JP4288818B2 - 光記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板上に信号記録層を備え、この信号記録層に対して光ビームを照射することにより、情報信号の記録及び/又は再生が行われる光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
光記録媒体は、信号記録層を備えて円板状に形成されてなり、この信号記録層に対して光ビームを照射することによって、情報信号の記録及び/又は再生(以下、記録再生という。)が行われる記録媒体である。
【0003】
このような光記録媒体としては、例えば、いわゆるコンパクトディスク・レコーダブルシステムに用いられて、情報信号の追記が可能な光ディスクCD−R(CD-Recordable)がある。CD−Rは、情報信号が記録される信号記録層が有機色素系の材料により形成されており、光ビームを照射することによって記録マークを書き込み、この記録マークの有無により信号記録層の反射率を変化させることにより記録が行われるとともに、信号反射層の反射率を検出して記録マークの有無を検出することにより記録された信号の再生が行われる。
【0004】
また、光記録媒体としては、例えば、ミニディスク(MD:Mini Disc)やMO(Magneto-Optical)ディスク等のように、磁気光学効果を利用して信号記録層に対する記録再生を行う光磁気ディスクや、CD−RW(CD-Rewritable)等のように、信号記録層の相変化を利用して記録信号の書き換えが可能な相変化型光ディスクなどが実用化されている。
【0005】
さらに、光記録媒体としては、例えば、従来から広く用いられているCD(Compact Disc)やCD−ROM(CD-Read Only Memory)等のように、記録する情報信号に対応した凹凸パターンがディスク基板上に予め形成されてなる再生専用光ディスクがある。このような再生専用光ディスクでは、ディスク基板上に光反射層を備え、照射した光ビームの反射光を検出することにより凹凸パターンを検出して、記録された信号を再生する。すなわち、ディスク基板上に形成された凹凸パターンが情報信号を記録する信号記録層としての機能を有している。
【0006】
ところで、上述したような光記録媒体においては、光ビームを記録トラックに沿って照射するトラッキングサーボを実現するために、この記録トラックに沿って所定の溝形状を形成するという方法が提案され、実用化されている。このような溝形状は、スパイラル状或いは同心円状に形成され、光ビームの照射側から見た凹部及び凸部がそれぞれランド部及びグルーブ部と称されている。そして、例えば、光ビームの照射側から見て凸となるグルーブ部に沿って記録トラックを形成し、この記録トラックに対して情報信号の記録再生が行われる。
【0007】
また、記録再生の分野においては、記録媒体や記録再生装置の小型軽量化や大容量化が強く望まれており、これに伴って、光記録媒体の高記録密度化を達成することが重要となってきている。そこで、光記録媒体では、上述したように記録トラックに沿って形成された溝形状のうち、その凹凸の一方だけに対して記録再生を行うだけでなく、ランド部とグルーブ部との両方に対して記録再生を行う、いわゆるランドグルーブ記録方式が提案されている。
【0008】
また、光記録媒体では、高記録密度化を達成するために、例えば、磁気超解像方式により記録再生を行うことが提案されている。磁気超解像方式では、光記録媒体の信号記録層として、情報信号に応じた磁気信号が記録される第1の磁性層と、光ビームが照射されて昇温されることにより、第1の磁性層に記録された磁気信号が転写される第2の磁性層とを備えて形成される。そして、再生時には、第2の磁性層に転写された磁気信号を読みとるように構成されている。これにより、光ビームのスポット径よりも小さな磁気信号を第1の磁性層に記録した場合であっても、第2の磁性層に転写された磁気信号だけを検出することができ、高密度に記録された磁気信号を確実に再生可能とされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したランドグルーブ記録方式では、ランド部及びグルーブ部の両方で同様な記録再生特性が得られるように、これらランド部とグルーブ部との幅を、それぞれ記録再生に用いる光ビームのスポット径と同程度に形成されている。
【0010】
