JP4285216B2 - ポリエーテル系共重合体およびその架橋物 - Google Patents

ポリエーテル系共重合体およびその架橋物 Download PDF

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Description

本発明はゴム部品として有用なポリエーテル共重合体およびその架橋物に関する。
ポリエーテル系の重合体は、原料となるオキシラン化合物の種類を選択することにより、様々な性質をもつポリマーとなるため、自動車用ゴム部品、電気、電子機器用ゴム部材、土木、建築用ゴム資材、各種工業用ゴム部材、各種プラスチックブレンド用ポリマー、高分子固体電解質等の広範な分野で使用されている。
特に、一般的にエピクロルヒドリン系ゴムと呼ばれるエピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体は、優れた耐熱性、耐油性、耐燃料油性、耐オゾン性、低温特性、半導電特性などを有していることから、自動車用ゴム部品や電気、電子機器用ゴム部材として広く利用されている。
一方、近年における環境問題に対する対策の一環として、ハロゲンを多量に含む高分子材料を可能な限り使わないようにする動きが活発化しつつある。しかしながら、エピクロルヒドリン系ゴムに替り得る、優れた上記諸特性をいずれも具備するポリエーテル系重合体ゴムは見つかっていないのが現状である。
他方、エピクロルヒドリンのごときハロゲン含有化合物を、少量しか用いない、あるいはまったく用いないポリエーテル系重合体ゴムとしては様々なものが提案されており、例えばエチレンオキシドと、これと共重合可能なオキシラン単量体を共重合せしめ、この共重合体をOA機器のゴム部品に用いるもの(例えば特許文献1参照)、水膨潤性シール材に用いるもの(例えば特許文献2参照)、高分子固体電解質に用いるもの(例えば特許文献3参照)などが提案されている。
特開2002−105246号公報 特開2002−194202号公報 特開2003−105080号公報
しかしながら、これら先行例のポリエーテル系重合体は、上記特定分野においてのみ用い得る性能を有するものであって、特定のオキシラン単量体を組み合わせたポリエーテル系共重合体においてのみ、優れた耐熱性、耐油性、耐燃料油性、低温特性、半導電特性などをいずれも具備することについては記載も示唆もなされていない。
本発明の目的は、近年における上記環境問題に鑑み、エピクロルヒドリンのごときハロゲン含有化合物を少量しか用いないか、あるいはまったく用いずに、優れた耐熱性、耐油性、耐燃料油性、低温特性、半導電特性などをいずれも具備するゴムとして用い得るポリエーテル系共重合体、およびその架橋物を提供しようとするところにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく種々検討を重ねたところ、オキシラン単量体としてフェニルグリシジルエーテルを用い、これとアルキレンオキシド、更に架橋可能な官能基を有する架橋性オキシラン単量体を実質上ランダムに共重合した特定組成の3元以上の共重合体が、これを架橋せしめることによって、優れた耐熱性、耐油性、耐燃料油性、低温特性、半導電特性などをいずれも具備するゴムとしての性能を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明はすなわち、(a)フェニルグリシジルエーテル単位6〜69モル%、(b)エチレンオキシド、プロピレンオキシド、イソブチレンオキシド、n−ブチレンオキシドから選ばれるアルキレンオキシド単位30〜90モル%、および(c)架橋性オキシラン単量体単位1〜10モル%からなり、かつ100℃で測定したムーニー粘度(ML1+4)が10〜200の範囲内にあることを特徴とするポリエーテル系共重合体、および同共重合体を架橋した架橋物である。
更に、本発明は前記架橋物からなる自動車用ゴム部品に関する。
以下、本発明の構成につき詳細に説明する。本発明において用いられるフェニルグリシジルエーテル、アルキレンオキシド、および架橋性オキシラン化合物の共重合体(以下ポリエーテル共重合体と略称する)の分子量としては、ゴム材料の加工性の観点から、JIS K 6300−1に記載の100℃で測定したムーニー粘度(ML1+4)が10〜200、好ましくは20〜100の範囲内である。このような高分子量のポリエーテル共重合体の製造は、触媒としてオキシラン化合物を開環重合させ得るものを使用し、温度−20〜100℃の範囲で溶液重合法、スラリー重合法などにより実施できる。このような触媒としては、例えば有機アルミニウムを主体としこれに水やリンのオキソ酸化合物やアセチルアセトンなどを反応させた触媒系、有機亜鉛を主体としこれに水を反応させた触媒系、有機錫−リン酸エステル縮合物触媒系などが挙げられる。例えば本出願人による米国特許第3,773,694号明細書に記載の有機錫−リン酸エステル縮合物触媒系を使用して本発明のポリエーテル共重合体を製造することができる。
