JP2006142190A - 作物選別機 - Google Patents
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Abstract
【課題】作物選別機全体を大きくすることなく、選別した作物を収容する容器のサイズを大きくでき交換作業の手間を少なくした作物選別機を提供すること。
【解決手段】作物を搬送装置20a,20bで搬送中に作物の重量又は大きさに応じて作物を搬送装置20a,20bから排出手段22a,22bで排出し、該排出された作物を搬送装置20a,20bの搬送方向と交差する方向に移送する無端帯を有するベルト46で回収容器26に落下させる。また、移送装置46の移送方向は切り換え可能に構成しているので回収容器26が満杯になったときの交換作業を容易に行うことができる。
【選択図】図9
【解決手段】作物を搬送装置20a,20bで搬送中に作物の重量又は大きさに応じて作物を搬送装置20a,20bから排出手段22a,22bで排出し、該排出された作物を搬送装置20a,20bの搬送方向と交差する方向に移送する無端帯を有するベルト46で回収容器26に落下させる。また、移送装置46の移送方向は切り換え可能に構成しているので回収容器26が満杯になったときの交換作業を容易に行うことができる。
【選択図】図9
Description
本発明は、作物を洗浄した後などにおいて、その大きさなどを基準に作物を選別する作物選別機に関する。
収穫したニンジンなどの作物を重量毎に選別して収容容器に収容する作物選別機が特開平6−70733号公報などに開示されている。
特開平6−70733号公報
選別した作物を収容する収容容器は、できるだけ大きい方が収容容器を交換する手間が少なくなるために望ましい。しかし、従来の作物選別機は選別した作物をシュータで滑落させて収容容器に入れるため、限られたスペース内ではシュータに必要な傾斜角度の分、収容容器の容量が小さくなってしまう。
そこで本発明の課題は、作物選別洗浄施設全体を大きくすることなく、大容量の収容容器を使用でき、選別作業を効率良く行える作物選別機を提供することである。
そこで本発明の課題は、作物選別洗浄施設全体を大きくすることなく、大容量の収容容器を使用でき、選別作業を効率良く行える作物選別機を提供することである。
本発明の上記課題は、次の解決手段により達成できる。
請求項1記載の発明は、作物を搬送する搬送装置20a,20bと、作物の重量又は大きさを検出する検出手段48と、該検出手段48の検出結果に基づき作物を搬送装置20a,20bから排出する排出手段22a,22bと、前記搬送装置20a,20bの搬送高さより下方にあって前記排出手段22a,22bで排出した作物を搬送装置20a,20bの搬送方向と交差する方向に移送する無端帯を有する移送装置46とを設けた作物選別機である。
請求項1記載の発明は、作物を搬送する搬送装置20a,20bと、作物の重量又は大きさを検出する検出手段48と、該検出手段48の検出結果に基づき作物を搬送装置20a,20bから排出する排出手段22a,22bと、前記搬送装置20a,20bの搬送高さより下方にあって前記排出手段22a,22bで排出した作物を搬送装置20a,20bの搬送方向と交差する方向に移送する無端帯を有する移送装置46とを設けた作物選別機である。
請求項2記載の発明は、前記移送装置46の移送方向両端部は前記搬送装置20a,20bの搬送高さより下方に設け、該移送装置46の移送方向は切り換え可能に構成した請求項1記載の作物選別機である。
請求項1記載の発明によれば、作物選別機は作物の重量又は大きさに応じて作物を搬送装置20a,20bから排出し、前記搬送装置20a,20bの搬送高さより下方にあって前記排出手段22a,22bで排出した作物を搬送装置20a,20bの搬送方向と交差する方向に移送装置46の無端帯で移送するので、作物選別機を大きくすることなく移送装置46の排出位置をより高い位置に設けることができる。そのため収容容器26を大きくすることができ、収容容器26が満杯になったときの交換作業を少なくすることができる。
