JP4287122B2 - 袋体の製造方法 - Google Patents
袋体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4287122B2 JP4287122B2 JP2002304760A JP2002304760A JP4287122B2 JP 4287122 B2 JP4287122 B2 JP 4287122B2 JP 2002304760 A JP2002304760 A JP 2002304760A JP 2002304760 A JP2002304760 A JP 2002304760A JP 4287122 B2 JP4287122 B2 JP 4287122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- layer
- film
- resin
- tubular film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械部品、電子部品、宇宙空間での実験用サンプル、飲食品、リンゲル液、輸血液等の医薬品、化粧品等の包装に適したプラスチックフィルムを主素材とするフィルムより構成される積層体、それを用いた袋体に関するものである。
さらに詳しくは、該フィルムより形成する袋体の内面に微生物等の汚染や異物付着がなく、衛生性に優れ、更に、表面に美麗な印刷模様等を形成し得ることが可能であり、皺がなく、外観、バリア性に優れる積層体、それを用いた袋体に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、プラスチックを主素材とする積層フィルムや積層シートは、それを単層で製膜し、所望によっては印刷したり、バリア性材料やヒートシール性材料をコーティングしたり、または、フィルムを積層したりして、総合的に機能を持たせた積層フィルムや積層シート、それを使用したプラスチック袋、及び、プラスチックチューブ等が広く知られている。
【0003】
これらの積層体は、多種の材料からなり、そのメーカーも数多くあり、フィルムの積層工程や製袋工程において、材料を断裁したときの断裁屑や、材料の搬出入に伴う塵埃、虫等の異物、細菌や浮遊菌、製造装置のロール等と接触するため、フィルムや袋等の表面だけでなく、内面に付着するという恐れがあり、特に医薬品、食品等の経口品の場合、異物混入はタブーとされており、異物混入の防止の要求レベルが高まってきている。
また、このような異物の付着を防止するために、作業所の内部を除塵したクリーンエアを保ち、加工に供するプラスチックフィルムやその他の材料は、包装した状態で移送し、全室で開梱して作業所に搬入してクリーンルーム内での加工が行われているが、人、微生物(昆虫)の存在を絶無にする作業場とし、プラスチックフィルムやプラスチック袋等に異物の付着を皆無とすることは、費用/効果の点から至難のわざといっても過言ではないのが実情である。
【0004】
このような積層フィルム等の製造工程で発生する異物の付着を防止するために、本出願人は、本件出願に先立ち、従来のプラスチックフィルムやプラスチック袋等としては、例えば、ヒートシール性をもつ筒状フィルムより軟化温度が高い補強層を筒状フィルムの外面に設けた積層体において、補強層が少なくともバリア層をもつ補強層を積層した積層体及びそれを用いた袋体の製造方法を提供した(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、合成樹脂製のインフレーションフィルムによる筒状フィルム(チューブ状フィルム)の上下層表面に対して、バリア性を有する薄膜が形成されていると共に、補強層(補強用フィルム)を筒状フィルムにドライラミネート接着剤を介して積層してあることを特徴とするバリヤ性容器形成用の積層フィルムやそれを用いたバリヤ性容器が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−235773号公報
【特許文献2】
特開平11−105180号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、筒状フィルムの内部には、通常、エアーが入っているため、押し付けロールを用いて、筒状フィルムの外面に当該補強材を貼り合わせると、押し付けロールの手前にエアーが溜まるため、張り合わせ面に皺が発生してしまい、外観に劣るだけでなく、皺の部分で補強材の一部が筒状フィルムの外面から浮いた状態となっているため、張り合わせ面の接着強度が弱くなるという問題点がある。
