JP4285274B2 - 作物選別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収穫した人参や大根等を重量や形状毎に選別する作物選別装置に関するものである。
上記の技術分野に関して、例えば特開平6−70732号公報には、洗浄した作物を選別装置まで搬送し、選別装置で搬送されながら重量毎に選別し、選別装置の搬送方向左右一側に回収する技術が開示されている。
特開平6−70732号公報
上記作物選別装置は納屋や倉庫といった屋内に設置するのが通常であるが、特許文献1の選別装置においては、限られたスペースの屋内に選別装置を備える時に、配置する場所や向きが限られてしまうという欠点が生じていた。
とりわけ、選別能率を向上させるために選別装置の搬送手段を複数設けようとしたときに、搬送手段毎に選別した作物を回収するよう構成すると、その分スペースが必要になりさらに配置し難いものになる。
本発明は、選別装置を屋内に設けるときに、選別装置で選別される作物を回収する作業者にとって、より回収しやすい場所に配置できるようにすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために次の技術的手段を用いる。
すなわち、請求項1記載の発明は、作物を貯留する貯留タンク(E)を設け、該貯留タンク(E)に貯留された作物を搬送する昇降装置(F)を設け、該昇降装置(F)から供給される作物を整列させながら搬送する整列装置(G)を設け、該整列装置(G)から作物の供給を受けて作物を搬送すると共に搬送中の作物を選別する選別装置(H)を設け、該選別装置(H)を、作物を搬送する左右の搬送手段(20a,20b)と、搬送中の作物を該左右の搬送手段(20a,20b)の間にはじき出す左右の回動選別板(22a,22b)と、前記回動選別板(22a,22b)によってはじき出された作物を回収口(24a)に移動させる回収シュータ(24)とから構成し、該回収シュータ(24)を左右の搬送手段(20a,20b)の周回軌跡内のスペースを貫通させて設け、該回収シュータ(24)による作物の移動方向を左右いずれか一側の回収口(24a)に変更できる構成としたことを特徴とする作物選別装置とする。
請求項2記載の発明は、前記左右の搬送手段(20a,20b)で搬送中の作物の重量や形状等を測定する左右の測定手段(21a,21b)を設け、該左右の測定手段(21a,21b)で測定された作物の重量や形状があらかじめ設定した重量や形状であるか否かを判別する判別手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の作物選別装置とする。
請求項3記載の発明は、左右の側壁(15)と、中央の山型の振分板(16)と、該側壁(15)と振分板(16)との間に左右夫々設けて作物を一本ずつ搬送方向に沿う縦向きの姿勢で搬送する整列ベルト(17a,17b)とから前記整列装置(G)を構成し、前記左右の側壁(15)に形成した第1還元口(15a)と中央の振分板(16)に形成した第2還元口(16a)から作物を還元通路(19)に落下させて貯留タンク(E)に還元する構成としたことを特徴とする請求項1記載の作物選別装置とする。
請求項1記載の発明においては、左右の搬送手段(20a,20b)上から左右の回動選別板(22a,22b)によってはじき出されて選別された作物を回収シュータ(24)で回収口(24a)に移動させることにより、作物を作物選別装置の一側に集中して回収でき、作物選別装置を配置するスペースがコンパクトになる。
また、回収シュータ(24)は、作物を回収する回収口(24a)を左右いずれか一側に変更可能であるため、回動選別板(22a,22bではじき出して選別した作物を作物選別装置の搬送方向の左右いずれからでも回収することができ、狭い場所でも自由なレイアウトで配置することができる。
請求項2記載の発明においては、請求項1記載の発明の効果に加えて、左右の測定手段(21a,21b)で測定した作物の重量や形状が、あらかじめ設定している重量や形状であるか否かを判別手段で判別し、作物を重量や形状毎に選別することができる。
請求項3記載の発明においては、請求項1記載の発明の効果に加えて、作物を整列ベルト(17a,17b)で搬送して一本ずつ整列させて選別装置(H)に供給することができるとともに、左右の側壁(15)に形成した第1還元口(15a)と中央の山型の振分板(16)に形成した第2還元口(16a)とから落下した作物を還元通路(19)で流下させて貯留タンク(E)に還元することができる。