請求項2記載の発明によれば、移送装置46の移送方向は切り換え可能に構成したことで、作物選別機の両側に選別した作物を移送して取り出すことができるため、作業性がより向上する。
本発明の実施の形態について、収穫した作物を洗浄装置で洗浄した後に作物の重量毎に選別する作物洗浄選別施設に基づいて説明する。
まず、図1の洗浄選別工程図に基づいて本発明の作物洗浄選別施設全体の作業順序及び構成について説明する。
収穫した作物は投入プールAに投入された後、汲み上げ装置Bにより洗浄装置Cに供給される。そして、洗浄装置Cで洗浄された作物は排出経路Dに排出され、ついで、貯留タンクEに一時貯留される。そして、貯留タンクE内の作物は昇降装置Fにより整列装置Gに搬送され、整列装置Gで作物は搬送姿勢を変更されながら整列し、選別装置Hに供給される。選別装置Hでは、作物は重量毎に選別される。なお、投入プールAに投入してから選別装置Hで選別され、回収容器に回収されるまで、作物は連続して、且つ自動的に各装置を工程順に移送される。
まず、図1の洗浄選別工程図に基づいて本発明の作物洗浄選別施設全体の作業順序及び構成について説明する。
収穫した作物は投入プールAに投入された後、汲み上げ装置Bにより洗浄装置Cに供給される。そして、洗浄装置Cで洗浄された作物は排出経路Dに排出され、ついで、貯留タンクEに一時貯留される。そして、貯留タンクE内の作物は昇降装置Fにより整列装置Gに搬送され、整列装置Gで作物は搬送姿勢を変更されながら整列し、選別装置Hに供給される。選別装置Hでは、作物は重量毎に選別される。なお、投入プールAに投入してから選別装置Hで選別され、回収容器に回収されるまで、作物は連続して、且つ自動的に各装置を工程順に移送される。
次に作物洗浄選別施設を構成する装置それぞれについて説明する。
図2は図1の作物洗浄選別施設の投入プールA及び洗浄装置Cの概略側面図、図3は投入プールA内の汲み上げ装置Bの概略側面図である。図4は図2の洗浄装置Cの内部を説明する斜視図であり、図5は正面から見た洗浄装置Cを説明する図である。
図2は図1の作物洗浄選別施設の投入プールA及び洗浄装置Cの概略側面図、図3は投入プールA内の汲み上げ装置Bの概略側面図である。図4は図2の洗浄装置Cの内部を説明する斜視図であり、図5は正面から見た洗浄装置Cを説明する図である。
収穫した作物を投入している投入プールA内には作物に付着した泥を取るために水を貯留しており、洗浄装置Cで使用された水をポンプ30、ホース31で投入プールA内に順次供給するよう構成し、投入プールAの側面に形成するオーバーフロー口32からオーバーフローした水を排水ホース33から排水溝34に排水するよう構成している。この構成により投入プールA内の水を入れ替えることができるため、投入プールA内でより多くの作物の泥を落とすことが可能になり、洗浄装置Cにおける洗浄工程の負担を小さくすることができる。
なお、投入プールAの底部にあって、引っ掛け部材35aにより傾斜角度を変更できる傾斜板35は、作物から落ちた泥が堆積しており、清掃用扉36より掻き出せるよう構成している。
なお、投入プールAの底部にあって、引っ掛け部材35aにより傾斜角度を変更できる傾斜板35は、作物から落ちた泥が堆積しており、清掃用扉36より掻き出せるよう構成している。
汲み上げ装置Bは昇降型の搬送ベルト1に仕切板1aを取り付けた構成で、搬送ベルト1の搬送始端側は投入プールA内に配置しており、投入プールA内に投入された作物を仕切板1aで持上げ、洗浄装置Cまで搬送する。
汲み上げ装置Bは図3に示すように投入プールAから回動軸41を中心に回動可能な構成とする。搬送ベルト1の搬送始端側をクレーン42のロープ43に連結してロープ43を巻き上げると汲み上げ装置Bは投入プールA上に上昇させることができる。汲み上げ装置Bを投入プールA上に上昇させることで、投入プールA内の底面に沈殿した泥などを取り出し、投入プールA内を清掃することができる。