前記の皺の発生を防止するため、押し付けロールの表面を従来の平滑な形状でなく、凹凸形状の押し付けロールを用いて貼り合わせる方法もあるが、かかる方法で貼り合わせると、押し付けロールの凹部において、接着強度が弱く、極端な場合、貼り合わせ面にエアーの通り道が出来てしまうため、補強材が有するバリア性の機能を充分発揮できないという問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは、上記の課題を解決するために、鋭意研究の結果、本発明は、フィルターで微粒子を濾過除去したブローガスを用いて、内面がヒートシール性をもつヒートシール性筒状フィルムをインフレーション法で作製するステップと、前記内面が外気に晒されないように、前記ヒートシール性筒状フィルムを平面状に押しつぶすステップと、前記押しつぶされたヒートシール性筒状フィルムの両外面上に、表面に凹凸形状を形成した押し付けロールで前記ヒートシール性筒状フィルム中に残存するエアーを分散させながら、前記ヒートシール性筒状フィルムよりも軟化温度が高い基材層とヒートシール層を積層する補強材を接着して積層体を形成するステップと、前記補強材を構成する前記ヒートシール層と前記ヒートシール性筒状フィルムとを溶融押出し接着層を介して接着し、前記積層体を形成するステップと、前記積層体の加工方向と平行に、前記積層体の両端部において、前記ヒートシール性筒状フィルムの内部をヒートシールし、ヒートシール部を形成するステップと、クロス方向に前記ヒートシール性筒状フィルムの内部をヒートシールし、ボトムシール部を形成するステップとを備えることを特徴とする袋体を製造したところ、袋体の内面に微生物等の汚染や異物付着がなく、衛生性に優れ、皺がなく、表面に美麗な印刷模様等を形成することができ、外観、バリア性に優れる袋体の製造方法を製造し得ることを見いだすに至った。
上記において、前記ヒートシール性チューブよりも軟化温度が高い基材フィルムと、酸素ガスをバリアするバリア層とを接着層を介してラミネートし、前記補強層を形成するステップを更に備える袋体の製造方法を提供することができる。
また、前記ヒートシール性チューブよりも軟化温度が高い基材フィルムに絵柄層を設けるステップと、前記絵柄層と、酸素ガスをバリアするバリア層とを接着層を介してラミネートし、前記補強層を形成するステップを更に備えることを特徴とする袋体の製造方法を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明の補強材の断面概略図であり、図2は、本発明の積層体の断面概略図であり、図3は、本発明の袋体の模式図であり、図4は、本発明を単列で製袋した場合の配置を示す模式図であり、図6は、本発明の補強材とヒートシール性チューブとを貼り合わせる押出しラミネータ装置の概略図であり、図7は、図6の押出しラミネータ装置で使用する押出しローラの一例を示す模式図である。
【0009】
本発明において、上記のような本発明にかかる積層体、袋体等を構成する材料、その製造方法等について説明すると、まず、図2は、本発明の積層体10の断面概略図であり、図2に示すように、積層体10は、押しつぶして平面状にしたヒートシール性チューブTの外面に溶融押出し樹脂層31を介して、該ヒートシール性チューブより軟化温度が高い補強材5(51及び52)を積層したものである。
次に、図1は、本発明の補強材の断面概略図である。
図1に示すように、補強材5は、外側から印刷絵柄層2を設けた基材フィルム1、1種又は2種以上のバリア層4、ヒートシール層9とを接着層3を介して順次積層したものである。
なお、基材フィルム1、及び、ヒートシール層9は、必須の層であり、印刷絵柄層2、接着層3、及び、バリア層4は、後述するように、必須の層ではなく、適宜必要に応じて設けられる層である。
【0010】
次に、本発明に係るヒートシール性チューブTとしては、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリプロピレンなどの単層チューブばかりでなく、これらまたはこれらとエチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物、ナイロンとの共押出し多層チューブをも使用することができる。
上記のヒートシール性チューブTの厚さとしては、包装袋の使用目的等によって任意であるが、約10〜300μm位が好ましい。
【0011】
本発明に係るヒートシール性チューブTは、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂をサーキュラダイスによる通常のインフレーション法(ブローチューブ)で製膜するが、ブローを行う気体(空気)は、0.5μm以下の微粒子をフィルターで濾過除去して用いる。
更に、気体を窒素ガス又は炭酸ガスなどの不活性ガスを用いることは、ダイスに樹脂の酸化物などの固形物の発生を抑制し、またヒートシール性チューブ内における煙の微粒子を減少させる好ましい効果がある。
【0012】
本発明に係る補強材を構成する基材フィルム1としては、ヒートシール性チューブより軟化温度が高い基材フィルム1であれば制限されず、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアミド(6ナイロン、6,6ナイロン)樹脂、セルロースアセテート樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物等のプラスチックの延伸又は未延伸フィルムないしシ−トや、その他、紙、アルミニウム箔等を使用することができる。
上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、包装袋の使用目的等によって任意であるが、約10〜200μm位が好ましい。
