JP4287772B2 - 蓋 - Google Patents

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Description

この発明は、流しの排水口の上部に設けられる蓋に関するものである。
図10、図11に示すように、流し70の排水口70aには、下流側が排水パイプに接続するよう取り付けられたゴミ受けカゴ収容容器71と、この収容容器71に着脱自在に収容されるゴミ受けカゴ72と、このゴミ受けカゴ72を覆うよう、前記収容容器71の上部にはめ込まれて使用される菊割れフタ73とが備わっている。
ところで、本出願人は、菊割れフタの切り取り部分を、はさみ、カッターナイフ等の工具を用いることなく手で前記排水口の大きさに適合するサイズに容易に切り取ることができる菊割れフタを提案している(特願2003−277082号、ただし、いわゆる公知公用ではない。)。
菊割れフタ73は、底部に複数の菊割れ舌片74を有し、例えば底部の中心部分に小さな排水用丸孔75を有するとともに、ゴミ受けカゴ72に連通する複数の小さな排水用長孔76を有して前記カゴ72内に溜まるゴミが見え難い形状をしているが、前記舌片74がゴム製であるので、これが変形して箸やスプーンが前記カゴ72に落ち易いという問題や、洗い難い形状をしており例えばヌメリを除去し難いという問題があり、菊割れフタ73に代わるものが望まれる。
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、ゴミ受けカゴ内に溜まるゴミが見え難く、箸やスプーンが落ち難く、洗い易い蓋を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明の蓋は、平面視ほぼ半円状の平板部の端縁と、平面視ほぼ半円状で下方に凹入する湾曲板部の端縁とで形成される排水用開口を有し、流しの排水口の上部に設置されているゴミ受けカゴを覆うように設けられる剛性の蓋において、前記湾曲板部を互いに対称の形状となるように二つに区分する切欠きを設けてある。
また、請求項2に記載された発明の蓋は、平面視ほぼ扇形状の一対の平板部と、平面視ほぼ扇形状で下方に凹入する一対の湾曲板部とを備え、前記平板部と湾曲板部とは平面視において互いに隣り合う状態で配置され、前記平板部の端縁と前記湾曲板部の端縁とで排水用開口を形成してある。
請求項1に記載された発明では、平面視ほぼ半円状の平板部の端縁と、平面視ほぼ半円状で下方に凹入する湾曲板部の端縁とで形成される排水用開口を有し、かつ、蓋は剛性に形成されている。このように、排水用開口は平板部の端縁から下方の湾曲板部の端縁の間に形成されているので、ゴミ受けカゴ内に溜まるゴミが平面視において見え難い。また、蓋は変形し難く、かつ、前記排水用開口の上下間の幅を適宜の大きさに設定すれば、箸やスプーンが例えば平板部の端縁と湾曲板部の上面に当たりながら平板部と湾曲板部とに保持されるので、ゴミ受けカゴ内に落ち難くできる。
また、請求項1に記載された発明では、前記湾曲板部を互いに対称の形状となるように二つに区分する切欠きを設けてある。この切欠きを例えばスリット状にすると、前記切欠きからも箸やスプーンが落ち難い。そして、前記切欠きによって前記湾曲板部が互いに対称の形状となるように二つに区分されるので、平面視において蓋は排水用開口と切欠きによって、あたかも、三区分されたようなデザイン的に斬新な形状となり、見栄えがする。
また、請求項2に記載された発明では、平面視ほぼ扇形状の一対の平板部と、平面視ほぼ扇形状で下方に凹入する一対の湾曲板部とを備え、前記平板部と湾曲板部とは平面視において互いに隣り合う状態で配置され、前記平板部の端縁と前記湾曲板部の端縁とで排水用開口を形成してある。すなわち、互いに隣り合う平板部と前記湾曲板部のそれぞれ端縁同士によって四つの排水用開口が形成されており、かつ、蓋は変形し難い剛性に形成されている。更に、平面視において蓋は、四つの排水用開口部分を介してあたかも、四区分されたようなデザイン的に斬新な形状となり、見栄えがするとともに、箸やスプーンが例えば平板部の端縁と湾曲板部の上面に当たりながら平板部と湾曲板部とに保持されるので、ゴミ受けカゴ内に落ち難くできる。
