JP4285496B2 - 軸受け支持構造および自動原稿搬送装置 - Google Patents

軸受け支持構造および自動原稿搬送装置 Download PDF

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Description

本発明は、コピー機やファクシミリ装置等の自動原稿搬送装置に適用可能な軸受け支持構造、およびそれを用いた自動原稿搬送装置に関する。
従来よりこの種の自動原稿搬送装置では、金属性(例えばSUS材)の板バネの一端側および他端側をそれぞれセパレートローラ回転軸およびプレスローラ回転軸に当接させることにより、板バネを介してセパレートローラ回転軸とプレスローラ回転軸との相互間の電気的導通を取っている。
その際、セパレートローラ回転軸は常に回転するため、そのセパレートローラ回転軸に板バネを直接当接させると、異音(こすれ音)が発生するため、導電性の軸受けを介して板バネとセパレートローラ回転軸とを当接させている。
より詳細には、軸受けがセパレートローラ回転軸の軸方向に移動しない様に、セパレートローラ回転軸にEリング溝を間隔をあけて2つ設け、各溝間に軸受けを配置して、各溝にEリングを填めることで、それらEリングにより軸受けの軸方向の移動を規制している。
尚、この様な軸受け支持構造に関連する先行技術として特許文献1が知られている。
特開2004−67374号公報
しかしながら、上記の様なEリングを用いて軸受けの軸方向の移動を規制する構造では、構造が複雑となり(即ち部品数が増加し)、且つEリングの組付作業に手間が掛かるので、コスト高になるという欠点がある。
そこで、この発明の課題は、簡単な構造で且つ組付容易に、軸受けの軸方向の移動を規制した状態で組み付ける事ができる軸受け支持構造を提供すると共に、その軸受け支持構造を用いた自動原稿搬送装置を提供することにある。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の軸受け支持構造は、回転自在に設けられた回転軸と、その外周にフランジ部が突出形成され、その内部に前記回転軸が回転自在に挿通される筒状の軸受けと、その一端側が前記軸受けを着脱自在に巻き込む様に曲成されると共に、その一端側に前記軸受けの前記フランジ部が嵌合するスリットが形成された板バネと、を備え、前記回転軸と前記軸受けと前記板バネとが電気的に導通されているものである。
請求項2に記載の軸受け支持構造は、前記軸受けは、導電性部材により形成されるものである。
請求項3に記載の自動原稿搬送装置は、請求項1または請求項2に記載の軸受け支持構造を用いた自動原稿搬送装置であって、前記回転軸は、原稿を一枚ずつ給紙するためのセパレートローラが装着されたセパレートローラ回転軸であり、回転自在に配設された前記セパレートローラ回転軸と、回転自在に配設され、前記セパレートローラにより給紙された原稿を搬送する搬送ローラに圧接して従動回転するプレスローラが装着されたプレスローラ回転軸と、前記セパレートローラ回転軸に装着された前記軸受けと、その一端側が前記軸受け支持構造に基づいて前記軸受けに組み付けられると共に、その他端側が前記プレスローラ回転軸に導電状に当接する様に配設された前記板バネと、を備えるものである。
請求項1に記載の発明によれば、回転自在に設けられた回転軸と、その外周にフランジ部が突出形成されその内部に前記回転軸が回転自在に挿通される筒状の軸受けと、その一端側が前記軸受けを着脱自在に巻き込む様に曲成されると共にその一端側に前記軸受けの前記フランジ部が嵌合するスリットが形成された板バネとを備えた構成なので、簡単な構造で且つ組付容易に、軸受けの軸方向の移動を規制した状態で板バネを軸受けに組み付ける事ができる。
また、回転軸と軸受けと板バネとが電気的に導通されているので、板バネと回転軸との相互間の電気的導通を確保できる。
請求項2に記載の発明によれば、軸受けは導通性部材により形成されるので、簡単な手法で軸受けに導通性能を持たす事ができて、板バネと回転軸との相互間の電気的導通を確保できる。