しかしながら、例えば上述した磁気超解像方式のように、信号記録層に記録された記録マークを光ビームのスポット径よりも小さくした場合には、ランドグルーブ記録方式を適用してランド部とグルーブ部との両方に記録すると、これらランド部及びグルーブ部で記録再生特性が異なったものになってしまうという問題があった。そのため、ランドグルーブ記録方式において、記録トラックを狭く形成し、信号記録層に記録する情報信号の大きさを光ビームのスポット径よりも小さくすることにより、さらなる高密度化を進める場合に、安定して確実な記録再生を行うことが極めて困難になってしまう。
【0011】
そこで、本発明は、ランドグルーブ記録方式において、さらなる高記録密度化を進めた場合であっても、安定して確実な記録再生を行うことが可能な光記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る光記録媒体は、基板上に信号記録層及び保護層を備え、この信号記録層に対して光ビームを照射することにより、情報信号の記録及び/又は再生が行われる光記録媒体である。上記信号記録層には、上記光ビームのスポット径よりも小さい幅で、上記光ビームが照射される側から見て凹となる部分であるランド部と、凸となる部分であるグルーブ部とが記録トラックに沿って形成され、上記ランド部及びグルーブ部の両方に対して情報信号の記録及び/又は再生が行われるとともに、上記ランド部は、上記ランド部と上記グルーブ部との記録再生特性が同等となるように上記グルーブ部よりも幅広に形成され、上記信号記録層は、情報信号に応じた磁気信号が記録される第1の磁性層と、光ビームが照射されて昇温されることにより、上記第1の磁性層に記録された磁気信号が転写される第2の磁性層とを備え、上記第1の磁性層と上記第2の磁性層との間には、磁気的な結合状態を制御する中間層が設けられ、上記第2の磁性層と上記保護層との間には、光ビームが照射されることにより生じる熱を拡散させる光反射層が設けられている。
【0013】
以上のように構成された光記録媒体は、記録トラックに記録された情報信号の記録再生特性を、ランド部とグルーブ部とにおいて同程度とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、本発明を適用した光記録媒体の例として、図1及び図2に示すように、磁気超解像方式により記録再生が行われる光磁気ディスク1について説明する。ただし、本発明は、磁気超解像方式により記録再生が行われる光記録媒体への適用に限定されるものではなく、信号記録層に対して光ビームを照射することにより情報信号の記録再生が行われる光記録媒体に対して広く適用することができる。
【0015】
具体的には、例えば、信号記録層が有機色素系の材料により形成されてなる追記型の光ディスク、磁気光学効果を利用して信号記録層に対する記録再生を行う光磁気ディスク、信号記録層の相変化を利用して記録再生を行う相変化型光ディスク、ディスク基板上に形成された凹凸パターンが情報信号を記録する信号記録層としての機能を有している再生専用の光ディスクなどに対して適用することができる。
【0016】
また、以下では、本発明を適用した光記録媒体の例として、磁気光学効果を利用した磁気超解像方式により信号記録層に対する記録再生が行われる光磁気ディスク1について説明するが、本発明は、例えば、相変化型光ディスクにおいて、透過光量の熱分布を応用した超解像方式の光記録媒体にも適用することができる。
【0017】
本発明を適用した光磁気ディスク1は、図1及び図2に示すように、例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)やポリカーボネート(PC)等の樹脂材料によって略円板状に成形されてなるディスク基板2を備える。また、ディスク基板2上には、例えばGdFeCoにより形成された第1の信号記録層3と、例えばTbFeCoにより形成された第2の信号記録層4と、紫外線硬化樹脂等がスピンコートされてなる保護層5とが順に形成されている。なお、図1は、光磁気ディスク1の概略を示す斜視図であり、図2は、光磁気ディスク1の積層構造を概略的に示す要部拡大断面図である。
【0018】
また、ディスク基板2には、その中心部にセンター穴2aが形成されている。光磁気ディスク1は、記録再生装置により記録再生が行われる際に、センター穴2a近傍で記録再生装置の回転駆動機構に対して支持固定され、所定の速度で回転駆動される。また、ディスク基板2は、記録再生に用いられる光ビームに対して透光性を有している。そして、ディスク基板2の各層が積層されていない側の主面1bから光ビームが入射される。
【0019】