なお、このような製法でフェニルグリシジルエーテル、アルキレンオキシド、および架橋性オキシラン化合物を共重合させる場合、本発明が目的とするゴム様の重合体を得るには、これらの成分を実質上ランダムに共重合することが好ましい。
本発明におけるオキシラン単量体を共重合する際の共重合割合は、フェニルグリシジルエーテル単位が6〜69モル%、アルキレンオキシド単位30〜90モル%、架橋性オキシラン単量体単位が1〜10モル%の範囲内である。
フェニルグリシジルエーテル単位が6モル%未満ではアルキレンオキシド単位の結晶化によりゴム様の重合体が得られない。また、フェニルグリシジルエーテルが69モル%を超えるとゴム材料として十分な低温柔軟性が得られない。更に、フェニルグリシジルエーテル単位が多くなるほど得られる架橋物の耐熱性、耐燃料油性が向上するが、低温柔軟性が低下する傾向にあるので、好ましくはフェニルグリシジルエーテルが15〜50モル%、更に好ましくは30〜50モル%の範囲である。
本発明のポリエーテル共重合体の製造に用いられるアルキレンオキシドは、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、イソブチレンオキシド、n−ブチレンオキシドから選ばれるアルキレンオキシドであり、これらは2種以上の併用しても良い。しかしながら、炭素数の大きいアルキレンオキシド単量体を用いると、得られるポリエーテル共重合体の耐油性、耐燃料油性が低下する傾向にあるので、本発明において好ましく用いられるアルキレンオキシドはエチレンオキシド、およびプロピレンオキシド、特に好ましくはエチレンオキシドである。
本発明のポリエーテル共重合体に用いられる架橋性オキシラン単量体単位の共重合割合は1〜10モル%、好ましくは1〜6モル%の範囲にある。架橋性オキシラン単量体単位が1モル%未満では本発明のポリエーテル共重合体を架橋する際に十分な架橋密度が得られず、結果として十分な物理的性質を有する架橋物を得ることができない。また、架橋性オキシラン単量体単位が10モル%を超えると、いわゆるスコーチの問題や耐熱性の低下を招く恐れがあり好ましくない。
更に、後述のハロゲン含有オキシラン単量体を架橋性オキシラン単量体として本発明のポリエーテル共重合体に適用する場合は、これを多量に共重合させると、可能な限りハロゲン含有化合物を用いないという本発明の主旨に反することとなるため、ハロゲン含有オキシラン単量体はできるだけ少ない方が良い。本発明において、ポリエーテル共重合体のハロゲン含有量は好ましくは7重量%以下である。
架橋性オキシラン単量体としては、本発明のポリエーテル共重合体を架橋せしめ得るオキシラン単量体であればいかなるものでも良く、例えばハロゲン含有オキシラン単量体、具体例としてエピクロルヒドリン、エピブロムヒドリン、エピヨードヒドリンなどのエピハロヒドリン類、p−クロロスチレンオキシド、ジブロモフェニルグリシジルエーテル、m−クロロメチルスチレンオキシド、p−クロロメチルスチレンオキシド、クロロ酢酸グリシジル、グリシド酸クロロメチルなどのエピハロヒドリン類以外のハロゲン置換オキシラン類、アリルグリシジルエーテル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、クロトン酸グリシジル、3,4−エポキシ−1−ブテンなどのエチレン性不飽和基含有オキシラン類、2,3−エポキシプロピル−2’,3’−エポキシ−2’−メチルプロピルエーテル、メタグリシド酸グリシジルエステル、グリシド酸メタグリシジルエステル、1,2,3,4−ジエポキシ−2−メチルブタンなどの下記一般式(1)および(2)で表される官能基を分子内に各1個有するジエポキシ化合物類などを挙げることができる。これら架橋性オキシラン単量体は2種以上を併用しても良い。
Figure 0004285216
