JP4288675B2 - ペダルブラケットの構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に配設されるペダルブラケットの構造に関するものである。
車室内にブレーキブースタを配置する従来の車両において、ペダルブラケットとブレーキブースタとは図4〜図7に示すような位置関係となっている。すなわち、図4および図5に示すペダルブラケット51は、上下方向に沿って配置する長尺に形成されており、その下端部51aがダッシュパネル52に取付けられ、その上端部51bがダッシュパネル52から離れるように車室内R側へ向かって傾斜すべく立設されている。そして、ペダルブラケット51の右側部には、車幅方向へ延びる支持片53が設けられており、この支持片53にブレーキブースタ54が取付けられている。しかも、ペダルブラケット51には、ブレーキペダル55の上端が回動軸56を介して回動自在に支持されており、このブレーキペダル55は、これを車体前方側のダッシュパネル52へ向かって踏み込むと、回動軸56を支点として回動するようになっている。
また、図6および図7に示すペダルブラケット61は、上部がブレーキブースタ54を中央位置で取り囲むように折曲げた巾広の受け部となっており、その下端部61aがダッシュパネル52に取付けられ、その上端部61bがダッシュパネル52から離れるように車室内R側へ向かって傾斜すべく立設されている。そして、ペダルブラケット61の上端部61bは、ステー62を介してダッシュパネル52に取付けられている。その他の構成は、図4および図5に示す従来例と同様である。
ところで、車両の大型化および走行スピードの増大に伴い、ブレーキ性能の向上が望まれている。しかしながら、上述した従来のペダルブラケット51,61の構造では、ブレーキブースタ54の直径方向にペダルブラケット51またはステー62等の干渉物が設けられているので、ブレーキ性能に優れた大型のブレーキブースタ54を用いることができず、ブレーキブースタ54の大型化によるブレーキ性能の強化を図ることが難しい状況にあった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、ブレーキブースタの大型化が容易となり、運転席前方の足元スペースが空き、かつ車幅方向のスペースの有効利用が図れるペダルブラケットの構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明においては、車室内にブレーキブースタを備え、ペダルブラケットの後面には、上部がダッシュパネル側に傾斜したブレーキブースタ取付面が形成され、該ブレーキブースタ取付面には、上記ブレーキブースタが前傾した状態で取付けられ、上記ペダルブラケットの前面が、上記ペダルブラケットの前方側の車体に面接触させて取付けられ、上記ペダルブラケットには、ブレーキペダルの上端部が車幅方向へ延びる回動軸を介して回動自在に支持され、上記ブレーキペダルは、アーム部とペダル踏み部とを備え、上記回動軸は、上記ペダルブラケットのブレーキブースタ取付面の左右両側に位置する側面部に架設され、上記回動軸は、一方側に上記ブレーキペダルの上記アーム部の上端部が取付けられているとともに、他方側に上記ブレーキブースタを駆動する駆動アームの基端が取付けられ、上記ブレーキペダルを車体前方側へ踏み込むと、上記駆動アームの先端が車体後方に移動して上記ブレーキブースタを作動するように構成され、上記ブレーキペダルの上記アーム部は、上記ペダル踏み部が上記駆動アームと反対方向にオフセットされるように折り曲げられたペダルブラケットの構造であって、
上記ペダルブラケットの前方側の車体への面接触部分を上記回動軸より下方側で、かつ上記回動軸と同程度の幅で延出し、上記駆動アームに対しペダルと反対側に位置する上記下方側に延出した面接触部分に締付点を設けている。