【0013】
本発明に係る補強材を構成するヒートシール層9としては、熱によって溶融し相互に融着し得る樹脂のフィルムないしシートであれば良い。
例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸メチル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンープロピレン共重合体等の樹脂の一種ないしそれ以上からなる樹脂ないしはこれらをフィルム化したシートを使用することができる。
また、その厚さとしては10〜100μm位が好ましく、15〜70μm位がより好ましい。
上記において、補強材にヒートシール層9を設けることによって、補強材5のヒートシール層9とヒートシール性チューブTとを溶融押出し接着層31を介して皺の発生を防止するための凹凸形状の押出しロールで貼り合わせても、補強材5のヒートシール層9と溶融押出し接着層31とヒートシール性チューブTとが熱溶融されるため、補強材5のヒートシール層9とヒートシール性チューブTとが層間剥離することなく、充分な接着強度が得られ、かつ、皺もなく、外観にも優れ、補強材のバリア層の機能も充分に発揮することができるという利点を有する。
【0014】
本発明に係る補強材を構成するバリア層4としては、光バリア性や酸素ガスバリアーを必要とするときは、アルミニウム箔や、例えば、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルムなどに金属アルミニウムの蒸着フィルム(部分蒸着を含む)を用いることができる。
また、バリア層4は、透明な酸素ガスバリア性を必要とする場合、例えば、ポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルム、あるいは、ポリ塩化ビニリデン系樹脂やポリビニルアルコールを主成分とする組成物をコ−ティングした樹脂のフィルム、延伸ポリアミド系樹脂のフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のフィルム、酸化珪素、酸化アルミニウム等の金属酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム等を使用することができる。
上記において、金属、及び、無機酸化物の蒸着膜の膜厚としては、厚さ50〜3000Å位のものを使用することが好ましく、100〜1000Å位のものが望ましい。
本発明において、上記のバリア性を付与する蒸着層を支持する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレイト等のポリエステル系樹脂フィルム、各種ナイロン等のポリアミド系樹脂フィルム、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリブデン樹脂フィルム等のポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリールフタレイト樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、セルロース系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニリデンフィルム、アセタール系樹脂フィルム、フッ素系樹脂、その他等を使用することができる。
なお、本発明においては、特に、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、または、ポリアミド系樹脂のフィルムないしシートを使用することが好ましい。
上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、任意であるが、通常、5〜300μm位が好ましく、10〜100μm位が望ましい。
【0015】
なお、上記の各種の樹脂の1種ないしそれ以上を使用し、その製膜化に際して、例えば、フィルムの加工性、耐熱性、対候性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離形性、難燃性、抗カビ性、電気的特性、強度、その他等を改良、改質する目的で、種々のプラスティック配合剤や添加剤等を添加することができる。
その添加量としては、極微量から数十%まで、その目的に応じて、任意に添加することができる。
上記において、一般的な添加剤としては、例えば、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、染料、顔料等の着色剤、その他等を使用することができ、更には、改質用樹脂等も使用することができる。
【0016】
また、必要に応じて、装飾、内容物の表示、賞味期間の表示、製造者、販売者等の表示、その他等の表示のために、文字、絵柄、図形、記号等の任意の印刷絵柄層2を基材フィルム1の表面、または、裏面に設けることができる。
かかる印刷絵柄層2は、例えば、通常のインキ組成物を使用してオフセット印刷あるいはグラビア印刷、フレキソ印刷、凸版印刷、シルクスクリーン印刷、その他等の通常の印刷法等によって形成することができる。