また、ディスク基板2には、各層が積層されていない側の主面2cに、案内溝としての凹凸形状が所定の凹凸パターンで形成されている。この凹凸パターンは、ディスク基板2の主面2c上で、スパイラル状又は同心円状に形成されており、光ビームが入射される側から見て凹となる部分がランド部6とされ、凸となる部分がグルーブ部7とされている。光磁気ディスク1においては、これらランド部6及びグルーブ部7の溝形状に沿って記録トラックが形成されており、この記録トラックに沿って、第1及び第2の信号記録層3,4に対する記録再生が行われるように構成されている。
【0020】
また、ランド部6及びグルーブ部7は、第1の及び第2の信号記録層3,4に対する記録再生時に照射される光ビームのスポット径よりも小さい幅で形成されている。具体的には、例えば、ディスク基板2の厚さが1.2mmである光磁気ディスク1に対して、このディスク基板2側から照射する光ビームの波長を680nmとし、開口数NAが0.55である対物レンズを用いるとすると、信号記録面となる第1及び第2の信号記録層3,4上に照射される光ビームのスポット径は、直径が0.9μm程度となる。この場合に、ランド部6及びグルーブ部7は、例えば、それぞれ0.725μm及び0.588μm程度に形成する。
【0021】
一般に、光記録媒体に対して記録再生するために用いる光ビームのスポット径は、この光ビームの波長λを対物レンズの開口数NAで除した値に比例する関係を有する。光ビームの波長λは、例えば、情報信号を記録する信号記録層の材料や半導体レーザ素子の発信特性に依存しており、対物レンズの開口数NAは、例えば、光ビームの透過層となるディスク基板の厚さや、対物レンズを搭載した光学ヘッドと光記録媒体との記録再生時における距離などによって規制される。そのため、記録再生に用いることができる光ビームの波長λや対物レンズの開口数NAには限界があり、光ビームのスポット径を小さくすることには限界がある。したがって、信号記録層に記録する記録マークの大きさを小さく形成することには限界があり、高記録密度化を達成することが困難であった。
【0022】
しかしながら、本発明を適用した光磁気ディスク1においては、ランド部6及びグルーブ部7が光ビームのスポット径よりも小さい幅で形成されていることにより、第2の信号記録層4に記録される磁気信号を小さくすることができる。すなわち、第2の信号記録層4に記録される磁気信号のトラック方向の幅は、ランド部6及びグルーブ部7の幅によって規制されることから、これらランド部6及びグルーブ部7の幅を狭くすることにより、磁気信号を高密度に形成することができ、ひいては光磁気ディスク1の高記録密度化・大容量化を達成することが可能となる。
【0023】
ところで、光磁気ディスク1では、ランド部6の幅が、グルーブ部7の幅よりも広く形成されている。これにより、詳細を後述するように、記録トラックに記録する記録マークの記録再生特性を同等とすることができ、安定して確実な記録再生動作を行うことが可能となる。
【0024】
なお、これらランド部6及びグルーブ部7は、所定の周期で蛇行(ウォブリング)して形成し、このウォブリングにウォブル信号が予め記録された構成としてもよい。ウォブル信号としては、例えば、記録トラックの絶対時間情報やアドレス情報などを含むセクタ情報をFM変調した信号などであればよい。光磁気ディスク1では、このようにランド部6及びグルーブ部7の凹凸形状に記録されたウォブル信号を検出しながら記録再生を行うとすることによって、記録再生ヘッドが任意の記録トラックにアクセスすることを容易にすることができる。
【0025】
第1及び第2の信号記録層3,4は、光磁気ディスク1において信号記録層としての機能を有しており、いわゆる磁気超解像方式によって情報信号の記録再生が行われる。すなわち、記録時には、記録再生装置によって情報信号に応じた外部磁界が印加されることによって、この情報信号に応じた磁気信号が第2の信号記録層4に記録マークとして記録される。そして、再生時には、光ビームが照射されて第1の信号記録層3における所定の領域が昇温されることにより、この領域で第2の信号記録層4に記録された磁気信号が第1の信号記録層3に転写され、転写された磁気信号を磁気ヘッドによって検出される。
【0026】
すなわち、光磁気ディスク1においては、第2の信号記録層4が、情報信号に応じて記録される磁気信号を保持する記録状態保持層としての機能を有しており、第1の信号記録層3が、再生時に第2の信号記録層4に保持された磁気信号を転写されて読みとられる再生層としての機能を有している。光磁気ディスク1は、このように磁気超解像方式によって情報信号の記録再生が行われるように構成されていることにより、第2の信号記録層4に微小な磁気信号を形成して高記録密度化・大容量化を達成することができるとともに、再生時には第1の信号記録層3に転写された磁気信号を確実に且つ安定して読みとることが可能となる。