なお、汲み上げ装置Bを駆動するモータは図示しないが搬送終端側の回動軸41の近傍に備えている。また、ロープ43の巻き上げは手動で行う構成にしても良い。
汲み上げ装置Bは図3に示すように投入プールAから回動軸41を中心に回動可能な構成とする。搬送ベルト1の搬送始端側をクレーン42のロープ43に連結してロープ43を巻き上げると汲み上げ装置Bは投入プールA上に上昇させることができる。汲み上げ装置Bを投入プールA上に上昇させることで、投入プールA内の底面に沈殿した泥などを取り出し、投入プールA内を清掃することができる。
なお、汲み上げ装置Bを駆動するモータは図示しないが搬送終端側の回動軸41の近傍に備えている。また、ロープ43の巻き上げは手動で行う構成にしても良い。
洗浄装置Cは図2から図5に示すように、機枠2で支持された洗浄タンク2a内に、作物を洗浄しながら移送する複数の洗浄ロール3を作物供給側Kから作物排出側L方向に沿って軸支した構成である。洗浄装置Cは図5に示すように複数の洗浄ロール3を正面視でUの字型に配置して並列位置に洗浄移送経路C1と洗浄移送経路C2を備え、洗浄移送経路C1とC2の移送始端側上方には山形の作物分離板37を設けており、搬送ベルト1で搬送された作物を洗浄移送経路C1とC2に均分して供給できるよう構成している。
洗浄ロール3は、その表面をブラシ状に形成すると共に、作物供給側に備えるチェーン6a、6bをモータM1、M2で駆動される駆動プーリ7a…、7b…にそれぞれ巻回すことにより回転するよう構成している。そして、洗浄ロール3は作物供給側Kが作物排出側Lより高い位置になるよう傾斜して配置しており、角度調節ハンドル4を調節すると洗浄タンク2aと共に傾斜角度を変更することができる。
また、洗浄ロール3の回転数は洗浄ロール3の傾斜角度に合わせて任意に変更可能とし、洗浄ロール3の回転数が遅い場合には前記傾斜角度を比較的緩くすることで、作物の送り速度と洗浄ロール3のブラシの回転数を作物の洗浄が十分行えるように調節することができる。
清掃板8は、洗浄移送経路C1、C2毎に設けられており、ハンドル9を回動操作すると、ネジ状に形成している軸10が回動し、洗浄ロール3上を沿うように移動するよう構成している。また、水源(図示せず)から洗浄タンク2a内に随時洗浄水を注入するシャワー11が設けられている。また洗浄装置Cの側壁に取り付けられた開閉蓋12は、その上端を支点に回動自在に構成している。バランスウエイト12aを軸12bに沿って移動させることで、開閉蓋12の開き具合を調節し、洗浄タンク2aから排出される作物の量を調節することを可能にしている。
洗浄装置Cの作用について説明すると、搬送ベルト1で搬送された作物は、2つの洗浄移送経路C1、C2の作物供給側Kにそれぞれ振り分けられて供給され、洗浄ロール3のブラシと洗浄水の作用を受けて作物表面に付着している泥が除去されながら、作物排出側Lに順次移送されていく。そして、作物は開閉蓋12を自ら押し開け、排出経路Dに向かって排出され、排出経路Dを経て貯留タンクEに一時貯留される。
そして、作物の洗浄作業が終了すると、作業者はハンドル9を操作することにより清掃板8を移動させ、洗浄ロール3上に残っている作物を掻き寄せて回収する。
次に図6、図7に基づいて、整列装置Gについて説明する。
図6は図1の作物洗浄選別施設の整列装置Gと選別装置Hの側面図であり、図7は整列装置Gの内部を説明する斜視図である。
整列装置Gは両側に形成する一対の側壁15,15と中央に山型に形成する振分板16と、一方の側壁15と振分板16との間には三本の整列ベルト17aで一つの整列通路G1を形成している。また、本実施例は整列ベルト17aと並列位置に整列ベルト17bを設け、前記振分板16と他方の側壁15との間にも三本の整列ベルト17aで一つの整列通路G2を形成している。そして整列ベルト17aと整列ベルト17bは共に一つの軸17cで回転させる。なお、両方の側壁15と振分板16にはそれぞれ還元口15aを開口して形成し、還元口16aと貯留タンクEとの間を還元通路19で連通している。
