JP4290189B2 - 車両用内装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用グローブボックス等の車両用内装装置に関する。
特開2006−82615号公報は、可動部材を閉位置側に付勢する付勢部材を備える車両用内装装置を開示している。付勢部材は、可動部材の開動作の全体及び閉動作の一部に伴って縮んで付勢力を蓄積し、可動部材が閉位置と開位置との間の所定位置から閉位置に回動するときに蓄積された付勢力で可動部材を閉位置側に付勢している。
しかし、上記公報開示の車両用内装装置にはつぎの問題点がある。
可動部材が開くときにも付勢部材を圧縮させて付勢部材の付勢力を蓄積させているため、可動部材が自重で開くときに付勢部材の付勢力が働いてしまう。そのため、(i)可動部材が開くときには付勢部材の付勢力に抗して可動部材が自重で確実に開かなければならず、(ii)可動部材を閉じるときには所定位置から閉位置まで付勢部材の付勢力で確実に可動部材を回動させなければならない。その結果、上記(i)(ii)の2つの要件を付勢部材が満たさなければならず、付勢部材の設計が困難である。
特開2006−82615号公報
本発明の目的は、従来に比べて付勢部材の設計が容易な車両用内装装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 固定部材と、
前記固定部材に対して回動開閉可能な可動部材と、
前記可動部材が開位置と閉位置との間の所定位置から前記閉位置に回動するときに前記可動部材を前記固定部材に対して前記閉位置側に付勢する付勢部材を備える付勢機構アッセンブリと、
前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力を調整する付勢力調整機構と、
を有する車両用内装装置であって、
前記可動部材と前記付勢機構アッセンブリと前記付勢力調整機構との関係が、
(a)前記可動部材が前記閉位置から前記開位置に回動するとき、前記付勢力調整機構により前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力がゼロまたは略ゼロとされ、
(b)前記可動部材が前記開位置から前記所定位置に回動するとき、前記付勢力調整機構により前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力が蓄えられ、
(c)前記可動部材が前記所定位置から前記閉位置に回動するとき、前記付勢力調整機構により前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力が解放される、
となるように設定されている車両用内装装置。
(2) 前記可動部材は、前記固定部材に対して第1の軸芯まわりに回動開閉可能とされており、該第1の軸芯から離れる方向に延びるガイド部を備えており、
前記付勢機構アッセンブリは、前記第1の軸芯とは異なる第2の軸芯まわりに前記固定部材に対して回動可能であるとともに該第2の軸芯に接近・離反する方向に可動であり前記ガイド部に該ガイド部の延び方向に可動に支持されるローラー部を備えており、
前記付勢機構アッセンブリの付勢部材は、前記可動部材が前記固定部材に対して前記所定位置から前記閉位置に回動するときに、前記ローラー部を前記第2の軸芯から離れる方向に付勢することで、前記可動部材を前記固定部材に対して前記閉位置側に付勢する、(1)記載の車両用内装装置。
(3) 前記付勢力調整機構は、前記可動部材のガイド部に該ガイド部の延び方向に可動に支持され前記付勢機構アッセンブリのローラー部に当接可能なホルダと、該ホルダと前記可動部材とに取付けられ該ホルダが前記可動部材に対して前記ガイド部の延び方向に移動したときに該ホルダを前記可動部材に対して移動前の位置に戻す方向に付勢するホルダ付勢部材と、前記固定部材に設けられ前記可動部材が前記固定部材に対して回動するときに前記ホルダを前記可動部材に対して前記ガイド部の延び方向に移動させるワンウェイガイドと、を備える(2)記載の車両用内装装置。
(4) 前記ワンウェイガイドは、前記可動部材が前記閉位置から前記開位置に回動するときに前記ホルダが通る第1のガイド通路と、前記可動部材が前記開位置から前記所定位置に回動するときに前記ホルダが通る第2のガイド通路と、前記可動部材が前記所定位置から前記閉位置に回動するときに前記ホルダが通る第3のガイド通路と、を備えており、
前記第1のガイド通路は、前記第2、第3のガイド通路より、前記第2の軸芯との距離が大とされており、
前記第2のガイド通路は、前記第3のガイド通路に近づくにつれて前記第2の軸芯との距離が小とされており、
前記第3のガイド通路は、前記第2のガイド通路から離れるにつれて前記第2の軸芯との距離が大とされている、(3)記載の車両用内装装置。