【0027】
なお、光磁気ディスク1では、第1の信号記録層3と第2の信号記録層4との間に、これら第1及び第2の信号記録層4間の磁気的な結合状態を制御する目的で、例えばGdFeにより形成された中間層が形成されていてもよい。また、第2の信号記録層4と保護層5との間に、記録再生に用いる光ビームの利用効率を向上させたり、光ビームが照射されることにより生じる熱を拡散させる目的で、例えば、Cu、Al、Ag、Au等により形成された光反射層が形成されていてもよい。また、光磁気ディスク1においては、各層の間に、誘電体層などが形成されていてもよい。
【0028】
以上で説明したような本発明を適用した光磁気ディスク1を製造する際には、その原盤となるスタンパを用いて射出成形などを行うことにより、ランド部6及びグルーブ部7が形成されたディスク基板2を作製し、このディスク基板2上に、第1の信号記録層3、第2の信号記録層4、及び保護層5を順次薄膜形成する。以下では、ディスク基板2を作製する際に用いられるスタンパを作製するレーザカッティング装置の一例について説明する。
【0029】
図3に示すレーザカッティング装置20は、ガラス基板21の上に塗布されたフォトレジスト層22を露光して潜像を形成するための装置である。このレーザカッティング装置20でフォトレジスト層22に潜像を形成する際に、フォトレジスト層22が塗布されたガラス基板21は、移動光学テーブル上に設けられた回転駆動装置に取り付けられる。そして、フォトレジスト層22を露光する際に、ガラス基板21は、フォトレジスト層22の全面にわたって、ディスク基板1に形成するランド部6及びグルーブ部7の凹凸パターン(スパイラル状又は同心円状)に対応したパターンで露光がなされるように、図中矢印Aに示すように回転駆動装置によって回転駆動されるとともに、光学移動テーブルによって径方向に平行移動される。
【0030】
このレーザカッティング装置20は、レーザ光を出射する光源23と、光源23から出射されたレーザ光の光強度を調整するための電気光学変調器(EOM:Electro Optical Modulator)24と、電気光学変調器24から出射されたレーザ光を反射光と透過光とに分割するビームスプリッタ25と、ビームスプリッタ25を透過してきたレーザ光を検出するフォトディテクタ(PD:Photo Detector)26と、電気光学変調器24に対して信号電界を印加して当該電気光学変調器24から出射されるレーザ光強度を調整するオートパワーコントローラ(APC:Auto Power Controller)27とを備えている。
【0031】
このレーザカッティング装置20において、光源23から出射されたレーザ光は、先ず、オートパワーコントローラ27から印加される信号電界によって駆動される電気光学変調器24によって、所定の光強度とされる。
【0032】
なお、光源23には、任意のものが使用可能であるが、比較的に短波長のレーザ光を出射するものが好ましい。具体的には、例えば、波長λが413nmのレーザ光を出射するKrレーザや、波長λが442nmのレーザ光を出射するHe−Cdレーザなどが、光源23として好適である。
【0033】
そして、電気光学変調器24から出射されたレーザ光は、ビームスプリッタ25によって反射光と透過光とに分けられる。なお、ビームスプリッタ25によって反射されたレーザ光は、フォトレジスト層22を露光する露光ビームとなる。
【0034】
ここで、ビームスプリッタ25を透過したレーザ光は、フォトディテクタ26によって、その光強度が検出され、当該光強度に応じた信号がフォトディテクタ26からオートパワーコントローラ27に送られる。そして、フォトディテクタ26から送られてきた信号に応じて、オートパワーコントローラ27は、フォトディテクタ26によって検出される光強度が所定のレベルにて一定となるように、電気光学変調器24に対して印加する信号電界を調整する。これにより、電気光学変調器24から出射するレーザ光の光強度が一定となるように、自動光量制御(APC:Auto Power Control)が施され、ノイズの少ない安定したレーザ光が得られる。
【0035】
一方、ビームスプリッタ25によって反射されてなる露光ビームは、当該露光ビームを光強度変調するための変調光学系31に導かれ、当該変調光学系31によって光強度変調が施される。
【0036】