印刷インキの塗布量は、塗布後の乾燥状態で1〜8μm位が好ましく、2〜3g/m2 がより好ましい。
【0017】
次に、上記の本発明において、上記のような材料を積層して補強材を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、基材フィルム1、1種又は2種以上のバリア層4(中間層)、ヒートシール層9との層間を、例えば、ラミネート用接着剤によるラミネート用接着剤(接着層3)を介して積層するドライラミネーション法、あるいは、溶融押出し接着性樹脂による溶融押出し樹脂層(接着層3)を介して積層する押出しラミネーション法等で行うことができ、中でも、本発明において、ドライラミネーション法が、接着強度に優れ、より好ましいものである。
【0018】
上記において、ラミネート用接着剤としては、例えば、1液、あるいは2液型の硬化ないし非硬化タイプのビニル系、(メタ)アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、エポキシ系、ゴム系、その他等の溶剤型、水性型、あるいは、エマルジョン型等のラミネート用接着剤を使用することができる。
上記のラミネート用接着剤のコーティング方法としては、例えば、ダイレクトグラビアロールコート法、グラビアロールコート法、キスコート法、リバースロールコート法、フォンテン法、トランスファーロールコート法、その他の方法で塗布することができる。
その塗布量としては、0.1〜10g/m2(乾燥状態)位が好ましく、1〜5g/m2(乾燥状態)位がより好ましい。
【0019】
次に、上述したヒートシール性チューブTと補強材5(51および52)とを積層して積層体10を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、例えば、ヒートシール性チューブTと補強材5(51および52)との層間を、溶融押出し接着樹脂による溶融押出し樹脂層31を介して積層する押出しラミネーション法等で行うことができる。
図6は、本発明の補強材とヒートシール性チューブとを貼り合わせる装置の概略図である。図6に示すように、第1工程で第1給紙より前記の補強材51の巻取をセットし、第2給紙より前記のヒートシール性チューブTの巻取をセットし、溶融押出し樹脂層31を介して、補強材51のヒートシール層9とヒートシール性チューブTとを押し付けロールで押し付け、熱融着して貼り合せる。
次に、第2工程で、第1給紙より別の補強材52の巻取をセットし、第2給紙より上記で得られた積層体をセットして、同様にして、溶融押出し樹脂層31を介して、補強材52のヒートシール層9と上記で得られた積層体のヒートシール性チューブTの他方面側とを押し付けロールで押し付け、熱融着して貼り合せ、積層体10を製造することができる。
なお、タンデム機により上記の2工程を1工程にして積層体10を製造することもできる。
なお、前記の押し付けロールとしては、従来のようなロールの表面が平滑でなく、図7に示すように、ロールの表面に凹凸形状を形成したロールを用いて、補強材5(51および52)のヒートシール層9とヒートシール性チューブTとを、ヒートシール性チューブT中に残存するエアーを分散させながら貼り合せることによって、貼り合せ面に気泡を巻き込むのを防止できるという利点がある。
更に、上記で得られた積層体10は、ヒートシール性チューブTと溶融押出し接着樹脂と補強材5(51および52)のヒートシール層9とが熱融着することにより、皺もなく、バリア性を保持しつつ、外観衛生性に優れるものである。
【0020】
上記において、溶融押出樹脂層31としては、熱可塑性樹脂層からなる樹脂層が使用され、基材フィルム1、1種又は2種以上のバリア層4(中間層)、ヒートシール層9との層間を接着するために使用することができる。
具体的には、接着性の溶融押出樹脂層31の材料としては、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、メタロセン触媒を利用して重合したエチレン・αオレフィンとの共重合体樹脂、エチレン・ポリプロピレン共重合体樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸エチル共重合体樹脂、エチレン・メタクリル酸共重合体樹脂、エチレン・メタクリル酸メチル共重合体樹脂、エチレン・マレイン酸共重合体樹脂、アイオノマー樹脂、酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン樹脂に不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物、エステル単量体をグラフト重合、または、共重合した樹脂、無水マレイン酸をポリオレフィン樹脂にグラフト変性した樹脂等を使用することができる。
これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。中でも、本発明において、溶融押出性脂層31に使用する樹脂は、比較的熱溶融温度が低い樹脂が好ましく、具体的には、低密度ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー等を使用することが、ヒートシール性チューブ内部での熱融着を阻止できるという利点を有するため、より好ましいものである。