請求項3に記載の発明によれば、回転自在に配設され、原稿を一枚ずつ給紙するためのセパレートローラが装着されたセパレートローラ回転軸と、回転自在に配設され、前記セパレートローラにより給紙された原稿を搬送する搬送ローラに圧接して従動回転するプレスローラが装着されたプレスローラ回転軸と、前記セパレートローラ回転軸に装着された前記軸受けと、その一端側が前記軸受け支持構造に基づいて前記軸受けに組み付けられると共に、その他端側が前記プレスローラ回転軸に導電状に当接する様に配設された前記板バネとを備えた構成なので、上記同様、簡単な構造で且つ組付容易に軸受けの軸方向の移動を規制した状態で板バネを軸受けに組み付ける事ができると共に、板バネを介してセパレートローラ回転軸とプレスローラ回転軸との相互間の電気的導通を確保できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る軸受け支持構造を用いた自動原稿搬送装置を搭載したファクシミリ装置の斜視図である。
このファクシミリ装置1は、受信内容等を記憶する記録部2の上方に、送信内容等を読み取る読取部3が配置され、記録部2には記録装置(不図示)および給紙カセット4がそれぞれ上下に内装されており、給紙カセット4内に載置された用紙を前記記録装置へ給紙して、その用紙に前記記憶装置に記憶された受信内容等を記録して、その記録された用紙紙を記録紙排出トレイ5へ排出するように構成されている。
また、読取ケース7の上方には、その一辺を中心として開閉可能に構成される原稿押さえカバー9(図1参照)が配置され、該原稿押さえカバー9により静止原稿載置面6上に載置された原稿Dを上方から押さえる構造になっている。
また、原稿押さえカバー9の一端部上には、原稿Dを自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF装置)10が設けられている。
また、読取ケース7の一側部にはキーパネル15(図1参照)が付設され、該キーパネル15の各種操作キーを操作することにより、原稿内容の読み取りを行ったり、読み取った内容をファクシミリ送信する際の送信先の設定を行ったり、受信内容や読み取った内容の記録装置3による記録を行ったりするように構成されている。
次に、読取部3は、図2の様に、上面6が透明状の静止原稿載置面として構成された読取ケース7内に読取装置8を収納しており、該静止原稿載置面6上に載置された原稿Dを該読取装置8により走査して、原稿Dの読み取りを行うように構成されている。ここでは、読取部3は、読取装置8を走査させて静止原稿Dを読み取るフラットベッドタイプのスキャナとして用いると共に、読取装置8を位置固定して原稿Dを給送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いることができるように構成されている。
自動原稿搬送装置10は、給紙装置11と搬送装置12とを備えており、原稿供給トレイ13に載置した原稿Dを、給紙装置11により一枚ずつピックアップして、搬送装置12により静止原稿載置面6の一側部へ搬送し、読取装置8により原稿内容を読み取った後に、原稿押さえカバー9の上面に形成される原稿排出トレイ14へ排出するように構成されている。
この自動原稿搬送装置10は、原稿押さえカバー9の一端部上に配設されており、ケース50と、ケース50の外側面に配置された原稿供給トレイ13と、ケース50内に収容配設され、原稿供給トレイ13上に載置された原稿Dを一枚ずつピックアップする給紙装置11と、ケース50内に収容配設され、給紙装置11によりピックアップされた原稿Dを読取部3の原稿読取面30上を通過する様に搬送し、原稿押さえカバー9の上面に形成された原稿排出トレイ14に排出する搬送装置12とを備える。
給紙装置11は、回転駆動自在に配置されたセパレートローラ回転軸18aと、セパレートローラ回転軸18aに装着されたセパレートローラ18と、セパレートローラ18の両側方に位置されると共に、セパレートローラ回転軸18aに、その軸周りに相対回動自在で、かつ軸方向に移動規制状態に支持された1対のアーム部材19,20(図3参照)と、両アーム部材19,20の先端部間にわたって回転自在に支持されたピックアップローラ21等で構成されている。なお、本実施の形態においては、両アーム部材19,20は側縁側に設けられた連結壁部22によって互いに一体に連結されており、セパレートローラ回転軸18aの軸周りに回動可能な揺動ハウジング23を構成している。
また、セパレートローラ回転軸18aには、図示省略のトーションバネが套嵌状に装着され、該トーションバネの一端部は、一方のアーム部材19に係止し、他端部は自動原稿搬送装置10のケース50の後述のカバー部50b側に係止した構造とされている。そして、前記トーションバネは、揺動ハウジング23を上向回動するように付勢しており、これによりピックアップローラ21も一体的に上向回動するように付勢され、給紙装置11の停止状態において、ピックアップローラ21は図2の実線で示される上方位置で待機する待機状態とされている。また、セパレートローラ18に対し、その下方に配置された分離パッド25側が所定の圧力で圧接されている。