上記(1)〜(4)の車両用内装装置によれば、付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力を調整する付勢力調整機構が設けられており、可動部材が閉位置から開位置に回動するとき付勢力調整機構により付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力がゼロまたは略ゼロとされているため、可動部材が閉位置から開位置に回動するときに付勢部材の付勢力が可動部材に働くことを防止(または略防止)できる。そのため、可動部材を閉じるときに所定位置から閉位置まで付勢部材の付勢力で確実に可動部材を回動させることのみを考えて、付勢部材を設計できる(可動部材が開くときのことを考えて付勢部材を設計する必要はない)。その結果、可動部材が開くときと閉じるときの両方を考えて付勢部材を設計しなければならない場合(従来)に比べて、付勢部材の設計が容易である。
上記(3)の車両用内装装置によれば、付勢力調整機構は、可動部材のガイド部に該ガイド部の延び方向に可動に支持され付勢機構アッセンブリのローラー部に当接可能なホルダと、ホルダと可動部材とに取付けられホルダが可動部材に対してガイド部の延び方向に移動したときにホルダを可動部材に対して移動前の位置に戻す方向に付勢するホルダ付勢部材と、固定部材に設けられ可動部材が固定部材に対して回動するときにホルダを可動部材に対してガイド部の延び方向に移動させるワンウェイガイドと、を備えているため、ホルダをワンウェイガイドで可動部材に対してガイド部の延び方向に移動させることで、付勢機構アッセンブリのローラー部を第2の軸芯に接近・離反させることができる。
上記(4)の車両用内装装置によれば、ワンウェイガイドは、可動部材が閉位置から開位置に回動するときにホルダが通る第1のガイド通路と、可動部材が開位置から所定位置に回動するときにホルダが通る第2のガイド通路と、可動部材が所定位置から閉位置に回動するときにホルダが通る第3のガイド通路と、を備えており、第1のガイド通路は、第2、第3のガイド通路より第2の軸芯との距離が大とされている。そのため、可動部材が閉位置から開位置に回動するとき、ホルダを第2の軸芯から離れた位置に位置させることができる。その結果、可動部材が閉位置から開位置に回動するときに、付勢機構アッセンブリのローラー部を第2の軸芯から離れた位置に位置させることができ、付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力をゼロまたは略ゼロにすることができる。
また、第2のガイド通路は第3のガイド通路に近づくにつれて第2の軸芯との距離が小とされているため、可動部材が開位置から所定位置に近づくにつれてホルダを第2の軸芯に近づけることができる。その結果、可動部材が開位置から所定位置に近づくにつれて、付勢機構アッセンブリのローラー部をホルダで押し込んで第2の軸芯に近づけることができ、付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力を蓄積させることができる。
また、第3のガイド通路は第2のガイド通路から離れるにつれて第2の軸芯との距離が大とされているため、可動部材が所定位置から閉位置に回動するにつれてホルダを第2の軸芯から離すことができる。その結果、可動部材が所定位置から閉位置に回動するにつれて、付勢機構アッセンブリのローラー部を第2の軸芯から離すことができ付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力を解放することができる。
図1〜図25は、本発明実施例の車両用内装装置を示している。
本発明実施例の車両用内装装置10は、車両の助手席前方のインスツルメントパネル部位に配置されるグローブボックス装置である。ただし、車両用内装装置10は、インスツルメントパネル部位またはインスツルメントパネル部位以外の部位に配置される車両用コンソールボックス装置、車両用カップホルダ装置などであってもよい。
車両用内装装置10は、図1に示すように、固定部材20と、固定部材20に対して第1の軸芯P1まわりに回動開閉可能とされた可動部材30と、可動部材30が開位置30aと閉位置30bとの間の所定位置30cから閉位置30bに回動するときに可動部材30を固定部材20に対して閉位置30b側に付勢する付勢部材43を備える付勢機構アッセンブリ40と、付勢力調整機構50と、を有する。
固定部材20は、インスツルメントパネルに対して固定とされている。固定部材20は、インスツルメントパネルに一体に形成されていてもよく、インスツルメントパネルと別体に形成されてインスツルメントパネルに固定して取付けられていてもよい。固定部材20は、可動部材30を開けたときに小物等を出し入れ可能な収納部21を備える。
可動部材30は、図7〜図12に示すように、図示略のロック装置のロックが外れたときに可動部材30の下端部の第1の軸芯P1まわりに自重で回転して開き、閉める時は図13,図14に示すように所定位置30cまで手で可動部材30を押し上げ、所定位置30cから閉位置30bまでは、図15〜図17に示すように付勢機構アッセンブリ40の付勢部材43の付勢力で第1の軸芯P1まわりに回動する。可動部材30は、図示略のロック装置のロックがかかることにより閉状態を維持する。