その樹脂層の厚みとしては、5〜30μm位が好ましい。
本発明において、上述の溶融押出性脂層31を使用することにより、前記の皺防止用の凹凸形状のゴムロールにて貼り合せる場合に、当該ロールに巻き付けられたフィルム原反の貼り合せ面が、凹部であっても熱によって接着可能であり、後工程でヒートシールにより、層間の接着強度を調整可能であるという利点を有する。
これに対し、ラミネート接着剤を用いてドライラミネーションすると、前記の皺防止用の凹凸形状のゴムロールにて貼り合せる際に、当該ロールの凹部に巻き付けられたフィルム原反の貼り合せ面の接着強度が確保されず、また、後工程においてもはや接着強度を調整することができないため、好ましくない。
【0021】
上記のように構成された積層体10は、図2に示すように、補強材51及び他の面に設ける補強材52を同一構成としたり、図示はしないが例えば、いずれか一方をアルミニウム箔を含むメタリック調に、他の面を透明なバリア層(例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニリデンコートフィルム)を使用して、表裏の構成、外観に変化をもたせることができる。
【0022】
本発明に係る積層体10を用いた袋体は、図2に示すように、その端部に断裁位置7を設けて、ヒートシール部6でフィルムの加工方向にヒートシールする。
図3は、本発明の袋体の模式図である。
図3に示すように、本発明の袋体は、クロス方向は、ヒートシール部60でヒートシールすると同時に断裁位置76で積層体を断裁して、ボトムシール部61及び開口部8をもつ袋体を形成できる。そして、断裁位置76は、ヒートシール部61から0.5〜2mm程度、離れた位置に設けて、ボトムシール部をヒートシール部60に、開口部8を断裁位置71に形成する。
【0023】
図4は、本発明の積層体10を用いて、単列で製袋した場合の配置を示す模式図である。
図4に示すように、本発明の積層体10は、積層体の加工方向に設けるヒートシール部6とヒートシール部66でヒートシールし、端部の断裁位置7と断裁位置76で断裁して包装袋を形成することができる。
図示しないが、もちろん、積層体の加工方向に設けるヒートシール部66、及び断裁位置76を増加して、多列の加工ができることはいうまでもない。
【0024】
本発明において、上記のようにして製造した袋体の内容物としては、例えば、インクジェットノズル、カメラのレンズ、CDのピックアップレンズ、VTRヘッド等の機械部品、ハードディスク、シリコンウェハー、IC・LSI等の電子部品に代表される細かい部分に塵埃等の異物が詰まり、輸送中の衝撃等に付着した異物により傷を受けやすく、それによって性能劣化しやすい精密機器の部品類等が挙げられる。
更に、袋体の内容物としては、例えば、宇宙空間で行った実験で作成したサンプル等にも使用できる。
袋体の内容物が、外部からの塵埃等の異物が付着しない状態で、かつ、アルミ箔仕様の袋体であれば、空気に触れることなく、汚染されることなく、地球に持ち帰り、かつ持ち運びも可能である。
また、本発明にかかる袋体は、上記の精密機器の部品類のような物品の他に、例えば、菓子、調味料類、ス−プ類、果汁類、その他等の飲食品、純水、錠剤、粉薬、リンゲル液、輸血液等の医薬品、その他等の種々の固形物、液状、粘体状の物品が挙げられる。
【0025】
上記のように製造された積層体10は、ヒートシール性チューブの製膜時から、製袋を完了するまで、内面となるヒートシール面を外気に晒されることはなく、微生物等の汚染や異物付着を防止することができ、衛生性に優れるものである。
また、積層体10を構成する補強材が、少なくとも、基材層およびヒートシール層を順次積層した積層フィルムからなり、前記の筒状フィルムと補強材のヒートシール層との層間が、溶融押出し樹脂層を介して積層されることにより、貼合わせ面に皺がなく、表面に美麗な印刷模様等を形成することができ、外観、層間強度、バリア性等に優れるものである。
更に、上記の積層体の周辺をヒートシールして製造された袋体は、断裁して、開口部を設け、内容物を充填するまで外気に晒されることがないため、本発明の袋体への内容物の充填をクリーンルームで行うことにより、少なくとも袋体の内面に微生物等の汚染や異物付着がなく、衛生的なものであり、更に、上記の積層体を使用することにより、皺がなく、表面に美麗な印刷模様等を形成することができ、外観、バリア性等に優れるものである。
【0026】
【実施例】
以下、本発明の詳細を実施例について更に説明する。
(実施例1)図1に示すように、厚み15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(基材フィルム1)の、グラビア印刷で絵柄層2を設けた面と、厚み7μmのアルミニウム箔(バリア層4)と、厚み25μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(ヒートシール層9)とを順次積層し、各層間をポリエステル・イソシアネート系の接着剤(接着層3)を用いてドライラミネーションして補強材51及び同一構成の補強層52を形成した。