変調光学系31に入射した露光ビームは、集光レンズ32によって集光された上で音響光学変調器(AOM:Acousto Optical Modulator)33に入射し、この音響光学変調器33によって、所望する露光パターンに対応するように光強度変調される。そして、音響光学変調器33によって光強度変調された露光ビームは、コリメートレンズ34によって平行光とされた上で、変調光学系31から出射される。
【0037】
ここで、音響光学変調器33には、当該音響光学変調器33を駆動するための駆動用ドライバ35が取り付けられている。そして、フォトレジスト層22の露光時には、所望する露光パターンに応じた信号S1が駆動用ドライバ35に入力され、当該信号S1に応じて駆動用ドライバ35によって音響光学変調器33が駆動され、露光ビームに対して光強度変調が施される。
【0038】
具体的には、一定の深さのグルーブ部7に対応した凹凸パターンの潜像をフォトレジスト層22に形成する場合に、一定レベルのDC信号が駆動用ドライバ35に入力され、当該DC信号に応じて駆動用ドライバ35によって音響光学変調器33が駆動される。これにより、所望する凹凸パターンに対応するように、露光ビームに対して光強度変調が施される。
【0039】
以上のようにして、露光ビームは変調光学系31によって光強度変調が施される。そして、変調光学系31から出射された露光ビームは、ミラー36によって反射され、移動光学テーブル上に水平且つ平行に導かれる。
【0040】
そして、移動光学テーブル上に水平且つ平行に導かれた露光ビームは、偏向光学系37によって光学偏向が施される。ここで、偏向光学系37は、露光ビームに対して光学偏向を施すためのものである。すなわち、本発明を適用した光磁気ディスク1のディスク基板2に形成されるランド部6及びグルーブ部7に対応した潜像を形成するときは、この偏向光学系37によって、ランド部6及びグルーブ部7の凹凸形状に対応するように露光ビームに光学偏向を施し、当該光学偏向を施した露光ビームによりフォトレジスト層22を露光するようにする。
【0041】
すなわち、変調光学系31から出射され偏向光学系37に入射した露光ビームは、ウェッジプリズム38を介して音響光学偏向器(AOD:Acousto Optical Deflector)39に入射し、この音響光学偏向器39によって、所望する露光パターンに対応するように光学偏向が施される。そして、音響光学偏向器39によって光学偏向が施された露光ビームは、ウエッジプリズム40を介して偏向光学系37から出射される。
【0042】
ここで、音響光学偏向器39には、当該音響光学偏向器39を駆動するための駆動用ドライバ41が取り付けられている。そして、フォトレジスト層22の露光時には、所望する露光パターンに応じた信号S2が駆動用ドライバ41に入力され、当該信号S2に応じて駆動用ドライバ41によって音響光学偏向器39が駆動され、露光ビームに対して光学偏向が施される。
【0043】
そして、このような偏向光学系37によって、光学偏向が施された露光ビームは、拡大レンズ42によって所定のビーム径とされた上でミラー43によって反射されて対物レンズ44へと導かれ、当該対物レンズ44によってフォトレジスト層22上に集光される。これにより、フォトレジスト層22が露光され、フォトレジスト層22に潜像が形成されることとなる。
【0044】
このとき、フォトレジスト層22が塗布されているガラス基板21は、上述したように、フォトレジスト層22の全面にわたって所望のパターンでの露光がなされるように、図中矢印Aに示すように回転駆動装置によって回転駆動されるとともに、移動光学テーブルによって平行移動される。この結果、露光ビームの照射軌跡に応じた潜像が、フォトレジスト層22の全面にわたって形成されることとなる。
【0045】
つぎに、本発明を適用した光磁気ディスク1の製造方法について、具体的な例を挙げて詳細に説明する。
【0046】
本発明を適用した光磁気ディスク1を作製する際は、先ず、原盤工程として、ディスク基板2に形成されるランド部6及びグルーブ部7に対応した凹凸パターンを有するスタンパを作製する。
【0047】
この原盤工程においては、先ず、表面を研磨した円盤状のガラス基板を洗浄し乾燥させ、その後、このガラス基板上に感光材料であるフォトレジスト層を塗布する。次に、このフォトレジスト層を上述したレーザカッティング装置20によって露光し、ディスク基板2に形成されるランド部6及びグルーブ部7に対応した潜像をフォトレジスト層に形成する。
【0048】