以下、この発明の実施形態を、図を参照しながら説明する。なお、それによってこの発明は限定されるものではない。
図1〜図3は、この発明の第1の実施形態を示す。
図1〜図3において、流し1の排水口1aには、下流側が排水パイプ(図示せず)に接続するよう取り付けられたほぼ筒状のゴミ受けカゴ収容容器2と、この収容容器2の上部空間Sに着脱自在に収容されるゴミ受けカゴ3と、このゴミ受けカゴ3を覆うよう、前記収容容器2の上方開口2aにはめ込まれて使用される合成樹脂製で剛性の蓋4とが備わっている。ゴミ受けカゴ収容容器2は、公知のものが使用されており、上方開口2aを形成する環状の外向きフランジ5を介して排水口1aに取り付けられている。
前記蓋4は、平面視円形に形成されており、また、排水用開口6を平面視におけるほぼ中央に有する。また、前記蓋4は、平坦な環状の上面外周部7と、この上面外周部7の外周側から垂下した環状の垂下部8と、前記上面外周部7のほぼ半周部分における内周側から内側で、上方側に緩やかに傾斜する傾斜部9と、この傾斜部9から内側にほぼ平坦に連設されて端縁mに至る、平面視ほぼ半円状の平板部10と、前記上面外周部7の残りのほぼ半周部分における外周側から内側に所定幅Lを有する形でほぼ平坦に連設される連設部11と、この連設部11から内側で下方に凹入するよう形成された平面視ほぼ半円状の湾曲板部12とで構成されている。
前記端縁mは、平面視ほぼ半円状の平板部10の直径部分である。nは、平面視ほぼ半円状で下方に凹入する前記湾曲板部12の端縁である。この端縁nは、前記湾曲板部12の平面視における直径部分である。そして、前記排水用開口6は、前記端縁mおよび端縁nによって形成されている。なお、この実施形態では前記端縁nは、前記湾曲板部12と連設部11に跨がっている。また、前記端縁mは、前記平板部10から傾斜部9に跨がっている。
15は、前記湾曲板部12に設けた一つの切欠きで、前記湾曲板部12を互いに対称の形状となるように二つに区分している。この切欠き15は、湾曲板部12の下縁nの中央から、湾曲板部12の湾曲面12aに沿って真っ直ぐに湾曲板部12が切込まれて前記連設部11の内縁11aに至る。
なお、ゴミ受けカゴ収容容器2の胴の上部に形成されているストレート部分2dとフランジ5間に設けた環状の段差5aに、蓋4の垂下部8を載置することにより、蓋4を排水栓2に嵌め込むことができる。
図4、図5は、この発明の第2の実施形態を示す。なお、この実施形態でも上記第1の実施形態で用いたのと同一のゴミ受けカゴ収容容器2を用いている。また、図4、図5において、図1〜図3で用いた符号と同一のものは同一または相当物である。
図4、図5において、4’は、流しの排水口の上部に設置されているゴミ受けカゴを覆うように設けられる合成樹脂製で剛性を有する蓋である。蓋4’は、平面視円形に形成されており、端縁mおよび端縁nによって形成される排水用開口6を平面視における中央に有し、また、平坦な環状の上面部24、この上面部24の外周側から垂下した環状の垂下部25、前記上面部24のほぼ半周部分における内周側から内側で下方に凹入する平面視ほぼ半円状の湾曲板部12’および前記上面部24の残りのほぼ半周部分における外周側から内側にほぼ平坦に連設されて前記端縁mに至る、平面視ほぼ半円状の平板部26で構成されている。27は、前記湾曲板部12’を互いに対称の形状となるように二つに区分する切欠きである。この切欠き27は、湾曲板部12’の端縁nの中央から、湾曲板部12’の湾曲面12bに沿って真っ直ぐに湾曲板部12’が切込まれて前記上面部24の内縁24aに至る。
図6、図7は、この発明の第3の実施形態を示す。なお、この実施形態でも上記第1,2の実施形態で用いたのと同一の排水栓2を用いている。また、図6、図7において、図1〜図5で用いた符号と同一のものは同一または相当物である。
