JP4285147B2 - 車両用スロープの構造 - Google Patents

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本発明は、車イス等で車両に乗降するときに用いる車両用スロープの構造に関する。
路線バス等の車両には、車イスの利用者や補助者(介護者)が大きな負担を強いられることなく、安全に搭乗できるように、数々のバリアフリー用装備を備えている。例えば、ノーステップバスやワンステップバスの場合、「スロープ」と呼ばれる部品を有しており、使用時には、バスの乗降口と路面との間にスロープを架け渡し、車イスの利用者がスムーズかつ安全に乗降できるようにしている。
特開2002−209944号公報(第3−4頁、第1−3図)
車イスの利用者の更なる負担軽減のために、スロープ31を路面34又は歩道35へ架け渡す場合、スロープ31の長さ(I)の短縮、車両32のステップ高さ(II)の引き下げ、スロープ31の角度(III)を緩くする必要がある(図5参照)。このなかでステップ高さ(II)については、車両32の高さを低くすると、走破性の悪化等との兼ね合いがあるため、車両32の底面33の高さ(床下地上高)を更に低く設定することが難しく、自ずとステップ高さ(II)も所定の高さ以上に制限される。従って、スロープ31の傾斜面を緩くして車イスの利用者の負担軽減と、スロープ31の路面34への架け渡し、格納作業の取扱い容易化が必要になる。
図6に、従来の車両用スロープの概略を図示する。
従来の車両用スロープである着脱式スロープ36の構成を簡単に説明すると、着脱式スロープ36は、車両側から路面34へ掛け渡す通路となるスロープ31と、スロープ31を格納する格納部37とからなり、スロープ31を出し入れする格納部37の出入口には蓋38が備えられ、スロープ31の取り出し時に開き、不使用時に閉じるようにしている。
着脱式スロープ36には、スロープ31を格納する格納部37が必要であり、この格納部37を車両の床面に設けた場合、車両の床面39が路面34から高い位置となってしまう(図5におけるステップ高さ(II)が高い位置となる。)。そして、スロープ31は、車両の床面39から路面34へ架け渡す構成であるため、スロープ31の傾斜が大きくなってしまう(図6(a)参照)。
このような構成の着脱式スロープ36は、スロープ31の長さを長くすれば、スロープ31の傾斜を緩やかにすることが可能である。しかしながら、スロープ31の角度を緩やかな傾斜にするために、スロープ31の長さを長くした場合、スロープ31の格納性、使用時にある程度のスペースが必要、及び車イスの利用者の傾斜移動距離が長くなるおそれがある。又、スロープ31自体は、その強度及び幅を所定以上のものに確保する必要があることから、スロープ31を長くすると自重が大きなものとなり、スロープ31設置時における取り扱いが不便となるおそれもある。
そこで、スロープ31を車両の床面39より低い位置、具体的には、スロープ31を格納する格納部37の底面33側から路面34へスロープ31を架け渡す構成が考えられる(図6(b)参照)。しかし、この場合、車両の床面39とスロープ31の車両側上端部との間に段差が生じ、スロープ31自体の傾斜は緩やかになるとは言え、この段差が、車イスの車両への乗降に大きな障害となる。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、路面から車両の床面への通路を、段差なく、緩やかな傾斜を確保すると共に、スロープの路面への架け渡し、格納作業の取り扱いを容易にする車両用スロープの構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の請求項1に係る車両用スロープの構造は、
