JP4289291B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は燃料噴射弁に関し、例えば内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射弁に関する。
燃料噴射弁としては内燃機関へ供給する燃料の噴射および遮断を正確に行うために弁座に着座および離座するニードルを、ニードルに連結され協働する可動コアを介してコイルが発生する磁気吸引力によって駆動し固定コアに接離するものが知られている。(特許文献1参照)
特開2000−8990
しかし、特許文献1の従来技術では、ニードルが着座した状態のとき、ニードルの噴孔側端面に燃料圧力がかからない構成となっている。このため、燃料圧力を増加させると、ニードルの燃料入口側端面と噴孔側端面の燃料受圧面積の差により、ニードルの閉弁方向に働く力が増加するため、ニードルが開弁し難くなるという課題があった。
一方、本課題を解決する手段のひとつとしてニードル駆動部を大型化することで開弁性能を上げる方法が考えられるが、燃料噴射弁の体格が大きくなる又はコストが高くなるため、本課題を別の手段にて解決出来ることが望まれる。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、その目的は、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することである。
第1の発明においては、噴孔を備えた弁ボデーと、前記弁ボデーに着座および離座することで前記噴孔を開閉するニードルとを備える燃料噴射弁において、前記ニードルには、燃料入口側端面から燃料を導入し、噴孔側端面から燃料を排出する燃料通路が設けられ、前記ニードルの外周の燃料入口側端面と噴孔側端面との間には、シール部が設けられ、前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の外周側に設けられていることを特徴とする燃料噴射弁を提供する。
これによると、ニードルの燃料入口側端面にかかる燃料圧力を低減出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
また、請求項2に記載の発明のように、前記ニードルが弁ボデーに着座した状態のとき、開弁方向の燃料圧力
を受圧し、前記ニードル上部にかかる燃料圧力を打ち消すように、前記ニードルの噴孔側端面の外周側が、弁ボデーに着座すると良い。
これによると、ニードルの燃料入口側端面と噴孔側端面の燃料受圧面積が略等しくできニードルにかかる燃料圧力のバランスが取られる構成に出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
また、請求項3に記載の発明のように、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分が平面であると、ニードルの端面と弁ボデー面との面圧が向上するため、ニードルの着座性が良くなる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記弁ボデーの前記噴孔側端面に、多孔噴孔板が設けられていると、噴孔の配置自由度が向上するため、燃料噴霧の形成自由度を向上することが出来る。
第2の発明においては、噴孔を備えた弁ボデーと、前記弁ボデーに着座および離座することで前記噴孔を開閉するニードルと、前記ニードルと協働して着座方向および離座方向に移動する可動コアと、前記可動コアを離座方向に磁気吸引する固定コアと、
前記可動コアを着座方向に付勢する付勢部材と、前記可動コアを前記固定コアに磁気吸引するための電磁力を発生するコイルとを備え、前記電磁力の発生および消失により前記可動コアと前記固定コアとを引き付けおよび引き離す燃料噴射弁において、前記弁ボデーに直接的又は間接的に固定され、前記ニードルおよび前記ニードルと連結され協働する可動コアとからなる弁部材を軸方向に摺動可能に内周で案内する燃料圧力低減部材と、前記摺動部分に設けられたシール部とを備えていることを特徴とする燃料噴射弁を提供する。
これによると、ニードルの燃料入口側端面にかかる燃料圧力を低減出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
また、請求項6に記載の発明のように、前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分に設けられていると、ニードルの噴孔側端面の形状をくぼみ部分を備えた2重シート形状とすることで燃焼室圧力を低減することが出来る。