可動部材30は、図2に示すように、収納部21を開閉する可動部材本体31と、アーム部32と、ガイド部33と、を備える。
アーム部32は、第1の軸芯P1を中心とする半径方向に延びている。アーム部32は、第1の軸芯P1から可動部材本体31が延びる方向と異なる方向に延びている。アーム部32は、可動部材本体31と一体に形成されていてもよく、可動部材本体31と別体に形成されて可動部材本体31に固定して取付けられていてもよい。
ガイド部33は、アーム部32に形成されている。ガイド部33は、アーム部32の延び方向と同方向に延びている。ガイド部33は、付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aと付勢力調整機構50のホルダ51とを、ガイド部33の延び方向に可動に支持する。
付勢機構アッセンブリ40は、支持部材41と、ロッド42と、付勢部材43と、を備える。
支持部材41は、固定部材20に回動可能に支持される。支持部材41は、第1の軸芯P1とは異なり第1の軸芯P1よりも上方に位置する第2の軸芯P2まわりに固定部材20に対して回動可能とされている。支持部材41が第2の軸芯P2まわりに固定部材20に対して回動可能とされているため、付勢機構アッセンブリ40は第2の軸芯P2まわりに固定部材20に対して回動可能とされている。
ロッド42は、支持部材41に、ロッド42の延び方向の一端部またはその近傍で(上端部またはその近傍で)、ロッド42の延び方向に直線動可能に支持されている。ロッド42の延び方向の他端部(下端部)には、ローラー部42aが設けられている。
ローラー部42aは、支持部材41が第2の軸芯P2まわりに固定部材に対して回動可能でありロッド42が支持部材41に直線動可能に支持されているため、第2の軸芯P2まわりに固定部材20に対して回動可能であるとともに第2の軸芯P2に接近・離反する方向に可動である。
ローラー部42aは、図1に示すように、ガイド部33に可動に支持されている(入り込んでいる)。ローラー部42aがガイド部33に可動に支持されているため、ローラー部42aは、可動部材30が固定部材20に対して第1の軸芯P1まわりに回動したとき可動部材30とともに第1の軸芯P1まわりに回動する。
ローラー部42aは、可動部材30に対して、ガイド部33の延び方向に移動可能とされており、ガイド部33の延び方向と直交する方向には移動不能とされている。
付勢部材43は、たとえば、コイルスプリング、トーションスプリングなどからなる(図示例ではコイルスプリングからなる場合を示している)。付勢部材43は、ダンパー機能付きのスプリングであってもよい。付勢部材43は、可動部材30が固定部材20に対して所定位置30cから閉位置30bに回動するときに、ローラー部42aが第2の軸芯P2から離れる方向(下方向)に、ロッド42を支持部材41に対して付勢する。
ロッド42が付勢部材43によって付勢されるため、可動部材30が所定位置30cから閉位置30bに回動するとき、ローラー部42aがアーム部32を第1の軸芯P1を中心とする半径方向と異なる方向に押圧する。その結果、可動部材30は、所定位置30cから閉位置30bに回動するとき、付勢部材43によって固定部材20に対して閉位置30b側に回動付勢される。
付勢力調整機構50は、付勢機構アッセンブリ40の付勢部材43の付勢力を調整する機構である。
付勢力調整機構50は、図5に示すように、ホルダ51と、ホルダ付勢部材52と、ワンウェイガイド53と、を備える。
ホルダ51は、ホルダ本体部51aと、ホルダ突出部51bと、を備える。
ホルダ本体部51aは、ガイド部33に可動に支持されている(入り込んでいる)。ホルダ本体部51aがガイド部33に可動に支持されているため、ホルダ51は、可動部材30が固定部材20に対して第1の軸芯P1まわりに回動したとき可動部材30とともに第1の軸芯P1まわりに回動する。
ホルダ本体部51aは、可動部材30に対して、ガイド部33の延び方向に移動可能とされており、ガイド部33の延び方向と直交する方向には移動不能とされている。このため、ホルダ51は、可動部材30に対して、ガイド部33の延び方向に移動可能であり、ガイド部33の延び方向と直交する方向には移動不能である。
ホルダ本体部51aは、付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aに当接可能とされている。
ホルダ突出部51bは、ホルダ本体部51aに一体に形成されていてもよく、ホルダ本体部51aと別体に形成されてホルダ本体部51aに固定して取付けられていてもよい。ホルダ突出部51bは、ホルダ本体部51aからワンウェイガイド53に接近する方向に突出している。ホルダ突出部51bの突出方向先端部は、ワンウェイガイド53内に入り込んでいる。ホルダ突出部51bがワンウェイガイド53内に入り込んでいるため、ホルダ51はワンウェイガイド53によって案内される。ホルダ突出部51bの突出方向先端部の外周部には、ワンウェイガイド53内での移動を滑らかにするためにホルダ側ローラー51cが設けられていてもよい。