このとき、記録する信号に対応するように、レーザカッティング装置20の偏向光学系37により、露光ビームに対して光学偏向を施す。これにより、ランド部6及びグルーブ部7に対応した潜像が、フォトレジスト層に形成されることとなる。
【0049】
なお、フォトレジスト層を露光して、ランド部6及びグルーブ部7対応した潜像を形成する際は、フォトレジスト層が塗布形成されているガラス基板を、所定の回転速度にて回転駆動させるとともに、所定の速度にて径方向に平行移動させる。具体的には、例えば、ガラス基板の回転速度と径方向への移動速度とを調整することにより、ランド部6及びグルーブ部7でのトラックピッチが1.3μm程度となるように設定する。
【0050】
そして、以上のようにしてフォトレジスト層に潜像を形成した後、このフォトレジスト層が塗布されている面が上面となるようにして、ガラス基板を現像機のターンテーブル上に載置する。そして、当該ターンテーブルを回転させることによりガラス基板を回転させながら、フォトレジスト層上に現像液を滴下して現像処理を施して、ガラス基板上にランド部6及びグルーブ部7に対応した凹凸パターンを形成する。
【0051】
次に、この凹凸パターン上に無電界メッキ法によりNi等からなる導電化膜を形成し、その後、導電化膜が形成されたガラス基板を電鋳装置に取り付け、電気メッキ法により導電化膜上にNi等からなるメッキ層を、300±5μm程度の厚さとなるように形成する。その後、このメッキ層を剥離し、剥離したメッキをアセトン等を用いて洗浄し、凹凸パターンが転写された面に残存しているフォトレジスト層を除去する。
【0052】
以上の工程により、ガラス基板上に形成されていた凹凸パターンが転写されたメッキからなる光記録媒体製造用原盤、すなわち、ランド部6及びグルーブ部7に対応した凹凸パターンが形成されたスタンパが完成する。
【0053】
次に、転写工程として、フォトポリマー法(いわゆる2P法)により、スタンパの表面形状が転写されてなるディスク基板2を作製する。
【0054】
具体的には、先ず、スタンパの凹凸パターンが形成された面上にフォトポリマーを平滑に塗布してフォトポリマー層を形成し、次に、当該フォトポリマー層に泡やゴミが入らないようにしながら、フォトポリマー層上にベースプレートを密着させる。ここで、ベースプレートには、例えば、1.2mm厚のポリメチルメタクリレートからなるベースプレートを使用する。
【0055】
その後、紫外線を照射してフォトポリマーを硬化させ、その後、スタンパを剥離することにより、このスタンパの表面形状が転写されてなるディスク基板2を作製する。
【0056】
なお、ここでは、スタンパに形成された凹凸パターンがより正確にディスク基板2に転写されるように、2P法を用いてディスク基板2を作製する例を挙げたが、ディスク基板2を量産するような場合には、ポリメチルメタクリレートやポリカーボネート等の透明樹脂を用いて射出成形することによって作製するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0057】
次に、成膜工程として、スタンパの表面形状が転写されてなるディスク基板2の上に、第1の信号記録層3、第2の信号記録層4、及び保護層5を順次薄膜形成する。具体的には、例えば、先ず、ディスク基板2の凹凸パターンが形成された面上に、所定のターゲット材を用いてスパッタリングを行うことによって、GdFeCoにより形成されてなる第1の信号記録層3と、TbFeCoにより形成されてなる第2の信号記録層4とを薄膜状に形成する。その後、第2の信号記録層4の上に紫外線硬化樹脂をスピンコート法により塗布し、当該紫外線硬化樹脂に対して紫外線を照射し硬化させることにより、保護層5を形成する。
【0058】
以上の工程により、本発明を適用した光磁気ディスク1が完成する。すなわち、上述したようにして、ディスク基板2に形成されるランド部6及びグルーブ部7に対応した凹凸パターンが形成されたスタンパを用いることにより、本発明を適用した光磁気ディスク1を作製することができる。
【0059】
<実験例>
以下では、上述した光磁気ディスク1を実際に作製し、その記録再生特性を測定した結果について説明する。
【0060】
実験例1
先ず、実験例1としては、ディスク基板2におけるグルーブ部7の深さを70nmとし、ランド部6及びグルーブ部7の幅の比を僅かずつ変えて、複数の光磁気ディスク1を作製した。このとき、ディスク基板2は、上述したようにしてスタンパを用いて2P法により1.2mmの厚さで作製し、ランド部6及びグルーブ部7の幅は、それぞれ、0.7μm程度及び0.6μm程度となるようにして作製した。
【0061】