車両の乗降口の下部から路面に架け渡される引出し式のスロープと、前記車両の乗降口の下部に配設され、前記スロープを格納可能である箱型筐体と、同箱型筐体の上面の一部又は全部が傾斜する可倒部を有した前記車両の床面となり、前記箱型筐体の下部から路面へ前記スロープを架け渡し時には、前記可倒部が傾斜して前記スロープに連なる通路を形成すると共に、前記スロープの格納時には、前記可倒部を押上げて支持する支持部材を有し、前記支持部材は、前記箱型筐体可倒部の下面側の両側端部の車両外壁部近傍に設けられ、車両外壁から内側に向かって傾斜した傾斜面、同傾斜面に続いて前記可倒部と略平行面をなす部分に窪みを有したローラ受け部と、前記スロープ格納時における前記ローラ受け部の前記窪みの位置に対応して、前記スロープの上面側の両側端部の車両外壁部近傍に突設され、同突設の上端にローラを備えた支持ローラ部とを備え、前記スロープ格納時、前記突設の上端の前記ローラが、前記ローラ受け部の傾斜に沿って転動し、前記可倒部を押し上げて、前記窪みに嵌入し前記可倒部を支持することを特徴としている。従って、傾斜面をローラが転動しながら可倒部を押上げるので、滑らかな動作となり、操作性がよくなると共に、支持ローラ部がローラ受け部の窪みに入り込むので、可倒部が安定する。
上記課題を解決する本発明の請求項2に係る車両用スロープの構造は、
請求項1の構造において、
箱型筐体側には、スロープの引出し時にスロープを掛止する掛止部材が、箱型筐体下部のスロープの出入口近傍に備えられ、スロープ側には、上記掛止部材に対応する被掛止部材が、スロープの車両内側の端部に備えられているので、スロープ引き出し時、スロープが固定され、使用時の安全性が確保される。
更に、スロープの取扱い者が、スロープを箱型筐体から引き出すだけで、スロープが箱型筐体出入口近傍に掛止めされるので、スロープの取扱い者はスロープの引き出し量を気にしないですむため、公道上の歩行者、自転車等への注意が集中でき、作業時の安全性が向上する。
上記課題を解決する本発明の請求項に係る車両用スロープの構造は、
前記スロープの車両内側の端部には、滑動用ローラが備えられ、前記スロープの路面への架け渡し、又は前記箱型筐体への格納時の前記箱型筐体との摺動摩擦を低減させたことを特徴とする車両用スロープの構造で、スロープの車両内側の端部には滑動用ローラが備えられたので、スロープの箱型筐体内での摺動摩擦が軽減され、スロープ取扱者の負担が軽減される。
本発明に係る車両用スロープの構造は、スロープを箱型筐体へ格納する時に、箱型筐体の可倒部を押上げて、支持する支持部材を有しており、スロープの前端上面側及び可倒部の下面側にそれぞれ設けられている。これらの支持部材は、スロープの格納時には、スロープ側の支持部材が可倒部側の支持部材を押上げて、しっかりと支持する構造であり、又、スロープの引出し、押入れ時には、互いに滑らかにスライドできる構造である。
又、支持部材を、スロープの前端上面側のみ、又は、可倒部の下面側のみに設け、スロープの格納時には可倒部を支持可能であり、スロープの引出し、押入れ時にはスライド可能である構造にしてもよい。
なお、上記引出し式スロープは、手動又は電動によりスライド可能である。
本発明の請求項1においては、箱型筐体の底部よりスロープを路面に架け渡し、箱型筐体上面の可倒部が傾斜して、スロープと連なる通路を形成し、緩やかな傾斜の車両用スロープを形成すると共に、スロープ格納時に、傾斜した可倒部を押上げる支持部材を有しているので、スロープ利用者に対する負担の軽減ができると共に、スロープは車イス、車イスの利用者、場合によっては介護者が乗っても耐えられる強度を有するにはスロープ自体の重さも大きくなるので、スロープ格納時に傾斜した可倒部を押上げる支持部材を有していることは、スロープ取扱い作業者(一般的にはバスの運転手)の取扱い負担の軽減が可能となる。