ホルダ51は、可動部材30が開位置30aにあるとき、図6に示すように、ワンウェイガイド53の開位置対応位置53jに位置し、可動部材30が閉位置30bにあるとき、ワンウェイガイド53の閉位置対応位置53kに位置する。ホルダ51は、可動部材30が閉位置30bから開位置30aに回動するとき、ワンウェイガイド53の第1のガイド通路53gを通り、可動部材30が開位置30aから所定位置30cに回動するとき、ワンウェイガイド53の第2のガイド通路53hを通り、可動部材30が所定位置30cから閉位置30bに回動するとき、ワンウェイガイド53の第3のガイド通路53iを通る。
ホルダ付勢部材52は、たとえば、コイルスプリング、トーションスプリングなどからなる。図5に示すように、ホルダ付勢部材52の一端は可動部材30に取付けられており、ホルダ付勢部材52の他端はホルダ本体部51aに取付けられている。ホルダ付勢部材52は、ホルダ51が可動部材30に対してガイド部33の延び方向に移動したときに、ホルダ51を可動部材30に対してガイド部33の延び方向に移動する前の位置(以下、基準位置51d(図7、図12参照)という)に戻す方向に付勢する。
ホルダ付勢部材52の付勢力は、ホルダ51がワンウェイガイド53内で開位置対応位置53jおよび閉位置対応位置53kにあるときに、ホルダ51が可動部材33に対して基準位置51dに位置するように、設定されている。ホルダ付勢部材52の付勢力は、ホルダ51がワンウェイガイド53の第1のガイド通路53gと第2、第3のガイド通路53h、53iの上下方向中間部に位置するように設定されている。
ワンウェイガイド53は、固定部材20に固定されている。ワンウェイガイド53は、上下方向で、第1の軸芯P1と第2の軸芯P2との間に設けられている。ワンウェイガイド53は、可動部材30が固定部材20に対して回動するときに、ホルダ51を可動部材30に対してガイド部33の延び方向に移動させる。
ワンウェイガイド53は、図6に示すように、外側壁53aと、外側壁53aの内側に配置された内側壁53bと、を備える。外側壁53aと内側壁53bとの間は、ホルダ51が通るガイド通路である。
内側壁53bは、第1〜第4の壁53c,53d,53e,53fを備える。
第1の壁53cは、可動部材30が閉位置30bから開位置30a側に回動し始めたときに、基準位置51dにあるホルダ51を、可動部材30に対してホルダ付勢部材52の付勢力に抗して第2の軸芯P2から離れる方向(第1の軸芯P1に接近する方向)に移動させる壁である。
第2の壁53dは、可動部材30の開動途中で、ホルダ51を、可動部材30に対して第2の軸芯P2から離れた状態に維持させる壁である。第2の壁53dは、第1の軸芯P1を中心とする円弧上にある。
第3の壁53eは、可動部材30が開位置30aから所定位置30cに回動するときに、基準位置51dにあるホルダ51を、可動部材30に対してホルダ付勢部材52の付勢力に抗して第2の軸芯P2に接近する方向(第1の軸芯P1から離れる方向)に移動させる壁である。
第4の壁53fは、可動部材30が所定位置30cから閉位置30bに移動するときに、ホルダ51を、可動部材30に対して第2の軸芯P2から離れる方向に移動させる壁である。
外側壁53aと内側壁53bとの間のガイド通路は、可動部材30が閉位置30bから開位置30aに回動するときにホルダ51が通る第1のガイド通路53gと、可動部材30が開位置30aから所定位置30cに回動するときにホルダ51が通る第2のガイド通路53hと、可動部材30が所定位置30cから閉位置30bに回動するときにホルダ51が通る第3のガイド通路53iと、を備える。
第1のガイド通路53gは、第2、第3のガイド通路53h、53iより、第2の軸芯P2との距離が大とされている。
第2のガイド通路53hは、第3のガイド通路53iに近づくにつれて第2の軸芯P2との距離が小とされている。
第3のガイド通路53iは、第2のガイド通路53hから離れるにつれて第2の軸芯P2との距離が大とされている。
ここで、本発明実施例の作動・作用を説明する。
(a)可動部材30が閉位置30bにあるとき(図7)
可動部材30は、図示略のロック装置により閉状態を維持している。
ホルダ付勢部材52は、フリー状態にあり、ホルダ51は可動部材30に対して基準位置51dにある。
ホルダ51は、ワンウェイガイド53内で、閉位置対応位置53k(図6参照)にある。ホルダ51は、付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aに非接触であるか、または、接触してローラー部42bを押し込んでいても付勢部材43の付勢力がゼロまたは略ゼロとなる程度である。
(b)閉位置30bにある可動部材30を開動させるとき(図8)
図示略のロック装置のロックを解除すると、可動部材30は、自重により固定部材20に対して第1の軸芯P1まわりに開位置30a側に回動する。