なお、ランド部6及びグルーブ部7の幅の比を測定するに際しては、これらランド部6及びグルーブ部7の幅に応じて、照射した光ビームが反射して戻ってくる反射光の光量が変化することから、この反射光の光量比をランド部6及びグルーブ部7の幅の比とした。ただし、例えば、各種の光学顕微鏡や電子顕微鏡などにより、直接ランド部6及びグルーブ部7の幅を測定し、比を算出してもよい。
【0062】
そして、以上のように作製した複数の光磁気ディスク1のランド部6及びグルーブ部7に対して、波長λが680nmである光ビームを開口数NAが0.55である対物レンズにより照射することによって記録再生を行い、ランド部6及びグルーブ部7における再生時のCN比をそれぞれ測定した。
【0063】
実験例2
次に、実験例2として、ディスク基板2におけるグルーブ部7の深さを60nmとした他は、上述した実験例1と同様にして複数の光磁気ディスク1を作製した。そして、これら複数の光磁気ディスク1に対して、実験例1の場合と同様にして記録再生を行い、再生時のCN比をランド部6及びグルーブ部7でそれぞれ測定した。
【0064】
実験例3
次に、実験例3として、ディスク基板2におけるグルーブ部7の深さを50nmとした他は、上述した実験例1と同様にして複数の光磁気ディスク1を作製した。そして、これら複数の光磁気ディスク1に対して、実験例1の場合と同様にして記録再生を行い、再生時のCN比をランド部6及びグルーブ部7でそれぞれ測定した。
【0065】
以上のようにして実験例1乃至実験例3で測定した結果を、図4に示す。図4に示す結果から明らかであるように、グルーブ部7の幅に対するランド部6の幅の比を大きくしてゆく、すなわち、ランド部6がグルーブ部7よりも幅広となるにつれて、ランド部6でのCN比が向上し、グルーブ部7でのCN比が劣化することが分かる。したがって、ランド部6及びグルーブ部7での記録再生特性を同等とするためには、これらランド部6及びグルーブ部7の幅を、ランド部6及びグルーブ部7とでCN比の曲線が交差する点に設定することが最適となる。
【0066】
このように、ランド部6及びグルーブ部7とでCN比の曲線が交差する点は、グルーブ部7の深さに関わらず、幅の比が1.0以上の位置にあることが分かる。したがって、本発明を適用した光磁気ディスク1のように、ランド部6の幅をグルーブ部7の幅よりも広く形成することによって、これらランド部6及びグルーブ部7における記録再生特性を同等とすることができ、ランド部6とグルーブ部7とのどちらの位置にある記録トラックに対しても良好な記録再生を行うことが可能であることが明らかである。
【0067】
実験例4
次に、実験例4では、グルーブ部7の幅に対するランド部6の幅の比を1.0とし、ディスク基板2におけるグルーブ部7の深さを60nmとした他は、上述した実験例1と同様にして光磁気ディスク1を作製した。そして、この光磁気ディスク1のランド部6とグルーブ部7とに対して、波長λが680nmである光ビームを開口数NAが0.55である対物レンズにより照射することによって、記録再生を行った。このとき、記録時における光ビームの照射パワーと、再生時における光ビームの照射パワーとを変化させて、再生時におけるバイトエラーレートを、ランド部6及びグルーブ部7でそれぞれ測定した。ランド部6におけるバイトエラーレートの測定結果を図5に示し、グルーブ部7における測定結果を図6に示す。
【0068】
実験例5
次に、実験例5では、グルーブ部7の幅に対するランド部6の幅の比を1.05とした他は、上述した実験例4と同様にして光磁気ディスク1を作製し、記録再生を行った。このとき、記録時における光ビームの照射パワーと、再生時における光ビームの照射パワーとを変化させて、再生時におけるバイトエラーレートを、ランド部6及びグルーブ部7でそれぞれ測定した。ランド部6におけるバイトエラーレートの測定結果を図7に示し、グルーブ部7における測定結果を図8に示す。
【0069】
実験例6
次に、実験例6では、グルーブ部7の幅に対するランド部6の幅の比を1.10とした他は、上述した実験例4と同様にして光磁気ディスク1を作製し、記録再生を行った。このとき、記録時における光ビームの照射パワーと、再生時における光ビームの照射パワーとを変化させて、再生時におけるバイトエラーレートを、ランド部6及びグルーブ部7でそれぞれ測定した。ランド部6におけるバイトエラーレートの測定結果を図9に示し、グルーブ部7における測定結果を図10に示す。
【0070】