図6は図1の作物洗浄選別施設の整列装置Gと選別装置Hの側面図であり、図7は整列装置Gの内部を説明する斜視図である。
整列装置Gは両側に形成する一対の側壁15,15と中央に山型に形成する振分板16と、一方の側壁15と振分板16との間には三本の整列ベルト17aで一つの整列通路G1を形成している。また、本実施例は整列ベルト17aと並列位置に整列ベルト17bを設け、前記振分板16と他方の側壁15との間にも三本の整列ベルト17aで一つの整列通路G2を形成している。そして整列ベルト17aと整列ベルト17bは共に一つの軸17cで回転させる。なお、両方の側壁15と振分板16にはそれぞれ還元口15aを開口して形成し、還元口16aと貯留タンクEとの間を還元通路19で連通している。
整列装置Gの作用について説明すると、まず、貯留タンクEで一時貯留された作物を昇降装置Fで搬送し、振分板16で振分ながら整列装置Gの二つの整列通路G1、G2にそれぞれ供給される。整列ベルト17a、17bは、図7の(ロ)に示すようにそれぞれ作物が一本ずつ、かつ縦向きにしか搬送されないぐらいの幅にわたって配置しており、作物は整列ベルト17a、17bで横向きの作物は縦向きに姿勢を変更しながら一本ずつ搬送され、選別装置Hに供給される。複数個の作物が横方向に固まった状態で整列ベルトを搬送すると、還元口15a、16aから落下することで一本ずつが搬送される。そして、還元口15a、16aから落下した作物は還元通路19を流下して貯留タンクEに還元される。
次に選別装置Hについて図8〜図11に基づいて説明する。
図8は図1の作物洗浄選別施設の選別装置の概略側面図、図9は正面断面図、図10及び図11は他の実施例の断面図である。
選別装置Hは、整列装置Gの整列通路G1,G2に対応して、並列配置されたベルトコンベア20a,20bを備え、各ベルトコンベア20a,20b毎には搬送中の作物の重量を重量ランク毎に計量する計量装置21a,21bと、計量装置21a,21bが予め設定している重量であることを判別する判別手段(図示せず)と、判別手段の指令により搬送している作物を第1ベルトコンベア20a,20bからはじき出す回動選別板22a,22bとをそれぞれに備えている。なお、モータ(図示せず)の動力を受けた駆動輪23a,23bが、その間に挟み込んだベルトコンベア20a,20bを押出すように回転駆動している。
図8は図1の作物洗浄選別施設の選別装置の概略側面図、図9は正面断面図、図10及び図11は他の実施例の断面図である。
選別装置Hは、整列装置Gの整列通路G1,G2に対応して、並列配置されたベルトコンベア20a,20bを備え、各ベルトコンベア20a,20b毎には搬送中の作物の重量を重量ランク毎に計量する計量装置21a,21bと、計量装置21a,21bが予め設定している重量であることを判別する判別手段(図示せず)と、判別手段の指令により搬送している作物を第1ベルトコンベア20a,20bからはじき出す回動選別板22a,22bとをそれぞれに備えている。なお、モータ(図示せず)の動力を受けた駆動輪23a,23bが、その間に挟み込んだベルトコンベア20a,20bを押出すように回転駆動している。
前記並列配置されたベルトコンベア20a,20bの間に搬送方向に沿って衝突防止板40が設けられ、また衝突防止板40の下方には該衝突防止板40に直交する方向など交差する方向に壁面を向けた仕切板45を並列状に複数個配置している。また仕切板45の下方には、衝突防止板40に交差する方向にベルトコンベア20a,20bの設置幅分の搬送路を有する第2ベルトコンベア46を設ける。
そして、回動選別板22a,22bが判別手段の指令により搬送中の作物を選別すると、第2ベルトコンベア46上に落下し、回収容器26に排出される。
なお、衝突防止板40はベルトコンベア20a,20b上の作物が回動選別板22a,22bで同時にはじかれても、作物同士が互に衝突しないようにする機能があり、また仕切板45は第2ベルトコンベア46上の作物が隣接する回収容器26に排出されるのを防止する機能がある。