ホルダ51は、ワンウェイガイド53の第1の壁53cに摺動接触し、ホルダ付勢部材52の付勢力に抗して可動部材30に対して第2の軸芯P2から離れる方向に移動する。
付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aは、ホルダ51が可動部材30に対して第2の軸芯P2から離れる方向に移動するため、ホルダ51によって押し込まれていない。
付勢機構アッセンブリ40の付勢部材43の付勢力は、ローラー部42aがホルダ51によって押し込まれていないため、ゼロである。
(c)可動部材30が開動途中にあるとき(図9、図10)
ホルダ51は、第1のガイド通路53g(図6参照)にある。ホルダ51はワンウェイガイド53の第2の壁53dに摺動接触しており、ホルダ付勢部材52の付勢力に抗して、第2の軸芯P2から離れた状態にある。
付勢部材43の付勢力は、ローラー部42aがホルダ51によって押し込まれていないため、ゼロである。
(d)可動部材30が開位置30aに達したとき(図11、図12)
可動部材30が開位置30aに達したとき、ホルダ51は、ワンウェイガイド53の第2の壁53dから離れ、ホルダ付勢部材52の付勢力により第2の軸芯P2に接近する方向に可動部材30に対して移動し、開位置対応位置53j(図6参照)に達する。
ホルダ51が開位置対応位置53jに達したとき、ホルダ付勢部材52はフリー状態にあり、ホルダ51は可動部材30に対して基準位置51dにある。
ホルダ51は付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aに非接触であるか、または、接触してローラー部42aを押し込んでいても付勢部材43の付勢力がゼロまたは略ゼロとなる程度である。
(e)開位置30aにある可動部材30を所定位置30cまで閉動させるとき(図13)
可動部材30を手で自重に抗して持ち上げると、可動部材30は固定部材20に対して第1の軸芯P1まわりに所定位置30c側に閉動し始める。
可動部材30が閉動し始めると、ホルダ51は、ワンウェイガイド53の第3の壁53eに摺動接触し、ホルダ付勢部材52の付勢力に抗して可動部材30に対して第2の軸芯P2に接近する方向に移動し、第2のガイド通路53h(図6参照)に進入する。
付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aは、ホルダ51が可動部材30に対して第2の軸芯P2に接近する方向に移動するため、付勢部材43の付勢力に抗して第2の軸芯P2に接近する方向にホルダ51によって押し込まれて移動する。
付勢機構アッセンブリ40の付勢部材43の付勢力は、ローラー部42aがホルダ51によって押し込まれて第2の軸芯P2に接近する方向に移動するため、蓄積される。
(f)可動部材30が所定位置30cに達したとき(図14)
第1の軸芯P1と第2の軸芯P2とを結ぶ直線上またはほぼ直線上にガイド部33が位置する。
ホルダ51は、ワンウェイガイド53の第3の壁53eにより、可動部材30に対して、ホルダ付勢部材52の付勢力に抗して第2の軸芯P2に最も接近した位置にある。
付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aは、ホルダ51が第2の軸芯P2に最も接近した位置にあるため、付勢部材43の付勢力に抗してホルダ51によって押し込まれて第2の軸芯P2に最も接近した位置にある。
付勢部材43の付勢力は、ローラー部42aが第2の軸芯P2に最も接近した位置にあるため、最大となる。
(g)可動部材30が所定位置30cを越えて閉位置30b側に移動したとき(図15)
ホルダ51は、第2のガイド通路53h(図6参照)から第3のガイド通路53i(図6参照)に進入する。ホルダ51は、ワンウェイガイド53の第3の壁53eから第4の壁53f側に移動し、ホルダ付勢部材52の付勢力により第4の壁53fに摺動接触しながら第2の軸芯P2から離れる方向に可動部材30に対して移動する。
ホルダ51が第2の軸芯P2から離れる方向に移動するため、付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aは付勢部材43の付勢力によりホルダ51に当接しながら第2の軸芯P2から離れる方向に移動する。このとき、ローラー部42aは可動部材30のアーム部32を閉位置30b側に押圧しており、その結果、可動部材30を閉位置30b側に持ち上げていた手を可動部材30から離しても可動部材30が閉位置30b側に固定部材20に対して回動する。
(h)可動部材30が閉位置30bに達したとき(図16、図17)
可動部材30が閉位置30bに達したとき、ホルダ51は、ワンウェイガイド53の第4の壁53fから離れ、ホルダ付勢部材42の付勢力により第2の軸芯P2から離れる方向に可動部材30に対して移動し、閉位置対応位置53k(図6参照)に達する。
ホルダ51が閉位置対応位置53kに達したとき、ホルダ付勢部材52はフリー状態にあり、ホルダ51は可動部材30に対して基準位置51dにある。