図6、図7において、4’’は、流し1の排水口1aの上部に設置されているゴミ受けカゴ3を覆うように設けられる蓋である。この蓋4’’は、平面視円形に形成されており、合成樹脂製で剛性を有する。前記蓋4’’は、平面視ほぼ扇形状の一対の平板部30,31と、平面視ほぼ扇形状で下方に凹入する一対の湾曲板部12c,12dとを備え、前記平板部30,31と湾曲板部12c,12dとは平面視において互いに隣り合う状態で配置され、前記平板部30,31の端縁m1 ,m3 、m2 ,m4 と前記湾曲板部12c,12dの端縁n2 ,n3 、n1 ,n4 とで排水用開口6を形成してある。そして、平板部30,31同士が対角線上に位置している。また、湾曲板部12c,12d同士が対角線上に位置している。11b,11cは、蓋4’’の上面外周部7の円周角でほぼ90°に対応する部分における外周側から内側に所定幅Lを有する形でほぼ平坦に連設される連設部である。なお、9,9は、前記上面外周部7の円周角でほぼ90°に対応する部分における内周側から内側で、上方側に緩やかに傾斜する傾斜部である。
図8、図9は、この発明の第4の実施形態を示す。なお、この実施形態でも上記第1,2,3の実施形態で用いたのと同一のゴミ受けカゴ収容容器を用いている。また、図8、図9において、図1〜図7で用いた符号と同一のものは同一または相当物である。
図8、図9において、4’’’は、流し1の排水口1aの上部に設置されているゴミ受けカゴ3を覆うように設けられる蓋である。この蓋4’’’は、平面視円形に形成されており、合成樹脂製で剛性を有する。前記蓋4’’’は、平面視ほぼ扇形状の一対の平板部40,41と、平面視ほぼ扇形状で下方に凹入する一対の湾曲板部12a’,12b’とを備え、前記平板部40,41と湾曲板部12a’,12b’とは平面視において互いに隣り合う状態で配置され、前記平板部40,41の端縁m1 ,m3 、m2 ,m4 と前記湾曲板部12a’,12b’の端縁n2 ,n3 、n1 ,n4 とで排水用開口6を形成してある。また、前記平板部40,41は、前記上面部24の円周角でほぼ90°に対応する部分における外周側から内側にほぼ平坦に連設されて前記端縁m1 ,m3 、m2 ,m4 mに至る。そして、平板部40,41同士が対角線上に位置するとともに、湾曲板部12a’,12b’同士が対角線上に位置している。
この発明の第1の実施形態における使用状態をを示す構成説明図である。 上記実施形態を示す平面図である。 上記実施形態を示す縦断面図である。 この発明の第2の実施形態を示す平面図である。 上記第2の実施形態を示す縦断面図である。 この発明の第3の実施形態を示す平面図である。 上記第3の実施形態を示す縦断面図である。 この発明の第4の実施形態を示す平面図である。 上記第4の実施形態を示す縦断面図である。 ゴミ受けカゴ収容容器の設置状態を示す説明図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 流し
1a 排水口
3 ゴミ受けカゴ
4 蓋
6 排水用開口
10 平板部
12 湾曲板部
15 切欠き
m 端縁
n 端縁

Claims (2)

  1. 平面視ほぼ半円状の平板部の端縁と、平面視ほぼ半円状で下方に凹入する湾曲板部の端縁とで形成される排水用開口を有し、流しの排水口の上部に設置されているゴミ受けカゴを覆うように設けられる剛性の蓋において、前記湾曲板部を互いに対称の形状となるように二つに区分する切欠きを設けてあることを特徴とする蓋。
  2. 排水用開口を有し、流しの排水口の上部に設置されているゴミ受けカゴを覆うように設けられる剛性の蓋において、平面視ほぼ扇形状の一対の平板部と、平面視ほぼ扇形状で下方に凹入する一対の湾曲板部とを備え、前記平板部と湾曲板部とは平面視において互いに隣り合う状態で配置され、前記平板部の端縁と前記湾曲板部の端縁とで排水用開口を形成してあることを特徴とする蓋。
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