JP4291355B2 - 人形体 - Google Patents
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Description
第1の部材と第2の部材とを連結部にて回動可能に連結し、該第1の部材と該第2の部材とが、互いに一直線上にある状態から所定の角度分曲がった状態に移行できるように構成することで、人間の関節の動きを再現する人形体であって、
前記第2の部材は、前記所定の角度分曲がった状態に移行した場合に前記第1の部材に近づく側の面上において、前記連結部の回転中心よりも前記第1の部材側に近い位置に第1の当接位置を有しており、かつ前記連結部の回転中心よりも前記第1の部材側から離れた位置に第2の当接位置を有しており、
前記第1の部材に回動可能に接続され、前記第1の部材と前記第2の部材とが互いに一直線上にある状態において、前記第2の部材に対して、前記第1の当接位置と前記第2の当接位置とにおいて当接させることが可能な当接部材を備え、
前記当接部材は、
前記第2の部材に対して当接させた状態で、前記第2の部材を回動させた場合に、前記第1の当接位置にて前記第2の部材より受ける力のうち、該当接部材を回動させるように作用する力の向きと、前記第2の当接位置にて前記第2の部材より受ける力のうち、該当接部材を回動させるように作用する力の向きとが、反対方向となるように構成されていることを特徴とする。
<人形体の外観構成>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる人形体100の外観構成を示す図である。同図において、101は頭部、102は胸部、103は腰部、104は大腿部、105は脚部、106は腕部をそれぞれ示している。
図2(A)、(B)は、人形体100の頭部101、大腿部104、脚部105、腕部106を取り外し、胸部102と腰部103ならびに装飾具107のみを取り出した状態を、人形体100の左側面から見た様子を示している。
図4(A)乃至(C)は、胸部形成部と腰部形成部との間の相対的な回動運動を説明するための断面図である(図3のA−A断面図であり、腰部形成部及び胸部形成部を人形体100の左側面から見た様子を示している。このため、紙面左側が人形体100の前面側を、紙面右側が人形体100の背面側をそれぞれ示すこととなる。なお、説明を簡略化するために、ここでは当接部301や胸部カバー201、腰部カバー202は省略している)。
次に図5を用いて、胸部形成部401と腰部形成部402との間において、図2(A)に示す直立状態を維持するための構成(当接部301)について説明する。図5は、図3のA−A断面図である。なお、図5では、当接部301の作用をわかりやすくするために、腰部形成部402の背面側に腰部カバー202が取り付けられた状態における断面図を示している。
図6を用いて、当接部301の作用について詳細に説明する。腰部形成部402を連結部403に対して左回り(矢印600)に回動させようとすると、腰部形成部402の背面側上面406は、上方向(矢印602)に移動しようとする。
次に図8を用いて、人形体100を直立状態から上体反らし状態に移行させる際のユーザの操作について説明する。
上記第1の実施形態では、人形体の腰部と胸部との連結部分について説明したが、本発明は特にこれに限定されるものではない。例えば、大腿部と脚部との連結部分においても適用可能である(連結部分において連結された各部が、一直線上に位置する状態を維持することが求められる連結部分であれば、同様に適用可能である)。
上記第1の実施形態では、当接部301を回動させるように作用する力の向きが、第1の当接位置と第2の当接位置とにおいて反対方向となるように構成することで、人形体100の直立状態を維持させることとしたが、本発明は特にこれに限定されない。例えば、腰部形成部402の左回りの回動限界を縮めるように当接部を構成してもよい。
図9は、本実施形態にかかる当接部の構成を説明するための図である。同図において、902は当接部であり、第1の当接位置において、腰部形成部402の背面側上面406と胸部形成部401の背面側下面407との間に挟持される挟持部903と、挟持部903を回転軸901回りに回動させるために、ユーザが操作する操作部904とを備える。
次に図10を用いて、人形体100を直立状態から上体反らし状態に移行させる際のユーザの操作について説明する。
上記第3の実施形態では、当接部を胸部形成部401に回動可能に取り付けることとしたが、本発明は特にこれに限られず、例えば、当接部を胸部形成部401にスライド可能に取り付けるようにしてもよい。