又、支持部材が車両外側から内側に向かって傾斜した傾斜面、同傾斜面に続いて窪みを有したローラ受け部と、スロープ格納時におけるローラ受け部の窪みの位置に対応して、スロープの上面側の両側端部の車両外壁部近傍に突設され、上端にローラを備えた支持ローラ部とを備え、スロープ格納時、上端のローラが、傾斜に沿って転動し、前記可倒部を押し上げて、ローラ受け部の窪みで可倒部を支持する構造なので、前記箱型筐体の上面の可倒部を押上げる際の抵抗を低減でき、取扱いの容易化が図れると共に、支持ローラ部のローラはローラ受け部の窪みで箱型筐体上面の可倒部に乗った乗客の重量を受けるようにしたため、ローラと窪みとの当接面積が増えて、ローラの耐久性が向上する。
本発明の請求項2においては、スロープの引き出し時に、スロープ出入口近傍に、スロープの車両内側の端部を掛止する構造なので、スロープ取扱い作業者は公道にて歩行者、自転車、バイク等に気をつけなければならず、スロープの引き出し量を気にしないですみ(スロープを引き出しすぎると、箱型筐体から落ちる)、取扱いの容易化が図れると共に、スロープ取扱い作業時の安全性も向上できる。
本発明の請求項においては、スロープの車両内側の端部には、滑動用ローラが装着されているので、スロープの路面への架け渡し、又は格納箱への格納時に、格納箱との摺動摩擦を低減させ、スロープの取扱いの容易化が図れる。
図1は、本発明に係る車両用スロープの構造の実施形態の一例として、手動引出し式スロープの構造を示す斜視図である。図1では、その構成がわかりやすいように、ボデー側はボデーフレーム部分のみを図示した。
又、図2は、図1のA−A線矢視断面図であり、図3は、スロープ格納時における図1のA−A線矢視断面図に該当する図であり、図4は、図3のB−B線矢視断面図である。
これらの図1乃至図4を用いて、本実施例を詳細に説明する。
本発明に係る車両用スロープであるスロープユニット1は、1つのユニットとして構成されており、例えば、大中型バスの場合、車両側面の乗降口の部分に設けられ、車幅方向外方にスロープ2を引出して用いる。スロープユニット1は、図1に示すように、車両の車幅方向外方へスライド可能に支持され、車両側から路面16へ架け渡す手動引出し式のスロープ2と、車両の床面に配設され、不使用時にスロープ2を格納可能である箱型形状の格納箱部3(箱型筐体)とからなり、スロープ2を出し入れする格納箱部3の出入口には、蝶番14により開閉自在に支持された蓋4が備えられている。
スロープ2は、アルミニウム等の軽量の金属等から形成されているが、少なくとも、車イスとそれを利用する利用者及び場合によっては介護者の重量に耐えられるような耐荷重性を有する。又、スロープ2の車イスの通過面には、車イスのタイヤが滑らないように、ゴム等の滑り止めが貼設されている。更に、スロープ2は、車イスが通過可能な幅を有すると共に、車イスがスロープ2から脱輪しないように、所定の高さを有する脱輪防止壁2aがスロープ2の両側端部に設けられている。スロープ2は引出し式の構造であり、又、スロープ2の下面側で車両内側の端部に回転自在のローラ13(図2、図3参照)を設けているので、格納箱部3からスロープ2を出し入れする際には、スロープ2自体に重量がある場合でも、容易に設置、格納作業を行なうことができる。又、スロープ2の引出し時には、格納箱部3のスロープ2の出入口近傍の底面側に設けられたストッパ18(掛止部材)が、ストッパ18に対応して、スロープ2の後端下部に設けられたフック17(被掛止部材)を掛止して、スロープ2を動かないように固定して、使用時の安全性を確保している。更に、スロープ引き出し作業時、作業者はスロープの引き出し量を気にしないですむため、公道上の歩行者、自転車等への注意が集中でき、作業時の安全性も向上する。