また、請求項7に記載の発明のように、前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周側に設けられていると、噴孔の配置自由度を向上することが出来る。
また、請求項8に記載の発明のように、前記シール部の内周径をd1、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周径をd2とした場合下記数式の関係になるように構成すると、ニードルの燃料入口側端面と噴孔側端面の燃料受圧面積が略等しくできニードルにかかる燃料圧力のバランスが取られる構成に出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
Figure 0004289291
また、請求項9に記載の発明のように、前記シール部の内周径をd1、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周径をd2とした場合下記数式の関係になるように構成すると、ニードルの燃料入口側の燃料受圧面積より噴孔側の燃料受圧面積を小さくでき、ニードルを弁ボデーに着座させるときに、ニードルの閉弁方向への移動を速やかに行なうことが出来る。
Figure 0004289291
また、請求項10に記載の発明のように、前記シール部の内周径をd1、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周径をd2とした場合下記数式の関係になるように構成すると、ニードルの燃料入口側の燃料受圧面積より噴孔側の燃料受圧面積を大きくでき、ニードルを弁ボデーから離座させるときに、ニードルの開弁方向への移動を速やかに行なうことが出来る。
Figure 0004289291
第3の発明においては、噴孔を備えた弁ボデーと、前記弁ボデーに着座および離座することで前記噴孔を開閉するニードルと、前記ニードルと協働して着座方向および離座方向に移動する可動コアと、前記可動コアを離座方向に磁気吸引する固定コアと、前記可動コアを着座方向に付勢する付勢部材と、前記可動コアを前記固定コアに磁気吸引するための電磁力を発生するコイルとを備え、前記電磁力の発生および消失により前記可動コアと前記固定コアとを引き付けおよび引き離す燃料噴射弁において、前記ニードルおよび前記ニードルと連結され協働する可動コアとからなる弁部材の噴孔側には、略円環状の段差部が設けられ、前記ニードル及び前記可動コアとからなる前記弁部材には、燃料入口側端面から燃料を導入し、前記段差部の下流から排出する燃料通路が設けられ、前記燃料入口側端面には、燃料入口側から前記弁部材の外周に流出する燃料に対して前記燃料入口側端面をシールする燃料入口側シール部が設けられ、噴孔側の前記段差部端面には、燃料入口側に向かって前記弁部材の外周へ流入する燃料に対して前記段差部端面をシールする噴孔側シール部が設けられていることを特徴とする燃料噴射弁を提供する。
また、請求項12に記載の発明のように、前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周側に設けられていると良い。
また、請求項13に記載の発明のように、前記燃料入口側シール部のシール位置と前記噴孔側シール部のシール位置が異なると良い。
また、請求項14に記載の発明のように、前記燃料入口側のシール部の内周径をd1、前記噴孔側シール部の内周径をd2、前記ニードルが前記弁ボデーに着座する部分の径をdsとした場合下記数式の関係になるようにシール部を設けると、ニードルの燃料入口側端面と噴孔側端面の燃料受圧面積が略等しくできニードルにかかる燃料圧力のバランスが取られる構成に出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
Figure 0004289291
また、請求項15に記載の発明のように、前記燃料入口側のシール部の内周径をd1、前記噴孔側シール部の内周径をd2、前記ニードルが前記弁ボデーに着座する部分の径をdsとした場合下記数式の関係になるようにシール部を設けると、ニードルの燃料入口側の燃料受圧面積より噴孔側の燃料受圧面積を大きくでき、ニードルを弁ボデーから離座させるときに、ニードルの開弁方向への移動を速やかに行なうことが出来る。
Figure 0004289291
また、請求項16に記載の発明のように、前記燃料入口側のシール部の内周径をd1、前記噴孔側シール部の内周径をd2、前記ニードルが前記弁ボデーに着座する部分の径をdsとした場合下記数式の関係になるようにシール部を設けると、ニードルの燃料入口側の燃料受圧面積より噴孔側の燃料受圧面積を小さくでき、ニードルを弁ボデーに着座させるときに、ニードルの閉弁方向への移動を速やかに行なうことが出来る。