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これら架橋性オキシラン単量体のうち、エピクロルヒドリン、エピブロムヒドリンなどのエピハロヒドリン類を本発明のポリエーテル共重合体に適用した場合の架橋剤としては、通常ハロゲン含有ゴムに用いられているものを適用することができ、例えばエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、p−フェニレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメートなどのアミン系架橋剤、エチレンチオウレア、1,3−ジエチルチオウレア、トリメチルチオウレアなどのチオウレア系架橋剤、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール−5−チオベンゾエートなどのチアジアゾール系架橋剤、2,4,6−トリメルカプト−1,3,5−トリアジン、1−ヘキシルアミノ−3,5−ジメルカプトトリアジン、1−ジブチルアミノ−3,5−ジメルカプトトリアジン、1−フェニルアミノ−3,5−ジメルカプトトリアジンなどのトリアジン系架橋剤、キノキサリン−2,3−ジチオカーボネート、6−メチルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネート、5,6−ジメチルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネートなどの2,3−ジメルカプトキノキサリン誘導体系架橋剤、ピラジン−2,3−ジチオカーボネート、5−メチル−2,3−ジメルカプトピラジン、5,6−ジメチル−2,3−ジメルカプトピラジン、5−メチルピラジン−2,3−ジチオカーボネートなどの2,3−ジメルカプトピラジン誘導体系架橋剤、ビスフェノールA、ビスフェノールAF、ビスフェノールSなどのビスフェノール系架橋剤などを挙げることができる。架橋剤の配合量は、ポリエーテル共重合体の100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.3〜5重量部である。この範囲未満の配合量では架橋が不十分となり、一方この範囲を超えると経済的でない。
また、通常これらの架橋剤と共に用いられる公知の促進剤(即ち、加硫促進剤)、遅延剤等を本発明のポリエーテル共重合体にもそのまま用いることができる。これらの加硫促進剤の例としては、硫黄、チウラムスフィド類、モルホリンスルフィド類、アミン類、アミンの弱酸塩類、塩基性シリカ、四級アンモニウム塩類、四級ホスホニウム塩類、多官能ビニル化合物、メルカプトベンゾチアゾール類、スルフェンアミド類、ジメチオカーバメート類等を挙げることができる。
遅延剤としてはN−(シクロヘキシルチオ)フタルイミド、有機亜鉛化合物、酸性シリカ、スルホンアミド化合物等を挙げることができる。促進剤または遅延剤の配合量は、ポリエーテル共重合体の100重量部に対して0〜10重量部、例えば0.1〜5重量部である。
なお、上記架橋剤と受酸剤を組み合わせることは好ましく、この場合用いられる受酸剤としては、例えば酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化バリウム、炭酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、生石灰、消石灰、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、フタル酸カルシウム、亜リン酸カルシウム、亜鉛華、酸化錫、リサージ、鉛丹、鉛白、二塩基性フタル酸鉛、二塩基性炭酸鉛、ステアリン酸錫、塩基性亜リン酸鉛、塩基性亜リン酸錫、塩基性亜硫酸鉛、三塩基性硫酸鉛、ゼオライト類、アルミノホスフェート型モレキュラーシーブ、層状ケイ酸塩、合成ハイドロタルサイト、Li−Al系包接化合物などを挙げることができる。受酸剤の配合量は、ポリエーテル共重合体の100重量部に対して0〜30重量部、例えば0.1〜10重量部である。
また、架橋性オキシラン単量体としてクロロメチルスチレンオキシド、クロロ酢酸グリシジル、グリシド酸クロロメチルなどのエピハロヒドリン類以外のハロゲン置換オキシラン類を本発明のポリエーテル共重合体に適用した場合は、上記エピハロヒドリン類を適用した場合に例示した架橋剤の他に、硫黄、活性硫黄放出型有機加硫剤、安息香酸アンモニウムなども架橋剤として例示することができる。また、これらの架橋剤を用いた場合においても、上記促進剤、遅延剤、受酸剤を用いることは任意である。