ここで、ワンウェイガイド53について、図18〜図25を参照して、さらに説明する。
付勢部材43の付勢力で可動部材30を閉動させて閉位置30bに到達させ、図示略のロック装置のロックをかけるためには、ホルダ51(の中心)が、図18に示すワンウェイガイド53のロック位置53mを通過しなければならない。
ホルダ51がロック位置53mを通過するためには、ホルダ51を図19のような軌跡を通すことが必要になる。
しかし、ホルダ51およびワンウェイガイド53の内側壁53bの形状に何ら工夫がなければ、ホルダ51はワンウェイガイド53内で、図20のような軌跡をとり、ホルダ53がロック位置53mを通らなくなってしまう。
ホルダ51がロック位置53mを通るようにするために、単純にワンウェイガイド53の内側壁53bを図21のように延長させることが考えられるが、その場合、ホルダ51は図22のような軌跡となり、可動部材30を閉位置30bに達した後さらに固定部材20に対し閉側にオーバーストロークさせる必要が生じてしまう。
可動部材30のオーバーストローク量を低減させるために、図23、図24に示すように、ホルダ51のホルダ突出部51bの突出方向先端部にその他のホルダ突出部51b部位に比べて小径な小径部51eを設け、ワンウェイガイド53にホルダ51がロック位置53mを通るときのみホルダ51を小径部51eで通過させる凹溝53nを設ける。
この構成をとることにより、図25に示すように、小径部51eと凹溝53nが設けられていない場合(図22の場合)に比べて少ない可動部材30のオーバーストローク量で、ホルダ51を、確実にロック位置53mを通すことができる。また、ロック位置53m以外の位置でとくにホルダ51が開位置対応位置53jにあるときには、可動部材30への過負荷を考慮するとホルダ51の大径化が必要となるため、ホルダ51が負荷の比較的少ないロック位置53mを通過するときのみ、小径部51eが凹溝53nを通るようにしている。
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
本発明実施例では、可動部材30が閉位置30bから開位置30aに回動するとき付勢力調整機構50により付勢部材43の付勢力がゼロまたは略ゼロとされているため、可動部材30が閉位置30bから開位置30aに回動するときに付勢部材43の付勢力が可動部材30に働くことを防止(または略防止)できる。そのため、可動部材30を閉じるときに所定位置30cから閉位置30bまで付勢部材43の付勢力で確実に可動部材30を回動させることのみを考えて、付勢部材43を設計できる(可動部材30が開くときのことを考えて付勢部材43を設計する必要はない)。その結果、可動部材が開くときと閉じるときの両方を考えて付勢部材を設計しなければならない場合(従来)に比べて、付勢部材43の設計が容易である。
付勢力調整機構50は、可動部材30のガイド部33に支持され付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aに当接可能なホルダ51と、ホルダ51と可動部材30とに取付けられホルダ51が可動部材30に対してガイド部33の延び方向に移動したときにホルダ51を可動部材30に対して移動前の位置に戻す方向に付勢するホルダ付勢部材52と、固定部材20に設けられ可動部材30が固定部材20に対して回動するときにホルダ51を可動部材30に対してガイド部33の延び方向に移動させるワンウェイガイド53と、を備えているため、ホルダ51をワンウェイガイド53で可動部材30に対してガイド部33の延び方向に移動させることで、付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aを第2の軸芯P2に接近・離反させることができる。
ワンウェイガイド53は、可動部材30が閉位置30bから開位置30aに回動するときにホルダ51が通る第1のガイド通路53gと、可動部材30が開位置31aから所定位置30cに回動するときにホルダ51が通る第2のガイド通路53hと、可動部材30が所定位置30cから閉位置30bに回動するときにホルダ51が通る第3のガイド通路53iと、を備えており、第1のガイド通路53gは、第2、第3のガイド通路53h,53iより第2の軸芯P2との距離が大とされている。そのため、可動部材30が閉位置30bから開位置30aに回動するとき、ホルダ51を第2の軸芯P2から離れた位置に位置させることができる。その結果、可動部材30が閉位置30bから開位置30aに回動するときに、付勢機構アッセンブリ40のローラー部42aを第2の軸芯P2から離れた位置に位置させることができ、付勢部材43の付勢力をゼロまたは略ゼロにすることができる。
また、第2のガイド通路53hは第3のガイド通路53iに近づくにつれて第2の軸芯P2との距離が小とされているため、可動部材30が開位置30aから所定位置30cに近づくにつれてホルダ51を第2の軸芯P2に近づけることができる。その結果、可動部材30が開位置30aから所定位置30cに近づくにつれて、付勢機構アッセンブリのローラー部42aをホルダ51で押し込んで第2の軸芯P2に近づけることができ、付勢部材43の付勢力を蓄積させることができる。
