する。
【0023】
図6において、前記臭い放散手段9は、就寝時にも的確に匂いを伝達するものである。図6(a)に示すように、臭い発生制御手段90の一部として設けられている容器30に取り付けられたモータ17の回転により回転されるファン200と、臭い発生手段91として設けられている発熱体13と、該発熱体13の周囲に巻きつく形で備えられている臭い含浸材31とで構成されている。前記臭い発生制御手段90は、容器30に取り付けられたモータ17の回転により回転されるファン200と制御回路35で構成されている。前記容器30には臭いを放散する窓32が形成されている。また、図6(b)に示すように、前記容器30は、ランプスタンド34に設けられている電球36の近くに設置し、就寝時にも的確に匂いを伝達する。前記臭い含浸材31に含浸されている臭いは、メチルメルカブタンや弱アンモニア材料等の臭いが望ましいが、2種類以上の香料を準備する場合は、一方には起床を促進させるペパーミントやスペアミント、ローズマリー、ユーカリ、レモングラス等の香り又はこれらを混合した香料を使用することが望ましい。
【0024】
前記放散制御手段からの信号に基づき信号線7を介して制御回路35が作動し、信号線8を経由してファン200が回転されると共に前記発熱体13に電流が加わり、周囲の臭い含浸材31を熱して臭いを放散する。なお、臭い含浸材31の周囲に熱破断性材料を巻きつけ、通常は香気の外部流出を避け、熱が加わると破断するようにしてもよい。また発熱体13以外に通常使用される白熱灯等ランプの熱を利用しても良く、更に制御回路35によってランプを点灯してもよい。
【0025】
なお、前記図4乃至図6に示した実施形態における臭い含浸材は、EVA樹脂連続気泡体や、ポリエチレン連続気泡体等が望ましいが、臭いを内部に保持できる多孔質材料であれば、樹脂材料だけでなく金属材料でもよい。
【0026】
次に、図1の動作を説明する。臭い放散手段9は、避難経路に沿って間隔を空けて複数個、配設されている。臭い条件設定手段であるキーボード5から入力された臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などは、放散制御手段4のCPU40によりRAM41に格納される。前記RAM41に格納されたデータは、ディスプレイ6により確認され、間違いがあれば再度入力される。火災検知手段1から信号線3を介して火災の発生が報知されると、放散制御手段4は、前記RAM41に格納されたデータに基づいて以下のように臭い放散手段9を制御する。
【0027】
まず、臭いの放散状態が、臭いが連続的に放散される状態に設定されている場合について説明する。前記避難経路に沿って間隔を空けて複数個、配設されている複数の臭い放散手段9は、放散開始時間がそれぞれ同一に設定されていてもよく、或は異なっていてもよい。放散開始時間がそれぞれ同一に設定されている場合には、ベル音の聞こえない環境、例えば、騒音の大きい場所、ベルの設置されていない場所などにいる、視聴覚障害者以外の多数の人も同時に火災の発生を知ることができる。また、放散開始時間がそれぞれ異なって設定されている場合には、火災検知手段1から信号線3を介して得られた火災の発生現場に近い臭い放散手段9から順次避難口に近づくように臭い放散手段9を作動させる。このように、時間差を設けて臭い放散手段9を作動させることにより、視覚障害者のように避難の速度が遅くても、避難口に近づくにしたがつて放散した臭いが残っているようにすることができる。
【0028】
火災検知手段1から信号線3を介して火災の発生が報知されると、放散制御手段4のCPU40は、前記RAM41に格納されたデータを読み出し、臭い放散手段9を制御する。放散開始時間がそれぞれ同一に設定されている場合には、全ての臭い放散手段9が作動するように駆動回路43を介して臭い放散手段9に信号を送る。また、放散開始時間がそれぞれ異なって設定されている場合には、火災の発生現場に近い臭い放散手段9から作動するように、駆動回路43を介して臭い放散手段9に信号を送る。臭い放散手段9は、前記信号を放散制御手段4から受信すると、臭い発生制御手段90が作動して臭い発生手段91から臭いを放散する。
【0029】
次に、臭いの放散状態が、臭いが間欠的に放散される状態に設定されている場合について説明する。前記避難経路に沿って間隔を空けて複数個、配設されている複数の臭い放散手段9は、放散開始時間がそれぞれ同一に設定されていてもよく、或は異なっていてもよい。臭いが間欠的に放散される状態に設定されている場合であっても、複数の臭い放散手段9を作動させる順序は、臭いが連続的に放散される状態に設定されている場合と同一である。臭いが間欠的に放散される状態に設定されている場合には、放散制御手段4のCPU40は、前記RAM41に格納された放散間隔、放散濃度のデータを読み出し、臭い放散手段9を以下のように制御する。
【0030】
