JP4289247B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、加熱開始時に被加熱物の反りを判定する誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、図5においてしめすように、17は被加熱物、18はトッププレート、19はトッププレート18を介して被加熱物17の温度を検知する温度検知手段、20は加熱手段を有し、21の制御手段で温度検知手段19からの信号を元に加熱手段20の火力を制御している(例えば、特許文献1参照)。
揚げ物温度調節時には、目標温度を設定し、温度検知手段19で検知する温度と目標温度との関係に基づき加熱手段20を通電制御して、被加熱物17の油温が目標温度で安定するように制御する。
ところが、上記構成では、鍋底が反ったものを被加熱物17として使用し、被加熱物17内に油を入れて揚げ物調理を行うと、温度検知手段19は受感よく被加熱物17の温度を検知することができず、温度検知手段19で検知する温度と被加熱物17内の油温との温度差が大きくなって被加熱物17内の油温が過度に上昇してしまう。
これを解決する手段として、被加熱物17内の油量が影響しない比較的低温領域にて温度検知手段19で検知する温度の上昇勾配に基づき被加熱物17の鍋底の反り量を検知し、これに基づき目標温度を変更して、鍋底の平坦なものを被加熱物17として使用し揚げ物調理を行ったときは被加熱物17内の油を揚げ物調理に最適な温度に維持し、鍋底の反ったものを被加熱物17として使用し揚げ物調理を行ったときは被加熱物17内の油温を抑制するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−89780号公報
しかしながら、前記従来の構成では、室温近傍の低温領域においては、「被加熱物17+被加熱物17内の油」の熱量に対し加熱手段20の通電による熱量が十分大きく、かつ被加熱物17内の油は低温状態で粘性が高く加熱開始直後は対流しないので、被加熱物17の鍋底の反り量を被加熱物17内の油量に影響なく精度良く検知できるが、70℃以上の比較的高温領域においては、「被加熱物17+被加熱物17内の油」の熱量に対し加熱手段20の通電による熱量が小さいので、被加熱物17の鍋底の反り量の大小による温度センサ4で検知する温度上昇勾配の差が小さくなって、鍋底の反り量を精度良く検知できなくなり、かつ被加熱物17内の油は高温状態で粘性が低く加熱開始するとすぐに対流するので、前記温度上昇勾配は被加熱物17内の油量に影響を受けてしまい、鍋底の反り量
を油量に影響なく検知することができなくなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、被加熱物の内容によらず、反りを検知して、調理性能と安全性の実現を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、鍋などの被加熱物を配置するトッププレートと、被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記トッププレート下面に接触して前記トッププレートを介して鍋(被加熱物)底概中央の温度を検知する第1の温度検知手段と、前記トッププレートの間に配置し前記トッププレートを介して被加熱物の温度を広い範囲で検知するための金属板の温度を検知し前記トッププレートの広い範囲の温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第1の温度検知手段と前記第2の温度検知手段の検知温度の差を求める温度差検知手段と、前記温度差検知手段の検知温度差の変化量を検知する変化量検知手段と、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度Tohpとして設定された所定値以上に前記第1の温度検知手段の検知温度がなった場合には、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度過昇防止手段と、加熱開始から前記変化量検知手段の検知変化量がある値を超えるまでの時間が所定の時間より小さければ、被加熱物の反りが小さいと判断する反り判定機能を備え、前記反り判定機能で反りが小さいと判定された場合は、前記Tohpを前記所定値よりも高く設定することにより、第1の温度検知手段の温度追従性が悪い場合は、Tohpを低くして安全性を確保し、よい場合にはTohpを高くして、調理性能を向上させるとしたものである。
本発明の誘導加熱調理器は、鍋種、負荷の内容の影響を受けず、被加熱物の反り判定を行うため、特定の鍋を使用する揚げ物調理だけではなく、通常加熱動作でも反り判定が可能となる。このため、温度過昇防止手段のしきい値切り替えの手段として用いることができる。