次に、搬送装置12は、回転駆動自在に配置された搬送ローラ回転軸27aに装着された搬送ローラ27と、それぞれ回転自在に配置されたプレスローラ回転軸28a,29aに装着され、搬送ローラ27と圧接して従動回転する第1プレスローラ28および第2プレスローラ29と、回転駆動自在に配置された回転軸31aに装着された排出ローラ31と、回転自在に配置された回転軸32aに装着され、排出ローラ31に圧接して従動回転する第3プレスローラ32とを備える。各ローラ28,29,32はケース50側に配設されているが、排出ローラ31は原稿押さえカバー9側に配設されている。
この自動原稿搬送装置10では、原稿供給トレイ13に原稿Dが載置されたことを図示省略の検出手段で検出されると、セパレートローラ回転軸18aが回転駆動される。セパレートローラ回転軸18aが回転駆動されると、セパレートローラ回転軸18aの回転に伴ってセパレートローラ18が紙搬送方向に沿った図2の矢印方向に回転すると共に、前記トーションバネの付勢力に抗して揺動ハウジング23が下向回動する。これに伴ってピックアップローラ21も下向回動して原稿Dの上面に圧接される。
この原稿Dの上面に対するピックアップローラ21の圧接により、ピックアップローラ21の下向回動動作が停止され、その後、ピックアップローラ21は紙搬送方向に沿った仮想線の矢印方向へ回転を開始する。そして、ピックアップローラ21の回転により最上層の原稿Dがセパレートローラ18と分離パッド25との間に繰り出され、セパレートローラ18の回転に伴って搬送経路26の下流側へ搬送される。
その後、原稿Dが下流側の搬送ローラ27の位置に到着したことが図示省略の検出手段により検出されると、回転駆動される搬送ローラ27と該搬送ローラ27に圧接されて従動回転する第1プレスローラ28によりさらに搬送経路26の下流側に搬送される。この際、セパレートローラ18による原稿Dの搬送速度よりも搬送ローラ27による原稿Dの搬送速度の方がより高速に設定されており、原稿Dが搬送ローラ27により搬送を開始されると、セパレートローラ18には引張力が作用することになる。そして、セパレートローラ18に対し、原稿Dによる引張力が作用すると、各セパレートローラ18やピックアップローラ21にそれぞれ備えられたワンウェイ機構(不図示)によりセパレートローラ18やピックアップローラ21は空転状態となる。
その後、原稿Dは搬送経路26に沿って案内され、第2プレスローラ29位置を経由して、ガラス等の透明部材で構成される読取部3の原稿読取面30上を通過する。この原稿読取面30上を原稿Dが通過するタイミングを図示省略の検出手段により検出し、読取ケース7内の読取装置8により原稿Dの内容が原稿読取面30を通じて読み取られ、その後、排出ローラ31および第3プレスローラ32により排出経路33を通じて原稿排出トレイ14へ排出される。
一方、搬送ローラ27により搬送される原稿Dの後端がセパレートローラ18およびピックアップローラ21の下流側へ搬送されると、セパレートローラ18およびピックアップローラ21の回転速度は初期の速度へ戻り、原稿供給トレイ13に積載された原稿Dを再度繰り出し、前述同様の動作を繰り返す。そして、原稿供給トレイ13に積載された原稿Dが全て繰り出されて原稿排出トレイ14へ排出されると、自動原稿搬送装置10はその動作を停止する。
ところで、この実施の形態では、自動原稿搬送装置10のケース50は、図2の様に、ケース本体50aと、ケース本体50aの上面においてその上面の一辺Pを中心として開閉可能に構成されたカバー部50bとに分離構成される。そしてケース本体50a側に、原稿供給トレイ13および第1プレスローラ28を除く搬送装置12が配設され、カバー部50bの内側面に給紙装置11および搬送装置26の第1プレスローラ28が配設されている。そしてカバー部50bを閉じることにより、上記の各構成部品の配置関係が図2の様な配置関係となる。
図3は、カバー部50bの内側面の主要部品の配設状態を示した概略斜視図である。
図3の様に、カバー部50bの内側面には、セパレートローラ回転軸18aを回転自在に支持する支持部51およびセパレートローラ回転軸18aを回転自在に当接保持する保持部52が立設されている。そしてセパレートローラ回転軸18aは、支持部51に設けられた軸通孔51aに軸受け53aを介して軸通されることで支持部51により回転自在に支持されると共に、保持部52の上部に形成された凹部に軸受け53bを介してセパレートローラ回転軸18aを嵌合することで保持部52により回転自在に当接保持されている。