Figure 0004289291
本実施形態では、燃料噴射弁(以下、インジェクタと呼ぶ)は内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ)、特にガソリンエンジンに用いられる。インジェクタは、噴孔部分がエンジンの燃焼室に臨むように設けられる。インジェクタには、高圧燃料ポンプにより加圧された高圧燃料が、燃料分配管を介して供給される。
なお、インジェクタに供給される燃料はプレッシャーレギュレーターによって所定の圧力(例えば2〜13MPa)に調圧されている。
第1の発明の実施形態の構成を図面に従って説明する。図1および図2は燃料噴射弁の構成を示す断面図である。ここで図1はニードル30が弁座14に着座している状態を示し、図2はニードル30が弁座14から離座している状態を示す。
図1および図2に示すように、インジェクタ1は、略円筒形状であり、一端から燃料を受けインジェクタ1内部の燃料通路を経由して他端から燃料を噴射する。インジェクタ1は、燃料分配管(図示せず)から燃料を導入する燃料入口部Iと、燃料の噴射を遮断および許容する弁部Bと、弁部Bを駆動する電磁駆動部Sとを備えている。このように構成されたインジェクタ1は、燃料分配管から燃料入口部Iを介して燃料通路内へ流入した燃料を弁部Bからエンジンの燃焼室に噴射供給する。
燃料入口部Iは、図1および図2に示すように、燃料入口部材102と、Oリング103とを含んで構成される。
燃料入口部材102は、略円筒状に形成されており、上部は燃料分配管に接続され、下部は筒状部材40に固定されている。燃料入口部材102の外周には、円環状に形成された複数の段差部が設けられている。
Oリング103は、略円環状に形成されており、前記段差部にて保持されている。
このように構成された燃料入口部Iでは、燃料が、燃料分配管から燃料入口部材102を介してインジェクタ1内部に供給される。なおOリング103によりインジェクタ1の外部に燃料が漏れるのを防止している。さらになお、Oリングの上流側には略円環状に形成されたバックアップリング104が設けられ、下流側には略円環状に形成されたバックアップリング105及び106が設けられており、Oリング103の変形によりインジェクタ1の外部に燃料が漏れるのを防止している。
弁部Bは、図1および図2に示すように、弁ボデー12と、ニードル30とを含んで構成される。
弁ボデー12は、段差付きの略有底円筒状に形成されている。前記弁ボデー12の内側には、ニードル30の端面が当接または離間する弁座14が設けられている。前記弁座14は、平面状に形成されている。前記弁座14の外周側には、弁ボデー12の内側と外側(燃焼室側)の間を貫通する噴孔21が設けられている。
なお、前記弁ボデー12は、弁ハウジング16の噴孔21側端部の内周側に固定されている。ここで弁ボデー12が燃料圧力により弁ハウジング16から脱落するのを防止するため、前記弁ハウジング16の噴孔21側の内周側には段差が設けられ、この弁ハウジング16に設けられた段差と前記弁ボデー12の外周に設けられた段差とが当接されている。
ニードル30は、略円筒状に形成され、内部を貫通する燃料通路を備えている。前記ニードル30は、弁座14にニードル30の端面を着座および離座可能となるように、弁ボデー12内に軸方向に摺動可能に収められている。
ニードル30の噴孔側端面の形状は、外周側が弁座14に着座するように形成されている。これによりニードル30の噴孔側端面の弁座14より内周部分は、ニードル30が弁座14に着座した状態のとき、開弁方向の燃料圧力を受圧する。
なお、前記ニードル30の外周には、燃料が燃料入口側から噴孔21側へ漏れるのを防止するため、軸シール101が設けられている。
このように構成された弁部Bでは、ニードル30の内周側を燃料が通っており、ニードル30及び可動コア50とからなる弁部材の上流側の燃料受圧面積と、下流側の燃料受圧面積とが互いに打ち消されるように構成されている。この弁部材が弁ボデー12に着座した状態のとき燃料の噴射が遮断され、一方、離座した状態のとき弁座14の外周側に設けられた噴孔21から燃料が噴射される。
電磁駆動部Sは、図1および図2に示すように、筒部材40、可動コア50、固定コア54、アジャスティングパイプ56、スプリング58、コイル60とを有する。
筒部材40は、弁ハウジング16の燃料入口側の内周壁に固定されている。
可動コア50は、段差付きの略円筒状に磁性材料で形成されている。前記可動コア50は、ニードル30の燃料入口側の端部と溶接等により固定されており、ニードル30と協働する。