なお、衝突防止板40はベルトコンベア20a,20b上の作物が回動選別板22a,22bで同時にはじかれても、作物同士が互に衝突しないようにする機能があり、また仕切板45は第2ベルトコンベア46上の作物が隣接する回収容器26に排出されるのを防止する機能がある。
さらに、第2ベルトコンベア46はそれらの搬送方向を変えることで、該ベルトコンベア46上の作物をベルトコンベア46両方の外側下方に配置した回収容器26,26に順次回収することができる。第2ベルトコンベア46は、搬送方向は一定にして所望の排出方向に回収容器26を設けて回収する構成にしても良い。
仕切板45は図11(a)、図11(b)に示すようにベルトコンベア20a,20b間を突出して設けると共に、第2ベルトコンベア46に沿ってベルトコンベア20a,20bの軌跡内を通過して形成することで、より確実に回動選別板22a,22bではじかれた作物が第2ベルトコンベア46上に落下し、さらに回収容器26,26に落下するような構成にしても良い。
また、図10には図9とは異なる選別装置Hの実施例を示す。図10に示す選別装置Hは、第2ベルトコンベア46の回転軸46aを支持する略「コ」字状のアーム48の接地面側には滑車47を取り付けているので矢印Y方向に第2ベルトコンベア46を移動することで、第2ベルトコンベア46のメンテナンスを行うことができる。
図12と図13は、それぞれ本実施例の作物投入プールA、汲み上げ装置B、洗浄装置C、排出経路D、貯留タンクE、昇降装置F、整列装置G及び選別装置Hのレイアウトの例を示す平面図であるが、複数の仕切板45の間にある回動選別板22a,22bで作物は、はじかれて第2ベルトコンベア46上に落下した後、回収容器26に回収される。回動選別板22a,22bではじかれなかった作物はベルトコンベア20a,20bの搬送方向端部で回収容器27に回収される。
また、図14に別実施例の選別装置Hの平面図を示すようにベルトコンベア20a,20b上を搬送中の作物をその大きさに応じて選別する回動選別板22a,22bを用いて、また作物の重量又は大きさを検出する検出センサ48(図示せず)により作物の重量又は大きさに応じて第2ベルトコンベア46上への落下位置を選別可能になっている。また、このとき第2ベルトコンベア46から回収容器(図示せず)に回収する選別搬送枠49を仕切板45に連結して、その枠49の基部を図示しない駆動装置で回動可能としている。従って重量又は大きさ毎に選別される作物量に応じて選別搬送枠49は回動され、重量又は大きさ毎の作物の選別量の違いに対応できる。図14にはサイズの大きい方から小さい方に順に3L,2L,L,M,Sとしている。また、選別搬送枠49の回動量に合わせて適切なサイズの回収容器を配置する。
にんじんなどの作物の場合には、通常2L,L,Mのサイズの作物が比較的多く、3L,Sのサイズの作物が比較的少ないので、2L,L,Mのサイズの作物用の選別搬送枠49と回収容器を比較的大きな容量とし、3L,Sのサイズの作物用の選別搬送枠49と回収容器を比較的小さな容量としてもよい。
また、各回動選別板22a,22bの回転基部にカウンタ(図示せず)を取り付けておき、また適宜の場所に該カウンタで計測した作動回数に対応した各サイズ(又は重量)の作物選別搬送量を表示する表示パネルを設置することで、作物選別装置Hの運転状況を把握できる。
また、予め単位時間当たりの作物選別量を設定しておき、この設定量と前記カウンタで計測した数値に対応した実作物選別量との比較により、汲み上げ装置BNOベルト1の作物汲み上げ速度を調整することができる。こうして常に一定量の作物の選別が可能となり、選別された作物の箱詰め処理が過不足無く安定して行える。
さらに、前記カウンタで計測した数値に対応した実作物選別量に応じて選別枠49の回動角度を調節して各回収容器内の搬送する作物量を互いに均等になるようにすることもできる。