また、カバー部50bの内側面には、プレスローラ回転軸28aを回転自在に支持する支持部55が立設されている。そしてプレストローラ回転軸28aは、支持部55に設けられた軸通孔55aに軸通されることで回転自在に支持される。
また、カバー部50bの内側面には、セパレートローラ回転軸18aとプレスローラ回転軸28aとの相互間の電気的導通を取るための軸間導通部品70(図5参照)が配設されている。
軸間導通部品70は、それぞれ導電性部材により形成された軸受け71と板バネ(導電用板バネ)72とから構成される。
軸受け71は、図4および図5の様に、筒状の軸受け本体71aの外周にフランジ部71bが突出形成されており、その内部にセパレートローラ回転軸18aが回転自在に挿通される。
板バネ72は、図5の様に、例えば細長矩形状に形成されており、その一端側72eが軸受け71を着脱自在に巻き込む様に弧状に曲成され(より詳細には、図6を参照して、その一端側72eが他端側72fに円弧状に曲げ返されると共にその一端側72eの先端72gが外側に屈曲状に折り返される様に形成され)、且つその一端側72eに軸受け71のフランジ部71bが嵌合するスリット72hが形成されている。
この板バネ72は、その中央部72aがカバー部50bに固定され(ここではその中央部72aに孔72c(図6参照)が形成され、その孔72cを介してカバー部50bの取付部50cにネジ72dでネジ固定され)、その一端側72eが、セパレートローラ回転軸18aに装着された軸受け71をその一端側72eのスリット72hと軸受け71のフランジ部71bとが嵌合するように巻き込み、その他端側72fがプレスローラ回転軸28aに導電状に当接され(ここでは、プレスローラ回転軸28aの下側から板バネ72の弾性力により導電状に当接され)る様にして、カバー部50bに配設されている。
尚、図5では、板バネ72は、カバー部50bの内側面の凹凸に応じて折曲しているが、カバー部50bの内側面の凹凸に応じて予め屈曲させておいてもよく、または図6の様に屈曲していない板バネ72を準備し、板バネ72の中央部72aをカバー部50bの取付部にネジ固定する際に、図5の様に板バネ72をカバー部50bの内側面の凹凸に応じて折曲させてもよい。
この軸間導通部品70(板バネ72および軸受け71)の組み付け方の一例を説明する。
まずセパレートローラ回転軸18aを上記の様にカバー部50bの内側面に配設する際に、セパレートローラ回転軸18aの外周に軸受け71を装着しておく。
そしてセパレートローラ回転軸18aおよびプレスローラ回転軸28aがカバー部50bの内側面に上記の様に配設された状態で、板バネ72の他端側72fをプレスローラ回転軸28aの下側に潜り込ませておき(図5参照)、そして板バネ72の一端側72eの弧状の曲成部分を(例えば先端72gを外側に押し上げることで)径拡大方向に弾性的に広げて、その曲成部分内に、軸受け71のフランジ部71bが板バネ72のスリット72hに嵌合する様にして、セパレートローラ回転軸18aに装着された軸受け71を巻き込ませる。そしてこの状態で、板バネ72の中央部72aをカバー部50bの取付部50cにネジ固定する。この様にしてカバー部50bに軸間導通部品70が組み付けられる。
この取付状態では、軸受け71のフランジ部71bと板バネ72のスリット72hとの嵌合により軸受け71は軸方向の移動が規制される。そして、板バネ72の一端側72e側では、板バネ72により、軸受け71を介してセパレートローラ回転軸18aが回転自在且つ導電状に支持され、他方、板バネ72の他端側72f側では、プレスローラ回転軸28aが回転自在且つ導電状に板バネ72と当接している。
尚、ケース本体50a側には、セパレートローラ回転軸18aのアースを取るためのアース回路(不図示)が設けられている。そしてカバー部50bを閉じると、カバー部50bに配設されたセパレートローラ回転軸18aの一部(例えば一端部18b(図3参照))がケース本体50a側の前記アース回路の所定の当接部に導電状に当接して、セパレートローラ回転軸18aが前記アース回路を介してアースされると共に、そのセパレートローラ回転軸18aと軸間導通部品70を介して電気的に導通しているプレスローラ回転軸28aもアースされる。尚、ここでは、セパレートローラ回転軸18aおよびプレスローラ回転軸28aは、導電性部材で形成されている。