一方、架橋性オキシラン単量体としてアリルグリシジルエーテル、メタクリル酸グリシジルなどのエチレン性不飽和基含有オキシラン類を本発明のポリエーテル共重合体に適用した場合の架橋剤としては、通常ジエン系ゴムに用いられているものを適用することができ、例えば硫黄、テトラメチルチウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド、モルフォリンジスルフィドなどの硫黄系架橋(加硫)剤、パラベンゾキノンジオキシム、ベンゾイルキノンジオキシムなどのキノンジオキシム系架橋剤、ポリメチロールフェノール、アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂、臭化アルキルフェノールホルムアルデヒド樹脂などの樹脂系架橋剤、ジクミルパーオキシド、1,3−ビス(ter−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、n−ブチル−4,4−ビス(ter−ブチルパーオキシ)バレレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ter−ブチルパーオキシ)ヘキサンなどの有機過酸化物系架橋剤などを挙げることができる。これら架橋剤と、ジエン系ゴム用として公知の加硫促進剤、加硫促進助剤、架橋助剤、遅延剤を併用するのは任意である。
更に、上述のジエポキシ化合物類を本発明のポリエーテル共重合体に適用した場合の架橋剤としては、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸鉄などのアルキルジチオカルバミン酸塩系架橋剤、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、p−フェニレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメートなどのアミン系架橋剤、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィドなどの活性硫黄放出型有機加硫剤、アンモニウムベンゾエート、イソシアヌル酸、有機酸のアンモニウム塩類などを挙げることができる。また、この場合においても架橋促進剤、遅延剤を用いることは任意であり、促進剤の例としては、イミダゾール類、オニウム塩類、遅延剤の例としては無水フタル酸などを挙げることができる。
本発明のポリエーテル共重合体には、当該技術分野で通常用いられている上記以外の配合剤、例えば、滑剤、充填剤、補強剤、可塑剤、老化防止剤、加工助剤、難燃剤、発泡剤、発泡助剤、導電剤、帯電防止剤、顔料、粘着付与剤などを必要に応じて任意に配合できる。さらに、当該技術分野で通常行われている、ゴム、樹脂等のブレンドを行うことも可能である。
本発明によるポリエーテル共重合体を用いてゴム製品を製造するには、従来ポリマー加工の分野において用いられている任意の混合手段、例えばミキシングロール、バンバリーミキサー、各種ニーダー類等を用いて架橋剤他の配合剤を混合し、これを架橋することにより得ることができる。架橋に要する温度、および時間はポリエーテル共重合体に用いられた架橋性オキシラン化合物、架橋剤などにより適宜設定されるが、通常は温度100〜250℃、時間0.5〜300分の範囲内にある。架橋成型の方法としては、金型による圧縮成型、射出成型、スチーム缶、エアーバス、赤外線或いはマイクロウェーブによる加熱等任意の方法を用いることができる。
このようにして得られた本発明によるポリエーテル共重合体の架橋物は、エピクロルヒドリン系ゴムに代表されるポリエーテル系ゴムが使用されている分野に広く応用することができる。例えば、自動車用などの各種燃料系積層ホース、エアー系積層ホース、チューブ、ベルト、ダイヤフラム、シール類等ゴム材料や、OA機器に用いられる帯電ロール、転写ロールなどの半導電性ゴム部品、一般産業用機器・装置等のゴム材料として有用である。なかでも本発明によるポリエーテル共重合体の優れた耐熱性、耐油性などを活かして、特に自動車用ゴム部品への応用が期待される。
さらに、本発明のポリエーテル共重合体はその化学構造上、ハロゲン原子をほとんど含んでいないか、あるいは全く含んでいないので、例えば燃焼によるハロゲン含有ガスの発生といった環境汚染を低減することが可能である。
以下、本発明を実施例、比較例により具体的に説明する。但し、本発明はその要旨を逸脱しない限り以下の実施例に限定されるものではない。
重合用触媒の製造