本発明の実施の形態について、収穫した作物を洗浄装置で洗浄した後に作物の重量毎に選別する作物洗浄選別装置に基づいて説明する。
まず図1の洗浄選別工程図に基づいて本発明の作物洗浄選別施設全体の作業順序及び構成について説明する。
Aは収穫した作物を投入する投入タンクで、投入タンクA内に投入された作物は搬送装置Bで搬送され洗浄装置Cに供給される。そして、洗浄装置Cで洗浄された作物は排出経路Dに排出され、ついで、貯留タンクEに一時貯留される。そして、貯留タンクE内の作物を昇降装置Fにて整列装置Gに搬送され、整列装置Gで作物は搬送姿勢を変更して整列しながら、選別装置Hに供給される。そして選別装置Hで作物は重量毎に選別される。なお、投入タンクAに作物を投入してから選別装置Hで選別された作物を回収するまで、作物は連続して、且つ自動的に各装置を工程順に移送されるものである。
次に図2から図8に基づいて作物洗浄選別施設を構成する装置それぞれについて説明する。
収穫した作物を投入している投入タンクA内には作物に付着した泥を取るために水を貯留しており、洗浄装置Cで使用された水をポンプ30、ホース31で投入タンクA内に順次供給するよう構成し、側面に形成するオーバーフロー口32からオーバーフローした水を排水ホース33から排水溝34に排水するよう構成している。この構成により投入タンクA内の水を入れ替えることができるため、より投入タンクA内で多くの作物の泥を落とすことが可能になり、洗浄装置Cにおける洗浄工程の負担を小さくすることを可能にしている。
35は、投入タンクAの底部にあって引っ掛け部材35aにより傾斜角度を変更できる傾斜板で、作物から落ちた泥が堆積しており、清掃用扉36より掻き出せるよう構成している。
搬送装置Bは昇降型の搬送ベルト1に仕切板1aを取り付けた構成で、搬送ベルト1の搬送始端側は投入タンクA内に配置しており、投入タンクA内に投入された作物を仕切板1aで汲み上げ洗浄装置Bまで搬送する。
洗浄装置Cは図2から図4に示すように、機枠2で支持している洗浄タンク2a内には、作物を洗浄しながら移送する複数の洗浄ロール3を作物供給側Kから作物排出側L方向に沿って軸支している。複数の洗浄ロール3を正面視でUの字型に配置することで1つの洗浄移送経路C1を形成しており、本実施例では洗浄移送経路C1と同様の構成の洗浄移送経路C2をC1と並列して備えることで2列の洗浄移送経路を形成している。そして、洗浄移送経路C1とC2の移送始端側上方には山形の作物分離板37を設けており、搬送ベルト1で搬送された作物を洗浄移送経路C1とC2に均分して供給できるよう構成している。
洗浄ロール3は、その表面をブラシ状に形成すると共に、作物供給側に備えるチェーン6a、6bを駆動モータM1、M2と駆動プーリ7a…、7b…にそれぞれ巻回することにより回転するよう構成している。そして、作物供給側Kが作物排出側Lより高い位置になるよう傾斜して配置しており、角度調節ハンドル4を調節すると洗浄タンク2aと共に傾斜角度が変更する。
洗浄ロール3の回転速度はインバータ(図示せず)で変更できるよう構成している。洗浄ロール3の回転速度と傾斜角度との関係を述べると、回転速度が速い方が作物の洗浄作用が大きくなる反面、作物の皮が剥け易くなったり、作物の移送速度が速くなり洗浄時間が短くなる傾向がある。傾斜角度については傾斜角度が大きい方が作物の移送速度が速くなり、洗浄時間が短くなる。
本実施例では作業者が作物の状態を見ながら洗浄ロール3の傾斜角度と洗浄ロール3の回転数をそれぞれ適宜調節するが、傾斜角度と回転数との関係を予め設定しておき、傾斜角度や回転数を設定するとそれに対応する回転数や傾斜角度になるよう構成してもよい。
また、作物の状態や種類によっては洗浄能率に対して洗浄作用の大小を選択する選択手段を設け、作業者がそれぞれ選択するよう構成しても良い。この場合、例えば、洗浄能率に対してあまり洗浄作用を及ぼさない方が良い作物の場合には「洗浄作用 小」を選択することで、「洗浄作用 大」を選択するときに比べて傾斜角度に対応する回転数が低めになる。
なお、洗浄ロール3には凸状に形成する作物移送防止体3aを設けている。本実施例では洗浄ロール3のブラシの長さをこの部分だけ長くするよう構成しており、この構成により作物が洗浄ロール3上の移送を妨げ、より長く洗浄ロール3の洗浄作用を受けることを可能にしている。