臭いの濃度は予め決定した材料によって規定されるが、空気中に放散された場合には、その濃度は、排出された量によって定まる。したがって、CPU40は放散濃度のデータを読み出し、設置されている臭い放散手段9に備えられている臭い発生手段91毎に空気中の放散濃度、即ち放散時間を例えば0.1秒乃至5秒などに決定する。また、前記放散時間の間隔は、初期段階では放散間隔が長く、徐々にその間隔を短くする。この結果、危険度を強調する作用をなし、避難者に速やかな避難を促す効果がある。また、初期段階では放散間隔を長くすると共に、その放散濃度も薄くする、即ち放散時間を短くすることにより、火災検知手段1の誤動作などの場合に、当該火災報知装置及び環境に対する被害を最小限にとどめることができる。
【0031】
以下、前記図1に示した火災報知装置を用いた第1の火災報知方法について説明する。臭い放散手段9は、避難経路に沿って間隔を空けて複数個、配設されている。臭い条件設定手段であるキーボード5から臭い放散手段9が配設されている場所、臭い放散手段9の種類、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などが入力されている。火災の発生時に、火災検知手段1からの信号により放散制御手段4を作動する。放散制御手段4は、キーボード5から入力された前記臭い放散手段9が配設されている場所、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などのデータと配設されている臭い放散手段9の種類から、臭いを発生する順序、臭いの放散時間、放散間隔を決定する。放散制御手段4は、火災現場近くの臭い放散手段9から作動し、順次避難口から遠い臭い放散手段9に向かって作動し、前記臭い放散手段により臭いを放散するように制御して火災を報知する。
【0032】
次に、前記図1に示した火災報知装置を用いた第2の火災報知方法について説明する。臭い放散手段9は、寝室などの睡眠をする場所に配設されている。臭い条件設定手段であるキーボード5から臭い放散手段9が配設されている場所、臭い放散手段9の種類、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などが入力されている。火災の発生時に、火災検知手段1からの信号により放散制御手段4を作動する。放散制御手段4は、キーボード5から入力された、前記臭い放散手段9が配設されている場所、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などのデータと配設されている臭い放散手段9の種類とから、先ず起床を喚起する臭いを放散する臭い放散手段9を作動して臭いを放散させる。その後に、起床を喚起する臭いを停止し、刺激臭を放散する臭い放散手段9を作動して臭いを放散させるように制御して火災を報知する。なお、前記起床を喚起する臭いは停止しないで刺激臭を放散する臭いを放散するようにしてもよい。
【0033】
次に、前記図1に示した火災報知装置を用いた第3の火災報知方法について説明する。臭い条件設定手段であるキーボード5から臭い放散手段9が配設されている場所、臭い放散手段9の種類、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などが入力されている。火災の発生時に、火災検知手段1からの信号により放散制御手段4を作動する。放散制御手段4は、キーボード5から入力された、前記臭い放散手段9が配設されている場所、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などのデータと配設されている臭い放散手段9の種類とから、臭い放散手段9を間欠的に作動し、該間欠作動時の初期段階では放散間隔を長く、放散時間を短く制御して、時間経過と共に徐々に放散間隔を短くすると共に放散時間を長く制御して臭いを放散させて火災を報知する。
【0034】
また、前記第3の火災報知方法において、臭い放散手段9が避難経路に沿って間隔を空けて複数個、配設されている場合には、第1の火災報知方法で説明したように、火災現場近くの臭い放散手段9から作動し、順次避難口から遠い臭い放散手段9に向かって作動し、前記臭い放散手段により臭いを放散するとともに、前記第3の火災報知方法において説明したように、それぞれの臭い放散手段9を間欠的に作動し、該間欠作動時の初期段階では放散間隔を長く、放散時間を短く制御して、時間経過と共に徐々に放散間隔を短くすると共に放散時間を長く制御して臭いを放散させて火災を報知する。
【0035】
なお、図1において、臭いの放散を制御する放散制御手段4には、火災の発生を検知する火災検知手段1が1個として図示してあるが、これ以外に複数個の火災検知手段1が接続されていてもよく、あるいは、火災検知手段1が、例えば火災の進展状況に応じてその情況などを送信する多機能の火災検知手段1であってもよい。かかる場合には、放散制御手段4は、前記多機能の火災検知手段1の信号を解釈して、臭いの放散状態(臭いが連続的に放散される状態または間欠的に放散される状態)、放散開始時間、放散間隔、放散濃度などを適宜選択するようにする。また、複数個の火災検知手段1が接続されている場合には、放散制御手段4は、火災報知信号を送出した当該火災検知手段1近くに配設されている臭い放散手段を作動する。かかる場合、予め放散制御手段4には火災検知手段1が配設されている箇所と、臭い放散手段との位置関係を示すデータをマイクロコンピュータ(CPU)40のRAM41またはROM42に格納しておく。