攪拌機、温度計、およびコンデンサーを備えた三つ口フラスコにトリブチル錫クロライド10g、およびトリブチルフォスフェート35gを投入し、窒素気流下に攪拌しながら250℃で20分間加熱して留出物を留去させ、残留物として室温で固体状の縮合物を得た。以降これを重合用触媒として使用した。
重合体の分析
以下の実施例で得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は1H−NMRスペクトルにより求めた。また、ポリエーテル共重合体のムーニー粘度(ML1+4)は、JIS K 6300に記載の方法に従い、Lローターを用いて100℃で測定を行った。
(実施例1)
内容量20Lのジャケット付きステンレス製反応器の内部を窒素置換し、上記縮合物触媒8g、フェニルグリシジルエーテル828g、エピブロムヒドリン57g、および溶媒としてノルマルヘキサン4124gを仕込み、エチレンオキシド490gはフェニルグリシジルエーテルの重合率をガスクロマトグラフィーで追跡しながら、逐次添加した。反応温度を30℃に維持したまま8時間後に水10gを加えて重合反応を停止した。デカンテーションにより粒子状の重合体を取り出した後、減圧下、80℃で8時間乾燥してポリエーテル共重合体1211gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位33モル%、エチレンオキシド単位65モル%、エピブロムヒドリン単位2モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は45であった。
(実施例2)
重合時の仕込み量を、縮合物触媒9g、フェニルグリシジルエーテル1062g、アリルグリシジルエーテル76g、エチレンオキシド312g、およびノルマルヘキサン4350gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体1159gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位46モル%、エチレンオキシド単位モル51%、アリルグリシジルエーテル単位3モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は48であった。
(実施例3)
重合時の仕込み量を、縮合物触媒9g、フェニルグリシジルエーテル840g、アリルグリシジルエーテル102g、エチレンオキシド596g、およびノルマルヘキサン4615gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体1320gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位30モル%、エチレンオキシド単位67モル%、アリルグリシジルエーテル単位3モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は44であった。
(実施例4)
重合時の仕込み量を、縮合物触媒10g、フェニルグリシジルエーテル672g、アリルグリシジルエーテル128g、エチレンオキシド854g、およびノルマルヘキサン4812gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体1511gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位17モル%、エチレンオキシド単位79モル%、アリルグリシジルエーテル単位4モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は72であった。
(実施例5)
重合時の仕込み量を、縮合物触媒9g、フェニルグリシジルエーテル825g、プロピレンオキシド184g、アリルグリシジルエーテル86g、エチレンオキシド323g、およびノルマルヘキサン4254gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体1116gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位31モル%、プロピレンオキシド単位20モル%、エチレンオキシド単位46モル%、アリルグリシジルエーテル単位3モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は42であった。
(実施例6)
架橋性オキシラン単量体の合成