8は清掃板で洗浄移送経路C1、C2毎に備えており、ハンドル9を回動操作すると、ネジ状に形成している軸10が回動し、洗浄ロール3上を沿うように移動するよう構成している。
11はシャワーで水源(図示せず)から洗浄タンク2a内に随時洗浄水を注入している。
12は開閉蓋で上端を支点に回動自在に構成している。12aはバランスウエイトで軸12bに沿って移動させることで、開閉蓋12の開き具合を調節し、洗浄タンク2aから排出される作物の量を調節することを可能にしている。
洗浄装置Cの作用について説明すると、搬送ベルト1で搬送された作物は、2つの洗浄移送経路C1、C2の作物供給側Kにそれぞれ振り分けられて供給され、洗浄ロール3のブラシと洗浄水の作用を受けて作物表面に付着している泥を除去されながら、作物排出側Lに順次移送されていく。そして、開閉蓋12を自ら押し開け排出経路Dに向かって排出される。そして、排出経路Dを経て貯留タンクEに一時貯留される。
そして、洗浄作業が終了すると、作業者はハンドル9を操作することにより清掃板8を移動させ、洗浄ロール3上に残っている作物を掻き寄せて回収する。
次に図5、図6に基づいて、整列装置Gについて説明する。
整列装置Gは両側に形成する側壁15と中央に山型に形成する振分板16と、側壁15と振分板16との間には三本の整列ベルト17aで一つの整列通路G1を形成し、本実施例は整列ベルト17aと整列ベルト17bとを同軸17cで回転させ、整列通路G2をも形成している。なお、側壁15と振分板16にはそれぞれ還元口15aを開口して形成し、還元口16aと貯留タンクEとの間を還元通路19で連通している。
整列装置Gの作用について説明すると、まず、貯留タンクEで一時貯留された作物を昇降装置Fで搬送し、振分板16で振分ながら整列装置Gの二つの整列通路G1、G2にそれぞれ供給される。整列ベルト17a、17bは、図6の(ロ)に示すようにそれぞれ作物が一本ずつ、かつ縦向きにしか搬送されないぐらいの幅にわたって配置しており、作物は整列ベルト17a、17bで横向きの作物は縦向きに姿勢を変更しながら一本ずつ搬送され、選別装置Hに供給される。複数個の作物が横方向に固まった状態で整列ベルトを搬送すると、還元口15a、16aから落下することで一本ずつが搬送される。そして、還元口15a、16aから落下した作物は還元通路19を流下して貯留タンクEに還元される。
次に選別装置Hについて図7、図8に基づいて説明する。
選別装置Hは、整列装置Gの整列通路G1、G2に対応して、並列してベルトコンベア20a、20bを備え、各ベルトコンベア毎には搬送中の作物の重量を重量ランク毎に計量する計量装置(測定手段)21a、21bと、計量装置21a、21bがあらかじめ設定している重量であることを判別する判別手段(図示せず)と、判別手段の指令により搬送している作物をベルトコンベア20a、20bからはじき出す回動選別板22a、22bとをそれぞれに備えている。
40は衝突防止板で、並列するベルトコンベア20a、20bの間に搬送方向に沿って設けられている。そして、回動選別板22a、22bで選別された作物が回収シュータ24に入り込む際に、対向する回動選別板22a、22bが同時に作物をはじくことにより、はじかれた作物同士が衝突して再度ベルトコンベア20a、20bに載ることを防止している。
なお、ベルトコンベア20a、20bはモータ(図示せず)の動力を受けた駆動輪23a、23bがベルトを押出すように回転駆動している。
ベルトコンベア20a、20bの間には、回動選別板22a、22bではじき出した作物が入り込む回収シュータ24を重量ランク毎にそれぞれ形成している。回収シュータ24は、ベルトコンベア20a、20bの周回軌跡内のスペースを貫通し、その回収シュータ24の終端側には回収口24aを設け、回収口24aの下方には回収容器26を回収口24a毎に置いている。図8の(イ)に示す回収シュータ24は、ベルトコンベア20a、20bのいずれかの周回軌跡内のスペースを貫通し、回収口24aが選別装置Hの搬送方向左右一側何れかを選択できるよう組み替え可能に構成している。図8の(ロ)に示す回収シュータ24は、ベルトコンベア20a、20bの両方の周回軌跡内のスペースを貫通して回収口24aを選別装置Hの搬送方向左右両側に設けると共に、回収シュータ24内に切換弁25を設け、切換弁25の切り換えにより作物を回収する回収口24aを選択できるよう構成している。