固定コア54は、磁性材料で略円筒状に形成される。前記固定コア54は、筒部材40の内周壁に挿入され、可動コア50に対し燃料入口側方向かつ可動コア50と向き合う位置に固定されている。
アジャスティングパイプ56は、略円筒状に形成されている。前記アジャスティングパイプ56は、固定コア54の内周に固定され、内部に燃料通路を備えている。
スプリング58は、一端部をアジャスティングパイプ56に係止され、他端部を可動コア50に係止されており、可動コア50を噴孔21側に付勢している。
コイル60は、樹脂製などのスプール(図示せず)に巻回されている。前記スプールは筒部材40の外周に配置されている。コイル60の端部は、2つのターミナル(図示せず)として引き出されており、外部電源等からターミナルへ電流が供給される。
ここでコイル60、スプール、ターミナルは駆動コイルを構成しており、コイル60に通電し、磁気吸引力を発生することにより、可動コア50を固定コア54側に吸引する。
このように構成された電磁駆動部Sでは、コイル60に通電し磁気吸引力が発生した状態のとき、固定コア54は可動コア50を磁気吸引する。前記可動コア50は、ニードル30と協働することで、ニードル30を弁座14から離間する。一方、コイル60への通電を切断し磁気吸引力が消失した状態のとき、ニードル30は、スプリング58による弁座14側への付勢力によって、弁座14に着座する。
このとき、ニードル30の燃料入口側(上流)の燃料受圧面積と噴孔側(下流)の燃料受圧面積とが略等しくなっていることにより、ニードル30にかかる開弁方向の燃料圧力と閉弁方向の燃料圧力とがバランスするため、ニードル30を磁気吸引する為の駆動力も小さく出来、また、燃焼室圧力による開弁力を受けにくいため、スプリング58の付勢力を小さく出来るため、電磁駆動部Sの体格を小さくすることが出来る。
ニードル30の内部に設けられた燃料通路は、必ずしもニードル30の内部を貫通している必要はない。
図3は、第1の発明の別の実施形態であり、インジェクタ1の構成を示す断面図である。ニードル30には、燃料入口側に、燃料入口側端面から燃料が導入され、ニードル30の軸方向の下流途中の外周側に導通する燃料入口側燃料通路301が設けられ、外周側に、外周側燃料通路302が設けられ、噴孔21側に、外周側燃料通路302から燃料が導入され、ニードル30の噴孔21側端面に導通する噴孔側燃料通路303が設けられている。なお、外周側燃料通路302と噴孔側燃料通路303との連通部分の下流には、燃料が燃料入口側から噴孔21側へ漏れるのを防止するため、軸シール101が設けられている。このように構成されたインジェクタ1では、ニードル30の燃料入口側燃料通路301と、外周側燃料通路302と、噴孔側燃料通路303を燃料が通っており、ニードル30及び可動コア50とからなる弁部材の上流側の燃料受圧面積と、下流側の燃料受圧面積とが互いに打ち消されるように構成されている。この弁部材が弁ボデー12に着座した状態のとき燃料の噴射が遮断され、一方、離座した状態のとき弁座14の外周側に設けられた噴孔21から燃料が噴射される。
このようなニードル30の内部に設けられた燃料通路が、ニードル30の内部を貫通していないインジェクタ1であっても、本発明1の作用、効果を有する。
図4は、第1の発明の別の実施形態であり、インジェクタ1の噴孔部分の断面図である。弁ボデー12に設けられた噴孔21の下流に、複数(例えば5〜12個)の噴孔を備えた多孔噴孔板401を設けた構成となっている。このように構成されたインジェクタ1は、噴孔21から多孔噴孔板401を介してエンジンの燃焼室へ燃料を噴射する。多孔噴孔板を用いることにより、燃料噴霧の形成自由度を向上することが出来る。
発明1の実施形態よると、ニードルの燃料入口側端面と噴孔側端面の燃料受圧面積が略等しくできニードルにかかる燃料圧力のバランスが取れる構成に出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
なお、第1の発明に用いられる構成は本発明の課題を達成出来るものであれば、本実施形態の構成に限定されない。例えば噴孔21は、弁座14部分に設けられていても良く、弁座14は、傾斜していても良く、ニードル30の噴孔側端面は、くぼみ部分を備えた2重シート形状であっても良い。
第2の発明の実施形態の構成を図面に従って説明する。図5は燃料噴射弁の構成を示す断面図であり、図6は図5の弁座部分をさらに拡大した図である。