攪拌機を取り付けた容量3Lのセパラブルフラスコにアリルアルコール484g、およびメタアリルクロリド820gを投入し、内容液の温度を90℃以下に維持しながら、48%水酸化ナトリウム水溶液900gを滴下ロートを用い2時間かけて滴下した。反応温度を80℃に保持したまま更に反応を2時間継続し、室温まで冷却した後分液ロートを用いて有機層のみを取り出した。得られた有機層を2回水洗し蒸留することにより、ガスクロマトグラフィーで測定した純度96%のアリル−2−メチルプロペニルエーテル630gを得た。
次いで、得られたアリル−2−メチルプロペニルエーテル400g、ジクロロメタン1200g、トリオクチルメチルアンモニウムクロリド70gを攪拌機を取り付けた容量5Lのセパラブルフラスコに投入し、内容液の温度を30℃以下に維持しながら、有効塩素13%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液3000gを滴下ロートを用い3時間かけて滴下した。反応温度を30℃に保持したまま更に反応を2時間継続し、室温まで冷却した後分液ロートを用いて有機層のみを取り出した。得られた有機層を1%チオ硫酸ナトリウム水溶液100ml、15%硫酸ナトリウム水溶液100mlで順次洗浄し減圧下で蒸留することにより、ガスクロマトグラフィーで測定した純度98%の2,3−エポキシプロピル−2’,3’−エポキシ−2’−メチルプロピルエーテル195gを得た。
ポリエーテル共重合体の合成
重合時の仕込み量を、縮合物触媒9g、フェニルグリシジルエーテル885g、2,3−エポキシプロピル−2’,3’−エポキシ−2’−メチルプロピルエーテル121g、エチレンオキシド445g、およびノルマルヘキサン4353gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体995gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位32モル%、エチレンオキシド単位65モル%、2,3−エポキシプロピル−2’,3’−エポキシ−2’−メチルプロピルエーテル単位3モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は47であった。
(実施例7)
架橋性オキシラン単量体の合成
ジクロロメタン2800g、3−クロロ過安息香酸618gを攪拌機を取り付けた容量5Lのセパラブルフラスコに投入した。別途作成したクロロメチルスチレン450gをジクロロメタン1250g中に溶解させた溶液を、内容液の温度を5℃以下に維持しながら、滴下ロートを用い3時間かけて滴下した。反応温度を20℃に上げ、更に反応を24時間継続した。固形物を濾過により除去した後、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液200ml、15%硫酸ナトリウム水溶液300mlで順次洗浄し減圧下で蒸留することにより、ガスクロマトグラフィーで測定した純度99%のクロロメチルスチレンオキシド279gを得た。
ポリエーテル共重合体の合成
重合時の仕込み量を、縮合物触媒9g、フェニルグリシジルエーテル875g、クロロメチルスチレンオキシド125g、エチレンオキシド447g、およびノルマルヘキサン4341gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体1181gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位34モル%、エチレンオキシド単位63モル%、クロロメチルスチレンオキシド単位3モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は39であった。
(実施例8〜14、比較例1〜3)
参考例1(比較例1に用いたポリエーテル共重合体の合成)
重合時の仕込み量を、縮合物触媒8g、フェニルグリシジルエーテル1233g、アリルグリシジルエーテル57g、エチレンオキシド108g、およびノルマルヘキサン4194gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体996gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、フェニルグリシジルエーテル単位73モル%、エチレンオキシド単位モル22%、アリルグリシジルエーテル単位4モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は38であった。