の発明は、鍋などの被加熱物を配置するトッププレートと、被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記トッププレート下面に接触して被加熱物の概中央の温度を検知する第1の温度検知手段と、前記加熱コイルと前記トッププレートの間に配置し前記トッププレートを介して被加熱物の温度を広い範囲で検知するための金属板の温度を検知し前記トッププレートの広い範囲の温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第1の温度検知手段と前記第2の温度検知手段の検知温度の差を求める温度差算出検知手段と、前記温度差検知手段の検知温度差の時間変化量を検知する変化量検知手段と、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度Tohpとして設定された所定値以上に前記第1の温度検知手段の検知温度がなった場合には、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度過昇防止手段と、加熱開始から前記変化量検知手段の検知変化量がある値を超えるまでの時間が所定の時間より小さければ、被加熱物の反りが小さいと判断する反り判定機能を備えたことで、鍋種、負荷の内容によらず被加熱物の反りを判定でき、前記反り判定機能で反りが小さいと判定された場合は、前記Tohpを前記所定値よりも高く設定することにより、第1の温度検知手段の温度追従性が悪い場合は、Tohpを低くして安全性を確保し、よい場合にはTohpを高くして、調理性能を向上させる。
の発明は、鍋などの被加熱物を配置するトッププレートと、被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記トッププレート下面に接触して被加熱物の概中央の温度を検知する第1の温度検知手段と、前記加熱コイルと前記トッププレートの間に配置し前記トッププレートを介して被加熱物の温度を広い範囲で検知するための金属板の温度を検知し前記トッププレートの広い範囲の温度を検知する第2の温度検知手段と、被加熱物の加熱を停止もし
くは火力低下させる温度Tohpとして設定された所定値以上に前記第1の温度検知手段の検知温度がなった場合には、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度過昇防止手段と、加熱開始から前記第1の温度検知手段の検知温度が前記第2の温度検知手段の検知温度を超えるまでの時間が所定の時間より小さければ、被加熱物の反りが小さいと判断する反り判定機能を備え備えたことで、鍋種、負荷の内容によらず被加熱物の反りを判定でき、前記反り判定機能で反りが小さいと判定された場合は、前記Tohpを前記所定値よりも高く設定することにより、第1の温度検知手段の温度追従性が悪い場合は、Tohpを低くして安全性を確保し、よい場合にはTohpを高くして、調理性能を向上させる。
の発明は、変化量検知手段の検知変化量がある値を超えるまでの時間により、被加熱物の反りのレベルを決定し、前記反りのレベルに応じたTohpを前記反りレベルが小さいほど高く設定する請求項に記載の誘導加熱調理器を実現することで、反りのレベルに合わせた前記温度過昇防止が可能となる。
の発明は、温度差検知手段の温度差の最下点を検知する最下点検知手段を備え、前記最下点検知手段で温度差の最下点を検知後、被加熱物の反りを判断する請求項1または3に記載の誘導加熱調理器を実現することで、トッププレート温度が一旦下がったことを確認後、反り判定を行うことで、前記温度差検知手段の検知温度差の上昇を検知できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は誘導加熱調理器の断面図を示すものであり、図2は被加熱物1がトッププレート2と接する面の凹反りが小さい場合の温度検知手段の振る舞いを示すものであり、図3は被加熱物1がトッププレート2と接する面の凹反りが大きい場合の温度検知手段の振る舞いを示すものであり、図4は負荷の温度上昇が大きい被加熱物1の場合の温度検知手段の振る舞いを示すものである。
図1において、被加熱物1がトッププレート2上に配置されている。トッププレート2の下面には、トッププレート2を介して、被加熱物1の概中心温度を検知する第1の温度検知手段3があり、更にその下に加熱コイル4がある。トッププレート2と加熱コイル4の間には金属板5が配置され、第2の温度検知手段6は金属板5に接触して金属板5の温度を検知する。第1の温度検知手段3、第2の温度検知手段6にはサーミスタを用いる。
第1の温度検知手段3が被加熱物1の温度を狭い範囲で検知しているのに対して、第2の温度検知手段6は、金属板5の温度を検知することでトッププレート2を介して被加熱物1の温度を広い範囲で検知している。
また、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度Tohpとして設定された所定値以上に前記第1の温度検知手段3からの温度信号がなった場合には、加熱コイル4の火力を低下させる温度過昇防止手段7を備えている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図2において、第1の温度検知手段3の検知温度8は、温度検知後急激に増加し、第2の温度検知手段6の検知温度9は、一定の上昇を続ける。第2の温度検知手段6は第1の温度検知手段3より早く温度の上昇を検知し始める。(第1の温度検知手段3の検知温度8)−(第2の温度検知手段6の検知温度9)をマイコンなどの演算手段によって求めた