図5および図6に示すように、インジェクタ1は、略円筒形状であり、一端から燃料を受けインジェクタ1内部の燃料通路を経由して他端から燃料を噴射する。インジェクタ1は燃料の噴射を遮断および許容する弁部B2と、弁部B2を駆動する電磁駆動部S2とを備えており、一端から燃料通路内に流入した燃料を弁部B2からエンジンの燃焼室に噴射供給する。
弁部B2は、図5および図6に示すように、弁ボデー12と、ニードル30と、燃料圧力低減部材501とを含んで構成される。
弁ボデー12は、略有底円筒状に形成される。前記弁ボデー12の内側には、ニードル30の端面が当接または離間する弁座14が設けられている。前記弁座14部分には、弁ボデー12の内側と外側(燃焼室側)の間を貫通する噴孔21が設けられている。
燃料圧力低減部材501は、略円筒状に形成され、弁ボデー12の燃料入口側の内周壁に固定されている。前記燃料圧力低減部材501には、噴孔側方向に段差部が設けられており、燃料入口側端面から前記段差部下流の外周側に導通する燃料通路が設けられている。
ニードル30は、略円筒状に形成され、燃料入口側に磁性体から形成される可動コア部50と連結されている。前記ニードル30の噴孔側端面は、燃焼室からの圧力を低減するため、くぼみ部分31を備えた2重シート形状となっている。前記ニードル30は、弁ボデー12内に収められており、頭部(上部)内周で燃料圧力低減部材501により案内されると共に、燃料圧力低減部材501に沿って軸方向に摺動することで、弁座14に着座および離座可能となっている。ここで燃料圧力低減部材501は固定されており燃料圧力の影響を受けないため、ニードル30にかかる燃料圧力が低減されている。前記摺動部分には、シール部502が設けられている。前記シール部は、シール部502の内周径をd1、弁座14の内周径をd2とした場合、それぞれの面積が、次式(1)の関係になるように設けられている。
Figure 0004289291
このように構成された弁部B2では、ニードル30の外周側を燃料が通っており、ニードル30の燃料入口側(上流)の燃料受圧面積と噴孔側(下流)の燃料受圧面積とが略等しくなっている。このニードル30が弁ボデー12に着座した状態のとき燃料の噴射が遮断され、一方、離座した状態のとき弁座14部分に設けられた噴孔21から燃料が噴射される。
電磁駆動部S2は、図5に示すように、固定コア54、スプリング58、コイル60とを有する。
固定コア54は、磁性材料で略円筒状に形成されている。前記固定コア54は、弁ボデー12内に、可動コア部を備えたニードル30に対し燃料入口側方向かつニードル30と向き合う位置に固定されている。
スプリング58は、ニードル30を噴孔21側に付勢するように固定されている。
コイル60は、樹脂製などのスプール(図示せず)に巻回されている。スプールは弁ボデー12内に固定されている。コイル60の端部は、2つのターミナル(図示せず)として引き出されており、外部電源等からターミナルへ電流が供給される。
ここでコイル60、スプール、ターミナルは駆動コイルを構成しており、コイル60に通電し磁気吸引力を発生することにより、ニードル30を固定コア54側に吸引する。
このように構成された電磁駆動部S2では、コイル60に通電し磁気吸引力が発生した状態のとき、固定コア54はニードル30を磁気吸引し、弁座14から離間する。一方、コイル60への通電を切断し磁気吸引力が消失した状態のとき、ニードル30は、スプリング58による噴孔21側への付勢力によって、弁座14に着座する。
このとき、ニードル30の燃料入口側(上流)の燃料受圧面積と噴孔側(下流)の燃料受圧面積とが略等しくなっていることにより、ニードル30にかかる開弁方向の燃料圧力と閉弁方向の燃料圧力とがバランスするため、スプリング58の付勢力を小さく出来、また、ニードル30を磁気吸引する為の駆動力も小さく出来るため、電磁駆動部の体格を小さくすることが出来る。
図7および図8は、第2の発明における別の実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図である。
図7に示すように、噴孔21は弁座14の内側に設けられている。また、ニードル30の噴孔側端面の形状は、くぼみ部分を備えていない1重シート形状となっている。このように構成されたインジェクタ1は、ニードル30が弁座14から離座した状態のとき、弁座14の内側に設けられた噴孔21からエンジンの燃焼室へ燃料を噴射する。
図8に示すように、噴孔21は弁座14の内側に設けられている。また、燃焼室からの圧力を打ち消すため、ニードル30の噴孔側の内部に燃焼室圧力キャンセル機構を設けている。このように構成されたインジェクタ1は、ニードル30が弁座14から離座した状態のとき、弁座14の内側に設けられた噴孔21からエンジンの燃焼室へ燃料を噴射する。また前記燃焼室圧力キャンセル機構は、圧力を閉弁方向に受圧する面を備えて、この受圧面にかかる燃焼室圧力により、エンジンの燃焼室から噴孔21を通してニードル30に開弁方向にかかる燃焼室圧力を低減する。