上述の如く、本発明に係るペダルブラケットの構造によれば、ブレーキブースタの直径方向に干渉物が存在せず、ブレーキブースタの大型化が容易となり、ブレーキ性能の強化を図ることができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るペダルブラケットの構造の実施の形態を示している。図において、1は車両の運転席の前方下部に配設されるペダルブラケットであり、このペダルブラケット1は後述するブレーキペダルの前方位置に立設されたダッシュパネル2の略垂直な取付面に取付けられている。
ペダルブラケット1には、車室内Rの運転席側に配置される型式のブレーキブースタ3がボルト締めで取付けられているとともに、ブレーキペダル4の上端部が後述の回動軸5を介して回動自在に支持されている。
このため、上記ペダルブラケット1は、ダッシュパネル2に取付けられた状態で、車体後方へ向かってやや斜め上方に立ち上がるようなボックス状に形成されており、その下面部1aはブレーキペダル4のアーム部4aを配置すべく開口している。また、ペダルブラケット1の後面部1bは、上部がダッシュパネル2側に倒れた傾斜面状に形成されており、その後面部1bにブレーキブースタ3の前面たる取付面3aがボルト締めにより前傾した状態で取付けられるように構成されている。したがって、ペダルブラケット1の後面部1bには、ブレーキブースタ3の筒胴部6を嵌入する孔(図示せず)が穿設され、ブレーキブースタ3の取付面3aは突出されており、ブレーキブースタ3の直径方向に干渉物が無い構造となっている。
そのため、ペダルブラケット1の前面部1cは、ダッシュパネル2に面接触させた状態で取付けるべく、ダッシュパネル2の略垂直面と対応して平坦な垂直面状に形成されている。これは、ブレーキブースタ3には相当の荷重が掛かるため、ペダルブラケット1をダッシュパネル2に面接触させることによって当該荷重を分散するように構成されている。しかも、ペダルブラケット1のダッシュパネル2との接触面側である前面部1cの下部は、下方へ向かって延出されており、下部側のダッシュパネル締付点をブレーキペダル4の回動軸5から下方に離して配置され、図1に示すように、ペダルブラケット1の上下固定点A,Bの間で適当なピッチを保つことにより、後述のアッパブラケットと相まってブレーキペダル4の踏み込み時におけるブレーキブースタ3の下方(おじぎ方向)の動きを防ぐ構造となっている。
一方、上記ペダルブラケット1の上面部1dであって、ブレーキブースタ3とダッシュパネル2との間に位置する箇所には、アッパブラケット7の一端が取付けられ、ダッシュパネル2には当該アッパブラケット7の他端がボルト締めで取付けられている。したがって、ペダルブラケット1の上面部1dとダッシュパネル2とは、アッパブラケット7を介して互いに連結されている。
そして、ペダルブラケット1の左右両側面部1eには、ペダル踏み部4bを備えたブレーキペダル4を回動自在に支持する回動軸5が架設されており、ブレーキペダル4はこれを車体前方側のダッシュパネル2へ向かって踏み込むと、回動軸5を支点として回動するようになっている。このため、ブレーキペダル4のアーム部4aの上部はペダルブラケット1内に配置されることになる。
また、ブレーキペダル4の上方には、ブレーキブースタ3のプッシュロッド8を駆動するための中継アーム(駆動アーム)9が連設されている。この中継アーム9の基端は、ブレーキペダル4のアーム部4aと並んで回動軸5の他方側に取付けられ、中継アーム9の先端は結合ピン10によってプッシュロッド8の一端と連結されており、これによってブレーキペダル4の動作がブレーキブースタ3へと伝達されるようになっている。
また、ペダルブラケット1の前面部1cおよび左側側面部1eには、結合ピン10を装着するフロント穴11およびサイド穴(貫通穴)12がそれぞれ穿設されている。これらフロント穴11およびサイド穴12は、結合ピン10がボックス状のペダルブラケット1内で完全に隠れてしまうことから、フロント穴11の他にピン装着用のサイド穴12を設けることによってフロント穴11の径を大きくせずに、ペダルブラケット1の剛性と結合ピン10の装着性を確保している。
本実施の形態の構造においては、ペダルブラケット1の後面部1bは上部がダッシュパネル2側に傾斜したブレーキブースタ取付面として形成されており、その後面部1bにブレーキブースタ3の突出した取付面3aが前傾した状態で取付けられ、当該ブレーキブースタ3の直径方向にペダルブラケット1やステー等の干渉物が設けられていないため、ブレーキブースタ3の大型化が可能となる。