格納箱部3は、その上面がボデー9側の床面と略同一平面となる固定床部5と、スロープ2の使用時には、先端側が下方に傾斜して、スロープ2から固定床部5への段差のない緩やかな傾斜の通路を形成する可倒床部6(可倒部)とを有している。可倒床部6の車両内部側の端部は、蝶番7により回転自在に固定床部5に支持されて、可倒床部6が傾斜可能な構造となっている。又、スロープ2の不使用時、つまり、通常の場合には、可倒床部6は固定床部5と共に、車両の床面として機能する。なお、本実施例では、格納箱部3の上面の一部を可倒構造としたが、格納箱部3の上面の全部を傾斜可能な可倒構造とし、スロープ2から車両の床面への段差のない緩やかな傾斜の通路を形成するようにしてもよい。
つまり、スロープ2の引出し時には、スロープ2を格納箱部3の底面側から路面16へ架け渡すことで、車両の床面より低い位置から路面16へスロープ2を架け渡すこととなり、スロープ2の傾斜を緩やかにすることができる。又、このように車両の床面より低い位置からスロープ2を架け渡す構造であるため、スロープ2の長さも長くする必要がなくなる。更に、可倒床部6を傾斜させ、スロープ2の後部に上方から重なり合うように配置することで、可倒床部6がスロープ2へ連なり、スロープ2と車両の床面との段差を解消して、スロープ2から固定床部5への段差のない緩やかな傾斜面を形成することができる。従って、上記構造により、路面16から車両の床面への段差のない緩やかな傾斜面の通路を形成することとなり、車イスでの車両への乗り入れを容易にすることができる。なお、スロープ2を路面16上の車道より一段高くなっている歩道等に架け渡す場合には、より緩やかな傾斜の通路となる。
ボデー9側のボデーフレームは、スロープユニット1を配設する部分において、予め、スロープユニット1の形状に応じた枠形状のボデーフレームが形成されており、ボデー9側の枠形状のボデーフレームの内側に、スロープユニット1を上方から嵌め込むように配設している。又、ボデー9側のボデーフレームには、支持フレーム10、11が下方から固着されており、スロープユニット1は、その下面側において、支持フレーム10、11により支持、固定されている。又、格納箱部3には、ボデー9側のボデーフレームと重なるフランジ8が、格納箱部3の床面側(格納箱部3の上面側)の周縁部に、格納箱部3と一体となるように形成されており、このフランジ8をシール材を介して、ボデー9側のボデーフレームへ密接させて、スロープユニット1とボデー9側との間のシール性を向上させている。
蓋4は、スロープ2の使用時には開き、不使用時には閉じて、ロックされ、走行時等に容易に開かないような構造になっている。又、蓋4の内側には軟質弾性部材等が貼着されたシール構造が設けられており、格納箱部3の内部に砂、ほこり、水等が容易に侵入しないようになっている。
上記スロープユニット1は、スロープ2を格納箱部3へ格納する時に、格納箱部3の可倒床部6を押上げて、支持する支持部材を有しており、スロープ2を格納箱部3に格納した状態において、スロープ2の車両外壁側上面の両側端部に設けられた支持ローラ部12と、可倒床部6の下面側の両側端部であり、スロープ格納時の支持ローラ部12に対応した位置に設けられたローラ受け部15が支持部材を構成する。ローラ受け部15には、支持ローラ部12のローラを受ける窪みが形成されており、ローラが窪みに嵌入し、ローラを面で受けるようになっている(図2(b)参照)。スロープ2の格納時に、支持ローラ部12をローラ受け部15が安定するように受け止めることで、可倒床部6を確実に支持する構造である。又、これらの支持部材(支持ローラ部12、ローラ受け部15)には、可倒床部6を支持する十分な耐荷重性があり、通常時(スロープ2の不使用時)に車両の床面となる可倒床部6上の乗客の荷重に耐えうる強度を有している。支持ローラ部12のローラは回転自在であり、スロープ2の引出し時には、ローラが回転して、ローラ受け部15の窪みからスムーズに引き出せるようになっている。又、スロープ2の押入れ時には、ローラ受け部15の車両外壁側に外壁側から内側に向かって傾斜した面で形成された傾斜面を利用して、支持ローラ部12のローラがローラ受け部15、即ち、可倒床部6を押上げて、可倒床部6を通常の位置に復元する機能を持つ(図3の一点鎖線内の図参照)。