発明2の実施形態よると、ニードルの燃料入口側端面と噴孔側端面の燃料受圧面積が略等しくできニードルにかかる燃料圧力のバランスが取られる構成に出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
なお、第2の発明に用いられる構成は本発明の課題を達成出来るものであれば、本実施形態の構成に限定されない。例えば弁座14は、平面であっても良く、図8に示すように、弁ボデー12に設けられた噴孔21の下流に、複数の噴孔を備えた多孔噴孔板401を設けてあっても良く、ニードル30と可動コア部50は一体的ではなく区別可能に構成されても良い。
さらになお、受圧面積の関係を目的に応じて変えても良く、シール部501の径をd1、弁座14の径をd2としたとき、例えば閉弁性を向上させたい場合には、次式(2)の関係となる構成としても良く、開弁性を向上させたい場合には、次式(3)の関係となる構成としても良い。
Figure 0004289291
Figure 0004289291
第3の発明の実施形態の構成を図面に従って説明する。図9は、燃料噴射弁の構成を示す断面図である。
図9に示すように、インジェクタ1は、略円筒形状であり、一端から燃料を受けインジェクタ1内部の燃料通路を経由して他端から燃料を噴射する。インジェクタ1は燃料の噴射を遮断および許容する弁部B3と、弁部B3を駆動する電磁駆動部S3とを備えており、一端から燃料通路内に流入した燃料を弁部B3からエンジンの燃焼室に噴射供給する。
弁部B3は、図9に示すように、弁ボデー12と、ニードル30とを含んで構成される。
弁ボデー12は、段差付きの略円筒状に形成される。前記弁ボデー12の内側には、ニードル30の端面が当接または離間する弁座14が設けられている。この弁座14の内側には、開口部22が設けられている。前記弁ボデー12の燃焼室側端面には、複数の噴孔を備えた多孔噴孔板903が設けられている。
ニードル30は、略円筒状に形成され、燃料入口側に磁性体から形成される可動コア部50を備えている。前記ニードル30には、噴孔側に略円環状の段差部が設けられている。前記ニードル30には、燃料入口側から前記段差部の下流へ導通する燃料通路が設けられている。前記ニードル30には、燃料入口側端面および噴孔側の段差部端面に、それぞれ燃料入口側シール部901、噴孔側シール部902が設けられている。
前記シール部は、燃料入口側シール部901の内周径をd1、噴孔側シール部902の内周径をd2、ニードル30が弁ボデー12に着座する部分の内周径をdsとした場合、それぞれの面積が、次式(4)の関係になるように設けられている。
Figure 0004289291
前記ニードル30は、前記弁座14に着座および離座可能となるように、弁ボデー12内に軸方向に摺動可能に収められている。
このように構成された弁部B3では、ニードル30内部に設けられた燃料通路を通して、噴孔側シール部902の下流へ燃料が排出されており、ニードル30の燃料入口側(上流)の燃料受圧面積と噴孔側(下流)の燃料受圧面積とが略等しくなっている。このニードル30が弁ボデー12に着座した状態のとき、燃料の噴射が遮断され、一方、離座した状態のとき、弁座14の内側に設けられた開口部22から多孔噴孔板903に設けられた噴孔を介してエンジンの燃焼室へ燃料が噴射される。
電磁駆動部S3は、第2の発明に用いられる電磁駆動部S2と同じ構成のため、省略する。
燃料入口側シール部901と噴孔側シール部902は、ニードル30以外に設けられていても良い。
図10は、第3の発明の別の実施形態であり、インジェクタ1の構成を示す断面図である。固定コア54には、ニードル30の燃料入口側端面をシールする燃料入口側シール部901が設けられている。また、弁ボデー12には、ニードル30の噴孔側の段差部端面をシールする噴孔側シール部902が設けられている。このような燃料入口側シール部901と噴孔側シール部902が、ニードル30の周囲に設けられた部材に設けられているインジェクタ1であっても、本発明3の作用、効果を有する。
発明3の実施形態によると、ニードルの燃料入口側端面と噴孔側端面の燃料受圧面積が略等しくできニードルにかかる燃料圧力のバランスが取られる構成に出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。