以上の様に構成されたファクシミリ装置1によれば、回転自在に配設されたセパレートローラ回転軸18aと、その外周にフランジ部71bが突出形成されその内部にセパレートローラ回転軸18aが回転自在に挿通される筒状の軸受け71と、その一端側72eが軸受け71を着脱自在に巻き込む様に曲成されると共にその一端側72eに軸受け71のフランジ部71bが嵌合するスリット72hが形成された板バネ72とを備えた構成なので、簡単な構造で且つ組付容易に、軸受け71の軸方向の移動を規制した状態で、板バネ72をセパレートローラ回転軸18aに装着された軸受け71に組み付ける事ができる。
また、セパレートローラ回転軸18aと軸受け71と板バネ72とが電気的に導通されているので、板バネ72とセパレートローラ回転軸18aとの相互間の電気的導通を確保できる。
また、軸受け71は導通性部材により形成されるので、簡単な手法で軸受けに導通性能を持たす事ができて、板バネ72とセパレートローラ回転軸18aとの相互間の電気的導通を確保できる。
また、回転自在に配設され、原稿を一枚ずつ給紙するためのセパレートローラ18が装着されたセパレートローラ回転軸18aと、回転自在に配設され、セパレートローラ18により給紙された原稿を搬送する搬送ローラ27に圧接して従動回転する第1プレスローラ28が装着されたプレスローラ回転軸28aと、セパレートローラ回転軸18aに装着された軸受け71と、その一端側72eが上記の様にして軸受け71に組み付けられると共に、その他端側72fがプレスローラ回転軸28aに導電状に当接する様に配設された板バネ72とを備えた構成なので、上記同様、簡単な構造で且つ組付容易に軸受け71の軸方向の移動を規制した状態で板バネ72を軸受け71に組み付ける事ができると共に、板バネ72を介してセパレートローラ回転軸28aとプレスローラ回転軸18aとの相互間の電気的導通を確保できる。
本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の斜視図である。 図1のファクシミリ装置における自動原稿搬送装置の断面概略図である。 自動原稿搬送装置のカバー部の内側面の部品配設状態を示した概略斜視図である。 本発明に係る軸受け支持構造を構成する受け軸の側面視図である。 本発明に係る軸受け支持構造を構成する板バネの配設状態を示した斜視図である。 本発明に係る軸受け支持構造を構成する板バネの斜視図である。
符号の説明
10 自動原稿搬送装置
18a セパレートローラ回転軸
28a プレスローラ回転軸
50 ケース
50a ケース本体
50b カバー部
70 軸間導通部品
71 軸受け
71a 軸受け本体
71b フランジ部
72 板バネ
72e 一端側
72f 他端側
72g 一端側の先端
72h スリット

Claims (3)

  1. 回転自在に設けられた回転軸と、
    その外周にフランジ部が突出形成され、その内部に前記回転軸が回転自在に挿通される筒状の軸受けと、
    その一端側が前記軸受けを着脱自在に巻き込む様に曲成されると共に、その一端側に前記軸受けの前記フランジ部が嵌合するスリットが形成された板バネと、
    を備え、前記回転軸と前記軸受けと前記板バネとが電気的に導通されていることを特徴とする軸受け支持構造。
  2. 前記軸受けは、導電性部材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の軸受け支持構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の軸受け支持構造を用いた自動原稿搬送装置であって、
    前記回転軸は、原稿を一枚ずつ給紙するためのセパレートローラが装着されたセパレートローラ回転軸であり、
    回転自在に配設された前記セパレートローラ回転軸と、
    回転自在に配設され、前記セパレートローラにより給紙された原稿を搬送する搬送ローラに圧接して従動回転するプレスローラが装着されたプレスローラ回転軸と、
    前記セパレートローラ回転軸に装着された前記軸受けと、
    その一端側が前記軸受け支持構造に基づいて前記軸受けに組み付けられると共に、その他端側が前記プレスローラ回転軸に導電状に当接する様に配設された前記板バネと、
    を備えることを特徴とする自動原稿搬送装置。
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