ベルトコンベア20a、20bの搬送終端部の下方には、いずれの計量装置21a、21bでも判別できなかった作物を収容する収容容器27を置いている。
選別装置Cの作用について説明すると、ベルトコンベア20a、20bで搬送中の作物は計量装置21a、21bであらかじめ設定している計量であるか否かを測定され、判別手段が当該作物をあらかじめ設定している計量であると判別すると、回動選別板22a、22bが縦軸周りに回動し作物をはじき出し、作物は回収シュータ24に入り込み、次いで、回収口24aから回収容器26に落下し重量毎に収容される。
なお、ベルトコンベア20a、20bで搬送した作物がいずれの計量装置21a、21bに設定している計量でなく、回動選別板22a、22bではじき出されなかった作物は、ベルトコンベア20a、20bの搬送終端部より落下し、収容容器27で収容される。
ところで、本実施例では貯留タンクEと昇降装置Fと機枠Pで一体的に構成しており、整列装置Gは取付部材40を介して選別装置側に取り付けている。従来の整列装置Gは昇降装置側に取り付けていたが、整列通路G1、G2とベルトコンベア20a、20bとの左右位置が合わないと作物の引継ぎが阻害されるため、選別装置Hや昇降装置Fを移動して整列通路G1、G2とベルトコンベア20a、20bとの左右位置を合わせる必要があり、選別装置Hや昇降装置Fのように装置が大きいと、移動して左右位置を合わせることが困難であった。本実施例のように構成することで、整列通路G1、G2とベルトコンベア20a、20bとの左右位置が初めから一定になるため、搬送される作物の引継ぎが阻害することを防止することが出来る。
次に、図9から図13に基づいて、投入タンクAから選別装置Cに至るまでの作物洗浄選別施設を構成する装置のレイアウトについて説明する。
図9の作物洗浄選別施設について説明すると、搬送装置Bに隣接する位置に洗浄装置Cの作物供給側Kを配置することで、作物移送方向Rに沿って投入タンクA、搬送装置B、洗浄装置Cを一列に配置する。そして、洗浄装置Cの作物排出側Lには排出経路Dを作物移送方向R側とは交差する方向Sに向かって作物が移送するよう屈曲して形成する。
排出経路Dの排出終端側には貯留タンクEを配置しており、貯留タンクEより作物移送方向Rと反対方向Tに向かって昇降装置Fを配置する。そして、昇降装置Fより作物移送方向Tに向かって整列装置G、選別装置Hを一列に配置し、選別装置Hで選別した作物を回収する回収口24a及び回収容器26は投入タンクA、搬送装置B、洗浄装置Cとは反対側になるよう配置する。
すると、作物洗浄選別施設の作物移送方向はR→S→Tと平面視で略コの字型を描いており、作物洗浄選別施設全体の配置も平面視で略コの字型になっている。
図9のように施設全体を平面視で略コの字型になるよう各装置を配置することで、狭いスペースの中に作物洗浄選別施設を構成する個々の装置を集中的に配置することが可能になり、作物洗浄選別施設全体をコンパクトなものにすることができる。また、平面視で略四角形のスペース内に配置することができるから、いろいろな場所に配置しやすい。
また、作物の回収口24a、回収容器26を投入タンクAとは反対側の位置に備えることで、選別装置Hと投入タンクAとの間隔をより少なく密接した状態で配置することが可能になるため、より狭いスペース内に作物洗浄選別施設を構成する個々の装置を集中的に配置することが可能になり、作物洗浄選別施設全体をコンパクトなものにすることができる。
図10においては、回収口24a及び回収容器26を投入タンクA側に配置したという点が図9とは異なり、この場合でも、図9の場合と同様に、施設全体を平面視で略コの字型になるため、狭いスペースの中に作物洗浄選別施設を構成する個々の装置を集中的に配置することが可能になり、かつ、施設全体を平面視で略四角形のスペース内に配置することができるためいろいろな場所に配置しやすいものになる。また、投入タンクA側に回収口24a及び回収容器26を配置するため、投入タンクAへの作物の投入作業と、回収容器26に回収した作物の搬出作業の両方を同じ方向から行うことができるため、作業性が向上する。