参考例2(比較例2に用いたポリエーテル共重合体の合成)
重合時の仕込み量を、縮合物触媒12g、プロピレンオキシド787g、アリルグリシジルエーテル152g、エチレンオキシド819g、およびノルマルヘキサン4106gとした以外は実施例1と同様の手順でポリエーテル共重合体1670gを得た。得られたポリエーテル共重合体の共重合組成は、プロピレンオキシド単位40モル%、エチレンオキシド単位56モル%、アリルグリシジルエーテル単位4モル%であった。また、100℃で測定したムーニー粘度は61であった。
性能試験用架橋物の作成に用いた配合材料
ポリエーテル共重合体架橋物の作成に用いた配合剤は以下の通りである。
カーボンブラック:「シーストSO」、東海カーボン株式会社製
炭酸カルシウム:軽質炭酸カルシウム「赤玉」、白石工業株式会社製
可塑剤:「アデカサイザーRS−107」、旭電化工業株式会社製
滑剤:「スプレンダーR−300」、花王株式会社製
NBC:老化防止剤、「ノクラックNBC」、大内新興化学株式会社製
MB:老化防止剤、「ノクラックMB」、大内新興化学株式会社製
受酸剤:酸化マグネシウム、「キョーワマグ150」、協和化学工業株式会社製
亜鉛華:加硫促進助剤、
硫黄:加硫剤、加硫促進剤
ETU:加硫剤、エチレンチオウレア
DM:加硫促進剤、「ノクセラーDM」、大内新興化学株式会社製
TS:加硫促進剤、「ノクセラーTS」、大内新興化学株式会社製
SS:加硫遅延剤、「ノクタイザーSS」、大内新興化学株式会社製
TRA:加硫剤、「ノクセラーTRA」、大内新興化学株式会社製
その他配合剤:ステアリン酸、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム
ECO:比較例3に用いたエピクロルヒドリン系ゴム、「エピクロマーC」、ダイソー株式会社製
GECO:比較例4に用いたエピクロルヒドリン系ゴム、「エピクロマーCG−105」、ダイソー株式会社製
(実施例8〜14、比較例1〜3)性能試験用架橋物の作成手順
120℃に設定した容量1リットルのニーダー中でポリエーテル共重合体100重量部を1分間素練りした後、表1に示したA練り配合剤を表1に示した配合量で投入した。これらを5分間混練した後ニーダーより取り出し、70℃に設定した7インチロールでシート化してゴムのA練りシートを作成した。
次いで、70℃に温度設定した7インチロールを用い、上記ゴムのA練りシートへ表1に示したB練り配合剤を表1に示した配合量で加え約5分間混練することにより、ゴムのB練りロールシートを作成した。
このB練りロールシートを170℃に温度設定したプレスで15分間加熱、加圧することにより、2mm厚の架橋ゴムシートを成形し、打ち抜き型により打ち抜いて、JIS K 6251に示されるダンベル状3号形試験片を得た。実施例8、13、14、比較例3については、2mm厚の架橋ゴムシートを実施例8、14、比較例3は150℃、実施例13は170℃に温度設定したオーブン中で2時間熱処理(いわゆる二次加硫)を行ってから試験片を得た。
性能試験
実施例8〜14、および比較例1〜3で得られた各試験片に対し、JIS K 6251に記載の方法に従って引張試験を行った。JIS K 6257に記載の加硫ゴムの老化試験は、表2中に記載の条件でセル形オーブン法で行った。耐潤滑油性、および耐燃料油性は、試験用潤滑油No.3油、試験用エンジンオイル(BP Reference Engine Oil C.20 5W-40)および試験用燃料油Cを用い、表2中に記載の条件でJIS K 6258の方法に従って評価した。低温特性の評価はJIS K 6261に記載の衝撃ぜい化温度を測定することにより行った。試験結果を表2に示す。
Figure 0004285216
Figure 0004285216
(実施例15、比較例4)性能試験用架橋物の作成手順
120℃に設定した容量1リットルのニーダー中でポリエーテル共重合体100重量部を1分間素練りした後、表3に示したA練り配合剤を表3に示した配合量で投入した。これらを5分間混練した後ニーダーより取り出し、70℃に設定した7インチロールでシート化してゴムのA練りシートを作成した。
次いで、70℃に温度設定した7インチロールを用い、上記ゴムのA練りシートへ表3に示したB練り配合剤を表3に示した配合量で加え約5分間混練することにより、ゴムのB練りロールシートを作成した。