一方、0.5μmのフィルター濾過したブローガスを用いて、所謂インフレーション方法で、両面コロナ放電処理を施した厚み40μmの直鎖状低密度ポリエチレンチューブ(ヒートシール性チューブT)を作製した。
【0027】
そして、図6に示すような貼り合せ装置にて、上記補強材51の直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(ヒートシール層9)の側と、ヒートシール性チューブTの一方の側とを、溶融ポリエチレン樹脂(溶融押出し樹脂層31)を介して、図7に示すような凹凸形成の押し付けローラ(溝巾5mm、溝深さ4mm、斜め平行溝間隔50mm)にて、押出しラミネーション法により積層した。
次いで、上記と同様に補強材52の直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(ヒートシール層9)の側とヒートシール性チューブTの他方の側とを同様に凹凸形成の押し付けローラを用いて、押出しラミネーション法を行い、本発明に係る積層体10を構成した。
なお、この押出しラミネーションは、押し出し温度305℃で実施した。
【0028】
次に、積層体10を製袋機に取り付けて図2に示すように、その両端部にヒートシール部6を設けて断裁位置7で切断する。
更に図3に示すように袋体のボトムシールとなるヒートシール部60を形成し、該ヒートシール部から0.5mmに設けた断裁位置76で切断して、(ボトムシール部61)を設けると同時に開口部8を設けて、外寸、200mm×140mm、シール巾10mmの本発明に係る袋体を作製した。
【0029】
上記で得られた三方製袋体に、精製寒天末を収納し、その後端縁シール領域にてヒートシールして端縁シール部を形成して袋を密封することにより包装体が得られた。
上記で製造した包装体は、少なくとも袋体の内面に微生物等の汚染や異物付着がなく、衛生的なものであり、皺がなく、表面に美麗な印刷模様等を形成することができ、外観、層間強度、バリア性等に優れるものであった。
【0030】
(比較例1)
図5に示すように、実施例1で使用した補強材5の直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(ヒートシール層9)を使用しない以外は、実施例1の材料、製造方法にて比較例1に係る補強材5を作製した。
即ち、厚み15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(基材フィルム1)の、グラビア印刷で絵柄層2を設けた面と、厚み7μmのアルミニウム箔(バリア層4)と順次積層し、各層間をポリエステル・イソシアネート系の接着剤(接着層3)を用いてドライラミネーションして補強材51及び同一構成の補強材52を作製した。
次いで、実施例1と同様にして補強材52のアルミニウム箔(バリア層4)の側と実施例1と同じヒートシール性チューブTとの他方の側とを同様に凹凸形成の押し付けローラを用いて、押出しラミネーション法を行い、比較例1の積層体10を構成した。
なお、この押出しラミネーションは、押し出し温度305℃で実施した。
【0031】
次に、比較例1の積層体10を製袋機に取り付けて図2に示すように、実施例1と同様にしてその両端部にヒートシール部6を設けて断裁位置7で切断した。
更に、図3に示すように、実施例1と同様にして、袋体のボトムシールとなるヒートシール部60を形成し、該ヒートシール部のから0.5mmに設けた断裁位置76で切断して、(ボトムシール部61)を設けると同時に開口部8を設けて、外寸、200mm×140mm、シール巾10mmの比較例1の袋体を作製した。
【0032】
(比較例2)
実施例1で使用した補強材5のみを使用して、実施例1と同様にして、外寸、200mm×140mm、シール巾10mmの比較例2の袋体を作製した。
【0033】
(実験1:水蒸気透過量テスト)
実施例1、比較例1、及び、比較例2で得られた三方製袋体を5袋ずつ、水分測定用の塩化カルシウム100gを収納し、温度140℃、シール圧98kPa、シール時間1.0秒にてヒートシールし、四方シールの袋体を得た。
上記で得られた袋体を温度40℃、90%R.H.の環境下で2週間保管した後、保管前と2週間保管後の袋体の重量を測定し、1袋当たりの水蒸気透過量を測定した。結果を表1に示す。
【0034】
(実験結果)
【表1】
【0035】
(実験2:粒子数測定)
クリーンルームで実施例1、比較例1、及び、比較例2の各袋体にクリーン水を100ml封入し、10分間振盪後において、開封し取り出した水に含まれる粒子数を液中パーティクルカウンターで計数した各サイズの個数を単位面積(個/cm2 )に換算して表2に示す。
【0036】
(実験結果)
【表2】
【0037】
上記の表1に示すテスト結果から明らかなように、実施例1にかかる袋体は、比較例1と比較して、補強材のヒートシール層とヒートシール性チューブTとを溶融押出し樹脂層を介して熱融着しているため、水蒸気のバリア性に優れていることがわかる。