図5乃至図10に示す実験例4乃至実験例6の結果から明らかであるように、ランド部6とグルーブ部7との幅が同等である実験例4の場合には、これらランド部6とグルーブ部7とにおけるバイトエラーレート特性が大きく異なり、同等の記録再生特性を得ることができないことが分かる。また、図7及び図8に示すように、ランド部6及びグルーブ部7の幅の比を1.05として、ランド部6を幅広に形成した場合には、これらランド部6及びグルーブ部7で同等のバイトエラーレート特性が得られ、ランド部6及びグルーブ部7の位置でそれぞれ同等の記録再生特性を得ることができることが分かる。
【0071】
また、図9及び図10に示すように、ランド部6の幅をグルーブ部7に比して幅広に形成しすぎた場合にも、これらランド部6とグルーブ部7とにおけるバイトエラーレート特性が大きく異なる結果となり、同等の記録再生特性を得ることが困難であることが分かる。
【0072】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明に係る光記録媒体は、ランド部がグルーブ部よりも幅広に形成されていることにより、これらランド部及びグルーブ部の幅が記録再生に用いる光ビームのスポット径よりも小さい場合であっても、記録トラックに記録された情報信号の記録再生特性を、ランド部とグルーブ部とにおいて同程度とすることができる。これにより、記録トラックに対して情報信号を高密度に記録することができ、大容量化を果たすことが可能となるとともに、安定して確実な記録再生を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光記録媒体の一構成例として示す光磁気ディスクの概略斜視図である。
【図2】同光磁気ディスクの積層構造を示す要部拡大断面図である。
【図3】同光磁気ディスクを製造する際に用いるレーザカッティング装置を示す概略構成図である。
【図4】同光磁気ディスクのランド部及びグルーブ部の幅を変えた場合における再生時のCN比を測定した結果を示す図である。
【図5】同光磁気ディスクの記録再生特性を説明するための図であり、ランド部及びグルーブ部の幅の比を1.00としたときのランド部におけるバイトエラーレート特性を示す図である。
【図6】同光磁気ディスクの記録再生特性を説明するための図であり、ランド部及びグルーブ部の幅の比を1.00としたときのグルーブ部におけるバイトエラーレート特性を示す図である。
【図7】同光磁気ディスクの記録再生特性を説明するための図であり、ランド部及びグルーブ部の幅の比を1.05としたときのランド部におけるバイトエラーレート特性を示す図である。
【図8】同光磁気ディスクの記録再生特性を説明するための図であり、ランド部及びグルーブ部の幅の比を1.05としたときのグルーブ部におけるバイトエラーレート特性を示す図である。
【図9】同光磁気ディスクの記録再生特性を説明するための図であり、ランド部及びグルーブ部の幅の比を1.10としたときのランド部におけるバイトエラーレート特性を示す図である。
【図10】同光磁気ディスクの記録再生特性を説明するための図であり、ランド部及びグルーブ部の幅の比を1.10としたときのグルーブ部におけるバイトエラーレート特性を示す図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク、2 ディスク基板、3 第1の信号記録層、4 第2の信号記録層、5 保護層、6 ランド部、7 グルーブ部

Claims (1)

  1. 基板上に信号記録層及び保護層を備え、この信号記録層に対して光ビームを照射することにより、情報信号の記録及び/又は再生が行われる光記録媒体であって、
    上記信号記録層には、上記光ビームのスポット径よりも小さい幅で、上記光ビームが照射される側から見て凹となる部分であるランド部と、凸となる部分であるグルーブ部とが記録トラックに沿って形成され、
    上記ランド部及びグルーブ部の両方に対して情報信号の記録及び/又は再生が行われるとともに、
    上記ランド部は、上記ランド部と上記グルーブ部との記録再生特性が同等となるように上記グルーブ部よりも幅広に形成され
    上記信号記録層は、情報信号に応じた磁気信号が記録される第1の磁性層と、光ビームが照射されて昇温されることにより、上記第1の磁性層に記録された磁気信号が転写される第2の磁性層とを備え、
    上記第1の磁性層と上記第2の磁性層との間には、磁気的な結合状態を制御する中間層が設けられ、
    上記第2の磁性層と上記保護層との間には、光ビームが照射されることにより生じる熱を拡散させる光反射層が設けられる光記録媒体。
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