つまり、支持部材(支持ローラ部12、ローラ受け部15)は、スロープ2の格納時には、可倒床部6を確実に固定する構造であり、スロープ2の引出し、押入れ時には、互いに滑らかにスライドして、可倒床部6を傾斜可能にしたり、可倒床部6を押上げて傾斜前の位置へ戻したりできる構造である。なお、本実施例では、回転するローラを用いて、スライド機能を実現しているが、ローラの替わりに滑り構造等を用いてもよい。又、スロープ2を格納箱部内部に確実に固定する固定部材を設け、支持部材による可倒床部6の支持を、より確実なものとしてもよい。
以上説明してきたように、上記実施例では、路線バス等の大中型バスに使用される場合を想定して本発明を説明しているが、本発明は大中型バスのみに限定されるものではなく、小型バスや乗用車などにも適用可能である。又、本発明に係る車両用スロープの構造は、手動の引出し式スロープだけではなく、電動の引出し式スロープへの適用も可能である。
本発明に係る車両用スロープの構造の実施形態の一例として、手動引出し式スロープの構造を示す斜視図である。 図1に示した手動引出し式スロープのA−A線矢視断面図である。 スロープ格納時における図1の手動引出し式スロープのA−A線矢視断面に該当する図である。 図3に示した手動引出し式スロープのB−B線矢視断面図である。 スロープの長さ、高さ、角度の規制を説明する図である。 従来の車両用スロープの概略図である。
符号の説明
1 スロープユニット
2 スロープ
2a 脱輪防止壁
3 格納箱部
4 蓋
5 固定床部
6 可倒床部
7 蝶番
8 フランジ
9 ボデー
12 支持ローラ部
13 ローラ
14 蝶番
15 ローラ受け部
16 路面
17 フック
18 ストッパ

Claims (3)

  1. 車両の乗降口の下部から路面に架け渡される引出し式のスロープと、前記車両の乗降口の下部に配設され、前記スロープを格納可能である箱型筐体と、同箱型筐体の上面の一部又は全部が傾斜する可倒部を有した前記車両の床面となり、前記箱型筐体の下部から路面へ前記スロープを架け渡し時には、前記可倒部が傾斜して前記スロープに連なる通路を形成すると共に、前記スロープの格納時には、前記可倒部を押上げて支持する支持部材を有し、
    前記支持部材は、前記箱型筐体可倒部の下面側の両側端部の車両外壁部近傍に設けられ、車両外壁から内側に向かって傾斜した傾斜面、同傾斜面に続いて前記可倒部と略平行面をなす部分に窪みを有したローラ受け部と、前記スロープ格納時における前記ローラ受け部の前記窪みの位置に対応して、前記スロープの上面側の両側端部の車両外壁部近傍に突設され、同突設の上端にローラを備えた支持ローラ部とを備え、前記スロープ格納時、前記突設の上端の前記ローラが、前記ローラ受け部の傾斜に沿って転動し、前記可倒部を押し上げて、前記窪みに嵌入し前記可倒部を支持することを特徴とする車両用スロープの構造。
  2. 請求項1記載の車両用スロープの構造において、
    前記箱型筐体下部の前記スロープ出入口近傍には、前記スロープの引出し時に前記スロープを掛止めする掛止部材が配設され、前記スロープの車両内側の端部には、被掛止部材が備えられたことを特徴とする車両用スロープの構造。
  3. 請求項1記載の車両用スロープの構造において、
    前記スロープの車両内側の端部には、滑動用ローラが備えられ、前記スロープの路面への架け渡し、又は前記箱型筐体への格納時の前記箱型筐体との摺動摩擦を低減させたことを特徴とする車両用スロープの構造。
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