また、第3のガイド通路53iは第2のガイド通路53hから離れるにつれて第2の軸芯P2との距離が大とされているため、可動部材30が所定位置30cから閉位置30bに回動するにつれてホルダ51を第2の軸芯P2から離すことができる。その結果、可動部材30が所定位置30cから閉位置30bに回動するにつれて、付勢機構アッセンブリのローラー部42aを第2の軸芯P2から離すことができ付勢部材43の付勢力を解放することができる。
本発明実施例の車両用内装装置の、固定部材と可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、固定部材と可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構との、部分分解斜視図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、固定部材と可動部材と付勢機構アッセンブリ(付勢部材省略)と付勢力調整機構との、部分斜視図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリのローラー部と付勢力調整機構との関係を示す部分拡大側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、概略断面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、付勢力調整機構のワンウェイガイドの正面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が閉位置にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が開途中にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が開途中にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が開途中にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が開動して開位置に達したときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が開位置にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が閉途中にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が閉途中にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が閉途中にあるときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が閉位置に達したときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、可動部材と付勢機構アッセンブリと付勢力調整機構とを示す、可動部材が閉位置に達した後さらに閉側にオーバーストロークさせたときの部分側面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の比較例を示す図であり、付勢力調整機構のホルダとワンウェイガイドに可動部材のオーバーストローク量低減のための工夫が何ら施されていない場合の、ホルダとワンウェイガイドとを示す正面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の比較例を示す図であり、付勢力調整機構のホルダとワンウェイガイドに可動部材のオーバーストローク量低減のための工夫が何ら施されていない場合の、ホルダとワンウェイガイドとを示す正面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の比較例を示す図であり、付勢力調整機構のホルダとワンウェイガイドに可動部材のオーバーストローク量低減のための工夫が何ら施されていない場合の、ホルダとワンウェイガイドとを示す正面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の比較例を示す図であり、付勢力調整機構のホルダとワンウェイガイドに、可動部材のオーバーストローク量低減のために単純に内側壁を延長させた場合の、ホルダとワンウェイガイドとを示す正面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の比較例を示す図であり、付勢力調整機構のホルダとワンウェイガイドに、可動部材のオーバーストローク量低減のために単純に内側壁を延長させた場合の、ホルダとワンウェイガイドとを示す正面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の、付勢力調整機構のホルダとワンウェイガイドに可動部材のオーバーストローク量低減のために小径部と凹溝を設けた、ホルダとワンウェイガイドとを示す正面図である。 図23のA−A線断面図である。 本発明実施例の車両用内装装置の比較例を示す図であり、付勢力調整機構のホルダとワンウェイガイドに、可動部材のオーバーストローク量低減のために単純に内側壁を延長させた場合の、ホルダとワンウェイガイドとを示す正面図である。