図11は、本実施形態にかかる当接部の構成を説明するための図である。同図において、1102は当接部であり、上記第3の実施形態同様、第1の当接位置において、腰部形成部402の背面側上面406と胸部形成部401の背面側下面407との間に挟持される挟持部1103と、挟持部1103を溝部1105に沿って保持部1101内をスライドさせるために、ユーザが操作する操作部1104とを備える。
次に図12を用いて、人形体100を直立状態から上体反らし状態に移行させる際のユーザの操作について説明する。
上記第3及び第4の実施形態では、当接部が第1の当接位置において腰部形成部402の背面側上面406と胸部形成部401の背面側下面407との間に挟持されるように構成することとしたが、本発明は特にこれに限られない。例えば、当接部が第2の当接位置において、腰部カバー202の背面側上面505と胸部形成部401の背面側下面407との間において挟持されるように構成してもよい。
図13は、本実施形態にかかる当接部の構成を説明するための図である。同図において、1301は当接部であり、第2の当接位置において、腰部カバー202の背面側上面505と胸部形成部401の背面側下面407との間において挟持されている。
次に図14を用いて、人形体100を直立状態から上体反らし状態に移行させる際のユーザの操作について説明する。
上記第5の実施形態では、当接部を腰部カバー202内に収容可能に取り付けることとしたが、本発明は特にこれに限られず、例えば、胸部形成部401に回動可能に取り付けるようにしてもよい。
図15は、本実施形態に係る当接部の構成を説明するための図である。同図において、1500は当接部であり、上記第5の実施形態同様、第2の当接位置において、腰部カバー202の背面側上面505と胸部形成部401の背面側下面407との間において挟持されている(なお、紙面右側に示す図は、当接部1500を正面から見た様子を示している)。
次に図16を用いて、人形体100を直立状態から上体反らし状態に移行させる際のユーザの操作について説明する。
101:頭部
102:胸部
103:腰部
104:大腿部
105:脚部
106:腕部
107:装飾具
301:当接部
401:胸部形成部
402:腰部形成部
403:連結部
Claims (5)
- 第1の部材と第2の部材とを連結部にて回動可能に連結し、該第1の部材と該第2の部材とが、互いに一直線上にある状態から所定の角度分曲がった状態に移行できるように構成することで、人間の関節の動きを再現する人形体であって、
前記第2の部材は、前記所定の角度分曲がった状態に移行した場合に前記第1の部材に近づく側の面上において、前記連結部の回転中心よりも前記第1の部材側に近い位置に第1の当接位置を有しており、かつ前記連結部の回転中心よりも前記第1の部材側から離れた位置に第2の当接位置を有しており、
前記第1の部材に回動可能に接続され、前記第1の部材と前記第2の部材とが互いに一直線上にある状態において、前記第2の部材に対して、前記第1の当接位置と前記第2の当接位置とにおいて当接させることが可能な当接部材を備え、
前記当接部材は、
前記第2の部材に対して当接させた状態で、前記第2の部材を回動させた場合に、前記第1の当接位置にて前記第2の部材より受ける力のうち、該当接部材を回動させるように作用する力の向きと、前記第2の当接位置にて前記第2の部材より受ける力のうち、該当接部材を回動させるように作用する力の向きとが、反対方向となるように構成されていることを特徴とする人形体。 - 前記当接部材は、平面形状を有する平面部と該平面部と直交する凸部とを備え、該平面部の一端は、前記第1の部材に回動可能に接続され、該平面部の他端は、前記第2の当接位置に当接し、該凸部は前記第1の当接位置に当接することを特徴とする請求項1に記載の人形体。
- 前記第1の部材と前記第2の部材とが互いに一直線上にある状態で、前記当接部材は、前記平面部を、該第1の部材および第2の部材に略平行な位置に回動させた場合に、前記第2の部材に対して、前記第1の当接位置と第2の当接位置にて当接させることが可能であることを特徴とする請求項2に記載の人形体。
- 前記第2の部材は、切り欠き部を備え、前記第1の部材と前記第2の部材とが互いに一直線上にある状態であって、かつ前記当接部材が、前記第2の部材に対して、前記第1の当接位置と第2の当接位置にて当接した状態において、該当接部材が、該切り欠き部に収容されるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の人形体。
- 前記第1の部材は胸部であり、前記第2の部材は腰部であり、前記当接部材は、前記胸部の背面側に回動可能に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の人形体。
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