なお、第3の発明に用いられる構成は本発明の課題を達成出来るものであれば、本実施形態の構成に限定されない。例えば噴孔21は、図3に示すように、弁座14部分に設けても良く、弁座14は、平面であっても良く、ニードル30の噴孔側端面は、図3に示すようにニードル30の噴孔側端面にくぼみ部分を備えている2重シート形状であっても良く、インジェクタ1は、噴孔21からエンジンの燃焼室へ燃料を噴射しても良く、ニードル30と可動コア部50は一体的ではなく区別可能に構成されても良い。
さらになお、受圧面積の関係を目的に応じて変えても良く、燃料入口側シール部901の内周径をd1、噴孔側シール部902の内周径をd2、ニードル30が弁ボデー12に着座する部分の内周径をdsとしたとき、例えば開弁性を向上させたい場合には、次式(5)の関係となるシール径としても良く、閉弁性を向上させたい場合には、次式(6)の関係となるシール径としても良い。
Figure 0004289291
Figure 0004289291
なお、第1乃至3の発明に用いられる構成は本発明の課題を達成出来るものであれば、本実施形態の構成に限定されない。例えば本発明を適用したインジェクタをディーゼルエンジンに用いても良く、本発明を適用したインジェクタをエンジンの吸気管に設けても良い。
発明1における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(1)である。 発明1における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(2)である。 発明2における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(3)である。 発明1における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(4)である。 発明2における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(1)である。 図5の弁座14部分の拡大図である。 発明2における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(2)である。 発明2における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(3)である。 発明3における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(1)である。 発明3における実施形態の燃料噴射弁の構成を示す断面図(2)である。
符号の説明
12 弁ボデー(弁本体)
14 弁座
21 噴孔
30 ニードル
50 可動コア
54 固定コア
58 スプリング(付勢部材)
60 コイル

Claims (16)

  1. 噴孔を備えた弁ボデーと、
    前記弁ボデーに着座および離座することで前記噴孔を開閉するニードルとを備える燃料噴射弁において、
    前記ニードルには、燃料入口側端面から燃料を導入し、噴孔側端面から燃料を排出する燃料通路が設けられ、
    前記ニードルの外周の燃料入口側端面と噴孔側端面との間には、シール部が設けられ、
    前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の外周側に設けられていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記ニードルが前記弁ボデーに着座した状態のとき、開弁方向の燃料圧力を受圧し、前記ニードル上部にかかる燃料圧力を打ち消すように、前記ニードルの噴孔側端面の外周側が、前記弁ボデーに着座することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記弁ボデーの前記ニードル着座部分が平面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記弁ボデーの前記噴孔側端面には、多孔噴孔板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の燃料噴射弁。
  5. 噴孔を備えた弁ボデーと、
    前記弁ボデーに着座および離座することで前記噴孔を開閉するニードルと、
    前記ニードルと協働して着座方向および離座方向に移動する可動コアと、
    前記可動コアを離座方向に磁気吸引する固定コアと、
    前記可動コアを着座方向に付勢する付勢部材と、
    前記可動コアを前記固定コアに磁気吸引するための電磁力を発生するコイルとを備え、