温度差10は、一旦マイナス方向に増加し、最下点を通った後、増加する。
図3においては、被加熱物1がトッププレート2と接する面の凹反りが大きいため、第1の温度検知手段3の温度追従性は凹反りが小さい場合に比べて悪いため、第1の温度検知手段3の検知温度11が温度を検知し始める時間が遅くなる。第2の温度検知手段6の検知温度12は反りによらず一定の上昇を示すため、温度差13が上昇開始する時間は長くなる。
図4においては、負荷の温度上昇が急激な被加熱物1を加熱している。第1の温度検知手段3の検知温度14は、検知温度8に比べて急激に増加するが、同様に第2の温度検知手段6の検知温度15も、検知温度9に比べて急激に増加するため、温度差16は被加熱物1の種類によらず、一定の振る舞いを示す。
加熱開始から20秒後の、温度差10、温度差13を比較すると、凹反りの小さい被加熱物1の場合は20秒後の温度差10は、+1より大きくなっているが、凹反りの大きな被加熱物1の場合は、20秒後も温度差13は上昇しきれておらず、マイナスのままである。このため、20秒後の温度差が+1以上であれば、被加熱物1の凹反りは小さいため、第1の温度検知手段3は被加熱物1底面の温度を十分追従できているとして、温度過昇防止手段のTohpを所定値より高く設定しても被加熱物1の温度が異常に上昇することはない。20秒後の温度差がマイナスであれば、被加熱物1の凹反りが大きいために第1の温度検知手段3は被加熱物1の底面温度を追従できていないため、Tohpを所定値より低く設定して、実際の被加熱物1の温度との間にマージンを持たせる。
以上のように本実施例の形態においては、温度過昇防止手段7のパラメータである第1の温度検知手段3の温度追従性がいい反りの小さい鍋での調理の時には、温度過昇防止手段のTohpを所定値より高く設定することにより、火力低下しにくく調理性能を維持した制御ができる。また、第1の温度検知手段3の温度追従性が悪い反りの大きな鍋で少量油の調理を行う時には、被加熱物1の温度と第1の温度検知手段3の検知温度との間に誤差がある事を考慮してTohpを低く設定するため、温度追従性が悪くても温度の異常上昇を防止できる。また、温度差を反りの判定に用いたことで、被加熱物1の種類による温度上昇の違いのは相殺されるため、被加熱物1の種類に関係なく反りの検知を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の誘導加熱調理器の構成は、実施の形態1の場合と同様であるが、図2に示す温度差10の10秒間の温度上昇を検知し、この温度が+1以上となったときの時間をTusとする。しきい値を20秒とすると、Tusが20秒以内であれば、被加熱物1の凹反りは小さいと判定して、Tohpを高く設定する。図3に示す温度差13のTusは第1の温度検知手段3の温度追従性が悪いために20秒以上となり、被加熱物1は凹反りが大きいと判定して、Tohpを低く設定する。しきい値は、加熱開始時の第1の温度検知手段3の検知温度によって決定する。
また、前回の加熱終了より20秒以内に再び加熱開始された場合は、Tusが20秒以内であっても、反り判定を行わず、前回加熱時の反り判定結果を採用する。
これにより、温度過昇防止手段7のパラメータである第1の温度検知手段3の温度追従性がいい反りの小さい鍋での調理の時には、火力低下しにくく調理性能を維持した制御が可能となる。また、第1の温度検知手段3の温度追従性が悪い反りの大きな鍋で少量油の調理を行う時には、被加熱物1の温度と第1の温度検知手段3の検知温度との間に誤差がある事を考慮してTohpを低く設定するため、温度追従性が悪くても温度の異常上昇を
防止できる。また、第1の温度検知手段3、第2の温度検知手段6の検知温度が加熱開始直後から上昇している場合は、温度差10、温度差13も加熱直後から上昇するため、この場合は連続加熱であると判断して、Tohpを前回加熱時と同じにすることで、連続加熱による反りの誤検知を防ぐ。
(実施の形態3)
実施の形態3の誘導加熱調理器の構成は、実施の形態1の場合と同様であるが、図2に示す第1の温度検知手段3の検知温度8が第2の温度検知手段6の検知温度9を超えたときの時間をToとして、Toが20秒以内あれば、被加熱物1の凹反りは小さいと判定して、Tohpを高く設定する。図3に示す第1の温度検知手段3の検知温度8が第2の温度検知手段6の検知温度9を超えたときの時間をToは第1の温度検知手段3の温度追従性が悪いために20秒以上となり、被加熱物1は凹反りが大きいと判定して、Tohpを低く設定する。
また、Tohpが高低レベルのどちらに設定されているかを表示手段に表示する。これにより、温度過昇防止手段7のパラメータである第1の温度検知手段3の温度追従性がいい反りの小さい鍋での調理の時には、火力低下しにくく調理性能を維持した制御が可能となる。また、第1の温度検知手段3の温度追従性が悪い反りの大きな鍋で少量油の調理を行う時には、被加熱物1の温度と第1の温度検知手段3の検知温度との間に誤差がある事を考慮してTohpを低く設定するため、温度追従性が悪くても温度の異常上昇を防止できる。また、Tohpのレベルが高低どちらであるか表示することで、利用者は高火力で調理したい場合は、反りの小さい鍋を使うなどの使い分けができる。