符号の説明
10 車両用内装装置
20 固定部材
21 収納部
30 可動部材
30a 開位置
30b 閉位置
30c 所定位置
31 可動部材本体
32 アーム部
33 ガイド部
40 付勢機構アッセンブリ
41 支持部材
42 ロッド
42a ローラー部
43 付勢部材
50 付勢力調整機構
51 ホルダ
51a ホルダ本体部
51b ホルダ突出部
51c ホルダ側ローラー
51d 基準位置
51e 小径部
52 ホルダ付勢部材
53 ワンウェイガイド
53a 外側壁
53b 内側壁
53c 第1の壁
53d 第2の壁
53e 第3の壁
53f 第4の壁
53g 第1の通路
53h 第2の通路
53i 第3の通路
53j 開位置対応位置
53k 閉位置対応位置
53m ロック位置
53n 凹溝

Claims (4)

  1. 固定部材と、
    前記固定部材に対して回動開閉可能な可動部材と、
    前記可動部材が開位置と閉位置との間の所定位置から前記閉位置に回動するときに前記可動部材を前記固定部材に対して前記閉位置側に付勢する付勢部材を備える付勢機構アッセンブリと、
    前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力を調整する付勢力調整機構と、
    を有する車両用内装装置であって、
    前記可動部材と前記付勢機構アッセンブリと前記付勢力調整機構との関係が、
    (a)前記可動部材が前記閉位置から前記開位置に回動するとき、前記付勢力調整機構により前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力がゼロまたは略ゼロとされ、
    (b)前記可動部材が前記開位置から前記所定位置に回動するとき、前記付勢力調整機構により前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力が蓄えられ、
    (c)前記可動部材が前記所定位置から前記閉位置に回動するとき、前記付勢力調整機構により前記付勢機構アッセンブリの付勢部材の付勢力が解放される、
    となるように設定されている車両用内装装置。
  2. 前記可動部材は、前記固定部材に対して第1の軸芯まわりに回動開閉可能とされており、該第1の軸芯から離れる方向に延びるガイド部を備えており、
    前記付勢機構アッセンブリは、前記第1の軸芯とは異なる第2の軸芯まわりに前記固定部材に対して回動可能であるとともに該第2の軸芯に接近・離反する方向に可動であり前記ガイド部に該ガイド部の延び方向に可動に支持されるローラー部を備えており、
    前記付勢機構アッセンブリの付勢部材は、前記可動部材が前記固定部材に対して前記所定位置から前記閉位置に回動するときに、前記ローラー部を前記第2の軸芯から離れる方向に付勢することで、前記可動部材を前記固定部材に対して前記閉位置側に付勢する、請求項1記載の車両用内装装置。
  3. 前記付勢力調整機構は、前記可動部材のガイド部に該ガイド部の延び方向に可動に支持され前記付勢機構アッセンブリのローラー部に当接可能なホルダと、該ホルダと前記可動部材とに取付けられ該ホルダが前記可動部材に対して前記ガイド部の延び方向に移動したときに該ホルダを前記可動部材に対して移動前の位置に戻す方向に付勢するホルダ付勢部材と、前記固定部材に設けられ前記可動部材が前記固定部材に対して回動するときに前記ホルダを前記可動部材に対して前記ガイド部の延び方向に移動させるワンウェイガイドと、を備える請求項2記載の車両用内装装置。
  4. 前記ワンウェイガイドは、前記可動部材が前記閉位置から前記開位置に回動するときに前記ホルダが通る第1のガイド通路と、前記可動部材が前記開位置から前記所定位置に回動するときに前記ホルダが通る第2のガイド通路と、前記可動部材が前記所定位置から前記閉位置に回動するときに前記ホルダが通る第3のガイド通路と、を備えており、
    前記第1のガイド通路は、前記第2、第3のガイド通路より、前記第2の軸芯との距離が大とされており、
    前記第2のガイド通路は、前記第3のガイド通路に近づくにつれて前記第2の軸芯との距離が小とされており、
    前記第3のガイド通路は、前記第2のガイド通路から離れるにつれて前記第2の軸芯との距離が大とされている、請求項3記載の車両用内装装置。
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