このB練りロールシートを170℃に温度設定したプレスで15分間加熱、加圧することにより、2mm厚の架橋ゴムシートを成形した。成形したゴムシートは性能試験を行うまで温度23℃、湿度50%RHに調節した恒温恒湿槽内で24時間状態調節し、同恒温恒湿槽内で性能試験を行った。
性能試験
実施例15、および比較例4で得られた各試験片に対し、体積固有抵抗率の測定を行った。測定は絶縁抵抗計(三菱油化(株)製、ハイレスタHP)を用い、電圧を10V印加し、1分後の抵抗値を読み取り体積固有抵抗値を算出した。測定結果は表3に併記した。
Figure 0004285216
実施例、および比較例で得られた各ポリエーテル共重合体架橋物の評価は次の通りである。表1中、実施例8〜14の組成物はエピクロルヒドリンのようなハロゲン含有化合物を少量しか用いないか、あるいは全く用いることなくエピクロルヒドリン系ゴムを用いた比較例3の組成物と比較しても遜色のない耐熱性、耐油性、低温特性を有しており、また耐エンジンオイル性についてはエピクロルヒドリン系ゴムより優れた性能を有していることが、表2の性能試験結果より明らかである。
これに対し、フェニルグリシジルエーテル単位が本発明の範囲から外れたポリエーテル共重合体を用いた比較例1の組成物では耐熱性、耐油性は良好なものの、ゴム材料として十分な低温特性が得られない。フェニルグリシジルエーテルの替わりにプロピレンオキシドを共重合させたポリエーテル共重合体を用いた比較例2の組成物では、低温特性に優れているものの、耐熱性、耐油性に劣る。
また、表3中、実施例15の架橋物はエピクロルヒドリン系ゴムを用いた比較例4と同様に、一般的に半導電領域と呼ばれる体積固有抵抗率を有している。なお、ゴム材料における半導電領域とは通常106〜1010Ω・cm程度の範囲である。
本発明のポリエーテル系共重合体は以上のように構成されており、その架橋物は優れた耐熱性、耐油性、半導電性を併せ持っている。従って、エピクロルヒドリン系ゴムに代表されるポリエーテル系ゴムが使用されている分野に広く応用することができる。例えば、自動車用などの各種燃料系積層ホース、エアー系積層ホース、チューブ、ベルト、ダイヤフラム、シール類等ゴム材料や、電気・電子機器用ゴム部品、OA機器に用いられる帯電ロール、転写ロールなどの半導電性ゴム部品、一般産業用機器・装置等のゴム材料として有用である。なかでも本発明によるポリエーテル共重合体の優れた耐熱性、耐油性などを活かして、特に自動車用ゴム部品への応用が期待される。
さらに、本発明のポリエーテル共重合体はその化学構造上、ハロゲン原子をほとんど含んでいないか、あるいは全く含んでいないので、例えば燃焼によるハロゲン含有ガスの発生といった環境汚染を低減することが可能となる。

Claims (9)

  1. (a)フェニルグリシジルエーテル単位6〜69モル%、(b)エチレンオキシド、プロピレンオキシド、イソブチレンオキシド、n−ブチレンオキシドから選ばれるアルキレンオキシド単位30〜90モル%、および(c)架橋性オキシラン単量体単位1〜10モル%からなり、かつ100℃で測定したムーニー粘度(ML1+4)が10〜200の範囲内にあることを特徴とするポリエーテル系共重合体。
  2. ハロゲン含有量が7重量%以下である請求項1に記載のポリエーテル系共重合体。
  3. (b)アルキレンオキシド単位がエチレンオキシド単位である請求項1または2に記載のポリエーテル系共重合体。
  4. (a)フェニルグリシジルエーテル単位が15〜50モル%の範囲内にある請求項1から3のいずれかに記載のポリエーテル系共重合体。
  5. (c)架橋性オキシラン単量体がハロゲン含有オキシラン単量体である請求項1から4のいずれかに記載のポリエーテル系共重合体。
  6. 架橋性オキシラン単量体がエチレン性不飽和基を有するオキシラン単量体である請求項1から4のいずれかに記載のポリエーテル系共重合体。
  7. 架橋性オキシラン単量体が下記一般式(1)および(2)で表される官能基を分子内に各1個有するジエポキシ化合物である請求項1から4のいずれかに記載のポリエーテル系共重合体。
    Figure 0004285216
    Figure 0004285216
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のポリエーテル系共重合体を架橋してなる架橋物。
  9. 請求項8に記載の架橋物からなる自動車用ゴム部品。
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