(実施の形態4)
実施の形態4の誘導加熱調理器の構成は、実施の形態1の場合と同様であるが、図2に示す温度差10の10秒間の温度上昇を検知し、この温度が+1以上となったときの時間をTusとする。
反りのレベルごとにしきい値を、10秒、20秒とすると、Tusが0〜10秒であれば、反りレベル1、11〜20秒であれば、反りレベル2、21秒〜であれば、反りレベル3とする。反りレベルは、1が最も被加熱物1の凹反りが小さく、続いて2、3と凹反りが大きいことを表している。
決定した反りレベルに応じてTohpを設定する。Tohpは反りレベルが小さいほど高く設定することで、温度過昇防止手段7のパラメータである第1の温度検知手段3の温度追従性に応じて、調理性能と安全性を共有できる。
以上の実施の形態では、温度検知手段に関してはサーミスタに限定したものではない。また、判定に用いるしきい値や温度差上昇を求める際のサンプリング間隔については、一意ではなく、機器ごとに設計が必要である。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、鍋種や内容物の種類、初期温度によらず、被加熱物の底面の反りを判定することが可能となるので、鍋の限定された揚げ物調理ではなく、炒め物調理や煮物などの通常加熱時の利用や、オート調理などのシーケンス制御を用いて加熱動作を行う時の利用等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1、2、3、4における誘導加熱調理器を示す断面図 本発明の実施の形態1、2、3、4における鍋の反りが小さい場合の温度図 本発明の実施の形態1、2、3における鍋の反りが大きい場合の温度図 本発明の実施の形態1における温度上昇が急激な負荷を加熱した際の鍋の反りが小さい場合の温度図 従来技術における誘導加熱調理器を示す断面図
符号の説明
1 被加熱物
2 トッププレート
3 第1の温度検知手段
4 加熱コイル
6 第2の温度検知手段
7 温度過昇防止手段
10 反りが小さい場合の温度差
13 反りが大きい場合の温度差

Claims (4)

  1. 鍋などの被加熱物を配置するトッププレートと、被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記トッププレート下面に接触して被加熱物の概中央の温度を検知する第1の温度検知手段と、前記加熱コイルと前記トッププレートの間に配置し前記トッププレートを介して被加熱物の温度を広い範囲で検知するための金属板の温度を検知し前記トッププレートの広い範囲の温度を検知する第2の温度検知手段と、前記第1の温度検知手段と前記第2の温度検知手段の検知温度の差を求める温度差検知手段と、前記温度差検知手段の検知温度差の時間変化量を検知する変化量検知手段と、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度Tohpとして設定された所定値以上に前記第1の温度検知手段の検知温度がなった場合には、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度過昇防止手段と、加熱開始から前記変化量検知手段の検知変化量がある値を超えるまでの時間が所定の時間より小さければ、被加熱物の反りが小さいと判断する反り判定機能を備え、前記反り判定機能で反りが小さいと判定された場合は、前記Tohpを前記所定値よりも高く設定する誘導加熱調理器。
  2. 鍋などの被加熱物を配置するトッププレートと、被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記トッププレート下面に接触して被加熱物の概中央の温度を検知する第1の温度検知手段と、前記加熱コイルと前記トッププレートの間に配置し前記トッププレートを介して被加熱物の温度を広い範囲で検知するための金属板の温度を検知し前記トッププレートの広い範囲の温度を検知する第2の温度検知手段と、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度Tohpとして設定された所定値以上に前記第1の温度検知手段の検知温度がなった場合には、被加熱物の加熱を停止もしくは火力低下させる温度過昇防止手段と、加熱開始から前記第1の温度検知手段の検知温度が前記第2の温度検知手段の検知温度を超えるまでの時間が所定の時間より小さければ、被加熱物の反りが小さいと判断する反り判定機能を備え、前記反り判定機能で反りが小さいと判定された場合は、前記Tohpを前記所定値よりも高く設定する誘導加熱調理器。
  3. 変化量検知手段の検知変化量がある値を超えるまでの時間により、被加熱物の反りのレベルを決定し、Tohpを前記反りレベルが小さいほど高く設定する請求項に記載の誘導加熱調理器。
  4. 温度差検知手段の温度差の最下点を検知する最下点検知手段を備え、前記最下点検知手段で温度差の最下点を検知後、被加熱物の反りを判断する請求項1または3に記載の誘導加熱調理器。
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