図11においては、投入タンクA、搬送装置B、洗浄装置Cが選別装置Hの作物移送終端側より移送上手側、すなわち、平面視で左右一側(本実施例では右側)に偏倚して配置している点が図10とは異なり、図10に比べて回収容器26の周辺にスペースVが発生している。そのため、施設全体を平面視で略コの字型になるため、狭いスペースの中に作物洗浄選別施設を構成する個々の装置を集中的に配置することが可能になると共に、投入タンクAへの作物の投入作業と、回収容器26に回収した作物の搬出作業の両方を同じ方向から行うことができる。そして、この投入作業及び搬出作業それぞれが充分なスペースを有することが可能になり、投入作業及び搬出作業それぞれの作業性が向上する。
図11においては、図12のように洗浄装置Cを作物移送方向Sに、選別装置Hを作物移送方向Tになるよう屈曲する方向に、配置しても良い。この場合には排出経路Dを屈曲形成する必要が無く、洗浄した作物をスムーズに次工程の装置に、すなわち、本実施例では貯留タンクEに排出することができる。
また、図12の投入タンクAの配置位置を変更し、図13のように、投入タンクA、搬送装置B,洗浄装置C、排出経路Dを作物移送方向Sに沿ってそれぞれ一列に配置し、貯留タンクE、昇降装置F、整列装置G、選別装置Hを作物移送方向Tに沿ってそれぞれ一列して配置し、施設全体が平面視で略L字型になるよう構成しても良い。
なお、本実施例の作物洗浄選別施設では、排出経路Dと整列装置Gとの間の工程には貯留タンクEと昇降装置Fとを備えているが、排出経路Dを直接整列装置Gに接続するよう構成することも可能である。
本実施例のように選別装置Hの搬送方向左右両側の何れかに作物を回収できるよう選択することが出来ることで、屋内に作業者が所望する配置で、かつコンパクトな作物洗浄選別施設にすることができる。
作物洗浄選別施設の作業工程図 側面から見た投入タンク及び洗浄装置を説明する図 洗浄装置の内部を説明する斜視図 正面から見た洗浄装置を説明する図 整列装置、選別装置の側面図 整列装置の内部を説明する斜視図 側面から見た選別装置を説明する図 選別装置の断面図 作物洗浄選別施設の平面図 作物洗浄選別施設の平面図 作物洗浄選別施設の平面図 作物洗浄選別施設の平面図 作物洗浄選別施設の平面図
符号の説明
A 投入タンク
B 搬送装置
C 洗浄装置
D 排出経路
E 貯留タンク
F 昇降装置
G 整列装置
H 選別装置
20a 搬送手段
20b 搬送手段
21a 計量装置(測定手段)
21b 計量装置(測定手段)
22a 回動選別板
22b 回動選別板
24 回収シュータ
24a 回収口
25 切換弁
26 回収容器

Claims (3)

  1. 作物を貯留する貯留タンク(E)を設け、該貯留タンク(E)に貯留された作物を搬送する昇降装置(F)を設け、該昇降装置(F)から供給される作物を整列させながら搬送する整列装置(G)を設け、該整列装置(G)から作物の供給を受けて作物を搬送すると共に搬送中の作物を選別する選別装置(H)を設け、該選別装置(H)を、作物を搬送する左右の搬送手段(20a,20b)と、搬送中の作物を該左右の搬送手段(20a,20b)の間にはじき出す左右の回動選別板(22a,22b)と、前記回動選別板(22a,22b)によってはじき出された作物を回収口(24a)に移動させる回収シュータ(24)とから構成し、該回収シュータ(24)を左右の搬送手段(20a,20b)の周回軌跡内のスペースを貫通させて設け、該回収シュータ(24)による作物の移動方向を左右いずれか一側の回収口(24a)に変更できる構成としたことを特徴とする作物選別装置。
  2. 前記左右の搬送手段(20a,20b)で搬送中の作物の重量や形状等を測定する左右の測定手段(21a,21b)を設け、該左右の測定手段(21a,21b)で測定された作物の重量や形状があらかじめ設定した重量や形状であるか否かを判別する判別手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の作物選別装置。
  3. 左右の側壁(15)と、中央の山型の振分板(16)と、該側壁(15)と振分板(16)との間に左右夫々設けて作物を一本ずつ搬送方向に沿う縦向きの姿勢で搬送する整列ベルト(17a,17b)とから前記整列装置(G)を構成し、前記左右の側壁(15)に形成した第1還元口(15a)と中央の振分板(16)に形成した第2還元口(16a)から作物を還元通路(19)に落下させて貯留タンク(E)に還元する構成としたことを特徴とする請求項1記載の作物選別装置。
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