また、ペダルブラケット1の前面部1cはダッシュパネル2に面接触させた状態で取付けられ、かつ上下固定点A,Bが適当なピッチに保たれているとともに、上面部1dにはペダルブラケット1とダッシュパネル2とを連結するアッパブラケット7が設けられているため、ペダルブラケット1の薄板化が可能である上、ブレーキペダル4の踏み込み時におけるブレーキブースタ3の下方への動きを防ぐことができる。
さらに、ペダルブラケット1の前面部1cおよび左側側面部1eには、結合ピン10を装着するフロント穴11およびサイド穴12が設けられているため、ペダルブラケット1の剛性および結合ピン10の装着性を確保しつつ、ペダルブラケット1の薄肉化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の実施の形態に係る構造が適用されたペダルブラケットを示す側面図である。 上記ペダルブラケットをダッシュパネル側から見た正面図である。 上記ペダルブラケットを車室内側から見た正面図である。 従来の構造が適用されたペダルブラケットを示す側面図である。 図4におけるペダルブラケットを車室内側から見た正面図である。 他の従来の構造が適用されたペダルブラケットを示す側面図である。 図6におけるペダルブラケットを車室内側から見た正面図である。
符号の説明
1 ペダルブラケット
1b ペダルブラケットの後面部
1c ペダルブラケットの前面部
1d ペダルブラケットの上面部
1e ペダルブラケットの側面部
2 ダッシュパネル
3 ブレーキブースタ
4 ブレーキペダル
4a アーム部
4b ペダル踏み部
5 回動軸
7 アッパブラケット
8 プッシュロッド
9 中継アーム(駆動アーム)
10 結合ピン
11 フロント穴
12 サイド穴
R 車室内

Claims (3)

  1. 車室内にブレーキブースタを備え、ペダルブラケットの後面には、上部がダッシュパネル側に傾斜したブレーキブースタ取付面が形成され、該ブレーキブースタ取付面には、上記ブレーキブースタが前傾した状態で取付けられ、上記ペダルブラケットの前面が、上記ペダルブラケットの前方側の車体に面接触させて取付けられ、上記ペダルブラケットには、ブレーキペダルの上端部が車幅方向へ延びる回動軸を介して回動自在に支持され、上記ブレーキペダルは、アーム部とペダル踏み部とを備え、上記回動軸は、上記ペダルブラケットのブレーキブースタ取付面の左右両側に位置する側面部に架設され、上記回動軸は、一方側に上記ブレーキペダルの上記アーム部の上端部が取付けられているとともに、他方側に上記ブレーキブースタを駆動する駆動アームの基端が取付けられ、上記ブレーキペダルを車体前方側へ踏み込むと、上記駆動アームの先端が車体後方に移動して上記ブレーキブースタを作動するように構成され、上記ブレーキペダルの上記アーム部は、上記ペダル踏み部が上記駆動アームと反対方向にオフセットされるように折り曲げられたペダルブラケットの構造であって、
    上記ペダルブラケットの前方側の車体への面接触部分を上記回動軸より下方側で、かつ上記回動軸と同程度の幅で延出し、上記駆動アームに対しペダルと反対側に位置する上記下方側に延出した面接触部分に締付点を設けたことを特徴とするペダルブラケットの構造。
  2. 一端が上記ペダルブラケットの上面部に取付けられ、かつ他端が上記ペダルブラケットの前方側の車体に取付けられるアッパブラケットを設け、該アッパブラケットを介して上記ペダルブラケットと上記ペダルブラケットの前方側の車体とを連結したことを特徴とする請求項1に記載のペダルブラケットの構造。
  3. ブレーキを踏む前の状態で、上記駆動アームと上記ブレーキブースタのプッシュロッドとは、鋭角となる角度に互いに配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のペダルブラケットの構造。
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