また、図15に示すようにベルトコンベア20a,20bから落下させた作物を回収容器26に入れる前段で地面に対して傾斜した底面を有する貯留枠50をベルトコンベア20a,20bの両側に配置しておき、回収容器26内の作物を箱詰めしている間に洗浄後の作物を一旦貯留枠50内に留めておくこともできる。
本発明は作物を洗浄した後、その大きさなどを基準に作物を選別する洗浄選別装置に適用でき、出荷前の農作物の省力自動化装置として利用可能性が大きい。
1 搬送ベルト 1a 仕切り板
2 機枠 2a 洗浄タンク
3 洗浄ロール 4 角度調節ハンドル
8 清掃板 9 ハンドル
10 軸 11 シャワー
12 開閉蓋 12a バランスウェイト
15 側壁 15a 還元口
16 振分板 17a,17b 整列ベルト
17c 軸 20a,20b ベルトコンベア
21a,21b 計量装置 22a,22b 回動選別板
23a,23b 駆動輪 26,27 回収容器
30 ポンプ 31 ホース
32 オーバーフロー口 33 排水ホース
34 排水溝 35 傾斜板
35a 引っかけ部材 36 清掃用扉
37 作物分離板 40 衝突防止板
45 仕切板 46 第二ベルトコンベア
46a 回転軸 47 滑車
48 検出センサ 49 選別搬送枠
50 貯留枠 A 投入プール
B 汲み上げ装置 C 洗浄装置
D 排出経路 E 貯留タンク
F 昇降装置 G 整列装置
H 選別装置
2 機枠 2a 洗浄タンク
3 洗浄ロール 4 角度調節ハンドル
8 清掃板 9 ハンドル
10 軸 11 シャワー
12 開閉蓋 12a バランスウェイト
15 側壁 15a 還元口
16 振分板 17a,17b 整列ベルト
17c 軸 20a,20b ベルトコンベア
21a,21b 計量装置 22a,22b 回動選別板
23a,23b 駆動輪 26,27 回収容器
30 ポンプ 31 ホース
32 オーバーフロー口 33 排水ホース
34 排水溝 35 傾斜板
35a 引っかけ部材 36 清掃用扉
37 作物分離板 40 衝突防止板
45 仕切板 46 第二ベルトコンベア
46a 回転軸 47 滑車
48 検出センサ 49 選別搬送枠
50 貯留枠 A 投入プール
B 汲み上げ装置 C 洗浄装置
D 排出経路 E 貯留タンク
F 昇降装置 G 整列装置
H 選別装置
Claims (2)
- 作物を搬送する搬送装置20a,20bと、
作物の重量又は大きさを検出する検出手段48と、
該検出手段48の検出結果に基づき作物を搬送装置20a,20bから排出する排出手段22a,22bと、
前記搬送装置20a,20bの搬送高さより下方にあって前記排出手段22a,22bで排出した作物を搬送装置20a,20bの搬送方向と交差する方向に移送する無端帯を有する移送装置46と
を設けたことを特徴とする作物選別機。 - 前記移送装置46の移送方向両端部は前記搬送装置20a,20bの搬送高さより下方に設け、該移送装置46の移送方向は切り換え可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の作物選別機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036766A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Yanmar Co Ltd | 物体分別装置 |
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2004
- 2004-11-18 JP JP2004334771A patent/JP2006142190A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011036766A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Yanmar Co Ltd | 物体分別装置 |
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