【0036】
【発明の効果】
本発明の火災報知装置によれば、火災の発生を検知する火災検知手段からの信号により作動する放散制御手段と、該放散制御手段により作動される臭い放散手段とを備え、前記放散制御手段は、連続的に放散する臭いの放散開始時間又は間欠的に放散する臭いの放散時間、放散間隔、放散濃度を設定する臭い条件設定手段を備えると共に該臭い条件設定手段により設定された臭い条件に応じて前記臭い放散手段を作動する。その結果、放散制御手段により各種の臭い放散手段に対応して多岐に亘る火災状況に応じて、連続的に放散する臭い或は、間欠的に放散する臭いを発生することができる。また、放散制御手段を備えることにより各種の臭い放散手段を多岐に亘る火災状況に対応して作動でき、視覚及び聴覚障害者に対しても火災の発生を迅速に報知できる。
【0037】
また、臭い放散手段を設置する環境、それを使用する状況等に応じて適宜選択することができるとともに、放散制御手段により制御されることにより多岐に亘る火災状況、使用環境に対応して例えば就眠中であっても作動でき、迅速な火災報知が可能である。
【0038】
また、前記臭い放散手段は、避難経路に沿って間隔を空けて配設されていることにより、迅速な火災報知と共に、ビルなどの避難経路の不明な場所であっても避難通路を知ることができ、火災時の被害を軽減する効果がある。
【0039】
また、臭い放散手段を避難経路に沿って間隔を空けて配設し、火災の発生時に、火災検知手段からの信号により作動する放散制御手段の制御により火災現場近くの臭い放散手段から作動し、順次避難口から遠い臭い放散手段に向って作動し、前記臭い放散手段により臭いを放散し火災を報知することにより、ビルなどの避難経路の不明な場所であっても避難通路を知ることができ、該避難経路に沿って誘導し、火災時の被害を軽減する効果がある。
【0040】
また、火災の発生時に、火災検知手段からの信号により作動する放散制御手段により、起床を喚起する臭いを放散する臭い放散手段を作動して臭いを放散させた後に、刺激臭を放散する臭い放散手段を作動して臭いを放散させて火災を報知することにより、就眠中であっても起床を促し、迅速な避難に効果がある。
【0041】
また、臭い放散手段を避難経路に沿って間隔を空けて配設し、火災の発生時に、火災検知手段からの信号により作動する放散制御手段の制御により臭い放散手段を間欠的に作動し、該間欠作動時には、初期段階では長い放散間隔であると共に短い放散時間で臭いを放散させ、時間経過と共に徐々に放散間隔が短くなると共に放散時間を長くして臭いを放散させて火災を報知することにより、危険度を強調する作用をなし、避難者に速やかな避難を促す効果がある。また、初期段階では放散間隔を長くすると共に、その放散濃度も薄くする、即ち放散時間を短くすることにより、火災検知手段の誤動作などの場合に、当該火災報知装置及び環境に対する被害を最小限に留めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】火災報知装置の構成を示すブロック図である。
【図2】臭い放散手段の第1の実施形態である。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】臭い放散手段の第2の実施形態である。
【図5】臭い放散手段の第3の実施形態である。
【図6】臭い放散手段の第4の実施形態である。
【符号の説明】
1 火災検知手段
2 火災報知ベル
4 放散制御手段
5 キーボード
6 ディスプレイ
9 臭い放散手段
40 CPU
43 駆動回路
90 臭い発生制御手段
91 臭い発生手段

Claims (1)

  1. 火災の発生を検知する火災検知手段(1)に接続され臭いの放散を制御する放散制御手段(4)と、該放散制御手段(4)により作動される臭い放散手段(9)とを備えた火災報知装置において、
    前記放散制御手段(4)は、臭いの放散時間、放散間隔、放散濃度を設定する臭い条件設定手段(5)と、該臭い条件設定手段(5)によって設定されたデータを格納するRAM(41)を有し、
    前記臭い放散手段(9)は、前記RAM(41)に格納されたデータに基づいて制御を行う前記放散制御手段(4)からの信号により回転運動を開始して回転運動を空気の圧縮に変えるスクリュー型の空気圧縮装置(20)と、該空気圧縮装置(20)の出口(14)に設けられた匂いを含浸させた材料(13)とで構成され、
    前記空気圧縮装置(20)の筐体(201)は出口(14)に行くに従い狭められ、前記筐体(201)内に設けられ前記RAM(41)に格納されたデータに基づいて制御を行う前記放散制御手段4からの信号により動作するモータの回転に伴い回転するファン(200)の大きさは出口(14)に行くに従い小さくなり、前記筐体(201)内に取り込まれた空気の流れは出口(14)で最大限に圧縮されて前記出口(14)に設けられた材料(13)に向かって噴射されることを特徴とする火災報知装置。
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