また、実施例1にかかる袋体は、凹凸形状の押し付けロールの凹部分で、フィルムが貼り合わされていないにもかかわらず、実施例1で使用した補強材5のみを用いて袋体を製造した比較例2と比較して、遜色ないバリア性が得られたことから、補強材のバリア性の機能を十分に発現できていることがわかる。
また、実施例1にかかる袋体は、比較例2と比較して、ヒートシール性をもつ筒状フィルムの外面に、該筒状フィルムより熱軟化温度の高い補強材を設ける構成であるため、フィルムの内面が外気に晒されることなく、特に生物的に汚染された粉塵等の異物などが混入せず、衛生性に優れることがわかる。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、ヒートシール性をもつヒートシール性チューブTの外面に、ヒートシール性チューブTより熱軟化温度の高い補強材を設ける積層体であって、前記の補強材5が、少なくとも、基材層およびヒートシール層を順次積層した積層フィルムからなり、前記のヒートシール性チューブTと補強材5のヒートシール層との層間が、互いにヒートシール可能な溶融押出し樹脂層を介して積層されることを特徴とする積層体を製造し、これを用いて所望のサイズで周辺をヒートシールして形成して、更に、内容物として、機械部品、電子部品等の精密機器の部品類、宇宙空間での実験用サンプル、飲食品、リンゲル液、輸血液等の医薬品、その他等の種々の固形物、液状、粘体状の物品等を収納ないし充填して袋体を製造したところ、少なくとも袋体の内面に微生物等の汚染や異物混入することなく流通でき、衛生的に優れ、皺がなく、表面に美麗な印刷模様等を形成することができ、外観、バリア性等に優れる袋体を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補強材の断面概略図である。
【図2】本発明の積層体の断面概略図である。
【図3】本発明の袋体の模式図である。
【図4】本発明を単列で製袋した場合の配置を示す模式図である。
【図5】比較例1の積層体の断面概略図である。
【図6】押出しラミネータの概略図である。
【図7】図6の押出しラミネータで使用する凹凸ロールの一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 基材フィルム
2 絵柄印刷層
3 接着層
31 溶融押出し樹脂層
4 バリア層
5、51、52 補強材
6 ヒートシール部
61 ボトムシール部
7、76 断裁位置
8 開口部
9 ヒートシール層
10 積層体
20 袋体
T ヒートシール性チューブ
F 流れ方向
m 溝(凹部)
L 溝間隔(ピッチ)
100 押出しラミネータ
101 第一給紙
102 第二給紙
105 巻取り部
106 Tダイス
131 押し付けロール(ゴムロール)
132 平滑ロール(冷却ロール)
Claims (3)
- フィルターで微粒子を濾過除去したブローガスを用いて、内面がヒートシール性をもつヒートシール性筒状フィルムをインフレーション法で作製するステップと、
前記内面が外気に晒されないように、前記ヒートシール性筒状フィルムを平面状に押しつぶすステップと、
前記押しつぶされたヒートシール性筒状フィルムの両外面上に、表面に凹凸形状を形成した押し付けロールで前記ヒートシール性筒状フィルム中に残存するエアーを分散させながら、前記ヒートシール性筒状フィルムよりも軟化温度が高い基材層とヒートシール層を積層する補強材を接着して積層体を形成するステップと、
前記補強材を構成する前記ヒートシール層と前記ヒートシール性筒状フィルムとを溶融押出し接着層を介して接着し、前記積層体を形成するステップと、
前記積層体の加工方向と平行に、前記積層体の両端部において、前記ヒートシール性筒状フィルムの内部をヒートシールし、ヒートシール部を形成するステップと、
クロス方向に前記ヒートシール性筒状フィルムの内部をヒートシールし、ボトムシール部を形成するステップ
とを備えることを特徴とする袋体の製造方法。 - 前記ヒートシール性筒状フィルムよりも軟化温度が高い基材フィルムと、酸素ガスをバリアするバリア層とを接着層を介してラミネートし、前記補強層を形成するステップを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の袋体の製造方法。
- 前記ヒートシール性筒状フィルムよりも軟化温度が高い基材フィルムに絵柄層を設けるステップと、
前記絵柄層と、酸素ガスをバリアするバリア層とを接着層を介してラミネートし、前記補強層を形成するステップを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の袋体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002304760A JP4287122B2 (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 袋体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002304760A JP4287122B2 (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 袋体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004136592A JP2004136592A (ja) | 2004-05-13 |