    前記電磁力の発生および消失により前記可動コアと前記固定コアとを引き付けおよび引き離す燃料噴射弁において、
    前記弁ボデーに直接的又は間接的に固定され、前記ニードルおよび前記ニードルと連結され協働する可動コアとからなる弁部材を軸方向に摺動可能に内周で案内する燃料圧力低減部材と、
    前記摺動部分に設けられたシール部とを備えていることを特徴とする燃料噴射弁。
  6. 前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射弁。
  7. 前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周側に設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の燃料噴射弁。
  8. 前記シール部の内周径をd1、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周径をd2とした場合下記数式の関係になるように構成したことを特徴とする請求項5乃至7に記載の燃料噴射弁。
    Figure 0004289291
  9. 前記シール部の内周径をd1、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周径をd2とした場合下記数式の関係になるように構成したことを特徴とする請求項5乃至7に記載の燃料噴射弁。
    Figure 0004289291
  10. 前記シール部の内周径をd1、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周径をd2とした場合下記数式の関係になるように構成したことを特徴とする請求項5乃至7に記載の燃料噴射弁。
    Figure 0004289291
  11. 噴孔を備えた弁ボデーと、
    前記弁ボデーに着座および離座することで前記噴孔を開閉するニードルと、
    前記ニードルと協働して着座方向および離座方向に移動する可動コアと、
    前記可動コアを離座方向に磁気吸引する固定コアと、
    前記可動コアを着座方向に付勢する付勢部材と、
    前記可動コアを前記固定コアに磁気吸引するための電磁力を発生するコイルとを備え、
    前記電磁力の発生および消失により前記可動コアと前記固定コアとを引き付けおよび引き離す燃料噴射弁において、
    前記ニードルおよび前記ニードルと連結され協働する可動コアとからなる弁部材の噴孔側には、略円環状の段差部が設けられ、
    前記ニードル及び前記可動コアとからなる前記弁部材には、燃料入口側端面から燃料を導入し、前記段差部の下流から排出する燃料通路が設けられ、
    前記燃料入口側端面には、燃料入口側から前記弁部材の外周に流出する燃料に対して前記燃料入口側端面をシールする燃料入口側シール部が設けられ、
    噴孔側の前記段差部端面には、燃料入口側に向かって前記弁部材の外周へ流入する燃料に対して前記段差部端面をシールする噴孔側シール部が設けられていることを特徴とする燃料噴射弁。
  12. 前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周側に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の燃料噴射弁。
  13. 前記燃料入口側シール部のシール位置と前記噴孔側シール部のシール位置が異なることを特徴とする請求項11又は12に記載の燃料噴射弁。
  14. 前記燃料入口側のシール部の内周径をd1、前記噴孔側シール部の内周径をd2、前記ニードルが前記弁ボデーに着座する部分の径をdsとした場合下記数式の関係になるようにシール部を設けたことを特徴とする請求項11乃至13に記載の燃料噴射弁。
    Figure 0004289291
  15. 前記燃料入口側のシール部の内周径をd1、前記噴孔側シール部の内周径をd2、前記ニードルが前記弁ボデーに着座する部分の径をdsとした場合下記数式の関係になるようにシール部を設けたことを特徴とする請求項11乃至13に記載の燃料噴射弁。
    Figure 0004289291
  16. 前記燃料入口側のシール部の内周径をd1、前記噴孔側シール部の内周径をd2、前記ニードルが前記弁ボデーに着座する部分の径をdsとした場合下記数式の関係になるようにシール部を設けたことを特徴とする請求項11乃至13に記載の燃料噴射弁。
    Figure 0004289291
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