JP4287122B2 true JP4287122B2 (ja) | 2009-07-01 |
Family
ID=32452087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002304760A Expired - Lifetime JP4287122B2 (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 袋体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4287122B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007203536A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Dainippon Printing Co Ltd | 積層体およびそれを用いた包装袋 |
JP4839935B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2011-12-21 | 大日本印刷株式会社 | 包装袋およびその製造方法 |
JP2010234628A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 積層体およびこれを用いた包装袋 |
CN113997665B (zh) * | 2021-10-15 | 2023-09-01 | 江苏利特尔绿色包装股份有限公司 | 一种同质化烯烃类包装自立袋及其制备方法 |
CN115973603B (zh) * | 2023-01-10 | 2023-08-29 | 浙江迪弗莱包装科技股份有限公司 | 一种快速放气气柱袋及气柱袋生产工艺 |
-
2002
- 2002-10-18 JP JP2002304760A patent/JP4287122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004136592A (ja) | 2004-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1749655B1 (en) | Multilayer Coextruded Films Including Frangible Intralaminar Bonding Forces | |
JP7471284B2 (ja) | 剛性が向上したリサイクル可能なpe包装用フィルム | |
JP2007515511A (ja) | シクロオレフィンコポリマーのヒートシール可能なフィルムおよびそれを含む包装 | |
JP4763005B2 (ja) | 積層体 | |
JP4287122B2 (ja) | 袋体の製造方法 | |
JP4673386B2 (ja) | 包装材料の巻き取り体 | |
JP2019104501A (ja) | 包装用積層体 | |
JP4147061B2 (ja) | 積層体 | |
JP4142411B2 (ja) | 包装材料の巻き取り体の製造方法 | |
JP4240992B2 (ja) | 積層体の製造方法 | |
JP2006044714A (ja) | 自立袋 | |
JP3998286B2 (ja) | 包装材 | |
JP3898265B2 (ja) | 積層体及びそれを用いた袋体の製造方法 | |
JP4839935B2 (ja) | 包装袋およびその製造方法 | |
JP2007203536A (ja) | 積層体およびそれを用いた包装袋 | |
KR20090004739A (ko) | 다층 시트, 용기 및 포장체 | |
JP4427834B2 (ja) | スタンディングパウチ用積層フィルム | |
JP2010234628A (ja) | 積層体およびこれを用いた包装袋 | |
JPH11320739A (ja) | ガスバリア性多層ヒートシールフィルムとそれを用いた袋体 | |
JP2006198878A (ja) | パン包装用共押出多層フィルム、パン包装用ラミネートフィルムおよびパン包装方法 | |
JP4464950B2 (ja) | 袋体の製造装置 | |
JP4405999B2 (ja) | 袋体 | |
JP4495912B2 (ja) | 多層フィルムおよび容器 | |
JP2001031047A (ja) | 食品包装容器 | |
JP2004284126A (ja) | 積層体およびそれを用いた包装容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090304 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090326 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403 Year of fee payment: 5 |